JPH01126789A - 携帯可能媒体 - Google Patents

携帯可能媒体

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JPH01126789A
JPH01126789A JP62285920A JP28592087A JPH01126789A JP H01126789 A JPH01126789 A JP H01126789A JP 62285920 A JP62285920 A JP 62285920A JP 28592087 A JP28592087 A JP 28592087A JP H01126789 A JPH01126789 A JP H01126789A
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JP
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circuit
voltage
clock
cpu
battery
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JP62285920A
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English (en)
Inventor
Kiyoyoshi Nara
精悦 奈良
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07766Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement
    • G06K19/07769Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement the further communication means being a galvanic interface, e.g. hybrid or mixed smart cards having a contact and a non-contact interface

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえばCPU、データメモリ、内部電池
などを内蔵し、電卓、時刻表示などのカード単体で用い
たり、端末機に挿入することにより用いる多機能ICカ
ードなどの携帯可能媒体に関する。
(従来の技術) 従来、CPU、データメモリ、内部ノくメモリなどを内
蔵し、キーボード、表示部などを有し、電卓、時刻表示
などでカード単体で用いたり、端末機に挿入することに
より用いられる多機能のICカードが開発されている。
このようなICカードにおいて、内部ノ<・メモリの低
下を検知する低下検知回路を内部に具備している。この
ような低下検知回路としては、上記内部バッテリからの
電圧によりツェナーダイオードを用いて発生される基準
電圧と、上記内部ノ(・メモリからの電圧を抵抗で分圧
した被検査電圧とを比較し、被検査電圧が基準電圧より
低下した際、)くメモリアラーム信号を出力するものが
考えられている。
ところが、このようなものでは、被検査電圧を作成する
抵抗の抵抗値のばらつきにより、ノ(・メモリの低下検
知点か異なり、正確な検知点で検知を行なうことができ
ないという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、電池の電圧低下の検知を正確な検知点で
行なうことができないという欠点を除去するもので、電
池の電圧低下の検知を正確な検知点で行なうことができ
る携帯可能媒体を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) この発明の携帯可能媒体は、少なくとも制御素子と記録
手段とを有するものにおいて、上記制御素子に電力を供
給する電池、製造時に、上記記録手段にデジタルデータ
を設定する設定手段、この設定手段により設定されたデ
ジタルデータを用いて、アナログ化した基準電圧を発生
する基準電圧発生手段、上記電池の電圧から被検査電圧
を発生する被検査電圧発生手段、およびこの被検査電圧
発生手段からの被検査電圧と上記基準電圧発生手段から
の基準電圧とを比較することにより、上記電池の電圧を
検知する検知手段から構成されるものである。
(作用) この発明は、製造時に、上記記録手段に設定されたデジ
タルデータを用いて、アナログ化した基準電圧を発生し
、また電池の電圧から被検査電圧を発生し、上記発生さ
れた被検査電圧と基準電圧とを比較することにより、上
記電池の電圧を検知するようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。
第3図において、10は携帯可能媒体としてのICカー
ドであり、種々の機能を有する多機能カードである。た
とえば、後述する端末機と連動して使用するオンライン
機能、ICカード10が単体で動作するオフライン機能
、および時計のみをカウントしている待ち状態を有して
いる。
上記オフライン機能としては、電卓として使用できる電
卓モード、利用者により用いられている時計による時刻
を表示する時刻モード、住所、氏名、電話番号等を登録
したり、読出したりする電子ノート(電子幅)モード、
あるいはICカード10を複・数のクレジットカードと
して利用する買物モードなど単独で使用できるものとな
っている。
上記買物モードは、ICカード10の中に使用残高、有
効期限、買物記録等を記録しておき、買物するたびに使
用した金額をICカード10内の残高から差引くととも
に買物情報を記録するものである。上記ICカード10
内の残高および有効期限が切れた場合は、契約銀行より
秘密コードを発行してもらうことにより、更新されるよ
うになっている。
上記ICカード10の表面にはカードの規格にあった位
置に配置されたコンタクト部11.2゜キーからなるキ
ーボード部12、このキーボード部12の上面に配置さ
れ、液晶表示素子で形成される表示部(表示手段)13
、および磁気発生部材14a、14bが設けられている
上記コンタクト部11は、たとえば複数の端子11a〜
llfによって構成されており、動作用の電源電圧(V
cc、 +5V)用、EEPROMの書込電源電圧用、
