JP4582226B2 - 自動販売機 - Google Patents

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Description

本発明は、電子マネー決済サービスが利用可能な非接触ICカードや携帯電話等の記録媒体を用いて商品を購入できるようにした自動販売機に関するものである。
記録媒体に搭載した非接触ICチップにチャージした電子マネーにより商品を購入できるようにした自動販売機は、周知となっている自動販売機(以下の説明において自動販売機本体という。)に決済端末を備えたものであって、記録媒体との間で決済(対価の収受)が完了し、自動販売機本体が決済端末から決済が完了した旨を受信した場合に、自動販売機本体が商品を搬出するようになっている。そして、決済端末と記録媒体との間における決済処理の途中で記録媒体が決済端末の通信圏から外れた場合等のように通信が中断された場合には決済未了となるが、商品選択時間(自動販売機本体において商品選択から商品選択が無効となるまでの時間)内であれば、記録媒体をかざす等することにより、決済処理を再開できるようになっている。そして、自動販売機本体が決済端末から決済処理を再開したことを知らせる決済処理状態を受信した場合には、自動販売機本体はその他の商品の選択を禁止し、商品選択された状態を維持するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3891213号公報
ところで、上述した自動販売機は、自動販売機本体に設けられた選択ボタンを押し替えることにより、選択した商品を順次変更することができるようになっている。このため、決済未了となった後に選択ボタンが押し替えられると、決済処理を再開した場合に決済される商品と選択された商品とが異なることになり、利用者の混乱を招くことになる。
本発明は、上記実情に鑑みて、利用者の混乱を招くことなく、決済未了により中断した取引を再開できる自動販売機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る自動販売機は、商品を選択する商品選択手段と、選択された商品の決済が完了した旨を受信した場合に当該商品を搬出する商品搬出手段とを備えた自動販売機本体と、自動販売機本体に設けられたアンテナと、商品選択手段から商品が選択された場合に自動販売機本体から当該商品の決済情報が送信され、その後、電子マネー決済サービスを利用可能な記録媒体が前記アンテナにかざされた場合に、電子マネー決済サービスによる商品の決済を開始し、商品の決済が完了した場合に決済が完了した旨を自動販売機本体に送信する一方、商品の決済が中断された場合に決済が未了である旨を自動販売機本体に送信する決済端末とを備えた自動販売機において、前記決済端末は、商品が選択された場合に自動販売機本体から選択された商品の商品情報を受信するとともに、商品の決済が中断された場合に中断された決済に係る商品の商品情報を自動販売機本体に送信し、前記自動販売機本体は、決済端末から受信した商品情報に係る商品を選択された商品として設定し、予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を保持することを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記自動販売機本体は、前記決済端末から中断した決済に係る商品の商品情報を受信した場合に、前記予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで前記商品選択手段の操作を無効化することを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、前記商品の商品情報は、少なくとも自動販売機本体に収容され、前記商品が収納された商品収納ラックを特定するコラム番号であることを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、決済が未了である旨の受信回数を設定する決済未了受信回数設定手段を備え、該設定手段により設定された設定回数となるまで、決済を再開可能としたことを特徴とする。
また、本発明に係る自動販売機は、上記発明において、決済が未了である旨の受信をカウントする決済未了受信回数カウント手段を備え、一取引における決済未了受信回数が予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了することを特徴とする。
