JP2723430B2 - カード式自動販売機の運転方法 - Google Patents
カード式自動販売機の運転方法Info
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- JP2723430B2 JP2723430B2 JP25875792A JP25875792A JP2723430B2 JP 2723430 B2 JP2723430 B2 JP 2723430B2 JP 25875792 A JP25875792 A JP 25875792A JP 25875792 A JP25875792 A JP 25875792A JP 2723430 B2 JP2723430 B2 JP 2723430B2
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- JP
- Japan
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- card
- vending machine
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機に挿入され
るカードに基づいて商品の販売を行うカード式自動販売
機の運転方法に関する。
るカードに基づいて商品の販売を行うカード式自動販売
機の運転方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カード式自動販売機においては、
自動販売機にカードが挿入されると、カードに記録され
た情報が読み取られ、この情報からカードが有効である
と判断された時点で、自動販売機は売可状態に設定され
る。このとき、自動販売機が複数種類の商品を販売する
ものであれば、商品選択ボタンが動作可能な状態に設定
され、購入者が任意のボタンを押すことにより商品の販
売処理が行われる。
自動販売機にカードが挿入されると、カードに記録され
た情報が読み取られ、この情報からカードが有効である
と判断された時点で、自動販売機は売可状態に設定され
る。このとき、自動販売機が複数種類の商品を販売する
ものであれば、商品選択ボタンが動作可能な状態に設定
され、購入者が任意のボタンを押すことにより商品の販
売処理が行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使用される
カードがＩＣカードである場合などのように、カードの
有効性の判断のために取り扱われるデータ量が多いと、
この有効性の判断のために多くの時間を要するという問
題点がある。しかも、カードの有効性を判断した後に、
商品選択ボタンからのデータを判断して商品の販売を行
うことになるため、１回の販売処理に要する時間がきわ
めて長いものになるという問題点がある。
カードがＩＣカードである場合などのように、カードの
有効性の判断のために取り扱われるデータ量が多いと、
この有効性の判断のために多くの時間を要するという問
題点がある。しかも、カードの有効性を判断した後に、
商品選択ボタンからのデータを判断して商品の販売を行
うことになるため、１回の販売処理に要する時間がきわ
めて長いものになるという問題点がある。
【０００４】本発明は１回の販売処理に要する時間を短
縮できるカード式自動販売機の運転方法を提供すること
を目的とする。
縮できるカード式自動販売機の運転方法を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のカード式自動販
売機の運転方法は、自動販売機に挿入されるカードに基
づき複数の商品の販売を行う自動販売機において、カー
ドが自動販売機に挿入されたなら、このカードに記録さ
れた情報を読み取って、このカードの有効性の判断を行
うとともに、このカードの有効性の判断の処理中に、商
品選択ボタンからの情報を読み込んで、この読み込まれ
たデータを一時記憶し、その後、カードが有効であると
判断されたなら、前記記憶データに基づいて商品の販売
を行い、カードが無効であると判断されたなら、前記一
時記憶されたデータを消去するものである。
売機の運転方法は、自動販売機に挿入されるカードに基
づき複数の商品の販売を行う自動販売機において、カー
ドが自動販売機に挿入されたなら、このカードに記録さ
れた情報を読み取って、このカードの有効性の判断を行
うとともに、このカードの有効性の判断の処理中に、商
品選択ボタンからの情報を読み込んで、この読み込まれ
たデータを一時記憶し、その後、カードが有効であると
判断されたなら、前記記憶データに基づいて商品の販売
を行い、カードが無効であると判断されたなら、前記一
時記憶されたデータを消去するものである。
【０００６】
【作用】この構成によると、カードの有効性を判断する
処理と、商品選択ボタンからの情報を読み込んでこの読
み込まれたデータを一時記憶する処理とを並列処理する
ことになるため、処理時間が短縮される。カードの有効
性が判断された後において、カードが有効であった場合
は記憶データに基づき直ちに商品の販売が行われ、また
カードが無効であった場合は記憶データが消去されて商
品の販売は行われない。
処理と、商品選択ボタンからの情報を読み込んでこの読
み込まれたデータを一時記憶する処理とを並列処理する
