JP5375287B2 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5375287B2 JP5375287B2 JP2009093514A JP2009093514A JP5375287B2 JP 5375287 B2 JP5375287 B2 JP 5375287B2 JP 2009093514 A JP2009093514 A JP 2009093514A JP 2009093514 A JP2009093514 A JP 2009093514A JP 5375287 B2 JP5375287 B2 JP 5375287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- product
- control unit
- recording medium
- electronic money
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
この自動販売機では、販売待機状態において、商品選択ボタンが操作されると、商品選択ボタンの販売可能ランプを点滅させ、自動販売機側から商品選択があったことを交信制御部に送信するとともに、金額表示器に販売金額を表示し、非接触ICカードがかざされるのを待つ。
ここで、非接触ICカードが所定領域にかざされると、商品の決済が行われ、決済が完了したことを交信制御部から自動販売機側に送信する。
自動販売機では、この決済完了に基づき、所定の商品を搬出するようになっている。
このように、自動販売機側、交信制御部側、それぞれに表示処理を行うため、交信制御部側の表示処理が優先されてしまうと、商品選択ボタンの販売可能ランプが点滅している状態で、金額表示器には、非接触ICカードの残高を表示している可能性がある。
このため、利用者は、この非接触ICカードの残額表示が商品の販売価格との勘違いしてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、前記課題に鑑み、非接触式記録媒体が利用可能な自動販売機において、利用者に対し、金額表示による誤認識の与えないようにする自動販売機を提供することを目的とする。
以下に添付図面を参照しながら、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における自動販売機の正面図であり、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する。
自動販売機1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成したものである。この自動販売機1の内部には、図示しないが、複数のコラムが左右、前後に並設してある。各コラムには、同一種類の商品が上下方向に沿って収納してある。コラムの下方部には、商品搬出装置が設けてある。商品搬出装置は、搬出指令が与えられた場合に、対応するコラムに収納された商品群のうち最下段にあるものを一つずつ搬出するものである。搬出された商品は、商品シュータを転動した後に、後述する商品取出口10に搬出される。
外扉2は、その前面側に、商品見本展示室3、硬貨投入口4、紙幣挿入口5、アンテナ部6、金額表示器7、返却レバー8、硬貨返却口9、商品取出口10、商品選択ボタン11が設けてある。
商品見本展示室3は、透明なパネルで構成されており、内部に商品見本12が設けてある。
硬貨投入口4は、利用者が硬貨を投入するための開口である。この硬貨投入口4を通じて投入された硬貨は、硬貨識別機においてその金種が識別され、その後、硬貨回収箱に収容されることになる。
アンテナ部6は、所定の通信可能領域に電子マネー情報が記録された非接触式記録媒体としての電子マネーカード60が配置された場合に、この電子マネーカード60に対して情報の読み書きを行うものであり、後述する電子マネー決済制御部40とで、決済端末30を構成してなる。
金額表示器7は、商品の販売価格、貨幣の投入金額、電子マネーカードの残高、等の表示するためのものである。
硬貨返却口9は、硬貨識別機において識別できなかった硬貨、あるいは釣銭となる硬貨を利用者に返却するための開口である。
商品取出口10は、商品搬出装置により搬出されたコラム内の商品を利用者が取り出すための開口である。
商品選択ボタン11は、利用者が購入商品を選択するための押ボタンスイッチであり、商品見本12と1対1で対応するように用意してある。
次に、図2は、自動販売機1の自販機主制御部20と決済端末30の電子マネー決済制御部40との制御系を示すブロック図であり、その構成について以下に説明する。
この自販機主制御部20には、硬貨識別機21、紙幣識別機22、商品搬出制御部23、金額表示器7、商品選択ボタン11、リモコン24、電子マネー決済制御部40などが接続してある。
電子マネー決済制御部40は、図示しない予めメモリに記録されたプログラムやデータ、自販機主制御部20から与えられた指令や情報に従って、電子マネー決済処理の統括的な制御を行う。
この電子マネー決済制御部40は、アンテナ部6を接続してなり、アンテナ部6を介して電子マネーカード60と応答するものである。
なお、商品選択ボタン11は、販売可能ランプ11aと売切ランプ11bを内蔵している。
次に、図3のフローチャート図を用いて、販売動作を示す。
まず、販売待機状態において、商品選択ボタン11が押されると(ステップS01,Yes)、選択された商品選択ボタン11の販売可能ランプ11aを点滅させ(ステップS02)、自販機主制御部20から電子マネー決済制御部40に選択された商品コラムと引落額とからなる選択商品データを送信するとともに(ステップS03)、金額表示器7に選択された商品の販売価格を表示する(ステップS04)。
