JP2900441B2 - プリペイドカード処理装置 - Google Patents

プリペイドカード処理装置

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JP2900441B2
JP2900441B2 JP1280183A JP28018389A JP2900441B2 JP 2900441 B2 JP2900441 B2 JP 2900441B2 JP 1280183 A JP1280183 A JP 1280183A JP 28018389 A JP28018389 A JP 28018389A JP 2900441 B2 JP2900441 B2 JP 2900441B2
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宏和 中島
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は所定の金額に応じた度数が記憶され、現金の
代りに使うことができるプリペイドカードおよびプリペ
イドカード処理装置に関する。
[従来の技術] 近年では、電話料支払い、乗車券やその他商品の購入
をする際、又はサービスの提供を受ける際に、現金の代
わりにプリペイドカードが用いられている。
このプリペイドカードは、一般に磁気記憶部に所定の
単位による度数が所定の金額分だけ記憶されており、使
用の際には上記磁気記憶部の度数情報を読み取るととも
に、使用金額分の度数を差し引いて残り度数を再記憶す
るようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記プリペイドカードでは、予め定められ
ている所定の金額に対応する度数から使用金額分の度数
を差し引くだけで、使用頻度などの状況に応じて度数を
増加させるサービスは行われていない。従って、プリペ
イドカードを短期間に集中的に使用した場合に何らかの
特典を付加することはできなかった。
しかし、プリペイドカードの使用頻度が高い顧客に対
して特典を付加したいという要請があり、プリペイドカ
ードの使用状況が把握でき、かつ特典として当該プリペ
イドカードの所定金額に付加価値を与えることのできる
ものが求められている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、使用状況を把握することができるプリペイド
カードを提供することにあり、また他の目的は、プリペ
イドカードの使用状況を読み取り、かつ使用状況に応じ
た特典をプリペイドカードに付加することができるプリ
ペイドカード処理装置を提供することにある。
[課題の解決手段] 請求項(1)に係るプリペイドカード処理装置は、プ
リペイドカードの使用時に日付、度数を含む使用履歴を
プリペイドカードの記憶部に書き込むとともに、過去の
使用履歴を読み取るカード読み/書き手段と、上記使用
履歴に基づいて使用頻度を所定の基準値と比較判定する
判定手段と、この判定手段による判定結果を出力する出
力手段と、から構成されている。
請求項(2)に係るプリペイドカード処理装置は、上
記カード読み/書き手段が、上記判定手段による判定結
果に基づいて、今回の使用度数を割り引いて残り度数を
プリペイドカードの記憶部に記憶させることを特徴とす
る。
請求項(3)に係るプリペイドカード処理装置は、上
記カード読み/書き手段が、上記判定手段による判定結
果に基づいて、現在の残り度数を割り増し、この割増度
数をプリペイドカードの記憶部に記憶させることを特徴
とする。
請求項(4)に係るプリペイドカード処理装置は、上
記カード読み/書き手段が、使用時にプリペイドカード
の残り度数がなくなった場合に、記憶部に記憶されてい
る使用履歴を別のプリペイドカードの記憶部に記憶させ
ることを特徴とする。
[作用] 請求項(1)の構成によれば、装置に挿入されたプリ
ペイドカードの記憶部に使用履歴を書き込むとともに、
読み取ることができる。そして、使用履歴中の日付、度
数により使用頻度が求められ、この使用頻度は所定の基
準値と比較判定されることになり、この結果は出力手段
にて出力される。従って、この出力により特典を付与で
きるか否かの判断ができ、例えば記念品の贈呈、使用度
数の割引、残り度数の割増などを行えることになる。
請求項(2)又は請求項(3)の構成によれば、プリ
ペイドカード処理装置で、使用の際に当該プリペイドカ
ードの使用度数を割引し、または残り度数を割増し、そ
の割引、割増した度数に変更することができ、直接かつ
容易に特典を付加することが可能となる。
請求項(4)の構成によれば、今回の使用によりプリ
ペイドカードの度数がなくなった場合でも、別のプリペ
イドカードを装置に挿入すると、使用済のカードの使用
履歴を別のプリペイドカードに残すことができ、複数枚
のカードを連続的に使用する場合でも、特典付与の判定
が良好に行える。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
具体的に説明する。
第1図には、実施例に係るプリペイドカードが示され
ており、プリペイドカード10には記憶部として磁気スト
ライプ12が形成される。この磁気ストライプ12には、所
定金額に対応した度数又はプリペイドカード10の使用に
より度数が差し引かれた残り度数が記憶されるととも
に、本発明ではこの磁気ストライプ12が使用毎の日付、
使用度数などの使用履歴を記憶できるようになってい
る。
従って、この磁気ストライプ12の記憶情報を読み取る
ことにより、過去の使用状況を把握することができ、所
定期間での使用頻度を知ることが可能となる。
第2図には、実施例に係るプリペイドカード処理装置
の構成ブロックが示されており、図示されるように、情
報の入力操作を行う操作キー14、入力情報,読取り情
報,判定情報などを表示出力する出力手段としての表示
器16、カード読み/書き手段としてのカード読み/書き
器18がCPU(中央処理部)20に接続されて設けられてい
る。上記カード読み/書き器18は,第1図のプリペイド
カード10を挿入させて上記磁気ストライプ12から、残り
度数や使用履歴の情報を読み取り又は書き込みすること
ができる。
また、CPU20には電池電源22にバックアップされた電
子時計24が接続され、の電子時計24はカレンダーを内蔵
して時刻とともに年月日もカウントする。
更に、CPU20には、特典付与の判定基準値、サービス
内容を記憶するアックアップメモリ26および上記カード
読み/書き器18で読み取った情報を記憶するメモリ28が
設けられている。この意味で、本実施例では上記CPU20,
電池電源22,電子時計24,バックアップメモリ26およびメ
モリ28が、本発明の判定手段を構成している。
上記バックアップメモリ26には、プリペイドカード10
を短期間に集中的に利用した特典として、例えば一ヶ月
に100度数使用した場合は5度数の割増サービス、3ヶ
月に500度数使用した場合は記念品の贈呈とするなどの
情報が記憶される。そして、上記判定基準値により特典
付与判定を行う判定回路はCPU20内に設けられることに
なる。
以下にその作用を第3図の動作フローチャートに基づ
いて説明する。
まず、ステップ1(以下、S1で表し、他のステップも
同様に扱う)では、店員が予め操作キー14と表示器16を
用いて、特典判定の基準値とサービス内容を入力し、こ
れらの情報はバックアップメモリ26に記憶される。
次のS2の待機状態を経て、S3にてプリペイドカード10
が処理装置に挿入されると、S4へ移行してカード読み/
書き器18によりカードの磁気ストライプ12に記憶されて
いる残り度数と日付、度数を含む使用履歴が読み取られ
る。これらの情報はメモリ28に書き込まれ、一方S5で表
示器16には残り度数が表示される。この場合、表示器16
においては表示範囲を拡げて上記使用履歴も表示するよ
うにしてもよい。
S6では、店員が今回の使用度数を操作キー14で入力す
ると、この使用度数が差し引かれた残り度数を表示器16
に表示して次のS7へ移行する。
S7では、残り度数が今回の使用により不足するか否か
の判別が行われており、残り度数が不足しない場合(NO
の場合)はS14の特典判定に移り、残り度数が不足して
いる場合(YES)の場合はS8へ移行する。
S8では、カード読み/書き器18によりカードの磁気ス
トライプ12に残り度数0を書き込み、S9でプリペイドカ
ード10を排出する。これと同時に、S10では残り度数が
ないことおよび未使用の新カードの挿入指示を表示器16
で行うことになる。
次のS11では、顧客は新しいプリペイドカード10を持
っていない場合は、別の自動販売機や店員からカードを
購入し、新プリペイドカード10を挿入することになり、
カードが挿入されると、S12で再びカード読み取りが行
われ、S13にて残り度数が表示器16に表示され、次のS14
へ移行する。
S14では、当該プリペイドカードが特典判定基準に合
致するか否かの判別が行われており、今回の使用日付,
使用度数が上記メモリ28に書き加えられ、過去の使用履
歴と合せて使用頻度が計算され、この使用頻度はバック
アップメモリ26に格納されている判定基準値と比較され
る。
実施例では、1ヶ月間に100度使用した場合には5度
数の割増しサービスとし、3ヶ月間に500度使用した場
合には記念品の贈呈を行うようにしているので、これら
の基準値に合致するか否かが判別され、合致するか否か
の判定結果はS15にて表示器16に表示される。この場
合、度数割増基準に合致すれば、その割増度数を記憶
し、記念品贈呈基準に合致すれば、店員により記念品が
渡されることになる。
そして、次のS16では、新残り度数が次の式で計算さ
れ、表示器16に表示される。
新残り度数=(前回の残り度数) +(特典による割増度数)−(今回の使用度数) または、 新残り度数=(前カード残り度数) +(新カード残り度数)+(特典による割増度数) −(今回の使用度数) S17では、今回の使用日付,使用度数,上記の計算に
よる新残り度数がプリペイドカード10の磁気ストライプ
に書き込まれる。
さらに、最初のカードが残り度数不足で新しいカード
を挿入した場合は、メモリ28に記憶されている前カード
の使用履歴の情報のうち、特典判定に必要であるものに
ついて同時に書き込まれる。そして、カード書き込みが
終了すると、S18にてプリペイドカード10が排出され、S
2のカード待機状態に戻る。
なお、発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
実施例では、プリペイドカード10は記憶部として磁気
ストライプ12を形成したが、ICメモリを内蔵したICカー
ドとしてもよい。
また、プリペイドカード10の記憶領域節約のために、
使用履歴として年月と月毎の使用度数を書き込むように
することもでき、過去の情報のうち、古いもの例えば3
ヶ月を過ぎたものについては消していくようにしてもよ
い。
さらに、プリペイドカード10の残り度数が不足したと
きに、未使用のカードだけでなく、使用中の他のカード
を使えるようにしてもよい。
また、残り度数が不足する場合は、2枚のプリペイド
カード10を使用するので、カード読み/書き器18を2台
内蔵することもできる。
さらに、本発明のプリペイド処理装置は、店員操作が
必要な装置に限らず、切符自動販売機などを内蔵して顧
客が直接操作する自動装置とすることができる。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項(1)によれば、プリペ
イド処理装置により過去の使用履歴を読み取り、この使
用履歴から使用頻度を求めて所定の基準値と比較判定
し、その判定結果を表示するようにしたので、特典付与
の判断が行え、記念品の贈呈,使用度数の割合,残り度
数の割増等を容易に行うことができる。
さらに、請求項(2)または請求項(3)によれば、
プリペイドカード自体の使用度数を割引したり、残り度
数を割増したりするようにしたので、使用の際に特典の
付与が容易かつ直接的に行える。
また、請求項(4)によれば、今回の使用によりプリ
ペイドカードの度数がなくなった場合に、使用済カード
の使用履歴を別のプリペイドカードに残せるようにした
ので、複数枚のカードの連続使用時でも特典付与の判定
ができ、顧客へのサービスを一段と向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例にかかるプリペイドカードの構
成を示す図、第2図は実施例にかかるプリペイドカード
処理装置の構成を示すブロック図、第3図は実施例の動
作を示すフローチャートである。 10……プリペイドカード、12……記憶部、 16……出力手段、 18……カード読み書き手段、 20,22,24,26,28……判定手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイドカードの使用時に日付、度数を
    含む使用履歴をプリペイドカードの記憶部に書き込むと
    ともに、過去の使用履歴を読み取るカード読み/書き手
    段と、上記使用履歴に基づいて使用頻度を所定の基準値
    と比較判定する判定手段と、この判定手段による判定結
    果を出力する出力手段と、を有することを特徴とするプ
    リペイドカード処理装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の装置において、上記カ
    ード読み/書き手段は、上記判定手段による判定結果に
    基づいて、今回の使用度数を割り引いた残り度数をプリ
    ペイドカードの記憶部に記憶させることを特徴とするプ
    リペイドカード処理装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)記載の装置において、上記カ
    ード読み/書き手段は、上記判定手段による判定結果に
    基づいて、現在の残り度数を割増し、この割増度数をプ
    リペイドカードの記憶部に記憶させることを特徴とする
    プリペイドカード処理装置。
  4. 【請求項4】請求項(1),(2),(3)のいずれか
    1項記載の装置において、上記カード読み/書き手段
    は、使用時にプリペイドカードの残り度数がなくなった
    場合に、記憶部に記憶されている使用履歴を別のプリペ
    イドカードの記憶部に記憶させることを特徴とするプリ
    ペイドカード処理装置。
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