JP2002170151A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2002170151A
JP2002170151A JP2000369599A JP2000369599A JP2002170151A JP 2002170151 A JP2002170151 A JP 2002170151A JP 2000369599 A JP2000369599 A JP 2000369599A JP 2000369599 A JP2000369599 A JP 2000369599A JP 2002170151 A JP2002170151 A JP 2002170151A
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card
coin
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vending machine
unit
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JP2000369599A
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English (en)
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Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Koichi Yoneda
幸一 米田
Masayuki Inoue
雅之 井上
Tetsuji Inamitsu
哲治 稲光
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子マネーを容易にICカードに充填すること
が可能な自動販売機を提供すること。 【解決手段】自動販売機において、現金やクレジットで
購入した際の釣り銭に相当する電子マネーをユーザのI
Cカードに電子マネーとして充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード内に格
納した電子マネーを読み書き可能な自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、自動販売機は様々な分野で利用さ
れており、特に、ジュースやビールなどのドリンクの販
売機やタバコ、お菓子などの販売機、また、JRや私鉄
での切符、映画館や遊園地等の入場券等の販売機の台数
は非常に多くなっている。このような自動販売機も年々
最新の機種に替えられており、近年のものでは、硬貨の
みならず紙幣やプリペイドカード、またはICカードを
使用できるものも現れてきている。特に、ICカードを
使用した自動販売機では、まだ実験段階のものが多い
が、例えば特開平10−188093号に記載されてい
るように、電子マネーにより商品の購入ができるものも
ある。
【0003】電子マネーによる商取引では、ICカード
内の電子マネーが不足すると、ユーザは商取引前にIC
カードに資金を充填することが必要となる。ICカード
に電子マネーを充填するためには、電子マネー充填用の
専用端末や電子マネー機能をサポートした電話機で、自
分の銀行口座などから所定額をICカードに移動させる
ことが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、電子マネ
ーを使用する場合は、商品購入前の電子マネーの充填
を、商品の支払い処理とは別個に行なう必要があり、ユ
ーザにとっては手間がかかっていた。特に、現在各地で
行なわれている実験では、電子マネー充填用端末の数が
不足しており、ユーザにとって電子マネーの充填が非常
に手間であることから、電子マネーが使用し難いものに
なっている場合が多い。
【0005】一方、従来、自動販売機で硬貨や紙幣を用
いて商品を購入する場合、釣銭は硬貨又は紙幣で支払わ
れるため、財布内が特に小銭で一杯になるといった不具
合も生じていた。また、自動販売機を保守点検する側と
しては、多額の釣銭を準備しておく必要があり、頻繁に
小銭の管理を行う必要があった。
【0006】そこで、本発明目的は、電子マネーを容易
にICカードに充填することが可能な自動販売機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、第1の構成として、自動販売機に、I
Cカードに格納された金額情報の読み取り書き込みを行
なうICカード読み書き手段と、投入された硬貨又は紙
幣を処理する硬貨/紙幣処理手段と、商品を搬出する商
品搬出手段と、該硬貨/紙幣処理手段により検出された
硬貨/紙幣の投入金額の合計と該商品の価格の関係から
釣銭が生じたときに、該釣銭金額と同等の金銭的価値を
金額情報として該ICカード内に書き込むよう該ICカ
ード読み書き手段を制御する制御手段とを設ける。自動
販売機で硬貨や紙幣の現金により購入した際の釣銭に相
当する電子マネーを商品購入者のICカードに充填する
ことにより、商品購入時に電子マネーの充填も同時に行
なうことができるので、商品購入者であるICカードユ
ーザーの手間を省くことができる。さらに、身近にある
自動販売機で電子マネーの充填ができるため、わざわざ
充填用の専用端末を使用するために金融機関などに出向
く手間も省くことができる。また、釣銭の小銭で商品購
入者の財布が一杯になることも防止できる。なお、自動
販売機を保守点検する側としては、釣銭を電子マネーで
返却できるので、釣銭全額を硬貨や紙幣で返却する場合
と比べて扱う硬貨や紙幣の枚数が減らすことができるの
で、釣銭補充の負担を軽減することができる。
【0008】また、第2の構成として、自動販売機に、
硬貨/紙幣の投入金額の合計額を全てICカードに書き
込むロード処理を指示するロード処理選択指示手段と、
ロード処理選択指示手段が操作されたときに、硬貨/紙
幣の投入金額の合計額を全てICカードに書き込むよう
ICカード読み書き手段を制御する制御手段を設ける。
この構成により、ICカードユーザーは身近にある自動
販売機のロード機能により、電子マネーを充填すること
ができるため、わざわざ充填用の専用端末を使用するた
めに金融機関などに出向く手間を省くことができる。
【0009】さらに、第3の構成として、自動販売機
に、クレジット処理を指示するクレジット処理選択指示
手段を設け、クレジット処理選択指示手段が操作され、
商品選択指示手段により商品が選択された場合に、クレ
ジット金額の合計と該商品の価格の関係から釣銭が生じ
たときは、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額情報と
して該ICカード内に書き込み、クレジット処理選択指
示手段が操作され、商品選択指示手段により商品が選択
されないときは、クレジットを希望する額を全てICカ
ードに書き込む制御を行う制御手段を設ける。この構成
により、ICカードユーザーは身近にある自動販売機の
クレジット機能により、電子マネーを充填することがで
きるため、わざわざ充填用の専用端末を使用するために
金融機関などに出向く手間を省くことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1から図20
を用いて説明する。
【0011】本発明の第1の実施例として、紙幣、硬
貨、電子マネーの取り扱いが可能な自動販売機におい
て、紙幣や硬貨で商品を購入して、釣銭が生じた場合に
釣銭金額に相当する電子マネーをICカード内にロード
する処理について図1、図2、図3、図4、図5を用い
て説明する。
【0012】図1は本発明の自動販売機の構成図であ
る。商品販売を行なう自動販売機1は、硬貨、紙幣、電
子マネーにより決済が可能である。主制御部2は、自動
販売機1の各部との通信や信号制御により商品の販売動
作全般を制御する制御手段である。コインメカニズム部
3は、硬貨投入口より投入された硬貨の正当性の判別
や、投入された合計金額情報の通知、硬貨の返却や指定
額分の硬貨払い出しや、各種硬貨の収納、保管ができる
ものである。ビルバリ部4は、紙幣挿入口から挿入され
た紙幣の正当性判別や、挿入された紙幣の合計金額情報
の通知、紙幣の返却や指定額分の紙幣払い出しや、紙幣
の収納、蓄積ができるものである。このように、コイン
メカニズム部3とビルバリ部4は、投入硬貨や紙幣の処
理を行う硬貨/紙幣処理手段であり、紙幣や硬貨の合計
金額を、主制御部2に通知する。また、主制御部2は、
収納された紙幣や硬貨の金額の通知により、紙幣や硬貨
の釣銭切れの状態の検出をおこなう。表示部5は、利用
者の投入金額やメッセージなどを表示する。文字を表示
する液晶画面(LCD)、金額やメッセージのそばに配
置される発光ダイオード(LED)などである。商品選
択ボタン6は、利用者が商品の選択を指示する商品選択
指示手段である。搬出機構部7は、自動販売機1で販売
する商品排出を制御する。排出された商品は利用者によ
り取り出し口から取り出される。ICカードR/W部8
は、主にICカードの有無を検出し、ICカード内のデ
