JP2003203266A - 商品購入システム,データ記録媒体及び販売機 - Google Patents

商品購入システム,データ記録媒体及び販売機

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JP2003203266A
JP2003203266A JP2002002284A JP2002002284A JP2003203266A JP 2003203266 A JP2003203266 A JP 2003203266A JP 2002002284 A JP2002002284 A JP 2002002284A JP 2002002284 A JP2002002284 A JP 2002002284A JP 2003203266 A JP2003203266 A JP 2003203266A
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聡 河内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の商品が販売対象となっている場合で
も、ユーザが希望する商品の購入を確実に行なうことが
できる商品購入システムを提供する。 【解決手段】 ICカード7にユーザが嗜好する商品に
関するデータを記憶させ、自動販売機1の制御装置は、
カードリーダ8を介してICカード7より読み出したデ
ータが示す商品が販売対象である場合は、その商品に対
応する表示部4を点灯表示させることで選択スイッチ5
の位置をユーザに報知し、商品の購入をユーザに促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ記録媒体を
利用することで販売機より商品を購入するようにした商
品購入システム、及びそのシステムに使用されるデータ
記録媒体及び販売機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機は、様々な
カテゴリの商品(例えば、煙草、清涼飲料、酒など)を
販売対象としているが、夫々のカテゴリにおいても、多
くの種類の商品を扱っている場合がある。そして、自動
販売機には、商品を払い出すためのスイッチが各商品に
対応して配置されるが、扱う商品の種類が多くなると、
ユーザは、自分が購入を希望する商品の選択スイッチが
どこに配置されているのかを探すのに手間がかかってし
まう。
【0003】また、購入を急いでいる場合には選択スイ
ッチを誤操作してしまい、購入を希望したものではない
商品を払い出してしまうことが良くある。例えば、1つ
隣のスイッチを操作してしまったり、煙草においてセブ
ンスター(登録商標)とマイルドセブン(登録商標)と
を取り違えたり、清涼飲料の「COLD」,「HOT」
を間違えたり、カップ式のコーヒー販売機において「砂
糖増量」と「ミルク増量」とを間違えたりすることは多
い。このような間違いをおかした場合は取り返しがつか
ないため、ユーザは非常に悔しい思いをすることにな
る。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、多種類の商品が販売対象となってい
る場合でも、ユーザが希望する商品の購入を確実に行な
うことができる商品購入システム、及びそのシステムに
使用されるデータ記録媒体及び販売機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品購入
システムによれば、データ記録媒体には、ユーザが嗜好
する商品に関するデータが記録されている。そして、販
売機の制御手段は、データ読出し手段を介してデータ記
録媒体より読み出したデータが示す商品を販売対象とし
て備えていれば、その商品の購入をユーザに促すように
報知動作を行なう。従って、ユーザは、データ記録媒体
に記録されているデータに基づいて希望する商品をより
確実に選択して購入することができるようになる。
【0006】請求項2記載の商品購入システムによれ
ば、データ記録媒体には、複数のカテゴリに属する商品
のデータが記録されるので、ユーザは、1つのデータ記
録媒体により複数のカテゴリに属する商品について夫々
選択を確実に行なうことができる。
【0007】請求項3記載の商品購入システムによれ
ば、販売機の制御手段は、商品を購入するための操作位
置をユーザに報知する。従って、販売機が多種類の商品
を扱っておりそれに応じて多数の選択スイッチが設けら
れている場合でも、ユーザは、自分が購入を希望する商
品のスイッチ、即ち、操作するべきスイッチがどこにあ
るのかを確実に知ることができる。
【0008】請求項4記載の商品購入システムによれ
ば、販売機は、商品に関するデータをデータ記録媒体に
書き込んで記録させるデータ書込み手段を備える。例え
ば、本システムに使用されるデータ記録媒体にデータが
未だ書き込まれていない状態にある場合は、制御手段
は、ユーザが前記販売機により実際に商品を購入する場
合などにその商品のデータを書き込ませることが可能で
ある。従って、ユーザは、次回の購入時にはそのデータ
記録媒体を利用できるようになる。また、データ記録媒
体に既にデータが書き込まれている場合でも、ユーザの
嗜好が変化することで記録されているデータとは異なる
商品のデータを書き込んで更新させれば、その嗜好の変
化に対応することできる。
【0009】請求項5記載の商品購入システムによれ
ば、販売機の制御手段は、データ記録媒体より読み出し
たデータが示す累積購入量が所定値に達すると、対応す
る商品の販売に際して所定のサービスを付与するための
データを、データ書込み手段を介してデータ記録媒体に
書き込む。
【0010】例えば、制御手段は、商品の累積購入量と
して、購入個数や購入金額などをデータ記録媒体に書き
込んで記憶させるようにする。そして、その個数や金額
などが所定値に達すると、次回の購入時には商品の購入
金額を割り引いたり、或いは、商品を1個無料で払い出
す、といったようなサービスを行なう。斯様に構成すれ
ば、ユーザがそのサービスを期待して商品を継続的に購
入することが想定されるので、商品の販売を促進する効
果を得ることができる。
【0011】請求項6記載の商品購入システムによれ
ば、データ記録媒体には、プリペイド式の商品購入可能
金額がデータとして記録されるので、ユーザは、金銭を
所持していない場合でもデータ記録媒体を携帯していれ
ば商品を購入することができる。また、硬貨などを販売
機に投入する必要がなくなるので、商品をより簡単に購
入することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の第
1実施例について図1乃至図4を参照して説明する。図
1は、自動販売機の構成を概略的に示すものである。自
動販売機1は、例えば9個の商品(A)〜(I)(販売
対象物品)の内から、ユーザが選択したものを購入でき
るように構成されている。
【0013】自動販売機1の正面には、各商品(A)〜
(I)(例えば、清涼飲料水や煙草など)の見本等(図
示せず)が配置されるディスプレイ(ケース)2(A)
〜2(I)が3×3の行列状に配置されている。そし
て、各ディスプレイ2(A)〜2(I)の下部には、例
えば、購入代金に応じた額の硬貨又は紙幣が投入口3よ
り投入されたことで購入可能な状態となったことを点灯
により表示するための表示部4(A)〜4(I)が夫々
に対応して配置されている。表示部4は、例えばLED
により構成される。
【0014】また、各ディスプレイ2(A)〜2(I)
の下方には、ユーザが購入を希望する商品を選択して払
い出させるために操作する選択スイッチ5(A)〜5
(I)が設けられている。自動販売機1の下方側には、
払い出された商品を取り出すための取出し口6が設けら
れている。
【0015】そして、自動販売機1は、非接触式のIC
カード(データ記録媒体)7と電波信号を介して通信を
行なうためのカードリーダ(データ読出し手段)8を備
えていると共に、ICカード7に後述するようにデータ
を書き込んで登録するための登録スイッチ(SW)9を
備えている。尚、カードリーダ8は、データ書込み手段
としてICカード7にデータを書き込む機能も有してお
り、実質的にはリーダ/ライタとして構成されている。
【0016】ICカード7は、具体的には図示しない
が、CPUやメモリなどを備えてなる周知構成のもので
あり、図2には、メモリに記憶(記録)されているデー
タの一例を概念的に示す。図2(a)は、自動販売機で
購入する商品に関するデータである。“種別(カテゴ
リ)”としては、「炭酸飲料水」,「たばこ」,「カッ
プコーヒー」,「お茶」がある。“嗜好品内容”は、各
種別における具体的な商品を指定するもので、「炭酸飲
料水」であれば「サイダー」,「たばこ」であれば「セ
ブンスター」,「カップコーヒー」であれば「HOT,
砂糖増量」,「お茶」であれば「COLD,缶,ウーロ
ン茶」を夫々指定する。
【0017】“累積個数”(累積購入量)は、ユーザが
ICカード7を利用して各商品を購入した個数を累積的
に記憶させたものであり、「サイダー」は10個,「セ
ブンスター」は2個,「カップコーヒー」は0個,「ウ
ーロン茶」は1個であり、“累積金額”(累積購入量)
は、その“累積個数”に応じた購入金額である。
【0018】また、「サービス」は、前回までの購入に
よって付与されたサービスポイント(例えば70円)を
示す。ポイントは「カップコーヒー」にのみ付与されて
いるが、これは、ユーザがカップコーヒーを前回に購入
した段階で累積個数又は金額が所定の値に達したことか
ら自動販売機によって書き込まれたものであり、累積個
数及び金額は、その前回の購入時にゼロクリアされた状
態になっている。
【0019】また、ICカード7は、自動販売機を利用
するためのプリペイドカードとしての機能も有してる。
図2(b)は、プリペイドカードに関する金額情報を示
すものであり、“初期金額”は「10000(円)」,
“残高”は「8290(円)」である。
【0020】図3は、自動販売機1の電気的構成を示す
機能ブロック図である。制御装置(制御手段)10は、
マイクロコンピュータなどで構成されており、自動販売
機1の動作全体を制御する。制御装置10は、投入口3
より投入された硬貨又は紙幣に応じた金額の情報が紙
幣,硬貨投入部11より与えられると、その金額によっ
て購入可能な商品に対応する表示部4を点灯表示させ
る。そして、ユーザが、それらの内から選択した商品に
対応する選択スイッチ5を操作すると、商品払出し制御
部12を制御して対応する商品を取出し口6に払い出さ
せるようになっている。
【0021】制御装置10は、例えばシリアル通信イン
ターフェイスなどを介してカードリーダ8と通信を行な
うようになっており、上位機器(ホスト)としてカード
リーダ8を制御することでICカード7のデータを読み
出したり、ICカード7にデータを書き込んだりするよ
うになっている。また、制御装置10には、登録スイッ
チ9の操作信号が与えられている。電源部13は、自動
販売機1の各構成要素に動作用電源を供給する回路であ
る。
【0022】次に、本実施例の作用について図4をも参
照して説明する。図4は、ユーザがICカード7を用い
て自動販売機1より商品(この場合、たばこを例とす
る)を購入する場合における、制御装置10による制御
内容を示すフローチャートである。また、説明を簡単に
するため、本実施例ではサービスに関する取扱いを行な
わないものとする。制御装置10は、ユーザが自動販売
機1に近付き、そのユーザが携帯するICカード7がカ
ードリーダ8の通信エリアに入ったことでICカード7
を検出すると(ステップS1,「YES」)、カードリ
ーダ8を介してICカード7に記憶されているデータを
読み出す(ステップS2)。
【0023】そして、ステップS2で読み出したデータ
の内、プリペイド金額の残高が、商品(A〜I)の内の
最低購入金額を下回っている場合は(ステップS3,
「NO」)処理を終了する。尚、この場合は、残高を図
示しない表示部に表示させて、硬貨等による不足分の金
額の投入を促すようにしても良い。
【0024】一方、ステップS3において、ICカード
7の残高が十分である場合(「YES」)、制御装置1
0は、カードデータが“種別”「たばこ」を含んでいる
か否かを判断する(ステップS4)。そして、「たば
こ」を含んでいれば(「YES」)データの“嗜好品内
容”「セブンスター」が販売可能かどうかを判断し(ス
テップS5)、「セブンスター」があれば(「YE
S」)該当する嗜好品内容「セブンスター」に対応する
表示部4を点灯表示させる(ステップS6)。それか
ら、ステップS7に移行する。
【0025】また、ステップS4においてカードデータ
が“種別”「たばこ」を含んでいない場合(「N
O」)、或いは、ステップS5において「セブンスタ
ー」が販売不能である場合(「NO」)は、残高で購入
可能な商品の表示部4を全て点灯表示させてから(ステ
ップS6a)ステップS7に移行する。尚、後者の場合
は、自動販売機1が「セブンスター」を販売対象として
いない場合、また、販売対象としているがその時点で売
り切れている場合がある。
【0026】続くステップS7,S12において、制御
装置10は、ユーザによって選択スイッチ5(A)〜5
(I)の何れかがオン操作されるか、また、登録スイッ
チ9がオン操作されるまで待機する。ユーザは、ステッ
プS7では、カードデータに基づいてステップS6で点
灯表示された選択スイッチ5をオン操作しても良いし、
それとは異なる商品の選択スイッチ5をオン操作しても
良い。また、ステップS4,S5の何れかで「NO」と
判断した場合も、ユーザはその時の好みに応じた商品を
適宜選択して対応するスイッチ5をオン操作すれば良
い。
【0027】そして、何れかの選択スイッチ5がオン操
作されると(ステップS7,「YES」)、制御装置1
0は、カードデータの嗜好品内容が選択されたか否かを
判断する(ステップS8)。「セブンスター」が選択さ
れた場合は(「YES」)、累積個数及び金額情報をI
Cカード7に書き込む(ステップS9)。この場合は、
「セブンスター」の累積個数は「3」,金額は「75
0」に更新される。
【0028】それから、制御装置10は、ICカード7
より読み出した残高データより、選択された商品の購入
代金を差し引くことで更新し、その結果をカードリーダ
8を介してICカード7に書き込む(ステップS1
0)。この場合、残高は「8040」となる。また、ス
テップS8において「セブンスター」が選択されなかっ
た場合も(「NO」)ステップS10に移行する。続い
て、制御装置10は、払出し制御部12に制御信号を出
力して、ステップS7で選択された商品は、取出し口6
に払い出させると(ステップS11)、処理を終了す
る。
【0029】また、ユーザが、ステップS7において何
れかの選択スイッチ5をオン操作する前に、登録スイッ
チ9をオン操作したとする(ステップS12,「YE
S」)。この場合は、続くステップS13においてユー
ザがオン操作した(「YES」)選択スイッチ5に対応
する商品に、ICカード7内の“嗜好品内容”が書き換
えられる(ステップS14)。そして、ステップS6に
移行し、書き換えられた商品に対応する表示部4に点灯
表示が切り換えられる。また、この後、ステップS7に
おいて選択されたスイッチ5が、ステップS14におい
て新たに書き換えられた“嗜好品内容”(例えば「ハイ
ライト」(登録商標))である場合には、やはりステッ
プS8で「YES」と判断されるが、ステップS9で書
き込まれるデータは、「ハイライト」を「セブンスタ
ー」にオーバーライトすることになり、累積個数は
「1」,累積金額は「250」となる。
【0030】以上のように本実施例によれば、ICカー
ド7にユーザが嗜好する商品に関するデータを記憶さ
せ、自動販売機1の制御装置10は、カードリーダ8を
介してICカード7より読み出したデータが示す商品が
販売対象である場合は、その商品に対応する表示部4を
点灯表示させることで選択スイッチ5の位置をユーザに
報知し、商品の購入をユーザに促すようにした。
【0031】従って、ユーザは、自動販売機1が多種類
の商品を扱っておりそれに応じて多数の選択スイッチ5
が設けられている場合でも、自分が購入を希望する商品
のスイッチ5がどこにあるのかを確実に知ることができ
る。そして、ICカード7に記録されているデータに基
づいて希望する商品を確実に選択して購入することがで
きるようになる。
【0032】また、ICカード7には、複数のカテゴリ
に属する商品のデータが記憶されるので、ユーザは、1
つのICカード7により複数のカテゴリに属する商品に
ついて(即ち、多種類の自動販売機を利用して)夫々の
選択を確実に行なうことができる。
【0033】更に、本実施例によれば、制御装置は、ユ
ーザにより購入された商品に関するデータをカードリー
ダ8を介してICカード7に書き込んで記憶させるの
で、例えば、ICカード7にデータが未だ書き込まれて
いない状態にある場合は、ユーザが自動販売機1により
実際に商品を購入する場合などにその商品のデータを書
き込ませることができる。従って、ユーザは、次回の購
入時にはそのICカード7を利用できるようになる。ま
た、ICカード7に既にデータが書き込まれている場合
でも、ユーザの嗜好が変化した際には新たな商品のデー
タを書き込ませて更新させることで、嗜好の変化に対応
することが可能である。
【0034】加えて、ICカード7には、プリペイド式
の商品購入可能金額がデータとして記憶されるので、ユ
ーザは、金銭を所持していない場合でもICカード7を
携帯していれば商品を購入することができる。そして、
硬貨などを自動販売機1に投入する必要がなくなるの
で、商品をより簡単に購入することができる。
【0035】(第2実施例)図5は本発明の第2実施例
を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説
明する。第2実施例は、第1実施例と同様の構成におい
て、自動販売機1が商品を販売するに際してサービスポ
イントを取り扱う場合を示す。図5には、その場合に第
1実施例における図4のフローチャートに組み込まれる
処理を部分的に示すものである。
【0036】制御装置10は、ステップS8において
「YES」と判断すると、カードデータにサービスポイ
ントがあるか否かを判断する(ステップS15)。即
ち、「カップコーヒー」のように、「たばこ」について
サービスポイント例えば「100」が記憶されていると
する。この場合、制御装置10は、ステップS15で
「YES」と判断し、そのサービスポイント「100」
を購入代金に利用する(ステップS16)。即ち、「セ
ブンスター」の単価が¥250であれば、ポイント「1
00」円分を差し引いて今回の購入代金は¥150とす
る。従って、次のステップS9における残高の減額分は
¥150分となる。
【0037】一方、ステップS15においてサービスポ
イントが付与されておらず「NO」と判断すると、制御
装置10は、カードデータの累積個数又は金額がサービ
スポイントを付与するための所定値に達しているか否か
を判断する(ステップS17)。達していなければ
(「NO」)ステップS9に移行して、第1実施例と同
様の処理形態となる。
【0038】また、ステップS17において前記所定値
に達している場合は(「YES」,例えば、“累積個
数”が10,“累積金額”が“2500”など)、制御
装置10はサービスポイント付与する(ステップS1
8)。例えば、ポイント「100」をカードリーダ8を
介してICカード7のメモリ“サービス”の領域に書き
込んで記憶させる。それから、「カップコーヒー」のよ
うに、カードデータの累積個数及び金額の情報をゼロク
リアすると(ステップS19)、ステップS10に移行
する。
【0039】以上のように第2実施例によれば、制御装
置10は、ICカード7より読み出した累積個数又は金
額が所定値に達すると、対応する商品の販売に際して所
定のサービスを付与するので、ユーザがそのサービスを
受けるために自動販売機1により商品を継続的に購入す
ることが期待でき、商品の販売を促進する効果を得るこ
とができる。
【0040】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ICカード7には、累積個数,累積
金額の何れか一方のみを記憶させるようにしても良い。
ユーザに対する報知動作は、例えば、「『セブンスタ
ー』を選択します」、といったような音声を伴っていて
も良い。“嗜好品内容”において、「サイダー」や「ウ
ーロン茶」などのメーカー名まで記憶させて指定するよ
うにしても良い。例えば、「お茶」の場合などは、「C
OLD,缶,ウーロン茶」の全ての条件を満たすものを
選択するのが原則であるが、例えば「ウーロン茶」を絶
対的な条件として、「COLD,缶」については該当す
るものがある場合に選択するようにしても良い。
【0041】登録スイッチ9を設けずに、ユーザがカー
ドデータの嗜好品内容とは異なる商品を選択した場合
は、カードデータをその時選択された商品に対応するも
のに自動的に更新させるように構成しても良い。また、
データは、自動販売機とは別個のライタを用いて書き込
むようにしても良い。ICカード7に記憶させるデータ
は、“種別”及び“嗜好品内容”だけでも良く、更に、
種別を1つに限定した専用のICカードとする場合に
は、“嗜好品内容”だけであっても良い。その場合、カ
ードリーダ8は、データ読出し手段としての機能を有し
ていれば良い。
【0042】接点式のICカードを用いても良い。ま
た、データ記録媒体はICカードに限ることなく、その
他のメモリカードや磁気カードなどでも良い。また、デ
ータ記録媒体は、必ずしもプリペイド式の購入可能金額
に関するデータを記録させる必要はなく、購入代金はユ
ーザが販売機に直接投入するようにしても良い。第2実
施例において、ステップS16でサービスポイントを利
用した場合には、ステップS10に移行して、その回の
購入については累積個数や金額をカウントしないように
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、自動販売機の構成
を概略的に示す図
【図2】ICカードのメモリに記憶されているデータの
一例を概念的に示すもので、(a)は自動販売機で購入
する商品に関するデータ、(b)はプリペイドカードに
関する金額情報を示す図
【図3】自動販売機の電気的構成を示す機能ブロック図
【図4】ユーザがICカードを用いて自動販売機より商
品を購入する場合における、制御装置による制御内容を
示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例であり、図4に加えられる
処理内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1は自動販売機、5は選択スイッチ、7はICカード
(データ記録媒体)、8はカードリーダ(データ読出し
手段,データ書込み手段)、9は登録スイッチ、10は
制御装置(制御手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 BA06 CA01 CA02 CA06 DA03 DA10 DB02 DB05 DC01 DC02 DC05 DE01 EA07 EA20 EB01 5B035 AA00 BB02 BB09 BC03 CA23 5B058 CA01 CA31 KA02 KA04 YA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが嗜好する商品に関するデータが
    記録される携帯可能なデータ記録媒体と、 このデータ記録媒体より前記データを読み出すデータ読
    出し手段と、データ読出し手段により読み出されたデー
    タによって示される商品を販売対象として備えている場
    合は、前記商品の購入をユーザに促すための報知動作を
    行なうように制御する制御手段とを有してなる販売機と
    で構成されることを特徴とする商品購入システム。
  2. 【請求項2】 前記データ記録媒体には、複数のカテゴ
    リに属する商品のデータが記録されていることを特徴と
    する請求項1記載の商品購入システム。
  3. 【請求項3】 前記販売機の制御手段は、前記商品を購
    入するための操作位置をユーザに報知することを特徴と
    する請求項1又は2記載の商品購入システム。
  4. 【請求項4】 前記販売機は、商品に関するデータを前
    記データ記録媒体に書き込んで記録させるデータ書込み
    手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか
    に記載の商品購入システム。
  5. 【請求項5】 前記データ書込み手段により前記データ
    記録媒体に書き込まれるデータは、ユーザによる商品の
    累積購入量を示すものであり、 前記販売機の制御手段は、前記データ記録媒体より読み
    出したデータが示す累積購入量が所定値に達すると、対
    応する商品の販売に際して所定のサービスを付与するた
    めのデータを、前記データ書込み手段を介して前記デー
    タ記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項4記載の
    商品購入システム。
  6. 【請求項6】 前記データ記録媒体には、プリペイド式
    の商品購入可能金額がデータとして記録されていること
    を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の商品購入
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の商品購
    入システムに使用されることを特徴とするデータ記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至6の何れかに記載の商品購
    入システムに使用されることを特徴とする販売機。
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