ことになるため、処理時間が短縮される。カードの有効
性が判断された後において、カードが有効であった場合
は記憶データに基づき直ちに商品の販売が行われ、また
カードが無効であった場合は記憶データが消去されて商
品の販売は行われない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明のカード式自動販売機の運転方
法を具体的な実施例に基づいて説明する。
法を具体的な実施例に基づいて説明する。
【０００８】図２は、本発明の方法を実施するための自
動販売機の概略構成を示す。マイクロコンピュータなど
で構成される制御装置１には、カードデータの読み取り
および書き込み装置２と、複数の商品選択ボタン３とが
接続されている。この商品選択ボタン３は、これが押さ
れると、その商品が選択されたことを示す商品選択情報
を制御装置１に向けて出力する。また、商品選択ボタン
３は、商品選択情報を制御装置に向けて入力可能な状態
であることを表示するための表示ランプを内蔵してい
る。
動販売機の概略構成を示す。マイクロコンピュータなど
で構成される制御装置１には、カードデータの読み取り
および書き込み装置２と、複数の商品選択ボタン３とが
接続されている。この商品選択ボタン３は、これが押さ
れると、その商品が選択されたことを示す商品選択情報
を制御装置１に向けて出力する。また、商品選択ボタン
３は、商品選択情報を制御装置に向けて入力可能な状態
であることを表示するための表示ランプを内蔵してい
る。
【０００９】さらに、制御装置１には、自動販売機にカ
ードが受け入れられたことを表示するためのランプなど
の表示装置４と、商品選択ボタン３から制御装置１に送
られた商品選択情報をデータとして記憶する補助メモリ
５と、購入された商品を払い出す商品送り出し装置６、
ならびにカードの無効データが書き込まれたメモリ装置
８とが接続されている。
ードが受け入れられたことを表示するためのランプなど
の表示装置４と、商品選択ボタン３から制御装置１に送
られた商品選択情報をデータとして記憶する補助メモリ
５と、購入された商品を払い出す商品送り出し装置６、
ならびにカードの無効データが書き込まれたメモリ装置
８とが接続されている。
【００１０】次に、上記構成における動作を、図１に基
づいて説明する。ステップ11にて動作が開始されると、
ステップ12にてＩＣカードの挿入が行われ、ステップ13
において読み取りおよび書き込み装置２により制御装置
１とＩＣカードとの間でデータの交換が開始される。こ
のとき、表示装置４が動作して、例えば、ステップ14の
ように「カード使用中」という点灯表示が行なわれて、
自動販売機にカードが受け入れられたことを購入者に知
らせる。そしてステップ15においてカードに記録されて
いる金額の残高が読み込まれ、ステップ16により商品選
択ボタン３の表示ランプが点灯する。
づいて説明する。ステップ11にて動作が開始されると、
ステップ12にてＩＣカードの挿入が行われ、ステップ13
において読み取りおよび書き込み装置２により制御装置
１とＩＣカードとの間でデータの交換が開始される。こ
のとき、表示装置４が動作して、例えば、ステップ14の
ように「カード使用中」という点灯表示が行なわれて、
自動販売機にカードが受け入れられたことを購入者に知
らせる。そしてステップ15においてカードに記録されて
いる金額の残高が読み込まれ、ステップ16により商品選
択ボタン３の表示ランプが点灯する。
【００１１】次に、ステップ17においてはＩＣカードに
記録された有効性判断のためのデータが読み取りおよび
書き込み装置２で読み取られ、メモリ装置８の蓄積デー
タと照合して有効か無効かが判断される。具体的には、
メモリ装置８には転勤または紛失などで無効となったＩ
Ｃカードの個別コードが蓄積されており、入力されたＩ
Ｃカードから読み取った個別コードに一致する個別コー
ドがメモリ装置８に記録されていた場合には、そのＩＣ
カードが無効であると判断する。なお、メモリ装置８と
しては半導体メモリまたはフロッピーディスク装置を使
用することができ、通信回線を介してホストコンピュー
タと接続されている機器構成を採用している場合には、
通信回線を介してメモリ装置８に無効データをダウンロ
ードして運転することができる。
記録された有効性判断のためのデータが読み取りおよび
書き込み装置２で読み取られ、メモリ装置８の蓄積デー
タと照合して有効か無効かが判断される。具体的には、
メモリ装置８には転勤または紛失などで無効となったＩ
Ｃカードの個別コードが蓄積されており、入力されたＩ
Ｃカードから読み取った個別コードに一致する個別コー
ドがメモリ装置８に記録されていた場合には、そのＩＣ
カードが無効であると判断する。なお、メモリ装置８と
しては半導体メモリまたはフロッピーディスク装置を使
用することができ、通信回線を介してホストコンピュー
タと接続されている機器構成を採用している場合には、
通信回線を介してメモリ装置８に無効データをダウンロ
ードして運転することができる。
【００１２】かつ、ステップ17と同時に、ステップ16に
おいて点灯された商品選択ボタン３を購入者が押したな
ら、ステップ18においてその情報を読み込む。そして、
ステップ19ではステップ18で読み込まれたデータを補助
メモリ５に一時記憶する。
おいて点灯された商品選択ボタン３を購入者が押したな