ータを読み取り、または書き換えるICカード読み書き
手段である。主制御部通信I/F9は、主制御部2と自
動販売機1の各構成部間の通信、信号制御を行なうため
の信号ラインである。ユーザカード10は、利用者が所
有するICカードで、自動販売機1の取引で使用され
る。ユーザーカード10内には、演算処理部11があ
り、ユーザカード10の動作全般を制御する。接続部1
2は、ユーザカード10が動作するために必要な電源、
クロック、リセット、データI/Oの信号を外部から取
得するための外部接続端子である。なお、図示していな
いが、ICカードR/W部8は、接続部12と接続する
ためのコネクタを有している。金額情報記憶部13はユ
ーザカード10の貨幣価値を有する金額情報を記憶す
る。
【0013】なお、コインメカニズム部3、ビルバリ部
4、ICカードR/W部8は主制御部通信I/F9と接
続されており、主制御部との通信処理で何らかのコマン
ド(命令)情報を受信するとそのコマンドに対応するレ
スポンス(応答)情報を返信する仕組みとなっている。
【0014】図2はICカードR/W部8の構成図であ
る。演算処理部14は、ICカードR/W部8を構成す
る各部を制御してICカード10との通信やICカード
10に関する情報を主制御部2へ送受信する。メモリ部
15は、ユーザカード10、内蔵カード20または主制
御部2との通信に必要なプログラムやデータを格納す
る。フラッシュメモリ、スタティックメモリ、EEPR
OMなどがこれに相当する。ユーザカード読み書き部1
6は、演算処理部14と接続されユーザカード10が動
作するために必要な電源、クロック、リセット、シグナ
ルグランドを演算処理部14から供給する。また、ユー
ザカード10の情報はデータI/Oの信号ラインを経由
してやり取りされる。通信ドライバ部17は、ICカー
ドR/W部8と主制御部2との通信で必要な信号レベル
の変換やアイソレーションなどを行い通信データの信号
レベルを制御する。外部端子18は、演算処理部14と
主制御部2との通信ラインを中継するための外部接続端
子またはコネクタである。内蔵カード読み書き部19
は、演算処理部14と接続され、内蔵カード20が動作
するために必要な電源、クロック、リセット、シグナル
グランドが演算処理部14から供給される。また、内蔵
カード20の情報はデータI/Oの信号ラインを経由し
てやりとりされる。内蔵カード20は、自動販売機1で
商品販売を行なう店舗側のカードとして使用される。接
続部21は、内蔵カード読み書き部19の各信号を演算
処理部22へ受け渡すための外部接続端子である。演算
処理部22は、内蔵カードの動作全般を制御するための
ものである。金額情報記憶部23は内蔵カード20の貨
幣価値を有する金額情報を記憶するためのものである。
売上金としては金額情報が加算され、釣銭としては金額
情報が減算されることになる。
【0015】図3は自動販売機1の外観図である。自動
販売機1の前面には販売商品の見本を展示して、販売す
る商品が分かるようなディスプレイとなっている。その
商品のサンプルの下には商品選択用に商品選択ボタン2
4が各商品サンプルの下方に配置されている。投入した
硬貨の合計金額を表示したり、釣銭切れの状態を表示す
るためにディスプレイ25や、硬貨、紙幣、電子マネー
が使用できるようにコインメカニズム部28、ビルバリ
部27、ICカードR/W26が備え付けられている。
また、購入した商品は商品取り出し口29より取り出さ
れることになる。
【0016】図4は自動販売機1の主制御部2、コイン
メカニズム部3、ICカードR/W部8間の通信データ
と処理内容及びその手順を示すものである。この通信で
は、主制御部2からコインメカニズム部3または、IC
カードR/W部8に対してコマンドの送信を行い、コマ
ンドを受信した各部はレスポンスを返信する方式となっ
ている。主制御部2はこのやり取りを行なうことで、商
品販売処理の制御を行なうことになる。
【0017】図5はユーザカード10を利用した自動販
売機1の商品販売処理を示すフローチャートである。図
5では、ICカードの挿入を確認した後に、商品選択を
行い、電子マネーによる釣銭返却を行う手順を説明す
る。まず、自動販売機1により商品が販売される場合、
ユーザがコインメカニズム部3にある硬貨投入口に硬貨
を投入することから始まる。これとは違って商品を先に
選択してから商品価格分のお金を投入して商品を販売す
るような自動販売機もあるが、ここでは料金を先に投入
して、商品選択を行なうような手順について説明する。
【0018】ユーザにより硬貨が投入される(201)
とコインメカニズム部3は投入された硬貨が偽造硬貨か
否か判定とその硬貨の種別を判定する。そして、主制御
部2からコインメカニズム部3へ投入された硬貨の合計
を取得する為の金額確認コマンドを主制御部通信I/F
9の信号ラインを経由して送信する(101)と、コイ
ンメカニズム部3から主制御部2へ投入硬貨枚数レスポ
ンス(102)を返信する。このレスポンス(102)
により主制御部2では表示部5に投入されている硬貨の
合計金額を表示する(202)。この表示に関する更新
処理は上記コマンドとレスポンスのやり取りにおいて、
投入硬貨枚数レスポンス(102)の情報が更新された
場合、例えば、100硬貨の投入後、10円硬貨が投入
され、コインメカニズム部3で100円から110円に
投入された硬貨の合計金額が変更されたことを判定した
場合等に発生する。
【0019】次にICカードR/W部8とコマンドとレ
スポンスのやり取りを行なう。この通信では、ユーザカ
ード10が挿入されているかを確認して(203)、挿
入されている場合(203―YES)、ユーザカード1
0の残高情報を確認する。
【0020】主制御部2からの金額確認コマンドを受信
する(103)と、カード残高レスポンス(104)を
ICカードR/W部8より返信する。ここで、ユーザカ
ード10が挿入されていれば、残高を意味するレスポン
スが返信されることになり、一方挿入されていない場合
はカード未挿入を意味するレスポンスがICカードR/
W部8より主制御部2へ返信される。
【0021】ユーザカード10が挿入されている場合
(203―YES)、上記カード残高レスポンス(10
4)を主制御部2が受けて、表示部5にユーザカード1
0の残高を表示する(204)。ここで、前述した投入
硬貨の合計金額と区別するように例えば、表示部2の上
段に硬貨の合計金額、下段にユーザカードの残高という
ように表示してもよいし、硬貨とユーザカードの合計金
額を加算して表示するようにしても良い。表示部2での
金額表示の更新は前述した投入硬貨の合計金額の更新や
ユーザカード10の挿入により更新され、この間、主制
御部2とコインメカニズム部3またはICカードR/W
部8との通信つまり、金額確認コマンド送信とそのレス
ポンスの返信が行われていることになる。この表示に関
する通信は、次に行われる商品選択(205―YES)
まで行われる。
【0022】ユーザは硬貨を投入して、ユーザカード1
0を挿入すると、次に所望の商品を選択することにな
る。本例では、所望の商品サンプルの下に設置される商
品ボタン24を押すことにより商品選択を行う。商品を
ユーザが選択すると(205−YES)そのボタンに対
応する商品を排出(206)する。そして、コインメカ
ニズム部3により検出した投入硬貨の合計金額と販売し
た商品価格との関係から釣銭が必要かどうかを主制御部
2が判断して、必要である場合、釣銭に対応する電子マ
ネーを内蔵カード20からユーザカード10へロードす
る(207)。
【0023】ロード処理は主制御部2から上記ロードを
行なうためのカード更新コマンド(105)をICカー
ドR/W部8が受信すると、ICカードR/W部8の演
算処理部14が内蔵カード読み書き部19及びユーザカ
ード読み書き部16に対する電子マネーのロード制御を
行なう。
【0024】演算処理部14は、電子マネーのロード元
に相当する内蔵カード20の金額情報記憶部23の電子
マネーを書き換える、つまり釣銭分の金額を減算するた
め、内蔵カード読み書き部19を制御することで接続部
21を介して演算処理部22と通信を行なう。また、電
子マネーのロード先となるユーザカード10の金額情報
記憶部13の電子マネーを書き換えるつまり、釣銭分の
金額を加算するため、ユーザカード読み書き部16を制
御することで接続部12を介して演算処理部11と通信
を行なう。
【0025】なお、この電子マネーのロードに関する演
算処理部14と演算処理部22または演算処理部11と
の通信では、取扱う情報が電子マネーに関するものであ
るため、セキュリティーを考慮して、暗号化と復号化を
施した情報(データ)のやり取りとなっていることは言
うまでもない。
【0026】釣銭分の電子マネーのロードが完了する
と、正常に完了したことを意味する正常終了レスポンス
(106)がICカードR/W部8より返信される。こ
のレスポンスを受けて、主制御部2は表示部5に表示さ
れているカード残高を更新する(208)。このタイミ
ングでコインメカニズム部3にユーザが投入した硬貨は
図示せぬ各種硬貨の収納部分に収納される。この後、ユ
ーザカード10の排出処理(209)を行い、ユーザに
カードを返却する。このカード返却処理では主制御部2
よりカード排出コマンド(107)が送信され、ICカ
ードR/W部8はこれを受けてユーザカード読み書き部
16に挿入されていたユーザカード10を排出する。こ
こで、カード排出とは、図示せぬモーターやソレノイド
を演算処理部14により制御してカードを排出すること
を示している。カード排出が正常に行われたことを示す
正常終了レスポンス(108)を返信することで、選択
された商品の販売及び釣銭のロードが完了となる。次の
ユーザとの商品販売が行われるまで待機状態となる(2
13)。
【0027】上記では、ユーザカード10が挿入され、
釣銭が電子マネーとして同カードにロードされる処理に
ついて説明したが、ユーザカードが挿入されずに商品選
択が行われる場合(203−NO、210−YES)に
ついては、従来通りの現金による自動販売機の商品販売
となり、釣銭が発生すると硬貨により釣銭を返却する
(212)。この場合、主制御部2とコインメカニズム
部3との間で図示せぬ釣銭支払いコマンドが送信され、
これを受けて上記の通り硬貨による釣銭を硬貨返却口に
排出することになり、正常に釣銭を排出したことを示す
正常終了レスポンスをコインメカニズム部3より返信す
る。
【0028】第1の実施例においては、硬貨の投入によ
る例を説明したが、紙幣が投入された場合は、コインメ
カニズム部3の代わりに、ビルバリ部4が上記動作を行
う。また、硬貨及び紙幣が投入された場合は、コインメ
カニズム部3とビルバリ部4がコインメカニズム部3と
同様の動作を行う。以下の実施例においても、コインメ
カニズム部3について説明するが、紙幣の場合はビルバ
リ部4が行う。
【0029】本実施例によれば、自動販売機で硬貨や紙
幣により購入した際の釣銭に相当する電子マネーを商品
購入者のICカードに充填することにより、商品購入時
に電子マネーの充填も同時に行なうことができるので、
商品購入者であるICカードユーザーの手間を省くこと
ができる。さらに、身近にある自動販売機で電子マネー
の充填ができるため、わざわざ充填用の専用端末を使用
するために金融機関などに出向く手間も省くことができ
る。また、釣銭の小銭で商品購入者の財布が一杯になる
ことも防止できる。なお、自動販売機を保守点検する側
としては、釣銭を電子マネーで返却できるので、釣銭全
額を硬貨や紙幣で返却する場合と比べて扱う硬貨や紙幣
の枚数が減らすことができるので、釣銭補充の負担を軽
減することができる。また、その変換処理の実行を判別
する方法として、ICカードR/W部8からのICカー
ド(ユーザカード10)の挿入有無を検知した後、IC
カード有無により、硬貨または電子マネーにより釣銭の
払い出し方を決定、実行するところが従来に無い新しい
特徴である。
【0030】また、本実施例でユーザカードにロードさ
れた電子マネーは、本例の自動販売機をはじめ、他の決
済機器でも利用できることになる。よって、商品販売と
電子マネーのロード処理を行なうことができる本実施例
の自動販売機は、ICカードを利用した電子マネーによ
る決済システムにおいて、他の機器をサポートする有効
な機器となりうることになる。
【0031】上記には、電子マネーの種類に関する記述
はないが、例えば上記ユーザカード10の金額情報記憶
部13には複数種類の電子マネー(金額情報)が格納さ
れていても良い。これは複数のアプリケーションを1枚
のICカードで利用するようなマルチアプリケーション
カードで容易に実現可能であり、ユーザは複数の異なる
電子マネーから用途別に選択して、自由に利用すること
ができる。例えば、電子マネーAは生活費用、電子マネ
ーBは交際費用、電子マネーCは小遣い用に利用すると
言ったようにユーザ個人の出費内容に関連させて、所望
の分類が実現できる。そこで、上記自動販売機で商品を
購入した際、発生する釣銭をユーザの意図する電子マネ
ーに変換することも可能である。すなわち、釣銭ロード
のステップ(207)で内蔵カード20からユーザカー
ド10に移動される釣銭分の電子マネーの種類を商品選
択のステップ(205−YES)に遷移する前に選択ボ
タン部6の図示せぬ複数の電子マネーに対応した電子マ
ネー選択ボタンの中から1つのボタンを選択、押下する
ことで決定可能となる。マルチアプリケーションカード
を利用した商品販売システムにおいて、決済時に使用さ
れる電子マネーの種類も多様化すると考えられることか
ら、本例の自動販売機は他の電子マネー決済端末での決
済に繋がる有効なものとなりうる。
【0032】次に、図6及び図7を用いて、商品排出後
に釣銭をICカードにロードするか、現金として返却す
るかを選択する第2の実施例を説明する。なお、第2の
実施例においても図1、図2、図3の構成を有する自動
販売機を用いる。
【0033】ユーザにより硬貨が投入される(214)
とコインメカニズム部3は投入された硬貨が偽造硬貨で
はないか判定とその硬貨の種別を判定する。そして、主
制御部2からコインメカニズム部3へ投入された硬貨の
合計を取得する為の金額確認コマンドを主制御部通信I
/F9の信号ラインを経由して受信する(109)と投
入硬貨枚数レスポンス(110)をコインメカニズム部
3より返信する。このレスポンス(110)により主制
御部2では表示部5に投入されている硬貨の合計金額を
表示する(215)。
【0034】次に、商品の選択を行う。上述の実施例と
同様、所望の商品サンプルの下に設置される商品ボタン
24を押すことにより、商品を選択する。商品をユーザ
が選択すると(216−YES)そのボタンに対応する
商品を排出(217)する。
【0035】次に、投入硬貨の合計金額と販売した商品
価格との関係から釣銭が必要かどうかを主制御部2が判
断して、釣銭がない場合(218−NO)は、処理を終
了し、待機状態(225)にする。釣銭がある場合(2
18−YES)、電子マネーによる釣銭返却か、硬貨に
よる釣銭返却かをユーザーに選択するよう、表示部25
にて表示する。なお、表示部ではなく、商品選択ボタン
のような、電子マネーによる釣銭返却か、硬貨による釣
銭返却かを選択する釣り種類選択ボタンを設けてもよ
い。電子マネーによる釣銭がユーザにより不図示の釣銭
種類選択手段を操作することにより選択された場合(2
19−YES)、カードを挿入するように表示する。
【0036】カードが挿入されていることを検出した場
合(220−YES)、上記の実施例と同様に金額を確
認し(111)、ICカードから読み取られたカード残
額情報(112)に基づいて、残高表示を行ってもよ
い。そして、釣銭に対応する電子マネーを内蔵カード2
0からユーザカード10へロードする(221)。ロー
ド処理は主制御部2から上記ロードを行なうためのカー
ド更新コマンド(113)をICカードR/W部8が受
信すると、ICカードR/W部8の演算処理部14が内
蔵カード読み書き部19及びユーザカード読み書き部1
6に対する電子マネーのロード制御を行なう。演算処理
部14は、電子マネーのロード元に相当する内蔵カード
20の金額情報記憶部23の電子マネーを書き換える。
また、電子マネーのロード先となるユーザカード10の
金額情報記憶部13の電子マネーを書き換える。つま
り、釣銭分の金額を加算するため、ユーザカード読み書
き部16を制御することで接続部12を介して演算処理
部11と通信を行なう。
【0037】釣銭分の電子マネーのロードが完了する
と、正常に完了したことを意味する正常終了レスポンス
(114)がICカードR/W部8より返信される。こ
のレスポンスを受けて、主制御部2は表示部5に表示さ
れているカード残高を更新する。この後、ユーザカード
10の排出処理(223)を行い、ユーザにカードを返
却する。このカード返却処理では主制御部2よりカード
排出コマンド(115)が送信され、ICカードR/W
部8はこれを受けてユーザカード読み書き部16に挿入
されていたユーザカード10を排出する。カード排出が
正常に行われたことを示す正常終了レスポンス(11
6)を返信することで、選択された商品の販売及び釣銭
のロードが完了となる。次のユーザとの商品販売が行わ
れるまで待機状態となる(225)。
【0038】電子マネーによる釣銭が選択されない場合
(219−NO)、カードが挿入されない場合(220
−NO)については、従来通りの現金による自動販売機
の商品販売となり、釣銭が発生すると硬貨により支払う
(224)。
【0039】なお、釣銭を電子マネーによるか硬貨によ
るかをユーザの選択を待って行うのではなく、カードの
挿入を促す表示を行って所定時間以内にカードが挿入さ
れたか否かを検出して釣銭を電子マネーによるか硬貨に
よるかを決定することとしてもよい。
【0040】本実施例によれば、第1の実施例と同様の
効果を有する。また、商品購入後に釣銭がある場合に、
電子マネーによるか、硬貨によるかを決定することがで
き、使い勝手が向上する。
【0041】次に、図8を用いて、釣銭切れが生じた場
合の第3の実施例について説明する。本実施例において
も、図1、図2、図3の構成の自動販売機を用いる。
【0042】釣銭切れ状態を主制御部2が検出すると、
「10円釣銭切れ」「100円釣銭切れ」などの表示を
表示部25にて行う。この状態にて、紙幣や硬貨の投入
の前にICカードの挿入があった場合(227−YE
S)は、第一の実施例と同様の手順により電子マネーの
残高を表示部25に表示する。次に、紙幣や硬貨が投入
さたか否かを確認する(229)。電子マネーによる残
高が足りない場合や、硬貨を電子マネーに変換したい場
合等には、ユーザーが紙幣や硬貨を投入する(229−
YES)。このときの残高表示は、電子マネーと硬貨合
計残高や、電子マネーと硬貨を分けた形の残高表示のど
ちらであってもよい。次に、商品選択が行われた場合
(230−YES)、ユーザーカード10から減額処理
を行い、商品を排出する(231)。なお、紙幣や硬貨
が投入された場合は、紙幣や硬貨の額から減額処理を行
う。投入された紙幣や硬貨だけでは商品金額に満たない
場合は、紙幣や硬貨ともにユーザーカード10から該当
金額を減額する。次に、釣銭が有れば、釣銭金額をユー
ザーカードにロード(233)し、残高を表示し(23
4)、ICカードを排出して(235)、待機状態とす
る。釣銭がなければ(232−NO)、待機状態とする
(244)。なお、ICカードのみが挿入され、硬貨や
紙幣が投入されないときは(227−YES、229−
NO)、商品選択が行われると(236−YES)、ユ
ーザーカード10から該当金額を減額し、商品を排出し
(237)、待機状態とする。
【0043】次に、釣銭切れの状態で、ICカードが挿
入される前に硬貨が投入された場合を説明する。主制御
部2が釣銭切れ状態を検出すると、「10円釣銭切れ」
「100円釣銭切れ」などの表示を表示部25にて行
う。この状態で、ICカードが挿入されずに、紙幣や硬
貨が投入されたことを検知すると(238−YES)、
投入金額を表示する。なお、このとき、投入金額によ
り、自動販売機の商品購入により釣銭が払える状態にな
ったときは、つり切れの状態の表示をやめるようにして
もよい。次に、商品の選択を行う(239)。釣銭がな
いとき(240−NO)は、商品を排出し、待機状態と
する。釣銭があるとき(240−YES)は、ユーザー
カード10が挿入されているか否かを確認する(24
0)。ICカードが挿入されていれば、商品を排出し
(242)、釣銭金額をユーザーカード10に全額ロー
ドし、残高を表示して(234)、ICカードを排出さ
せる(235)。
【0044】本実施例によれば、釣銭切れの状態でもI
Cカードの挿入があれば、商品を販売/購入することが
でき、便利である。また、多くの枚数の釣銭を用意する
必要もなくなり、保守・点検の負担が軽くなる。特に、
釣銭切れの状態で、硬貨や紙幣が投入され(229−Y
ES)、電子マネーで釣銭を返却した場合には(23
3)、釣銭切れの状態が解消される可能性が高くなり便
利である。
【0045】本発明の第4の実施例として、紙幣や硬貨
のみを取り扱う自動販売機にICカードの取り扱い機構
を追加する場合に好適な例を説明する。
【0046】本実施形態は第1の実施例とほぼ同様であ
るが、図1と異なるところは、紙幣や硬貨のみを取り扱
う自動販売機に、ICカードR/W部を追加し、主制御
部がICカードR/W部を介して間接的にコインメカニ
ズム部、ビルバリ部との通信制御を行なうところが異な
る。以下、図3、図5、図9、図10、図11を用いて
説明する。
【0047】図3は前述の通り自動販売機35に相当す
る自動販売機の外観図である。
【0048】図5は前述した通りのユーザカード10を
利用した自動販売機1の商品販売処理を示すフローチャ
ートである。
【0049】図9は本発明の自動販売機の構成図であ
る。商品販売を行なう自動販売機35は、硬貨、紙幣、
電子マネーにより決済が可能である。主制御部36は、
自動販売機35の各部との通信や信号制御により商品の
販売動作全般を制御する。コインメカニズム部42は、
硬貨投入口より投入された硬貨の正当性の判別や、投入
された合計金額情報の通知、硬貨の返却や指定額分の硬
貨払い出しや、各種硬貨の収納、保管を行う。ビルバリ
部37は、紙幣挿入口から挿入された紙幣の正当性判別
や、挿入された紙幣の合計金額情報の通知、紙幣の返却
や指定額分の紙幣払い出しや、紙幣の収納、蓄積を行
う。表示部38は、利用者の投入金額やメッセージなど
を表示する。文字を表示する液晶画面(LCD)、金額
やメッセージのそばに配置される発光ダイオード(LE
D)などがこれに相当する。商品選択ボタン39は、利
用者が選択した商品を決定するために押されるものであ
る。搬出機構部40は、自動販売機35で販売する商品
排出を制御する。利用者は、取り出し口より排出された
商品を取り出す。ICカードR/W部41は、主にIC
カードの有無を検出し、ICカード内のデータを読み取
り、または書き換える。また、コインメカニズム部42
との通信を行い、投入された硬貨の合計金額情報を取得
して主制御部へ情報を伝達する機能などを有する。主制
御部通信I/F43は、主制御部36と自動販売機35
の各構成部間の通信、信号制御を行なうための信号ライ
ンである。ユーザカード10は、利用者が所有するIC
カードで自動販売機35の取引で使用するためのもので
ある。演算処理部11は、ユーザカード10の動作全般
を制御する。接続部12は、ユーザカード10が動作す
るために必要な電源、クロック、リセット、データI/
Oの信号を外部から取得するための外部接続端子であ
る。ユーザカード10の金額情報記憶部13は、貨幣価
値を有する金額情報を記憶する。
【0050】本実施例の構成では、ビルバリ部37、I
CカードR/W部41は主制御部通信I/F43と接続
されており、主制御部36との通信処理で何らかのコマ
ンド(命令)情報を受信するとそのコマンドに対応する
レスポンス(応答)情報を返信する仕組みとなってい
る。また、ICカードR/W部41とコインメカニズム
部42が主制御部通信I/F43とは異なる通信I/F
で接続される構成をなしている。上記コマンドとレスポ
ンスの通信に関して、コマンドがコインメカニズム部4
2に対するものである場合、ICカードR/W部41を
経由して対象となるコインメカニズム部42へ通信する
形式をとることにする。
【0051】図10はICカードR/W部41の構成図
である。演算処理部45は、ICカードR/W部41を
構成する各部を制御してICカードとの通信やICカー
ドに関する情報を主制御部36へ送受信する。メモリ部
46は、ユーザカード10、内蔵カード20または主制
御部36との通信に必要なプログラムやデータを格納す
る。フラッシュメモリ、スタティックメモリ、EEPR
OMなどがこれに相当する。ユーザカード読み書き部4
7は、演算処理部45と接続されユーザカード10が動
作するために必要な電源、クロック、リセット、シグナ
ルグランドが演算処理部45から供給される。また、ユ
ーザカード10の情報はデータI/Oの信号ラインを経
由してやり取りされる。通信ドライバ部48は、ICカ
ードR/W部41と主制御部36との通信で必要な信号
レベルの変換やアイソレーションなどを行い通信データ
の信号レベルを制御する。外部端子49は、演算処理部
45と主制御部36との通信ラインを中継するための外
部接続端子またはコネクタである。内蔵カード読み書き
部50は、演算処理部45と接続され、内蔵カード20
が動作するために必要な電源、クロック、リセット、シ
グナルグランドが演算処理部14から供給される。ま
た、内蔵カード20の情報はデータI/Oの信号ライン
を経由してやりとりされる。内蔵カード20は、自動販
売機35で商品販売を行なう店舗側のカードとして使用
される。接続部21は、内蔵カード読み書き部50の各
信号を演算処理部22へ受け渡すための外部接続端子で
ある。演算処理部22は、内蔵カードの動作全般を制御
する。内蔵カード20の金額情報記憶部23は、貨幣価
値を有する金額情報を記憶する。売上金としては金額情
報が加算され、釣銭としては金額情報が減算されること
になる。通信ドライバ51は、ICカードR/W部41
とコインメカニズム部42との通信で必要な信号レベル
の変換やアイソレーションなどを行い通信データの信号
レベルを制御するものである。コインメカニズム部接続
用の端子52は、演算処理部45とコインメカニズム部
42との通信ラインを中継するための外部接続端子また
はコネクタである。
【0052】図11は自動販売機35の主制御部36と
ICカードR/W部41間、及び、ICカードR/W部
41とコインメカニズム部42間の通信データと処理内
容及びその手順を示すものである。この通信では、主制
御部36からICカードR/W部41、またはICカー
ドR/W部41からコインメカニズム部42に対してコ
マンドの送信を行い、コマンドを受信した各部はレスポ
ンスを返信する方式となっている。主制御部36はこの
やり取りを行なうことで、商品販売処理の制御を行なう
ことになる。
【0053】本実施例では、ユーザの自動販売機に対す
る硬貨投入、ICカード挿入、商品ボタンの押下、商品
取り出しなどの操作内容は前述の実施例と同一である
