JPH09167279A - 制限付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売方法 - Google Patents
制限付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売方法Info
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- JPH09167279A JPH09167279A JP33007795A JP33007795A JPH09167279A JP H09167279 A JPH09167279 A JP H09167279A JP 33007795 A JP33007795 A JP 33007795A JP 33007795 A JP33007795 A JP 33007795A JP H09167279 A JPH09167279 A JP H09167279A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 販売制限を設けながらも、サービスを低下さ
せることのない良好な販売機能を有する制限付自動販売
機及びこの販売機における良好な物品の販売方法を提供
する。 【解決手段】 販売機１は、年齢制限が設けられた物品
としての酒類を時間帯に応じて販売制限するものであ
り、その前面部には、希望の商品を選択する選択ボタン
２５を備えた選択部２、商品購入の際に硬貨を投入する
硬貨投入口３、販売制限に関する情報を表示する制限情
報提示部５、利用者が提示する身分証明書１０の読取り
を行う証明書読取部６等を有して構成されている。これ
により証明書読取部６は、身分証明書１０の年齢情報を
読み取り、制御部は、この読取部により読み取られた年
齢情報に基づき前記物品の販売制限を行う。これによ
り、一定の販売制限を設けながらも、購入資格のある者
に対してはサービスを低下させることのない良好な販売
機能を有する制限付自動販売機の提供が可能である。
せることのない良好な販売機能を有する制限付自動販売
機及びこの販売機における良好な物品の販売方法を提供
する。 【解決手段】 販売機１は、年齢制限が設けられた物品
としての酒類を時間帯に応じて販売制限するものであ
り、その前面部には、希望の商品を選択する選択ボタン
２５を備えた選択部２、商品購入の際に硬貨を投入する
硬貨投入口３、販売制限に関する情報を表示する制限情
報提示部５、利用者が提示する身分証明書１０の読取り
を行う証明書読取部６等を有して構成されている。これ
により証明書読取部６は、身分証明書１０の年齢情報を
読み取り、制御部は、この読取部により読み取られた年
齢情報に基づき前記物品の販売制限を行う。これによ
り、一定の販売制限を設けながらも、購入資格のある者
に対してはサービスを低下させることのない良好な販売
機能を有する制限付自動販売機の提供が可能である。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、年齢制限が設けら
れた物品を販売する制限付自動販売機及び制限付自動販
売機における物品の販売方法に関するものである。
れた物品を販売する制限付自動販売機及び制限付自動販
売機における物品の販売方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の制限付自動販売機としては、例え
ば酒類の自動販売機（以下、単に「販売機」ともい
う。）がある。これは、未成年者が人目のない夜間に酒
類を購入し飲酒を行う等の問題を避けるため、深夜の間
だけ販売制限時間帯を設けその販売機能を一切停止する
というものである。
ば酒類の自動販売機（以下、単に「販売機」ともい
う。）がある。これは、未成年者が人目のない夜間に酒
類を購入し飲酒を行う等の問題を避けるため、深夜の間
だけ販売制限時間帯を設けその販売機能を一切停止する
というものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記酒
類の販売機びこの販売機における物品の販売方法による
と、未成年者への商品の購入を停止するだけでなく、本
来購入資格のある成人への商品の販売をも停止すること
になってしまう。このため、成年者が例えば深夜に酒類
の購入をしようとしても購入できず、無人の状態でいつ
でも商品購入ができるという販売機本来のメリットがな
くなり、サービスの低下をまねくという問題が生じる。
類の販売機びこの販売機における物品の販売方法による
と、未成年者への商品の購入を停止するだけでなく、本
来購入資格のある成人への商品の販売をも停止すること
になってしまう。このため、成年者が例えば深夜に酒類
の購入をしようとしても購入できず、無人の状態でいつ
でも商品購入ができるという販売機本来のメリットがな
くなり、サービスの低下をまねくという問題が生じる。
【０００４】また、酒類に限らず、タバコ、成年向雑誌
等の販売機の使用は、本来購入者に対する制限がなされ
るべきものであるが、実際には販売機の性質上、誰でも
使用でき公衆道徳の点での問題が生じる。
等の販売機の使用は、本来購入者に対する制限がなされ
るべきものであるが、実際には販売機の性質上、誰でも
使用でき公衆道徳の点での問題が生じる。
【０００５】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、一定の販売制限を設けながらも、購入
資格のある者に対してはサービスを低下させることのな
い良好な販売機能を有する制限付自動販売機及び制限付
自動販売機における物品の販売方法を提供する事を目的
とする。
れたものであり、一定の販売制限を設けながらも、購入
資格のある者に対してはサービスを低下させることのな
い良好な販売機能を有する制限付自動販売機及び制限付
自動販売機における物品の販売方法を提供する事を目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の制限付自動販売機は、年齢制限が設けられた
物品を販売する制限付自動販売機において、少なくとも
年齢情報が記録された身分証明書の記録情報を読み取る
読取部と、この読取部により読み取られた年齢情報に基
づき前記物品の販売制限を行う販売制御部とを有したこ
とを特徴とする。
に本発明の制限付自動販売機は、年齢制限が設けられた
物品を販売する制限付自動販売機において、少なくとも
年齢情報が記録された身分証明書の記録情報を読み取る
読取部と、この読取部により読み取られた年齢情報に基
づき前記物品の販売制限を行う販売制御部とを有したこ
とを特徴とする。
【０００７】このような制限付自動販売機によれば、読
取部は、身分証明書の年齢情報を読み取り、販売制御部
は、この読取部により読み取られた年齢情報に基づき前
記物品の販売制限を行う。
取部は、身分証明書の年齢情報を読み取り、販売制御部
は、この読取部により読み取られた年齢情報に基づき前
記物品の販売制限を行う。
【０００８】また、本発明の制限付自動販売機は、年齢
制限が設けられた物品を時間帯に応じて販売制限する制
限付自動販売機において、前記販売制限をする時間帯の
時刻を計る計時部と、この計時部により計られた販売制
限時間帯に、少なくとも年齢情報が記録された身分証明
書の記録情報を読み取る読取部と、前記販売制限時間帯
に、前記読取部により読み取られた年齢情報に基づき前
記物品の販売制限を行う販売制御部とを有したことを特
徴とする。
制限が設けられた物品を時間帯に応じて販売制限する制
限付自動販売機において、前記販売制限をする時間帯の
時刻を計る計時部と、この計時部により計られた販売制
限時間帯に、少なくとも年齢情報が記録された身分証明
書の記録情報を読み取る読取部と、前記販売制限時間帯
に、前記読取部により読み取られた年齢情報に基づき前
記物品の販売制限を行う販売制御部とを有したことを特
徴とする。
【０００９】このような制限付自動販売機によれば、読
取部は、計時部により計られた販売制限時間帯に身分証
明書の年齢情報を読み取り、販売制御部は、販売制限時
間帯においてはこの読取部により読み取られた年齢情報
に基づき前記物品の販売制限を行う。
取部は、計時部により計られた販売制限時間帯に身分証
明書の年齢情報を読み取り、販売制御部は、販売制限時
間帯においてはこの読取部により読み取られた年齢情報
に基づき前記物品の販売制限を行う。
【００１０】さらに、本発明の制限付自動販売機は、年
齢制限が設けられた物品を販売する制限付自動販売機に
おいて、少なくとも年齢情報が記録された身分証明書の
記録情報を読み取る読取部と、前記販売に関する履歴情
報を記録する履歴記録部と、この履歴記録部により記録
された履歴情報及び前記読取部により読み取られた年齢
情報に基づき前記物品の販売制限を行う販売制御部とを
有することを特徴とする。
齢制限が設けられた物品を販売する制限付自動販売機に
おいて、少なくとも年齢情報が記録された身分証明書の
