JP4046145B1 - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の電子マネーに対応した自動販売機で、利用者の商品購入操作に自由度を持たせ、販売機会を最大限に与えることで、購入操作の途中でも所望する商品の購入機会を逸することなく希望商品の販売が可能となる。
【解決手段】電子マネー選択ボタン7で選択された電子マネーを用いて商品選択ボタン5によって選択された商品を購入し搬出する自動販売機1であって、商品を購入する操作は、商品選択ボタン5による商品選択または電子マネー選択ボタン7による電子マネー選択の選択操作のどちらから操作を開始しても有効とし、最後に非接触端末8を読書き手段9にかざして商品を購入できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触端末を使って自動販売機の商品購入を行うものに関するものである。
従来の自動販売機で、複数の電子マネーに対応した電子マネー選択ボタンの中から1つのボタンを選択して使用するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に記載された従来の自動販売機での操作フローチャートである。
これは電子マネーを容易にICカードに充填することが可能な自動販売機であり、わざわざ電子マネーの充填を行うために専用充填端末のある金融機関などに出向く手間が省けるように、身近にある自動販売機を使って電子マネーの充填ができるようにしたものである。
これによると、ユーザにより硬貨が投入され、その後、カード挿入された場合、表示部にユーザカードの残高を表示する。次に所望の商品を選択することになる。商品を選択すると、そのボタンに対応する商品を排出し、硬貨の投入金額と商品価格との関係から釣銭が必要となった場合は、釣銭に対応する電子マネーを内蔵カードからユーザカードへロードする。ロードが完了すると、正常に完了したことを意味する正常終了レスポンスがリーダライターより返信される。
このレスポンスを受けてカード残高を更新し、ユーザカードの排出処理を行いカードを返却する。ユーザカードにロードされる電子マネーは自動販売機をはじめ、他の決済機器でも利用できることになる。また電子マネーの種類に関しては複数種類の電子マネーが格納されていても良く、ユーザは複数の異なる電子マネーから用途別に選択して自由に利用できる。すなわち釣銭ロードのステップで内蔵カードからユーザカードに移動される釣銭分の電子マネーの種類を商品選択のステップに遷移する前に選択ボタン部の複数の電子マネーに対応した電子マネー選択ボタンの中から1つのボタンを選択、押下することで決定可能となる。
このように身近にある自動販売機を使って電子マネーの充填ができ、さらに複数の電子マネーに充填したい金額を自由に割り振れるので、金融機関などに出向く手間が省けることとなる。
特開2002−170151号公報
しかしながら、上記従来の構成では、自動販売機を使って、電子マネーに金額を自由に補充できるものであり、特にユーザカードの金額情報記憶部に複数種類の電子マネーが格納されていれば、出費内容に関連させて電子マネーに分類して入金することが自動販売機を使ってできるので、金融機関に出向いて専用端末を使って電子マネーに入金する手間を省くことができるものであり、自動販売機の商品を購入する商品選択(205)から商品排出(206)までの間に、決済未了が発生し商品が搬出されないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、購入操作の途中で購入機会を逸することを防止することができる自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、常時操作可能な状態に維持された購入商品を選択するための商品選択手段と、前記商品選択手段によって選択された商品を搬出する搬出手段と、金額データが記憶された電子マネーを有する非接触端末に対して前記金額データの読み書きを非接触にて行う読書き手段とを備え、前記商品選択手段によって選択された商品は、前記非接触端末を前記読書き手段にかざすことで搬出される自動販売機において、前記読書き手段は、選択された商品の決済額を受信すると前記非接触端末との通信を可能とし、前記非接触端末が前記読書き手段の通信圏内で通信可能となった時点で、決済処理を開始し、選択された商品の決済処理を有効とする有効時間が経過するまでに決済結果を受信する制御部を備え、前記制御部が決済結果を受信して、前記搬出手段によって商品を搬出する自動販売機であって、前記非接触端末が前記読書き手段との通信途中に前記読書き手段から交信不可能な距離に外された場合は、前記制御部は前記読書き手段と前記非接触端末間の決済処理で異常が発生したと判断して前記有効時間が経過するまで待たず前記有効時間を直ちに中断し、決済の再処理をすることができる決済再処理時間のカウントを新たに開始することで決済再処理を受け入れるとともに、前記決済再処理時間が経過するまで前記非接触端末と前記読書き手段との交信を可能にして決済再処理をできるようにしたものであって、前記決済再処理時間中は、前記商品が選択された状態を保持して、その他の商品の選択を禁止するものである。
これによって、利用者の電子マネーから商品金額を引かれたままで、商品が搬出されないという不測の事態を救済することができ、利用者の不利益を低減することができる。
本発明の自動販売機は、購入操作の途中に決済処理の異常が発生した場合でも、決済処理を有効とする有効時間が経過するまで待たずに、その有効時間を直ちに中断し、決済の再処理をすることができる決済再処理時間のカウントを新たに開始することによって決済再処理を受け入れるので、所望する商品の購入機会を逸することなく希望商品の販売が可能な自動販売機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、常時操作可能な状態に維持された購入商品を選択するための商品選択手段と、前記商品選択手段によって選択された商品を搬出する搬出手段と、金額データが記憶された電子マネーを有する非接触端末に対して前記金額データの読み書きを非接触にて行う読書き手段とを備え、前記商品選択手段によって選択された商品は、前記非接触端末を前記読書き手段にかざすことで搬出される自動販売機において、前記読書き手段は、選択された商品の決済額を受信すると前記非接触端末との通信を可能とし、前記非接触端末が前記読書き手段の通信圏内で通信可能となった時点で、決済処理を開始し、選択された商品の決済処理を有効とする有効時間が経過するまでに決済結果を受信する制御部を備え、前記制御部が決済結果を受信して、前記搬出手段によって商品を搬出する自動販売機であって、前記非接触端末が前記読書き手段との通信途中に前記読書き手段から交信不可能な距離に外された場合は、前記制御部は前記読書き手段と前記非接触端末間の決済処理で異常が発生したと判断して前記有効時間が経過するまで待たず前記有効時間を直ちに中断し、決済の再処理をすることができる決済再処理時間のカウントを新たに開始することで決済再処理を受け入れるとともに、前記決済再処理時間が経過するまで前記非接触端末と前記読書き手段との交信を可能にして決済再処理をできるようにしたものであって、前記決済再処理時間中は、前記商品が選択された状態を保持して、その他の商品の選択を禁止するものであり、利用者の電子マネーから商品金額を引かれたままで、商品が搬出されないという不測の事態を救済することができ、利用者の不利益を低減することができるとともに、有効時間内であっても異常発生と判断された段階で、有効時間が経過するまで待たず有効時間を直ちに中断し、再処理時間に設定されるので、利用者は有効時間が経過して決済の再処理時間設定まで待つ必要がなく、すぐに再度電子マネーをかざして所望の商品を購入することができ、販売促進に寄与できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明にさらに、決済処理で異常が発生した場合、再度非接触端末を読書き手段に近接するように、アナウンスや表示、あるいは商品選択手段や読書き手段を点灯あるいは点滅させて利用者を誘導するものであり、さらに金銭の決済処理を利用者に確実に行わせることができ、購入操作の途中でも所望する商品の購入機会を逸することなく希望商品の販売が可能な自動販売機を提供することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による自動販売機の概略図である。図2は同実施の形態の決済処理の動作を示すフローチャートである。
図1において、自動販売機1の前面扉2には、販売する商品のサンプル商品3a、3b・・・を展示したサンプル展示室4が備えられ、サンプル商品3に対応して、販売時に利用者が商品を選択する商品選択手段である商品選択ボタン5a、5b・・・を有している。
また、サンプル展示室4の下方には、商品を購入する際に貨幣を投入する貨幣投入口6、金額情報が格納されている電子マネーを使って利用者が商品を購入するときに、自動販売機1で使用可能な電子マネーの種類を選択可能に備えた電子マネー選択手段である電子マネー選択ボタン7a、7b・・・、ICカードや携帯端末など電子マネーを内部に備えた非接触端末8を近接してかざすことで金額情報の読書きを行う読書き手段9を備えている。また非接触端末8内には電子マネー8a、8b・・・が格納されている。
また、自動販売機1の下部には商品選択ボタン5によって選択された商品を搬出手段(図示しない)によって搬出される商品取出口10が構成されている。
そして、利用者が非接触端末8を読書き手段9に近接させて、以下の手順で決済処理を行うことにより所望の商品を購入することができる。
図2において、商品選択ボタン5および電子マネー選択ボタン7は消灯状態であるが、販売待機状態で常時操作可能な状態に維持されており、どちらのボタンも押圧すると点滅動作を開始するように構成されている。また読書き手段9は販売待機状態で常に指定の電子マネー情報の読み出しが可能な状態に維持されており、対応する種類の電子マネーの非接触媒体を近接すると表示部に残高を表示できるように構成されている。特定された電子マネーは推奨電子マネーとして自動販売機1にあらかじめ設定されている。
利用者が、まず商品選択ボタン5aを押圧する(101)と、商品選択ボタン5aは点滅動作を行い、対応する商品3aを仮決定した(102)状態となって維持される。また商品選択操作と同時に有効時間設定手段11によって設定された有効時間のカウントが開始され、商品3aの決済処理を可能とする有効時間がカウントされる(103)。
ここで利用者が、商品選択ボタンの押し間違えや別の商品に替えたいと思った場合、有効時間以内であれば、自由に選び直しを行うことができ、例えば別の商品3bの商品選択ボタン5bを押圧する(104)と、先に選択された商品3aはキャンセルされて無効となり、商品3bのみが商品仮決定状態として商品選択ボタン5bを点滅させながら有効となる(105)、同時に商品選択ボタン5aの押圧によってカウントを開始した有効時間もキャンセルされ、商品選択ボタン5bが押圧された時点から新たに商品3bの決済処理の有効時間のカウントを開始する(103)。このとき商品3aの選択ボタン5aは消灯状態となっている。
次に、決済したい電子マネーを電子マネー選択ボタン7から利用者が選択する工程であるが、自動販売機1には、デフォルト機能により、あらかじめ電子マネー種類を選択した状態で保持されており、例えば電子マネー選択ボタン7aが点滅した状態で、利用者の動作を誘導する作用と同時にあらかじめ選択された状態で点滅している。
そして、この状態のまま放置すると、有効時間が過ぎて、全ての点滅状態が解除されて消灯状態となり販売待機状態に戻る。また、有効時間以内に非接触端末8(電子マネー)をかざせば、商品、電子マネーが決定された状態すなわち選択ボタンが点灯状態となって決済処理(117)が行われ商品が搬出される(118)。
またデフォルトされた電子マネー選択ボタン7a以外の電子マネー種類を選択したい場合は、電子マネー選択ボタン7を操作(106)し、非接触媒体8に格納されている電子マネーと同じ種類の電子マネーを選択して電子マネー選択ボタン7bを押圧すると、押圧された選択ボタンが点滅動作し、決済処理を行う電子マネーを仮決定する(107)。電子マネー種類が仮決定されると、読書き手段9にこの電子マネーに対応する通信規定を伝送し、読書き可能な状態に設定される(108)。
ここで利用者が、電子マネー選択ボタン7の押し間違えや別の電子マネーで決済したいと思った場合、有効時間以内であれば、自由に選び直しを行うことができ、例えば別の電子マネー選択ボタン7cを押圧する電子マネー再選択操作(109)を行うと、先に選択された電子マネー8bはキャンセルされて無効となり、電子マネー8cのみが電子マネーの仮決定状態として押ボタン7bを点滅しながら有効となる(110)。このとき有効時間もキャンセルされて、新たに電子マネー選択ボタン7c(電子マネー8c)を選択した時点から決済処理の有効時間のカウントが開始される(161)。
