JPH03231397A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、購入希望商品の情報を記憶する記憶媒体の情
報を読み取る読取り手段と、その読取り手段によって読
み取られた情報に基づいて購入希望商品を販売する販売
制御手段を備えた自動販売機に関する。

〔従来の技術〕

上記したような自動販売機において、従来では、利用者
が予め購入希望商品を記憶させた記憶媒体を、前記読取
り手段によって読み取らせる操作を行い、別に設けられ
た商品販売開始釦の押し操作を行った後に、前記購入希
望商品の販売を行うように構成されていたく例えば実開
平１−７２６７６号公報参照）。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このような自動販売機にあっては、前記
記憶媒体の情報を読取り手段によって読み取らせる操作
の他に、前記商品販売開始釦の押し操作を別途行わなけ
ればならず操作が煩わしいものであった。

特に、子供や老人などが利用する場合、特定の押し釦操
作を行うことは商品購入時の操作を煩雑にし、誤操作を
招くという問題点があった。

又、利用者にとっては嗜好が一定しており、毎回同一種
類の商品を購入することが多く、又、複数個の商品をま
とめて購入する場合にも、購大商品名、数量が決まって
いる場合が多いものである。このような場合は、予め購
入希望商品を前記記憶媒体に記憶させておき、この記憶
媒体を前記読取り手段によって読み取らす操作だけで希
望商品を購入したいという要望があった。

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、商品購入時における操作を簡単にし、利用者
サービスを向上することにある。

〔課題を解決するための手段〕

かかる目的を達成するため、本発明による自動販売機の
特徴構成は、前記販売制御手段は、前記読取り手段によ
って購入希望商品の情報が読み取られるに伴って購入希
望商品の販売作動を実行するように構成されている点に
ある。

〔作　用〕

上記したように、前記販売制御手段は、前記読取り手段
によって購入希望商品の情報が読み取られるに伴って、
購入希望商品の販売作動を実行するように構成されてい
るから、予め前記記憶媒体に購入希望商品を記憶させて
おくだけで、別途商品購入釦等の押し操作を行うことな
く、希望商品を購入することができる。

〔発明の効果〕

従って、商品購入時における操作を簡単にし、利用者サ
ービスを向上することができるに至っ〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第３図に示すように、例示する自動販売機は、商品見本
表示部（１）、商品選択釦（２）、商品価格表示装置（
３）、カード挿入口（４）、コイン挿入口（５）、釣銭
取出口（６）、及び、商品取出口（７）を備えている。

前記商品見本表示部（１）には、缶やビン等の複数種の
商品の商品見本（Ｓ）が並べられ、透明プラスチック製
の前面パネルを通して視認できるようになっている。

前記商品選択釦（２）は、前記商品見本表示部（１）内
の各商品の下部に、それぞれ設けられており、この釦を
押し操作することによって、該当商品を選択して購入で
きるようになっている。

前記商品価格表示装置（３）は、前記商品選択釦（２）
の上方近傍に設けられ、該当商品の販売価格を表示する
ようにＬＥＤ表示器によって構成されている。

前記カード挿入口（４）は、前記記憶媒体としての磁気
カード（８）を挿入するための開口部であり、挿入され
た磁気カード（８）は後述するカードＲ／Ｗ装置（９）
に導入される。

前記コイン投入口り５）は、コインを挿入するための開
口部である。

前記釣銭取出口（７）は、投入金額から商品価格を差引
いた釣銭を払い出すめたの開口部である。

商品取出口（７）は、搬出された商品を取り出すための
ものであり、開口を閉止する揺動開閉自在な扉を備えて
いる。

第１図に基づいて、本実施例における自動販売機の制御
ブロックについて説明する。

前記販売制御手段としての制御装置（１０）は、マイク
ロコンピュータにより構成され、前記商品選択釦（２）
、前記カードＲ／Ｗ装置（９）、前記商品価格表示装置
（３）、商品搬出装置（１２）、売上げ管理装置（１３
）及び記憶装置（１４）が接続されている。

前記金銭投入部（１１）は、前記コイン投入口（５）か
ら投入されたコインの種別及び個数を検出するように構
成されている。

前記商品搬出装置（１２）は、前記商品選択釦（２）に
よって選択された商品を前記商品取出口（５）に搬出す
るためのものである。

前記売上げ管理装置（１３）は商品の販売数量や故障履
歴などの売上げ管理情報を管理するためのもので、この
管理情報は記憶装置（１４）に記憶されるように構成さ
れ、必要に応じてプリンターに印字するように構成され
ている。

前記記憶装置（１４）は、前記制御装置（１０）を作動
させるための制御プログラム、商品販売用の制御情報、
及び前記売上げ管理情報などの各種情報を記憶させるた
めのものでＩＣメモリーにより構成されている。

前記読取り手段としてのカードＲ／Ｗ装置（９）は、前
記記憶媒体としての磁気カード（８）に記憶された記憶
情報を読み取らせるもので、カード搬送機構と磁気ヘッ
ドにより構成されている。

第２図のフローチャートに基づいて、前記制御装置（１
０）の動作を説明する。図中、各ステップについては＃
の記号で表示する。

まず、前記カード挿入口（４）に前記磁気カード（８）
が挿入されたか否かが判断され（ステップ１）、カード
挿入が無い場合にはコインの投入があるか否かが判断さ
れる（ステップ２）。

コイン投入があれば、投入金額の計算が行われる（ステ
ップ３）。

カード挿入が有った場合には、前記カードＲ／Ｗ装置（
９）によってカード情報を読み取り、前記購入希望商品
の情報があるか否かが判断される（ステップ５）。

読み取ったカード情報に購入希望商品の情報が無い場合
には通常の販売制御を行い、購入希望商品の情報が無い
場合には通常の販売制御を行い、購入希望商品の情報が
有る場合には購入希望商品を直ちに販売する販売制御を
行う。

読み取ったカード情報に購入希望商品の情報が有る場合
には、購入希望商品の情報とカード金額を読み出す（ス
テップ６．７）。

この読み出されたカード金額が購入希望商品の合計金額
以上か否かが間断され、合計金額以下の場合にはカード
を返却してスタートへリターンする　（ステップ８．２
１）。

カードから読み出された金額が前記合計金額以上の場合
には、前記購入希望商品の情報に基づいて、購入希望商
品を前記商品搬出装置（１２）によって直ちに搬出する
（ステップ８，９）。

そして、カード金額から前記合計金額を差弓いてカード
残高を算出し、残高をカードに書き込んだ後、カードを
返却してスタートへリターンする　（ステップ１０．２
０．２１）。

前記購入希望商品の情報は、利用者が別に設けられたカ
ード書込装置（図示せず）によって予め記憶させたもの
で、利用者の嗜好に併せて複数種の商品をまとめ買いす
る場合の商品種別の情報や、特定商品を１個又は一定数
量だけまとめ買いする場合の商品毎の個数情報等である
。

次に、前記カードから読み取られた情報に購入希望商品
の情報が無い場合の通常の販売制御について説明する。

前記カードから読み出されたカード残高あるいは、コイ
ン投入による場合は投入されたコインの投入金額が商品
価格以上か否かが判断され、商品価格以下である場合に
は挿入されたカードあるいは、コインを返却してスター
トへリターンする　（ステップ１２〜１５）。

前記金額が商品価格以上である場合には販売可能表示ラ
ンプを点灯し、前記商品選択釦（２）が押し操作される
か否かが判断される（ステップ１６．１７）。

前記商品選択釦（２）　が押し操作された場合には、選
択された商品を前記商品搬送装置（１２）によって搬出
する（ステップ１７．１８）。

そして、前記カードから読み出されたカード残高あるい
は、コインの投入金額から販売商品の価格を減算するこ
とによって残金を算出し、カード挿入による場合には前
記残金を新たな残高としてカードへ書込、カードを返却
して、スタートへリターンする　（ステップ２２．２３
）。コイン投入による場合には、釣銭を払い出し、スタ
ートへリターンする　（ステップ２１）。

〔別実施例〕

上記実施例では、カードから購入希望商品の情報が読み
出されたら直ちに購入希望商品を販売するように構成し
たが、前記購入希望商品の情報が読み出された後、設定
時間経過後に購入希望商品を販売するように構成するこ
ともできる。この場合には、前記購入希望商品の情報に
基づいて、該当商品を表示する表示装置（図示せず）を
設けると共に、購入を取消すことを指示する購入取消し
釦（図示せず）を設ける。そ４ して、利用者は前記設定時間の開に購入希望商品を前記
表示装置によって確認し、購入を取消したい場合には、
前記購入取消し釦を操作することによって購入の取消し
が可能となる。利用者は複数のカードからカードの選択
を誤り、希望商品以外の商品が記憶されたカードを誤挿
入することもあり、このような場合には無駄な商品購入
を防止できる。

尚、実施例では、販売商品きして飲料水について例示し
たが、例えば、タバコ、カップラーメン等の商品を販売
する自動販売機にも適用できるものである。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る自動販売機の実施例を示し、第１図
は制御系統を示すブロック図、第２図は制御系統の動作
を説明するフローチャート、第３図は本体外観の概略図
である。 （８）・・・・・・記憶媒体、 （９）・・・・・・読取り手段、 （１０）・・・・・・販売制御手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 購入希望商品の情報を記憶する記憶媒体（８）の情報を
   読み取る読取り手段（９）と、その読取り手段（９）に
   よって読み取られた情報に基づいて購入希望商品を販売
   する販売制御手段（１０）を備えた自動販売機であって
   、前記販売制御手段（１０）は、前記読取り手段（９）
   によって購入希望商品の情報が読み取られるに伴って購
   入希望商品の販売作動を実行するように構成されている
   自動販売機。