JP5577899B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機の制御装置に関し、より詳細には、選択ボタンが操作されることにより該選択ボタンに対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自動販売機の制御装置に関するものである。
従来、缶入り飲料等の各種商品を商品収納ラックの各コラムにそれぞれ収納しておき、購買者が所望の商品に割り当てられた選択ボタンを押圧操作すると、該当する商品をコラムから払い出して商品取出口より取り出し可能な状態にする自動販売機が知られている。
このような自動販売機では、上下方向に沿って蛇行状に設けられ、かつ投入された商品を横倒し姿勢で収納する商品収納通路を備え、この商品収納通路の最下位に収納された商品を払出機構にて払い出すようにしたサーペンタイン式商品収納ラックだけでなく、種々の形態の商品収納ラックを搭載可能にしたものがある。そして、既に自動販売機本体に搭載している商品収納ラックを他の商品収納ラックに交換する場合、コラム数の設定変更等を行うようにした制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−016913号公報
ところで、上述した特許文献1に提案されているような制御装置では、自動販売機本体に搭載される商品収納ラックが殆どサーペンタイン式商品収納ラックであるとして、搭載される商品収納ラックの前後の数と左右の配列数とから全コラム数を算出し、この全コラム数に対応する領域にサーペンタイン式商品収納ラック特有の搬出メカコードを自動設定しているため、サーペンタイン式商品収納ラックから別のサーペンタイン式商品収納ラックに交換する場合には有効であるものの、サーペンタイン式商品収納ラックから他の種類の商品収納ラックへの変更においては、依然として設定者が設定操作を手動にて行う必要があり、設定操作が煩雑なものになっていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、自動販売機本体に配設された商品収納ラックをコラム数の異なる他の商品収納ラックに交換する場合においても設定操作を簡略化することができる自動販売機の制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機の制御装置は、選択ボタンが操作されることにより該選択ボタンに対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自動販売機の制御装置において、入力手段を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定する一方、前記入力手段を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定する制御手段を備え、前記制御手段は、自動販売機本体に配設された商品収納ラックが異なるコラム数を有する他の商品収納ラックに交換された場合に、新たな商品収納ラックから与えられたラック構成情報と、記憶部に予め記憶してある各商品収納ラックの構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラックのコラム数を検出し、交換前の商品収納ラックよりも新たな商品収納ラックの方がコラム数が少ないときには、過剰となるコラムを販売不可コラムに設定することを特徴とする。
また本発明は、上記自動販売機の制御装置において、前記制御手段は、自動販売機本体に配設された商品収納ラックが異なるコラム数を有する他の商品収納ラックに交換された場合に、新たな商品収納ラックから与えられたラック構成情報と、記憶部に予め記憶してある各商品収納ラックの構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラックの設定情報を更新することを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、入力手段を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定する一方、入力手段を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定するので、自動販売機本体に配設された商品収納ラックをコラム数の異なる他の商品収納ラックに交換する場合においても、過剰となるコラムを販売不可コラム等に設定するだけでよく、複雑な設定操作を必要としない。従って、自動販売機本体に配設された商品収納ラックをコラム数の異なる他の商品収納ラックに交換する場合においても、設定操作を簡略化することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。 図2は、本体キャビネットの内部における商品収納ラック及びコラム数の一例を示す説明図である。 図3は、本体キャビネットの内部における商品収納ラック及びコラム数の一例を示す説明図である。 図4は、図1に示した制御手段が実行するコラム設定制御の処理内容を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態2である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。 図6は、図5に示した制御手段が実行するコラム設定制御の処理内容を示すフローチャートである。 図7は、図6に示したコラム設定制御におけるコラム設定処理の処理内容を示すフローチャートである。 図8は、図5に示した制御手段が実行するコラム情報更新制御の処理内容を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の制御装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。ここで例示する制御装置は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売する自動販売機に適用されるものである。
自動販売機の自動販売機本体である本体キャビネット1(図2及び図3参照)には、複数の商品収納ラック10が設けてあり、これら商品収納ラック10にコラムが設定してある。コラムは、同一種類の商品が収容される収容単位であり、販売する商品に応じて1、若しくは複数の商品収納ラック10が対応している。商品収納ラック10には、それぞれに収容した商品の搬出制御を行うためのベンドメック10aが設けてあるとともに、個々のベンドメック10aに商品の売り切れを検出する売切センサ10bが設けてある。ここでベンドメック10a及び売切センサ10bは、コラム毎に設けられている。
図1に示すように、上記自動販売機には、コラムに対応した選択ボタン12及び売切ランプ14が設けてあるとともに、貨幣処理装置16及び一体表示器18が設けてある。選択ボタン12は、利用者が購入商品を選択するためのもので、本体キャビネット1の前面に商品見本とともに配設してある。個々の選択ボタン12は、利用者によって押圧操作された場合にそれぞれの出力信号を後述の制御手段30に対して出力する。売切ランプ14は、利用者に対して商品が販売可能であるか否かを表示するためのもので、個々の選択ボタン12に対応して設けてある。貨幣処理装置16は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって貨幣が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を後述の制御手段30に出力するものである。一体表示器18は、投入金額や釣銭金額等、商品を購入する場合に必要となるデータを表示するためのもので、例えば液晶表示器によって構成してある。
また、上記自動販売機には、入力手段20が設けられている。入力手段20は、商品収納ラック10に対するコラムの設定や、コラムと選択ボタン12との対応付け、販売価格の設定等、商品の販売に関わる各種設定や確認を行うためのもので、各種機能キーやテンキー等の入力部21と、液晶表示器等の表示部22とを備えて構成してある。入力部21が操作された場合には、その出力信号が後述の制御手段30に出力される。
図には明示していないが、この入力手段20は、自動販売機の管理者やルート作業者と称されるオペレータが操作するものであり、施錠された外扉を解錠して開放した場合にのみ操作することが可能である。
自動販売機の制御手段30は、図1に示すように、売切センサ10b、貨幣処理装置16、選択ボタン12、入力手段20から出力信号が与えられた場合、予めメモリ32に格納したプログラムや初期データに従って商品収納ラック10のベンドメック10a、売切ランプ14、一体表示器18、入力手段20の動作を制御するもので、入力制御部30a、出力制御部30b、販売管理制御部30c及びコラム管理制御部30dを有している。
入力制御部30aは、入力手段20の入力部21が操作された場合にそれぞれの入力操作に対応する指令を各部に与えるものである。出力制御部30bは、表示指令が与えられた場合に一体表示器18若しくは入力手段20の表示部22を通じて所望の表示を行うものである。
販売管理制御部30cは、商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、入力部21の操作により商品収納ラック10に対してコラムが設定され、更にコラムに対して選択ボタン12及び販売価格が対応付けられた場合、販売管理制御部30cによってコラムの番号と商品収納ラック10と選択ボタン12と販売価格とが互いに対応付けられ、販売管理データベース33としてメモリ32に格納されることになる。
また、販売管理制御部30cは、貨幣処理装置16に貨幣が投入された場合、投入貨幣が販売価格以上となった時点で該当する選択ボタン12を有効化する。有効化した選択ボタン12が押圧操作された場合、販売管理制御部30cは、対応するコラムの商品収納ラック10に設けられたベンドメック10aを動作させて商品を一つ払い出す動作を行う。
更に、販売管理制御部30cは、売切センサ10bを通じて商品収納ラック10の商品を監視し、商品無しを検出した場合、対応するコラムの売切ランプ14を点灯して売切状態であることを報知する処理を行う。
コラム管理制御部30dは、制御上認識可能なコラムの番号(コラム番号)のうち、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定するものである。このように販売不可コラムに設定されたコラム番号は、コラム管理データベース34としてメモリ32に格納される。
より詳細に説明すると、図2に示すように、本体キャビネット1の内部が2つの断熱仕切板2により仕切られて3つの商品収容庫が画成され、それぞれの商品収容庫に商品収納ラック10が配設されているものとする。この場合において、各商品収容庫に配設された商品収納ラック10は、サーペンタイン式の商品収納ラックであり、コラムが30個あるものとする。
そして、図3に示すように、中央の商品収容庫における商品収納ラック10が例えばパウチラックと称される異なるコラム数の商品収納ラック10に交換されることにより、入力手段20を通じて13及び14のコラム番号が販売不可として入力されると、コラム管理制御部30dは、13及び14のコラム番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定して、これらのコラム番号をコラム管理データベース34としてメモリ32に格納させる。
また、コラム管理制御部30dは、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定するものである。このように販売可能コラムに設定されたコラム番号は、コラム管理データベース34としてメモリ32に格納される。
より詳細に説明すると、図3に示すような中央の商品収容庫における商品収納ラック10(パウチラック)が、図2に示すようなサーペンタイン式の異なるコラム数の商品収納ラック10に交換されることにより、入力手段20を通じて13及び14のコラム番号が販売可能として入力されると、コラム管理制御部30dは、13及び14のコラム番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定して、これらのコラム番号をコラム管理データベース34としてメモリ32に格納させる。
図4は、上述した制御手段30が実行するコラム設定制御の処理内容を示すフローチャートである。かかるコラム設定制御において、制御手段30は、入力制御部30aを通じて、入力手段20の入力部21が操作されることにより販売不可コラム番号が入力されると(ステップS101:Yes)、コラム管理制御部30dを通じて、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定し(ステップS102)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
つまり、図2及び図3に示した例においては、図2に示した中央の商品収容庫の商品収納ラック10が図3に示した商品収納ラック10に交換された場合において、入力手段20を通じて13及び14のコラム番号が販売不可として入力されると、コラム管理制御部30dは、13及び14のコラム番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定し、これらのコラム番号をコラム管理データベース34としてメモリ32に格納させる。
これによれば、販売不可コラムに設定されたコラム番号については、販売管理制御部30cによる該コラム番号のコラムと他の機器(選択ボタン12等)との対応付けからは除外されることとなる。
一方、上記コラム設定制御において、制御手段30は、入力制御部30aを通じて、入力手段20の入力部21が操作されることにより販売可能コラム番号が入力されると(ステップS101:No,ステップS103:Yes)、コラム管理制御部30dを通じて、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定し(ステップS104)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
つまり、図2及び図3に示した例においては、図3に示した中央の商品収容庫の商品収納ラック10が図2に示した商品収納ラック10に交換された場合において、入力手段20を通じて13及び14のコラム番号が販売可能として入力されると、コラム管理制御部30dは、13及び14のコラム番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定し、これらのコラム番号をコラム管理データベース34としてメモリ32に格納させる。
これによれば、販売可能コラムに設定されたコラム番号については、販売管理制御部30cによる該コラム番号のコラムと他の機器(選択ボタン12等)との対応付けに含まれることとなる。
以上説明したように、本実施の形態1である自動販売機の制御装置によれば、制御手段30が、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定する一方、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定するので、本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10をコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換する場合においても、過剰となるコラムを販売不可コラム等に設定するだけでよく、複雑な設定操作を必要としない。従って、本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10をコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換する場合においても、設定操作を簡略化することができる。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2である制御装置を適用した自動販売機を示すブロック図である。ここで例示する制御装置は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の容器入り飲料を商品として販売する自動販売機に適用されるものである。
自動販売機の自動販売機本体である本体キャビネット1(図2及び図3参照)には、複数の商品収納ラック10が設けてあり、これら商品収納ラック10にコラムが設定してある。コラムは、同一種類の商品が収容される収容単位であり、販売する商品に応じて1、若しくは複数の商品収納ラック10が対応している。商品収納ラック10には、それぞれに収容した商品の搬出制御を行うためのベンドメック10aが設けてあるとともに、個々のベンドメック10aに商品の売り切れを検出する売切センサ10bが設けてある。ここでベンドメック10a及び売切センサ10bは、コラム毎に設けられている。
図5に示すように、上記自動販売機には、コラムに対応した選択ボタン12及び売切ランプ14が設けてあるとともに、貨幣処理装置16及び一体表示器18が設けてある。選択ボタン12は、利用者が購入商品を選択するためのもので、図には明示していないが、本体キャビネット1の前面に商品見本とともに配設してある。個々の選択ボタン12は、利用者によって押圧操作された場合にそれぞれの出力信号を後述の制御手段40に対して出力する。売切ランプ14は、利用者に対して商品が販売可能であるか否かを表示するためのもので、個々の選択ボタン12に対応して設けてある。貨幣処理装置16は、コインメカニズムやビルバリデータと称されるものであり、利用者によって貨幣が投入された場合にこれを鑑別し、その鑑別結果を後述の制御手段40に出力するものである。一体表示器18は、投入金額や釣銭金額等、商品を購入する場合に必要となるデータを表示するためのもので、例えば液晶表示器によって構成してある。
また、上記自動販売機には、入力手段20が設けられている。入力手段20は、商品収納ラック10に対するコラムの設定や、コラムと選択ボタン12との対応付け、販売価格の設定等、商品の販売に関わる各種設定や確認を行うためのもので、各種機能キーやテンキー等の入力部21と、液晶表示器等の表示部22とを備えて構成してある。入力部21が操作された場合には、その出力信号が後述の制御手段40に出力される。
図には明示していないが、この入力手段20は、自動販売機の管理者やルート作業者と称されるオペレータが操作するものであり、施錠された外扉を解錠して開放した場合にのみ操作することが可能である。
自動販売機の制御手段40は、図5に示すように、売切センサ10b、貨幣処理装置16、選択ボタン12、入力手段20から出力信号が与えられた場合、予めメモリ42に格納したプログラムや初期データに従って商品収納ラック10のベンドメック10a、売切ランプ14、一体表示器18、入力手段20の動作を制御するもので、入力制御部40a、出力制御部40b、販売管理制御部40c及びコラム管理制御部40dを有している。
入力制御部40aは、入力手段20の入力部21が操作された場合にそれぞれの入力操作に対応する指令を各部に与えるものである。出力制御部40bは、表示指令が与えられた場合に一体表示器18若しくは入力手段20の表示部22を通じて所望の表示を行うものである。
販売管理制御部40cは、商品の販売に関わる処理を統括的に制御するものである。具体的には、入力部21の操作により商品収納ラック10に対してコラムが設定され、更にコラムに対して選択ボタン12及び販売価格が対応付けられた場合、販売管理制御部40cによってコラムの番号と商品収納ラック10と選択ボタン12と販売価格とが互いに対応付けられ、販売管理データベース43としてメモリ42に格納されることになる。
また、販売管理制御部40cは、貨幣処理装置16に貨幣が投入された場合、投入貨幣が販売価格以上となった時点で該当する選択ボタン12を有効化する。有効化した選択ボタン12が押圧操作された場合、販売管理制御部40cは、対応するコラムの商品収納ラック10に設けられたベンドメック10aを動作させて商品を一つ払い出す動作を行う。
更に、販売管理制御部40cは、売切センサ10bを通じて商品収納ラック10の商品を監視し、商品無しを検出した場合、対応するコラムの売切ランプ14を点灯して売切状態であることを報知する処理を行う。
コラム管理制御部40dは、制御上認識可能なコラムの番号(コラム番号)のうち、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定するものである。このように販売不可コラムに設定されたコラム番号は、コラム管理データベース44としてメモリ42に格納される。また、入力手段20を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定するものである。このように販売可能コラムに設定されたコラム番号は、コラム管理データベース44としてメモリ42に格納される。
また、コラム管理制御部40dは、いずれかの商品収容庫の商品収納ラック10がコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換された場合において、新たな商品収納ラック10に電装機器から当該商品収納ラック10に関するラック構成情報である構造モードが与えられたとき、かかる構造モードと、メモリ42のコラム管理データベース44に予め記憶してある当該自動販売機に搭載可能な種々の商品収納ラック10のラック構造に関するラック構造情報とを比較して、新たな商品収納ラック10のコラム数を検出し、その設定処理を行うものである。
更に、コラム管理制御部40dは、いずれかの商品収容庫の商品収納ラック10がコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換された場合において、新たな商品収納ラック10に電装機器から当該商品収納ラック10に関するラック構成情報である構造モードが与えられたとき、かかる構造モードと、メモリ42のコラム管理データベース44に予め記憶してある当該自動販売機に搭載可能な種々の商品収納ラック10のラック構造に関するラック構造情報とを比較して、当該自動販売機に搭載された商品収納ラック10の補給数等の各種設定に関する設定情報を更新するものである。
図6は、上述した制御手段40が実行するコラム設定制御の処理内容を示すフローチャートである。尚、本実施の形態2の制御装置を構成する制御手段40においても、上述した実施の形態1のコラム設定制御(図4参照)を実行することが可能であるが、処理内容は、上述した実施の形態1の処理内容と同じであるので、ここではその説明を割愛する。
図6に示すコラム設定制御において、制御手段40は、入力制御部40aを通じて、交換された新たな商品収納ラック10の電装機器から当該商品収納ラック10固有のラック構成情報である構造モードを入力した場合(ステップS201:Yes)、コラム管理制御部40dを通じて、メモリ42のコラム管理データベース44よりラック構造情報を読み出す(ステップS202)。
そして、制御手段40は、コラム管理制御部40dを通じて、読み出したラック構成情報と、ステップS201で入力した構造モードとを比較して、コラム数を検出し(ステップS203)、コラム設定処理を行う(ステップS204)。
図7は、図6に示したコラム設定制御におけるコラム設定処理の処理内容を示すフローチャートである。かかるコラム設定処理において、制御手段40のコラム管理制御部40dは、ステップS203で検出したコラム数が、交換前の商品収納ラック10のコラム数よりも多い場合(ステップS211:Yes)、過剰コラムを販売不可コラムに設定して(ステップS212)、その後に手順をリターンさせて今回の処理を終了する。つまり、図2及び図3に示した例では、図2に示した状態から図3に示した状態に商品収納ラック10が交換された場合、過剰となるコラム番号が13及び14のコラムを販売不可コラムに設定する。
一方、ステップS203で検出したコラム数が、交換前の商品収納ラック10のコラム数よりも少ない場合(ステップS211:No,ステップS213:Yes)、販売不可コラムに設定されたコラムのうち、必要なコラム数のコラム番号のコラムを販売可能コラムに設定して(ステップS214)、その後に手順をリターンさせて、今回の処理を終了する。つまり、図2及び図3に示した例では、図3に示した状態から図2に示した状態に商品収納ラック10が交換された場合、必要な2つのコラム番号が13及び14のコラムを販売可能コラムに設定する。
ところで、ステップS203で検出したコラム数が、交換前の商品収納ラック10のコラム数と同じ場合(ステップS211:No,ステップS213:No)、制御手段40のコラム管理制御部40dは、上述した処理を行わないで手順をリターンさせて今回の処理を終了する。
そして、かかるコラム設定処理を行った後、制御手段40は、手順をリターンさせて、今回のコラム設定制御を終了する。
これによれば、商品収納ラック10の交換時においてコラム設定変更に伴う複雑な処理を行うことなく、過剰なコラムを販売不可コラムに設定することができるとともに、一旦販売不可コラムに設定されたものを再度販売可能コラムに設定することができる。
図8は、上述した制御手段40が実行するコラム情報更新制御の処理内容を示すフローチャートである。かかるコラム情報更新制御は、図6及び図7に示す処理と同時に行っても良いし、独立して個別に行っても良い。
図8に示すコラム情報更新制御において、制御手段40は、入力制御部40aを通じて、交換された新たな商品収納ラック10の電装機器から当該商品収納ラック10固有のラック構成情報である構造モードを入力した場合(ステップS301:Yes)、コラム管理制御部40dを通じて、メモリ42のコラム管理データベース44よりラック構造情報を読み出す(ステップS302)。
そして、制御手段40は、コラム管理制御部40dを通じて、読み出したラック構成情報と、ステップS301で入力した構造モードとを比較して、当該商品収納ラック10のラック構成を検出し(ステップS303)、商品収納ラック10の補給数等の各種設定に関する設定情報の更新を行い(ステップS304)、その後に手順をリターンさせて、今回の処理を終了する。
これによれば、商品収納ラック10の交換時においてメカコードや補給数等の各種の設定情報を入力する必要がない。
以上説明したように、本実施の形態2である自動販売機の制御装置によれば、制御手段40が、本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10が異なるコラム数を有する他の商品収納ラック10に交換された場合に、新たな商品収納ラック10から与えられたラック構成情報と、メモリ42に予め記憶してある各商品収納ラック10の構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラック10のコラム数を検出し、交換前の商品収納ラック10よりも新たな商品収納ラック10の方がコラム数が少ないときには、過剰となるコラムを販売不可コラムに設定するので、複雑な設定操作を必要としない。従って、本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10をコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換する場合においても、設定操作を簡略化することができる。
また、上記自動販売機の制御装置によれば、制御手段40が、本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10が異なるコラム数を有する他の商品収納ラック10に交換された場合に、新たな商品収納ラック10から与えられたラック構成情報と、メモリ42に予め記憶してある各商品収納ラック10の構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラック10の設定情報を更新するので、商品収納ラック10の交換時においてメカコードや補給数等の各種の設定情報を入力する必要がなく、これによっても本体キャビネット1に配設された商品収納ラック10をコラム数の異なる他の商品収納ラック10に交換する場合においても、設定操作を簡略化することができる。
以上のように、本発明に係る自動販売機の制御装置は、選択ボタン12が操作されることにより該選択ボタン12に対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自動販売機に有用である。
10 商品収納ラック
10a ベンドメック
10b 売切センサ
12 選択ボタン
14 売切ランプ
16 貨幣処理装置
18 一体表示器
20 入力手段
21 入力部
22 表示部
30,40 制御手段
30a,40a 入力制御部
30b,40b 出力制御部
30c,40c 販売管理制御部
30d,40d コラム管理制御部
32,42 メモリ
33,43 販売管理データベース
34,44 コラム管理データベース

Claims (2)

  1. 選択ボタンが操作されることにより該選択ボタンに対応付けられたコラムより商品を払い出して販売する自動販売機の制御装置において、
    入力手段を通じて所定のコラム番号が販売不可として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売不可コラムに設定する一方、前記入力手段を通じて所定のコラム番号が販売可能として入力された場合、該番号が割り付けられたコラムを販売可能コラムに設定する制御手段を備え
    前記制御手段は、自動販売機本体に配設された商品収納ラックが異なるコラム数を有する他の商品収納ラックに交換された場合に、新たな商品収納ラックから与えられたラック構成情報と、記憶部に予め記憶してある各商品収納ラックの構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラックのコラム数を検出し、交換前の商品収納ラックよりも新たな商品収納ラックの方がコラム数が少ないときには、過剰となるコラムを販売不可コラムに設定することを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. 前記制御手段は、自動販売機本体に配設された商品収納ラックが異なるコラム数を有する他の商品収納ラックに交換された場合に、新たな商品収納ラックから与えられたラック構成情報と、記憶部に予め記憶してある各商品収納ラックの構造に関するラック構造情報とを比較して新たな商品収納ラックの設定情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
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