JPH0850678A - まとめ買い機能付自動販売機の販売制御方法 - Google Patents

まとめ買い機能付自動販売機の販売制御方法

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JPH0850678A
JPH0850678A JP20279394A JP20279394A JPH0850678A JP H0850678 A JPH0850678 A JP H0850678A JP 20279394 A JP20279394 A JP 20279394A JP 20279394 A JP20279394 A JP 20279394A JP H0850678 A JPH0850678 A JP H0850678A
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JP
Japan
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button
bulk
pressed
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buying
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JP20279394A
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English (en)
Inventor
Yuji Watanabe
裕二 渡邊
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】まとめ買い販売の操作性を高めて販売促進を図
る。 【構成】紙幣挿入口3などから入金があると、入金額で
販売可能な商品の商品選択釦2を点灯する一方、まとめ
買い釦1は入金額で販売可能な最低価格商品の最大数ま
で点灯する。まとめ買い釦1でまとめ買い数が入力さ
れ、その後、商品選択釦2が押されても商品を直ちには
搬出せず、異種商品のまとめ買い数が繰り返し入力され
た後、販売確定釦8が押されると商品を順次搬出する。
その間、押された商品選択釦2は点滅させ、また搬出中
の商品選択釦2は点滅を点灯に切り換えて選択済及び搬
出中の商品が利用者に分かるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、まとめ買い機能付自
動販売機、すなわち複数個の商品をまとめて購入できる
機能を有する自動販売機の販売制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記まとめ買い機能付自動販売機(以
下、まとめ買い自販機という)として、電車などの乗車
券を販売する自動販売機(券売機)が知られている。こ
の券売機には表示ランプ付の数個の枚数別釦(まとめ買
い釦)と多数の料金別釦(商品選択釦)とが設けられ、
入金があるとまず枚数が1のまとめ買い釦が点灯する一
方、料金が入金額以下の商品選択釦が全て点灯する。そ
こで、希望の枚数のまとめ買い釦を押すとそれが点灯
し、同時に商品選択釦の点灯が入金額の範囲内でその枚
数まで購入できる料金のものに切り替わる。次いで、希
望の料金の商品選択釦を押すと、その料金の乗車券(商
品)が先に指定した枚数まで連続的に搬出される。
【0003】上記まとめ買い自販機に類似するものとし
て、缶飲料などを連続的に販売する、いわゆるマルチベ
ンド機能付自動販売機(以下、マルチベンド自販機とい
う)が知られている。この自動販売機は入金があると販
売可能な商品の商品選択釦を点灯し、次いでこの商品選
択釦が押されると選択された商品を搬出するとともに入
金額から商品価格を減算するが、その残額が商品価格を
上回っている限り、商品選択釦が押される度に商品を連
続的に搬出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のまとめ買い自販機ないしはマルチベンド自販
機は、同種商品の複数まとめ買い(まとめ買い自販
機)、あるいは異種商品の各1品買い(マルチベンド自
販機)は可能であるが、異種商品の各複数まとめ買いは
できない。
【0005】また、従来のまとめ買い自販機は以下のよ
うな操作上の不便がある。 (1) ひとまず1品買いを前提に商品選択釦が押し待ち状
態となるので、まとめ買い機能が目立ちにくい。 (2) まとめ買い釦を押し間違えた場合、それを解除した
りまとめ買い数を変更したりするには返却レバーを操作
して一旦返金し、入金し直さなければならない。 (3) 多種類の商品を各々まとめ買いする場合、購入済の
商品の商品選択釦にその履歴が残らないため、どの商品
が購入済か途中で分からなくなる。
【0006】そこで、この発明は、上記した操作性の悪
さを解消する一方で、異種商品の各複数まとめ買いも可
能にしたまとめ買い自販機の販売制御方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数種の販
売商品に対応する複数個の表示ランプ付商品選択釦と、
複数種のまとめ買い数に対応する複数個の表示ランプ付
まとめ買い釦とを備え、このまとめ買い釦が押された後
に前記商品選択釦が押されることにより、この商品選択
釦で選択された商品を前記まとめ買い釦で指定されたま
とめ買い数だけまとめて搬出する機能を有する自動販売
機において、以下の方法で販売制御することにより、上
記目的を達成するものである。
【0008】まず、この発明は、まとめ買い機能の利用
を促進するために、入金されたら、入金額で販売可能な
最低価格商品の最大数を演算し、まとめ買い数がこの最
大数以下のまとめ買い釦を全て点灯(又は点滅)させる
ものとする。
【0009】次に、この発明は、まとめ買い釦を簡単に
解除するために、まとめ買い釦が押されたら、そのまと
め買い数を記憶して商品選択釦の押し待ち状態とすると
ともに、この状態で続けてまとめ買い釦が押されたら、
このまとめ買い釦が前回のまとめ買い釦と同一か否かを
判別し、同一であればまとめ買い数の前記記憶を消去し
てまとめ買い釦の押し待ち状態とするものとする。
【0010】上記販売制御方法において、商品選択釦の
押し待ち状態で続けてまとめ買い釦が押された場合に、
このまとめ買い釦が前回のまとめ買い釦と同一でなけれ
ば、まとめ買い数の記憶を今回のまとめ買い釦のまとめ
買い数に更新して商品選択釦の押し待ち状態とすること
とすれば、まとめ買い数の変更が簡単になる。
【0011】また、この発明は、異種商品の各複数まと
め買いも可能にするために、まとめ買い釦が押されたら
そのまとめ買い数を記憶して商品選択釦の押し待ち状態
とし、次いで商品選択釦が押されたらそのコラムを記憶
するとともにこの商品選択釦を点滅(又は点灯)してま
とめ買い釦の押し待ち状態とし、この繰り返しの後に販
売確定釦が押されることにより商品搬出を開始するもの
とする。
【0012】その場合に、販売確定釦が押されたら、コ
ラムを記憶した商品選択釦以外の商品選択釦は全て消灯
すれば、商品の選択結果が利用者によく分かり便利であ
り、更に商品搬出を開始したコラムの商品選択釦を点滅
(又は点灯)から点灯(又は点滅)に切り換え、商品搬
出を終了したコラムの商品選択釦は順次消灯することと
すれば、商品の搬出状況が利用者によく分かり便利であ
る。
【0013】更に、上記販売制御方法において、入金額
を入金用エリア及び表示用エリアの2つの記憶エリアに
記憶し、販売確定釦が押されるまでは前記表示用エリア
内の金額を商品選択釦が押される度に減算しながら表示
するとともに、前記販売確定釦が押された後は前記入金
用エリア内の金額を商品を搬出する度に減算しながら表
示することとすれば、利用者が残額を確認しながら商品
の選択や追加入金ができ便利である。
【0014】
【作用】この発明においては、入金されたら、商品の中
で最低価格のものが入金額で最大幾つまで販売可能かを
演算し、まとめ買い数がこの最大数以下のまとめ買い釦
は全て点灯する。これにより、少なくとも最低価格商品
については入金と同時にまとめ買いが可能となり、まと
め買い機能の利用が図られるとともに、一般に売れ筋と
なる最低価格商品の販売が促進される。
【0015】次に、この発明においては、まとめ買い釦
が押されてそのまとめ買い数を記憶し、商品選択釦の押
し待ち状態とした状態で続けてまとめ買い釦が押された
ら、このまとめ買い釦が前回押されたものと同一か否か
を判別し、同一ならまとめ買い数の記憶を消去し、同一
でなければまとめ買い数の記憶を更新する。すなわち、
同一のまとめ買い釦が2度押しされたらまとめ買い数を
取り消し、別のまとめ買い釦が押し直されたら、後押し
のまとめ買い釦を優先する。これにより、まとめ買いの
取消やまとめ買い数の変更がまとめ買い釦の連続操作で
可能となり、返却レバーを操作した上で再度入金するな
どの面倒がない。
【0016】また、この発明においては、まとめ買い釦
が押されてそのまとめ買い数を記憶した後、商品選択釦
が押されても直ぐには商品を搬出しないでそのコラム
(商品選択釦に対応する商品収納部)を記憶しておき、
この繰り返しの後に販売確定釦が押されて初めて商品の
搬出を行う。これにより、異種商品について各複数のま
とめ買いが可能になる。その場合、この発明において
は、押された商品選択釦についてはその点灯状態を変
化、つまり点灯していたものは点滅させ、点滅していた
ものは点灯させて、商品選択の履歴を残すようにする。
これにより、選択済の商品が明らかとなり、同一商品の
2度買いなどの間違いが防止される。
【0017】上記販売確定釦が押されたら、コラムを記
憶した商品選択釦以外の商品選択釦は全て消灯するのが
よい。これにより、点滅あるいは点灯している商品選択
釦から商品の選択結果が明らかになる。その場合、商品
搬出を開始したコラムの商品選択釦は点灯状態を変化、
つまり点滅していたものは点灯させ、点灯していたもの
は点滅させれば搬出中の商品が明らかになり、更に搬出
終了したコラムの商品選択釦は順次消灯させれば、点滅
あるいは点灯中の商品選択釦から未搬出の商品が明らか
になる。
【0018】更に、上記販売制御方法において、入金額
を入金用エリア及び表示用エリアの2つの記憶エリアに
記憶することとし、販売確定釦が押されるまでは表示用
エリア内の金額を商品選択釦が押される度に減算して表
示し、販売確定釦が押された後は入金用エリア内の金額
を商品を搬出する度に減算しながら表示することとすれ
ば、利用者が残額を確認しながら商品の選択や追加入金
ができ便利である一方、入金用エリアに入金額の記憶が
保持されているので、販売確定釦が押されるまでは、返
却レバーの操作で何時でも入金の全額返却が可能であ
る。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図5に基づいて、スポーツ施設
の個人利用券を販売するまとめ買い自販機におけるこの
発明の実施例について説明する。まず、図1は自販機の
外観を示す正面図である。図において、自販機の前面に
は、まとめ買い釦1、商品選択釦2、紙幣投入口3、プ
リペイドカード挿入口4、コイン投入口5、返却レバー
6、金額表示器7、販売確定釦8、利用券取出口9、釣
銭返却口10などが図示レイアウトで配備されている。
まとめ買い釦1は1人(1枚)から4人(4枚)まで縦
1列に4個配列され、いずれも内蔵する図示しない表示
ランプで照光されるようになっている。また、同様に表
示ランプを内蔵する商品選択釦2は縦2列に分けて8個
配列され、これらの商品選択釦2にはサウナ、プール、
トレーニングジムなどの施設について大人券と子供券に
分けて料金が割り当てられている。
【0020】図示自販機において、紙幣又はプリペイド
カードを挿入し、あるいはコインを投入すると、金額表
示器7に入金額が表示され、同時にまとめ買い釦1及び
商品選択釦2が点灯する。そこで、利用券をまとめ買い
する場合には、必要枚数のまとめ買い釦1を押し、次に
希望する利用券の商品選択釦2を押す操作を所望の利用
券の種類の回数だけ繰り返し、最後に販売確定釦8を押
すと、各利用券が必要枚数ずつ取出口9に搬出される。
また、1枚買いの場合にはまとめ買い釦1を押すことな
く直ぐに商品選択釦2を押せばよく、その場合には商品
選択釦2を押す度に連続的に搬出される。返却レバー6
を回すと、利用券の搬出前は入金額がそのまま戻され、
搬出後であれば釣銭(残額)が返却される。
【0021】図2に図1の自販機の制御ブロック図を示
す。主制御部11はメインCPU12、その制御プログ
ラムを格納したROM13、制御データを記憶するRA
M14、時計管理のためのクロック15などを備え、こ
の主制御部11には図示しない端末CPUをそれぞれ備
えた押釦・ランプ制御部16、表示制御部17、搬出制
御部18、入金制御部19、データ入出力制御部20な
どを介してまとめ買い釦1、商品選択釦2、金額表示器
7、販売確定釦8、搬出機構21、コインメック22、
紙幣選別器23、カード処理器24、取消スイッチ2
5、キーボード26などの外部入出力機器が接続されて
いる。
【0022】まとめ買い釦1から入力されたまとめ買い
数データはRAM14に一時記憶され、次いで商品選択
釦2から選択信号が入力されると、このまとめ買い数デ
ータはコラム別に割り当てられたまとめ買い数記憶エリ
アにスタックされる。商品選択釦2が押されないまま同
一のまとめ買い釦1が2度押しされると、RAM14内
のまとめ買い数の一時記憶はクリアされ、また別のまと
め買い釦1が押し直されると、前のまとめ買い数は新た
なまとめ買い数で上書きされる。その後、販売確定釦2
から販売確定信号が入力されると、RAM14に記憶さ
れた枚数の利用券がコラム番号順に搬出機構21により
搬出される。
【0023】コインメック22、紙幣選別器23及びカ
ード処理器24からの入金データはRAM14内の入金
用エリア及び表示用エリアの2つのエリアに同時に記憶
され、販売確定釦8からの販売確定信号が入力されるま
では表示用エリアの金額データが金額表示器7に表示さ
れる。また、その間、表示用エリアの金額データは商品
選択釦2からの選択信号により、その商品価格とまとめ
買い数との積の金額が減算される。その後、販売確定釦
8から販売確定信号が入力されると、金額表示器7の表
示は入金用エリアの金額データに切り替えられ、またそ
の金額データは搬出機構21からの利用券の搬出信号に
より逐次減算される。コラム(利用券)ごとの価格デー
タ及び商品選択釦2とコラムとの対応データはキーボー
ド26からRAM14に設定入力される。取消スイッチ
25は返却レバー6で操作され、この取消スイッチ25
から取消信号が入力されると、すべての押釦入力はクリ
アされて入金の返却が行われる。
【0024】それでは、図示自販機の販売制御動作につ
いて、図3〜図5のフローチャートに基づいて以下に説
明する。ここで、図3はまとめ買い釦制御、図4は商品
選択釦制御、また図5は搬出制御部分をそれぞれ示して
いる。まず、図3において、CPU12は販売待機状態
で入金の有無をチェックし(ステップS1)、入金があ
れば金額データをRAM14の入金用エリア及び表示用
エリアに同時に記憶させ(ステップS2)、金額表示器
7に表示用エリアの金額データを表示させる(ステップ
S3)。次いで、入金額を利用券の最低価格で割り、そ
の商の端数を切り捨てて、入金額で販売可能な最低価格
利用券の枚数を演算する(ステップS4)。
【0025】そして、その枚数以下のまとめ買い釦1を
全て点灯し、また入金額で販売可能な価格の商品選択釦
2を全て点灯し、まとめ買い釦1の押し待ち状態とする
(ステップS5)。次いで、まとめ買い釦1が押された
かをチェックし(ステップS6)、押されたらそのまと
め買い釦1を点灯から点滅に切り換え、また販売可能な
商品選択釦2の点灯をそのまとめ買い数に応じて変更し
(ステップS7)、同時にまとめ買い数をRAM14の
所定のエリアに一時記憶して商品選択釦21の押し待ち
状態とする(ステップS8)。
【0026】図4に移って、商品選択釦2が押されたか
をチェックし(ステップS9)、押されたら一時記憶さ
れたまとめ買い数をRAM14内の該当するコラムの記
憶エリアにスタックする(ステップS10)。同時に、
押された商品選択釦2の点灯を点滅に切り換え(ステッ
プS11)、表示エリアの金額データから販売額(まと
め買い数×利用券価格)を減算するとともに、残額を金
額表示器7に表示する(ステップS12)。そして、こ
の残額で販売可能な最低価格利用券の枚数を新たに演算
し(ステップS13)、その枚数以下のまとめ買い釦1
を全て点灯し、また残額で販売可能な利用券の商品選択
釦2を全て点灯して販売確定釦8の押し待ち状態とする
(ステップS14)。その際、選択済の商品選択釦2は
引き続き点滅を継続する。その後、販売確定釦2が押さ
れずに(ステップS15のNO)、次のまとめ買い釦1
が押されたら(ステップS6のYES)、ステップS7
〜ステップS14の処理を繰り返す。
【0027】一方、ステップS9で商品選択釦2が押さ
れずに、再びまとめ買い釦1が押されたら(ステップS
16のYES)、このまとめ買い釦1が前回と同じもの
かをチェックし(ステップS17)、同じものなら前回
のまとめ買い数の一時記憶をクリアし(ステップS1
8)、そのまとめ買い釦1の点滅を点灯に復帰させて販
売確定釦8の押し待ち状態とする(ステップS19)。
また、ステップS17でまとめ買い釦1が別のものな
ら、まとめ買い数の一時記憶を今回のものに更新し(ス
テップS20)、同時に今回のまとめ買い釦1の点灯を
点滅に切り替え(ステップS21)、また商品選択釦2
の点灯をそのまとめ買い数に応じて変更して商品選択釦
2の押し待ち状態とする(ステップS22)
【0028】ステップS15で販売確定釦8が押された
ら、図5に移ってまとめ買い釦1を消灯するとともに、
確定した商品選択釦2は全て点滅させたまま、その他の
商品選択釦2を消灯する(ステップS23)。同時に金
額表示器7に表示するRAM14内の金額データを表示
用エリアから入金用エリアに切り換えて(ステップS2
4)、利用券の搬出を開始する(ステップS25)。利
用券搬出中はそのコラムの商品選択釦2の点滅を点灯に
し、またまとめ買い数に対応するまとめ買い釦1を点灯
して(ステップS26)、利用券を1枚搬出ごとに入金
用エリアの金額データを減算してその残額を表示する
(ステップS27)。
【0029】そして、まとめ買い数分の利用券の搬出が
終了したかチェックし(ステップS28)、終了してい
なければステップS25に戻るが、終了したらその商品
選択釦2及びまとめ買い釦1を消灯し(ステップS2
9)、同時にそのコラムのまとめ買い数の記憶をクリア
する(ステップS30)。その後、全てのコラムの搬出
が終了したかをチェックし(ステップS31)、終了し
ていなければステップS25に戻って次のコラムの搬出
を開始するが、終了したら釣銭あるいは残額を更新した
カードを自動返却して処理を終了する(ステップS3
2)。
【0030】図3に戻って、ステップS6でまとめ買い
釦1が押されずに、商品選択釦2が押されたら(ステッ
プS6のNO→ステップS33のYES)、押された商
品選択釦2の点灯を点滅に切り換え(ステップS3
4)、直ちにそのコラムの利用券を1枚搬出する(ステ
ップS35)。そして、入金用及び表示用エリアの金額
データから販売金額を減算し(ステップS36)、表示
用エリアの残額データを金額表示器7に表示するととも
に(ステップS37)、残額で販売可能な最低価格利用
券の枚数を新たに演算し(ステップS38)、その枚数
以下のまとめ買い釦1を全て点灯し、また残額で販売可
能な利用券の商品選択釦2を全て点灯する(ステップS
39)。
【0031】その後、返却レバー6が操作されたら(ス
テップS40のYES)、ステップS32に移って釣銭
あるいはカードを返却し、操作されなければまとめ買い
釦1の押し待ち状態とする。なお、上述実施例ではまと
め買い釦1及び商品選択釦2は押し待ち状態で点灯し、
押されると点滅するようにしたが、点灯・点滅条件をこ
れと反対にすることも可能である。また、この発明は実
施例に示した利用券販売機に限らず、その他の物品販売
機にも広く適用可能である。
【0032】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果が得られ
る。 (1) 入金額で販売可能な最低価格商品の最大数以下のま
とめ買い釦を全て点灯(又は点滅)させることにより、
まとめ買い釦を目立たせてその利用を促し、またまとめ
買い釦を見ていれば最低価格商品のまとめ買いに必要な
金額を計算せずに入金できるので、比較的購入希望の多
い最低価格商品の販売を促進できる。 (2) 商品選択釦の押し待ち状態で続けてまとめ買い釦が
押され、このまとめ買い釦が前回のまとめ買い釦と同一
であればまとめ買い数の記憶を消去し、また同一でなけ
ればまとめ買い数の記憶を今回のまとめ買い釦のまとめ
買い数に更新して商品選択釦の押し待ち状態とすること
により、まとめ買いの取消や変更が取消釦を一々押すこ
となく簡単に行える。 (3) まとめ買い釦が押されたらそのまとめ買い数を記憶
して商品選択釦の押し待ち状態とし、次いで商品選択釦
が押されたらそのコラムを記憶するとともにこの商品選
択釦を点滅(又は点灯)してまとめ買い釦の押し待ち状
態とし、この繰り返しの後に販売確定釦が押されると商
品搬出を開始することにより、異種商品の各複数まとめ
買いが実現するとともに、選択済の商品選択釦は点灯状
態が変化するので、買い忘れや同じ商品を2度買いする
間違いが生じない。 (4) その場合、販売確定釦が押されたら、コラムを記憶
した商品選択釦以外の商品選択釦は全て消灯することに
より、商品選択の最終結果が利用者に一目で分かり買い
忘れが防止され、更に商品搬出を開始したコラムの商品
選択釦を点滅(又は点灯)から点灯(又は点滅)に切り
換え、商品搬出を終了したコラムの商品選択釦は順次消
灯することにより、利用者に商品の搬出状況がよく分か
り、商品搬出中の不安が解消されるとともに、搬出が終
了した商品のまとめ買い数と搬出数との照らし合わせが
可能となり、商品の取り忘れが防止される。 (5) 入金額を入金用エリア及び表示用エリアの2つの記
憶エリアに記憶し、販売確定釦が押されるまでは表示用
エリア内の金額を商品選択釦が押される度に減算しなが
ら表示するとともに、販売確定釦が押された後は入金用
エリア内の金額を商品を搬出する度に減算しながら表示
することにより、利用者は残額を確認しながら押し釦操
作ができる一方で、商品搬出が開始されるまで入金額が
別途保持されるので、途中で返却レバーが操作されて入
金額を全額返却する場合の信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の自動販売機の外観を示す正
面図である。
【図2】図1の自動販売機の制御ブロック図である。
【図3】図1の自動販売機の制御動作のまとめ買い釦制
御部分を示すフローチャートである。
【図4】図1の自動販売機の制御動作の商品選択釦制御
部分を示すフローチャートである。
【図5】図1の自動販売機の制御動作の搬出制御部分を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 まとめ買い釦 2 商品選択釦 3 紙幣投入口 4 プリペイドカード挿入口 5 コイン投入口 6 返却レバー 7 金額表示器 8 販売確定釦 9 商品取出口 10 釣銭返却口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の販売商品に対応する複数個の表
    示ランプ付商品選択釦と、複数種のまとめ買い数に対応
    する複数個の表示ランプ付まとめ買い釦とを備え、この
    まとめ買い釦が押された後に前記商品選択釦が押される
    ことにより、この商品選択釦で選択された商品を前記ま
    とめ買い釦で指定されたまとめ買い数だけまとめて搬出
    する機能を有する自動販売機において、 入金されたら、入金額で販売可能な最低価格商品の最大
    数を演算し、まとめ買い数がこの最大数以下のまとめ買
    い釦を全て点灯(又は点滅)させることを特徴とするま
    とめ買い機能付自動販売機の販売制御方法。
  2. 【請求項2】 複数種の販売商品に対応する複数個の表
    示ランプ付商品選択釦と、複数種のまとめ買い数に対応
    する複数個の表示ランプ付まとめ買い釦とを備え、この
    まとめ買い釦が押された後に前記商品選択釦が押される
    ことにより、この商品選択釦で選択された商品を前記ま
    とめ買い釦で指定されたまとめ買い数だけまとめて搬出
    する機能を有する自動販売機において、 まとめ買い釦が押されたら、そのまとめ買い数を記憶し
    て商品選択釦の押し待ち状態とするとともに、この状態
    で続けてまとめ買い釦が押されたら、このまとめ買い釦
    が前回のまとめ買い釦と同一か否かを判別し、同一であ
    ればまとめ買い数の前記記憶を消去してまとめ買い釦の
    押し待ち状態とすることを特徴とするまとめ買い機能付
    自動販売機の販売制御方法。
  3. 【請求項3】 商品選択釦の押し待ち状態で続けてまと
    め買い釦が押された場合において、このまとめ買い釦が
    前回のまとめ買い釦と同一でなければ、まとめ買い数の
    記憶を今回のまとめ買い釦のまとめ買い数に更新して商
    品選択釦の押し待ち状態とすることを特徴とする請求項
    2記載のまとめ買い機能付自動販売機の販売制御方法。
  4. 【請求項4】 複数種の販売商品に対応する複数個の表
    示ランプ付商品選択釦と、複数種のまとめ買い数に対応
    する複数個の表示ランプ付まとめ買い釦とを備え、この
    まとめ買い釦が押された後に前記商品選択釦が押される
    ことにより、この商品選択釦で選択された商品を前記ま
    とめ買い釦で指定されたまとめ買い数だけまとめて搬出
    する機能を有する自動販売機において、 まとめ買い釦が押されたらそのまとめ買い数を記憶して
    商品選択釦の押し待ち状態とし、次いで商品選択釦が押
    されたらそのコラムを記憶するとともにこの商品選択釦
    を点滅(又は点灯)してまとめ買い釦の押し待ち状態と
    し、この繰り返しの後に販売確定釦が押されることによ
    り商品搬出を開始することを特徴とするまとめ買い機能
    付自動販売機の販売制御方法。
  5. 【請求項5】 販売確定釦が押されたら、コラムを記憶
    した商品選択釦以外の商品選択釦は全て消灯することを
    特徴とする請求項4記載のまとめ買い機能付自動販売機
    の販売制御方法。
  6. 【請求項6】 商品搬出を開始したコラムの商品選択釦
    を点滅(又は点灯)から点灯(又は点滅)に切り換え、
    商品搬出を終了したコラムの商品選択釦は順次消灯する
    ことを特徴とする請求項5記載のまとめ買い機能付自動
    販売機の販売制御方法。
  7. 【請求項7】 入金額を入金用エリア及び表示用エリア
    の2つの記憶エリアに記憶し、販売確定釦が押されるま
    では前記表示用エリア内の金額を商品選択釦が押される
    度に減算しながら表示するとともに、前記販売確定釦が
    押された後は前記入金用エリア内の金額を商品を搬出す
    る度に減算しながら表示することを特徴とする請求項4
    〜請求項6のいずれかに記載のまとめ買い機能付自動販
    売機の販売制御方法。
JP20279394A 1994-08-04 1994-08-04 まとめ買い機能付自動販売機の販売制御方法 Pending JPH0850678A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004133693A (ja) * 2002-10-10 2004-04-30 Casio Comput Co Ltd プリペイド型電子マネー決済システム、方法、及びプログラム
JP2008021103A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Operator Support Service:Kk 募金装置付自動販売機
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