JPH036689A - 自動販売機の販売情報確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複数種類の商品を販売する自動販売機の販売
情報確認装置に関する。

（従来の技術） 複数種類の商品から、商品選択スイッチにより選択され
た商品を、商品払い出し手段により払い出す自動販売機
は、一般に広く普及している。

しかし、販売されている商品のうち、どの商品が良く売
れているかといった情報を確認できる自動販売機は従来
なかった。

（発明が解決しようとする課題） 従来の自動販売機では、商品購入者が良く売れている商
品を購入したいと思っても、どの商品が良く売れている
か確認できないといった不具合があった。

また、従来は自動販売機の管理者が、補充用商品の発注
をしたり、売上管理を行なうような場合、在庫や自動販
売機内部の商品数や価格をその都度確認計算しなければ
ならず、非常に煩しいものであった。

本発明は上記課題を解決することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本願第１発明の特徴とするところは、複数種類の商品か
ら、商品選択スイッチにより選択された商品を、商品払
い出し手段により払い出す自動販売機において、払い出
された商品の全個数を累積して記憶する記憶手段と、払
い出された商品の個数を商品の種類毎にそれぞれ累積し
て記憶する記憶手段と、全商品に対する各種商品毎の累
積払い出し個数の比を演算する演算手段と、演算結果を
表示する表示手段とを備える点にある。

本願第２発明の特徴とするところは、複数種類の商品を
払い出す自動販売機において、払い出された商品の全売
上価格を累積して記憶する記憶手段と、払い出された商
品の売上価格を商品の種類毎にそれぞれ累積して記憶す
る記憶手段と、全商品に対する各種商品毎の累積売上価
格の比を演算する演算手段と、演算結果を表示する表示
手段とを備える点にある。

本願第３発明の特徴とするところは、第１発明又は第２
発明において、商品販売代金の投入の有無を判断する手
段と、代金投入無時に商品選択スイッチを作動すること
で、選択された商品の演算結果を表示する表示手段を作
動する制御手段とを備える点にある。

本願第４発明の特徴とするところは、複数種類の商品か
ら、商品選択スイッチにより選択された商品を、商品払
い出し手段により払い出す自動販売機において、払い出
された商品の全個数を累積して記憶する記憶手段と、払
い出された商品の個数を°商品の種類毎にそれぞれ累積
して記憶する記憶手段と、払い出された商品の全売上価
格を累積して記憶する記憶手段と、払い出された商品の
売上価格を商品の種類毎にそれぞれ累積して記憶する記
憶手段と、全商品に対する各種商品毎の累積払い出し個
数の比を演算する演算手段と、全商品に対する各種商品
毎の累積売上価格の比を演算する演算手段と、演算結果
を表示する表示手段とを備えている点にある。

本願第５発明の特徴とするところは、第４発明において
、商品販売代金の投入の有無を判断する手段と、表示手
段による表示内容を、販売個数の比か販売価格の比のい
ずれかに選択する表示モード選択手段と、代金投入無時
に商品選択スイッチを作動することで、選択された商品
の演算結果を表示する表示手段を作動する制御手段とを
備える点にある。

（作　用） 本願第１発明によれば、自動販売機により払い出された
全商品の累積払い出し個数と、各種商品毎の累積払い出
し個数とがそれぞれ記憶手段により記憶され、この記憶
されたデータにより、演算手段は全商品に対する各種商
品毎の累積払い出し個数の比を演算し、この演算結果を
表示手段が表示する。

本願第２発明によれば、自動販売機により販売された全
商品の累積売上価格と、各種商品毎の累積売上価格とが
それぞれ記憶手段により記憶され、この記憶されたデー
タにより、演算手段は全商品の累積売上価格に対する各
種商品毎の累積売上価格の比を演算し、この演算結果を
表示手段が表示する。

本願第３発明によれば、商品販売代金の投入前に、商品
選択スイッチを作動すれば、選択された商品について、
第１発明または第２発明と同様にして、全商品に対する
選択商品の累積払い出し個数の比、または、累積売上価
格の比が表示される。

本願第４発明によれば、第１発明と第２発明の双方の作
用を奏する。

本願第５発明によれば、商品販売代金の投入前に、商品
選択スイッチを作動すれば、選択された商品について、
第１発明または第２発明と同様にして、表示モード選択
手段の選択に応じて、全商品に対する選択商品の累積払
い出し個数の比、または、累積売上価格の比が表示され
る。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照し説明する。

第３図はタバコの自動販売機を示し、その正面には複数
種類の商品見本１が表示され、各商品見本の下方にそれ
ぞれ、その商品の選択用押釦スイッチ２が設けられてい
る。この商品選択スイッチ２は透明材で形成され、その
内部には発光ダイオードが内蔵され、各商品が販売可能
な場合には「販売中」の文字が表示され、売切の場合は
「売切」の文字が表示される。

また、自動販売機の正面には硬貨投入口３が設けられ、
この下方には販売比表示窓４が設けられ、この表示窓４
の内部には発光ダイオードが内蔵されている。この表示
窓４には、全商品に対する各種商品毎の累積払い出し個
数の一比、または累積売上価格の比が、小数位第３桁ま
でデジタル表示される。累積払い出し個数の比と累積売
上価格の比との何れが表示されるかは、自動販売機内部
の表示モードスイッチにより切換え可能とされている。

また、自動販売機の正面の下部には、釣銭口５と、商品
取出口６とが設けられている。

自動販売機の内部には、第４図に示すような商品ストッ
ク用コラム７が、商品種類の数だけ備えられ、各コラム
７には商品８が上下積層収納されている。そして、各コ
ラム７の下部には、モータ駆動回路、モータ制御スイッ
チにより作動される公知の商品払い出し装置９が設けら
れ、各コラム７内の商品８を最下層のものから順次コラ
ム７外に払い出し可能なものである。このコラム７外に
払い出された商品８は、図外案内シュートを介して前記
取出口６に案内される。このコラム７外への払い出しの
際、商品８が払い出されたことを検知するセンサー（図
示省略）が、例えば案内シュート途中の適宜箇所に設け
られている。各コラム７には、ストックされる商品８の
単価設定スイッチが設けられており、後述のラムメモリ
ー１０の記憶内容を変更可能なものである。また、各コ
ラム７には、ストック商品８がすべて払い出されると作
動する売切スイッチ１１が取付けられ、その作動により
後述の入力制御部１４、表示制御部１６を介して売切表
示がなされる。

さらに、自動販売機の内部にはコインメカニズムとして
、硬貨投入口３から投入された硬貨の真偽判断や計数を
行なう公知の検銭装置１９と、所定の釣銭を釣銭口５に
払い出す公知の釣銭装置２０とが内蔵されている。

そして、上記自動販売機の作動は、中央処理装置、記憶
装置、入出力インターフェースにより主構成されるマイ
クロコンピュータにより制御される。第２図に示すよう
に、マイクロコンピュータ１２は、金銭処理制御部１３
、入力制御部１４、払い出し制御部１５、表示制御部１
６、記憶制御部１７、演算部１８、そして、外部記憶装
置としてラムメモリー１０を備える。このマイクロコン
ピュータ１２による作動制御を、第１図のフローチャー
トと共に説明する。

まず、自動販売機に貨幣を投入すると、検銭装置１９に
より貨幣の真偽判断と計数がなされ、所定金額が投入さ
れている場合は金銭処理制御部１３に信号が送られる（
ステップ■）。

次に、商品選択押釦スイッチ２を押すことで入力制御部
１４に信号が送られる（ステップ■）。そうすると、払
い出し制御部１５から、選択された商品の払い出し装置
９に信号が送られ、一連の商品８の払い出し動作が行な
われ（ステップ■）、前記払い出し検知センサーにより
商品８の払い出し確認がなされる（ステップ■）。この
確認がなされるまで払い出し動作が繰返され、払い出し
が確認されると、記憶制御部からラムメモリーに信号が
送られる（ステップ■）。

ここで、ラムメモリー１０は、商品別累積売上個数の記
憶エリアと、商品別累積売上価格の記憶エリアと、商品
別単価の記憶エリアとをそれぞれ商品種類数だけ有し、
さらに、総累積売上個数の記憶エリアと総累積売上価格
の記憶エリアとを有する。そして、上記記憶制御部１７
からの信号により、払い出された商品の個数が当該商品
の商品別累積売上個数の記憶エリアに累積的に記憶され
ると共に、総累積売上個数の記憶エリアに累積的に記憶
される。さらに、記憶制御部１７により、払い出された
商品の単価がラムメモリーから読み取られ、これが払い
出された商品の販売価格として、当該商品の商品別累積
売上価格の記憶エリアに累積的に記憶されると共に、総
累積売上価格の記憶エリアに累積的に記憶される。

なお、ラムメモリー１０に記憶された商品別単価は、前
記単価設定スイッチ２１からの信号が、人力制御部１４
、記憶制御部１７を介して送られることにより設定、変
更可能とされている。

そして、ラムメモリー１０に所定値が記憶されると、演
算部１８により釣銭金額が演算され、金銭処理制御部１
３からの信号により、釣銭装置２０は所定額の釣銭を釣
銭口５に払い出す（ステップ■）。

しかる後に販売待機処理がなされることで初期状態に戻
る（ステップ■）。

次に、前記表示モードスイッチ２２は、全商品に対する
各種商品毎の販売個数比を表示するモード（Ａモードと
いう）と、売上価格比を表示するモード（Ｂモードとい
う）と、いずれの表示も行なわないモード（Ｃモードと
いう）とのいずれかを選択するもので、その選択信号は
入力制御部１４に送られる。そして、Ｃモードが選択さ
れた場合は、貨幣投入がない限り、自動販売機は販売待
機をする初期状態にある。

表示モードスイッチ２２によりＡモードが選択され、貨
幣投入がない状態で商品選択押釦スイッチ２が押される
と、入力制御部１４に信号が送られ、演算部１８により
、ラムメモリー１０から記憶制御部１７を介して全商品
の総累積売上個数と選択された商品種類の商品別累積売
上個数とが読み出され、全商品に対する選択された商品
の累積払い出し個数の比が演算される。この演算結果が
表示制御部１６により前記販売比表示窓４内の発光ダイ
オードにより表示される（ステップ■、■、９ａ、　１
０ａ、■）。しかる後に販売待機処理がなされ初期状態
となる（ステップ■）。また、Ａモードが選択されて、
貨幣投入も商品選択押釦スイッチ２の作動もない場合は
、自動販売機は販売待機をする初期状態にある。

表示モードスイッチ２２によりＢモードが選択され、貨
幣投入がない状態で商品選択押釦スイッチ２が押される
と、入力制御部１４に信号が送られ、演算部１８により
、ラムメモリー１０から記憶制御部１７を介して全商品
の総累積売上価格と選択された商品種類の商品別累積売
上価格とが読み出され、全商品に対する選択された商品
の累積売上価格の比が演算される。この演算結果が表示
制御部１６により販売比表示窓４内の発光ダイオードに
より表示される（ステップ■、■、９ｂ、１０ｂ　、＠
）。しかる後に販売待機処理がなされ初期状態となる（
ステップ■）。また、Ｂモードが選択されて貨幣投入も
商品選択押釦スイッチ２の作動もない場合は、自動販売
機は販売待機をする初期状態にある。

なお、上記実施例では、全商品に対する各種商品毎の累
積払い出し個数の比と累積売上価格の比の双方を表示す
るようにしているが、どちらか−方のみ表示するもので
もよい。

また、選択された商品についてのみ演算結果を表示する
ようにしているが、各種商品毎に表示窓を設け、すべて
の商品について表示するようにしてもよい。

また、たばこの自動販売機に限らず、他の商品の自動販
売機にも本発明は適用できる。

（発明の効果） 本発明によれば、複数種類の商品の自動販売機において
、全商品に対する各種商品毎の累積払い出し個数の比や
累積売上価格の比からどの商品が良く売れているか、同
じ商品であってもどの場所に配置すればよく売れるのか
、といった情報を用意に、即ち在庫商品や自動販売機内
部の商品を確認することなく知ることができ、自動販売
機商品の販売や管理に必要な情報を労力を要することな
く正確に得ることができ、多大の効果を有するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例に係り、第１図は自動販売機の動
作に対応したフローチャートを示す図、第２図は自動販
売機の制御装置の構成説明図、第３図は自動販売機の概
略構成を示す正面図、第４図は自動販売機の商品ストッ
ク用コラムの概略構成を示す正面図である。 特　許　出　願　人　　久保田鉄工株式会社第２ 図 第３図 第４ 図

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数種類の商品から、商品選択スイッチにより選
   択された商品を、商品払い出し手段により払い出す自動
   販売機において、払い出された商品の全個数を累積して
   記憶する記憶手段と、払い出された商品の個数を商品の
   種類毎にそれぞれ累積して記憶する記憶手段と、全商品
   に対する各種商品毎の累積払い出し個数の比を演算する
   演算手段と、演算結果を表示する表示手段とを備えるこ
   とを特徴とする自動販売機の販売情報確認装置。
2. （２）複数種類の商品を払い出す自動販売機において、
   払い出された商品の全売上価格を累積して記憶する記憶
   手段と、払い出された商品の売上価格を商品の種類毎に
   それぞれ累積して記憶する記憶手段と、全商品に対する
   各種商品毎の累積売上価格の比を演算する演算手段と、
   演算結果を表示する表示手段とを備えることを特徴とす
   る自動販売機の販売情報確認装置。
3. （３）商品販売代金の投入の有無を判断する手段と、代
   金投入無時に商品選択スイッチを作動することで、選択
   された商品の演算結果を表示する表示手段を作動する制
   御手段とを備えることを特徴とする請求項１又は２記載
   の自動販売機の販売情報確認装置。
4. （４）複数種類の商品から、商品選択スイッチにより選
   択された商品を、商品払い出し手段により払い出す自動
   販売機において、払い出された商品の全個数を累積して
   記憶する記憶手段と、払い出された商品の個数を商品の
   種類毎にそれぞれ累積して記憶する記憶手段と、払い出
   された商品の全売上価格を累積して記憶する記憶手段と
   、払い出された商品の売上価格を商品の種類毎にそれぞ
   れ累積して記憶する記憶手段と、全商品に対する各種商
   品毎の累積払い出し個数の比を演算する演算手段と、全
   商品に対する各種商品毎の累積売上価格の比を演算する
   演算手段と、演算結果を表示する表示手段とを備えてい
   ることを特徴とする自動販売機の販売情報確認装置。
5. （５）商品販売代金の投入の有無を判断する手段と、表
   示手段による表示内容を、販売個数の比と販売価格の比
   とのいずれかに選択する表示モード選択手段と、代金投
   入無時に商品選択スイッチを作動することで、選択され
   た商品の演算結果を表示する表示手段を作動する制御手
   段とを備えることを特徴とする請求項４記載の自動販売
   機の販売情報確認装置。