JP2004302909A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品購入の利便性を向上することができる電子カードを利用した商品の購入を可能とする自動販売機を提供する。
【解決手段】電子カードに記憶されている情報を取得するに先立って商品選択釦が操作されているときには、該商品選択釦により指定された商品を払い出す。一方、商品選択釦が操作される前に電子カードから情報を取得したとき、この情報により販売商品が特定された場合には、特定された商品を払い出す。また、判定手段により販売商品が特定されない場合には商品選択釦の操作を待ち、該商品選択釦により指定された商品を払い出す。そして商品を払い出したとき、その商品の販売履歴を前記電子カードの情報記憶機能に書き込む。
【選択図】 図2
【解決手段】電子カードに記憶されている情報を取得するに先立って商品選択釦が操作されているときには、該商品選択釦により指定された商品を払い出す。一方、商品選択釦が操作される前に電子カードから情報を取得したとき、この情報により販売商品が特定された場合には、特定された商品を払い出す。また、判定手段により販売商品が特定されない場合には商品選択釦の操作を待ち、該商品選択釦により指定された商品を払い出す。そして商品を払い出したとき、その商品の販売履歴を前記電子カードの情報記憶機能に書き込む。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カードを利用した商品の購入を可能とする自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動販売機での商品購入の形態としてIC(集積回路)を組み込んだ電子カードによる購入金額の決済方式が種々提案され、適用されている。この電子カード内には所持金データ、購入商品履歴等の固有データが記録されており、販売に際しては、例えば電磁誘導等を利用して非接触に自動販売機との間でデータ授受が行われる。
【0003】
具体的には前述した自動販売機における商品販売手段として、電子カード内に事前に所持金データを確保しておく等のプリペイド方式を取った場合、以下のような手順となる。
先ず自動販売機は、商品の販売に先立って電子カードの所持金データを読み込む。次に自動販売機は読み込んだ所持金データから販売可能な商品について、利用者が認識可能となるように自動販売機の商品展示部に配置されている商品見本を明示する表示器を選択的に表示駆動する。そして自動販売機の利用者(購入者)は、この表示を参照して購入を所望する商品を選択する。すると自動販売機はこの選択された商品を商品払い出し口から払い出すとともに、購入金額を計算して、残金を決済データとして電子カードに書き込み、一連の処理が完了する(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
ちなみに、この自動販売機は、自動販売機の前扉に設けられた商品見本展示部の近傍に電子カード(ICカード)と非接触に通信を行うことが可能な無線インタフェース部を備えたものとなっている。そして購入者は、この無線インタフェース部に電子カード(ICカード)を近接させる(翳す)ことで商品を購入することができるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−77037号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えばタバコ等の嗜好品にあっては、同一の購入者の場合、一般的に同じ銘柄の商品を購入することが多い。しかしながら、上述した自動販売機にあっては、購入の都度、商品展示部に陳列された商品見本の近傍に設けられた商品選択釦を押下するか、商品見本の近傍に埋め込まれた無線インタフェース部に電子カードを翳す必要がある。このため商品購入の煩わしさを感じることが否めない。また上述した方法において電子カードは、単なる現金の置き換えでしかなく、種々のデータを記録・保持することが可能な電子カードを利用するメリットを享受することができず、電子カードの有効利用を図ることができないという問題もある。
【0007】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、商品購入の利便性を向上することができる電子カードを利用した商品の購入を可能とする自動販売機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本発明に係る自動販売機は、複数の商品選択釦の選択的な操作に応じて、または情報記憶機能を備えた電子カードとの間でデータを送受して商品を販売する自動販売機であって、
所定の位置に翳された電子カードから前記情報記憶機能に記憶されている情報を取得する情報読み込み手段を備えている。
【0009】
この情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得するに先立って前記商品選択釦が操作されているときには、該商品選択釦により指定された商品を払い出す(第1の商品販売手段)。
また、前記商品選択釦が操作される前に前記情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得したときには該電子カードから取得した情報により販売商品が特定されるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により販売商品が特定された場合には特定された商品を払い出す(第2の商品販売手段)。
【0010】
一方、前記判定手段により販売商品が特定されない場合には前記商品選択釦の操作を待ち、該商品選択釦により指定された商品を払い出す(第3の商品販売手段)。
そして前記第1〜第3の商品販売手段による商品の払い出しに連動して、その商品の販売履歴を前記電子カードの情報記憶機能に書き込む情報書き込み手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
好ましくは前記判定手段は、同一銘柄の商品が所定回数以上購入されている場合、当該銘柄を販売商品として特定することが望ましい。そして、この特定された商品を払い出す商品販売手段を備えたことを特徴としている。
また、本発明の自動販売機は、前記電子カードとの間で商品販売代金を決済する機能を備えたものとして構成される。
【0012】
したがって、本発明に係る自動販売機の利用者(購入者)は、電子カードに記憶された購入履歴に基づいた商品、即ち購入者の嗜好に応じた商品を簡単に購入することができ、購入時の利便性を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る自動販売機について、タバコ販売用の自動販売機を例に説明する。
このタバコ販売用の自動販売機は、例えば図1にその概略的な外観構成を示すように複数種の商品(タバコ)を銘柄別に分類してその内部に収納した販売機本体1と、この販売機本体1前面を開放可能に設けられた前扉2とを備えている。また前扉2の上部には、販売対象商品の商品見本Sを展示する為の商品展示部3が設けられており、この商品展示部3には上記各商品見本Sのそれぞれに対応して商品選択釦4が配置されている。また商品選択釦4には、通常、販売可能表示や売り切れ表示を行うための表示器が組み込まれている。
【0014】
更に前扉2の右側方部には、コイン投入口5や紙幣挿入口6、返却レバー7等からなる金銭処理部が設けられている。また、前扉2の右側方部には、電子カード20とデータを非接触で授受する電子カードインタフェース部11が設けられている。一方、前扉2の前面下方部には釣り銭返却口8や商品払出口(取出口)9が設けられている。
【0015】
ちなみに販売機本体1内には、電子カードインタフェース部11を介して電子カード20とデータを授受して商品を販売する図2に示す販売制御部10が組み込まれている。この販売制御部10は、自動販売機の全体を制御する制御部12を備えたものとなっている。
そして、電子カード20に保持されているデータは、この制御部12の下、電子カードインタフェース部11から取り込まれる。ちなみに電子カードインタフェース部11を介して電子カード20となされる情報の送受は、電子カードインタフェース部11に電子カード20が翳されると、該電子カード20の内部に保持されたデータを受け読み取るカード情報読込部13と、商品の販売に伴う購入銘柄情報や購入金額引き去り等の決済情報を電子カード20に書き出すカード情報書込部14とによって行われる。
【0016】
また、販売制御部10のカード情報読込部13は、電子カードインタフェース部11を介して読み取った電子カードのデータを判定して販売する商品を特定する判定部15を備えている。そして判定部15が判定した販売商品の情報によって自動販売機の払出機構(図示せず)へ払出指令を与える販売指令部17を備えたものとなっている。
【0017】
ちなみに、自動販売機の前扉2には、自動販売機が販売する商品が売り切れである場合の売り切れ表示や商品の選択を促すメッセージを表示する表示部16が設けられている。
一方、電子カード20には、所持金情報、購入商品履歴等の固有データを保持する記憶部21が設けられている。また、電子カード20には、該電子カード20内の記憶部21に保持した固有データを自動販売機と送受する通信インタフェース22を備えている。この記憶部21および通信インタフェース22は、電子カード20の動作を司るカード制御部23により制御されるようになっている。ちなみに、電子カード20に設けられるカード制御部23、記憶部21等は、集積回路(IC)化されて該電子カード20内に埋め込まれる。
【0018】
ここに本発明に係る自動販売機が特徴とするところは、上述したように電子カード20内に記憶した固有データ(商品購入履歴)に基づき、商品を選択する手間を省いて自動販売機で商品を購入する際の利便性を向上させる点にある。具体的には、電子カード20を利用して自動販売機で販売される商品を購入する際、電子カード20の記憶部21に保持された特定の種別(銘柄)の商品(タバコ)を連続購入した回数(商品購入履歴)が所定の回数を超えたとき、それまで購入した商品(例えば連続購入した商品)を選択しなくても商品を購入することができるようになっている。
【0019】
このような特徴ある本発明に係る自動販売機が持つ機能を、その作動手順を示す図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。この処理は、コイン投入口5や紙幣投入口6から所定金額の金銭が投入される前に前記商品選択釦4が押圧操作されたとき、或いは電子カード20が翳されたときに起動される。即ち、販売制御部10の制御部12は、自動販売機の前扉2に設けられた商品選択釦4が押されているかどうかを判定する(ステップS1)。このステップS1で商品選択釦4が押されていないと判定した制御部12は、次いで電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていないかどうかを判定する(ステップS2)。このステップS2で電子カードが電子カードインタフェース部11に翳されていないとき、ステップS1に戻り商品選択釦4の押下を検出する(待機動作)。
【0020】
一方、ステップS2で、電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていると判定した制御部12は、カード情報読込部13に該電子カード20に保持されている固有データの読込指令を出して、電子カード20の記憶部21に保持されている固有データ(購入履歴と所持金情報)を読み込む(ステップS3)。
【0021】
次いで判定部は、電子カード20から読み込んだ購入履歴から同一銘柄の商品が予め定めた回数N(例えば5回)以上連続購入されたかどうかを判定する(ステップS4)。判定部15が、ステップS4で同一銘柄の商品がN回(例えば5回)以上、連続購入されたと判定した場合、制御部12は、自動販売機内に収納している該商品の在庫を確認する(ステップS5)。そして制御部12は、購入者が連続購入した商品の在庫がある場合、更に販売可能条件に適合しているかどうかを判定部15にて確認を行う(ステップS6)。
【0022】
ちなみにステップS6で判定部15が行う販売条件の適合判定は、例えば電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報等に基づき該商品が販売可能であるかどうかを判定するものである。そして、販売可能であると判定部15が判定したのち制御部12は、連続購入した商品を払い出す(ステップS7)と共に購入代金をステップS3で読み出した所持金情報から引き去り、カード情報書込部14を介して該電子カード20のデータ(所持金情報)を更新する(ステップS8)。このようにして自動販売機は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数以上である場合の販売処理を完了する。
【0023】
一方、ステップS4で制御部12は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数N(例えば5回)未満であると判定したとき、販売機の前扉2に設けられた表示部16に商品の選択を促すメッセージを表示する(ステップS13)。このステップS13で制御部12は、ステップS3で取得した電子カード20の所持金情報に基づいて販売可能となる商品についてのみ、商品選択釦4の販売可能表示を行い、商品選択釦4の押下を待つ(ステップS14)。
【0024】
そして制御部12は、商品選択釦4の押下を検出すると、更に電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されるのを待つ(ステップS15)。次いで制御部12は、電子カードインタフェース部11に電子カード20が翳されたことを検出すると、ステップS14で選択された指定銘柄の商品(タバコ)を払い出す(ステップS16)。
【0025】
次いで、制御部12は、購入した商品(タバコ)の購入情報を電子カード20に書き込むためカード情報書込部14に書込指令を出す(ステップS17)と共に、購入代金をステップS3で読み出した所持金情報から引き去り、カード情報書込部14を介して該電子カード20の所持金情報を更新する(ステップS8)。このようにして自動販売機は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数未満である場合の販売処理を完了する。
【0026】
一方、ステップS1で制御部12は、商品選択釦4が押下されていると判定したとき、更に電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていないかどうかを判定する(ステップS9)。このステップS9で、電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていると判定した制御部12は、カード情報読込部13に該電子カード20の情報の読込指令を出して、電子カード20の記憶部21に保持されている購入履歴および所持金情報を読み込む(ステップS10)。そして制御部12は、ステップS1で押下された商品選択釦4の情報に基づきステップS10で読み込んだ購入履歴を更新し、カード情報書込部14を介して電子カード20の商品購入履歴を書き戻す(ステップS11)。
【0027】
そうして判定部15は、ステップS10で読み込んだ所持金情報およびステップS1で選択された商品情報に基づき、該商品が販売可能であるかどうか判定する(ステップS12)。具体的には、電子カード20に保持されている所持金情報から得られる所持金(残金)がステップS1で選択された商品価格を購入するために必要な金額を満たしていること、販売機本体1内に保持している商品の在庫があること等を判定する。以後、販売制御部10は、上述したステップS16以降の作動手順を実行して商品を販売する。このようにして自動販売機は、該自動販売機の利用者(購入者)が予め商品選択釦4を押下したときの販売処理を完了する。
【0028】
また、ステップS5で制御部12は、自動販売機の利用者(購入者)がN回以上連続購入した商品の在庫がないと判定したとき、販売機の前扉2に設けられた表示部16に該商品の在庫切れの表示をすると共に、ステップS3で電子カード20から読み込んだ所持金情報から、購入可能となる商品についてのみ、商品選択釦4の販売可能表示を行う(ステップS18)。以後、販売制御部10は、上述したステップS14以降の作動手順を実行して商品を販売する。このようにして自動販売機は、該自動販売機の利用者(購入者)がN回以上連続して購入した銘柄の商品が在庫切れであった場合の処理を終了する。