接地用、クロ・ツク信号用、リセット信号用、データ入
出力用の端子からなっている。
上記キーボード部12はカードの種類つまり種々のクレ
ジットカード、キヤ・ソシュカードなどに対応する処理
を選択する選択キー(Tl、T2、T3、T4)12 
a、テンキー12b1フアンクシヨンキーとしての4則
演算キーつまり加算(+)キー1201減算(−)キー
12d1除算(÷)キー12e、乗算(×)キー12f
1少数点(、)キー12g1およびイコール(=)キー
12hによって構成されている。
上記加算キー12Cは、NEXTキーつまりオフライン
における日付、時刻表示中にモードを選択するモード選
択キーとして用いられ、上記減算キー12dはBACK
キーつまり表示部13の表示状態を前に戻すキーとして
用いられ、」二記乗算キー12fは開始キーとして用い
られ、上記小数点キー12gはNOキー、終了キーとし
て用いられ、」二記イコールキー12hはYESキー、
ノくワーキング用として用いられるようになっている。
たとえば、パワーオンキーとしてのイコールキー12 
hが押されると、後述するCPUはHALT状態が解除
され、動作開始用メッセニジの時刻、日付を表示部13
に表示する。
この状態で、テンキー12bを押すとICカード10は
電卓モードになり、四則演算が行なえるようになってい
る。
さらに、モード選択キーとしての加算キー12cは、上
記日付、時刻表示中の表示部13の表示状態を別のモー
ドへ進めるキーとして用いられ、表示部13にメニュー
として、電子幅、時刻セット、日付セット、買物等の取
引等のモードがそのキーを押すたびに表示される。これ
らのモードを実行する場合に、上記イコールキー12h
としてのYESキーを押すことにより、そのモードへ入
り、実行可能となる。
上記表示部13は、1桁が5×7のドツトマトリクスで
、16桁表示となっている。
上記磁気発生部材14a、14bは、図示しない読取側
の磁気カードリーダ(磁気へ・ソド)のトラック位置に
合せて、ICカード10の内部に埋設されている。
第4図はICカード10を扱う端末機たとえばパーソナ
ルコンピュータ等に用いられるICカード読取書込部1
6の外観を示すものである。すなわち、カード挿入口1
7から挿入されたICカード10におけるコンタクト部
11と接続することにより、ICカード10におけるメ
モリのデータを読取ったり、あるいはメモリ内にデータ
を書込むものである。
上記ICカード読取書込部16は、パーソナルコンピュ
ータの本体(図示しない)とケーブルによって接続され
るようになっている。
また、上記ICカード10の電気回路は、第2図に示す
ように構成されている。すなわち、上記コンタクト部1
1、通信制御回路21、リセ・ソト制御回路22、電源
制御回路23、たとえば3ボルトの内部バッテリ(内蔵
電池)25、この内部バッテリ25の電圧値が規定以上
であるか否かをオフラインによるICカード10の使用
開始時に、1回のみチエツクするバッテリチエツク回路
24(第7図で詳述する)、クロック制御回路26、演
算クロック発振用の水晶発振子であり、200KH2の
発振周波数(高速クロック)の信号を出力する発振器2
7、制御用のCPU (セントラループロセッシングφ
ユニット)28、制御プログラムが記録されているプロ
グラムROM29、プログラムワーキング用メモリ30
、暗証番号、およびデータなどが記録される書換え可能
なEEPROMで構成されるデータメモリ31、処理動
作中の計時用に用いるタイマ32、カレンダ回路33、
基本クロック発振用の水晶発振子であり、常時、32.
768K)(Zの発振周波数(低速クロック)の信号を
出力している発振器34、表示部制御回路35、上記表
示部13を駆動する表示部ドライバ36、上記キーボー
ド部12のキー入力回路としてのキーボードインターフ
ェース38、および上記磁気発生部材14a114bを
制御する磁気発生部材制御回路40によって構成されて
いる。
上記通信制御回路21、リセット制御回路22、電源制
御回路23、バッテリチエツク回路24、クロック制御
回路26、CPU28、ROM29、プログラムワーキ
ング用メモリ30、データメモリ31、タイマ32、カ
レンダ回路33、表示部制御回路35、キーボードイン
ターフェース38、および磁気発生部材制御回路40は
、ワンチップマイコンによって構成され、LS1150
となっている。
上記通信制御回路21、CPU28、ROM29、プロ
グラムワーキング用メモリ30、データメモリ31、タ
イマ32、カレンダ回路33、表示部制御回路35、キ
ーボードインターフェース38、および上記磁気発生部
材14’a、14bを制御する磁気発生部材制御回路4
0は、データバス20によって接続されるようになって
いる。
上記通信制御回路21は、受信時つまり上記端末機16
からコンタクト部1]を介して供給されたシリアルの人
出力信号を、パラレルのデータに変換してデータバス2
0に出力し、送信時つまりデータバス20から供給され
たパラレルのデータを、シリアルの入出力信号に変換し
てコンタクト部]1を介して端末機16に出力するよう
になっている。この場合、その変換のフォーマット内容
は、上記端末機16と、ICカード10とで定められて
いる。
リセット制御回路22は、オンラインになった際、リセ
ット信号を発生し、CPU28の起動を行うようになっ
ている。
上記電源制御回路23は、オンラインとなった際、所定
時間経過後に、内部バッテリ25による駆動から外部電
源駆動に切替え、オフラインとなった際、つまり外部電
圧が低下した際、外部電源による駆動から内部バッテリ
25による駆動に切替えるものである。
」−記バッテリチェック回路24は、必要があるときに
のみ、データメモリ31に記録されている基準電圧のデ
ジタルデータ(製造時に記録)を用いて基準電圧Vre
fを作成し、比較器により内部バッテリ25の電圧値を
分圧したチエツク電圧(被検査電圧)VCllで比較し
てチエツクするものであり、内部バッテリ25の電圧値
が2.5ボルト以下となった際に、バッテリアラーム信
号をCPU28へ出力するものである。上記バッテリチ
エツク回路24は、基準電圧Vrefおよびチエツク電
圧V。Hを作成する回路に、検知時、つまりオフライン
モードにおいてパワー・オン・キーを入力して、時刻、
日付表示を行なう前に1回だけ電流が流れるようになっ
