JP2994715B2 - 自動販売機の誤販売防止装置 - Google Patents

自動販売機の誤販売防止装置

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JP2994715B2 JP2244163A JP24416390A JP2994715B2 JP 2994715 B2 JP2994715 B2 JP 2994715B2 JP 2244163 A JP2244163 A JP 2244163A JP 24416390 A JP24416390 A JP 24416390A JP 2994715 B2 JP2994715 B2 JP 2994715B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、自動販売機内に誤って充填された異種商品
の販売を防止する装置に関する。
(ロ)従来の技術 自動販売機の構成として、上部に開口する商品補充口
から投入された商品を上下方向に延在した収納部にて積
み重ねて収納すると共に、販売動作時には収納部の下方
に設けた商品送出装置にて最下位の商品を取り出すもの
が知られており、例えば実公昭61−27030号公報に記載
されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような自動販売機は、管理者が誤っ
て別の種類の商品を補充してしまうと、商品見本とは異
なる商品が販売されるという課題がある。
従って、本発明は、自動販売機にて販売する商品に印
刷されている商品コードを利用して誤販売を防止する装
置を提供するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明による自動販売機
の誤販売防止装置は、商品を積み重ねて保持する収納部
を有すると共に該収納部の下方には最下位の商品を取り
出すための商品送出装置を設けた商品収納コラムと、当
該自動販売機にて販売できる商品の商品コードを読み取
る第1のバーコードリーダーと、前記第1のバーコード
リーダーにて読み取った商品コードを記憶しているメモ
リ手段と、前記商品送出装置にて送出され転動する商品
の商品コードを読み取る第2のバーコードリーダーと、
該第2のバーコードリーダーが読み取った商品コードに
基づき前記メモリ手段を探索する商品コード探索手段
と、前記第2のバーコードリーダーにて読み取った商品
コードが前記メモリ手段が記憶している何れの商品コー
ドとも一致していないと当該商品収納コラムからの販売
動作を中止するよう制御する販売制御手段とを具備した
構成である。
(ホ)作用 商品送出装置にて収納部から商品が送出されると、第
2のバーコードリーダーはこの商品に印刷されている商
品コードを読み取る。これにより、商品コード探索手段
はメモリ手段を探索して、第2のバーコードリーダーが
読み取ったのと同じ商品コードを、メモリ手段が格納し
ているかを判別する。そして、同じ商品コードが格納さ
れていない場合には、販売制御手段は当該商品収納コラ
ムからの販売動作を中止するよう制御する。
(ヘ)実施例 第1図はこの発明の実施例を示す自動販売機の全体斜
視図である。自動販売機5の接客パネル6には、硬貨投
入口7や複数の商品選択スイッチ8,選択スイッチインジ
ケータ20,売り切れインジケータ30が設けられている。
そして、自動販売機5の扉9を開けた内部には制御ボッ
クス10及び硬貨処理装置11が取り付けられている。制御
ボックス10には設定用のハンドスキャナータイプのバー
コードリーダー1が接続されると共に、この制御ボック
ス10の中には、CPUなどによって構成される制御部が収
納されている。硬貨処理装置11は、硬貨投入口7に投入
された硬貨を選別する硬貨セレクタ11A,硬貨収納部11B
およびこの硬貨収納部に収納されている硬貨を硬貨取出
口17に払い出すための硬貨払出装置11Cから成る。ま
た、扉9の背面には、各商品選択スイッチ8に対応して
おり、それぞれ該当している商品選択スイッチを表す商
品選択スイッチコードがバーコードにて表示されている
商品選択スイッチ識別部29を設けている。この商品選択
スイッチコードは、例えば各商品選択スイッチ8に割り
付けたスイッチ番号を表示するものである。
第2図は、前面扉3を開放した状態を示しており、自
動販売機5の庫内には5列の商品収納コラム2を設け、
商品収納コラム2の下方には商品取出口4に連通するシ
ュート12を配置している。そして、シュート12に送出端
の上方には定置式のバーコードリーダー19を取り付けて
いる。商品収納コラム2の上部には商品投入口2Aが開口
されており、収納する商品はこの商品投入口2Aを通して
内部に充填される。また、商品収納コラム2のそれぞれ
には、対応しているコラムを表わすコラムコードをバー
コードにて表示するコラム識別部28が設けられている。
このコラムコードは、例えば各商品収納コード2に割り
付けたコラム番号等を表示するものである。
第3図は自動販売機5の構成をブロックにて示すもの
で、制御ボックス10に格納される制御部は、プログラム
により制御動作を実行する中央処理ユニット(CPU)21
を含み、このCPU10にはアドレスバス25及びデータバス2
6を介して、動作用のプログラムを格納したROM22,電源
の切断時にも記憶がバッテリーにてバックアップされる
RAM23,I/Oインターフェース24を接続している。そし
て、I/Oインターフェース24には、上述したハンドスキ
ャン式のバーコードリーダー1及び定置式のバーコード
リーダー27と、硬貨処理装置11と、表示装置14と、選択
装置15と、商品送出装置16と、モードスイッチ18とが接
続されている。
硬貨処理装置11は、硬貨セレクタ16にて適正と判別さ
れた硬貨の金額を表す信号をI/Oインターフェース24を
通してCPU21に出力する。また、硬貨処理装置11は、CPU
10から硬貨の払い出しを表す信号がI/Oインターフェー
ス24を通して入力されると硬貨払出装置18を駆動する。
表示装置14は、各商品収納コラム2に対応して設けた
5個のコラムインジケータ19と、各商品選択スイッチ8
に対応して設けた5個の選択スイッチインジケータ20を
含み、それぞれのインジケータは、I/Oインターフェー
ス24を通してCPU21から入力される表示データに基づい
て駆動が制御される。この選択スイッチインジケータ20
は接客パネル6に設けられており、通常の販売モードに
おいては、顧客が貨幣を投入したときに投入金額にて購
入可能な商品を点灯にて示す、いわゆる販売可インジケ
ータとして機能するものである。更に、表示装置14は、
各商品選択スイッチ8に対応して設けた5個の売り切れ
インジケータ30を含み、それぞれのインジケータは、I/
Oインターフェース24を通してCPU21から入力される表示
データに基づいて駆動が制御される。
選択装置15は複数の商品選択スイッチ8を含み、この
選択装置15からは、商品選択スイッチ8が操作されたこ
とを表す信号がI/Oインターフェース24を通してCPU21に
入力される。
商品送出装置16は、商品収納コラム2に対応して商品
送出用の駆動モータを含み、CPU21は、I/Oインターフェ
ース24を通してこのモータに商品の送出を表す指令を与
える。
モードスイッチ18は、通常の販売モードと設定モード
とを切り換えるために操作される。CPU21は、販売モー
ドにおいてこのモードスイッチ14が操作されると自動販
売機を設定モードとしてバーコードリーダー1を駆動す
る。これにより、バーコードリーダー1は、商品13に印
刷されている商品コード,コラム識別部28に表示されて
いるコラムコード,及び商品選択スイッチ識別部29に表
示されている商品選択スイッチコードを読み取ることが
できる。更に、この自動販売機5は、バーコードリーダ
ー1にてシート31を読み取ることにより設定すべき販売
価格を入力することができる。
商品コードは、POSシステムのためのJIS規格で規定さ
れた共通コード用バーコードシンボル、いわゆるJANコ
ードと呼ばれているものであり、先頭から順に2桁の国
別コード(49で日本を表す)と、5桁の商品メーカーコ
ードと、5桁の商品アイテムコード(以下、便宜上これ
を商品コードと言う)と、1桁のチェックデジットが配
列されている。このようにJANコードは、頭の2桁のコ
ードが49であることが決められているために、先頭の2
桁をチェックすることでJANコードであるかが判別され
る。従って、本例のコラムコード,商品選択スイッチコ
ード,及びシート31に印刷されている販売価格コード
は、それぞれその頭の2桁の識別コード部にして、ここ
に49以外の数値を設定することにより、JANコードと3
つのコードとを区別できるようにしている。
CPU21は、バーコードリーダー1の読み取りに基づい
て商品収納コラム2と商品選択スイッチ8と商品コード
との対応をRAM23に格納する。第4図はRAM23の記憶フォ
ーマットを示しており、RAM23は少なくとも5通りの記
憶領域を有する。
記憶領域23aはバッファ記憶部であり、バーコードリ
ーダー1にて読み取った商品コードを記憶する商品コー
ドバッファ,コラムインジケータ表示バッファ,選択ス
イッチインジケータ表示バッファ,売り切れインジケー
タ表示バッファ,投入金額バッファ等を備えている。5
ビットのコラムインジケータ表示バッファには、5個の
コラムインジケータ19の点灯あるいは消灯を1ビットの
“1"あるいは“0"にて示す表示データが記憶される。ま
た、5ビットの選択スイッチインジケータ表示バッファ
には、5個の選択スイッチインジケータ20の点灯あるい
は消灯を1ビットの“1"あるいは“0"にて示す表示デー
タが記憶される。同様に、5ビットの売り切れインジケ
ータ表示バッファには、5個の売り切れインジケータ30
の点灯あるいは消灯を1ビットの“1"あるいは“0"にて
示す表示データが記憶される。
記憶領域23bは、各商品選択スイッチ8とこの商品選
択スイッチ8の操作により販売する商品の商品コードと
の対応を記憶する領域であり、商品選択スイッチ8の数
と等しい5個のアドレスを有する。
記憶領域23cは、各商品収納コラム2とこの商品収納
コラム2に収納する商品の商品コードとの対応を記憶す
る領域であり、商品収納コラム2の数と等しい5個のア
ドレスを有する。
記憶領域23dは、商品コードとこのコードに該当する
商品の販売価格を記憶する領域であり、この自動販売機
5は、5列の商品収納コラムを有して最大5種類の商品
を販売できるために、5個のアドレスを有する。そし
て、本例ではシート30に印刷されているバーコードをバ
ーコードリーダー1にて読み取ることにより、記憶領域
23dに販売価格を格納することができる。
記憶領域23eは、各商品収納コラム2についての販売
の可否を示すデータを記憶する領域であり、商品収納コ
ラム2毎に販売の可否を1ビットの“1"あるいは“0"に
て示す販売可否データが記憶される。従って、この記憶
領域には、商品が売り切れとなった商品収納コラム2や
故障により商品を送出できなくなった商品収納コラム2
に対応するビットには“0"が記憶される。
CPU21は、バーコードリーダー27が読み取った商品コ
ードに基づきRAM23を探索する商品コード探索手段と、
バーコードリーダーにて読み取った商品コードがRAM23
が記憶している何れの商品コードとも一致していないと
当該商品収納コラム2からの販売動作を中止するよう制
御する販売制御手段としての機能を有しており、以下の
動作説明にて明かとなる。
第5A図のフローチャートにより設定モードでの動作を
説明する。
まず、ステップS1では、CPU21はバーコードリーダー
1に駆動信号を与え、これにより、バーコードリーダー
1はバーコードを読み取ることができる。そして、ステ
ップS2にてバーコードが入力されると、CPU21は、次のS
3,S4,S5,S6の各ステップにおいて、入力されたバーコー
ドの種類を判別する。
ステップS3において、ステップS2で入力されたバーコ
ードがJANコードであることを判別すると、ステップS15
の処理に進む。ステップS15においては、CPU21はこのJA
Nコードに含まれている商品コードを取り出して、同じ
商品コードがRAM23の記憶領域23b,23cに格納されている
かを判別する。そして、格納されている場合にはステッ
プS16に進み、この商品コードに対応しているコラムイ
ンジケータ19及び選択スイッチインジケータ20を駆動す
る。即ち、CPU21は、記憶領域23bから当該商品コードを
記憶している商品選択スイッチ8を検出し、この商品選
択スイッチ8に対応している選択スイッチインジケータ
20の駆動を指示する表示データを、RAM23の選択スイッ
チインジケータ表示バッファに格納して表示装置14に出
力する。また、CPU21は、記憶領域23cからは該当商品コ
ードを記憶している商品収納コラム2を検出し、この商
品収納コラム2に対応しているコラムインジケータ19の
駆動を指示する表示データを、RAM23のコラムインジケ
ータ表示バッファに格納して表示装置14に出力する。
ステップS15の処理にて、該当の商品コードが記憶領
域23b,23cに記憶されていないことを判別するとステッ
プS17の処理に進み、この商品コードを商品コードバッ
ファに格納する。
ステップS4において、ステップS2で入力されたバーコ
ードがコラムコードであることを判別すると、ステップ
S18の処理に進む。このステップS18においては、商品コ
ードバッファに商品コードを格納しているかを判別し、
格納しているとステップS19の処理に進む。ステップS19
においては、CPU21は、RAM23の記憶領域23cにおいて、
コラムコードにて示されている商品収納コラム2に対応
するアドレスにこの商品コードを格納する。一方、商品
コードバッファに商品コードを格納していないと、ステ
ップS20にてエラー処理を行ってステップS1の処理に復
帰する。
ステップS5において、ステップS2で入力されたバーコ
ードが販売価格コードであることを判別すると、ステッ
プS21の処理に進む。ステップS21においては、商品コー
ドバッファに商品コードを格納しているかを判別し、格
納しているとステップS22の処理に進むが、格納してい
ないとステップS23にてエラー処理を行う。
ステップS22においては、CPU21は、商品コードバッフ
ァに格納している商品コードとバーコードリーダー1に
て読み取った販売価格を表示すバーコードとをRAM23の
記憶領域23dに格納する。このように、販売価格を設定
したい商品18に印刷されているバーコードをバーコード
リーダー1にて読み取り、続いてシート31の中から設定
すべき販売価格を表示しているバーコードを選び出しバ
ーコードリーダー1により読み取ることで商品と販売価
格の対応がRAM23に格納される。
ステップS6において、ステップS2で入力されたバーコ
ードが商品選択スイッチコードであることを判別する
と、ステップS8の処理に進む。
しかして、商品選択スイッチ8の指定は、バーコード
リーダー1にて商品選択スイッチコードを読み取る以外
に、直接、商品選択スイッチ8を操作することでも行え
る。従って、ステップS6において商品選択スイッチコー
ドでないことを判別するとステップS7の処理となり、こ
こで商品選択スイッチ8が操作されたかを判別する。そ
して、商品選択スイッチ8が操作されていると、ステッ
プS8の処理に進む。
ステップS8においては、商品コードバッファに商品コ
ードを格納しているかを判別し、格納しているとステッ
プS9の処理に進むが、格納していないとステップS20に
てエラー処理を行う。
ステップS9においては、CPU21は選択スイッチインジ
ケータ表示バッファに記憶している表示データから、こ
の商品選択スイッチ8に対応する選択スイッチインジケ
ータ20を駆動しているかを判別する。そして、該当の選
択スイッチインジケータ20を駆動していると、ステップ
S10の処理に進む。このステップS10においては、RAM23
の記憶領域23bにおいて、この商品選択スイッチ8に対
応するアドレスに格納している内容をクリアする。次
の、ステップS11においては、CPU21は、この商品選択ス
イッチ8に対応している選択スイッチインジケータ20を
消灯する表示データを、選択スイッチインジケータ表示
バッファに格納し表示装置14に出力する。
しかるに、指示された商品選択スイッチ8に対応する
選択スイッチインジケータ20を駆動していない場合はス
テップS12の処理となる。このステップS12においては、
CPU21は、RAM23の記憶領域23bにおいて、この商品選択
スイッチ8に対応するアドレスに商品コードバッファに
記憶している商品コードを格納する。そして、次のステ
ップS13においてCPU21は、この商品選択スイッチ8に対
応している選択スイッチインジケータ20を点灯する表示
データを選択スイッチインジケータ表示バッファに格納
し表示装置14に出力する。
このように、バーコードリーダー1によりJANコード
を読み取らせ、続いて、この商品を収納する商品コラム
に該当するコラムコードを全て読み取らせることによ
り、指定の商品収納コラム2に対応する記憶領域23cの
アドレスにはJANコードに含まれている商品コードが格