本発明に係る自動販売機は、商品選択手段から商品が選択された場合に、決済端末が自動販売機本体から選択された商品の商品情報を受信するとともに、商品の決済が中断された場合に決済端末が中断された決済に係る商品情報を自動販売機本体に送信し、自動販売機本体は、決済端末から受信した商品情報に係る商品を選択された商品として設定し、予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を保持するので、決済の中断から決済の完了までの間で選択された商品が変更されることがない。このため、利用者の混乱を招くことなく、決済未了により中断した取引を再開できる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1である自動販売機の正面図、図2は図1に示した自動販売機のブロック図、図3は図2に示した自動販売機の制御の概略を示すシーケンス図、図4は図2に示した自動販売機の通常制御を示すシーケンス図、図5は図2に示した自動販売機の選択ボタンの押し替え制御を示すシーケンス図、図6は図2に示した自動販売機の決済再開制御を示すシーケンス図である。
実施の形態1である自動販売機は、非接触ICカードや携帯電話等の記録媒体に搭載した非接触ICチップにチャージした電子マネーにより商品を購入できるようにしたものであって、周知となっている自動販売機(以下の説明において自動販売機本体1という。)に決済端末2(図2参照)を備えたものである。
図1に示すように、自動販売機本体1には、前面に展示室3が設けてあり、透明パネルを介して販売する商品の商品見本4が視認可能となっている。また、透明パネルには、商品見本4と1対1で対応するように商品選択ボタン5(商品選択手段)が設けてある。商品選択ボタン5は、点灯可能に構成してある。
自動販売機本体1は、内部にコインメカニズム6(硬貨処理装置)、ビルバリデータ7(紙幣処理装置)が収容してあり、硬貨投入口6aから投入された硬貨、紙幣挿入口7aから挿入された紙幣を収受するとともに、返却レバー8を操作することにより、返却口9から釣り銭を返却するようになっている。
硬貨投入口6a及び紙幣挿入口7aの近傍には、表示器10が配設してある。表示器10は、硬貨投入口6aから硬貨が投入された場合又は紙幣挿入口7aから紙幣が挿入された場合に投入金額を表示するようになっている。
図2に示すように、これら、商品選択ボタン5、コインメカニズム6、ビルバリデータ7、表示器10は、主制御部11に接続してあり、主制御部11から受信した制御コマンドにしたがって制御するようになっている。具体的には、商品選択ボタン5が押下された場合に当該商品選択ボタン5に対応するコラム番号を出力するとともに、商品の選択が無効となるまで当該商品選択ボタン5を点灯するように制御するようになっている。また、このとき、当該商品選択ボタン5と対応する商品の対価を表示器10に表示するように制御するようになっている。
自動販売機本体1の内部には、複数の商品収納ラック12が収容してあり、商品収納ラック12ごとに商品見本4と対応する商品が収容してある。商品収納ラック12は、搬出制御部13を介して上述した主制御部11に接続してあり、搬出制御部13が主制御部11からコラム番号を含む搬出コマンドを受信した場合に、コラム番号によって特定される商品収納ラック12から商品を搬出するようになっている。
決済端末2には、自動販売機本体1の前面に配設したアンテナ21(図1参照)が接続してあり、アンテナ21にかざされた非接触ICカードあるいは携帯電話(記録媒体)にチャージされた電子マネーにより商品の決済が可能となっている。
決済端末2は、インターフェース22を介して主制御部11に接続してあり、商品選択ボタン5が押下された場合に主制御部11(自動販売機本体1)から決済端末2に当該商品選択ボタン5に関連付けて記憶されているコラム番号(当該商品の商品情報)を含む決済情報が送信されるようになっている。
また、決済端末2は、主制御部11(自動販売機本体1)から商品の決済情報が送信され、その後、電子マネーがチャージされた非接触ICカードあるいは携帯電話(記録媒体)がアンテナ21にかざされた場合に当該非接触ICカードあるいは携帯電話との間で決済を開始するようになっている。
決済は、認証処理、読込処理、決済処理から構成され、決済処理が完了した場合には、アンテナ21から決済端末2に決済が完了した旨が送信され、決済端末2は主制御部11(自動販売機本体1)に決済が完了した旨及び決済情報を送信するようになっている。一方、決済途中において、非接触ICカードあるいは携帯電話がアンテナ21の通信圏から外れた場合等には、アンテナ21が決済処理を中断し、アンテナ21から決済端末2に決済が未了である旨が送信され、決済端末2は主制御部11(自動販売機本体1)に決済が未了である旨及び決済情報と中断された決済に係る商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号(商品の商品情報)とを送信するようになっている。
主制御部11(自動販売機本体1)は、決済端末2から決済が完了した旨を受信した場合に搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、決済端末2から決済が未了である旨と中断された決済に係る商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号(商品の商品情報)とを受信した場合にリトライタイム(予め定めた時間)内に決済及び取引の再開を可能にするとともに中断された決済に係る商品を選択された商品として商品設定手段11aに設定するようになっている。そして、主制御部11(自動販売機本体1)は、リトライタイムが経過するまで、あるいは決済端末2から決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を商品保持手段11bに保持するようになっている。このとき、主制御部11(自動販売機本体1)は、商品選択ボタン5の操作を無効化し、その他の機能である返却レバー8の操作を無効化するとともに、コインメカニズム6が硬貨を受け入れたりビルバリデータ7が紙幣を受け入れたりすること等がないようになっている。
また、主制御部11(自動販売機本体1)は、決済が未了である旨の受信をカウントする決済未了受信回数カウント手段11cを備え、決済未了受信回数をカウントするようになっている。そして、一取引すなわち決済開始以降における決済未了受信回数が決済未了受信回数設定手段(例えば、図示せぬリモコン)によって予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了するようになっている。なお、決済未了受信回数カウント手段11cは決済端末に備えるようにしても良い。
上述した実施の形態1である自動販売機は、現金で商品の購入を可能にするとともに、電子マネーで商品の購入を可能にするものであって、商品を購入する場合に現金と電子マネーとで対価を異ならせることができるようになっている。
図3に示すように、コラム番号01に対応する商品選択ボタン5を押下することにより商品が選択されると、主制御部11は決済端末2に決済情報としてコラム番号01とカード引落額100円を送信し、決済端末2はアンテナ21に100円の決済指示を送信する。そして、主制御部11は、押下された商品選択ボタン5を点灯させるとともに、表示器10に当該商品の対価(現金額)を表示する。
その後、図4に示すように、アンテナ21に非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされ、認証処理、読込処理、決済処理を経て決済が完了すると、決済端末2は主制御部11に決済完了通知及び決済情報(コラム番号01とカード引落額100円)を送信する。決済完了通知を受信した主制御部11は、搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、取引を終了する。
一方、図3及び図5に示すように、アンテナ21に非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされることなく、コラム番号02に対応する商品選択ボタン5を押下することにより商品が選択されると(押し替え)、主制御部11は決済端末2に決済情報としてコラム番号02とカード引落額100円を送信し、決済端末2はアンテナ21に100円決済指示を送信する。そして主制御部11は、押し替えられた商品選択ボタン5を点灯させるとともに、表示器10に当該商品の対価(現金額)を表示する。
その後、図5に示すように、アンテナ21に非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされ、認証処理、読込処理、決済処理を経て決済が完了すると、決済端末2は主制御部11に決済完了通知及び決済情報(コラム番号02とカード引落額100円)を送信する。決済完了通知を受信した主制御部11は、搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、取引を終了する。
他方、図3及び図6に示すように、アンテナ21に非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされたが、決済処理に至ることなく決済が中断すると、アンテナ21から決済端末2に決済が未了である旨が通知される。決済が未了である旨が通知された決済端末2は主制御部11(自動販売機本体1)に決済が未了である旨及び決済情報と中断された決済に係る商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号(商品の商品情報)とを送信する。
決済が未了である旨とコラム番号を受信した主制御部11(自動販売機本体1)は、リトライタイム(予め定めた時間)内に決済及び取引の再開を可能にするとともに中断された決済に係る商品を選択された商品として設定するようになっている。すなわち、決済が開始された後に商品選択ボタン5が押し替えられ、当該商品選択ボタン5が点灯している場合には、当該商品選択ボタン5を消灯し、決済に係る商品が収納されている商品のコラム番号に対応する商品選択ボタン5を点灯させることになる。そして、主制御部11(自動販売機本体1)は、リトライタイムが経過するまで、あるいは決済端末2から決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を保持する。そして、このとき、主制御部11(自動販売機本体1)は、商品選択ボタン5及び返却レバー8の操作を無効化するとともに、コインメカニズム6が硬貨を受け入れたりビルバリデータ7が紙幣を受け入れたりすることがないように制御する。
そして、アンテナ21に再び非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされた場合には、決済処理を再開し、認証処理、読込処理、決済処理を経て決済が完了すると、決済端末2は主制御部11に決済完了通知及び決済情報(コラム番号01とカード引落額100円)を送信する。決済完了通知を受信した主制御部11は、搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、取引を終了する。
上述したように、実施の形態1である自動販売機によれば、商品選択ボタン5を押下することにより商品が選択された場合に、決済端末2が主制御部11(自動販売機本体1)から選択された商品が収納してある商品収納ラック12のコラム番号を受信するとともに、商品の決済が中断された場合に決済端末2が中断された決済に係る商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号を主制御部11(自動販売機本体1)に送信し、主制御部11(自動販売機本体1)は、決済端末2から受信したコラム番号の商品収納ラック12に収納されている商品を選択された商品として設定し、予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を保持するので、決済の中断から決済の完了までの間で選択された商品が変更されることがない。このため、利用者の混乱を招くことなく、決済未了により中断した取引を再開できる。
また、実施の形態1である自動販売機は、決済が未了である旨の受信をカウントする決済未了受信回数カウント手段11cを備え、一取引における決済未了受信回数が予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了するので、決済の再開をいたずらに繰り返す事態を回避できる。
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態である自動販売機のブロック図、図8は図7に示した自動販売機の決済再開制御を示すシーケンス図、図9は図7に示した決済再開制御の繰り返しを示すシーケンス図である。
図7に示すように、実施の形態2である自動販売機は、実施の形態1である自動販売機と同様に、非接触ICカードや携帯電話等の記録媒体に搭載した非接触ICチップにチャージした電子マネーにより商品を購入できるようにしたものであって、周知となっている自動販売機(以下の説明において自動販売機本体101という。)に決済端末102を備えたものである。なお、実施の形態1に係る自動販売機と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
決済端末102は、実施の形態1に係る自動販売機と同様に、自動販売機本体101の前面に配設したアンテナ121が接続してあり、アンテナ121にかざされた非接触ICカードあるいは携帯電話(記録媒体)にチャージされた電子マネーにより商品の決済が可能となっている。
決済端末102は、インターフェース122を介して主制御部111に接続してあり、商品選択ボタン5が押下された場合に主制御部111(自動販売機本体101)から決済端末に当該商品選択ボタン5に関連づけて記憶されているコラム番号(当該商品の商品情報)を含む決済情報が送信されるようになっている。
また、決済端末102は、主制御部111(自動販売機本体1)から商品の決済情報が送信され、その後、電子マネーがチャージされた非接触ICカードあるいは携帯電話(記録媒体)がアンテナ121にかざされた場合に当該非接触ICカードあるいは携帯電話との間で決済を開始するようになっている。
決済は、認証処理、読込処理、決済処理から構成され、決済処理を開始した場合には、アンテナ121から決済端末102に決済を開始した旨が送信され、決済端末102は、主制御部111(自動販売機本体101)に決済を開始した商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号(開始した決済に係る商品の商品情報)を送信するようになっている。そして、決済が完了した場合には、アンテナ121から決済端末102に決済が完了した旨が送信され、決済端末102は主制御部111(自動販売機本体101)に決済が完了した旨及び決済情報を送信するようになっている。一方、決済途中において、非接触ICカードあるいは携帯電話がアンテナ121の通信圏から外れた場合等には、アンテナ121が決済処理を中断し、アンテナ121から決済端末102に決済が未了である旨が送信され、決済端末102は主制御部111(自動販売機本体101)に決済が未了である旨及び決済情報を送信するようになっている。
主制御部111(自動販売機本体101)は、決済端末102から決済を開始した商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号を受信した場合に、コラム番号に基づいて開始された決済に係る商品を選択された商品として商品設定手段111aに設定するようになっている。そして、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済が完了した旨を受信するまで、あるいは決済が未了である旨を受信した時点からリトライタイム(予め定めた時間)が経過するまで設定した商品を商品保持手段111bに保持するようになっている。このとき、主制御部111(自動販売機本体101)は、商品選択ボタン5及び返却レバー8の操作を無効化するとともに、コインメカニズム6が硬貨を受け入れたりビルバリデータ7が紙幣を受け入れたりすることがないようになっている。
そして、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済端末102から決済が完了した旨を受信した場合に搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、決済端末102から決済が未了である旨を受信した場合にリトライタイム(予め定めた時間)内に決済及び取引の再開を可能にするようになっている。
また、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済が未了である旨の受信をカウントする決済未了受信回数カウント手段111cを備え、決済未了受信回数をカウントするようになっている。そして、一取引すなわち決済開始以降における決済未了受信回数が決済未了受信回数設定手段(例えば、図示せぬリモコン)によって予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了するようになっている。なお、決済未了受信回数カウント手段111cは決済端末102に備えるようにしても良い。
上述した実施の形態2である自動販売機は、実施の形態1である自動販売機と同様に、現金で商品の購入を可能にするとともに、電子マネーで商品の購入を可能にするものであって、商品を購入する場合に現金と電子マネーとで対価を異なられることができるようになっている。
図8に示すように、コラム番号01に対応する商品選択ボタンを押下することにより商品が選択されると、主制御部111は決済端末102に決済情報としてコラム番号01とカード引落額100円を送信し、決済端末102はアンテナ121に100円の決済指示を送信する。そして、主制御部111は、押下された商品選択ボタン5を点灯させるとともに、表示器10に当該商品の対価(現金額)を表示する。
その後、アンテナ121に非接触ICカードあるいは携帯電話がかざされ、決済処理が開始されると、決済端末102は主制御部111(自動販売機本体101)に決済を開始した商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号(開始した決済に係る商品の商品情報)を送信する。
決済端末102からコラム番号を受信した主制御部111(自動販売機本体101)は、コラム番号に基づいて開始された決済に係る商品を選択された商品として設定する。そして、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済端末102から決済が完了した旨を受信するまで、あるいは決済が未了である旨を受信した時点からリトライタイム(予め定めた時間)が経過するまで設定した商品を保持する。このとき、主制御部111(自動販売機本体101)は、商品選択ボタン5の操作を無効化し、その他の機能である返却レバー8の操作を無効化するとともに、コインメカニズム6が硬貨を受け入れたりビルバリデータ7が紙幣を受け入れたりすること等がないようにする。
そして、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済端末102から決済が完了した旨を受信した場合に搬出制御部13に搬出コマンドを送信するとともに販売履歴を記憶し、決済端末102から決済が未了である旨を受信した場合にリトライタイム(予め定めた時間)内に決済及び取引の再開を可能にする。
上述したように、実施の形態2である自動販売機によれば、商品選択ボタン5を押下することにより商品が選択された場合に、決済端末102が主制御部111(自動販売機本体101)から選択された商品が収納してある商品収納ラック12のコラム番号を受信するとともに、商品の決済を開始した場合に開始した決済に係る商品が収納されている商品収納ラック12のコラム番号を主制御部111(自動販売機本体101)に送信し、主制御部111(自動販売機本体101)は、決済端末102から受信したコラム番号の商品収納ラック12に収納されている商品を選択された商品として設定し、決済が完了した旨を受信するまで、あるいは決済が未了である旨を受信した時点から予め定めた時間が経過するまで設定した商品を保持するので、決済の開始から決済の完了までの間で選択された商品が変更されることがない。このため、利用者の混乱を招くことなく、決済未了により中断した取引を再開できる。
図9に示すように、実施の形態2である自動販売機は、決済が未了である旨を受信するごとに決済及び取引の再開を可能にするが、決済が未了である旨の受信回数をカウントする決済未了受信回数カウント手段111cを設けたので、一取引における決済未了受信回数が予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了するので、決済の再開をいたずらに繰り返す事態を回避できる。
なお、実施の形態2である自動販売機は、図7に示すように、報知器114を備えることが望ましい。報知器114は、表示または音声(いずれか一方でも良い)によって決済中であることを利用者に報知するためのものであって、開始した決済にかかる商品の商品情報を受信した時点から決済が完了した旨を受信する時点まで、あるいは決済が未了である旨を受信した後にリトライタイム(予め定めた時間)が経過した時点まで決済中である旨を報知するように制御される。
本発明の実施の形態1である自動販売機の正面図である。 図1に示した自動販売機のブロック図である。 図2に示した自動販売機の制御の概略を示すシーケンス図である。 図2に示した自動販売機の通常制御を示すシーケンス図である。 図2に示した自動販売機の選択ボタンの押し替え制御を示すシーケンス図である。 図2に示した自動販売機の決済再開制御を示すシーケンス図である。 本発明の実施の形態2である自動販売機のブロック図である。 図7に示した自動販売機の決済再開制御を示すシーケンス図である。 図7に示した自動販売機の決済再開制御の繰り返しを示すシーケンス図である。
符号の説明
1 自動販売機本体
2 決済端末
5 商品選択ボタン
6 コインメカニズム
7 ビルバリデータ
8 返却レバー
10 表示器
11 主制御部
11a 商品設定手段
11b 商品保持手段
11c 決済未了受信回数カウント手段
12 商品収納ラック
13 搬出制御部
21 アンテナ
101 自動販売機本体
102 決済端末
111 主制御部
111a 商品設定手段
111b 商品保持手段
111c 決済未了受信回数カウント手段
114 報知器
121 アンテナ

Claims (5)

  1. 商品を選択する商品選択手段と、選択された商品の決済が完了した旨を受信した場合に当該商品を搬出する商品搬出手段とを備えた自動販売機本体と、自動販売機本体に設けられたアンテナと、商品選択手段から商品が選択された場合に自動販売機本体から当該商品の決済情報が送信され、その後、電子マネー決済サービスを利用可能な記録媒体が前記アンテナにかざされた場合に、電子マネー決済サービスによる商品の決済を開始し、商品の決済が完了した場合に決済が完了した旨を自動販売機本体に送信する一方、商品の決済が中断された場合に決済が未了である旨を自動販売機本体に送信する決済端末とを備えた自動販売機において、
    前記決済端末は、商品選択手段から商品が選択された場合に自動販売機本体から選択された商品の商品情報を受信するとともに、商品の決済が中断された場合に中断された決済に係る商品の商品情報を自動販売機本体に送信し、
    前記自動販売機本体は、決済端末から受信した商品情報に係る商品を選択された商品として設定し、予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで設定した商品を保持することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記自動販売機本体は、前記決済端末から中断した決済に係る商品の商品情報を受信した場合に、前記予め定めた時間が経過するまで、あるいは決済が完了した旨を受信するまで前記商品選択手段の操作を無効化することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記商品の商品情報は、少なくとも自動販売機本体に収容され、前記商品が収納された商品収納ラックを特定するコラム番号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動販売機。
  4. 決済が未了である旨の受信回数を設定する決済未了受信回数設定手段を備え、該設定手段により設定された設定回数となるまで、決済を再開可能としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
  5. 決済が未了である旨の受信をカウントする決済未了受信回数カウント手段を備え、一取引における決済未了受信回数が予め定めた設定回数に到達した場合に取引を終了することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の自動販売機。
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