ている。この検知により、バラチリアラームとなった場
合、時刻日付表示でなく、CALL−BANK等の表示
をし、電池の寿命がないことを操作者に報知し、バラチ
リアラームとなっていない場合は、時刻、日付表示を行
い、次のメニュー選択へ進むようになっている。
上記クロック制御回路26は、内部バッテリ25でカー
ド動作を行うオフラインモードにおいて、低速クロック
と高速クロックとをタイミングよく切替えるものであり
、またHALT命令実行後、パワーダウンのため後述す
る200KH2の発振周波数(高速クロック)め信号を
出力する発振回路(第2のクロック発生手段)67を停
止し、またCPU28へのクロックの供給も停止し、完
全なる停止状態で待機するものである。上記クロック制
御回路26は、リセット、HALT命令が実行されると
、基本的には時計用が選択される構成である。
上記データメモリ31には、契約している複数のクレジ
ットカード(会社)に対応する情報、キャッシュカード
に対応する情報が記録されており、上記T1キー〜T4
キー12a1・・・により選択されたカードの種類に対
応して読出されるようになっている。上記情報は、各カ
ードごとの従来の磁気ストライプに記録されている情報
と同じ内容となっている。たとえば、カードの第1トラ
ツクに対応する第1トラツク用データと、第2トラツク
に対応する第2トラツク用データとを記録している。
また、上記データメモリ31には、製造時に上= 14
− 記バッテリチエツク回路24で用いる基準電圧に対応す
る複数のデジタルデータが、基準データエリアに記録さ
れるようになっている。この基準データエリアのデジタ
ルデータは、このカードの発行後、一番最初にパワーオ
ンキーが投入された際に、上記バッテリチエツク回路2
4に設定されるようになっており、この設定後、上記基
準データエリアはデータ処理エリアとして用いられるよ
うになっている。
上記カレンダ回路33は、カードの保持者が自由に設定
変更可能な表示用の時計と、たとえば世界の標準時間を
カードの発行時にセットし、その後、変更不可能な取引
用の時計とを有している。
上記表示部制御回路35は、上記CPU28から供給さ
れる表示データを内部のROMで構成されるキャラクタ
ジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターンに変
換し、表示部ドライバ36を用いて表示部13で表示す
るものである。
上記キーボードインターフェース38は、キーボード部
12で入力されたキーに対応するキー人力信号に変換し
てCPU28に出力するものである。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードおよびカ
ー□ドの種類が指定されている際に、そのカードの種類
に対応して上記データメモリ31からデータバス20を
介して供給されるデータおよび読取装置が手動式読取り
か自動搬送式読取りかに対応した駆動レートに応じて、
上記磁気発生部材14a、14bを駆動制御して磁気情
報としての第1トラツク用データ、第2トラツク用デー
タを出力することにより、従来の磁気ストライプが存在
しているのと同じ状態にしているものである。
たとえば、手動式読取りの場合、読取速度の速い駆動レ
ートを選択し、自動搬送式読取りの場合、読取速度の遅
い駆動レートを選択するようになっている。
上記磁気発生部材制御回路40は、買物モードが指定さ
れている際に、そのカードの種類に対応して磁気発生部
材14a、14bから順に磁気情報(第1トラツク用デ
ータ、第2トラック用データ)を発生するようになって
いる。
上記電源制御回路23について、第5図を用いて詳細に
説明する。すなわち、インバータ回路51.54.55
、カウンタ52、D形フリップフロップ回路(FF回路
)53、MOSFETで構成される半導体スイッチ56
.58、ダイオード57、および内部バッテリ25によ
って構成されている。
上記カウンタ52の計数値は、外部電源のチャタリング
の影響を受けない値となっている。上記ダイオード57
は、電源電圧Voutの保護用であり、外部からの電源
電圧Vccの低下時、半導体スイッチ56がオンする前
に、電源電圧Vccがメモリの駆動電圧より低下した場
合でも、電源電圧Voutが低下しないように、内部バ
ッテリ25で保護しているものである。
このような構成おいて、第6図に示すタイミングチャー
トを参照しつつ動作を説明する。すなわち、ICカード
10が上記端末機16とコンタクト部11で接続されて
いない場合、半導体スイッチ56がオンしているので、
内部バッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介
して電源制御回路22の出力Voutとして各部に印加
される。
また、ICカード10が上記端末機16とコンタクト部
11で接続された場合、外部からの電源電圧Vccが半
導体スイッチ58のゲートに供給されるとともに、クロ
ック信号CLKがインバータ回路51を介してカウンタ
52のクロック端子ckに供給される。これにより、カ
ウンタ52は計数を開始し、このカウンタ52の値が所
定値となった時、出力端Qnの出力により、FF回路5
3をセットする。このFF回路53のセット出力Qによ
り、半導体スイッチ58のゲートに0“信号が供給され
、半導体スイッチ56のゲートに“1“信号が供給され
、半導体スイッチ58かオンし、半導体スイッチ56が
オフする。
したがって、外部からの電源電圧Vccが半導体スイッ
チ58を介して電源制御回路22の出力Voutとして
各部に印加される。
なお、オンライン状態からオフライン状態に戻る時、外
部からの電源電圧Vccが低下したとき、リセット制御
回路22からリセット信号が出力される。これにより、
そのリセット信号により、カウンタ52、FF回路53
がリセットされる。すると、半導体スイッチ58のゲー
トに“1“信号が供給され、半導体スイッチ56のゲー
トに0“信号が供給され、半導体スイッチ58がオフし
、半導体スイッチ56がオンする。したかって、内部バ
ッテリ25の電源電圧が半導体スイッチ56を介して電
源制御回路22の出力Voutとして各部に印加される
上記バッテリチエツク回路24について、第7図を用い
て詳細に説明する。すなわち、基準電圧発生回路140
、被検査電圧発生回路14]、インバータ回路142.
143、オア回路144、および比較器としての差動増
幅器145によって構成されている。
上記基準電圧発生回路140は、基準電圧バッファ15
1、デコーダ152a、152b、 ・・・、半導体ス
イッチ153a、153b、・・・、および抵抗154
によって構成されている。
上記被検査電圧発生回路141は、抵抗155.156
、および半導体スイッチ157によって構成されている
このような構成において、上記CPU28からエンベロ
ープ信号がオア回路144およびインバータ回路143
を介してデコーダ152 a s・・・、および半導体
スイッチ157のベースに供給される。すると、デコー
ダ152a、・・・がオンし、これらのデコーダのうち
の1つによりオンされている半導体スイッチ(153a
、153b、・・・)を介して、内部バッテリ25の電
圧値VDDが抵抗154の任意の位置(抵抗値が異なる
)に印加される。この抵抗154の任意の位置に印加さ
れる電圧値VDDに対応して生成される基準電圧Vre
fが差動増幅器145の非反転入力端に印加される。ま
た、内部バッテリ25の電圧値VDDを抵抗155と抵
抗156とで分圧したチエツク電圧(被検査電圧)VC
Hが差動増幅器145の反転入力端に印加される。これ
により、差動増幅器145はチエツク電圧VCHが基準
電圧Vrefよりも小さくなった場合、インバータ回路
142を介してCPU28に対してバッテリアラーム信
号を出力する。
このように、バッテリ電圧のチエツク時にのみ抵抗15
4.155.156に電流を流すようにしているので、
常時電流を流しているのに比して、消費電流を減少でき
るものである。
」二記載準電圧バッファ151に設定される基準電圧の
デジタルデータは、製造時に、内部バッテリ25の電圧
値VDDが2.5ボルト以下となった場合に、差動増幅
器145の反転入力端に供給されるチエツク電圧V。H
が非反転入力端に供給される基準電圧Vrefより小さ
くなり、差動増幅器145からバッテリアラーム信号が
出力される値のものが選択されている。
このデジタルデータの設定について、第11図に示す構
成図および第1図に示すフローチャートを参照して説明
する。たとえば、上記LS1150がウェハの時の機能
検査に続いて、バッテリチエツク機能の検査を行ない、
その検査の結果をデータメモリ31の一部分に複数バイ
トの同一データで記録する。
すなわち、上記LS1150に外部検査装置160を接
続する。この場合、上記外部検査装置160は、LS 
I 150の内部バッテリ25用のバットpa、pbに
2.5ボルトを印加し、テストバットpcにテスト信号
を出力し、順次選択されるデジタルデータがパットpd
に出力されるようになっている。
これにより、上記外部検査装置160からテスト信号が
オア回路144およびインバータ回路142を介してデ
コーダ152 a s・・・、および半導体スイッチ1
57のベースに供給される。
また、上記1つのデジタルデータが基準電圧バッファ1
51に記憶された場合、この基準電圧バッファ151の
出力により、デコーダ1528%・・・のいずれか1つ
、つまりデジタルデータに対応するデコーダ(152a
、・・・)から信号が出力される。この出力は対応する
半導体スイッチ(153a、・・・)のベースに供給さ
れ、この半導体スイッチ(153a、・・・)がオンさ
れることにより、内部バッテリ25の電圧値VDDが抵
抗154の任意の位置に印加される。
これにより、この抵抗154の任意の位置に印加される
電圧値VDDの位置に対応して生成される基準電圧Vr
efが差動増幅器145の非反転入力端に印加される。
また、内部バッテリ25の電圧値VDDを上記抵抗15
5.156で分圧したチエツク電圧(披検査電圧)VC
Hが差動増幅器145の反転入力端に印加される。
この結果、差動増幅器145はチエツク電圧VoHが基
準電圧Vrefよりも小さかった場合、インバータ回路
142を介して外部検査装置160に対してバッテリア
ラーム信号を出力する。
また、他のデジタルデータが基準電圧バッファ151に
記憶された場合、別のデコーダの出力に対応する半導体
スイッチがオンし、この半導体スイッチのオンにより電
圧値VDDが印加される抵抗154の位置に対応した基
準電圧Vrefが生成され、この基準電圧Vrefを用
いてチエツク電圧VCHとを比較するようになっている
そして、出力パットpfがらバッテリアラーム信号が出
力された際、そのときのデジタルデータがバッテリ検知
用基準データとして、上記データメモリ31内の基準デ
ータエリアに記録されるようになっている。この場合、
同じデータが複数バイトに記録されるようになっている
このような工程を経た後(1〜2か月夜)、上記LS1
150はカットされ、カードの基板にボンディング接続
され、またその他の部品が実装され、最後に内部バッテ
リ25を接続し、カードを単体で動作させる。
このとき、最後の機能チエツクをした後、データメモリ
31の基準データエリアに記録されている複数のデジタ
ルデータを読取り、多数決により一番多いデジタルデー
タを選択し、それを基準電圧バッファ151に記憶する
。この後、上記データメモリ31の基準データエリアは
データ処理ニー 24 = リアとして使用される。
したがって、上記LS1150内にバッテリチエツク回
路24が全て実装されている場合に、ロットごとにバッ
テリの低下検知点にばらつきが生じてしまうという不具
合を解消するために、上記のようにバッテリチエツク回
路24内の基準電圧を発生するためのデジタルデータを
、製造時に適正なものを選択するようになっている。こ
れにより、バッテリの低下検知点にばらつきがなく、正
確な内部バッテリ25の電圧低下を検知することができ
る。
上記クロック制御回路26について、第8図を用いて詳
細に説明する。すなわち、上記CPU28からの停止信
号HALTはFF回路62のクロック入力端ckに供給
される。このFF回路62のセット出力は、FF回路6
3のデータ入力端りに供給され、このFF回路63のク
ロック入力端ckには上記CPU28からのマシンサイ
クル信号M1が供給される。上記FF回路62.63は
停止モードタイミング用となってぃる。を化FF回路6
3のセット出力は、FF回路64のデータ入力端りに供
給され、このFF回路64のクロック入力端ckには上
記カレンダ回路33からの32.763KH2の時計用
のクロックが供給される。上記FF回路64のリセット
出力は、FF回路65のデータ入力端りに供給され、こ
のFF回路65のクロック入力端ckには上記カレンダ
回路33からの32.763KH2の時計用のクロック
が供給される。上記FF回路65はクロック発振停止用
となっている。上記FF回路65のセット出力は、アン
ド回路66の一端に供給され、このアンド回路132の
他端には上記CPU28から強制ストップ信号が供給さ
れるようになっている。上記アンド回路132の出力は
、ナンド回路66の一端に供給され、このナンド回路6
6の出力端と他端との間には発振回路67が接続されて
いる。
また、上記CPU28からのキー人力割込み信号、およ
び上記リセット制御回路22からのリセット信号は、オ
ア回路61を介して上記FF回路62.63.64のリ
セット入力端Rに供給されるとともに、上記FF回路6
5のセット入力端Sに供給される。
上記発振回路67は、上記200KI(Zの発振周波数
を有する発振器27、抵抗68、コンデンサ70.71
によって構成されている。
上記ナンド回路66の出力は、インバータ回路72を介
してFF回路74のクロック入力端ckおよびバイナリ
カウンタ130のクロック入力端ckに供給され、また
インバータ回路72.73を介してナンド回路75の一
端に供給される。
上記バイナリカウンタ130は、上記発振回路67によ
る発振クロックを計数し、その計数値が所定値となった
際、出力端Qnがら信号を出力するものである。上記バ
イナリカウンタ130の出力端Qnからの信号は、FF
回路131のクロック入力端ckに供給され、このFF
回路131のセット出力としてのレディ信号はCPU2
gへ出力されるようになっている。
上記FF回路131は、上記バイナリカウンタ130の
出力によりセットされることにより、上記発振回路67
がレディ状態となった際にセットするようになっている
また、上記リセット制御回路22がらのリセット信号は
FF回路77のセット入力端Sに供給され、このFF回
路77のデータ入力端りには、上記CPU28からのク
ロック選択信号が供給され、クロック入力端ckには上
記カレンダ回路33がらの32.763KH2の時計用
のクロックが供給される。上記FF回路77のセット出
力はナンド回路79の一端に供給され、このナンド回路
79の他端には上記カレンダ回路33がらの32.76
3KH2の時計用のクロックがインバータ回路78を介
して供給される。上記ナンド回路79の出力はナンド回
路8oの一端に供給され°る。
また、上記FF回路77のリセット出力は上記FF回路
74のデータ入力端りに供給され、このFF回路74の
セット出力はナンド′回路75の他端に供給される。上
記FF回路74はクロック切材用となっている。
上記ナンド回路75.79の出力がナンド回路80に供
給され、このナンド回路80の出力はFF回路81.8
3のクロック入力端ckに供給され、上記FF回路81
のデータ入力端には上記FF回路63のセット出力がイ
ンバータ回路82を介して供給される。
また、上記FF回路83のセット出力はナンド回路86
の一端に供給され、このナンド回路86の他端には上記
アンド回路80の出力がインバータ回路85を介して供
給される。上記ナンド回路86の出力は、クロック信号
として」二記CPU28へ出力されるようになっている
このような構成において、動作を説明する。まず、停止
状態について説明する。すなわち、上記CP02gから
クロック選択信号として“1“が供給されている。これ
により、FF回路77がセットしている。これにより、
時計用クロック(32,768KH2)はインバータ回
路78、ナンド回路79.80を介して、FF回路81
、82、およびインバータ回路85に導かれている。
次に、停止状態からの再起動について説明する。
すなわち、上記パワーオンキーとしてのYESキー(イ
コールキー)12hの投入により、上記CPU28から
キー人力割込み信号が供給される。
すると、FF回路62.63.64がリセットし、FF
回路65がセットする。このFF回路65のセット出力
により発振回路67をイネーブル状態とする。これによ
り、発振回路67は発振を開始する。
また、上記FF回路63のリセットにより、FF回路8
1のデータ入力端りには“1“が供給されている。これ
により、上記ナンド回路80の出力により、FF回路8
1.83がセットし、ナンド回路86のゲートを開く。
したがって、インバータ回路85からの時計用クロック
がナンド回路86を介してCPU28に出力される。し
たがって、CPU28はFF回路86からの低速クロッ
クにより動作し、種々の処理を行なう。
また上記発振回路67によるクロック (200KH2)かインバータ回路72を介してFF回
路74のクロック入力端およびバイナリカウンタ130
のクロック入力端に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが計数され、所定の計数値となった際、その
出力によりFF回路131がセットする。
そして、上記キー人力信号が出力されてから所定時間経
過した際、CPU28はFF回路131がセットしてい
るか否かをセンスすることにより、発振回路67が正常
に動作(発振)しているか否かを判断する。すなわち、
FF回路131がセットしている場合、発振回路67が
正常と判断し、FF回路131がセットしていない場合
、発振回路67が異常と判断する。
この判断の結果、CPU28は、発振回路67が正常の
場合、高速クロックでの動作を判断し、発振回路67が
異常の場合、低速クロックのままでの動作を判断する。
上記のように発振回路67の正常を判断した場合、CP
U28は、クロック選択信号として“0“をFF回路7
7のデータ入力端りに供給する。これにより、FF回路
77かリセットし、FF回路77のリセット出力つまり
“1“信号がFF回路74のデータ入力端りに供給され
る。
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。
この結果、発振回路67によるクロック(200KH2
)は、インバータ回路72.73、ナンド回路75.8
0、インバータ回路85、およびナンド回路86を順次
介してCPU28に出力される。
これにより、クロック選択信号を“0“とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロック(低
速クロック)から高速クロックに切替わり、CPU28
は高速クロックで起動を行なうようになっている。
そのCPU28の起動後、CPU28はクロック選択信
号を“1“とすることにより、FF回路77がセットし
、FF回路77のセット出力っまリ“1″信号がナンド
回路79に供給され、ナンド回路79のゲートが開いて
いる。したがって、時計用クロックが、インバータ回路
78、ナンド回路79.80、インバータ回路85、お
よびナンド回路86を順次介してCPU28に出力され
る。この結果、時計用クロックがCPU2gに出力され
る。したがって、CPU28はFF回路86からの低速