記録情報を読み取る読取部と、前記販売に関する履歴情
報を記録する履歴記録部と、この履歴記録部により記録
された履歴情報及び前記読取部により読み取られた年齢
情報に基づき前記物品の販売制限を行う販売制御部とを
有することを特徴とする。
【００１１】このような制限付自動販売機によれば、履
歴記録部は、読取部により読み取られた身分証明書の証
明書番号や販売機の利用回数等を記録し、販売制御部
は、この履歴記録部により記録された履歴情報及び前記
読取部により読み取られた年齢情報に基づき前記物品の
販売制限を行う。
歴記録部は、読取部により読み取られた身分証明書の証
明書番号や販売機の利用回数等を記録し、販売制御部
は、この履歴記録部により記録された履歴情報及び前記
読取部により読み取られた年齢情報に基づき前記物品の
販売制限を行う。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【００１３】（実施の第１の形態）まず、本発明による
実施の第１の形態を説明する。
実施の第１の形態を説明する。
【００１４】図１は、本発明による制限付自動販売機の
実施の一形態を示す外観斜視図である。尚、ここでは、
本発明による制限付自動販売機を酒類の販売機に適用し
た例を示す。
実施の一形態を示す外観斜視図である。尚、ここでは、
本発明による制限付自動販売機を酒類の販売機に適用し
た例を示す。
【００１５】同図に示した販売機１は、年齢制限が設け
られた物品としての酒類を時間帯に応じて販売制限する
ものであり、その前面部には、希望の商品を選択する選
択ボタン２５及び選択ランプ２６を備えた選択部２と、
商品購入の際に硬貨を投入する硬貨投入口３と、釣り銭
があった時にその受け渡しをする釣銭受取部４と、販売
制限に関する情報を表示する制限情報提示部５と、利用
者が提示する身分証明書１０の読取りを行う証明書読取
部６と、選択された商品を排出する商品取出口７と、商
品の見本を提示する商品見本提示部８とを有して構成さ
れている。
られた物品としての酒類を時間帯に応じて販売制限する
ものであり、その前面部には、希望の商品を選択する選
択ボタン２５及び選択ランプ２６を備えた選択部２と、
商品購入の際に硬貨を投入する硬貨投入口３と、釣り銭
があった時にその受け渡しをする釣銭受取部４と、販売
制限に関する情報を表示する制限情報提示部５と、利用
者が提示する身分証明書１０の読取りを行う証明書読取
部６と、選択された商品を排出する商品取出口７と、商
品の見本を提示する商品見本提示部８とを有して構成さ
れている。
【００１６】上記において、制限情報提示部５は、後述
の制限情報表示ランプ２７の点灯により商品の販売制限
時間帯等の販売制限に係る情報を提示し、身分証明書１
０の提示を利用者に促すものである。
の制限情報表示ランプ２７の点灯により商品の販売制限
時間帯等の販売制限に係る情報を提示し、身分証明書１
０の提示を利用者に促すものである。
【００１７】身分証明書１０は、販売制限時間帯に利用
者が証明書読取部６に提示するものであり、例えば免許
証、保険証等の公的な証明書で、少なくとも年齢が特定
できるようなものである。また、身分証明書１０の情報
記載、格納方式（記録方式）はここでは特に限定しない
が、例えば、磁気カードや非接触式ＩＣカード等いずれ
の方式であってもよい。但し、情報の記録方式に応じて
証明書読取部６の読取方式も当然変更される。
者が証明書読取部６に提示するものであり、例えば免許
証、保険証等の公的な証明書で、少なくとも年齢が特定
できるようなものである。また、身分証明書１０の情報
記載、格納方式（記録方式）はここでは特に限定しない
が、例えば、磁気カードや非接触式ＩＣカード等いずれ
の方式であってもよい。但し、情報の記録方式に応じて
証明書読取部６の読取方式も当然変更される。
【００１８】次に、図２のブロック図を参照して販売機
１の制御系の構成を説明する。
１の制御系の構成を説明する。
【００１９】同図に示したように、販売機１の制御系
は、ブロック全体を制御する制御部２２を有し、この制
御部２２に前記証明書読取部６と、硬貨処理部２３と、
販売制限をする時間帯の時刻を計る計時部２４と、選択
ボタン２５と、選択ランプ２６と、制限情報表示ランプ
２７と、搬出処理部２８とが接続されて構成されてい
る。
は、ブロック全体を制御する制御部２２を有し、この制
御部２２に前記証明書読取部６と、硬貨処理部２３と、
販売制限をする時間帯の時刻を計る計時部２４と、選択
ボタン２５と、選択ランプ２６と、制限情報表示ランプ
２７と、搬出処理部２８とが接続されて構成されてい
る。
【００２０】ここで、前記証明書読取部６は、身分証明
書１０に記録された年齢情報、証明書番号等の記録情報
を読み取るものである。尚、この証明書読取部６の読取
方式は、当然身分証明書１０の形式に応じたものであ
り、例えば身分証明書１０として単なる文字記載型の証
明書を対象とするのであれば光学式読取装置が適用さ
れ、ＩＣカード型であればＩＣカード読取装置が適用さ
れる。その他にも証明書読取部６は、身分証明書１０の
形式に応じて無線カード方式に対応した読取装置であっ
てもよい。
書１０に記録された年齢情報、証明書番号等の記録情報
を読み取るものである。尚、この証明書読取部６の読取
方式は、当然身分証明書１０の形式に応じたものであ
り、例えば身分証明書１０として単なる文字記載型の証
明書を対象とするのであれば光学式読取装置が適用さ
れ、ＩＣカード型であればＩＣカード読取装置が適用さ
れる。その他にも証明書読取部６は、身分証明書１０の
形式に応じて無線カード方式に対応した読取装置であっ
てもよい。
【００２１】前記硬貨処理部２３は、硬貨投入口３に投
入された硬貨の種類と真偽を識別するとともに、投入さ
れた硬貨の合計金額を演算するものである。また、硬貨
処理部２３は、商品購入後に釣銭受取部４に返却すべき
釣り銭の計算をも行うようになっている。
入された硬貨の種類と真偽を識別するとともに、投入さ
れた硬貨の合計金額を演算するものである。また、硬貨
処理部２３は、商品購入後に釣銭受取部４に返却すべき
釣り銭の計算をも行うようになっている。
【００２２】前記選択ランプ２６は、選択ボタン２５に
一体的に設けられ前記制御部２２の制御の下で点灯する
ものであり、投入された硬貨の額に応じて商品が購入可
能な状態か否かをその点灯により知らせるようになって
いる。
一体的に設けられ前記制御部２２の制御の下で点灯する
ものであり、投入された硬貨の額に応じて商品が購入可
能な状態か否かをその点灯により知らせるようになって
いる。
【００２３】前記制限情報表示ランプ２７は、前記制御
部２２の制御の下で点灯し、商品の販売制限時間帯にお
ける販売制限に係る情報を表示するものであり、例えば
販売制限時間帯にはその旨を表示するとともに「身分証
の提示が必要です。」等の表示をするようになってい
る。
部２２の制御の下で点灯し、商品の販売制限時間帯にお
ける販売制限に係る情報を表示するものであり、例えば
販売制限時間帯にはその旨を表示するとともに「身分証
の提示が必要です。」等の表示をするようになってい
る。
【００２４】前記搬出処理部２８は、前記制御部２２の
制御の下で販売機内部の商品貯蔵部から販売内容に応じ
た数量の商品を搬送し、商品取出口７に導くためのもの
である。
制御の下で販売機内部の商品貯蔵部から販売内容に応じ
た数量の商品を搬送し、商品取出口７に導くためのもの
である。
【００２５】前記制御部２２は、販売制限時間帯に、証
明書読取部６により読み取られた年齢情報に基づき商品
の販売制限を行うよう販売機能の制御を行うものであ
る。
明書読取部６により読み取られた年齢情報に基づき商品
の販売制限を行うよう販売機能の制御を行うものであ
る。
【００２６】また、制御部２２は、証明書読取部６で読
み取られた身分証明書１０が正規なものであるか否かの
判断をも行うようになっている。
み取られた身分証明書１０が正規なものであるか否かの
判断をも行うようになっている。
【００２７】次に、販売機１の動作及びこの販売機１に
おける商品のの販売方法を図３に示すフローチャートに
従い説明する。図３は、販売機１の動作を示すフローチ
ャートである。
おける商品のの販売方法を図３に示すフローチャートに
従い説明する。図３は、販売機１の動作を示すフローチ
ャートである。
【００２８】販売機１によれば、計時部２４により計ら
れた時刻に応じて身分証明書１０の提示が要求される。
すなわち、まず制御部２２は、計時部２４により計られ
た現在時刻が販売制限時間帯であるか否かを判断し（Ｓ
１）、販売制限時間帯である場合には（Ｓ１；ＹＥ
Ｓ）、制限情報表示ランプ２７を点灯させ制限情報提示
部５に「身分証の提示が必要です。」等の表示をし、利
用者に対し身分証明書１０の提示を要求する（Ｓ２）。
れた時刻に応じて身分証明書１０の提示が要求される。
すなわち、まず制御部２２は、計時部２４により計られ