さらに、電子マネー再選択の後、再度商品選択を変更する(111)ことが可能であり、別の商品3cに対応する商品選択ボタン5cを選択すると、ステップ105と同様に、先に選択されて商品仮決定となっていた商品3bはキャンセルされて無効となり、同時に商品選択ボタン5cの押圧によって、商品3bの決済処理時間としてカウントしていた有効時間もキャンセルされて(112)、商品3cのみが商品仮決定状態となって商品選択ボタン5cを点滅動作させながら有効となる(113)。そして同時に商品3cの決済処理の有効時間が商品選択ボタン5cの押圧動作によって新たにカウントを開始する(119)。
この後、さらに決済を行う電子マネー種類の変更が可能であり(114)、電子マネー種類の変更をしない場合は、先の電子マネー選択状態(電子マネー8c)が点滅したままで有効な状態を維持しており、ステップ111で商品の選び直しをした後、電子マネー選択ボタン7を再度押圧操作しなくても、そのまま非接触媒体8を読書き手段9に近接(115)させることで、商品選択ボタン5cの点滅を点灯表示に変えて商品3cを決定し、電子マネー選択ボタン7cの点滅を点灯表示に変えて電子マネー8cの決定を行い、ブザー音などで商品および電子マネー種類の決定を知らせる(116)とともに決済処理(117)を行うことができる。
また、ステップ114で、電子マネー選択ボタン7を操作して電子マネー8cから電子マネー8dに変更した場合、選択ボタン7c(電子マネー8c)はキャンセルされて、選択ボタン7d(電子マネー8d)のみ有効となって点滅し、同時に決済処理の有効時間もキャンセルされて新たな有効時間のカウントが開始される(110)。
その後、商品選択、電子マネー選択が選択し直しになれば都度、決済処理の有効時間は途中でキャンセルされて、新たに有効時間がカウントされて、図2のように選択を変更することができ、自動販売機側の処理時間を一定時間保持させて、その時間内で利用者の商品購入操作を制限するものではなく、商品選択ボタンまたは電子マネー選択ボタンを利用者が操作(押圧する行為)すれば、購買する意思があると判断して、利用者の商品購入動作を有効時間のタイムアップによって途中で途切れさせてしまうことを低減し、その操作に応じて現在カウントを行っている有効時間をキャンセルして、決済処理時間を新たにスタートし、販売促進を高めることができる。
そして変更がなければ上記ステップ115からステップ117に沿って商品の決済処理を行い、図示しない搬出手段によって商品取出し口10へ所望の商品を搬出する(118)。
また上記ステップで、商品選択ボタンの押圧操作から決済処理の有効時間が経過しタイムアップすれば、すべての操作状態がキャンセルとなり、選択された商品選択ボタン3および電子マネー選択ボタン5の点滅を解除し消灯状態となって販売待機状態となる。
また、上記の販売手順は利用者が先に商品選択ボタン5を操作した場合の手順であり、現状の貨幣で販売する動作から、電子マネーを使って販売することになると、利用者の動作が増えることになり、非接触端末8をかざすまでは、商品選択と電子マネー選択操作手順をできるだけ自由に行えるようにすることが販売促進を行う上で重要である。次に先に電子マネー選択ボタン7から選択操作した場合の操作手順を下記に説明する。
利用者が、まず電子マネー選択ボタン7aを押圧する(120)と、電子マネー選択ボタン7aは点滅動作を行い、決済処理を行う電子マネー8aを仮決定した(121)状態となって維持される。電子マネー種類が仮決定されると、読書き手段9にこの電子マネーに対応する通信規定を伝送し、読書き可能な状態に設定される(122)。そして同時に決済処理の有効時間のカウントを開始する(162)。
ここで利用者が、電子マネー選択ボタン7の押し間違えや別の電子マネーで決済したいと思った場合、自由に電子マネーの選び直しを行うことができ、例えば別の電子マネー選択ボタン7bを押圧する(123)と、先に選択された電子マネー8aはキャンセルされて無効となり、電子マネー8bのみが電子マネーの仮決定状態として押ボタン7bを点滅しながら有効となり、決済処理の有効時間も途中でキャンセルされて、新たに選択された電子マネー選択ボタン7bに連動して新たに有効時間のカウントをスタートする(124)。販売待機状態では、商品選択ボタン5と電子マネー選択ボタン7は消灯状態にあるので、電子マネー選択ボタン7の操作から開始する場合は、どの電子マネー種類がデフォルトされているかは利用者には分らず、必ず電子マネー種類を押圧操作することになる。
次に、商品選択ボタン5の選択ボタン5aを押圧操作して、商品3aを選択したとき(125)、商品選択ボタン5aは点滅動作を行い、対応する商品3aを仮決定した(126)状態となって維持される。また商品選択操作と同時に有効時間設定手段11によって設定された有効時間のカウントが開始され、商品3aの決済処理を可能とする有効時間がカウントされる(127)。
ここで利用者が、商品選択ボタン5の押し間違えや別の商品に替えたいと思った場合、自由に選び直しを行うことができ、例えば別の商品3bの商品選択ボタン5bを押圧する商品再選択操作(128)を行うと、先に選択された商品3aはキャンセルされて無効となり、商品3bのみが商品仮決定状態として商品選択ボタン5bを点滅させながら有効となる(129)、同時に商品選択ボタン5aの押圧によってカウントを開始した有効時間もキャンセルされ、商品選択ボタン5bが押圧された時点から新たに商品3bの決済処理の有効時間のカウントを開始する(129)。このとき商品3aの選択ボタン5aは消灯状態となっている。
さらに、商品再選択操作の後、再度、電子マネー再選択操作を行って電子マネーの変更を行う(130)ことが可能であり、別の電子マネー8cに対応する電子マネー選択ボタン7cを選択すると、ステップ124と同様に、先に選択された電子マネー8bはキャンセルされて無効となり、電子マネー8bによる決済処理の有効時間もキャンセルされ(131)、電子マネー8cのみが電子マネーの仮決定状態として押ボタン7cを点滅しながら有効となる(132)。このとき、決済処理の有効時間のカウントは商品選択ボタン5の押圧操作に連動しているのでキャンセルされず有効となっている。
そして新たに設定された電子マネー8cに対して、読書き手段9に電子マネー8cに対応する通信規定を伝送し、読書き可能な状態に設定される(133)。そして同時に電子マネー8cによる決済処理の有効時間が新たにスタートする(163)。
この後、商品の選択変更が可能であり(134)、商品の変更をしない場合は、先の商品選択ボタン5b状態(商品3b)が点滅したままで有効な状態を維持しており、ステップ130で電子マネー種類の変更をした後、改めて商品選択ボタンを再度押圧操作しなくても、そのまま非接触媒体8を読書き手段9に近接(135)させることで、商品選択ボタン5bの点滅を点灯表示に変えて商品3bを決定し、電子マネー選択ボタン7cの点滅を点灯表示に変えて電子マネー8cの決定を行い、ブザー音などで商品および電子マネー種類の決定を知らせる(116)とともに決済処理(117)を行うことができる。
また、ステップ134で、商品選択ボタン5を操作して商品3bから商品3cに変更した場合、商品選択ボタン5b(商品3b)はキャンセルされて、商品選択ボタン5c(商品3c)のみ有効となって点滅(129)し、商品選択ボタン5bの押圧と同時にカウントしていた有効時間もキャンセルされて、商品選択ボタン5cが押圧された時点から新たに商品3cの決済処理の有効時間のカウントを開始する(127)。
その後、商品選択、電子マネー選択が選択し直しになれば都度、図2のように選択を変更することができる。そして変更がなければ上記ステップ135、ステップ116からステップ117に沿って商品の決済処理を行い、図示しない搬出手段によって商品取出し口10へ所望の商品を搬出する(118)。
したがって、利用者は商品を購入する手順として、商品選択ボタン5あるいは電子マネー選択ボタン7のどちらから操作を開始してもよく、決済処理の有効時間がタイムアップするまでで、非接触端末8を読書き手段9にかざすまでは、商品の選択変更と、決済する電子マネー種類の選択変更を自由に行えるように、選択ボタンを押圧しても商品、電子マネーの仮決定として設定し、読書き手段を近接した時に商品、電子マネーが決定となって決済処理されるので、決済したい電子マネーで所望する商品をほぼ間違いなく購入することができ、利用者の購買意欲を高める自動販売機を提供することができる。
また、商品3の決済処理の有効時間の開始を商品選択ボタン5を押圧する操作に連動してカウントを行わせている。自動販売機1はメーカごと、または仕向け地等によって電子マネーがあらかじめデフォルトされて設定される場合が多い。このため、特に電子マネー種類を変えない場合、利用者は、電子マネー選択ボタン7を押圧することなく、そのまま次の操作を行うことになる。このため利用者が必ず押圧操作する商品選択ボタン5に有効時間設定手段11による有効時間のカウントを連動させることで、決済処理時間を確実にカウントすることができる。
また、販売手順の途中で、選択した商品を変更する毎に、決済処理の有効時間が更新されて、新たにカウントを開始するので、途中でタイムアップになるのを防止することができ、販売機会を増やすことができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の実施の形態2による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。図4は本発明の実施の形態2による決済未了時の決済処理の動作を示すフローチャートである。
自動販売機1の全体の制御を行う主制御部20は商品選択ボタン5による商品選択があったかを判定し、商品選択があった場合は、主制御部20内の決済制御手段21から読書き手段9へ選択された商品選択ボタン5に対応する商品3の決済額を送信し、読書き手段9は選択商品の決済額を受信すると非接触端末8との通信を可能にし、非接触端末8が読書き手段9の通信圏内に入った時点で決済処理を開始(117)する。
すなわち主制御部20が決済制御手段21を介して、実施の形態1の有効時間設定手段で設定された有効時間の間、非接触端末8が読書き手段9に近接されて、指定された電子マネーから指定商品3aの決済金額を減算し、決済処理を行う決済制御手段21は、減算した旨を知らせるデータもしくは信号を読書き手段9を介して非接触端末8に送信し、さらに非接触端末8から決済制御手段21へ受信した旨を知らせるデータもしくは信号を送信し、決済制御手段21は主制御部20へ、この決済結果を送信し、主制御部20は、この決済結果の受信を待ち(140)、決済結果を受信した場合は、決済結果に応じて搬出手段22により搬出される(141)。
有効時間以内に決済結果を受信できない場合、決済処理中に異常が発生したかどうかを判断する(142)。異常と判断されない場合、たとえば商品選択ボタン5aを押圧しても、読書き手段9に非接触端末8を近接させず、そのまま放置したときは異常と判断せず、有効時間が経過すれば(143)、指定された商品選択ボタン5aの点滅状態をキャンセルし、消灯状態にして販売待機状態になる。
ところが、決済処理異常と判断される場合(142)、たとえば有効時間内に非接触端末8が近接されて読書き手段9と通信されている途中に、非接触端末8が通信不可能な通信圏外に離された場合であるが、非接触端末8を読書き手段にかざすことで、指定された商品選択ボタン5aは点滅状態から点灯状態に変わり、対応する商品3aの決済金額を非接触端末8の指定した電子マネーから減算した後、非接触端末8が通信不可能な距離に離されているために、決済処理を行う決済制御手段21から送信されるデータもしくは信号を、読書き手段9を介して非接触端末8が受け取ることができず、非接触端末8から決済制御手段21へ送信されないために、主制御部20は決済制御手段21から決済結果を受信できず、このため搬出手段22を動作させて商品を搬出することができない。
このとき、利用者は非接触端末8から商品の決済額を減算されたまま、所望の商品を得ることができず損をしてしまう虞があり、利用者に不利益を与えてしまうことになる。このため、このような利用者に対して、決済を再処理できる決済再処理時間を新たに設定し、救済を図るものである。
決済再処理時間を設定する設定手段23を設け、上記のような異常が発生したと主制御部20で判断された場合、決済制御手段21に対して決済再処理時間を設定する。決済再処理時間は、商品の決済処理の有効時間のカウント途中に発生する場合が多く、異常判断されれば、有効時間を途中で中断し(144)、設定手段23によって決済再処理時間を設定し(145)、決済再処理時間のカウントを新たに開始する。このとき、外扉2に設置された表示部30には、非接触端末8をもう一度、読書き手段9に近接させるように表示して、利用者に知らせる。
決済再処理時間中は、その他の商品の選択を禁止し、選択された商品3aの保持状態を維持したままとする(146)。この商品3aの保持状態は商品選択ボタン5aを点灯状態のまま保っている状態となっている。そして決済再処理時間の設定により、利用者に非接触端末8を再度かざす機会を与える(147)。そしてこの時間中に非接触端末8が再度かざされた場合は、新たに減算せず、主制御部20は決済結果を受信して(148)、搬出手段22を動作させて商品3aの搬出を行う(150)。決済結果を受信できない場合は、決済再処理時間が経過するまで利用者が再度非接触端末8をかざすまで待ち(149)、再度かざされずに決済再処理時間が経過すれば、すべての操作をキャンセルして無効とし販売待機状態に戻る。
したがって、決済処理の有効時間内に異常が発生したと判断された場合、有効時間のカウントを途中で中断して、選択された商品の指定状態を保持したまま決済再処理時間に移行して、再度非接触端末8を近接させることで商品を搬出することができるので、改めて商品を再選択させることなく、また異常時に利用者を待たせることなく、すぐに救済動作に移すことができ、金銭の決済処理を確実に行うことができ利用者に安心感を与えることができる。
また、異常が発生した場合、利用者に再度非接触端末を近接させるように、アナウンス若しくは表示や点灯点滅などにより誘導すれば、さらに金銭の決済処理を利用者に確実に行わせることができ、購入操作の途中でも所望する商品の購入機会を逸することなく希望商品の販売が可能な自動販売機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、複数種類の電子マネーに対応した自動販売機で、利用者の商品購入操作に自由度を持たせ、販売機会を最大限に与えることで、購入操作の途中でも所望する商品の購入機会を逸することなく希望商品の販売が可能となるので、飲料以外の自動販売機にも適用できる。
本発明の実施の形態1による自動販売機の概略図 同実施の形態の決済処理の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2による制御装置の機能ブロック図 同実施の形態の決済未了時の動作を示すフローチャート 従来の自動販売機の操作フローチャート
符号の説明
1 自動販売機
5,5a,5b,5c 商品選択ボタン
7,7a,7b,7c 電子マネー選択ボタン
8 非接触端末
9 読書き手段

Claims (2)

  1. 常時操作可能な状態に維持された購入商品を選択するための商品選択手段と、前記商品選択手段によって選択された商品を搬出する搬出手段と、金額データが記憶された電子マネーを有する非接触端末に対して前記金額データの読み書きを非接触にて行う読書き手段とを備え、前記商品選択手段によって選択された商品は、前記非接触端末を前記読書き手段にかざすことで搬出される自動販売機において、前記読書き手段は、選択された商品の決済額を受信すると前記非接触端末との通信を可能とし、前記非接触端末が前記読書き手段の通信圏内で通信可能となった時点で、決済処理を開始し、選択された商品の決済処理を有効とする有効時間が経過するまでに決済結果を受信する制御部を備え、前記制御部が決済結果を受信して、前記搬出手段によって商品を搬出する自動販売機であって、前記非接触端末が前記読書き手段との通信途中に前記読書き手段から交信不可能な距離に外された場合は、前記制御部は前記読書き手段と前記非接触端末間の決済処理で異常が発生したと判断して前記有効時間が経過するまで待たず前記有効時間を直ちに中断し、決済の再処理をすることができる決済再処理時間のカウントを新たに開始することで決済再処理を受け入れるとともに、前記決済再処理時間が経過するまで前記非接触端末と前記読書き手段との交信を可能にして決済再処理をできるようにしたものであって、前記決済再処理時間中は、前記商品が選択された状態を保持して、その他の商品の選択を禁止することを特徴とする自動販売機。
  2. 決済処理で異常が発生した場合、再度非接触端末を読書き手段に近接するように、アナウンスや表示、あるいは商品選択手段や読書き手段を点灯あるいは点滅させて利用者を誘導することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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