クロックにより動作し、種々の処理を行なう。
またこのとき、CPU28からの強制ストップ信号(“
0“信号)がアンド回路132に供給されることにより
、アンド回路132のゲートが閉じられる。これにより
、発振回路67がディセーブル状態となり、発振回路6
7は発振を停止する。
また、発振回路67の異常を判断した場合、CPU28
はクロック選択信号として”1″をFF回路77のデー
タ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号(“0“
信号)をアンド回路132に供給する。これにより、F
F回路86から低速クロックが出力された状態で、発振
回路67がディセーブル状態となり、発振回路67は発
振を停止する。
この結果、時計用クロックがCPU28に出力される。
したがって、CPU28はFF回路86からの低速クロ
ックにより動作し、種々の処理を行なう。
次に、上記処理として特定の処理たとえば取引モードが
選択された場合の動作について説明する。
すなわち、まず、取引モードが選択されると、CPU2
8はアンド回路132への強制ストップ信号の供給を停
止する。
すると、再びFF回路65のセット出力がアンド回路1
32を介して発振回路67に供給され、発振回路67が
イネーブル状態となる。これにより、発振回路67は発
振を開始する。
これにより、上記発振回路67によるクロック(200
KH2)がインバータ回路72を介してFF回路74の
クロック入力端およびバイナリカウンタ130のクロッ
ク入力端に供給される。
また、上記バイナリカウンタ130により発振回路67
のクロックが計数され、所定の計数値となった際、その
出力によりFF回路131がセットする。
そして、買物モードにおける取引成立コードを算出する
際、CPU28はFF回路131がセットしているか否
かをセンスすることにより、発振回路67が正常に動作
(発振)しているか否かを判断する。すなわち、FF回
路131がセットしている場合、発振回路67が正常と
判断し、FF7路131がセットしていない場合、発振
回路67が異常と判断する。
この判断の結果、発振回路67が正常の場合、CPU2
8はクロック選択信号として0“をFF回路77のデー
タ入力端りに供給する。これにより、FF回路77がリ
セットし、FF回路77のリセット出力つまり″1″信
号がFF回路74のデータ入力端りに供給される。
すると、FF回路74がセットし、このセット出力によ
りナンド回路75のゲートが開く。
この結果、発振回路67によるクロック= 35 = (200KH2)は、インバータ回路72.73、ナン
ド回路75.80、インバータ回路85、およびナンド
回路86を順次介してCPU28に出力される。
これにより、クロック選択信号を“0“とすることによ
り、FF回路74で同期がとられ、時計用クロック(低
速クロック)から高速クロックに切替わり、CPU28
は高速クロックにより動作し、上記取引成立コードの算
出を行なうようになっている。
そのCPU28による取引成立コードの算出の後、CP
U28はクロック選択信号を“1“とすることにより、
FF回路77がセットし、FF回路77のセット出力つ
まり“1“信号がナンド回路79に供給され、ナンド回
路79のゲートが開いている。したがって、時計用クロ
ックが、インバータ回路78、ナンド回路79.80、
インバータ回路85、およびナンド回路86を順次介し
てCPU28に出力される。この結果、時計用クロック
がCPU28に出力される。したがって、CPU28は
FF回路86からの低速クロックにより動作を行なう。
またこのとき、CPU28からの強制ストップ信号がア
ンド回路132に供給されることにより、アンド回路1
32のゲートが閉じられる。これにより、発振回路67
がディセーブル状態となり、発振回路67は発振を停止
する。
なお、上記判断の結果、発振回路67が異常の場合、C
PU28はクロック選択信号“] “をFF回路77の
データ入力端りに供給したまま、強制ストップ信号をア
ンド回路132に供給する。
これにより、FF回路86から低速クロックが出力され
た状態で、発振回路67がディセーブル状態となり、発
振回路67は発振を停止する。
この結果、再び時計用クロックがCPU28に出力され
る。したがって、CPU28はFF回路86からの低速
クロックにより動作し、上記取引成立コードの算出を行
なう。
次に、処理を終了し、停止状態(スタンバイ状態)とす
る場合について説明する。すなわち、CPU28は、停
止信号HALTをFF回路62のクロック入力端ckに
供給する。すると、FF回路62がセットし、このセッ
ト出力がFF回路63のデータ入力端りに供給される。
そして、CPU28からのマシンサイクル信号M1によ
り、FF回路63がセットし、FF回路81のデータ入
力端りに“0“信号が供給される。これにより、FF回
路63のセット出力をFF回路81.83で2パルス分
送らせた後、ナンド回路86のゲートを閉じることによ
り、CPU28へのクロックの出力を停止する。これに
より、CPU28を停止状態としている。
上記カレンダ回路33について、第9図を用いて詳細に
説明する。すなわち、32.768KH2の発振器34
の発振出力を分周することにより、1秒ごとの信号を出
力端a、bから出力する分周回路91、この分周回路9
1の出力端aからの信号を計数することにより、10秒
ごとに信号を出力するカウンタ92、このカウンタ92
からの信号を計数することにより、60秒つまり1分ご
とに信号を出力するカウンタ93、このカウンタ93か
らの信号を計数することにより、10分ごとに信号を出
力するカウンタ94、このカウンタ94からの信号を計
数することにより、60分つまり1時間ごとに信号を出
力するカウンタ95、このカウンタ95からの信号を計
数することにより、24時間つまり1日ごとに信号を出
力するカウンタ96、上記分周回路91の出力端すから
の信号を計数することにより、10秒ごとに信号を出力
するカウンタ97、このカウンタ97からの信号を計数
することにより、60秒つまり1分ごとに信号を出力す
るカウンタ98、このカウンタ98からの信号を計数す
ることにより、10分ごとに信号を出力するカウンタ9
9、このカウンタ99からの信号を計数することにより
、60分つまり1時間ごとに信号を出力するカウンタ1
00、このカウンタ100からの信号を計数することに
より、24時間つまり1日ごとに信号を出力するカウン
タ101から構成されている。
ここに、上記カウンタ92〜96により秒、分、時を計
数する取引用の時計が構成され、上記カウンタ97〜1
01により秒、分、時を計数する表示用の時計が構成さ
れている。上記カウンタ97〜101の内容つまり計数
値は上記キーボード部12により変更できるようになっ
ており、上記カウンタ92〜96の内容つまり計数値は
上記キーボード部12により変更できないようになって
いる。
また、年月日および曜日は、24時間ごとのカウンタ9
6.101からの信号により、上記CPU28へ日付更
新の割込み要求を出力する。
これにより、CPU28はデータメモリ31を用いて対
応するエリアの年月日および曜日を更新する。また、2
つの時計は、第10図に示すように、基準となる1秒の
クロックの位相をずらしているため、同時に割込みが発
生しないようになっている。
次に、このような構成において動作を説明する。
まず、カード単体で用いるオフライン機能について説明
する。すなわち、本ICカード10は、通常、時計のみ
が動作し、CPU28は上述したように、停止(HAL
T)状態となっている。
この状態では、ICカード10はパワーオンキーとして
のYESキー12hの投入とオンラインモードでしか外
部から制御できないようになっている。
これにより、パワーオンキーとしてのYESキー12h
を投入する。すると、キーボードインターフェース38
はキー人力割込み信号をクロック制御回路26に出力す
る。すると、クロック制御回路26から時計用クロック
がCPU28に供給され、CPU28の停止(HALT
)状態が解除される。この後、前述したような起動処理
が行なわれる。
このCPU28の起動後、CPU28は上記カレンダ回
路33内のカウンタ97〜101から表示用時計に対す
る秒、分、時を読出し、またデータメモリ31から表示
用時計に対する年月日および曜日を読出し、指定された
フォーマットに変換し、表示部制御回路35に出力する
。これにより、表示部制御回路35は、内部のキャラク
タジェネレータ(図示しない)を用いて文字パターンに
変換し、表示部ドライバ36を用いて日付、時刻とを交
互に表示部13で表示する。
これにより、動作開始用メツセージとしての日付、時刻
を表示部13で表示する。
そして、CPU28はキーボード部12の全キーを受付
可能として待機する。
また、上記CPU28の起動時に、バッテリチエツク回
路24をアクセスし、バッテリ25の電圧値をチエツク
する。このチエツクの結果、バッテリ25の電圧値が低
下していた場合、CPU2gは表示部13でrCALL
  BANKJなどのメツセージを表示し、これ以後の
オフラインでのICカード10の使用を禁止す・る。
すなわち、上記CPU28の起動時に、CPU28から
エンベロープ信号が供給され、オア回路144およびイ
ンバータ回路143を介してデコーダ152a、・・・
および半導体スイッチ157のベースに供給される。こ
のとき、基準電圧バッフ−42= ァ151には、製造時に、デジタルデータが記憶されて
おり、このデジタルデータがデコーダ1528%・・・
に出力されている。これにより、このデジタルデータと
上記エンベロープ信号とにより、1つのデコーダ(15
2a、・・・)からの信号が対応する半導体スイッチ(
153a、・・・)のベースに供給される。たとえば、
デコーダ152aから信号が出力された場合、半導体ス
イ・ソチ153aがオンする。これにより、抵抗154
によって生成される基準電圧Vrefが差動増幅器14
5の非反転入力端に印加される。また、内部バッテリ2
5の電圧値vDDを抵抗155.156とで分圧したチ
エ・ツク電圧V。Hが差動増幅器145の反転入力端に
印加される。
これにより、差動増幅器145はチエ・ツク電圧VCH
が基準電圧Vrefよりも小さくなった場合、インバー
タ回路142を介してCPU28iこ対してバッテリア
ラーム信号を出力する。このノくッテリアラーム信号に
より、CPU28は表示部13でrCALL  BAN
KJなどのメ・ソセージを表示し、操作者に電池が寿命
となったことを知らせ、これ以後のオフラインでのIC
カード10の使用を禁止する。
また、差動増幅器145はチエツク電圧■。Hが基準電
圧Vrefよりも大きい場合、バッテリアラーム信号を
出力しない。この場合、次の時刻、日付表示に進む。
なお、上記バッテリチエツク回路24による低下検知動
作は、第12図に示すフローチャートのようになってい
る。
上記日付、時刻の表示状態で、モード選択キーとしての
加算キー12cを投入することにより、順次別のモード
の表示を行なう。これにより、取引モードを表示してい
る際に、YESキー12hが投入されると、そのモード
が選択され、CPU28は表示部13で受付メツセージ
と暗証番号の入力要求を表示する。
また、前述したように、上記取引モードの選択に応じて
、CPU28はクロック制御回路26内の発振回路67
による高速クロックの発振を開始する。
上記暗証番号の入力要求の表示により、カード使用者は
、テンキー12bにより暗証番号を投入する。すると、
CPU28はカードに登録されている正しい暗証番号の
入力か否かをチエツクし、正しい暗証が投入された場合
、次の動作へ移行する。
また、誤った暗証番号の入力を判断した場合、3回まで
のうちに正しい番号が入力されれば、ICカード10内
のPINエラーのカウンタはリセットされ、次の動作へ
写る。しかし、3回とも誤って入力された場合、表示部
13にrPINERRORJが表示され、これ以後、こ
のモードでの使用は、契約銀行から秘密コードを発行し
てもらい、カードのPIN  ERRORを解除するま
で、ICカード10での買物ができなくなる。
このような方法は、カードの安全性を向上させるための
手段である。
上記暗証番号が正しく入力されると、CPU28は取引
モードでの最初のメニューである「買物をしますか?」
が表示部13で表示される。このとき、YESキー12
hを投入すると、買物モードとなる。ここで、モード選
択キー12cを投入するごとに取引モード内のメニュー
が順次表示部13に表示される。
買物モードに入ると、現在、選択されている通貨単位で
の買物金額の入力要求が表示部13に表示される。この
際、CPU28は前述したように、クロック制御回路2
6内の高速クロックが正常か否か判断し、高速クロック
が正常の場合、クロック選択信号として“0“信号を出
力する。これにより、クロック制御回路26からCPU
28への駆動クロックを低速クロック(時計用クロック
)から高速クロックへ変更しておく。
また、上記高速クロックが異常の場合、CPU28の駆
動クロックは低速クロックのままとしておく。
上記表示に応じて買物金額をテンキー12bにより入力
する。すると、CPU28は乱数により取引成立コード
を発生し、その結果と買物類とを表示部13で交互に表
示する。上記取引成立コードの発生が行なわれた後、C
PU28はクロック制御回路26にクロック選択信号と
して“1“信号を出力する。これにより、クロック制御