【0029】
尚、上述したフローチャートには図示しないが、自動販売機に何らかの障害が生じて商品(タバコ)の払出ができないときは、例えばステップS8で行う決済処理において、電子カード20の所持金情報を更新しないようにすればよい。
かくして上述したように構成した自動販売機は、該自動販売機で購入した商品の購入履歴を、購入時に用いた電子カード20内の記憶部21に書き込むようになっている。そして、電子カード20を用いて商品を購入する都度、この電子カード20内に保持された購入履歴情報を参照する。そしてこのとき同一種別の商品を連続購入した回数が所定の回数以上続いたとき自動販売機は、該連続購入した商品を商品選択釦4を押下することなく払い出すよう構成されている。このため専ら購入者の嗜好性が強く、同一製品を毎回購入するようなタバコ等を販売する自動販売機にあっては、商品(タバコ)の購入者が、商品選択釦4を押すことなく嗜好にあった商品を購入することができ、購入者の利便性を向上させることができる。
【0030】
勿論、本発明に係る自動販売機は、商品選択釦4を押下した後、電子カード20を用いて購入することもできる。この場合は、この商品選択釦4により選択された商品を払い出すと共に、購入した商品の購入履歴を電子カード20に保持する。このため、通常のプリペイド方式の自動販売機を構成することができると共に、購入者の嗜好が変わった場合であっても商品購入の都度、購入履歴を更新して電子カード20に保持するようになっているので商品の販売を柔軟に行うことが可能となる。
【0031】
なお、本発明に係る自動販売機は、電子カード20との間で商品販売代金を決済する機能を備えているので、例えば電子カード20内に保持された所持金情報を用いてキャッシュレスで商品を購入することができるということは言うまでもない。
また、商品購入に先立ってステップS1で所品選択釦4を押下したときであって、電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報(残金)が商品を購入するために必要な金額を満たしていない場合、制御部12は、ステップS12で販売不可と判定する。しかし、制御部12は、ステップS12の判定に先立ち、ステップS11で購入銘柄情報の更新処理を行い電子カード20の記憶部21に保持されている商品購入履歴を更新する。よって電子カード20の記憶部21に保持される商品購入履歴のみが更新される。つまり、商品を購入することなく、商品の購入履歴のみを更新することができる。このため、電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報(残金)を所定の方法によって充足させれば、自動販売機の利用者(購入者)が所望の商品を購入する際、商品選択釦4を押下することなく購入することができる。
【0032】
勿論、電子カード20が保持している所持金データの残金が少ない場合は、その残金の範囲内で販売可能となる商品の近傍に設けた表示器を選択的に表示駆動するとともに、図示しないが、電子カード内に記録されている所持金不足を補うため、紙幣および/または硬貨の投入を待つように構成してもよい。いずれの場合であっても、電子カード20の記憶部21に保持される購入履歴が更新されるので、自動販売機の利用者(購入者)が所望の商品を購入するとき、商品選択釦4を押下することなく購入することが可能となる。
【0033】
尚、この自動販売機は、該自動販売機のコイン投入口5や紙幣投入口6から所定の金額が投入されたとき、通常の販売処理が行われるようになっていることはいうまでもない。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る自動販売機によれば、購入の都度、商品選択釦を押下することなく購入者の嗜好に応じた商品を容易に購入することができる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動販売機の概略的な外観構成図。
【図2】本発明の一実施形態に係る自動販売機の販売制御部および電子カードの概略構成を示すブロック図。
【図3】図2に示す販売制御部における処理手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 販売制御部
11 電子カードインタフェース部
12 制御部
13 カード情報読込部
14 カード情報書込部
15 判定部
16 表示部
17 販売指令部
20 電子カード
21 記憶部
22 通信インタフェース
23 カード制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カードを利用した商品の購入を可能とする自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動販売機での商品購入の形態としてIC(集積回路)を組み込んだ電子カードによる購入金額の決済方式が種々提案され、適用されている。この電子カード内には所持金データ、購入商品履歴等の固有データが記録されており、販売に際しては、例えば電磁誘導等を利用して非接触に自動販売機との間でデータ授受が行われる。
【0003】
具体的には前述した自動販売機における商品販売手段として、電子カード内に事前に所持金データを確保しておく等のプリペイド方式を取った場合、以下のような手順となる。
先ず自動販売機は、商品の販売に先立って電子カードの所持金データを読み込む。次に自動販売機は読み込んだ所持金データから販売可能な商品について、利用者が認識可能となるように自動販売機の商品展示部に配置されている商品見本を明示する表示器を選択的に表示駆動する。そして自動販売機の利用者(購入者)は、この表示を参照して購入を所望する商品を選択する。すると自動販売機はこの選択された商品を商品払い出し口から払い出すとともに、購入金額を計算して、残金を決済データとして電子カードに書き込み、一連の処理が完了する(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
ちなみに、この自動販売機は、自動販売機の前扉に設けられた商品見本展示部の近傍に電子カード(ICカード)と非接触に通信を行うことが可能な無線インタフェース部を備えたものとなっている。そして購入者は、この無線インタフェース部に電子カード(ICカード)を近接させる(翳す)ことで商品を購入することができるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−77037号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
例えばタバコ等の嗜好品にあっては、同一の購入者の場合、一般的に同じ銘柄の商品を購入することが多い。しかしながら、上述した自動販売機にあっては、購入の都度、商品展示部に陳列された商品見本の近傍に設けられた商品選択釦を押下するか、商品見本の近傍に埋め込まれた無線インタフェース部に電子カードを翳す必要がある。このため商品購入の煩わしさを感じることが否めない。また上述した方法において電子カードは、単なる現金の置き換えでしかなく、種々のデータを記録・保持することが可能な電子カードを利用するメリットを享受することができず、電子カードの有効利用を図ることができないという問題もある。
【0007】
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、商品購入の利便性を向上することができる電子カードを利用した商品の購入を可能とする自動販売機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため、本発明に係る自動販売機は、複数の商品選択釦の選択的な操作に応じて、または情報記憶機能を備えた電子カードとの間でデータを送受して商品を販売する自動販売機であって、
所定の位置に翳された電子カードから前記情報記憶機能に記憶されている情報を取得する情報読み込み手段を備えている。
【0009】
この情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得するに先立って前記商品選択釦が操作されているときには、該商品選択釦により指定された商品を払い出す(第1の商品販売手段)。
また、前記商品選択釦が操作される前に前記情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得したときには該電子カードから取得した情報により販売商品が特定されるか否かを判定する判定手段と、この判定手段により販売商品が特定された場合には特定された商品を払い出す(第2の商品販売手段)。
【0010】
一方、前記判定手段により販売商品が特定されない場合には前記商品選択釦の操作を待ち、該商品選択釦により指定された商品を払い出す(第3の商品販売手段)。
そして前記第1〜第3の商品販売手段による商品の払い出しに連動して、その商品の販売履歴を前記電子カードの情報記憶機能に書き込む情報書き込み手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
好ましくは前記判定手段は、同一銘柄の商品が所定回数以上購入されている場合、当該銘柄を販売商品として特定することが望ましい。そして、この特定された商品を払い出す商品販売手段を備えたことを特徴としている。
また、本発明の自動販売機は、前記電子カードとの間で商品販売代金を決済する機能を備えたものとして構成される。
【0012】
したがって、本発明に係る自動販売機の利用者(購入者)は、電子カードに記憶された購入履歴に基づいた商品、即ち購入者の嗜好に応じた商品を簡単に購入することができ、購入時の利便性を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態に係る自動販売機について、タバコ販売用の自動販売機を例に説明する。
このタバコ販売用の自動販売機は、例えば図1にその概略的な外観構成を示すように複数種の商品(タバコ)を銘柄別に分類してその内部に収納した販売機本体1と、この販売機本体1前面を開放可能に設けられた前扉2とを備えている。また前扉2の上部には、販売対象商品の商品見本Sを展示する為の商品展示部3が設けられており、この商品展示部3には上記各商品見本Sのそれぞれに対応して商品選択釦4が配置されている。また商品選択釦4には、通常、販売可能表示や売り切れ表示を行うための表示器が組み込まれている。
【0014】
更に前扉2の右側方部には、コイン投入口5や紙幣挿入口6、返却レバー7等からなる金銭処理部が設けられている。また、前扉2の右側方部には、電子カード20とデータを非接触で授受する電子カードインタフェース部11が設けられている。一方、前扉2の前面下方部には釣り銭返却口8や商品払出口(取出口)9が設けられている。
【0015】
ちなみに販売機本体1内には、電子カードインタフェース部11を介して電子カード20とデータを授受して商品を販売する図2に示す販売制御部10が組み込まれている。この販売制御部10は、自動販売機の全体を制御する制御部12を備えたものとなっている。
そして、電子カード20に保持されているデータは、この制御部12の下、電子カードインタフェース部11から取り込まれる。ちなみに電子カードインタフェース部11を介して電子カード20となされる情報の送受は、電子カードインタフェース部11に電子カード20が翳されると、該電子カード20の内部に保持されたデータを受け読み取るカード情報読込部13と、商品の販売に伴う購入銘柄情報や購入金額引き去り等の決済情報を電子カード20に書き出すカード情報書込部14とによって行われる。
【0016】
また、販売制御部10のカード情報読込部13は、電子カードインタフェース部11を介して読み取った電子カードのデータを判定して販売する商品を特定する判定部15を備えている。そして判定部15が判定した販売商品の情報によって自動販売機の払出機構(図示せず)へ払出指令を与える販売指令部17を備えたものとなっている。
【0017】
ちなみに、自動販売機の前扉2には、自動販売機が販売する商品が売り切れである場合の売り切れ表示や商品の選択を促すメッセージを表示する表示部16が設けられている。
一方、電子カード20には、所持金情報、購入商品履歴等の固有データを保持する記憶部21が設けられている。また、電子カード20には、該電子カード20内の記憶部21に保持した固有データを自動販売機と送受する通信インタフェース22を備えている。この記憶部21および通信インタフェース22は、電子カード20の動作を司るカード制御部23により制御されるようになっている。ちなみに、電子カード20に設けられるカード制御部23、記憶部21等は、集積回路(IC)化されて該電子カード20内に埋め込まれる。
【0018】
ここに本発明に係る自動販売機が特徴とするところは、上述したように電子カード20内に記憶した固有データ(商品購入履歴)に基づき、商品を選択する手間を省いて自動販売機で商品を購入する際の利便性を向上させる点にある。具体的には、電子カード20を利用して自動販売機で販売される商品を購入する際、電子カード20の記憶部21に保持された特定の種別(銘柄)の商品(タバコ)を連続購入した回数(商品購入履歴)が所定の回数を超えたとき、それまで購入した商品(例えば連続購入した商品)を選択しなくても商品を購入することができるようになっている。
【0019】
このような特徴ある本発明に係る自動販売機が持つ機能を、その作動手順を示す図3のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。この処理は、コイン投入口5や紙幣投入口6から所定金額の金銭が投入される前に前記商品選択釦4が押圧操作されたとき、或いは電子カード20が翳されたときに起動される。即ち、販売制御部10の制御部12は、自動販売機の前扉2に設けられた商品選択釦4が押されているかどうかを判定する(ステップS1)。このステップS1で商品選択釦4が押されていないと判定した制御部12は、次いで電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていないかどうかを判定する(ステップS2)。このステップS2で電子カードが電子カードインタフェース部11に翳されていないとき、ステップS1に戻り商品選択釦4の押下を検出する(待機動作)。
【0020】
一方、ステップS2で、電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていると判定した制御部12は、カード情報読込部13に該電子カード20に保持されている固有データの読込指令を出して、電子カード20の記憶部21に保持されている固有データ(購入履歴と所持金情報)を読み込む(ステップS3)。
【0021】
次いで判定部は、電子カード20から読み込んだ購入履歴から同一銘柄の商品が予め定めた回数N(例えば5回)以上連続購入されたかどうかを判定する(ステップS4)。判定部15が、ステップS4で同一銘柄の商品がN回(例えば5回)以上、連続購入されたと判定した場合、制御部12は、自動販売機内に収納している該商品の在庫を確認する(ステップS5)。そして制御部12は、購入者が連続購入した商品の在庫がある場合、更に販売可能条件に適合しているかどうかを判定部15にて確認を行う(ステップS6)。
【0022】
ちなみにステップS6で判定部15が行う販売条件の適合判定は、例えば電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報等に基づき該商品が販売可能であるかどうかを判定するものである。そして、販売可能であると判定部15が判定したのち制御部12は、連続購入した商品を払い出す(ステップS7)と共に購入代金をステップS3で読み出した所持金情報から引き去り、カード情報書込部14を介して該電子カード20のデータ(所持金情報)を更新する(ステップS8)。このようにして自動販売機は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数以上である場合の販売処理を完了する。
【0023】
一方、ステップS4で制御部12は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数N(例えば5回)未満であると判定したとき、販売機の前扉2に設けられた表示部16に商品の選択を促すメッセージを表示する(ステップS13)。このステップS13で制御部12は、ステップS3で取得した電子カード20の所持金情報に基づいて販売可能となる商品についてのみ、商品選択釦4の販売可能表示を行い、商品選択釦4の押下を待つ(ステップS14)。
【0024】
そして制御部12は、商品選択釦4の押下を検出すると、更に電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されるのを待つ(ステップS15)。次いで制御部12は、電子カードインタフェース部11に電子カード20が翳されたことを検出すると、ステップS14で選択された指定銘柄の商品(タバコ)を払い出す(ステップS16)。
【0025】
次いで、制御部12は、購入した商品(タバコ)の購入情報を電子カード20に書き込むためカード情報書込部14に書込指令を出す(ステップS17)と共に、購入代金をステップS3で読み出した所持金情報から引き去り、カード情報書込部14を介して該電子カード20の所持金情報を更新する(ステップS8)。このようにして自動販売機は、同一銘柄の商品の連続購入回数が予め定めた回数未満である場合の販売処理を完了する。
【0026】
一方、ステップS1で制御部12は、商品選択釦4が押下されていると判定したとき、更に電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていないかどうかを判定する(ステップS9)。このステップS9で、電子カード20が電子カードインタフェース部11に翳されていると判定した制御部12は、カード情報読込部13に該電子カード20の情報の読込指令を出して、電子カード20の記憶部21に保持されている購入履歴および所持金情報を読み込む(ステップS10)。そして制御部12は、ステップS1で押下された商品選択釦4の情報に基づきステップS10で読み込んだ購入履歴を更新し、カード情報書込部14を介して電子カード20の商品購入履歴を書き戻す(ステップS11)。
【0027】
そうして判定部15は、ステップS10で読み込んだ所持金情報およびステップS1で選択された商品情報に基づき、該商品が販売可能であるかどうか判定する(ステップS12)。具体的には、電子カード20に保持されている所持金情報から得られる所持金(残金)がステップS1で選択された商品価格を購入するために必要な金額を満たしていること、販売機本体1内に保持している商品の在庫があること等を判定する。以後、販売制御部10は、上述したステップS16以降の作動手順を実行して商品を販売する。このようにして自動販売機は、該自動販売機の利用者(購入者)が予め商品選択釦4を押下したときの販売処理を完了する。
【0028】
また、ステップS5で制御部12は、自動販売機の利用者(購入者)がN回以上連続購入した商品の在庫がないと判定したとき、販売機の前扉2に設けられた表示部16に該商品の在庫切れの表示をすると共に、ステップS3で電子カード20から読み込んだ所持金情報から、購入可能となる商品についてのみ、商品選択釦4の販売可能表示を行う(ステップS18)。以後、販売制御部10は、上述したステップS14以降の作動手順を実行して商品を販売する。このようにして自動販売機は、該自動販売機の利用者(購入者)がN回以上連続して購入した銘柄の商品が在庫切れであった場合の処理を終了する。
【0029】
尚、上述したフローチャートには図示しないが、自動販売機に何らかの障害が生じて商品(タバコ)の払出ができないときは、例えばステップS8で行う決済処理において、電子カード20の所持金情報を更新しないようにすればよい。
かくして上述したように構成した自動販売機は、該自動販売機で購入した商品の購入履歴を、購入時に用いた電子カード20内の記憶部21に書き込むようになっている。そして、電子カード20を用いて商品を購入する都度、この電子カード20内に保持された購入履歴情報を参照する。そしてこのとき同一種別の商品を連続購入した回数が所定の回数以上続いたとき自動販売機は、該連続購入した商品を商品選択釦4を押下することなく払い出すよう構成されている。このため専ら購入者の嗜好性が強く、同一製品を毎回購入するようなタバコ等を販売する自動販売機にあっては、商品(タバコ)の購入者が、商品選択釦4を押すことなく嗜好にあった商品を購入することができ、購入者の利便性を向上させることができる。
【0030】
勿論、本発明に係る自動販売機は、商品選択釦4を押下した後、電子カード20を用いて購入することもできる。この場合は、この商品選択釦4により選択された商品を払い出すと共に、購入した商品の購入履歴を電子カード20に保持する。このため、通常のプリペイド方式の自動販売機を構成することができると共に、購入者の嗜好が変わった場合であっても商品購入の都度、購入履歴を更新して電子カード20に保持するようになっているので商品の販売を柔軟に行うことが可能となる。
【0031】
なお、本発明に係る自動販売機は、電子カード20との間で商品販売代金を決済する機能を備えているので、例えば電子カード20内に保持された所持金情報を用いてキャッシュレスで商品を購入することができるということは言うまでもない。
また、商品購入に先立ってステップS1で所品選択釦4を押下したときであって、電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報(残金)が商品を購入するために必要な金額を満たしていない場合、制御部12は、ステップS12で販売不可と判定する。しかし、制御部12は、ステップS12の判定に先立ち、ステップS11で購入銘柄情報の更新処理を行い電子カード20の記憶部21に保持されている商品購入履歴を更新する。よって電子カード20の記憶部21に保持される商品購入履歴のみが更新される。つまり、商品を購入することなく、商品の購入履歴のみを更新することができる。このため、電子カード20の記憶部21に保持されている所持金情報(残金)を所定の方法によって充足させれば、自動販売機の利用者(購入者)が所望の商品を購入する際、商品選択釦4を押下することなく購入することができる。
