JPH11175824A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH11175824A
JPH11175824A JP34150097A JP34150097A JPH11175824A JP H11175824 A JPH11175824 A JP H11175824A JP 34150097 A JP34150097 A JP 34150097A JP 34150097 A JP34150097 A JP 34150097A JP H11175824 A JPH11175824 A JP H11175824A
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JP
Japan
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item
sales
ram
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JP34150097A
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English (en)
Inventor
Takuji Kawaai
拓司 川相
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理プログラムの中断に影響されず販売デー
タを正確に集計すること。 【解決手段】 コラム別売上,日にち別売上等の集計項
目には処理番号が付与されており、制御装置は、販売デ
ータの集計処理を実行する毎にRAMに処理番号を書込
むと共に(ステップS15)、RAMに書込んだ次の処
理番号を検出し(ステップS16)、検出した処理番号
に対応する処理項目について販売データを集計する(ス
テップS14)。この構成の場合、瞬断時にRAMの記
憶データがバックアップ電源により保存されるようにな
っており、制御装置は、瞬断後に処理を再開するにあた
って、RAMに書込んだ次の処理番号を検出し(ステッ
プS16)、検出した処理番号に対応する処理項目につ
いて販売データを集計する(ステップS14)。このた
め、処理プログラムの中断に影響されず販売データが正
確に処理される上、同一項目が重複して処理されること
が防止されるので、販売データの再開処理が効率化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の販売データ
を集計処理等する自動販売機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機には、商品
の販売を合図に販売価格,販売本数等の販売データをR
AMに書込み、RAMの販売データをコラム別売上,日
にち別売上等の項目別に集計処理する構成のものがあ
る。この構成の場合、商品の販売後に販売価格以上の金
額が機内に残っているときには商品を続けて購入できる
「まとめ買い」機能を有するものがあり、「まとめ買
い」に際しては商品の販売動作が数秒間に及ぶことがあ
る。
【0003】自動販売機を工事現場や工場等に設置する
場合には、自動販売機と動力装置との間で電源を共有す
ることがある。この設置状況の場合、「まとめ買い」の
実行中に動作電圧が不安定になり、自動販売機が瞬間的
に停電する虞れがある。すると、集計処理プログラムの
中断,販売データの消失が起こるので、販売データの集
計処理が正確に行われなくなる。また、自動販売機を屋
外に設置する場合には、ノイズ等の外乱の影響で「まと
め買い」の実行中に集計処理プログラムがリセットされ
ることがある。すると、販売データの消失が起こるの
で、販売データの集計処理が正確に行われなくなる。
【0004】自動販売機には、外部から電話回線等で通
信されるクリア要求に応じて複数の販売データをクリア
処理する構成のものがある。この構成の場合、販売デー
タをクリア処理している最中に外部から別の通信要求が
あると、別の通信要求を待たせてクリア処理を行ってい
たので、通信エラー等が起こり、通信効率が低下する虞
れがあった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、第1の目的は、処理プログラムの瞬断等に影響さ
れず販売データを正確に処理できる自動販売機を提供す
ることにある。第2の目的は、外部からの要求に応じて
販売データの処理を行っている最中に別の要求があった
場合でも、販売データの処理を効率良く行うことができ
る自動販売機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動販売
機は、商品の販売データが記憶される記憶手段と、この
記憶手段の販売データを項目別に処理する処理手段と、
前記記憶手段の販売データを前記処理手段の処理中断時
に保存する保存手段とを備え、前記処理手段が販売デー
タの処理を未処理項目に対して再開するところに特徴を
有している。
【0007】上記手段によれば、販売データの処理が瞬
断等で中断しても、記憶手段に保存された販売データに
基づいて処理を再開できるので、処理プログラムの中断
に影響されず販売データが正確に処理される。しかも、
処理再開時には、処理されていない項目について販売デ
ータが処理される。このため、同一項目が重複して処理
されることが防止されるので、販売データの処理が効率
化される。
【0008】請求項2記載の自動販売機は、商品の販売
データが記憶される記憶手段と、外部からの信号に基づ
いて前記記憶手段の販売データを項目別に処理する処理
手段とを備え、この処理手段が販売データの処理中に外
部から別の信号を検出すると販売データの処理を中断し
て別の処理を行った後、販売データの処理を未処理項目
に対して再開するところに特徴を有している。上記手段
によれば、外部からの要求に応じて販売データの処理を
行っている最中に別の要求があると、販売データの処理
を中断して別の処理を行った後、販売データの処理を未
処理項目に対して再開するので、販売データの処理が効
率化される。
【0009】請求項3記載の自動販売機は、処理項目を
特定する項目コードが処理項目に付与され、処理手段が
販売データの処理を実行する毎に処理済み項目に対応す
る項目コードを記憶手段に書込むところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、販売データの処理毎に処理済
み項目を特定する項目コードが記憶手段に書込まれる。
このため、記憶手段に書込まれていない項目コードを検
出することに基づいて、販売データの処理を未処理項目
から簡単に再開することができる。
【0010】請求項4記載の自動販売機は、処理順序を
特定する順序コードが処理項目に付与され、処理手段が
販売データの処理を実行する毎に処理済み項目に対応す
る順序コードを記憶手段に書込むところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、販売データの処理毎に処理済
み項目に対応する順序コードが記憶手段に書込まれる。
このため、記憶手段に書込まれている順序コードの次の
順序コードを検出することに基づいて、販売データの処
理を未処理項目から簡単に再開することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図5において、
キャビネット1は、縦長な矩形箱状をなすものであり、
キャビネット1の前面には複数の商品見本2が展示され
ている。また、キャビネット1内には、コラム(図示せ
ず)が前後方向および左右方向に複数列設けられてお
り、各コラム内には、商品に相当する複数の缶入飲料
(図示せず)が収納されている。
【0012】キャビネット1の前面にはコイン投入口3
が装着されており、コイン投入口3内に投入されたコイ
ンは、コインメカニズム4(図4参照)に供給される。
このコインメカニズム4は、投入コインを選別してコイ
ンの投入金額を演算するものであり、コインメカニズム
4からの金額信号は制御装置5(図4参照)に与えられ
る。この制御装置5はマイクロコンピュータを主体に構
成されたものであり、CPU5a,ROM5b,RAM
5c,入力インターフェース5d,出力インターフェー
ス5e等を有している。尚、制御装置5は処理手段に相
当し、制御装置5のRAM5cは記憶手段に相当する。
【0013】キャビネット1の前面には、図5に示すよ
うに、金額表示器6が装着されており、制御装置5は、
コインメカニズム4から金額信号を受取ると、金額表示
器6に金額信号を出力し、金額表示器6にコインの投入
金額を表示する。
【0014】キャビネット1の前面には、各商品見本2
の下方に位置して販売ボタン7が装着されている。これ
ら各販売ボタン7内にはLED7a(図4参照)が収納
されており、制御装置5は、コインの投入金額が商品の
販売価格に達すると、LED7aを発光させ、販売ボタ
ン7を点灯させる。
【0015】キャビネット1の前面には、図5に示すよ
うに、複数の商品取出口8が装着されており、各商品取
出口8はキャビネット1の所定のコラムに通じている。
そして、キャビネット1内には商品搬出機構9(図4参
照)が配設されており、制御装置5は、LED7aの発
光時に販売ボタン7の操作を検出すると、商品搬出機構
9を駆動制御し、操作された販売ボタン7に応じた缶入
飲料を所定のコラムから商品取出口8内に搬出する。
【0016】キャビネット1の前面には、図5に示すよ
うに、カード投入口10が装着されている。このカード
投入口10は、プリペイドカード,IDカードを投入す
るためのものであり、カード投入口10内に投入された
プリペイドカード,IDカードはカードリーダ11(図
4参照)に供給される。前者のプリペイドカードには残
金情報が記録されており、カードリーダ11は、プリペ
イドカードから残金情報を読取って制御装置5に出力す
る。
【0017】制御装置5は、カードリーダ11から残金
情報を受取ると、金額表示器6に残金を表示する。ここ
で、プリペイドカードの残金が商品の販売価格に達して
いるときには、LED7aを発光させ、LED7aの発
光時に販売ボタン7の操作を検出すると、商品搬出機構
9を駆動制御し、所定のコラムから商品取出口8内に缶
入飲料を搬出する。
【0018】IDカードには、商品の購入者を特定する
IDコードが記録されており、カードリーダ11は、カ
ード投入口10内にIDカードが投入されると、IDカ
ードからIDコードを読取って制御装置5に出力する。
制御装置5は、カードリーダ11からIDコードを受取
ると、LEDD7aを発光させ、LEDD7aの発光時
に販売ボタン7の操作を検出すると、商品搬出機構9を
駆動制御し、所定のコラムから商品取出口8内に商品を
搬出する。
【0019】制御装置5には、ホスト制御装置(図示せ
ず)が電話回線を介して接続されており、制御装置5
は、IDカードで商品を販売すると、電話回線を通して
ホストコンピュータにIDコードおよび商品の販売金額
等を通信する。
【0020】制御装置5のROM5bには集計処理プロ
グラムが記憶されており、制御装置5は、缶入飲料の販
売データをROM5bの集計処理プログラムに基づいて
内部処理する。図1は、ROM5bの集計処理プログラ
ムを示すフローチャートであり、以下、図1のフローチ
ャートについて詳述する。
【0021】制御装置5は、電源が投入されると、図1
の(a)のステップS1へ移行する。このステップS1
は、缶入飲料の販売データを集計処理するためのもので
あり、ここでは、缶入飲料が販売されておらず、販売デ
ータがないため、(b)のステップS11で「NO」と
判断して(a)のステップS2へ移行する。
【0022】制御装置5は、ステップS2でコイン投入
口3内にコインが投入されたこと,カード投入口10内
にプリペイドカードが投入されたこと,カード投入口1
0内にIDカードが投入されたことのいずれかを検出す
ると、金額表示器6に金額を表示したり、LED7aを
発光させる等の入金処理を行う。そして、ステップS3
へ移行し、販売ボタン7の操作を待つ。
【0023】制御装置5は、ステップS3で販売ボタン
7の操作を検出すると、ステップS4へ移行し、商品
の販売コラム,商品の販売価格,商品の販売本数,
商品の販売形態等の販売データを記憶する。そして、
ステップS5へ移行し、商品搬出機構9を駆動制御し、
所定のコラムから商品取出口8内に商品を搬出する。
尚、商品の販売形態とは、コインによる現金販売,プ
リペイドカードによるカード販売,コインおよびプリペ
イドカードによる現金カード併用販売,IDカードによ
るIDカード販売を特定するものである。
【0024】制御装置5のROM5bには、図2の
(a)および(b)に示すように、集計処理番号表と集
計手順表とが書込まれている。(a)の集計処理番号表
は、販売データの集計項目と処理番号とを対応付けるも
のであり、処理番号は、集計項目を特定する項目コード
および集計項目の集計順序を特定する順序コードに相当
する。(b)の集計手順表は、商品の販売形態と集計手
順とを対応付けて示すものであり、集計手順表の中の番
号は、「処理番号」を示している。
【0025】制御装置5は、図1の(a)のステップS
5で商品を販売すると、後段のステップS1へ移行して
集計処理を開始する。そして、(b)のステップS11
で販売データ有りと判断してステップS12へ移行し、
「販売形態」に対応する集計手順をROM5bから読
出す。例えば商品の販売形態が現金(コイン)である場
合には、まず、図2の最上段の集計手順「1−2−3…
……−0」をROM5bから読出してRAM5cに書込
み、集計手順の最初の「項目No.1」を検出する。次
に、図1のステップS13へ移行し、「項目No.=
0」でないと判断し、ステップS14へ移行する。
【0026】制御装置5は、ステップS14へ移行する
と、「項目No.1」に対応する「コラム別売上」を集
計処理し、ステップS15へ移行する。そして、「項目
No.1」が実行済みであることをRAM5cの専用記
憶領域に書込んでステップS16へ移行し、集計手順
「1−2−3………−0」から次の「項目No.2」を
読出した後、ステップS13に復帰する。
【0027】制御装置5は、ステップS13に復帰する
と、「項目No.=0」でないと判断してステップS1
4へ移行し、「項目No.2」に対応する「現金売上」
を集計処理した後、ステップS15へ移行する。そし
て、「項目No.2」が実行済みであることをRAM5
cの専用領域に書込んでステップS16へ移行し、集計
手順「1−2−3………−0」から次の「項目No.
3」を検出する。
【0028】制御装置5は、「項目No.3」を検出す
ると、ステップS13に復帰し、ステップS13で「項
目No.=0」を検出するまでステップS13〜S16
を繰返す。そして、ステップS13で「項目No.=
0」を検出すると、集計処理を終了し、(a)のステッ
プS6へ移行する。
【0029】制御装置5は、ステップS6へ移行する
と、「まとめ買い」の終了を判断する。下記および
は、「まとめ買い」の終了判断基準を示すものであり、
あるいはの動作が検出されない場合、ステップS2
へ復帰し、上記一連の動作を繰返す。 返却レバー12(図5参照)が操作されたときには、
まとめ買いが終了したと判断する。そして、販売形態が
現金であるときには硬化返却口13(図5参照)内に残
金を返却し、販売形態がカードあるいはIDカードであ
るときにはカード投入口10を通してプリペイドカード
あるいはIDカードを返却する。 コインあるいはプリペイドカードの残額が商品の販売
価格に達していないときには、まとめ買いが終了したと
判断し、残金あるいはプリペイドカードを返却する。
【0030】制御装置5のROM5bには、図3の
(a)および(b)に示すように、集計処理番号表と集
計処理手順表とが書込まれている。(a)の集計処理番
号表は、販売データの集計項目と処理番号とを対応付け
るものであり、処理番号は、集計項目を特定する項目コ
ードおよび集計項目の集計順序を特定する順序コードに
相当する。(b)の集計集計手順表は、商品の販売形態
と集計手順とを対応付けるものであり、集計手順表の中
の番号は、「処理番号」を示している。
【0031】制御装置5は、図1の(a)のステップS
6でまとめ買い終了を判断すると、後段のステップS1
へ移行して集計処理を開始し、(b)のステップS11
で販売データ有りと判断する。そして、ステップS12
へ移行し、「販売形態」に対応する集計手順をROM
5bから読出す。この場合、商品の販売形態が現金販売
であるため、図3の最上段の集計手順「1−2−3……
…−0」を読出してRAM5cに書込み、集計手順の最
初の「項目No.1」を検出した後、図1の(b)のス
テップS13へ移行する。
【0032】制御装置5は、ステップS13へ移行する
と、「項目No.=0」でないと判断してステップS1
4へ移行し、「項目No.1」に対応する「コラム別売
上」を集計処理した後、ステップS15へ移行する。こ
こで、RAM5cの専用記憶領域に「項目No.1」を
書込んでステップS16へ移行し、集計手順「1−2−
3………−0」から次の「項目No.2」を読出した
後、ステップS13に復帰する。そして、「項目No.
=0」を検出するまでステップS13〜S16を繰返し
た後、集計処理を終了する。
【0033】制御装置5には、図4に示すように、電池
等のバックアップ電源14が接続されている。このバッ
クアップ電源14は保存手段に相当するものであり、制
御装置5は、図1のステップS5の後段の集計処理の実
行中に瞬断等が起こると、バックアップ電源14からR
AM5cに電源を供給し、RAM5cの記憶データを保
存する。この後、電源が投入されると、図1の(a)の
ステップS1へ移行し、集計処理を再開する。
【0034】制御装置5は、集計処理を再開すると、ス
テップS11へ移行し、RAM5cの販売データの有無
を判断する。ここでは、瞬断前のステップS5で商品を
販売しており、「商品販売コラム」〜「商品販売形
態」等の販売データ,集計手順,実行済み項目番号がR
AM5cに書込まれているため、「YES」と判断して
ステップS12へ移行する。
【0035】制御装置5は、ステップS12に移行する
と、RAM5cに書込まれている実行済み項目番号の次
の項目番号を検出し、ステップS13へ移行する。そし
て、ステップS13で「項目No.=0」が検出される
までステップS13〜S16を繰返すことに伴い、未集
計処理項目に対して販売データを集計処理する。
【0036】上記実施例によれば、制御装置5のRAM
5cの記憶データをバックアップ電源14により保存し
たので、集計処理プログラムが中断しても、RAM5c
に保存された販売データに基づいて集計処理を再開でき
る。しかも、集計処理の中断後には、販売データを未集
計処理項目に対して再開した。このため、同一項目が重
複して集計処理されることがなくなるので、集計処理が
効率化される。
【0037】また、販売データの集計処理を実行する毎
に処理番号をRAM5cに書込んだ。このため、RAM
5cに書込まれている処理番号の次の番号を集計手順か
ら検出することに基づいて、販売データの集計処理を未
処理項目から簡単に再開できる。
【0038】次に本発明の第2実施例を図6および図7
に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材
については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異
なる部材についてのみ説明を行う。
【0039】制御装置5は、図1のメインルーチンを実
行している間にホスト制御装置から電話回線を通して送
信される通信要求を検出すると、図6のステップS21
へ移行し、誤り制御等の通信処理を行った後、ステップ
S22へ移行する。ここで、通信内容がクリア要求でな
いと判断すると、ステップS23へ移行し、通信内容に
応じた所定の処理動作を実行した後、メインルーチンに
復帰する。また、通信内容がクリア要求であると判断す
ると、ステップS24へ移行する。
【0040】制御装置5のROM5bには、図7の
(a)および(b)に示すように、クリア処理番号表と
クリア手順表とが書込まれている。(a)のクリア処理
番号表は、販売データのクリア項目と処理番号とを対応
付けるものであり、処理番号は、クリア項目を特定する
項目コードおよびクリア項目のクリア順序を特定する順
序コードに相当する。(b)のクリア手順表は、クリア
手順を示すものであり、クリア手順表の中の番号は、
「処理番号」を示している。
【0041】制御装置5は、図6のステップS24へ移
行すると、ROM5bからクリア処理番号表とクリア手
順表とを読出してRAM5cに書込み、クリア手順表の
先頭項目番号「1」を検出した後、ステップS25へ移
行する。このステップS25は、クリア済みの項目に対
応する販売データに「100(意味がない値,デフォー
ルト値)」を書込むためのものであり、ここでは、クリ
ア済みの項目がないので、ステップS25からS26へ
移行する。
【0042】制御装置5は、ステップS26へ移行する
と、ステップS24で検出した項目番号(この場合には
「1」)が「0」でないと判断し、ステップS27へ移
行する。そして、ステップS24で検出した項目番号
「1」に対応するコラム別売上をクリアした後、ステッ
プS28へ移行する。
【0043】制御装置5は、ステップS28へ移行する
と、RAM5cの専用記憶領域にクリア実行済み項目番
号「1」を書込み、ステップS29へ移行する。そし
て、RAM5cのクリア手順表から次の項目番号「2」
を検出した後、ステップS30へ移行し、ホスト制御装
置からの通信要求の有無を判断する。
【0044】例えばホスト制御装置からの通信要求がな
い場合、制御装置5は、ステップS30からS25に復
帰し、RAM5cのクリア実行済みの項目の販売データ
に「100」を書込んだ後、ステップS26へ移行す
る。そして、「項目番号=0」を検出するまでステップ
S25〜S30を繰返し、項目番号「2」に対応する現
金売上データ,項目番号「3」に対応する現金以外売上
データ……を順次クリアする。
【0045】制御装置5は、ステップS30でホスト制
御装置からの通信要求を検出すると、ステップS31へ
移行する。ここで、ホスト制御装置からの通信内容がク
リア要求であると判断すると、ステップS25へ復帰
し、クリア処理を継続する。また、通信内容がクリア要
求でないと判断すると、ステップS32へ移行し、通信
内容に応じた所定の処理動作を実行した後、ステップS
25に復帰し、クリア処理を再開する。
【0046】上記実施例によれば、ホスト制御装置から
のクリア要求に応じて販売データのクリア処理を行って
いる最中に別の通信要求があると、販売データのクリア
処理を中断して別の処理を行った後、販売データのクリ
ア処理を未処理項目に対して再開したので、販売データ
のクリア処理を効率良く行うことができる。また、販売
データのクリア処理を実行する毎に処理番号をRAM5
cに書込んだので、RAM5cに書込まれている処理番
号の次の番号を検出することに基づいて、販売データの
クリア処理を未処理項目から簡単に再開できる。
【0047】尚、上記第1および第2実施例において
は、処理順序を特定する番号を処理項目に付与したが、
これに限定されるものではなく、例えばアルファベット
を付与しても良い。また、上記第1および第2実施例に
おいては、処理済みの項目番号をRAM5cに書込んだ
が、これに限定されるものではなく、例えばRAM5c
に書込まれている処理手順の中の処理番号を処理を実行
する毎に消しても良い。この構成の場合、処理手順の先
頭番号を検出するだけで、販売データの処理を未処理項
目から簡単に再開できる。
【0048】また、上記第1および第2実施例において
は、処理項目に項目番号を付与したが、これに限定され
るものではなく、例えば処理項目を特定する項目名等の
項目コードを付与しても良い。この構成の場合、下記
あるいはに示すように、未処理項目に対して販売デー
タの処理を再開することが好ましい。 処理を実行する毎にRAM5cの専用記憶領域に項目
名を書込む。そして、処理の中断後には、RAM5cの
専用領域に書込まれていない項目名を検出することに基
づいて、販売データの処理を未処理項目から再開する。 RAM5cに複数の項目名を書込んでおき、処理を実
行する毎にRAM5cの項目名を消す。そして、RAM
5cの項目名に基づいて販売データの処理を未処理項目
から再開する。
【0049】また、上記第1および第2実施例において
は、本発明を缶入飲料の自動販売機に適用したが、これ
に限定されるものではなく、例えば煙草,ぬいぐるみ、
菓子等の自動販売機に適用しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の自動販売機は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、記憶手段の販売データを保存手段により保存
したので、処理プログラムが瞬断等で中断しても、記憶
手段に保存された販売データに基づいて処理を再開でき
る。しかも、処理の中断後には、販売データの処理を未
処理項目に対して再開した。このため、同一項目が重複
して処理されることがなくなるので、販売データの処理
が効率化される。
【0051】請求項2記載の手段によれば、外部からの
要求に応じて販売データの処理を行っている最中に別の
要求があったときには、販売データの処理を中断して別
の処理を行った後、販売データの処理を未処理項目に対
して再開したので、販売データの処理が効率化される。
【0052】請求項3記載の手段によれば、販売データ
の処理毎に処理済み項目を特定する項目コードを記憶手
段に書込んだので、記憶手段に書込まれていない項目コ
ードを検出することに基づいて、販売データの処理を未
処理項目から簡単に再開できる。
【0053】請求項4記載の手段によれば、販売データ
の処理毎に処理済み項目に対応する順序コードを記憶手
段に書込んだので、記憶手段に書込まれている順序コー
ドの次の順序コードを検出することに基づいて、販売デ
ータの処理を未処理項目から簡単に再開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは集計処理プ
ログラムを示すフローチャート、bは集計処理内容を示
すフローチャート)
【図2】(a)は集計処理項目表を示す図、(b)は集
計手順表を示す図
【図3】(a)は別の集計処理項目表を示す図、(b)
は別の集計手順表を示す図
【図4】電気的構成の概略を示すブロック図
【図5】自動販売機の外観を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示す図(クリア処理内容
を示すフローチャート)
【図7】(a)はクリア処理項目表を示す図、(b)は
クリア手順表を示す図
【符号の説明】
5は制御装置(処理手段)、5cはRAM(記憶手
段)、14はバックアップ電源(保存手段)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の販売データが記憶される記憶手段
    と、 この記憶手段の販売データを項目別に処理する処理手段
    と、 前記記憶手段の販売データを前記処理手段の処理中断時
    に保存する保存手段とを備え、 前記処理手段は、販売データの処理を未処理項目に対し
    て再開することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 商品の販売データが記憶される記憶手段
    と、 外部からの要求に基づいて前記記憶手段の販売データを
    項目別に処理する処理手段とを備え、 この処理手段は、販売データの処理中に外部からの別の
    要求を検出すると販売データの処理を中断して別の処理
    を行った後、販売データの処理を未処理項目に対して再
    開することを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】 処理項目には、処理項目を特定する項目
    コードが付与され、 処理手段は、販売データの処理を実行する毎に処理済み
    項目に対応する項目コードを記憶手段に書込むことを特
    徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 処理項目には、処理順序を特定する順序
    コードが付与され、 処理手段は、販売データの処理を実行する毎に処理済み
    項目に対応する順序コードを記憶手段に書込むことを特
    徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
JP34150097A 1997-12-11 1997-12-11 自動販売機 Pending JPH11175824A (ja)

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