回路26からCPU28への駆動クロックを高速クロッ
クから低速クロック(時計用クロック)へ戻しておく。
この時点でICカード10を店員に渡す。店員は、IC
カード10を受取ると磁気テープリーダ付の端末機(図
示しない)にICカード10をセットする。そして、I
Cカード10のYESキー12hを投入する。すると、
CPU28は従来の磁気テープカードと同様のデータを
磁気発生部材制御回路40を制御することにより、磁気
発生部材14a、14bから、端末機の磁気ヘッドに対
して送出する。端末機がこのデータを正しく受取ると買
物は成立し、このモードは終了する。
また、端末機の無い店では、ICカード10て発生した
取引成立コードを控えたり、ICカード表面のエンボス
文字を指定された伝票にインプリントすることにより、
記録される。
次に、ICカード10を端末機16に挿入することによ
り用いるオンライン機能について説明する。すなわち、
ICカード10を端末機16の挿入口17に挿入する。
すると、ICカード10が受入れられ、端末機16内部
の接続部とICカード10のコンタクト部11が接続さ
れる。これにより、コンタクト部11を介して外部から
の電源電圧クロック、リセットが供給されると、電源制
御回路23は上述したように、電源電圧のレベルをチエ
ツクし、内部バッテリ25による駆動から外部からの電
源電圧の駆動に切替える。また、上記リセットによりリ
セット制御回路22はリセット信号を発生し、CPO2
8を起動する。この際、CPU28は端末機16からの
クロックを駆動クロックとして用いる。
リセットが解除されると、CPU28は外部クロックで
プログラムROM29のO番地から実行する。ICカー
ド10は0番地からスタートした場合、外部電圧の状態
をチエツクし、外部電圧がオン中で外部電圧の低下を検
出するパワーダウンがセットしていなければ、オンライ
ンモードのプログラムを実行する。
オンラインモードは、最初にICカード10内で準備し
ているデータ通信の取決め事項を端末機16へ送り、そ
のあと端末機16からの指令を待つO 端末機16は通信モードを正常に受取ると、以後、端末
機16のアプリケーションにしたがって、ICカード1
0に対してデータの要求を行なったり、データの書換え
をおよび新規登録をしたりする。
オンラインモードの終了は、端末機16からの電源電圧
が供給ストップし、ICカード10が排出された時であ
る。
上記したように、バッテリチエツク回路内の基準電圧を
発生するためのデジタルデータとして、製造時に、適正
なものを選択するようにし、この選択されたデジタルデ
ータを用いて、アナログ化した基準電圧を発生し、この
基準電圧を基準としてバッテリの電圧低下を検知するよ
うにしたので、バッテリの電圧低下を常に正確な検知点
で行なうことができる。
なお、上記実施例では、ICカードを用いたが、これに
限らず、データメモリと制御素子とを有し、選択的に外
部から入出力を行うものであれば良く、形状もカード状
でなく、棒状など他の形状であっても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、電池の電圧低下
の検知を正確な検知点で行なうことができる携帯可能媒
体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図は製造時の要部動作を説明するためのフローチャー
ト、第2図はICカードの電気回路の概略構成を示す図
、第3図はICカードの構成を示す平面図、第4図はI
Cカードを取扱う端末機を示す図、第5図は電源制御回
路の構成例を示す図、第6図は第5図における要部の動
作を説明するためのタイミングチャート、第7図はバッ
テリチエツク回路の構成を示す図、第8図はクロック制
御回路の構成を示す図、第9図はカレンダ回路の概略構
成ブロック図、第1θ図は分周回路からの信号の出力タ
イミングを示す図、第11図はLSIに対する外部検査
装置の接続状態を説明するための図、第12図はバッテ
リ低下検知時の動作を説明するためのフローチャートで
ある。 10・・・ICカード(携帯可能媒体)、11・・・コ
ンタクト部、12・・・キーボード部、13・・・表示
部、24・・・バッテリチエツク回路、25・・・内部
バッテリ(電池)、28・・・CPU (制御素子)、
31・・・データメモリ(記録手段)、140・・・基
準電圧発生回路、141・・・被検査電圧発生回路、1
45・・・差動増幅器、150・・・LSI、15]・
・・基準電圧バッファ、152a、〜・・・デコーダ、
153a、〜、157・・・半導体スイッチ、160・
・・外部検査装置。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦 第1図 第11図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) 少なくとも制御素子と記録手段とを有する携帯
    可能媒体において、 上記制御素子に電力を供給する電池と、 製造時に、上記記録手段にデジタルデータを設定する設
    定手段と、 この設定手段により設定されたデジタルデータを用いて
    、アナログ化した基準電圧を発生する基準電圧発生手段
    と、 上記電池の電圧から被検査電圧を発生する被検査電圧発
    生手段と、 この被検査電圧発生手段からの被検査電圧と上記基準電
    圧発生手段からの基準電圧とを比較することにより、上
    記電池の電圧を検知する検知手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能媒体。(2) 制
    御素子が、CPUであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の携帯可能媒体。(3) 検知手段による
    検知が、必要があるときにのみ行なわれるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯可能媒
    体。 (4) 記録手段が、EEPROMで構成されるもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携帯
    可能媒体。 (5) 設定手段により設定されるデジタルデータが複
    数で、この複数のデジタルデータの多数決により決定し
    たデータを上記基準電圧発生手段でアナログ化するもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の携
    帯可能媒体。
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