電子マネーカード60と電子マネー決済制御部40との間で相互認証が成立すると、電子マネーカード60の残高情報を読み出し、電子マネーカード60の残高が商品の販売価格以上であれば、電子マネーカード60に対して販売価格に対応した減算指令が与えられ、販売価格に相当する減算処理が実施され、決済が行われる(ステップS08)。
ここで、金額表示器7では、電子マネーカード60の減算後現残高を一定時間表示して(ステップS11)、販売待機状態に戻る。
なお、販売可能ランプ11aは、決済時に点滅から点灯に切り替わり、商品搬出により消灯する。
次に、ステップS05において、電子マネーカード60をアンテナ部6にかざす際に、商品選択後、所定時間、電子マネーカード60がアンテナ部6にかざされない場合には(ステップS17,Yes)、商品選択が取り消されて、販売待機状態に戻る。
一方、販売待機状態において、商品選択ボタン11の操作が行われていない状態で、電子マネーカード60がアンテナ部6にかざされれば、金額表示器7に電子マネーカード60の残額を表示するものである。
次に、図4の概略交信シーケンス図を用い、利用者が商品選択ボタン11の操作と電子マネーカード60のかざし操作とを同時あるいは商品選択が行われてからカード決済に要する時間より短い時間で電子マネーカード60のかざし操作を行った場合について説明する。
販売待機状態において、商品選択ボタン11が押されると(SQ1)、選択された商品選択ボタン11の販売可能ランプ11aを点滅させる(SQ2)。
一方、前記商品選択ボタン11が押されたときに(SQ1)、同時に電子マネーカード60がアンテナ部6にかざされたとすると(SQ1a)、電子マネー決済制御部40では、補足・認証処理を行い、電子マネーカード60の残高情報を読み出し(SQ2a)、かざされた電子マネーカード60の残高情報を作成して、自販機主制御部20に送信する準備を行う。
一方、電子マネー決済制御部40側でも、読み取った残高情報を自販機主制御部20に送信する(SQ3a)。
次に、自販機主制御部20では、既に、金額表示器7に選択された商品の販売価格を表示する制御を行っているため、電子マネー決済制御部40から送信されてきた残高情報を受け付けずに、金額表示器7に選択された商品販売価格の表示を保持する(SQ4)。
すなわち、自販機主制御部20では、商品選択ボタン11による商品選択が行われてから、カード決済に要する時間より短い時間で送信されてきた残高情報は受け付けずに表示せず、金額表示器7に選択された商品の販売価格を表示することで、選択された商品選択ボタン11の販売可能ランプ11aが点滅している状態で、利用者に表示内容について誤認識を与えないようにするものである。
前記カード決済に要する時間より短い時間とは、例えば、選択商品データを送信してからnポーリングまでに受信した残高情報は表示せずに、商品選択した商品選択ボタン11の販売価格を金額表示器7に表示するものであり、前記nポーリングは、回数あるいは時間でもよく、適宜設定するものである。
なお、この後、一旦、電子マネーカード60をアンテナ部6から遠ざけて、残高情報の送信がキャンセルされた後、再度、電子マネーカード60をアンテナ部6にかざすと通常の決済が行われる。
6 アンテナ部
7 金額表示器
11 商品選択ボタン
20 自販機主制御部
30 決済端末
40 電子マネー決済制御部
50 電子マネー管理サーバ
60 電子マネーカード
Claims (3)
- 商品を選択するための商品選択手段と、選択された商品を搬出するための商品搬出手段と、金額表示器と、自動販売機全体を制御する自販機主制御部と、自販機主制御部と通信を行うとともに、非接触式記録媒体との処理を行う電子マネー決済制御部と、非接触式記録媒体をかざすためのアンテナ部を備え、販売待機状態において先に商品選択手段による選択であると判別したときには金額表示器に商品の販売価格を表示し、販売待機状態において先にアンテナ部に前記非接触式記録媒体がかざされ、電子マネー決済制御部から自販機主制御部に前記非接触式記録媒体の残高情報が送信されたときには金額表示器に残高表示を行うようにした自動販売機において、販売待機状態において、商品選択手段による商品選択操作と非接触式記録媒体によるアンテナ部への交信とが同時に行われた際には、商品選択手段による商品選択操作を優先して、前記金額表示器に選択された商品販売価格を表示することを特徴とする自動販売機。
- 商品を選択するための商品選択手段と、選択された商品を搬出するための商品搬出手段と、金額表示器と、自動販売機全体を制御する自販機主制御部と、自販機主制御部と通信を行うとともに、非接触式記録媒体との処理を行う電子マネー決済制御部と、非接触式記録媒体をかざすためのアンテナ部を備え、販売待機状態において先に商品選択手段による選択であると判別したときには金額表示器に商品の販売価格を表示し、販売待機状態において先にアンテナ部に前記非接触式記録媒体がかざされ、電子マネー決済制御部から自販機主制御部に前記非接触式記録媒体の残高情報が送信されたときには金額表示器に残高表示を行うようにした自動販売機において、販売待機状態において、商品選択手段による商品選択操作が行われてから、非接触式記録媒体の決済に要する時間より短い時間で送信されてきた残高情報は受け付けず、前記金額表示器に選択された商品販売価格を表示することを特徴とする自動販売機。
- 請求項2に記載の自動販売機において、選択商品データを前記電子マネー決済制御部に送信してから、非接触式記録媒体の決済に要する時間より短い時間で送信されてきた残高情報は受け付けず、前記金額表示器に選択された商品販売価格を表示することを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009093514A JP5375287B2 (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009093514A JP5375287B2 (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010244370A JP2010244370A (ja) | 2010-10-28 |
JP5375287B2 true JP5375287B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=43097312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009093514A Expired - Fee Related JP5375287B2 (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5375287B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5696472B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2015-04-08 | 富士電機株式会社 | 自動販売機 |
JP6677524B2 (ja) * | 2016-02-18 | 2020-04-08 | 株式会社タイトー | 決済装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003228750A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-15 | Sanden Corp | 自動販売機 |
JP2004164089A (ja) * | 2002-11-11 | 2004-06-10 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
-
2009
- 2009-04-08 JP JP2009093514A patent/JP5375287B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010244370A (ja) | 2010-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4743091B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4793139B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4743025B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4770299B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP5375287B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP5696472B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP5168122B2 (ja) | 自動販売機 | |
CN113053042B (zh) | 自动售货机和自动售货机的结算方法 | |
JP2013016126A (ja) | 自動販売機 | |
JP3936497B2 (ja) | 電子取引システムとこれを用いる機器及びこれに用いるicカード | |
JP4743035B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4582226B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP4069734B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP5549294B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2008282354A (ja) | 自動販売機 | |
JP5515716B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP5457022B2 (ja) | 決済処理装置 | |
JP2004054346A (ja) | 自動販売機の制御方法および装置 | |
JP2004302909A (ja) | 自動販売機 | |
JP5515819B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2016024714A (ja) | 釣銭チャージ機能付き自動販売機及びその販売制御方法 | |
JP5370504B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP2021026513A (ja) | 自動販売機 | |
JP5370036B2 (ja) | 自動販売機 | |
CN112712642A (zh) | 饮料销售系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20111013 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20121025 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130604 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130909 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5375287 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |