JP3030067B2 - 自動販売機の販売制御装置 - Google Patents

自動販売機の販売制御装置

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JP3030067B2 JP2229605A JP22960590A JP3030067B2 JP 3030067 B2 JP3030067 B2 JP 3030067B2 JP 2229605 A JP2229605 A JP 2229605A JP 22960590 A JP22960590 A JP 22960590A JP 3030067 B2 JP3030067 B2 JP 3030067B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、特定の時間帯では販売を禁止しなければな
らない商品を取り扱う自動販売機の販売制御装置に関す
る。
(ロ)従来の技術 例えばアルコール飲料などを自動販売機にて販売しよ
うとすると、夜間(大体23:00から5:00までが多い)の
販売は停止にする必要がある。これは、未成年者が夜間
に紛れてアルコール飲料を購入することを防止するため
のものである。そこで、従来の自動販売機では、実公昭
57−21101号公報でも示されているように、アルコール
飲料を販売する商品収納コラムに対しては夜間の販売を
禁止するようあらかじめ設定しなければならなかった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来技術の構成であると、商品収納コ
ラムの指定を誤ることが往々にしてあり、このような場
合、時間帯によっては販売を停止しなければならない商
品が自由な販売となる一方で、自由に販売できる商品が
販売に制限を受ける不都合が起きる。
従って、本発明は、販売しようとする商品にバーコー
ドにて印刷されている商品コードを利用して、時間帯に
よって販売を停止しなければならないコラムを自動販売
機側で自動的に設定できるようにした自動販売機の販売
制御装置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明による自動販売
機の販売制御装置は、商品コードがバーコードにて印刷
されている商品を販売する自動販売機において、バーコ
ードにて記録されている各種コードを読み取るバーコー
ドリーダーと、前記バーコードリーダーにて商品収納コ
ラムのコラムコードとこの商品収納コラムに収納した商
品の商品コードとを読み取りコラムコードと商品コード
とを対応させて記憶するとともに販売時間に応じて販売
を禁止する商品の商品コードをあらかじめ記憶している
メモリ手段と、所定時間となると各商品収納コラムに収
納した商品の商品コードと販売時間に応じて販売を禁止
する商品の商品コードとを照合し一致している商品コー
ドを検出すると当該商品コードの商品を収納した商品収
納コラムからの販売を停止するよう制御する販売停止装
置とを具備している。
(ホ)作用 あらかじめメモリ手段には、販売時間によっては販売
を停止しなければならない商品の商品コードを格納して
おく。そして、販売停止装置は所定時間となると、メモ
リ手段が記憶している商品コードの商品の販売を停止す
るよう制御する。
(ヘ)実施例 第1図はこの発明の実施例を示す自動販売機の全体斜
視図である。自動販売機5の接客パネル6には、硬貨投
入口7や複数の商品選択スイッチ8が設けられている。
そして、自動販売機5の扉9を開けた内部には制御ボッ
クス10及び硬貨処理装置11が取り付けられている。制御
ボックス10にはバーコードリーダー1が接続されると共
に、この制御ボックス10の中には、CPUなどによって構
成される制御部が収納されている。硬貨処理装置11は、
硬貨投入口7に投入された硬貨を選別する硬貨セレクタ
11A,硬貨収納部11Bおよびこの硬貨収納部に収納されて
いる硬貨を硬貨取出口17に払い出すための硬貨払出装置
11Cから成る。また、扉9の背面には、各商品選択スイ
ッチ8に対応しており、それぞれ該当している商品選択
スイッチを表す商品選択スイッチコードがバーコードに
て表示されている商品選択スイッチ識別部29を設けてい
る。この商品選択スイッチコードは、例えば各商品選択
スイッチ8に割り付けたスイッチ番号を表示するもので
ある。
第2図は、前面扉3を開放した状態を示しており、自