が、自動販売機内部の主制御部36、ICカードR/W
部41、コインメカニズム部42の通信形態が大きく異
なり、ICカードR/W部41によりコインメカニズム
部42が制御される点がポイントとなる。
【0054】自動販売機35で商品が販売される場合、
まず、ユーザがコインメカニズム部42にある硬貨投入
口に硬貨を投入することから始まる(201)。コイン
メカニズム部42での硬貨の投入とその動作に伴う対象
硬貨の正当性の確認や種別の判定については、前述の通
りである。そして、主制御部36がコインメカニズム部
42へ投入された硬貨の合計を取得する為の金額確認コ
マンドを主制御部通信I/F43の信号ラインを経由し
て送信する(301)。このコマンドをICカードR/
W部41が受けて、同コマンドがコインメカニズム部を
対象にしたコマンドであることを判別するとICカード
R/W部41から同コマンド(302)をコインメカニ
ズム部42へ送信する。それに続いて、投入された硬貨
の合計金額を示す投入硬貨枚数レスポンス(303)を
コインメカニズム部42より受信する。このレスポンス
を受信するとICカードR/W部41は、上記意味合い
を持つレスポンスを主制御部36に返信する(30
4)。
【0055】上記通信において、コマンド(301)と
レスポンス(304)が対になり、同様にコマンド(3
02)とレスポンス(303)が対になっている。上記
通信によりレスポンス(304)を受信した主制御部3
6は表示部38に投入されている硬貨の合計金額を表示
する。この表示に関する更新処理は前述した通り、投入
硬貨の合計が変更された場合に行われる。
【0056】次にICカードR/W部41とコマンドと
レスポンスのやり取りを行なうことになる。この通信で
は、ユーザカード10が挿入されているかを確認して
(203)、挿入されている場合(203-YES)、
ユーザカード10の残高情報を確認するためのものであ
る。
【0057】主制御部36から金額確認コマンドを受信
すると(305)、カード残高レスポンス(306)を
ICカードR/W部41より返信する。ユーザカード1
0の有無、または残高情報の判定については、前述の通
りとする。ここでは、ユーザカードが挿入されているこ
ととして説明する。
【0058】ユーザカード10が挿入されている場合
(203−YES)、上記カード残高レスポンス(30
6)を主制御部36が受けて、表示部38にユーザカー
ド10の残高を表示する。また、表示部38の表示更新
のタイミングについては、前述したものとする。この表
示に関する通信は、次に行われる商品選択(205−Y
ES)まで行われる。
【0059】ユーザは硬貨を投入して、ユーザカード1
0を挿入すると、次に所望の商品を選択することにな
り、本実施例では、所望の商品サンプルの下に設置され
る商品ボタン24を押すことで可能となる。商品をユー
ザが選択すると(205−YES)そのボタンに対応す
る商品を排出(206)する。
【0060】そして、投入硬貨の合計金額と販売した商
品価格との関係から釣銭が必要かどうかを主制御部36
が判断して、必要である場合、釣銭を払い出すことを意
味する釣銭支払いコマンドをコインメカニズム部42へ
送信する(307)。このコマンドを受けてICカード
R/W部41が行なう処理はICカード(ユーザカード
10)が挿入されているかどうかを判定することであ
る。挿入されていると判定した場合、釣銭に対応する電
子マネーを内蔵カード20からユーザカード10へロー
ドすることになる(207)。
【0061】この処理は主制御部36から上記釣銭支払
いを行なうための釣銭支払いコマンド(307)をIC
カードR/W部41に送信することで、ICカードR/
W部41の演算処理部45は内蔵カード読み書き部50
及びユーザカード読み書き部47に対する電子マネーの
ロード制御を行なうことになる。
【0062】釣銭の支払い(釣銭分の電子マネーのロー
ド)が完了すると正常に完了したことを意味する正常終
了レスポンス(308)をICカードR/W部41より
返信される。このレスポンスを受けて、主制御部36は
表示部38に表示されているカード残高を更新する(2
08)。このタイミングでコインメカニズム部42にユ
ーザが投入した硬貨は図示せぬ各種硬貨の収納部分に収
納されることになる。この後、ユーザカード10の排出
処理を行い、ユーザにカードを返却することになる。
【0063】このカード返却処理では、主制御部36よ
りカード排出コマンド(309)が送信され、ICカー
ドR/W部41はこれを受けてユーザカード10を排出
する。ここで、カード排出とは、図示せぬモーターやソ
レノイドを演算処理部45により制御してカードを取外
すことを示している。カード排出が正常に行われたこと
を示す正常終了レスポンス(310)を返信すること
で、選択された商品の販売及び釣銭のロードが完了とな
る。そして、次のユーザとの商品販売が行われるまで待
機状態となる(213)。
【0064】上記では、ユーザカード10が挿入され、
釣銭が電子マネーとして同カードにロードされる処理に
ついて説明したが、ユーザカードが挿入されずに商品選
択が行われる場合(203−NO、210−YES)に
ついては、従来通りの現金による自動販売機の商品販売
となり、釣銭が発生すると硬貨により払う(212)こ
とになる。この時、主制御部36、ICカードR/W部
41、コインメカニズム部42間の通信は下記の通りと
なる。
【0065】主制御部36から釣銭支払いコマンドがコ
インメカニズム部42に送信されることになるが、本例
の構成により両者は直接接続されておらず、ICカード
R/W部41が同コマンドを受けて、コインメカニズム
部42に対するコマンドと判定して、同コマンドをコイ
ンメカニズム部42に送信する。続いて、コインメカニ
ズム部42での釣銭支払いが完了すると正常に釣銭を支
払ったことを示す正常終了レスポンスを返信して、同レ
スポンスを受信したICカードR/W部41は同レスポ
ンスを主制御部36に返信することになる。
【0066】このような構成とした理由として、既存の
自動販売機(硬貨と紙幣対応の自動販売機を意味する)
に対して、上記ICカードR/W部41を接続すること
で、従来の資産を継承した形態で釣銭を電子マネーに変
換できることになる。これはユーザが自動販売機に現金
を入金して商品を購入した際の釣銭は、硬貨により払い
出されるところをICカードR/W部41の判定処理に
より電子マネーの形式で釣銭をICカード(ユーザカー
ド10)にロードすることになる。
【0067】すなわち、前述のコインメカニズム部42
に対する上記釣銭搬出ステップ(212)の実行時、I
CカードR/W部41に対するカード更新コマンド(1
05)と同等のコインメカニズム部42に対する釣銭支
払いコマンドが主制御部36から送信されることになる
が、この釣銭支払いコマンドを受信したICカードR/
W部41はユーザカード有無の判定を行い、カード有り
と判定した場合、コインメカニズム部42に対して上記
釣銭支払いコマンドの送信を行なわず、ICカードR/
W部41で釣銭分の電子マネーをユーザカード10にロ
ードする。
【0068】このように、ICカードR/W部がユーザ
カードの有無判定及びそれに伴う電子マネーのロード処
理を行なうことで、釣銭の支払いを硬貨ではなくて電子
マネーに変換して支払う(ロードする)ことが可能とな
る。
【0069】上記によれば、主制御部、コインメカニズ
ム部、ビルバリ部の間の通信仕様を変更することなく上
記ICカードR/W部41の組込みとICカードR/W
部41とコインメカニズム部との接続により、既存の自
動販売機でも容易に電子マネー対応化が実現できる。な
お、本実施例においては、図5の手順のみを説明した
が、図7及び図8の手順も同様に可能であり、コインメ
カニズム部42がICカードR/W部を介して通信を行
う以外は図7と図8の実施例と同様である。
【0070】また、コインメカニズム部42のみなら
ず、ビルバリ部37もICカードR/W部を会して通信
を行うようにしてもよい。この場合は、紙幣による釣銭
のかわりに電子マネーで支払うことが可能となる。
【0071】次に、図12を用いて、本発明の第5の実
施例を説明する。上述した自動販売機では、硬貨や紙幣
で商品を購入して、釣銭が生じた場合に釣銭に相当する
電子マネーをICカード内にロードする実施例を説明し
たが、本実施例においては、投入した現金の全額に相当
する電子マネーをICカードにロードが可能な例を説明
する。
【0072】図12は、自動販売機68の外観図を示し
たものであり、6商品を選択する選択ボタン69、金額
情報などのメッセージを表示する表示部70、ICカー
ド挿入口71、紙幣挿入口72、硬貨挿入口73、商品
取り出し口74を備えている。商品選択ボタンは、各商
品の位置に配置されるが、「ロード」と記載された位置
に配置されたボタンで電子マネーの全額ロードの機能を
選択することができる。
【0073】図13を用いて、ユーザの操作フローを説
明する。ユーザは、まず始めに硬貨や紙幣を投入すると
(401)、表示部70に投入した金額が表示される
(402)。その後、選択ボタン69を押して、商品を
購入する場合は希望の商品を選ぶが、全額をICカード
にロードしたい場合は、ロードの位置のボタンを押す
(403)。
【0074】ロードが選択された場合は(404のYE
S)、その後、ユーザはICカードをICカード挿入口
71に挿入する(405)。この場合、ユーザにカード
の挿入を促すために、カード挿入口の周辺が点滅した
り、表示部に「カードを挿入して下さい」という表示を
行うなどの機能があると使い勝手がよい。カードを挿入
すると、カード内の残高情報が読み取られて、表示部に
は投入した現金とカード内残高の合計の値が表示される
(406)。なお、金額表示の方法は、表示部を2行表
示にして現金とカードの残高を別々に表示するか、ある
いは1行にそれぞれを交互に表示するなどの方法を行な
ってもよい。
【0075】その後、投入した現金の金額に相当する電
子マネーがICカードにロードされて(407)、処理
終了後にICカードが自動的に排出される(408)。
【0076】一方、商品を購入する場合は、選択した商
品が排出されて(409)、その後、釣銭がある場合
は、硬貨や紙幣が排出される(410)。第1の実施例
と同様に、電子マネーによってICカードを挿入して釣
銭を返却してもよいことはいうまでもない。
【0077】上記処理の後に自動販売機は待機状態とな
り(411)、次の販売を待つことになる。以上のよう
に、自動販売機を商品購入のみならず、投入した現金の
全額をカードにロードするために使用することも可能で
ある。なお、この場合の自動販売機の主制御部での処理
としては、例えばロードを選択した場合は、無料の商品
を販売した扱い(フリーベンド)として、投入した金額
の全額に相当する電子マネーを釣銭としてユーザのIC
カードにロードすることで対応可能である。
【0078】次に、図11を用いて、非接触式ICカー
ドを用いた場合の第6の実施例を説明する。上述した第
1から第5の実施例では、接触式ICカードを用いた場
合を説明したが、非接触式ICカードでも同様に決済処
理を行なうことが可能である。従って、第1から第5の
実施例の「ICカードの挿入」の処理を、非接触式カー
ドのICカードR/W部に非接触ICカード挿入の処理
に置き換えたり、また、非接触ICカードを挿入せず
に、R/W部に近づけたり、軽くタッチさせる処理を行
うことにより実現可能である。本実施形態では、その他
に非接触ICカードに好適な手順である第6の実施例に
ついて説明する。
【0079】図14の自動販売機本体75は、主制御部
76、コインメカニズム部77、ビルバリ部78、金額
データなどを表示する表示部79、商品を選択する選択
ボタン部80、商品を排出する排出機構部81、ICカ
ードR/W部82、各ユニットを接続するバスライン8
3を有する。また、ユーザーが所持するカードは、非接
触式ICカード84であり、演算処理部85、アンテナ
部86、金額情報記憶部87を有する。この場合、デー
タのやり取りは、非接触式カード84内のアンテナ86
とICカードR/W部82にあるアンテナにより無線で
行なう。なお、非接触式カードの場合、電波を受信する
ことによりカード内部で電力を発生させて、カード内部
の演算処理部85などに供給する。
【0080】図15は、非接触式カード対応の自動販売
機の外観図を示したものである。自動販売機本体75
は、商品を選択する選択ボタン88、金額情報などのメ
ッセージを表示する表示部89、ICカードR/W部9
0、非接触式カードによる商品の購入を選択するボタン
91(以下、「カード販売」ボタン)、現金により商品
を購入して、電子マネーで釣銭をもらうことを選択する
ボタン92(以下、「お釣り」ボタン)、紙幣挿入口9
3、硬貨挿入口94、商品取り出し口95を有する。な
お、「カード販売」ボタン91と「お釣り」ボタン92
は、ICカードR/W部82の内部に構成されるものと
する。
【0081】非接触式カードは、ユーザがR/W部90
に軽くタッチさせる感覚で使用するが、多少距離があっ
てもデータのやり取りが可能なので、例えば、財布やハ
ンドバックの中にカードを入れたままR/W部に近づけ
ることでも使用可能である。
【0082】図16を用いて、非接触式カードの場合で
のユーザの操作フローを説明する。(a)は現金で購入
して釣銭も現金で受け取る場合の操作フローであるが、
これは現在、自動販売機で主流の操作方法である。この
場合、まず始めにユーザが硬貨や紙幣を挿入するが(5
01)、その後、投入した金額が表示部89に表示され
る(502)。希望の商品を選択ボタン88で選択する
と(503)、商品が排出されて(504)、ユーザが
商品取り出し口から取り出すことができる。ここで、釣
銭が生じる場合には、釣銭が硬貨で排出される(50
5)。
【0083】一方、(b)は非接触式カードで購入する
場合の一例であるが、ICカードR/W部90に備え付
けられたボタンをユーザが押すことで、カードによる販
売が可能となる。まず始めに「カード販売ボタン」91
を押すと(507)、商品選択ボタン88のランプが点
灯して商品の選択が可能となる。希望の商品を選択した
後に(508)、非接触式カードをR/W部に近づける
(あるいは軽くタッチさせる)と(509)、瞬時に決
済処理が終了して(510)、希望の商品が排出される
(511)。また、カード内の残高が表示部に表示され
る(512)。
【0084】(c)が釣銭を電子マネーとして非接触カ
ードに返却する操作フローを示したものである。(a)
に示した現金販売と同様に、まず始めにユーザが硬貨や
紙幣を挿入する(514)。その後、投入した金額が表
示部89に表示されるが(515)、ここで、ユーザが
ICカードR/W部90に備え付けられた「お釣り」ボ
タン92を押すと(516)、ユーザが投入した現金で
商品の販売を行い、釣銭を電子マネーにより返却する処
理に切り替わる。自動販売機が電子マネーにより釣銭の
返却を行なう処理に切り替わる。希望の商品を選択した
後に(517)、非接触式カードをR/W部に近づける
(あるいは軽くタッチさせる)と(518)、瞬時に釣
銭に相当する電子マネーがカードにロードされる(51
9)。その後、希望の商品が排出されて(520)、ま
た、カード内の残高が表示部に表示される(521)。
【0085】上記処理の後に自動販売機は待機状態とな
り、次の販売を待つことになる。以上のように、本発明
では現金で商品を購入して、釣銭が生じた場合には、釣
銭に相当する電子マネーを非接触式ICカードで受け取
ることも可能である。また、カードはR/W部に1回の
み軽くタッチさせることで決済処理が行なわれるため、
使い勝手のよい機器を提供することができる。
【0086】次に、図17を用いて本発明の第7の実施
例を説明する。
【0087】図17は、ICカードクレジットにより商
品を購入して、同様に釣銭に相当する電子マネーをIC
カード内にロードする一例である。ICカードクレジッ
トの場合、磁気カードによるクレジットとは異なり、必
ずしもセンタにオンラインで回線接続して処理を行なう
必要が無いため、図17のようにオフラインの構成とす
ることが可能である。この場合、売上履歴を例えば店舗
用カード(内蔵カード)に格納することにより、サービ
スマンが商品の補充に来た際に、店舗用カードをサービ
スマンの所持する携帯端末に挿入して、携帯端末を経由
してカード内の売上履歴をセンタに送信することも可能
である。
【0088】図17で、自動販売機本体601は、主制
御部602、コインメカニズム部603、ビルバリ部6
04、金額データなどを表示する表示部605、商品を
選択する選択ボタン部606、商品を排出する排出機構
部607、ICカードR/W部608、各ユニットを接
続するバスライン609を有する。ユーザ用のICカー
ド610は、演算処理部611、ICカードR/W部6
08とデータのやり取りを行なう接続部612、クレジ
ット処理に使用するID番号を記憶するID番号記憶部
613、金額情報記憶部614を有する。
【0089】図18には、ICカードR/W部608の
詳細を示す。ICカードR/W部608は、演算処理部
615、プログラムやデータを格納するメモリ部61
6、ユーザのICカードからのデータの読み取りや、ユ
ーザのICカードへのデータの書き込みを行なうユーザ
カード読み書き部617、自動販売機の主制御部との通
信を行なうための通信ドライバ部618、接続用の外部
端子619、内蔵カードからのデータの読み取りや、内
蔵カードへのデータの書き込みを行なう内蔵カード読み
書き部620を有する。店舗用のカードとして使用され
る内蔵カード612は、接続部622、演算処理部62
3、電子マネー情報を格納する金額情報記憶部624、
クレジットでの売り上げの履歴を格納する売上履歴記憶
部625を有する。
【0090】ICカードクレジットで購入する場合に自
動販売機の外観図としては、図3に示すようなものにな
るが、図12に示すように、所定の金額をICカードに
全額電子マネーとしてロードする機能を付加することも
ことも可能である。ここでは、図12のように全額ロー
ドの機能を備えた自動販売機について説明する。
【0091】図19には、本発明でのユーザの操作フロ
ーを示す。通常、現金や電子マネーで商品を購入する場
合は、まず始めにユーザが現金やICカードを自動販売
機のそれぞれの挿入口に入れるが、ICカードクレジッ
トで購入する場合は、図3や図12には図示しないが、
まず始めに自動販売機の前面パネルに備えたクレジット
機能を選択するためのクレジット選択指示手段である選
択ボタンをユーザが押すものとする(701)。この操
作により、自動販売機の主制御部はクレジット機能で販
売を行なうモードに切り替わる。
【0092】その後、ユーザはICカードをカード挿入
口に入れると(702)、ICカード内の電子マネーの
残高が表示部605に表示される(703)。その後、
ユーザが希望の商品を選択ボタンで選ぶが(704)、
ここでは、あらかじめ決められた定額(例えば千円)が
クレジット機能により決済されるものとする。なお、自
動販売機の前面パネルに複数の金種のボタン(例えば、
千円、二千円、三千円、五千円、一万円)を設けたり、
10キーで希望の金額を入力できるようにしたりして、
クレジット機能で決済する金額をユーザが選べるように
してもよい。
【0093】ここで、ロードの位置の選択ボタンを押す
と(705のYES)、始めに定額分のクレジット処理
が行なわれて、クレジットの取引履歴が内蔵カードの売
上履歴記憶部625に格納される(706)。また、ク
レジットで決済された金額の全額に相当する電子マネー
がICカードにロードされる(707)。その後、IC
カード内の電子マネーの残高が表示される(708)と
共に、ユーザカードが排出される(709)。
【0094】一方、ユーザが希望の商品を選択した場合
は(705のNO)、同様に始めに定額分のクレジット
処理が行なわれるが(710)、この場合は商品が排出
されて(711)、クレジットで決済された金額と商品
の金額との差額(釣銭)に相当する電子マネーがICカ
ードにロードされる(712)。その後、ICカード内
の電子マネーの残高が表示されて(713)、かつユー
ザカードが排出される(714)。
【0095】以上のように、ICカードクレジットの機
能を利用して、現金や電子マネーと同様に自動販売機で
商品を購入したり、釣銭に相当する電子マネーをユーザ
のICカードにロードしたりすることが可能である。こ
の場合、クレジットでの取引履歴を上記のように店舗用
カード(内蔵カード)や、あるいは店舗用端末内部のメ
モリに格納できるため、オフラインの構成でもクレジッ
ト機能を実現することができ、既存の自動販売機でも安
価で対応することができる。
【0096】なお、ICカードクレジット同様に、IC
カードを利用したデビット機能でも本発明は実現可能で
あり、この場合もオフラインの構成で処理を行なうこと
ができる。また、取引履歴はまとめてセンタに送信すれ
ばよいので、例えばICカード内に格納された取引履歴
をサービスマンが携帯する携帯端末でセンタに送ればよ
い。
【0097】最後に、図20を用いてセンタとオンライ
ンでの回線接続が可能な自動販売機の一例を説明する。
自動販売機本体626は、主制御部627、硬貨メック
部628、ビルバリ部629、金額データなどを表示す
る表示部630、商品を選択する選択ボタン部631、
商品を排出する排出機構部632、センタと公衆回線等
で接続するための回線接続部633、ICカードR/W
部634、各ユニットを接続するバスライン635を有
する。自動販売機626は、クレジット、デビット、電
子マネー取り引きでのセンタ処理を行なうセンタ636
と通信を行う。
【0098】本実施例でクレジットやデビットの機能で
商品を購入する場合は、上述したように自動販売機内部
でオフライン処理を行なってもよいが、センタ636に
接続してオンラインで処理をすることも可能である。そ
のため、ICカードクレジットのみならず、従来の磁気
カードを使用したクレジットやデビットでも、磁気カー
ドを読み取るための磁気カードリーダを自動販売機に取
り付けるのみで対応可能である。
【0099】一方、図20に示す実施例で硬貨・紙幣や
電子マネーで商品を購入する場合や、釣銭を硬貨・紙幣
や電子マネーで受け取る場合は、決済処理を自動販売機
626内部でのオフライン処理で対応可能である。つま
り、硬貨・紙幣や電子マネーでの決済時にはセンタと回
線接続をしてオンライン処理を行なう必要が無い。しか
しながら、釣銭としてロードする電子マネーが内蔵カー
ドに不足した場合に、本発明では、センタに接続してオ
ンラインで内蔵カードに電子マネーを補充することも可
能である。そのため、上述する実施例のように内蔵カー
ド取り出して電子マネーを補充するなどの手間が省け
る。
【0100】
【発明の効果】本発明によれば、自動販売機により電子
マネーを容易にICカードに充填することができ、IC
カードユーザーの利便性を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る自動販売機での構成図であ
る。
【図2】第1の実施例に係る自動販売機でのICカード
R/Wの構成図である。
【図3】第1の実施例に係る自動販売機での外観図であ
る。
【図4】第1の実施例に係る自動販売機の処理シーケン
スである。
【図5】第1の実施例に係る自動販売機での操作フロー
である。
【図6】第2の実施例に係る自動販売機での処理シーケ
ンスである。
【図7】第2の実施例に係る自動販売機での操作フロー
である。
【図8】第3の実施例に係る自動販売機での操作フロー
である。
【図9】第4の実施例に係る自動販売機での構成図であ
る。
【図10】第4の実施例に係る自動販売機でのICカー
ドR/Wの構成図である。
【図11】第4の実施例に係る自動販売機での処理シー
ケンスのである。
【図12】第5の実施例に係る自動販売機の外観図であ
る。
【図13】第5の実施例に係る自動販売機での操作フロ
ーである。
【図14】第6の実施例に係る自動販売機での構成図で
ある。
【図15】第6の実施例に係る自動販売機での外観図で
ある。
【図16】第6の実施例に係る自動販売機での操作フロ
ーである。
【図17】第7の実施例に係る自動販売機での構成図で
ある。
【図18】第7の実施例に係る自動販売機でのICカー
ドR/Wの構成図である。
【図19】第7の実施例に係る自動販売機のユーザの操
作フローである。
【図20】第8の実施例に係る自動販売機での構成図で
ある。
【符号の説明】
1…自動販売機、2…主制御部、3…コインメック部、
4…ビルバリ部、5…表示部、6…選択ボタン部、7…
搬出機構部、8…ICカードR/W部、9…バスライン
部、10…ユーザ用ICカード、11…演算処理部、1
2…接続部、13…金額情報記憶部、14…演算処理
部、15…メモリ部、16…ユーザカード読み書き部、
17…通信ドライバ部、18…外部端子、19…内蔵カ
ード読み書き部、20…店舗用ICカード、21…接続
部、22…演算処理部、23…金額情報記憶部、24…
選択ボタン部、25…表示部、26…ICカード挿入
口、27…紙幣挿入口、28…硬貨挿入口、29…商品
取り出し口、35…自動販売機、36…主制御部、37
…ビルバリ部、38…表示部、39…選択ボタン部、4
0…搬出機構部、41…ICカードR/W部、42…コ
インメック部、43…バスライン部、45…演算処理
部、46…メモリ部、47…ユーザカード読み書き部、
48…通信ドライバ部、49…外部端子、50…内蔵カ
ード読み書き部、51…通信ドライバ部、52…コイン
メック用外部端子、68…自動販売機、69…選択ボタ
ン部、70…表示部、71…ICカード挿入口、72…
紙幣挿入口、73…硬貨挿入口、74…商品取り出し
口、75…自動販売機、76…主制御部、77…コイン
メック部、78…ビルバリ部、79…表示部、80…選
択ボタン部、81…搬出機構部、82…ICカードR/
W部、83…バスライン部、84…ユーザ用ICカー
ド、85…演算処理部、86…アンテナ部、87…金額
情報記憶部、88…選択ボタン部、89…表示部、90
…ICカード挿入口、91…「カード販売」ボタン、9
2…「お釣り」ボタン、93は紙幣挿入口、94は硬貨
挿入口、95は商品取り出し口、601…自動販売機、
602…主制御部、603…コインメック部、604…
ビルバリ部、605…表示部、606…選択ボタン部、
607…搬出機構部、608…ICカードR/W部、6
09…バスライン部、610…ユーザ用ICカード、6
11…演算処理部、612…接続部、613…ID番号
記憶部、614…金額情報記憶部、615…演算処理
部、616…メモリ部、617…ユーザカード読み書き
部、618…通信ドライバ部、619…外部端子、62
0…内蔵カード読み書き部、621…店舗用ICカー
ド、622…接続部、623…演算処理部、624…金
額情報記憶部、625…売上履歴記憶部、626…自動
販売機、627…主制御部、628…コインメック部、
629…ビルバリ部、630…表示部、631…選択ボ
タン部、632…搬出機構部、633…回線制御部、6
34…ICカードR/W部、635…バスライン部、6
36…センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米田 幸一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 井上 雅之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 稲光 哲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 CA02 CA06 DA04 DC06 EB01 FA02 5B049 CC09 CC39 DD04 EE21 FF08 5B055 CB00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICカードに格納された金額情報の読み取
    り書き込みを行なうICカード読み書き手段と、 投入された硬貨又は紙幣を処理する硬貨/紙幣処理手段
    と、 商品を搬出する商品搬出手段と、 該硬貨/紙幣処理手段により検出された硬貨/紙幣の投入
    金額の合計と該商品の価格の関係から釣銭が生じたとき
    に、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額情報として該
    ICカード内に書き込むよう該ICカード読み書き手段
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動販売機において、 該商品を選択を指示する商品選択指示手段と、 該制御手段は、前記ICカード手段読み書き手段により
    該ICカードが挿入が検知された後に該商品選択指示手
    段により商品が選択された場合は、前記硬貨/紙幣処理
    手段により検出された硬貨/紙幣の投入金額の合計と前
    記選択指示手段により選択された商品の価格の関係から
    釣銭が生じたときに、該釣銭金額と同等の金銭的価値を
    金額情報として該ICカード内に書き込むよう該ICカ
    ード読み書き手段を制御し、 前記ICカード手段読み書き手段により該ICカードが
    挿入が検知されずに該商品選択指示手段により商品が選
    択された場合は、前記硬貨/紙幣処理手段により検出さ
    れた硬貨/紙幣の投入金額の合計と前記選択指示手段に
    より選択された商品の価格の関係から釣銭が生じたとき
    に、前記釣銭を紙幣又は硬貨として返却するよう該硬貨
    /紙幣処理手段を制御することを特徴とする自動販売
    機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の自動販売機において、 前記制御手段は、前記硬貨/紙幣処理手段により検出さ
    れた硬貨/紙幣の投入金額の合計と前記商品の価格の関
    係から釣銭が生じたときに、所定時間内に前記ICカー
    ド読み書き手段により該ICカードの挿入が検知された
    ときは、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額情報とし
    て該ICカード内に書き込むよう該ICカード読み書き
    手段を制御し、該所定時間内に前記ICカード読み書き
    手段により該ICカードの挿入が検知されないときは、
    釣銭を紙幣又は硬貨として返却するよう該硬貨/紙幣処
    理手段を制御することを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の自動販売機において、 該釣銭を前記ICカードに書きこむ金額情報として返却
    するか、前記紙幣又は硬貨として返却するかを選択する
    釣銭種類選択手段を有し、 前記制御手段は、前記硬貨/紙幣処理手段により検出さ
    れた硬貨/紙幣の投入金額の合計と前記商品の価格の関
    係から釣銭が生じたときに、該釣銭種類選択手段により
    前記ICカードに書きこむ金額情報が選択されたとき
    は、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額情報として該
    ICカード内に書き込むよう該ICカード読み書き手段
    を制御し、該釣銭種類選択手段により前記前記紙幣又は
    硬貨が選択されたときは、前記釣銭を紙幣又は硬貨とし
    て返却するよう該硬貨/紙幣処理手段及び前記釣銭返却
    手段を制御することを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の自動販売機において、 前記制御手段は、前記紙幣又は硬貨の釣銭切れの際に、
    前記硬貨/紙幣処理手段により検出された硬貨/紙幣の投
    入金額の合計と前記商品の価格の関係から釣銭が生じた
    ときに、前記ICカード読み書き手段により前記ICカ
    ードが挿入された場合は、前記商品搬出手段により前記
    商品を搬出させ、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額
    情報として該ICカード内に書き込むよう該ICカード
    読み書き手段を制御することを特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】ICカードに格納された金額情報の読み取
    り書き込みを行なうICカード読み書き手段と、 投入された硬貨又は紙幣を処理する硬貨/紙幣処理手段
    と、 商品の選択を指示する商品選択指示手段と、 該商品選択指示手段により選択された商品を搬出する商
    品搬出手段と、 該硬貨/紙幣処理手段により検出された硬貨/紙幣の投入
    金額の合計額を全てICカードに書き込むロード処理を
    指示するロード処理選択指示手段と、 該ロード処理選択指示手段が操作されたときに、該硬貨
    /紙幣処理手段により検出された硬貨/紙幣の投入金額の
    合計額を全てICカードに書き込むよう該ICカード読
    み書き手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する自動販売機。
  7. 【請求項7】前記請求項1乃至5のいずれかに記載の自
    動販売機において、 前記硬貨/紙幣処理手段により検出された硬貨/紙幣の投
    入金額の合計額を全てICカードに書き込むロード処理
    を指示するロード処理選択指示手段を有し、 前記制御手段は、該ロード処理選択指示手段が操作され
    たときに、該硬貨/紙幣処理手段により検出された硬貨/
    紙幣の投入金額の合計額を全てICカードに書き込むよ
    う該ICカード読み書き手段を制御することを特徴とす
    る自動販売機。
  8. 【請求項8】前記請求項1乃至7のいずれかに記載の自
    動販売機において、 前記制御手段は、前記硬貨/紙幣処理手段と、前記商品
    搬出手段と、前記ICカード読み書き手段を直接制御す
    ることを特徴とする自動販売機。
  9. 【請求項9】前記請求項1乃至7のいずれかに記載の自
    動販売機において、 前記制御手段は、前記商品搬出手段と、前記ICカード
    読み書き手段を直接制御し、前記硬貨/紙幣処理手段は
    前記ICカード読み書き手段を介して間接的に制御する
    ことを特徴とする自動販売機。
  10. 【請求項10】ICカードに格納された金額情報の読み
    取り書き込みを行なうICカード読み書き手段と、 商品の選択を指示する商品選択指示手段と、 該商品選択指示手段により選択された商品を搬出する商
    品搬出手段と、 クレジット処理を指示するクレジット処理選択指示手段
    と、 該クレジット処理選択指示手段が操作され、該商品選択
    指示手段により商品が選択されたときは、クレジット金
    額の合計と該商品の価格の関係から釣銭が生じたとき
    に、該釣銭金額と同等の金銭的価値を金額情報として該
    ICカード内に書き込むよう該ICカード読み書き手段
    を制御し、該クレジット処理選択指示手段が操作され、
    該商品選択指示手段により商品が選択ないときは、クレ
    ジットを希望する額を全てICカードに書き込むよう該
    ICカード読み書き手段を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
  11. 【請求項11】前記請求項1乃至10のいずれかに記載
    の自動販売機において、 前記ICカードは接触式のICカードであり、前記IC
    カード読み書き手段は前記ICカードの接続部と接続可
    能なコネクタを有していることを特徴とする自動販売
    機。
  12. 【請求項12】前記請求項1乃至10のいずれかに記載
    の自動販売機において、 前記ICカードは非接触式のICカードであり、前記I
    Cカード読み書き手段は前記非接触式ICカードと無線
    でデータのやり取りを行うアンテナ手段を有することを
    特徴とする自動販売機。
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