納される。また、バーコードリーダー1によりJANコー
ドを読み取らせ、続いて、バーコードリーダー1により
この商品に対応させたい商品選択スイッチ8に該当する
商品選択スイッチコードを全て読み取らせるか、または
直接商品選択スイッチ8を操作することにより、指定の
商品選択スイッチ8に対応する記憶領域23bのアドレス
にはJANコードに含まれている商品コードが格納され
る。このとき、バーコードリーダー1によりJANコード
を読み取らせ、続いて商品選択スイッチ8の指定と商品
収納コラム2の指定を連続して行えば、商品選択スイッ
チと商品コードとの対応と、商品収納コラムと商品コー
ドとの対応とを一緒に行うことができる。更に、シート
30からのバーコードの読み取りも行えば、商品コードと
販売価格との対応も同時に行うことができる。
そして、ステップS14においては、モードスイッチ18
の再度の操作により設定が終了されたかを判別し、終了
していると自動販売機5は販売モードとなる。しかる
に、終了されていない場合はステップS1の処理に復帰す
る。
次に、この自動販売機5の販売モードでの動作を5B図
のフローチャートにより説明する。
まず最初のステップS100においては、CPU21はRAM23の
記憶領域23eに格納している販売可否データを売り切れ
インジケータ表示バッファに格納し表示装置14に出力す
る。これにより表示装置は、販売可否データが“0"の売
り切れインジケータ30を駆動して販売停止であることを
表示する。
ステップS101においては、CPU21は、硬貨処理装置11
から投入硬貨の金額を示す信号が送られているかを判別
し、送られてきていると次のステップS102で投入金額バ
ッファに格納している金額にこの金額を加算する。次
の、ステップS103では、商品選択スイッチ8が操作され
て商品の選択が行われたかを判別し、商品選択スイッチ
8が操作されているとステップS104の処理に進む。この
ステップS104においては、RAM23の記憶領域23bから選択
された商品選択スイッチ8に対応する商品コードを検出
し、商品コードバッファに格納する。次の、ステップS1
05においては、商品コードバッファに格納した商品コー
ドに基づき、RAM23の記憶領域23dから当該商品の販売価
格を検索し、この販売価格と投入金額バッファに格納し
ている投入金額との比較を行って選択された商品が販売
可能であるかを判別する。
選択された商品が販売可能であるとステップS106の処
理となり、商品コードバッファに格納している商品コー
ドに基づいて、RAM23の記憶領域23cから当該商品を収納
している商品収納コラム2を検索すると共に、次のステ
ップS107の処理で記憶領域23eの記憶内容に基づきこの
商品収納コラム2が販売可能なコラムであるかを判別す
る。そして、販売可能なコラムであるとステップS108の
処理に進む。
しかるに、ステップS103において商品選択スイッチ8
が操作されていないことを判別したとき、またはステッ
プS105において投入金額で選択商品が販売できないこと
を判別したとき、または選択された商品を販売するコラ
ムが販売不能コラムであることを判別したときはステッ
プS100の処理に復帰する。
ステップS108は販売制御処理を行うもので、ステップ
S106にて検索した商品収納コラム2に対応している商品
送出用の駆動モータに駆動信号を与えて商品送出動作を
制御すると共に、釣銭を演算し必要に応じて硬貨処理装
置11の釣銭払い出し動作を制御する。
CPU21による販売制御処理にて選択された商品収納コ
ラム2より商品が送出されたとき、バーコードリーダー
27は、第6図に示すようにシューと12を転動する商品に
印刷されているJANコードを読み取る。従って、CPU21は
ステップS109でJANコードが入力すると、ステップS110
の処理に進む。このステップS110においては、バーコー
ドリーダー27にて読み取ったJANコードに含まれている
商品コードが商品コードバッファに格納されている商品
コードと一致するかを判別し、一致している場合にはス
テップS112の処理となる。
このステップS112の処理においては、CPU21は売り切
れとなった商品収納コラム2があるかを売り切れ検出ス
イッチ(図示せず)にて検出し、売り切れコラムがある
と記憶領域23eのこの商品収納コラム2に対応するビッ
トのデータを“1"から“0"に書き替えてステップS100の
処理に復帰する。
しかしながら、ステップS110でバーコードリーダー27
にて読み取ったJANコードに含まれている商品コード
が、商品コードバッファに格納されている商品コードと
一致していないことを判別すると、ステップS111の処理
となる。このステップS111においては、販売動作を行っ
た商品収納コラムを売り切れとする販売可否データを作
成してRAM23の記憶領域23eに格納した後、ステップS101
の処理に復帰する。従って、CPU21は、異種の商品を送
出した商品収納コラム2からの販売動作を以後中止とす
る。
以上、この自動販売機5は、設定モードにおいて各商
品収納コラム2毎に販売する商品を商品コードによりRA
M23に設定しておく。よって販売動作となると、選択さ
れた商品収納コラム2から販売するよう設定されている
商品の商品コードをRAM23から読み取って商品コードバ
ッファに格納しておき、商品を送出したときにはこの商
品に印刷されている商品コードをバーコードリーダー27
にて読み取り、これと商品コードバッファに格納してい
る商品コードとを比較することにより異種の商品を販売
していないかを判別する。そして、異種の商品を販売し
たことが判明すると、この商品収納コラム2には誤って
設定した以外の商品が充填されたとして、当該商品収納
コラム2を売り切れ処理にして以後の販売動作を中止と
する。
(ト)発明の効果 本発明によれば、販売する商品に印刷されている商品
コードを利用して、この商品が当該自動販売機で販売で
きる種類の商品であるかを判別するために、商品補給に
おいて誤投入があった場合にはこの商品の販売を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の自動販売機の全体斜視図、
第2図は前面扉を開けた状態を示す図、第3図は電気的
な構成をブロックにて示す図、第4図はRAMの記憶フォ
ーマットを模式的に示す図、第5A図及び第5B図は動作を
説明するフローチャート、第6図は送出された商品に印
刷されている商品コードをバーコードリーダーにて読み
取る動作を概略構成図にて説明する図である。 1……バーコードリーダー、2……商品収納コラム、16
……商品送出装置、21……CPU、22……RAM、27……バー
コードリーダー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠崎 啓太 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−112390(JP,A) 特開 平2−273890(JP,A) 特開 平2−191094(JP,A) 実開 昭64−24482(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 9/00 G07F 11/00 - 11/72 G06K 7/10 - 7/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品コードがバーコードにて印刷されてい
    る商品を販売する自動販売機において、商品を積み重ね
    て保持する収納部を有すると共に該収納部の下方には最
    下位の商品を取り出すための商品送出装置を設けた商品
    収納コラムと、当該自動販売機にて販売できる商品の商
    品コードを読み取る第1のバーコードリーダーと、前記
    第1のバーコードリーダーにて読み取った商品コードを
    記憶しているメモリ手段と、前記商品送出装置にて送出
    され転動する商品の商品コードを読み取る第2のバーコ
    ードリーダーと、該第2のバーコードリーダーが読み取
    った商品コードに基づき前記メモリ手段を探索する商品
    コード探索手段と、前記第2のバーコードリーダーにて
    読み取った商品コードが前記メモリ手段が記憶している
    何れの商品コードとも一致していないと当該商品収納コ
    ラムからの販売動作を中止するよう制御する販売制御手
    段とを備えたことを特徴とする自動販売機の誤販売防止
    装置。
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