た現在時刻が販売制限時間帯であるか否かを判断し（Ｓ
１）、販売制限時間帯である場合には（Ｓ１；ＹＥ
Ｓ）、制限情報表示ランプ２７を点灯させ制限情報提示
部５に「身分証の提示が必要です。」等の表示をし、利
用者に対し身分証明書１０の提示を要求する（Ｓ２）。
【００２９】ここで、販売制限時間帯に身分証明書１０
の提示があった場合には（Ｓ３；ＹＥＳ）、証明書読取
部６により身分証明書１０の読取り処理が行われる（Ｓ
４）。
の提示があった場合には（Ｓ３；ＹＥＳ）、証明書読取
部６により身分証明書１０の読取り処理が行われる（Ｓ
４）。
【００３０】証明書読取部６による読取り処理が終わる
と、制御部２２は、読み取られた身分証明書１０が正規
のものであるか否かの判断を行う（Ｓ５）。ここで、正
規のものでないと判断した場合には販売をいったん中止
する。
と、制御部２２は、読み取られた身分証明書１０が正規
のものであるか否かの判断を行う（Ｓ５）。ここで、正
規のものでないと判断した場合には販売をいったん中止
する。
【００３１】また、身分証明書１０が正規のものである
場合には（Ｓ５；ＹＥＳ）、さらに制御部２２は身分証
明書１０に記録された年齢情報が制限年齢（酒類の場合
には２０才）以上か否かの判断を行う（Ｓ６）。ここ
で、制限年齢より下であった場合には販売をいったん中
止する。
場合には（Ｓ５；ＹＥＳ）、さらに制御部２２は身分証
明書１０に記録された年齢情報が制限年齢（酒類の場合
には２０才）以上か否かの判断を行う（Ｓ６）。ここ
で、制限年齢より下であった場合には販売をいったん中
止する。
【００３２】前記ステップＳ１において販売制限時間帯
でない場合（Ｓ１；ＮＯ）又は前記ステップＳ６におい
て制限年齢以上と判断した場合には（Ｓ６；ＹＥＳ）、
次に制御部２２は、一定時間内に硬貨投入口３に硬貨の
投入があったか否かを判断し（Ｓ７）、一定時間内に硬
貨の投入がなければ、初期状態に戻る。
でない場合（Ｓ１；ＮＯ）又は前記ステップＳ６におい
て制限年齢以上と判断した場合には（Ｓ６；ＹＥＳ）、
次に制御部２２は、一定時間内に硬貨投入口３に硬貨の
投入があったか否かを判断し（Ｓ７）、一定時間内に硬
貨の投入がなければ、初期状態に戻る。
【００３３】また、硬貨の投入があった場合には（Ｓ
７；ＹＥＳ）、投入された硬貨の合計金額が硬貨処理部
２３により計算され、これに基づき制御部２２が硬貨の
合計金額が商品の購入可能な一定金額以上に達している
か否かを判断する（Ｓ８）。ここで、一定金額に達して
いなかった場合には販売をいったん中止する。
７；ＹＥＳ）、投入された硬貨の合計金額が硬貨処理部
２３により計算され、これに基づき制御部２２が硬貨の
合計金額が商品の購入可能な一定金額以上に達している
か否かを判断する（Ｓ８）。ここで、一定金額に達して
いなかった場合には販売をいったん中止する。
【００３４】一定金額以上に達している場合には（Ｓ
８；ＹＥＳ）、制御部２２は投入金額に応じて選択ラン
プ２６を点灯させ（Ｓ９）、次に一定時間内に選択ボタ
ン２５による選択がなされたか否かを判断する（Ｓ１
０）。ここで、選択がなされなかった場合には販売をい
ったん中止する。
８；ＹＥＳ）、制御部２２は投入金額に応じて選択ラン
プ２６を点灯させ（Ｓ９）、次に一定時間内に選択ボタ
ン２５による選択がなされたか否かを判断する（Ｓ１
０）。ここで、選択がなされなかった場合には販売をい
ったん中止する。
【００３５】前記ステップＳ１０で一定時間内に商品の
選択がなされた場合には（Ｓ１０；ＹＥＳ）、次に商品
の販売処理がなされ、選択された商品が搬出処理部２８
により商品取出口７に導かれる（Ｓ１１）。以上の商品
の販売処理が終了すると再び初期状態に戻り、販売待機
状態となる。
選択がなされた場合には（Ｓ１０；ＹＥＳ）、次に商品
の販売処理がなされ、選択された商品が搬出処理部２８
により商品取出口７に導かれる（Ｓ１１）。以上の商品
の販売処理が終了すると再び初期状態に戻り、販売待機
状態となる。
【００３６】以上説明したように本実施の形態による販
売機１によれば、購入資格のある成人への販売を停止す
ことなく販売制限時間帯である夜間における未成年者の
酒類の購入を防止できる。従ってサービスの低下を招く
こともない。
売機１によれば、購入資格のある成人への販売を停止す
ことなく販売制限時間帯である夜間における未成年者の
酒類の購入を防止できる。従ってサービスの低下を招く
こともない。
【００３７】（実施の第２の形態）次に、本発明による
実施の第２の形態を説明する。
