JP2006195697A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 商品購入者が複数個の商品をまとめて購入したい場合に、購入したい商品の販売価格を視認でき、かつ通常の購入操作と同じように購入したい商品に対応付けられた商品選択ボタン情報の1回の入力操作だけでその商品を複数個購入でき、また、自販機運用者が単品販売や複数個販売の設定変更も簡単に行える自動販売機を提供すること。
【解決手段】 販売制御部12は、販売可能と判定された商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、該商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶部15から読み出し、該販売回数設定値に基づいた回数だけ商品選択ボタン情報の入力操作がされたものとして該商品選択ボタン情報に対応するコラムから商品を払い出させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 販売制御部12は、販売可能と判定された商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、該商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶部15から読み出し、該販売回数設定値に基づいた回数だけ商品選択ボタン情報の入力操作がされたものとして該商品選択ボタン情報に対応するコラムから商品を払い出させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、商品選択ボタンの1回の操作(商品選択ボタン情報の1回の入力操作)だけでその商品選択ボタン(情報)に対応付けられた商品を複数個まとめて購入できる機能を有する自動販売機に関する。
同じ商品を複数個まとめて購入できる機能を有した自動販売機が従来より知られている。例えば、特許文献1によれば、商品選択ボタンとは別に設けられたまとめ買い指定ボタンを押した後、購入したい商品の商品選択ボタンを押すと、その商品がまとめ買い指定ボタンで指定された個数分連続して搬出される。また、特許文献2によれば、商品選択ボタンとは別に設けられたまとめ買いボタンを押してその横に設けられた個数表示器に所望の個数を表示させた後、購入したい商品の商品選択ボタンを押すことで、その商品が個数表示器に表示された個数分販売される。また、特許文献3によれば、商品選択ボタンのうちの1つを2個買い用に割り当て、その2個買い用の商品選択ボタンを押した後、購入したい商品の商品選択ボタンを押すと、その商品が2個払い出される。
特開平06−12552号公報
特開平10−283538号公報
特開平07−249157号公報
上記特許文献1〜3では、購入したい商品の商品選択ボタンを押す前に、別に設けられた複数買い用のボタンや複数買い用に割り当てられた商品選択ボタンを押さなければならない。すなわち、購入者にとっては通常の購入操作の他に余計な操作を必要とし、また、購入したい商品を選ぶための商品選択ボタンとは別の位置にそれら複数買い用のボタンが配置されているため、どの商品が何個出てくるのかが直感的にわかりづらい。さらに、複数買い用ボタンを操作して購入する場合、必要な投入金額を暗算で求める必要があり、使い難いという問題がある。
したがって、商品選択ボタンの1回の操作だけで複数の商品を購入できることが望ましい。それを実現する従来例としては図8、9に示すものがある。図8に示すように、販売制御部12には、複数の商品選択ボタン1〜6と、商品が収納される複数のコラムA〜Eと、各記憶部13、14、16、17が接続されている。図9は、それらの対応関係をわかりやすく示す。また、各商品選択ボタンに付された1〜6の数字は各商品選択ボタンに対応付けられた商品選択ボタン情報も併せて示す。
例えば、コラムAには商品aが、コラムBにも同じ商品aが、コラムCにも同じ商品aが、コラムDには別の商品bが、コラムEにはさらに別の商品cがそれぞれ収納されている。
各コラムA〜Eには商品払出装置がそれぞれ組み込まれ、販売制御部12から払出し指令を受けると、例えば高さ方向に積まれて収納されている商品a〜cを最下位置のものから順に各コラムA〜Eから払い出す。各コラムA〜Eから払い出された商品a〜cは、商品シュートや内扉に設けられた払出口を介して、前面扉に設けられた商品取出口に導かれる。
商品選択ボタン情報”1”〜”6”とコラムA〜Eとは互いに対応付けられ、これらの対応関係が記憶部13に記憶されている。例えば商品選択ボタン情報”1”はコラムAに対応付けられ、貨幣が投入されるとそのコラムAに対応付けられている単価200円を記憶部17より読み出し、販売制御部12内に設けられた販売可否判定部にて投入金額で販売可能かを判定し、販売可能時には商品選択ボタン1内の販売可ランプを点灯させる。この状態で商品選択ボタン1が操作され、商品選択ボタン情報”1”の入力操作が販売制御部12に対してされると、販売制御部12はコラムAに払出指令を出力し、これを受けコラムAの商品払出装置がコラムAから商品aを払い出す。同様に、商品選択ボタン2はコラムBに対応付けられ、商品選択ボタン3はコラムCに対応付けられ、商品選択ボタン4はコラムDに対応付けられ、商品選択ボタン5はコラムEに対応付けられ、商品選択ボタン6は商品選択ボタン5と同じコラムEに対応付けられている。
また、各コラムA〜Eには払出し動作回数が設定され、これは記憶部14に記憶されている。例えばコラムAには払出し動作回数”2”が設定されている。これは、コラムAに対応付けられた商品選択ボタン1の1回の操作あたり、コラムAの商品払出装置が2回の払出し動作を行うことを意味する。1回の払出し動作は、例えば最下位置の商品aをプッシャでコラムAから押し出す動作であり、2回の払出し動作はそれが2回行われることを意味する。したがって、自販機運用者が、1回の動作で1個払い出される商品に対して、払出し動作回数を”2”と設定しておくと、購入者は、商品選択ボタン1の1回の操作だけで、2個の商品aをまとめて購入できる。
記憶部16には、同じ商品を複数のコラムに収納して販売するとき、各コラムから均一に商品を払い出させるようにする機能である交互販売設定が記憶されている。例えばコラムB、Cが同じグループ1として交互販売設定されているので、コラムB、Cにそれぞれ対応する商品選択ボタン2、3が操作された場合にはコラムBまたはコラムCから商品aが払い出され、次に商品選択ボタン2または3が操作された場合にはコラムBとCのうち前回の払出しが行われたコラムとは異なるコラムの方から商品aが払い出される。すなわち、商品選択ボタン2または3が操作されるごとに、コラムB、Cからは交互に商品aが払い出されていく。
上述したように特許文献1〜3の構成では、商品購入者は同一商品を複数個購入したい場合、別に用意された複数個買いボタンを押さなければならず、また、複数個買い時の購入金額を購入者が暗算しなければならない。一方、図8、9に示す従来例においては、自販機運用者が、1個販売しか行われていない例えばコラムEの商品cを2個販売ができるように設定したい場合には、コラムEに対応付けられる払出し動作回数を”2”に設定すればよいが、この場合には商品cの1個販売が行われないことになる。そこで、商品cを1個でも2個でも販売できるようにするには、払出し動作回数が”2”に設定されているコラムAから商品aを全部出して商品cに入れ替えて、コラムAと商品選択ボタン1との対応関係を解除して、さらに商品選択ボタン5と6の何れかをコラムAに対応付ける作業が必要になり、手間と時間がかかる。さらに、この場合今度はコラムAに収納されていた商品aの2個販売を継続することができなくなってしまう。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、商品購入者が複数個の商品をまとめて購入したい場合に、購入したい商品の販売価格を視認でき、かつ通常の購入操作と同じように購入したい商品に対応付けられた商品選択ボタン情報の1回の入力操作だけでその商品を複数個購入でき、さらに、自販機運用者が1個販売や複数個販売の設定変更も簡単に行える自動販売機を提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の自動販売機は、商品が収納される複数のコラムと、各コラムに対応付けられた各商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶した記憶部と、商品選択ボタン情報に対応付けられた販売価格と、投入金額とを比較して商品選択ボタン情報ごとに販売可否の判定を行う販売可否判定部と、販売可能と判定された商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、該商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶部から読み出し、該販売回数設定値に基づいた回数だけ商品選択ボタン情報の入力操作がされたものとして該商品選択ボタン情報に対応するコラムから商品を払い出させる販売制御部と、を備える。
すなわち、本発明の自動販売機は、商品が収納される複数のコラムと、各コラムに対応付けられた各商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶した記憶部と、商品選択ボタン情報に対応付けられた販売価格と、投入金額とを比較して商品選択ボタン情報ごとに販売可否の判定を行う販売可否判定部と、販売可能と判定された商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、該商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶部から読み出し、該販売回数設定値に基づいた回数だけ商品選択ボタン情報の入力操作がされたものとして該商品選択ボタン情報に対応するコラムから商品を払い出させる販売制御部と、を備える。
このような構成により、販売可否判定部により販売可と判定された商品選択ボタン情報の入力操作が1回しか行われなくても、その商品選択ボタン情報に設定されている販売回数設定値が例えば”2”である場合には、その商品選択ボタン情報の入力操作が2回行われたものとして販売制御部は処理してその商品選択ボタン情報に対応するコラムに対して払出し動作を行わせる。あるいは、販売制御部はコラムに対して払出しを行わせる指令を2回出力するとも言える。
例えば、コラムが商品選択ボタン情報の1回の入力操作につき払出し動作を1回行う設定になっている場合には、上記販売回数設定値が”2”に設定された商品選択ボタン情報に対応するコラムは商品選択ボタン情報の2回の入力操作分の指令を受け、2回の払出し動作を行うことになる。すなわち、販売回数設定”2”と払出し動作回数”1”との積の回数分払出し動作が行われる。
また、複数個分の商品の販売価格は、複数個買い用の商品選択ボタン情報と共に明示され、購入者にとっては購入したい商品の販売価格を暗算しなくても一目で確認でき、さらに購入したい商品の商品選択ボタン情報の入力操作を1回するという通常の商品購入操作と変わることのない操作で複数個の商品をまとめて購入することができる。
また、自販機運用者はどの商品を複数個販売できるようにするのかの設定に際しては、上記記憶部に設定する各商品選択ボタン情報ごとの販売回数設定値を変更するだけでよく、コラム内の商品の入れ替えや商品選択ボタン情報とコラムとの対応の設定変更を行う必要がない。
本発明の自動販売機によれば、商品を複数個まとめて購入した場合においてその複数個分の販売価格を容易に確認でき、さらに商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、この入力操作された商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値に基づいた回数だけ商品選択ボタン情報が入力操作されたものとしてその商品選択ボタン情報に対応付けられたコラムから商品を払い出させるので、購入したい商品の商品選択ボタンを1回操作する(商品選択ボタン情報の入力操作を1回行う)という通常の購入操作で複数個の商品をまとめて購入できる。この結果、購入者の利便性を高め、販売促進が期待できる。また、自販機運用者がどの商品を1個販売したり複数個販売したりするのかといった設定は、各商品選択ボタン情報に対して販売回数設定値を設定するだけでよく、コラム内の商品の入れ替えや、商品選択ボタン情報とコラムとの対応を変更することを不要にできるので、設定を行う自販機運用者者の負担軽減が図れる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
[第1の実施形態]
図1に本発明の第1の実施形態に係る自動販売機要部の構成ブロック図を示す。販売制御部12には、複数の商品選択ボタン1〜6と、商品が収納される複数のコラムA〜Eと、各記憶部13〜17が接続されている。図2に、それらの対応関係をわかりやすく示す。また、各商品選択ボタンに付された1〜6の数字は各商品選択ボタンに対応付けられた商品選択ボタン情報も併せて示す。
図1に本発明の第1の実施形態に係る自動販売機要部の構成ブロック図を示す。販売制御部12には、複数の商品選択ボタン1〜6と、商品が収納される複数のコラムA〜Eと、各記憶部13〜17が接続されている。図2に、それらの対応関係をわかりやすく示す。また、各商品選択ボタンに付された1〜6の数字は各商品選択ボタンに対応付けられた商品選択ボタン情報も併せて示す。
商品選択ボタン1〜6は自動販売機の前面扉の接客面に設けられている。また、その接客面において各商品選択ボタン1〜6の近傍には各商品a〜cの商品サンプルが各商品選択ボタン1〜6と対応付けられて展示され、さらにそのすぐ下方には販売価格が表示されている。ここで、2個買い用の商品選択ボタン1に対応する商品aのサンプルは2個展示され、価格表示も2個分の価格200円が表示されている。同じく2個買い用の商品選択ボタン6についてもこれに対応する商品cのサンプルは2個展示され、価格表示も2個分の価格240円が表示されている。これにより、購入者は2個買いをする場合に2個分の価格を暗算する必要はなく、一目で2個分の価格がわかる。1個買い用の商品選択ボタン2〜5については、通常と同じように1個分の商品サンプルの展示及び1個分の価格が表示されている。
各コラムA〜Eは自動販売機の庫内に設けられ、各コラムA〜E内には複数の商品が例えば積み重ねられて収納される。図1、2の例では、コラムAには商品aが、コラムBにも同じ商品aが、コラムCにも同じ商品aが、コラムDには別の商品bが、コラムEにはさらに別の商品cがそれぞれ収納されている。コラムA〜Cに収納された商品aは、同種同銘柄の同じ商品である。
各コラムA〜Eには商品払出装置がそれぞれ組み込まれ、販売制御部12から払出指令を受けると、収納されている商品a〜cを例えば最下位置のものから順に各コラムA〜Eから払い出す。各コラムA〜Eから払い出された商品a〜cは、商品シュートや内扉に設けられた払出口を介して、前面扉に設けられた商品取出口に導かれる。
なお、コラムA〜Eは自動販売機の高さ方向に延在する構成に限らず、奥行き方向に延在させその奥行き方向に沿って商品を並べて収納する構成でもよく、この場合には商品は例えば最前位置のものから順に払い出される。
各商品選択ボタンを識別する商品選択ボタン情報”1”〜”6”と、コラムA〜Eとは互いに対応付けられ、これらの対応関係が記憶部13に記憶されている。例えば商品選択ボタン情報”1”はコラムAに対応付けられ、貨幣が投入されると、販売制御部12は、そのコラムAに対応付けられている単価200円を記憶部17より読み出し、販売制御部12内に設けられている販売可否判定部20(図5参照)が、投入金額とその200円とを比較して、投入金額でコラムAの商品を販売可能かどうかを判定する。ここで、投入金額との比較対象となる販売価格(接客面での表示価格)200円は、予め、商品選択ボタン情報”1”と販売価格200円とを対応付けた記憶部を設けてその記憶部より読み出してもよいし、あるいはコラムAに対応付けられた単価200円と、商品選択ボタン情報”1”に対応付けられた販売回数設定値”1”を、それぞれ、記憶部17、15から読み出して、両者の積(200円×1=200円)を販売可否判定部20が演算して求めてもよい。
販売可能と判定された場合には商品選択ボタン1内の販売可ランプを点灯させ、この販売可状態で、商品選択ボタン1が操作され商品選択ボタン情報”1”の入力操作がなされると、販売制御部12はコラムAに払出指令を出力し、これを受けコラムAの商品払出装置がコラムAから商品aを払い出す。
同様に、商品選択ボタン2はコラムBに対応付けられ、商品選択ボタン3はコラムCに対応付けられ、商品選択ボタン4はコラムDに対応付けられ、商品選択ボタン5はコラムEに対応付けられ、商品選択ボタン6は商品選択ボタン5と同じコラムEに対応付けられており、上記と同様に販売可否判定部20にて販売可否判定が行われ、販売可能と判定された場合には各商品選択ボタン2〜6内の販売可ランプを点灯させ、その状態で商品選択ボタン2〜6が操作され商品選択ボタン情報”2”〜”6”の入力操作がなされると、販売制御部12は各コラムB〜Eに払出指令を出力し、これを受け各コラムB〜Eの商品払出装置が各コラムB〜Eから商品a〜cを払い出す。
各コラムA〜Eには払出し動作回数が設定され、これは記憶部14に記憶されている。例えばコラムAには払出し動作回数”2”が設定されている。これは、販売制御部12が商品選択ボタン1の1回の操作(商品選択ボタン情報”1”の1回の入力操作)分の指令をコラムAの商品払出装置に出力した場合に、コラムAの商品払出装置が払出し動作を2回行うことを意味する。1回の払出し動作は、例えば最下位置の商品aをプッシャでコラムAから押し出す動作であり、2回の払出し動作はそれが2回行われることを意味する。
他のコラムB〜Eにはそれぞれ払出し動作回数”1”が設定されている。したがって、販売制御部12が商品選択ボタン情報”2”〜”6”それぞれの1回の入力操作分の指令を、対応するコラムB〜Eの商品払出装置に出力した場合に、コラムB〜Eのそれぞれの商品払出装置は払出し動作を1回行う。
1回の払出し動作で各コラムA〜Eから払い出される商品は1個とする。例えば小型飲料などでは1回の払出し動作により、2個が一緒にパッケージングされた状態で払い出されるものもあるが、この場合にはその1パッケージまたは1セットを1個の商品として扱う。
各商品選択ボタン情報”1”〜”6”には販売回数設定値が設定され、これは記憶部15に記憶されている。ここで販売回数設定値とは、商品選択ボタン1〜6が購入者によって実際に1回操作された(商品選択ボタン情報”1”〜”6”の入力操作が1回された)場合に、何回の操作分の指令を、対応するコラムA〜Eに出力するかを意味する。したがって、商品選択ボタン1〜6が実際に1回しか操作されなくても、設定されている販売回数設定値によっては必ずしも1操作分の指令がコラムA〜Eに出力されるとは限らない。例えば商品選択ボタン6の販売回数設定値は”2”に設定されているので、購入者が商品選択ボタン6を1回押して操作すると(商品選択ボタン情報”6”の入力操作が1回行われると)、販売制御部12は対応するコラムEに対して、商品選択ボタン6の操作が2回行われた(商品選択ボタン情報”6”の入力操作が2回行われた)ことに相当する指令を出力する。例えば、商品選択ボタン6が操作されると、商品選択ボタン情報”6”に対応して記憶されている販売回数設定値”2”が記憶部15から読み出され、商品選択ボタン”情報”6に対応付けられているコラムEに対応して記憶されている払出し動作回数”1”との積の回数(2回)分、販売制御部12はコラムEの払出装置に払出し動作をさせる。
記憶部16には、同じ商品を複数のコラムに収納して販売するとき、各コラムから均一に商品を払い出す機能である交互販売設定が記憶されている。例えばコラムB、Cが同じグループ1として交互販売設定されているので、コラムB、Cにそれぞれ対応する商品選択ボタン2、3が操作された場合にはコラムBまたはコラムCから商品aが払い出され、次に商品選択ボタン2または3が操作された場合にはコラムBとCのうち前回の払出しが行われたコラムとは異なるコラムの方から商品aが払い出される。すなわち、商品選択ボタン2または3が操作されるごとに、コラムB、Cからは交互に商品aが払い出されていく。
以上のように各商品選択ボタン情報”1”〜”6”ごとに販売回数設定値を設定することで、各商品選択ボタン情報”1”〜”6”の1回の入力操作だけでその入力された商品選択ボタン情報に対応する商品を複数個購入することが可能となる。例えば、商品選択ボタン情報”6”の1回の入力操作、すなわち商品選択ボタン6の1回の操作で2個の商品cを購入することができる。もちろん、このとき2個分の商品cの価格以上の貨幣が投入され、上記販売可否判定部20で販売可能と判定されて商品選択ボタン6内の販売可ランプが点灯状態とされる必要がある。
具体的には、商品選択ボタン6が1回操作される(商品選択ボタン情報”6”の入力操作が1回行われる)と、販売制御部12は、記憶部15から商品選択ボタン情報”6”に設定されている販売回数設定値を読み出す。今の場合、その販売回数設定値は”2”」であるので、商品選択ボタン6の操作が2回行われた(商品選択ボタン情報”6”の入力操作が2回行われた)ということに相当する指令(実際には1回の操作が行われただけ)を、商品選択ボタン情報”6”に対応付けられたコラムEの商品払出装置に出力する。
これを受け、コラムEの商品払出装置は、商品選択ボタン情報”6”の2回の入力操作分に応じた払出し動作を行う。ここで、コラムEに設定されている払出し動作回数は”1”、すなわち商品選択ボタン情報”6”の1回の入力操作につき払出し動作が1回行われる設定になっているため、販売制御部12から商品選択ボタン情報”6”の2回の入力操作分に相当する指令を受けたコラムEの商品払出装置は、コラムEから商品cを払い出す動作を2回行い、この結果コラムEからは2個の商品cが払い出される。
この同じ商品cについて1個だけを購入したい場合には、商品選択ボタン5を操作して商品選択ボタン情報”5”を販売制御部12に対して入力すればよい。すなわち、商品選択ボタン5が操作されると、販売制御部12は、記憶部15から商品選択ボタン情報”5”に設定されている販売回数設定値を読み出す。ここで、商品選択ボタン情報”5”に設定されている販売回数設定値は”1”であるので、商品選択ボタン情報”5”の入力操作が1回行われたということに相当する指令を、商品選択ボタン情報”5”に対応付けられたコラムEの商品払出装置に出力する。
これを受け、コラムEの商品払出装置は、商品選択ボタン情報”5”の1回の入力操作分に応じた払出し動作を行う。コラムEに設定されている払出し動作回数は”1”、すなわち商品選択ボタン情報”5”の1回の入力操作につき払出し動作が1回行われる設定になっているため、販売制御部12から商品選択ボタン情報”5”の1回の入力操作分に相当する指令を受けたコラムEの商品払出装置は、コラムEから商品cを払い出す動作を1回行い、この結果コラムEからは1個の商品cが払い出される。
以上のように、購入者は、商品cを1個購入したいときには商品選択ボタン5を操作し、その同じ商品cを2個購入したいときには商品選択ボタン6を操作する。したがって、購入者の選択肢が増え、販売促進が期待できる。
以上述べたように、商品cを2個まとめて購入したいときには、購入者は通常の(1個買いのときの)操作と同じように、購入したい商品cに対応する商品選択ボタン6の1回の操作だけで済む。従来のように複数個買い専用に別途設けられたボタンまたは複数個買い機能用に割り当てられた商品選択ボタンを押してから購入したい商品の商品選択ボタンを押すという2度手間をする必要がなく、利便性がよく、販売促進が期待できる。また、購入したい商品を選択するための商品選択ボタンの他に複数個買い専用に別途設けられたボタンや複数個買い機能用に割り当てられた商品選択ボタンを設ける必要もなく、既存の自動販売機をそのまま使え、コストアップをまねかない。また、2個買い用の商品選択ボタンに対応する商品サンプルは2個展示させ、かつその価格表示も2個分の価格を表示させているので、購入者はその商品選択ボタンを押せば商品を2個買えるということをすぐに認識でき、さらに2個分の価格を暗算する必要もない。
また、本実施形態では、2つの商品選択ボタン5と6とを1つの共通のコラムEに対応させることで、そのコラムEに収納された商品cの1個販売と、2個販売とを可能にしている。通常、特にたばこの自動販売機ではコラムの数よりも商品選択ボタンの数の方が多いので、同じ商品を1個販売用のコラムと2個販売用のコラムとに分けることでその同じ商品についての1個販売と2個販売を実現するよりも、上記のように1個販売用の商品選択ボタン5と2個販売用の商品選択ボタン6とを同一コラムEに対応させる方が設定の自由度が高く容易に設定変更を行える。
例えば、商品選択ボタン5と6の両方共が販売回数設定値”1”に設定され、コラムEに収納された商品cは1個販売しか行われていない状態で、2個販売用のコラムを新たに設定することにより商品cの2個販売も実現しようとする場合には、他のコラム、例えばコラムDを商品cの2個販売用に用いるためにコラムDから商品bを取り出して商品cに入れ替えるといった作業が必要となるが、本実施形態では商品選択ボタン6に設定された販売回数設定値”1”を”2”に設定し直すだけでよい。コラム内の商品の入れ替え作業は不要である。
次に、商品選択ボタン1が操作された場合(商品選択ボタン情報”1”の入力操作が行われた場合)を考えると、販売制御部12は、記憶部15から商品選択ボタン情報”1”に設定されている販売回数設定値を読み出す。今の場合、商品選択ボタン情報”1”に設定されている販売回数設定値は”1”であるので、商品選択ボタン情報”1”の入力操作が1回行われたということに相当する指令を、商品選択ボタン情報”1”に対応付けられたコラムAの商品払出装置に出力する。
これを受け、コラムAの商品払出装置は、商品選択ボタン情報”1”の1回の入力操作分に応じた払出し動作を行う。ここで、コラムAに設定されている払出し動作回数は”2”、すなわち商品選択ボタン情報”1”の1回の操作につき払出し動作が2回行われる設定になっているため、販売制御部12から商品選択ボタン情報”1”の1回の入力操作分に相当する指令を受けたコラムAの商品払出装置は、コラムAから商品aを払い出す動作を2回行い、この結果コラムAからは2個の商品aが払い出される。したがって、本実施形態では、コラムEの商品cの2個販売を実現するにあたって、コラムAの商品aの2個販売の継続は阻害しない。
なお、コラムAは商品選択ボタン情報”1”の1回の入力操作につき払出し動作が2回行われる設定になっているため、商品選択ボタン情報”1”に設定する販売回数設定値を例えば”2”にした場合には、販売制御部12から商品選択ボタン情報”1”の2回の入力操作分に相当する指令を受けたコラムAの商品払出装置は、コラムAから商品aを払い出す動作を結局4回(販売回数設定値”2”と払出し動作回数”2”との積の回数分)行うことになり、コラムAから4個の商品aが払い出される。
また、複数販売個数分の商品の在庫数を検出して、その在庫数が複数販売個数よりも少ない場合には、その複数販売用の商品選択ボタン内の売切れランプを点灯させるシステムを設けてもよい。あるいは、在庫数が複数販売個数よりも少ない場合であっても、上記売切れランプは点灯させずに、在庫数分の販売は行えるようにしてもよい。この場合には、途中で売切れになるまでに実際に販売する個数分の価格と投入金額との差の金額を釣銭として払い出す。釣銭切れで釣銭の払出しができない場合には、投入金額を返却すると共に複数販売用の商品選択ボタン内の売切れランプを点灯させ在庫数分の販売も不可とする。
各商品選択ボタン情報”1”〜”6”に設定された販売回数設定値の変更は、以下のようにして簡単に行える。
例えば自動販売機の前扉の裏側に備え付けられているキーボードを自販機運用者が操作して複数販売設定モードにすると、接客面の金額等を表示する表示部に販売回数設定値が表示される。デフォルトでは例えば販売回数設定値”1”が表示される。そして、現在販売回数設定値”1”に設定されている商品選択ボタンの販売可ランプが点灯する。販売可ランプが消灯している商品選択ボタンを押すと販売可ランプが点灯し現在表示されている販売回数設定値”1”に設定される。逆に、販売可ランプが点灯している商品選択ボタンを押すと販売可ランプが消灯し、現在の設定が解除される。”1”以外の販売回数設定値の設定は、キーボードのアップ/ダウンキーで表示部に表示させる販売回数設定値を変更して、上記と同様に設定が行われる。
図8、9に示す従来例において、例えば、1個販売しか行われていなかったコラムEの商品cを2個販売ができるように設定したい場合には、コラムEに対応付けられる払出し動作回数を”2”に設定すればよいが、この場合には商品cの1個販売が行われないことになる。また、払出し動作回数が”2”に設定されているコラムAから商品aを全部出して商品cに入れ替えて、コラムAと商品選択ボタン1との対応関係を解除し、さらに商品選択ボタン5と6の何れかをコラムAに対応付けることで商品cの1個販売と2個販売とを実現できるが、前記のように非常に面倒な作業が必要になる。さらに、この場合、コラムAに収納されていた商品aについては2個販売が行われなくなってしまう。
これに対して本実施形態では、商品選択ボタン情報”5”と”6”の一方に販売回数設定値”1”を設定し、他方に販売回数設定値”2”を設定するだけでよく、コラム内の商品を入れ替えたり、コラムと商品選択ボタン情報との対応付けを変更するといった作業は不要である。しかも、コラムAに収納された商品aについての2個販売もそのまま継続して行える。
また、本実施形態を実現するにあたっては、商品選択ボタン情報”1”〜”6”と販売回数設定値との対応関係を記憶する記憶部15を追加することと、各コラムごとに販売可否判定をしていたのを各商品選択ボタン情報ごとに販売可否判定をするように変更するだけでよい。既存の記憶部13、14、16、17は変更なくそのまま使え、またプログラムも大幅に変更する必要がない。したがって、既に使われているシステムを大きな変更なく使え、高い信頼性を確保できると共に、開発費や工数をかけることなく1個販売や複数個販売の自由度の高い設定を実現する。
[第2の実施形態]
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同じ構成部分には同一の符号を付しその詳細な説明は省略する。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同じ構成部分には同一の符号を付しその詳細な説明は省略する。
第2の実施形態においても上記第1の実施形態と同様に、簡単な設定変更だけでコラムEの商品cを1個販売と2個販売に設定でき、且つ購入者は商品選択ボタン6の1回の操作(商品選択ボタン情報”6”の1回の入力操作)だけで2個の商品cをまとめて購入できる。
そして、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、商品選択ボタン情報”1”に設定される販売回数設定値を”2”にし、コラムAに設定される払出し動作回数を”1”に設定し、さらにコラムA〜Cの3つのコラムを同じ商品aについての交互販売設定にしている点である。
このような設定により、商品選択ボタン2または3が操作された場合には、コラムA〜Cのうち前回に商品aの払出しが行われたコラムとは異なるコラムから1個の商品aの払出しが行われる。すなわち、商品選択ボタン2または3が操作されるごとに、コラムA〜Cから代わる代わる商品aが1個ずつ払い出されていく。
商品選択ボタン1が操作された場合には、それに対応する販売回数設定値が”2”であるので、販売制御部12は商品選択ボタン1の2回の操作分に相当する情報を受け取り、コラムA〜Cのうちの何れか2つのコラムからそれぞれ1個ずつ商品aの払出しを行わせる。例えば、前回の商品選択ボタン1〜3何れかの操作時に商品aの払出しが行われなかったコラムから商品aの払出しが行われる。
例えば、前回、商品選択ボタン2または3の操作によりコラムAから商品aの払出しが行われた場合には、次に商品選択ボタン1が操作されると、コラムBとコラムCからそれぞれ1個ずつ商品aが払い出される。あるいは、前回、商品選択ボタン1の操作によりコラムAとコラムBからそれぞれ1個ずつ商品aの払出しが行われた場合には、次に商品選択ボタン1が操作されると、コラムCとコラムAからそれぞれ1個ずつ商品aが払い出される。何れにしても、商品選択ボタン1が操作されると、2つのコラムからそれぞれ1個ずつ商品aが払い出され、結果的には商品選択ボタン1の1回の操作で商品取出口には2個の商品aが搬出される。
以上のようにして、本実施形態では、1個販売時であっても2個販売時であっても、商品aは3つのコラムA〜Cから代わる代わる払い出される。これにより、商品aを収納した3つのコラムA〜Cについて、1個販売が行われた場合でも2個販売が行われた場合でも平均的に各コラム内の商品aを減らせることができる。これに対し、第1の実施形態では、2個販売用のコラムAがコラムBやCよりも先に売り切れになりやすい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、上記第1の実施形態または第2の実施形態の構成に加えて、同じ商品についての販売動作が所定時間内に続けて行われたことを示す複数買い実績データを商品別に記録する手段を備えている。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、上記第1の実施形態または第2の実施形態の構成に加えて、同じ商品についての販売動作が所定時間内に続けて行われたことを示す複数買い実績データを商品別に記録する手段を備えている。
ここで、複数買い実績データとは、例えば30秒という所定時間内に、同じ商品についての販売動作が続けて行われた場合、あるいは、商品を複数個購入できる貨幣が投入された後に、返却レバーの操作が行われることなく同じ商品についての販売動作が続けて行われた場合における、その商品の販売数や販売回数の累積値を示す。あるいは、上記第1の実施形態で述べた、販売回数設定値と払出し動作回数設定値との積を使ってもよい。
そして、複数買い実績データと、この複数買い実績データ取得商品の全売上数とを比較する(何れも同じ自動販売機におけるデータである)。例えば、全体の売上数に対する上記複数買い実績データの比率を比較結果として出力する手段を備える。全体の売上数に対する上記複数買い実績データの比率が高ければその商品については複数個まとめて買われる頻度が多いということになる。そして、そのような比較結果を、ある商品について複数個販売の設定をするべきか否かの判断に活用できる。あるいは、既に複数個販売の設定がされている商品についてこのまま複数個販売設定を継続すべきかどうかの判断にも活用できる。
また、上記複数買い実績データの比率が所定値より高ければ複数買い設定を促す旨の表示を自販機運用者などに報知する機能を持たせてもよい。また、既に同じ商品について複数の商品選択ボタンが割り当てられている場合には、その商品の販売頻度が多いということを示すので、この場合には通常の場合よりも上記所定値を低く設定して、その商品について早めに複数買い設定に切り替えるよう自販機運用者などに促すようにしてもよい。
[第4の実施形態]
次に、図6、図7を参照して、本発明をいわゆるシースルー機に適用した場合について説明する。商品収納庫内の商品が透明な前面パネルを介して直接見えるシースルー機では、各コラムは商品収納庫の奥行き方向に沿って延在し、商品はその奥行き方向に沿って並べられる。そして、最前列の商品から順次払い出されていく。
次に、図6、図7を参照して、本発明をいわゆるシースルー機に適用した場合について説明する。商品収納庫内の商品が透明な前面パネルを介して直接見えるシースルー機では、各コラムは商品収納庫の奥行き方向に沿って延在し、商品はその奥行き方向に沿って並べられる。そして、最前列の商品から順次払い出されていく。
図6においてコラムAの左側壁として機能する仕切部材22の前端部には、販売待機状態では図示するようにコラムAの前面開口を閉鎖し、商品aのコラムAからの払出し時には例えば上方に回動されてコラムAの前面開口を開放するゲート21が設けられ、そのゲート21に商品選択ボタン情報が表示されている。本実施形態では、例えば、”10”と”11”の2つの商品選択ボタン情報が表示され、さらに、商品選択ボタン情報”10”の横には1個分の商品aの価格100円が、商品選択ボタン情報”11”の横には2個分の商品aの価格200円及び(2個)という表示がされている。
そして、図7に示すように、記憶部13には、商品選択ボタン情報”10”、”11”と、コラムAとの対応関係が記憶され、記憶部15には、商品選択ボタン情報”10”、”11”それぞれに対する販売回数設定値”1”、”2”が記憶されている。
購入者は、コラムA内の商品aを2個買いたい場合には、ゲート21に表示された「11 ¥200(2個)」という表示を見て、接客面に設けられたテンキーで商品選択ボタン情報”11”を入力する。以降は、上記第1の実施形態と同様に、販売制御部12が、記憶部15から商品選択ボタン情報”11”に対応付けられた販売回数設定値”2”を読み出し、さらにコラムAに対応付けられた払出し動作回数(今の場合”1”とする)を読み出し、それらの積である(2×1=)2回分の払出し指令をコラムAの払出装置に出力し、これを受けてコラムAからは商品aが2個払い出される。
商品aを1個だけ購入したい場合には、テンキーで商品選択ボタン情報”10”を入力することで、販売制御部12が、記憶部15から商品選択ボタン情報”10”に対応付けられた販売回数設定値”1”を読み出し、さらにコラムAに対応付けられた払出し動作回数”1”を読み出し、それらの積である(1×1=)1回分の払出し指令をコラムAの払出装置に出力し、これを受けてコラムAからは商品aが1個払い出される。
複数個販売の個数は2個に限らず、3個以上の複数個販売にも本発明は適用できる。
1〜6…商品選択ボタン(情報)、12…販売制御部、13…商品選択ボタン情報とコラムとの対応関係の記憶部、14…コラムと払出動作回数との対応関係の記憶部、15…商品選択ボタン情報と販売回数設定値との対応関係の記憶部、16…交互販売設定の記憶部、20…販売可否判定部、A〜E…コラム。
Claims (2)
- 商品が収納される複数のコラムと、
前記コラムに対応付けられた商品選択ボタン情報に設定された販売回数設定値を記憶した記憶部と、
前記商品選択ボタン情報に対応付けられた販売価格と、投入金額とを比較して前記商品選択ボタン情報ごとに販売可否の判定を行う販売可否判定部と、
販売可能と判定された前記商品選択ボタン情報の1回の入力操作ごとに、該商品選択ボタン情報に設定された前記販売回数設定値を前記記憶部から読み出し、該販売回数設定値に基づいた回数だけ前記商品選択ボタン情報の入力操作がされたものとして該商品選択ボタン情報に対応する前記コラムから商品を払い出させる販売制御部と、
を備えることを特徴とする自動販売機。 - 同じ商品についての販売動作が所定時間内に続けて行われたことを示す複数買い実績データを商品別に記録する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005897A JP2006195697A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005005897A JP2006195697A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006195697A true JP2006195697A (ja) | 2006-07-27 |
Family
ID=36801751
Family Applications (1)
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JP2005005897A Pending JP2006195697A (ja) | 2005-01-13 | 2005-01-13 | 自動販売機 |
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JP (1) | JP2006195697A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108961541A (zh) * | 2018-07-19 | 2018-12-07 | 中瑞福宁机器人(沈阳)有限公司 | 一种自动售货机出货方法、装置及系统 |
US20210406992A1 (en) * | 2020-06-18 | 2021-12-30 | Bandai Co., Ltd. | Physical item provision management device, terminal, and physical item provision method, program |
-
2005
- 2005-01-13 JP JP2005005897A patent/JP2006195697A/ja active Pending
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US20210406992A1 (en) * | 2020-06-18 | 2021-12-30 | Bandai Co., Ltd. | Physical item provision management device, terminal, and physical item provision method, program |
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