【0032】
勿論、電子カード20が保持している所持金データの残金が少ない場合は、その残金の範囲内で販売可能となる商品の近傍に設けた表示器を選択的に表示駆動するとともに、図示しないが、電子カード内に記録されている所持金不足を補うため、紙幣および/または硬貨の投入を待つように構成してもよい。いずれの場合であっても、電子カード20の記憶部21に保持される購入履歴が更新されるので、自動販売機の利用者(購入者)が所望の商品を購入するとき、商品選択釦4を押下することなく購入することが可能となる。
【0033】
尚、この自動販売機は、該自動販売機のコイン投入口5や紙幣投入口6から所定の金額が投入されたとき、通常の販売処理が行われるようになっていることはいうまでもない。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る自動販売機によれば、購入の都度、商品選択釦を押下することなく購入者の嗜好に応じた商品を容易に購入することができる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される自動販売機の概略的な外観構成図。
【図2】本発明の一実施形態に係る自動販売機の販売制御部および電子カードの概略構成を示すブロック図。
【図3】図2に示す販売制御部における処理手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 販売制御部
11 電子カードインタフェース部
12 制御部
13 カード情報読込部
14 カード情報書込部
15 判定部
16 表示部
17 販売指令部
20 電子カード
21 記憶部
22 通信インタフェース
23 カード制御部
Claims (3)
- 複数の商品選択釦の選択的な操作に応じて、または情報記憶機能を備えた電子カードとの間でデータを送受して商品を販売する自動販売機であって、
所定の位置に翳された電子カードから前記情報記憶機能に記憶されている情報を取得する情報読み込み手段と、
この情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得するに先立って前記商品選択釦が操作されているときには、該商品選択釦により指定された商品を払い出す第1の商品販売手段と、
前記商品選択釦が操作される前に前記情報読み込み手段により前記電子カードから情報を取得したときには該電子カードから取得した情報により販売商品が特定されるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段により販売商品が特定された場合には、特定された商品を払い出す第2の商品販売手段と、
前記判定手段により販売商品が特定されない場合には前記商品選択釦の操作を待ち、該商品選択釦により指定された商品を払い出す第3の商品販売手段と、
前記第1〜第3の商品販売手段による商品の払い出しに連動して、その商品の販売履歴を前記電子カードの情報記憶機能に書き込む情報書き込み手段と
を具備したことを特徴とする自動販売機。 - 前記判定手段は、同一銘柄の商品が所定回数以上購入されている場合、当該銘柄を販売商品として特定するものである請求項1に記載の自動販売機。
- 請求項1に記載の自動販売機において、
前記電子カードとの間で商品販売代金を決済する機能を備えることを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003095535A JP2004302909A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003095535A JP2004302909A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 自動販売機 |
Publications (1)
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ID=33407847
Family Applications (1)
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JP2003095535A Pending JP2004302909A (ja) | 2003-03-31 | 2003-03-31 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010118022A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Glory Ltd | 自動販売機 |
JP2011192055A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
CN108961541A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-07 | 中瑞福宁机器人(沈阳)有限公司 | 一种自动售货机出货方法、装置及系统 |
-
2003
- 2003-03-31 JP JP2003095535A patent/JP2004302909A/ja active Pending
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