実施の第２の形態を説明する。
【００３８】図４は、実施の第２の形態による制限付自
動販売機１の制御系の構成を示すブロック図である。
動販売機１の制御系の構成を示すブロック図である。
【００３９】本実施の形態における販売機１の構成は、
上記実施の第１の形態とほぼ同様のものであるが、さら
に図４に示したように制御部２２に接続される履歴記録
部２９を付加して構成されたものである。尚、この履歴
記録部２９以外の構成及び動作は上記実施の第１の形態
とほぼ同様であるため以下ではその説明は省略する。
上記実施の第１の形態とほぼ同様のものであるが、さら
に図４に示したように制御部２２に接続される履歴記録
部２９を付加して構成されたものである。尚、この履歴
記録部２９以外の構成及び動作は上記実施の第１の形態
とほぼ同様であるため以下ではその説明は省略する。
【００４０】前記履歴記録部２９は、販売に関する履歴
情報を記録するものである。履歴記録部２９はこの履歴
情報として、例えば証明書読取部６によって読み取られ
た身分証明書１０の証明書番号を記録するとともに、こ
の証明書番号ごとに利用された利用回数を記録するよう
になっている。これにより、例えば多数回商品を購入し
ている利用者に対して割引きサービス等のサービスが行
える。また、身分証明書１０の真の所有者以外の者が身
分証明書１０を使って不正に商品の購入をするのを防ぐ
ことができる。例えば、未成年者が他人の身分証明書１
０を使おうとした場合、真の身分証明書１０の保有者に
よる届け出を基にこの身分証明書１０の使用禁止情報を
履歴記録部２９に記録し、これに従い制御部２２が販売
制御を行うことができる。
情報を記録するものである。履歴記録部２９はこの履歴
情報として、例えば証明書読取部６によって読み取られ
た身分証明書１０の証明書番号を記録するとともに、こ
の証明書番号ごとに利用された利用回数を記録するよう
になっている。これにより、例えば多数回商品を購入し
ている利用者に対して割引きサービス等のサービスが行
える。また、身分証明書１０の真の所有者以外の者が身
分証明書１０を使って不正に商品の購入をするのを防ぐ
ことができる。例えば、未成年者が他人の身分証明書１
０を使おうとした場合、真の身分証明書１０の保有者に
よる届け出を基にこの身分証明書１０の使用禁止情報を
履歴記録部２９に記録し、これに従い制御部２２が販売
制御を行うことができる。
【００４１】さらに、履歴記録部２９は履歴情報とし
て、証明書読取部６によって読み取られた身分証明書１
０の年齢情報を記録するようにしてもよい。これによ
り、例えば商品ごとの年齢による購買層を知ることがで
き、マーケティング等に応用可能である。
て、証明書読取部６によって読み取られた身分証明書１
０の年齢情報を記録するようにしてもよい。これによ
り、例えば商品ごとの年齢による購買層を知ることがで
き、マーケティング等に応用可能である。
【００４２】尚、本発明は、上述した実施の形態に限定
される事なく種々の変形実施が可能であり、例えば、上
記では物品を時間帯に応じて販売制限する場合について
述べたが、特に制限時間帯を設けず常に身分証明書１０
を提示した者に対してのみ物品の販売を行うようにして
もよい。これにより、酒類、タバコ、成年向雑誌等の購
入者に対する販売制限が厳格になされ、公衆道徳が侵さ
れる危険性を避けることができる。
される事なく種々の変形実施が可能であり、例えば、上
記では物品を時間帯に応じて販売制限する場合について
述べたが、特に制限時間帯を設けず常に身分証明書１０
を提示した者に対してのみ物品の販売を行うようにして
もよい。これにより、酒類、タバコ、成年向雑誌等の購
入者に対する販売制限が厳格になされ、公衆道徳が侵さ
れる危険性を避けることができる。
【００４３】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、身
分証明書の年齢情報を読み取り、この読み取られた年齢
情報に基づき物品の販売制限を行うので、一定の販売制
限を設けながらも、購入資格のある者に対してはサービ
スを低下させることのない良好な販売機能を有する制限
付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売
方法の提供が可能となる。
分証明書の年齢情報を読み取り、この読み取られた年齢
情報に基づき物品の販売制限を行うので、一定の販売制
限を設けながらも、購入資格のある者に対してはサービ
スを低下させることのない良好な販売機能を有する制限
付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売
方法の提供が可能となる。
【００４４】また、販売に関する履歴情報を記録可能と
したので、例えば、読み取られた身分証明書の証明書番
号や販売機の利用回数等を記録し、利用者に対して割引
きサービス等のサービスを行うこともできる。これによ
り、さらにサービスの充実した制限付自動販売機の提供
が可能となる。
したので、例えば、読み取られた身分証明書の証明書番
号や販売機の利用回数等を記録し、利用者に対して割引
きサービス等のサービスを行うこともできる。これによ
り、さらにサービスの充実した制限付自動販売機の提供
が可能となる。
【図１】本発明による制限付自動販売機の外観斜視図
【図２】本発明による制限付自動販売機の制御系の構成
を示すブロック図
を示すブロック図
【図３】本発明による制限付自動販売機の動作を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図４】実施の第２の形態による制限付自動販売機の制
御系の構成を示すブロック図
御系の構成を示すブロック図
１ 制限付自動販売機 ２ 選択部 ３ 硬貨投入口 ４ 釣銭受取部 ５ 制限情報提示部 ６ 証明書読取部 ７ 商品取出口 ８ 商品見本提示部 ２２ 制御部 ２３ 硬貨処理部 ２４ 計時部 ２５ 選択ボタン ２６ 選択ランプ ２７ 制限情報表示ランプ ２８ 搬出処理部 ２９ 履歴記録部
Claims (8)
- 【請求項１】 年齢制限が設けられた物品を販売する制
限付自動販売機において、 少なくとも年齢情報が記録された身分証明書の記録情報
を読み取る読取部と、 この読取部により読み取られた年齢情報に基づき前記物
品の販売制限を行う販売制御部と、 を有することを特徴とする制限付自動販売機。 - 【請求項２】 年齢制限が設けられた物品を時間帯に応
じて販売制限する制限付自動販売機において、 前記販売制限をする時間帯の時刻を計る計時部と、 この計時部により計られた販売制限時間帯に、少なくと
も年齢情報が記録された身分証明書の記録情報を読み取
る読取部と、 前記販売制限時間帯に、前記読取部により読み取られた
年齢情報に基づき前記物品の販売制限を行う販売制御部
と、 を有することを特徴とする制限付自動販売機。 - 【請求項３】 年齢制限が設けられた物品を販売する制
限付自動販売機において、 少なくとも年齢情報が記録された身分証明書の記録情報
を読み取る読取部と、 前記販売に関する履歴情報を記録する履歴記録部と、 この履歴記録部により記録された履歴情報及び前記読取
部により読み取られた年齢情報に基づき前記物品の販売
制限を行う販売制御部と、 を有することを特徴とする制限付自動販売機。 - 【請求項４】 前記読取部は、前記身分証明書として免
許証の記録情報を読み取ることを特徴とする請求項１、
２又は３記載の制限付自動販売機。 - 【請求項５】 前記読取部は、前記身分証明書としてＩ
Ｃカード型証明書の記録情報を読み取ることを特徴とす
る請求項１、２又は３記載の制限付自動販売機。 - 【請求項６】 前記履歴記録部は、前記履歴情報とし
て、少なくとも前記読取部により読み取られた身分証明
書の証明書番号を記録するとともに、この証明書番号ご
との販売機の利用回数を記録することを特徴とする請求
項３記載の制限付自動販売機。 - 【請求項７】 前記履歴記録部は、前記履歴情報とし
て、少なくとも前記読取部により読み取られた年齢情報
を記録することを特徴とする請求項３記載の制限付自動
販売機。 - 【請求項８】 年齢制限が設けられた物品を販売する制
限付自動販売機における物品の販売方法において、 少なくとも年齢情報が記録された身分証明書の記録情報
を読み取り、この読み取られた年齢情報に基づき前記物
品の販売の可否を判断し、この判断結果に基づき前記物
品の販売制限を行うことを特徴とする制限付自動販売機
における物品の販売方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33007795A JPH09167279A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 制限付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33007795A JPH09167279A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 制限付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167279A true JPH09167279A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18228531
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33007795A Pending JPH09167279A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 制限付自動販売機及び制限付自動販売機における物品の販売方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09167279A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2152883A1 (es) * | 1999-03-10 | 2001-02-01 | Fernandez Joaquin Marcos | Sistema de control aplicable a maquinas expendedoras. |
| KR100378342B1 (ko) * | 2000-09-19 | 2003-03-31 | (주)엘리트 커뮤니케이션즈 | 이미지 추출형 신분 인증장치 및 이를 이용한 신분 인증방법 |
| KR20040038451A (ko) * | 2002-11-01 | 2004-05-08 | (주)엘리트 커뮤니케이션즈 | 전자기기용 연령 인증장치 및 이를 이용한 연령 인증방법 |
| JP2010055027A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Fujitsu General Ltd | 入退室管理システム |
| JP2010287064A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Pfu Ltd | キオスク端末装置 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP33007795A patent/JPH09167279A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2152883A1 (es) * | 1999-03-10 | 2001-02-01 | Fernandez Joaquin Marcos | Sistema de control aplicable a maquinas expendedoras. |
| KR100378342B1 (ko) * | 2000-09-19 | 2003-03-31 | (주)엘리트 커뮤니케이션즈 | 이미지 추출형 신분 인증장치 및 이를 이용한 신분 인증방법 |
| KR20040038451A (ko) * | 2002-11-01 | 2004-05-08 | (주)엘리트 커뮤니케이션즈 | 전자기기용 연령 인증장치 및 이를 이용한 연령 인증방법 |
| JP2010055027A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Fujitsu General Ltd | 入退室管理システム |
| JP2010287064A (ja) * | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Pfu Ltd | キオスク端末装置 |
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|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
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Effective date: 20050712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050823 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |