JPS6330675B2 - - Google Patents

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JPS6330675B2
JPS6330675B2 JP57087708A JP8770882A JPS6330675B2 JP S6330675 B2 JPS6330675 B2 JP S6330675B2 JP 57087708 A JP57087708 A JP 57087708A JP 8770882 A JP8770882 A JP 8770882A JP S6330675 B2 JPS6330675 B2 JP S6330675B2
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JP
Japan
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column
sold
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product
parallel
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Application number
JP57087708A
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English (en)
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JPS58205290A (ja
Inventor
Hideki Kawagishi
Yoshiki Yano
Naoki Tatomi
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Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
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Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP8770882A priority Critical patent/JPS58205290A/ja
Publication of JPS58205290A publication Critical patent/JPS58205290A/ja
Publication of JPS6330675B2 publication Critical patent/JPS6330675B2/ja
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の収納コラムに同一価格、同一
種類の商品(以下同一の商品という)を収納して
販売する自動販売機の並行販売装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の自動販売機では、販売頻度の高
い商品については複数の収納コラムに同一の商品
を収納し、これら収納コラム毎に商品選択手段に
よる選択指示入力を設け、この選択指示入力に対
応して収納された商品を投出販売していることが
多い。そして、いずれかの収納コラムの商品が売
切れてしまつた場合は、その収納コラムに対応す
る売切表示を行なうとともに、その商品選択手段
による選択指示入力を無効にしている。すなわ
ち、販売頻度の高い商品は1つの収納コラムのみ
ではなく複数の収納コラムに収納しておき、販売
動作は各収納コラム毎に完全に独立して行なうよ
うにした自動販売機で、この種の自動販売機は例
示するまでもなく周知である。
一方、販売頻度の高い商品を多く収納するため
に複数の収納コラムに対して1個の商品選択手段
を設けた構成の自動販売機はたとえば実開昭56−
92284号公報に記載されているものが知られてい
る。そして、この公報の装置は明確には記載され
ていないが周知のとおりの売切表示手段が、それ
ぞれの商品選択手段に対応して設けられているも
のである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前者の同一の商品が複数の収納
コラムに収納され商品選択手段が各収納コラム毎
に独立に設けられている自動販売機においては、
特定の収納コラムに対応する商品選択手段のみを
数多く操作するとその収納コラムの在庫のみが偏
つて減少し、最後には売切れとなり、同一の商品
が他の収納コラムに収納されているにもかかわら
ず、顧客はこの売切表示だけを見て早合点し購入
を止めてしまう場合、または希望する商品以外の
商品を購入してしまう場合などの不都合が生じて
いる。
また、実開昭56−92284号公報記載の構成の自
動販売機では、販売頻度がほぼ同じ商品を販売し
ようとする場合でも、商品選択手段の数が収納コ
ラムの数より少なくなるため、この商品選択手段
の数により販売できる商品の種類数も制限される
という問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、同
一の商品が複数の収納コラムに収納されていて、
その内の特定の収納コラムのみの商品が売切れて
も売切表示を行なうことなく、また収納コラムの
数に等しい種類の商品を販売可能とした自動販売
機の並行販売装置を提供するものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の自動販売機の並行販売装置は、少なく
とも2つ以上に同一の商品を収納できる複数の収
納コラムと、これら各収納コラムの商品の投出を
それぞれ選択指示する収納コラム毎にそれぞれ対
応して設けられた商品選択手段と、前記収納コラ
ムに収納された商品の有無を収納コラム毎に検知
する売切検知手段と、この売切検知手段にて前記
収納コラム内の商品の売切れが検知されるとこれ
をコラム毎に表示する売切表示手段と、前記同一
の商品が複数の収納コラムに収納されているとき
これら収納コラムを並行コラムとして記憶する並
行コラム記憶手段と、並行コラムとして記憶され
た前記収納コラムのそれぞれについて前記売切検
知手段から売切検知出力があるか否かを判定する
判定手段と、この判定手段が並行コラムに対応す
る収納コラムの全てからは売切検知出力が出力さ
れていないと判定したときに売切表示手段を非作
動とするとともに選択指示された商品の価格以上
の貨幣が投入された際に前記商品の売切れが検知
された収納コラムに前記商品選択手段による選択
指示を可能とする制御手段とを備えたものであ
る。
(作用) 本発明の自動販売機の並行販売装置は、同一の
商品が複数の収納コラムに収納されているとき並
行コラム記憶手段で並行コラムとして記憶する。
また、判定手段では並行コラムとして記憶された
収納コラムのに全てについて売切検知手段から売
切検知出力があるか否かを判定する。
そして、制御手段は判定手段が並行コラムに対
応する収納コラムの全てからは売切検知出力が出
力されていないと判定したときに、売切表示手段
を非作動とするとともに、選択指示された商品の
価格以上の貨幣が投入された際に商品の売切れが
検知された収納コラムに商品選択手段による商品
の選択指示を可能とするものである。
(実施例) 次に本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は自動販売機を示す図である。この自動
販売機は、前面を開口した本体1と、これを覆う
扉体2とから構成されている。
本体1には仕切板3にて仕切られた第1から第
nまでの複数の収納コラム41,42…4nが並設
されている。この収納コラム41,42…4nに
は、前面に、収納された商品5を保持する保持杆
6と、商品5の投出時2個以上の商品5の投出を
規制する規制板7とが設けられている。また、下
端には商品5を投出する投出部材8が設けられ、
さらに背面側には第2図に示すように売切検知手
段9が設けられている。この売切検知手段9は、
最下端に位置する商品5にて押圧されてオンされ
るマイクロスイツチなどにて構成されている。ま
た投出部材8はそれぞれ収納コラム41,42…4
nに対応して設けられたモータなどからなる商品
投出部101,102…10nにて駆動されるもの
である。
扉体2には、前面上部に顧客操作部11が、下
部には商品受部12に投出された商品5を取出す
ための取出口13が、内面には管理部14が設け
られている。
顧客操作部11には第3図に示すように、商品
5の売切時に点灯される売切表示手段としての売
切ランプ151,152…15nと、顧客の操作に
応じて選択信号を出力する商品選択手段としての
選択釦161,162…16nと、投入された金額
に応じて購入できる場合は点灯される購入可能ラ
ンプ171,172…17nとが設けられている。
これらは各収納コラム41,42…4nに対応して
いるとともにそれぞれの間でも対応関係を有して
いる。
管理部14は第4図に示すように、7桁の表示
を行なえる内部表示部18、各種数値データを入
力するテンキー19、収納されている商品5の在
庫数の表示を指示する在庫キー20、収納する商
品5の数を指示する積込キー21、同一の商品の
収納されている並行コラムのセツトを指示する並
行キー22、並行コラムのセツト終了を指示する
終了キー23、入力データをクリアするクリアキ
ー24およびその他通常の自動販売機に必要な売
上集計キー25、お札枚数キー26、価格設定キ
ー27、テストキー28を有する管理操作部29
と自動販売機の状態をモニターするためのモニタ
ーランプ30とにて形成されている。
第5図は自動販売機の各種動作を制御する制御
手段を示すもので、この制御手段は販売制御のプ
ログラムなどを記憶するリード・オンリ・メモリ
(以下ROMという)32と、中央処理装置(以
下CPUという)33と、ランダム・アクセス・
メモリ(以下RAMという)34とにて形成され
ている。また、CPU33は、判定手段としての
機能をも有している。
このCPU33は、売切検知手段9、選択釦1
1,162…16n、管理操作部29、商品5の
詰りを検知するための投出部材8の定位置を検知
する第1図には図示しない定位置検知部35およ
び投入された貨幣を検出する第1図には図示しな
い投入貨幣検出部36から入力された信号によ
り、ROM32に記憶されているプログラムに基
づいて各種演算を行ない、売切ランプ151,1
2…15n、購入可能ランプ171,172…1
7n、商品投出部101,102…10n、釣銭な
どを返却する第1図には図示しない貨幣投出部3
7、内部表示部18、外部表示部38および第
1、第2のタイマー39,40の動作を制御す
る。
RAM34は第6図に示すメモリ・エリアを有
する。
411,412…41nはコラム別価格メモリ
で、収納コラム41,42…4n別に管理部14の
キー操作により入力される商品5の価格を記憶す
る。421,422…42nはコラム別在庫メモリ
で、収納コラム41,42…4n別に管理部14の
キー操作により入力された商品5の個数から販売
された商品5の個数を減算して記憶する。431
432,433は並行コラム記憶手段としての並行
コラムメモリで、並行販売の行なえる収納コラム
1,42…4nの番号をa,bにそれぞれ1つず
つ3組記憶する。44は投入金額メモリで、顧客
の投入した貨幣の金額値を記憶する。45は在庫
一時メモリで、商品5を各収納コラム41,42
4nに収納する際に管理部14のキー操作により
入力するが、そのとき入力された個数を一時的に
記憶する。
461,462…46nは商品選択フラグで、選
択釦161,162…16nが操作されたとき、こ
の操作に基づいてCPU33によつて選択された
収納コラム41,42…4nに対応してセツトされ
る。471,472…47nは売切フラグで売切検
知手段9によつて収納コラム41,42…4n内の
商品5の売切が検知されるとセツトされる。48
,482…48nは詰りフラグで、投出動作の開
始から所定時間内に投出部材8が定位置に復帰し
ない場合はこれにより商品投出時の詰りが検知さ
れるとセツトされる。491,492…49nは購
入可能フラグで、投入された貨幣の金額または残
額内でCPU33により購入可能な商品が判別さ
れるとセツトされる。511,512…51nは定
位置検知フラグで、商品投出部101,102…1
0nの投出部材8が定位置にあると、図示しない
検知スイツチにて検知され、この検知に基づいて
セツトされる。50は返却フラグで、図示しない
返却スイツチが操作されるとセツトされる。52
はカウントメモリで、並行販売のセツトの際の計
数値を記憶する。
次にこの実施例の動作を説明する。
まず、並行販売を行なうために、並行コラムメ
モリ431,432,433にそれぞれ並行販売の
行なえるコラム番号をセツトする場合を第7図の
フローチヤートに従つて説明する。なお、コラム
番号は収納コラム41,42…4nに対して、1、
2…nの番号が付されているものとし、また、コ
ラム別価格メモリ411,412…41nおよびコ
ラム別在庫メモリ421,422…42nのそれぞ
れの値は設定されているものとする。
まず、ステツプ101で管理部14の並行キー2
2が操作される。すると、ステツプ102でカウン
トメモリ52に記憶されている値n=0に1を加
算し、これをnとして新たに記憶する。ステツプ
103ではnが4か否かを判断する。これは並行販
売のセツトは3組までできるため、3組のセツト
が完了したか否かを判断するためである。
上記セツトによりn=1であるため、ステツプ
104で並行コラムメモリ431の内容を内部表示部
18に表示する。このときn=2、3であれば並
行コラムメモリ432,433の内容をそれぞれ表
示する。この表示は並行コラムメモリ431に並
行販売できる収納コラム41,42…4nがセツト
されていないため、第10図aに示すように表示
するようになる。
ステツプ105でaのコラム番号を示すテンキー
19による入力があつたか否かを判断する。ここ
でテンキー19による入力がない場合は、次にス
テツプ106で終了キー23が操作されたか否かを
判断し、操作された場合は後述するステツプ119
以後の動作を行なう。この動作により、並行コラ
ム記憶手段としての並行コラムメモリ431にコ
ラム番号がセツトされていればセツトされている
状態を確認できる。また、終了キー23が操作さ
れていない場合は、ステツプ107で並行キー22
が操作されたか否かを判断し、並行キー22も操
作されていない場合は再度ステツプ105へ戻り、
並行キー22が操作されている場合はステツプ
102へ戻る。
ステツプ105でテンキー19による入力たとえ
ば「01」があると、ステツプ108で並行コラムメ
モリ431のaに「01」を記憶し、また、ステツ
プ109で内部表示部18により第10図bに示す
表示を行なう。
次に、ステツプ110でクリアキー24がオンさ
れたか否かを判断する。これは並行コラムメモリ
431に記憶されるべきコラム番号の訂正を必要
とするかの判断であり、クリアキー24がオンさ
れていると、ステツプ111で並行コラムメモリ4
1の記憶をリセツトし、ステツプ112でカウント
メモリ52の計数値n=1から1を減算しステツ
プ102に戻る。
ステツプ110でクリアキー24がオンされてい
ない場合は、ステツプ113で並行コラムを構成す
るbのコラム番号がテンキー19により入力され
たか否かを判断し、入力されていない場合はステ
ツプ110へ戻り、クリアキー24が操作されるか
テンキー19によるコラム番号の入力があるまで
待つ。テンキー19によりコラム番号たとえば
「02」が入力されると、ステツプ114で並行コラム
メモリ431のbに「02」を記憶する。
すると、ステツプ115で並行コラムメモリ431
のa,bに記憶された2つのコラム番号「01−
02」に対応するコラム別価格メモリ411,412
の記憶が同一か否かを判断する。そして、同一で
ない場合は、ステツプ111に戻り、以後前記説明
の動作を行ない、同一の場合は、ステツプ116で
内部表示部18により第10図cに示す表示を行
なう。
次に、ステツプ117で前記と同様に訂正を必要
とする場合のクリアキー24が操作されたか否か
を判断する。そして、クリアキー24が操作され
ている場合はステツプ111へ戻り、以後前記説明
の動作を行なう。また、クリアキー24が操作さ
れていない場合は、ステツプ118で終了キー23
が操作されたか否かを判断する。そして、操作さ
れた場合は、ステツプ119で内部表示部18の表
示をオフし、並行コラムセツトの動作を終了す
る。
また、終了キー23が操作されていない場合
は、ステツプ120で並行キー22が操作されたか
否かを判断し、操作されていない場合は、ステツ
プ117へ戻りクリアキー24、終了キー23また
は並行キー22のいずれかが操作されるまでこれ
を繰返す。操作されている場合はステツプ102へ
戻り、以後前記動作を繰返す。
このようにして、並行コラムメモリ431,4
2,433にそれぞれ並行コラムを構成するコラ
ム番号たとえば「01−02」「03−04」「05−06」を
記憶する。
なお、前記説明ではRAM34にコラム別価格
メモリ411,412…41nのみを設け、収納コ
ラム41,42…4n内の商品5の価格のみを比較
して、並行コラムができる構成としたが、RAM
34に商品5の種類を記憶するメモリに新たに設
け、価格だけでなく商品5の種類も比較し並行コ
ラムを決定する構成とすることもできる。
次に前記のようにセツトされた並行コラムに基
づく販売動作を第8図に示すフローチヤートに従
つて説明する。
まず、ステツプ121で投入貨幣検出部36にて
貨幣の投入が検出されたか否かを判断する。この
判断は、真の貨幣が投入貨幣検出部36に投入さ
れたときに出力される投入貨幣の検出信号がある
か否かにより行なわれる。なお、偽物または判別
不能の貨幣は貨幣投出部37の動作により返却さ
れる。
ステツプ121で貨幣の投入が検出されていない
場合はステツプ122で投入金額メモリ44に記憶
されている金額mが0か否かを判断する。これは
後述するように、投入された貨幣の金額が商品5
を購入できる金額になつていない場合や、すでに
商品5が購入できる金額になつていても商品5の
選択をせず、返却釦も操作しない場合、またはす
でに1つ以上の商品5を購入したが、まだ残額で
商品5が購入できる場合は、貨幣の投入が行なわ
れなくても投入金額メモリ44に記憶されている
金額mは0でないためである。ここで、金額mが
0でない場合は後述するステツプ125へ移行し、
金額mが0の場合は、再度ステツプ121へ戻り購
入動作が開始されるまで待機する。
ステツプ121で貨幣の投入が検出されると、ス
テツプ123で投入貨幣検出部36から出力された
金種信号に基づく金額を投入金額メモリ44に記
憶されている金額mに加算し、これを再度投入金
額メモリ44に記憶する。
次にステツプ124でこの記憶されている金額に
ていずれの収納コラム41,42…4nに収納され
ている商品が購入可能か否かを判断して処理す
る。この処理については後述する。この処理後、
ステツプ125で購入可能フラグ491,492…4
9nの内1つでもセツトされているか否かを判断
する。そして1つもセツトされていない場合は、
ステツプ126で返却釦の操作に基づく返却フラグ
50がセツトされているか否かを判断し、セツト
されていない場合はステツプ121へ戻り、セツト
されている場合は後述するステツプ151へ移行す
る。
また、ステツプ125で購入可能フラグ491,4
2…49nの内1つでもセツトされている場合
は、ステツプ127でそのセツトされたたとえば購
入可能フラグ491,492,497に対応する購
入可能ランプ171,172,177を点灯させる。
次に、ステツプ128でセツトされている購入可
能フラグ491,492,497に対応する商品選
択手段としての選択釦161,162,167のい
ずれかが操作されたか否かを商品選択フラグ46
,462,467を検索して判断する。なお、こ
の場合選択釦161,162,167が同時に操作
されると商品選択フラグ461,462,467
すべてセツトされることになるが、検索の順序が
あるため、この順序がたとえばコラム番号の小さ
い順であれば、商品選択フラグ461が先に検索
されることになり、これがセツトされているため
以後の検索は行なわれず、このため商品選択フラ
グ461のみセツトされた場合と同じになる。
そして、ステツプ128で前記商品選択フラグ4
1,462,467のいずれもセツトされていな
い場合は、ステツプ129で第1タイマー39が計
時を完了したか否かを判断する。このタイマー3
9は、後述するようにすでに1つ以上の商品5を
購入した顧客が残り金額で、またはこの金額にさ
らに金額を加えて商品5を購入するか否か、また
は選択した商品5が詰りにより購入できない顧客
が他の商品を購入するか否かを判断するためにス
テツプ139またはステツプ149でオンされるもので
ある。このため、まだ1つの商品5も購入してい
ない場合は、第1タイマー39がオンされること
なく、所定時間の計時が完了することはなく、こ
の場合は常にステツプ129での判断は否であるた
めステツプ126へ移行する。また、すでに1つ以
上の商品5を購入し、これによりステツプ129で
第1タイマー39がオンされている場合であつて
も、計時が完了していない場合はステツプ126へ
移行する。また、すでに計時が完了している場合
は後述するステツプ151へ移行する。
また、ステツプ128で前記いずれかの商品選択
フラグたとえば461がセツトされていれば、ス
テツプ130でこのセツトされた商品選択フラグ4
1に対応する購入可能フラグ491以外、この場
合は購入可能フラグ492,497はリセツトす
る。これにより購入可能ランプ492,497も消
灯される。
次に、ステツプ131でセツトされている購入可
能フラグ461に対応する商品投出部101を動作
させて投出部材8により第1の収納コラム41
の商品5を1つ投出させる。このとき、ステツプ
132で商品投出部101の動作と同時に商品5の投
出詰りを検出するために所定時間を計時する第2
タイマー40をオンする。
次に、ステツプ133で投出部材8が待機位置に
復帰したか否かを定位置検知フラグ511を検索
して判断する。そして、復帰していない場合は、
ステツプ134で第2タイマー40による計時が完
了したか否かを判断し、完了していない場合は再
度ステツプ133へ戻り、これを投出部材8が待機
位置に復帰するまで、または計時が完了するまで
繰返す。
計時が完了したにもかかわらず投出部材8が待
機位置に復帰しない場合は、商品5が投出途中で
詰つたものと判断し、ステツプ135で商品選択フ
ラグ461および購入可能フラグ491をリセツト
し、ステツプ136で商品投出部101の動作を停止
させる。そして、ステツプ137で詰りの生じた第
1の収納コラム41に対応する詰りフラグ481
セツトするとともに、ステツプ138で対応する売
切ランプ151を点滅点灯させる。その後、ステ
ツプ139で第1タイマー39をオンし、ステツプ
124へ戻る。
また、ステツプ133で所定時間以内に投出部材
8が待機位置に復帰し定位置検知フラグ511
セツトされると、商品が正常に投出されたことを
意味するので、ステツプ140で投入金額メモリ4
4に記憶されている金額mから投出した商品の価
格、つまりセツトされている購入可能フラグ49
に対応するコラム別価格メモリ411に記憶され
ている金額m1を減算し、その結果をmとして投
入金額メモリ44に再度記憶する。またステツプ
141でコラム別在庫メモリ421に記憶されている
個数Zから投出された商品の数1を減算し、結果
を再度記憶する。そして、ステツプ142で商品選
択フラグ461、購入可能フラグ491、定位置検
知フラグ511をリセツトし、購入可能ランプ1
1を消灯する。ステツプ143では、商品投出部1
1の作動を停止する。
次に、ステツプ144で投出された商品5の収納
されていた第1の収納コラム41に対応する売切
フラグ471がセツトされているか否かを判断し、
セツトされていなければ、ステツプ145で投入金
額メモリ44に記憶されている金額をmとし、売
切フラグ471,472…47nのセツトされてい
ない収納コラム41,42…4nに対応するコラム
別価格メモリ411,412…41nに記憶されて
いる最低金額をCsとした場合、m≧Csか否かを
判断する。
また、ステツプ144で売切フラグ471がセツト
されている場合は、ステツプ146で並行コラムメ
モリ431,432,433を検索し、コラム番号
「01」が記憶されているか否かすなわち並行販売
可能か否かを判断する。そして、たとえば前記並
行コラムセツトのフローチヤートで説明したよう
にコラム番号「01」が並行コラムメモリ431
aに記憶されていれば、ステツプ147でbに記
憶されているコラム番号「02」に対応する売切フ
ラグ472がセツトされているか否かを判定手段
としてのCPU33にて判断する。ここで売切フ
ラグ472がセツトされていなければ直接ステツ
プ145へ移行し、売切フラグ472がセツトされて
いるかまたはステツプ146で並行販売が不可能と
判断された場合は、ステツプ148で売切表示手段
としての売切ランプ151を点灯した後ステツプ
145へ移行する。
ステツプ145でm≧Csであれば、ステツプ149
でさらに商品5の販売を続けるか否かの判断を行
なうため第1タイマー39をオンし、ステツプ
124へ戻る。
また、m≧Csでなければ、ステツプ150で投入
金額メモリ44に記憶されている金額mが0か否
かを判断し、0の場合はこれで1回の販売動作が
終了し、また、0でない場合は、ステツプ151で
投入金額メモリ44に記憶されている金額を釣り
銭として貨幣投出部37により投出させた後、販
売動作を終了する。
なお、詰り検知手段としては、前記実施例のよ
うに所定時間以内に投出部材8が定位置に復帰す
るか否かにより検知するものだけではなく、商品
投出口に光電素子等を設け、商品5の投出時この
商品5が光を遮断すると、定位置検知フラグ51
,512…51nにかわつて設けた確認フラグを
セツトして検知してもよい。また、収納コラム4
,42…4nから投出された商品5を収納コラム
1,42…4nに対応して設けたマイクロスイツ
チ等により検知し、これにより前記確認フラグを
セツトしてもよい。
なお、前者の場合は確認フラグは1個ですむ。
次に、ステツプ124の購入可能判断処理を第9
図のフローチヤートに従つて説明する。
まず、投入金額メモリ44に記憶されている金
額をm、第1の収納コラム41に対応するコラム
別価格メモリ411に記憶されている金額をC1
したとき、ステツプ124−1でm≧C1か否かを判
断し、m≧C1でない場合は、なにもせず判断の
対象を第2の収納コラム42に移す。
また、m≧C1の場合は、ステツプ124−2で第
1の収納コラム41に対応する詰りフラグ481
セツトされているか否かを判断し、セツトされて
いる場合は、なにもせず判断の対象を第2の収納
コラム42に移す。ここで、詰りフラグ481がセ
ツトされていない場合には、ステツプ124−3で
売切検知手段9により第1の収納コラム41に対
応する売切フラグ471がセツトされているか否
かを判断し、セツトされている場合は、ステツプ
124−4で並行販売可能か否か、すなわち並行コ
ラムメモリ431,432,433にコラム番号
「01」が記憶されているか否かを判断する。記憶
されていないければ、なにもせず判断の対象を第
2の収納コラム42に移す。
また、コラム番号「01」が前記並行販売セツト
の第7図に示すフローチヤートで説明したように
たとえば並行コラムメモリ431のaに記憶され
ていれば、ステツプ124−5で並行コラムの相手
すなわち並行コラムメモリ431のbに記憶され
ているコラム番号「02」が示す第2の収納コラム
2に対応する売切フラグ472がセツトされてい
るか否かを判断する。
そして、売切フラグ472がセツトされていれ
ば、なにもせず判断の対象を第2の収納コラム4
に移す。また、セツトされていなければ、ステ
ツプ124−6で第2の収納コラム42に対応する詰
りフラグ482がセツトされているか否かを判断
し、セツトされていれば、なにもせず判断の対象
を第2の収納コラム42に移す。また、ステツプ
124−5で、売切フラグ472がセツトされてな
く、かつステツプ124−6で詰りフラグ482がセ
ツトされていない場合は、ステツプ124−7で第
1の収納コラム41に対応する購入可能フラグ4
1をセツトし、判断の対象を第2の収納コラム
2に移す。
以後同様にして第2、第3…第nの収納コラム
2,43…4nまでの購入可能判断を行なう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、いずれかの収納コラムの商品
が売切れとなつても、同一価格、同一種類の商品
が他の収納コラムにある限り、その売切れた収納
コラムに対応する売切れ表示を行なうことなく、
この収納コラムに対応する商品選択手段にて他の
収納コラムに収納されている同一価格、同一種類
の商品を購入可能としたため、同一商品が他の収
納コラムに収納されているにもかかわらず、たと
えば顧客が1つの売切れ表示だけを見て売切れと
早合点し、購入を中止したり、希望する商品以外
の商品を購入してしまうという不都合をなくすこ
とができる。また、売切れを表示することも少な
くできるため、顧客に与える印象も良く、商売上
も好ましくできる。
さらに、販売頻度の同じ商品を販売する場合
は、それぞれの収納コラムに対応して商品選択手
段および売切表示手段が設けられているため、収
納コラムの数だけの異なる商品を販売することが
でき、商品の種類の多少、販売頻度に対する汎用
性も向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動販売機の一実施例を示す
斜視図、第2図は収納コラムを示す正面図、第3
図は顧客操作部を示す正面図、第4図は管理部を
示す正面図、第5図は制御部を示すブロツク図、
第6図はRAMのメモリエリアを示す説明図、第
第7図は並行販売セツトのフローチヤート、第8
図は販売のフローチヤート、第9図は販売可能判
断処理のフローチヤート、第10図は内部表示部
による表示状態を示す説明図、第11図は機能ブ
ロツク図である。 41,42…4n……収納コラム、9……売切検
知手段、151,152…15n……売切表示手段
としての売切ランプ、161,162…16n……
商品選択手段としての選択釦、32……制御手段
を構成するROM、33……制御手段および判定
手段を構成するCPU、34……制御手段を構成
するRAM、431,432,433……並行コラム
記憶手段としての並行コラムメモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも2つ以上に同一の商品を収納でき
    る複数の収納コラムと、 これら各収納コラムの商品の投出をそれぞれ選
    択指示する収納コラム毎にそれぞれ対応して設け
    られた商品選択手段と、 前記収納コラムに収納された商品の有無を収納
    コラム毎に検知する売切検知手段と、 この売切検知手段にて前記収納コラム内の商品
    の売切れが検知されるとこれをコラム毎に表示す
    る売切表示手段と、 前記同一の商品が複数の収納コラムに収納され
    ているときこれら収納コラムを並行コラムとして
    記憶する並行コラム記憶手段と、 並行コラムとして記憶された前記収納コラムの
    それぞれについて前記売切検知手段から売切検知
    出力があるか否かを判定する判定手段と、 この判定手段が並行コラムに対応する収納コラ
    ムの全てからは売切検知出力が出力されていない
    と判定したときに売切表示手段を非作動とすると
    ともに選択指示された商品の価格以上の貨幣が投
    入された際に前記商品の売切れが検知された収納
    コラムに前記商品選択手段による選択指示を可能
    とする制御手段と を備えたことを特徴とする自動販売機の並行販売
    装置。
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