動販売機5の庫内には5列の商品収納コラム2を設け、
商品収納コラム2の下方には商品取出口4に連通するシ
ュート12を配置している。商品収納コラム2の上部には
商品投入口2Aが開口されており、収納する商品はこの商
品投入口2Aを通して内部に充填される。また、商品収納
コラム2のそれぞれには、対応しているコラムを表わす
コラムコードをバーコードにて表示するコラム識別部28
が設けられている。このコラムコードは、例えば各商品
収納コラム2に割り付けたコラム番号等を表示するもの
である。
第3図は自動販売機5の構成をブロックにて示すもの
で、制御ボックス10に格納される制御部は、プログラム
により制御動作を実行する中央処理ユニット(CPU)21
を含み、このCPU10には時計回路25が接続されると共
に、アドレスバス26及びデータバス27を介して、動作用
のプログラムを格納したROM22,電源の切断時にも記憶が
バッテリーにてバックアップされるRAM23,I/Oインター
フェース24を接続している。そして、I/Oインターフェ
ース24には、バーコードリーダー1と、硬貨処理装置11
と、表示装置14と、選択装置15と、販売装置16と、モー
ドスイッチ18とが接続されている。
硬貨処理装置11は、硬貨セレクタ16にて適正と判別さ
れた硬貨の金額を表す信号をI/Oインターフェース24を
通してCPU21に出力する。また、硬貨処理装置11は、CPU
10から硬貨の払い出しを表す信号がI/Oインターフェー
ス24を通して入力されると硬貨払出装置18を駆動する。
表示装置14は、各商品収納コラム2に対応して設けた
5個のコラムインジケータ19と、各商品選択スイッチ8
に対応して設けた5個の選択スイッチインジケータ20を
含み、それぞれのインジケータは、I/Oインターフェー
ス24を通してCPU21から入力される表示データに基づい
て駆動が制御される。この選択スイッチインジケータ20
は接客パネル6に設けられており、通常の販売モードに
おいては、顧客が貨幣を投入したときに投入金額にて購
入可能な商品を点灯にて示す、いわゆる販売可インジケ
ータとして機能するものである。更に、表示装置14は、
各商品選択スイッチ8に対応して設けた5個の売り切れ
インジケータ30を含み、それぞれのインジケータは、I/
Oインターフェース24を通してCPU21から入力される表示
データに基づいて駆動が制御される。
選択装置15は複数の商品選択スイッチ8を含み、この
選択装置15からは、商品選択スイッチ8が操作されたこ
とを表す信号がI/Oインターフェース24を通してCPU21に
入力される。
販売装置16は、商品収納コラム2に対応して商品送出
用の駆動モータを含み、CPU21は、I/Oインターフェース
24を通してこのモータに商品の送出を表す指令を与え
る。
モードスイッチ18は、通常の販売モードと設定モード
とを切り換えるために操作される。CPU21は、販売モー
ドにおいてこのモードスイッチ18が操作されると自動販
売機を設定モードとしてバーコードリーダー1を駆動す
る。これにより、バーコードリーダー1は、商品13に印
刷されている商品コード,コラム識別部28に表示されて
いるコラムコード,及び商品選択スイッチ識別部29に表
示されている商品選択スイッチコードを読み取ることが
できる。更に、この自動販売機5は、バーコードリーダ
ー1にてシート31を読み取ることにより設定すべき販売
価格を入力することができる。
商品コードは、POSシステムのためのJIS規格で規定さ
れた共通コード用バーコードシンボル、いわゆるJANコ
ードと呼ばれているものであり、先頭から順に2桁の国
別コード(49で日本を表す)と、5桁の商品メーカーコ
ードと、5桁の商品アイテムコード(以下、便宜上これ
を商品コードと言う)と、1桁のチェックデジットが配
列されている。このようにJANコードは、頭の2桁のコ
ードが49であることが決められているために、先頭の2
桁をチェックすることでJANコードであるかが判別され
る。従って、本例のコラムコード,商品選択スイッチコ
ード,及びシート31に印刷されている販売価格コード
は、それぞれその頭の2桁を識別コード部にして、ここ
に49以外の数値を設定することにより、JANコードと3
つのコードとを区別できるようにしている。
CPU21は、バーコードリーダー1の読み取りに基づい
て商品収納コラム2と商品選択スイッチ8と商品コード
との対応をRAM23に格納する。第4図はRAM23の記憶フォ
ーマットを示しており、RAM23は少なくとも8通りの記
憶領域を有する。
記憶領域23aはバッファ記憶部であり、バーコードリ
ーダー1にて読み取った商品コードを記憶する商品コー
ドバッファ,コラムインジケータ表示バッファ,選択ス
イッチインジケータ表示バッファ,売り切れインジケー
タ表示バッファ,投入金額バッファ等を備えている。5
ビットのコラムインジケータ表示バッファには、5個の
コラムイジケータ19の点灯あるいは消灯を1ビットの
“1"あるいは“0"にて示す表示データが記憶される。ま
た、5ビットの選択スイッチインジケータ表示バッファ
には、5個の選択スイッチインジケータ20の点灯あるい
は消灯を1ビットの“1"あるいは“0"にて示す表示デー
タが記憶される。同様に、5ビットの売り切れインジケ
ータ表示バッファには、5個の売り切れインジケータ30
の点灯あるいは消灯を1ビットの“1"あるいは“0"にて
示す表示データが記憶される。
記憶領域23bは、各商品選択スイッチ8とこの商品選
択スイッチ8の操作により販売する商品の商品コードと
の対応を記憶する領域であり、商品選択スイッチ8の数
と等しい5個のアドレスを有する。
記憶領域23cは、各商品収納コラム2とこの商品収納
コラム2に収納する商品の商品コードとの対応を記憶す
る領域であり、商品収納コラム2の数と等しい5個のア
ドレスを有する。
記憶領域23dは、商品コードとこのコードに該当する
商品の販売価格を記憶する領域であり、この自動販売機
5は、5列の商品収納コラムを有して最大5種類の商品
を販売できるために、5個のアドレスを有する。そし
て、本例ではシート30に印刷されているバーコードをバ
ーコードリーダー1にて読み取ることにより、記憶領域
23dに販売価格を格納することができる。
記憶領域23eは、時間帯によっては販売を停止しなけ
ればならない販売禁止商品の商品コードリストを記憶す
る領域であり、これら商品コードはあらかじめロードさ
れている。
記憶領域23fは、あらかじめ設定される販売禁止時間
帯を格納しておく領域である。
記憶領域23gは、各商品収納コラム2についての販売
の可否を示すデータを記憶する領域であり、商品収納コ
ラム2毎に販売の可否を1ビットの“1"あるいは“0"に
て示す販売可否データが記憶される。従って、この記憶
領域には、販売禁止時間帯で販売できない商品を収納し
ている商品収納コラム2または商品が売り切れとなった
商品収納コラム2に対応するビットには“0"が記憶され
る。また、売り切れや販売禁止の時間帯での販売停止以
外にも、故障により商品を送出できなくなった商品収納
コラム2についても“0"が記憶される。
記憶領域23hは、販売停止時間帯であることを示す販
売禁止フラグを記憶する領域である。
上記構成の自動販売機5において設定モードでの動作
を第5A図のフローチャートにより説明する。
まず、ステップS1では、CPU21はバーコードリーダー
1に駆動信号を与え、これにより、バーコードリーダー
1はバーコードを読み取ることができる。そして、ステ
ップS2にてバーコードが入力されると、CPU21は、次のS
3,S4,S5,S6の各ステップにおいて、入力されたバーコー
ドの種類を判別する。
ステップS3において、ステップS2で入力されたバーコ
ードがJANコードであることを判別すると、ステップS15
の処理に進む。ステップS15においては、CPU21はこのJA
Nコードに含まれている商品コードを取り出して、同じ
商品コードがRAM23の記憶領域23b,23cに格納されている
かを判別する。そして、格納されている場合にはステッ
プS16に進み、この商品コードに対応しているコラムイ
ンジケータ19及び選択スイッチインジケータ20を駆動す
る。即ち、CPU21は、記憶領域23bから当該商品コードを
記憶している商品選択スイッチ8を検出し、この商品選
択スイッチ8に対応している選択スイッチインジケータ
20の駆動を指示する表示データをRAM23の選択スイッチ
インジケータ表示バッファに格納して表示装置14に出力
する。また、CPU21は、記憶領域23cからは当該商品コー
ドを記憶している商品収納コラム2を検出し、この商品
収納コラム2に対応しているコラムインジケータ19の駆
動を指示する表示データをRAM23のコラムインジケータ
表示バッファに格納して表示装置14に出力する。
ステップS15の処理にて、当該の商品コードが記憶領
域23b,23cに記憶されていないことを判別するとステッ
プS17の処理に進み、この商品コードを商品コードバッ
ファに格納する。
ステップS4において、ステップS2で入力されたバーコ
ードがコラムコードであることを判別すると、ステップ
S18の処理に進む。このステップS18においては、商品コ
ードバッファに商品コードを格納しているかを判別し、
格納しているとステップS19の処理に進む。ステップS19
においては、CPU21は、RAM23の記憶領域23cにおいて、
コラムコードにて示されている商品収納コラム2に対応
するアドレスにこの商品コードを格納する。一方、商品
コードバッファに商品コードを格納していないと、ステ
ップS20にてエラー処理を行ってステップS1の処理に復
帰する。
ステップS5において、ステップS2で入力されたバーコ
ードが販売価格コードであることを判別すると、ステッ
プS21の処理に進む。ステップS21においては、商品コー
ドバッファに商品コードを格納しているかを判別し、格
納しているとステップS22の処理に進むが、格納してい
ないとステップS23にてエラー処理を行う。
ステップS22においては、CPU21は、商品コードバッフ
ァに格納している商品コードとバーコードリーダー1に
て読み取った販売価格を表すバーコードとをRAM23の記
憶領域23dに格納する。このように、販売価格を設定し
たい商品13に印刷されているバーコードをバーコードリ
ーダー1にて読み取り、続いてシート31の中から設定す
べき販売価格を表示しているバーコードを選び出しバー
コードリーダー1により読み取ることで商品と販売価格
の対応がRAM23に格納される。
ステップS6において、ステップS2で入力されたバーコ
ードが商品選択スイッチコードであることを判別する
と、ステップS8の処理に進む。
しかして、商品選択スイッチ8の指定は、バーコード
リーダー1にて商品選択スイッチコードを読み取る以外
に、直接、商品選択スイッチ8を操作することでも行え
る。従って、ステップS6において商品選択スイッチコー
ドでないことを判別するとステップS7の処理となり、こ
こで商品選択スイッチ8が操作されたかを判別する。そ
して、商品選択スイッチ8が操作されていると、ステッ
プS8の処理に進む。
ステップS8においては、商品コードバッファに商品コ
ードを格納しているかを判別し、格納しているとステッ
プS9の処理に進むが、格納していないとステップS20に
てエラー処理を行う。
ステップS9においては、CPU21は選択スイッチインジ
ケータ表示バッファに記憶している表示データから、こ
の商品選択スイッチ8に対応する選択スイッチインジケ
ータ20を駆動しているかを判別する。そして、該当の選
択スイッチインジケータ20を駆動していると、ステップ
S10の処理に進む。このステップS10においては、RAM23
の記憶領域23bにおいて、この商品選択スイッチ8に対
応するアドレスに格納している内容をクリアする。次
の、ステップS11においては、CPU21は、この商品選択ス
イッチ8に対応している選択スイッチインジケータ20を
消灯する表示データを、選択スイッチインジケータ表示
バッファに格納し表示装置14に出力する。
しかるに、指示された商品選択スイッチ8に対応する
選択スイッチインジケータ20を駆動していない場合はス
テップS12の処理となる。このステップS12においては、
CPU21は、RAM23の記憶領域23bにおいて、この商品選択
スイッチ8に対応するアドレスに商品コードバッファに
記憶している商品コードを格納する。そして、次のステ
ップS13においてCPU21は、この商品選択スイッチ8に対
応している選択スイッチインジケータ20を点灯する表示
データを選択スイッチインジケータ表示バッファに格納
し表示装置14に出力する。
このように、バーコードリーダー1によりJANコード
を読み取らせ、続いて、この商品を収納する商品コラム
に該当するコラムコードを全て読み取らせることによ
り、指定の商品収納コラム2に対応する記憶領域23cの
アドレスにはJANコードに含まれている商品コードが格
納される。また、バーコードリーダー1によりJANコー
ドを読み取らせ、続いて、バーコードリーダー1により
この商品に対応させたい商品選択スイッチ8に該当する
商品選択スイッチコードを全て読み取らせるか、または
直接商品選択スイッチ8を操作することにより、指定の
商品選択スイッチ8に対応する記憶領域23bのアドレス
にはJANコードに含まれている商品コードが格納され
る。このとき、バーコードリーダー1によりJANコード
を読み取らせ、続いて商品選択スイッチ8の指定と商品
収納コラム2の指定を連続して行えば、商品選択スイッ
チ8と商品コードとの対応と、商品収納コラムと商品コ
ードとの対応とを一緒に行うことができる。また、この
ときシート31からのバーコードの読み取りも行えば、商
品コードと販売価格との対応も同時に行うことができ
る。
そして、ステップS14においては、モードスイッチ18
の再度の操作により設定が終了されたかを判別し、終了
していると自動販売機5は販売モードとなる。しかる
に、終了されていない場合はステップS1の処理に復帰す
る。
次に、この自動販売機5の販売モードでの動作を第5B
図のフローチャートにより説明する。
まず、ステップS50では、CPU21は時計回路25の現在時
刻データが記憶領域23fに格納している販売禁止開始時
刻に達したかを判別し、達していないとステップS54の
処理に進むが、達しているとステップS51の処理とな
る。このステップS51においては、記憶領域23gに販売禁
止フラグをセットする。次のステップS52においては、
販売禁止時間帯で販売停止にする商品収納コラム2があ
るかを検索する。この検索は、記憶領域23cに記憶して
いる商品コードと記憶領域23eに記憶している商品コー
ドとを照合することにより行う。
そして、ステップS53においては、検索した結果に応
じて販売可否データを作成して記憶領域23gに格納す
る。即ち、CPU21は、憶領域23cと記憶領域23eとの照合
により一致している商品コードを検出すると、当該商品
コードに対応する商品収納コラム2を販売停止コラムと
して、記憶領域23gのこの販売停止コラムに対応するビ
ットのデータを“1"から“0"に書き替える。これによ
り、この商品収納コラム2は商品の売り切れと同じ状態
となる。次のステップS54においては、記憶領域23gに格
納している販売可否データを売り切れインジケータ表示
バッファに格納し表示装置14に出力する。これにより表
示装置は、販売可否データが“0"の売り切れインジケー
タ30を駆動して販売停止であることを表示する。
ステップS55においては、CPU21は、硬貨処理装置11か
ら投入硬貨の金額を示す信号が送られているかを判別
し、送られてきていると次のステップS56で投入金額バ
ッファに格納している金額にこの金額を加算する。次
の、ステップS57では、商品選択スイッチ8が操作され
て商品の選択を行われたかを判別し、商品選択スイッチ
8が操作されているとステップS59の処理に進む。この
ステップS59においては、RAM23の記憶領域23bから選択
された商品選択スイッチ8に対応する商品コードを検出
し、商品コードバッファに格納する。次のステップS60
においては、商品コードバッファに格納した商品コード
に基づき、RAM23の記憶領域23dから当該商品の販売価格
を検索し、この販売価格と投入金額バッファに格納して
いる投入金額との比較を行って選択された商品が販売可
能であるかを判別する。
選択された商品が販売可能であるとステップS61の処
理となり、商品コードバッファに格納している商品コー
ドに基づいて、RAM23の記憶領域23cから当該商品を収納
している商品収納コラム2を検索すると共に、記憶領域
23gの記憶内容に基づきこの商品収納コラム2が販売可
能なコラムであるかを判別する。そして、販売可能なコ
ラムであるとステップS62の処理に進む。しかるに、ス
テップS57において商品選択スイッチ8が操作されてい
ないことを判別したとき、またはステップS60において
投入金額で選択商品が販売できないことを判別したと
き、または選択された商品を販売するコラムが販売不能
コラムであることを判別したときは、ステップS58の処
理に進む。このステップS58においては、投入金額バッ
ファの記憶内容が0円出あるかを判別することで投入金
額の有無を判別し、投入金額があるときはステップS55
の処理に復帰して貨幣の追加投入に備える。一方、投入
金額が0円のときはステップS64の処理に進む。
ステップS62は販売制御処理を行うものであり、販売
する商品収納コラム2に対応している商品送出用の駆動
モータに駆動信号を与えて商品送出動作を制御すると共
に、釣銭を演算し必要に応じて硬貨処理装置11の釣銭払
い出し動作を制御する。
販売終了後はステップS63の処理となり、CPU21は売り
切れとなった商品収納コラム2があるかを検出し、売り
切れコラムがあると記憶領域23gのこの商品収納コラム
2に対応するビットのデータを“1"から“0"に書き替え
る。
次のステップS64においては、CPU21は記憶領域23hに
販売禁止フラグをセットしているかを判別し、セットし
ているときはステップS65の処理に進む。このステップS
65においては、CPU21は時計回路25の現在時刻データが
記憶領域23fに格納している販売禁止終了時刻に達した
かを判別し、達していないとステップS54の処理に復帰
し、達しているとステップS66の処理となって販売禁止
フラグをリセットする。そして、次のステップS67にお
いては、販売禁止時間帯により販売停止にした商品収納
コラム2を再び販売可能コラムとする。従って、CPU21
は、販売禁止時間帯により販売停止にした商品収納コラ
ム2があるとき、記憶領域23gのこの商品収納コラム2
に対応するビットのデータを“0"から“1"に書き替え
る。これにより記憶領域23gは、売り切れまたは故障の
コラムに対応するビットのみ“1"を記憶している。そし
て、販売禁止時間帯の終了によりCPU21の処理はステッ
プS50に復帰する。
以上、この自動販売機5は、設定モードでバーコード
リーダー1にて各商品収納コラムが販売する商品の商品
コードを読み取ってRAM23の記憶領域23cに記憶してお
き、販売モードにおいて所定時間となると、記憶領域23
cが記憶している商品コードとあらかじめRAM23の記憶領
域23eに記憶している商品コードとを照合して、一致し
ている商品コードが存在するときは当該商品コードの商
品の販売を禁止するものである。従って、自動販売機に
商品コードを入力することにより、時間帯によって販売
を停止しなければならないコラムを自動的に設定するこ
とができるものである。
(ト)発明の効果 本発明によれば、時間帯により販売を停止する商品を
その商品コードにて管理するために、かかる商品の販売
停止を確実に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の自動販売機の全体斜視図、
第2図は前面扉を開けた状態を示す図、第3図は電気的
な構成をブロックにて示す図、第4図はRAMの記憶フォ
ーマットを模式的に示す図、第5A図及び第5B図は動作を
説明するフローチャートである。 1…バーコードリーダー、2…商品収納コラム、8…商
品選択スイッチ、21…CPU、22…RAM。
フロントページの続き (72)発明者 篠崎 啓太 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−232491(JP,A) 特開 平2−191094(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/00 G06K 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品コードがバーコードにて印刷されてい
    る商品を販売する自動販売機において、バーコードにて
    記録されている各種コードを読み取るバーコードリーダ
    ーと、前記バーコードリーダーにて商品収納コラムのコ
    ラムコードとこの商品収納コラムに収納した商品の商品
    コードとを読み取りコラムコードと商品コードとを対応
    させて記憶するとともに販売時間に応じて販売を禁止す
    る商品の商品コードをあらかじめ記憶しているメモリ手
    段と、所定時間となると各商品収納コラムに収納した商
    品の商品コードと販売時間に応じて販売を禁止する商品
    の商品コードとを照合し一致している商品コードを検出
    すると当該商品コードの商品を収納した商品収納コラム
    からの販売を停止するよう制御する販売停止装置とを具
    備したことを特徴とする自動販売機の販売制御装置。
JP2229605A 1990-08-09 1990-08-30 自動販売機の販売制御装置 Expired - Fee Related JP3030067B2 (ja)

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