ら、ステップ18においてその情報を読み込む。そして、
ステップ19ではステップ18で読み込まれたデータを補助
メモリ５に一時記憶する。
【００１３】次に、ステップ20において、カードの有効
性に応じた分岐を行う。カードが有効であった場合に
は、ステップ21に示すようにステップ19で記憶されたデ
ータに基づいて商品の販売が行われ、商品送り出し装置
６が選択された商品を払い出す。そして、ステップ22に
おいて、販売により減額されたカード残高を読み取りお
よび書き込み装置２を介してＩＣカードに記録する。そ
の後、ステップ23においてカードを返却し、ステップ24
で動作を終了する。
性に応じた分岐を行う。カードが有効であった場合に
は、ステップ21に示すようにステップ19で記憶されたデ
ータに基づいて商品の販売が行われ、商品送り出し装置
６が選択された商品を払い出す。そして、ステップ22に
おいて、販売により減額されたカード残高を読み取りお
よび書き込み装置２を介してＩＣカードに記録する。そ
の後、ステップ23においてカードを返却し、ステップ24
で動作を終了する。
【００１４】ステップ20でカードが無効であった場合に
は、ステップ19において補助メモリ５に記憶した商品選
択情報のデータをステップ25において消去し、次いでス
テップ23へ至る。
は、ステップ19において補助メモリ５に記憶した商品選
択情報のデータをステップ25において消去し、次いでス
テップ23へ至る。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、カードの
有効性を判断する処理と、商品選択ボタンからの情報を
読み込んでこの読み込まれたデータを一時記憶する処理
とを並列処理することになるため、カードが挿入されて
から商品が販売されるまでの時間を大幅に短縮すること
ができる。
有効性を判断する処理と、商品選択ボタンからの情報を
読み込んでこの読み込まれたデータを一時記憶する処理
とを並列処理することになるため、カードが挿入されて
から商品が販売されるまでの時間を大幅に短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のカード式自動販売機の運転方法の具体
的な一実施例のフローチャート図である。
的な一実施例のフローチャート図である。
【図２】本発明を実施するための自動販売機の概略構造
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【符号の説明】 １ 制御装置 ２ 読み取りおよび書き込み装置 ３ 商品選択ボタン ５ 補助メモリ ８ メモリ装置
Claims (1)
- 【請求項１】 自動販売機に挿入されるカードに基づき
複数の商品の販売を行う自動販売機において、カードが
自動販売機に挿入されたなら、このカードに記録された
情報を読み取ってこのカードの有効性の判断を行うとと
もに、このカードの有効性の判断の処理中に、商品選択
ボタンからの情報を読み込んでこの読み込まれたデータ
を一時記憶し、その後、カードが有効であると判断され
たなら、前記記憶データに基づいて商品の販売を行い、
カードが無効であると判断されたなら、前記一時記憶し
たデータを消去することを特徴とするカード式自動販売
機の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25875792A JP2723430B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | カード式自動販売機の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25875792A JP2723430B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | カード式自動販売機の運転方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06111102A JPH06111102A (ja) | 1994-04-22 |
| JP2723430B2 true JP2723430B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17324666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25875792A Expired - Fee Related JP2723430B2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | カード式自動販売機の運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723430B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP25875792A patent/JP2723430B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06111102A (ja) | 1994-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |