JPH0610462Y2 - 物品投出機 - Google Patents

物品投出機

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JPH0610462Y2
JPH0610462Y2 JP1988164125U JP16412588U JPH0610462Y2 JP H0610462 Y2 JPH0610462 Y2 JP H0610462Y2 JP 1988164125 U JP1988164125 U JP 1988164125U JP 16412588 U JP16412588 U JP 16412588U JP H0610462 Y2 JPH0610462 Y2 JP H0610462Y2
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弥宏 岡本
義幸 小林
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グローリー工業株式会社
グローリー機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばパチンコ店等において獲得したパチン
コ玉やメダルと交換される景品等の物品を投出する物品
投出機に関する。
(従来の技術) 従来、複数のストッカを有する物品投出機において、投
出中にストッカ内の物品が無くなったときの対処として
は、そのストッカ内の物品を全て投出した後、別のスト
ッカより残りの個数を投出するようにした物品投出機が
ある。
また、予め投出中のストッカ内の残数を検出しておい
て、その残数が投出数よりも少なければ、多数の物品が
収納されている別のストッカから投出するようにした物
品投出機がある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、投出中のストッカ内の物品が無くなった
ときに、別のストッカから残り数の物品を投出するよう
にした物品投出機では、投出動作が2回必要となり、投
出時間が長くかかり、物品の受取人を長く待たせる問題
がある。しかも、1回投出した後に、もう1回投出する
ため、1回目に投出された物品を受取っても、2回目に
投出された物品を受取るのを忘れてしまうことがあり、
物品の受取不足が生じてしまう問題がある。
また、予め投出中のストッカ内の残数を検出しておい
て、その残数が投出数よりも少なければ、多数の物品が
収納されているストッカから物品を投出するようにした
物品投出機では、ストッカ内の残数を検知する手段が別
に必要になり、しかも、各ストッカ内に物品が少量ずつ
残ってしまう問題がある。
本考案は、上述のような点に鑑み、1回の投出動作で所
定の数量の物品を投出でき、しかも、ストッカ内に物品
が少数ずつ残ることがなく、一度に多量の物品を投出で
きる物品投出機を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、複数の物品Aを重積して収納した複数のスト
ッカ11からなる収納部5と、予め定められた物品投出位
置に設けられ、この物品投出位置に位置される前記収納
部5の少なくとも2つの各ストッカ11から所定の数量の
物品Aをそれぞれ押出台77上に押上げるリフト手段61
と、このリフト手段61で前記押出台77上に押上げられた
物品Aを押出台77の前方に押出して投出する押出手段95
と、前記リフト手段61で前記押出台77上に押上げられる
物品Aの数量を、押出台77上に押上げられる物品Aによ
って移動する検知レバー85の移動量に応じたロータリー
エンコーダ88のパルス信号数から検知する押上物品数量
検知手段81と、前記物品Aの投出指令があると通常は前
記物品投出位置にある1つのストッカ11から優先して物
品Aを投出させ、前記リフト手段61で該ストッカ11から
物品Aを前記押出台77上に押上げるに際しリフト手段61
を最上位置に上げたにもかかわらず前記押上物品数量検
知手段81で物品Aの数量が所定の数量に満たないことが
検知されたときは前記物品投出位置にある他のストッカ
11から残りの数量の物品Aを押出台77上に押上げ、両ス
トッカ11から押出台77上に押上げられた所定の数量の物
品Aを前記押出手段95によって一度に投出させる制御手
段151とを具備したものである。
(作用) 本考案では、物品Aの投出指令があると、物品投出位置
にある1つのストッカ11から優先して物品Aを投出す
る。すなわち、押上物品数量検知手段81で検知しながら
リフト手段61で該ストッカ11から所定の数量の物品Aを
押出台77上に押上げ、押出手段95で押出台77上に押上げ
られた物品Aを押出台77の前方に押出して投出する。こ
のとき、リフト手段61で該ストッカ11から物品Aを押出
台77上に押上げるに際しリフト手段61を最上位置に上げ
たにもかかわらず、押上物品数量検知手段81で物品Aの
数量が所定の数量に満たないことが検知されたときは、
物品投出位置にある他のストッカ11から残りの数量の物
品Aを押出台77上に押上げ、両ストッカ11から押出台77
上に押上げられた所定の数量の物品Aを一度に投出す
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
第2図および第3図は物品投出機の平面図および正面図
を示しており、物品投出機は、機体1の左右両側部に一
対の物品投出ユニット2,3を備えていると共に、この
一対の物品投出ユニット2,3間にも物品投出ユニット
4を備えている。
前記物品投出ユニット2,3は、後述する複数のストッ
カ11、回転ドラム21およびドラム駆動手段35等からなる
ドラム式の収納部5と、後述するリフト手段としてのリ
フト機構61および押出手段としての押出機構95等からな
る投出手段6との同一または対称構造にてそれぞれ構成
されており、まず、それらの構造について説明する。
前記ストッカ11は、回転ドラム21に対して着脱自在とす
るカセット方式を採っており、第7図および第8図に示
すように、一対のストッカ枠12,13を有し、これらのス
トッカ枠12,13の前面板12a,13a、側面板12b,13bおよび
後面板12c,13c間で、矩形状の物品Aを重積状態で収納
する矩形筒状の物品収納空間14を形成している。そし
て、一方のストッカ枠12が他方のストッカ枠13に対して
両後面板12c,13cが連結されるヒンジ15を介して開閉可
能とし、その両ストッカ枠12,13の両側面板12b,13bの下
端に物品収納空間14の内方に突出して物品Aの両長辺縁
部を支持する支持板12d,13dが設けられ、この支持板12
d,13d間にスリット16が形成されていると共に、前面板1
2a,13a間に物品Aの重積方向に沿ってスリット17が形成
されている。また、各側面板12b,13bの上端近傍および
下端近傍には、フック溝穴18を有するフック金具19,20
が、一方のストッカ枠12の各フック金具19が他方のスト
ッカ枠13の各フック金具20の取付位置よりも上方にずら
してそれぞれ設けられており、このフック溝穴18は後方
に向かって開口する導入部18aと前側上部の引掛け部18b
とからなる。
前記回転ドラム21は、第2図ないし第4図のように、機
体1の上面板1aおよび底面板1bにそれぞれ軸受22,23で
垂直方向に回転自在に設けられた回転軸24によって回転
可能に支持されており、この回転軸24の上部側にドラム
本体25が設けられ、このドラム本体25の周面に複数のス
トッカ取付枠26が設けられ、このストッカ取付枠26間に
前記ストッカ11が着脱自在に装着される複数のストッカ
装着部27が形成されている。このストッカ取付枠26は、
ドラム本体25の周面に取付けられる固定板28とドラム本
体25に対して放射方向に突出する取付板29とから断面略
L字状に形成され、この取付板29の外端側の上部近傍お
よび下部近傍に各一対のフック片30,31が設けられ、各
上部側のフック片30は固定板28のある一側に突出すると
共にその突出面にフック32が突設され、各下部側のフッ
ク片31は他側に突出すると共にその突出面にフック32が
突設され、各ストッカ装着部27における各上部側のフッ
ク片30と各下部側のフック片31とが略平行となる。そし
て、この各ストッカ装着部27に対して回転ドラム21の外
径方向からストッカ11を挿入し、このストッカ11の両側
のフック金具19,20をストッカ装着部27の両側のフック
片30,31間に嵌合すると共に、そのフック金具19,20のフ
ック溝穴18,18をフック32,32に引掛けることにより、ス
トッカ11を装着でき、また、ストッカ11を持上げながら
回転ドラム21の外径方向に引くことにより、ストッカ11
を取外すことができる。
前記回転ドラム21はドラム駆動手段35によって回転およ
び停止される。このドラム駆動手段35は、第9図および
第10図のように、ドラム本体25の上板25aの外径側に取
付けた環状の回転停止受体36を有し、この回転停止受体
36の外周面にモータ37によって回転される摩擦ローラ38
が圧接し、そして、モータ37の駆動により、摩擦ローラ
38と回転停止受体36との摩擦接触を介して回転ドラム21
が所定の一方向(第2図左側の回転ドラム21は反時計回
り方向、右側の回転ドラム21は時計回り方向)のみに回
転駆動される。また、回転停止受体36の内周側には、回
転ドラム21の各ストッカ装着部27が前記投出手段6の所
定の投出位置で停止するように、回転ドラム21の各スト
ッカ装着部27の位置に対応して所定ピッチ毎に凹部39が
設けられ、この凹部39に略L字状のロック片40の一端の
ロック部41が上方から嵌入して回転ドラム21の回転が規
制される。このロック片40は機体1側に設けられた支軸
42を支点として揺動可能とし、ロック片40に一体的に設
けられたレバー43にソレノイド44のプランジャ45が連結
され、そして、このソレノイド44の励磁時にロック片40
のロック部41が凹部39から上方に逃げ、回転ドラム21の
回転を許容し、一方、非励磁時にプランジャ45のスプリ
ング46の付勢でロック部41が凹部39に嵌入し、回転ドラ
ム21の回転を規制するようになっている。
また、ロック片40の近傍には略L字状の逆転防止部材47
が機体1側に設けられた支軸48を支点として揺動可能に
設けられ、先端の規制部49が常に自重によって下がり、
その規制部49が回転停止受体36の凹部39内に嵌入した状
態では、回転ドラム21の逆方向への回転を規制し、一
方、回転ドラム21が所定方向に回転するときには、凹部
39の縁部が規制部49の傾斜面49aに当たって規制部49が
上方へ揺動して凹部39から外れ、回転ドラム21の回転を
許容する。
また、前記ドラム本体25の内径側には、ストッカ装着位
置に対応して切欠部50を設けた検知板51が設けられ、こ
の検知板51の外径部の上方に臨んで機体1側に設けられ
た回転位置検知器52の検知子53の先端のローラ54が切欠
部50に落込むことにより、回転ドラム21の各ストッカ装
着部27の回転位置を検知することができる。
前記投出手段6のリフト手段としてのリフト機構61は、
各物品投出ユニット2,3の回転ドラム21,21が近接す
る位置よりも少し前方位置で、各回転ドラム21,21の隣
合う各2つのストッカ11,11に対応した回転ドラム21,21
の周縁の各一対の投出位置にそれぞれ一対ずつ設けられ
ている。そして、この各リフト機構61は、第4図および
第6図のように、機体1の底面板1b上に立設された断面
略L字状のリフトフレーム62によってガイドロッド63が
立設され、このガイドロッド63に昇降体64が垂直方向に
スライド可能に設けられている。この昇降体64は、ガイ
ドロッド63にスライド可能に嵌合するスライド部材64a
を有し、このスライド部材64aに前記回転ドラム21に装
着されたストッカ11のスリット16,17を通じて物品収納
空間14に進入可能とする昇降台65が薄板で略L字状に形
成されたアーム板66によって取付けられ、また、リフト
フレーム62の上下部に回転自在に軸着されたプーリ67,6
7間にタイミングベルト68が張設され、このタイミング
ベルト68にブラケット69を介してスライド部材64aが連
結されている。そして、下部のプーリ67を駆動するモー
タ70によってタイミングベルト68が正逆回動されること
により、昇降体64が昇降移動する。また、ブラケット69
から先端にベアリング71を回転自在に有するガイド軸72
が突設され、このベアリング71がリフトフレーム62に垂
直方向に沿って設けられたガイド枠73に転動可能に嵌合
し、昇降体64の水平方向の振れを防止する。さらに、ブ
ラケット69から検知片74が突設され、この検知片74をリ
フトフレーム62の上端近傍および下端近傍に設けた最上
昇位置検知センサ75および最下降位置検知センサ76で検
知することにより、ストッカ11内の全ての物品Aを押上
げ終えた最上昇位置および昇降台65がストッカ11の下方
に外れた最下降位置を検知することができる。
ところで、機体1の上部中央域には円弧状の前端部を機
体1の前面から突出させて押出台77が設けられており、
この押出台77には各物品投出ユニット2,3の各一対の
リフト機構61によって各一対のストッカ11,11から押上
げられる物品A,Aが上昇通過可能とする各一対の押上
口78,78が開口されている。そして、この各押上口78の
下面開口縁部には押上げられる物品Aを押上口78内に導
く導入枠79が設けられている。
そして、第2図、第4図および第5図のように、各押上
口78に対応して、この各押上口78から押出台77の上方に
押上げられる物品Aの数量を検知する押上物品数量検知
手段81が設けられている。この押上物品数量検知手段81
は、各押上口78の後側の押出台77上に立設されたガイド
フレーム82によってガイドロッド83が立設され、このガ
イドロッド83にスライド部材84が垂直方向にスライド可
能に嵌合され、このスライド部材84に、先端が押上口78
の上方域に侵入する検知レバー85が取付けられていると
共に、垂直方向に長い摩擦板86が設けられ、また、ガイ
ドフレーム82に、摩擦板86に摩擦接触する摩擦ローラ87
が回転自在に設けられていると共に、この摩擦ローラ87
の回転を検出するロータリーエンコーダ88が設けられて
いる。そして、通常は自重によってスライド部材84が押
出台77の上面に接合する位置まで下降しており、リフト
機構61によって押上げられる物品Aで検知レバー85が押
上げられ、この検知レバー85に伴って上昇する摩擦板86
に摩擦接触する摩擦ローラ87が回転し、この摩擦ローラ
87に連動して回転するロータリーエンコーダ88の所定回
転間隔毎にパルス波形または正弦波形の信号が出力さ
れ、この信号数に基づいて押上口78から押出台77の上方
に押上げられた物品Aの数量が検知できるようになって
おり、この実施例では物品Aがリフト機構61(物品投出
ユニット2,3のみ)によって10個まで押上げられてそ
れを検知できるようにしている。さらに、このロータリ
ーエンコーダ88は、検知レバー85の上昇のみならず下降
時にも信号を出力するようになっており、正逆回転方向
に対応して正信号または負信号としたり位相を変えたり
して回転方向をも検出できるようにしている。また、リ
フト機構61による物品Aの押上げ動作中において、ロー
タリーエンコーダ88から所定の信号数が得られれば、ス
トッカ11内に物品Aが有ると判断でき、一方、ロータリ
ーエンコーダ88から所定の信号数が得られる前に昇降体
64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で検知されれ
ば、ストッカ11内に物品Aが無くなったと判断できる。
なお、摩擦板86の下端部との干渉を避けるために押出台
77には逃げ孔89が設けられている。
ところで、機体1の前記押出台77上には各物品投出ユニ
ット2,3(物品投出ユニット4も含む)の押上口78、
押上物品数量検知手段81、押出機構95等を覆うカバー枠
体91が設けられ、このカバー枠体91の前面に前記回転ド
ラム21の円周の彎曲に対して逆向きに彎曲した略円弧状
の押出口枠板92が設けられ、この押出口枠板92の前方の
押出台77上に物品投出部93が形成されている。
そして、前記カバー枠体91の押出口枠板92の各物品投出
ユニット2,3の各一対の押上口78,78の前側に物品
A,Aが幅方向に2列に並ぶと共に10個ずつ重積した状
態でも通過可能とする押出口94,94が形成され、この各
押出口94,94に各物品投出ユニット2,3の各押出機構9
5,95の押出板96,96が嵌合配置される。
前記押出機構95の押出板96は、前面の外端側が直線面96
aに形成され、前面の内端側が前記回転ドラム21の円周
の彎曲に対して逆向きに彎曲した彎曲面96bに設けら
れ、後面左右両縁部に略L字状の金具97,97によってロ
ーラ98,98が回転自在に取付けられ、押出口94の左右各
縁部から押上口78,78の両側部で平行に対設されたガイ
ド側板99,100のガイド溝101,102に各ローラ98,98が嵌合
し、押上口78,78の前方の押出口94に嵌合した前進位置
と押上口78,78の後方の後退位置との間で移動可能にな
っている。なお、この押出板96には、前記押上物品数量
検知手段81,81の検知レバー85,85がいずれの位置にあっ
ても挿通可能とするスリット103,103が設けられてい
る。
前記押出機構95は押出板96を前後方向に移動させる押出
板駆動装置105を備えており、一方のガイド側板100の後
端の押出台77上に立設された支持板106と押出口枠板92
との間に、外周面に螺旋溝107を無端状に形成したカム
軸108が回転可能に架設されていると共に、ガイド軸109
が平行に架設されている。このカム軸108の螺旋溝107
は、右巻の螺旋と左巻の螺旋とが両端部でつながって無
端状とされている。また、このカム軸108とガイド軸109
とには移動体110がスライド可能に嵌合すると共に、移
動体110の図示しないピンがカム軸108の螺旋溝107に嵌
合し、この移動体110に略L字状の連動板111を介して押
出板96が連結されている。そして、支持板106に取付け
られたモータ112でベルトおよびプーリ等の駆動伝達手
段113(第2図に示す)を介してカム軸108を一方向に回
転させることにより、螺旋溝107の一方の巻方向の螺旋
に沿って移動体110が前方または後方に向かって移動
し、前端または後端で螺旋溝107の他方の巻方向の螺旋
に移ると、移動体110の移動方向が反転して後方または
前方に向かって移動するようになっている。なお、移動
体110には検知片114が取付けられ、この検知片114を押
出台77上の前側および後側に設けた前進位置検知センサ
115および後退位置検知センサ116で検知することによ
り、押出板96の押出口94に嵌合した最前進位置および押
上口78,78の後方の最後退位置を検知することができ
る。
また、第2図のように、回転ドラム21のストッカ装着部
27の後述する補給位置に対して回転ドラム21の回転方向
の1つ次の位置において、そのストッカ装着部27にスト
ッカ11によって物品Aが収納されているか否かを検知す
る物品有無検知センサ117が設けられ、このセンサ117
は、機体1の底面板1bの投光器117a(または受光器117
a)と背面板1cの受光器117b(または投光器117b)との
間で検知光をストッカ11の内側に投光して物品Aの有無
を検知する。なお、このような透過型センサの他、反射
型センサを用いてもよい。
以上のように、各物品投出ユニット2,3は、複数のス
トッカ11、回転ドラム21、ドラム駆動手段35等からなる
収納部5と、リフト機構61、押上物品数量検知手段81お
よび押出機構95等からなる投出手段6との同一または対
称構造にてそれぞれ構成されている。
一方、前記物品投出ユニット4は、1つのストッカ11、
このストッカ11が着脱可能に装着される機体1の内部の
図示しないストッカホルダ等からなる収納部5aと、リフ
ト機構61、押上物品数量検知手段81および押出機構95等
からなる投出手段6aとを備えている。そして、押出台77
にはリフト機構61によって物品Aが押上げられる1つの
押上口78が設けられている。この実施例ではリフト機構
61によって押上げられる物品Aの数量が2〜4個程度と
され、それを押上物品数量検知手段81で検知できるよう
にしている。押上口78の前側のカバー枠体91の押出口枠
板92には物品Aが2〜4個重積状態で通過できる押出口
121が設けられている。この押出口121に対応した大きさ
に形成された押出機構95の押出板122は、カバー枠体91
の押出口枠板92の彎曲と略同じ彎曲に形成され、押上物
品数量検知手段81の検知レバー85がいずれの位置でも挿
通可能とする1つのスリット123が設けられ、略L字状
のアーム124で押出板駆動装置105の移動体110に直接支
持されている。なお、ストッカ11に物品Aが収納されて
いるか否かは、リフト機構61の昇降体64が最上昇位置に
達していない場合すなわち昇降体64の検知片74が最上昇
位置検知センサ75で検知されていなければ収納されてい
ると判断できる。
また、第2図および第3図のように、前記物品投出部93
の押出台77上に押出された物品Aを検知する一対の物品
有無検知センサ131,132が設けられ、このセンサ131,132
は、押出口121の左右両側に配置された投光器132a,131a
(または受光器132a,131a)と各押出口94,94の外側に配
置された受光器131b,132b(または投光器131b,132b)と
の間で、各検知光が交差するように投光すると共に押出
台77の上面に近接して投光し、押出口94,121,94のいず
れから1つでも押出された物品Aを検知することができ
る。なお、押出口枠板92には各センサ131,132の各検知
光が投受光される窓孔133が設けられている。
また、第2図に示すように、前記カバー枠体91の背面に
は傾斜状の表示操作面135が設けられ、その表示操作面1
35にはエンプティ表示を行なう表示手段136が設けられ
ている。この表示手段136は、各物品投出ユニット2,
3の回転ドラム21,21の各ストッカ装着部27に対応して
複数の表示ランプ137,138を環状に並べて配置すると共
に、物品投出ユニット4に対応して1つの表示ランプ13
9を配置している。そして、物品投出ユニット2,3に
おいては、前記物品有無検知センサ117によって物品A
が有ると検知された回転ドラム21のストッカ装着部27に
対応する表示ランプ137,138を消灯させ、物品Aが無い
と検知されたストッカ装着部27に対応する表示ランプ13
7,138を点灯させると共に、リフト機構61で全ての物品
Aが押上げられて無くなった際にも対応する表示ランプ
137,138を点灯させるようにし、回転ドラム21の回転時
には前記回転位置検知器52によって回転ドラム21の回転
位置を検知して表示ランプ137,138の点灯または消灯を
順送りする。一方、物品投出ユニット4においては、押
上物品数量検知手段81で物品Aが有るとされれば表示ラ
ンプ139を消灯し、無いとされれば点灯する。なお、こ
の表示操作面135には各回転ドラム21,21を手動回転させ
る図示しない回転指令釦を設けている。
また、機体1の背面には扉体145が開閉可能に設けら
れ、この扉体145で開放される機体1の背部の開口部146
を通じて、物品投出ユニット2,3の回転ドラム21,21
の開口部146に臨んだ補給位置にあるストッカ装着部2
7、物品投出ユニット4のストッカホルダに対してスト
ッカ11が着脱できるようになっている。
また、第1図には物品投出ユニット2,3の制御を行な
う制御手段151を示し、この制御手段151は、ドラム駆動
手段35を駆動制御して収納部5の回転ドラム21を回転さ
せたり、投出手段6のリフト機構61および押出機構95を
駆動制御して収納部5の投出位置にあるストッカ11から
物品Aを投出させ、一方、押上物品数量検知手段81のロ
ータリーエンコーダ88等からの信号を入力する。なお、
図示していないが物品投出ユニット4の制御も同様に制
御手段151によって行なわれる。また、制御手段151は記
憶手段152を備えており、制御手順等が記憶されている
他、回転ドラム21に装着される各ストッカ11の物品Aの
有無状態等をも記憶する。
次に、物品投出動作を説明する。
まず、機体1の扉体145を開放し、各物品投出ユニット
2,3の各回転ドラム21,21の補給位置にある各ストッ
カ装着部27,27に、対応する物品Aを収納したストッカ1
1をそれぞれセットする。この各回転ドラム21にストッ
カ11を装着するときには、補給位置のストッカ装着部27
にストッカ11を装着し終えたなら、前記表示操作面135
の図示しないドラム回転釦を操作し、回転ドラム21の開
いているストッカ装着部27を補給位置まで回転させ、ス
トッカ11を順次装着する。同時に、物品投出ユニット4
のストッカホルダに、対応する物品Aを収納したストッ
カ11をセットする。なお、これらのストッカ11の装着時
には、全てのリフト機構61の昇降体64が、その昇降体64
の検知片74が最下降位置検知センサ76で検知されて停止
された最下降位置にあり、昇降台65がストッカ11の下方
域に退避されている。
そして、物品投出機の立上げ始動時には、物品投出ユニ
ット2,3の各回転ドラム21が自動的に1回転され、物
品有無検知センサ117によって回転ドラム21の各ストッ
カ装着部27の各ストッカ11内に物品Aが有るか否かが確
認され、その検知結果が記憶手段152に記憶されると共
に、物品Aが有るストッカ装着部27に対応する表示手段
136の表示ランプ137,138が消灯され、物品Aが無いスト
ッカ装着部27に対応する表示手段136の表示ランプ137,1
38が点灯される。
また、各回転ドラム21が前述のように1回転されて各ス
トッカ11における物品Aの有無が確認された後、一対の
リフト機構61の各投出位置に、物品Aの存在が確認され
たストッカ11がそれぞれ配置される。
さらに、各物品投出ユニット2,3,4の各リフト機構
61の各投出位置に配置されたストッカ11内の物品Aの最
上部位置の位置合わせが行なわれる。すなわち、リフト
機構61のモータ70が駆動され、ストッカ11の下方域に退
避されていた昇降体64が上昇し、この昇降体64の昇降台
65がスリット16,17を通じてストッカ11の内側に侵入
し、この昇降台65上にストッカ11内に重積されている物
品Aを載せて押上げ、そして、最上部の物品Aが押上口
78を通じて押出台77の上面から突出し、押上物品数量検
知手段81の検知レバー85が物品Aで押上げられてロータ
リーエンコーダ88から信号が出力されると、モータ70が
直ちに停止される。このとき、慣性等によって物品Aが
余分に押上げられた場合にはモータ70がわずかに逆転さ
れて物品押上位置が修正される。また、物品投出ユニッ
ト4でも、同様に、ストッカ11内の物品Aの最上部位置
の位置合わせが行なわれ、同時に、物品Aの有無が検知
でき、すなわち、物品Aが有れば、前記のようにロータ
リーエンコーダ88から信号が出力され、一方、物品Aが
無ければ、ロータリーエンコーダ88から信号が出力され
る前に昇降体64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で
検知され、この結果に基づいて前記表示手段136の表示
ランプ139が消灯または点灯される。なお、この物品A
の最上部位置の位置合わせは、ストッカ装着直後に行な
わなくても、後述する物品投出動作後に結果的になされ
る。
そして、物品投出動作を第4図および第5図に示す物品
投出ユニット2において説明する。物品投出指令が出さ
れると、まず、押出機構95の押出板駆動装置105のモー
タ112が駆動され、カム軸108の螺旋溝107に沿って移動
体110が後方に移動すると共に、押出口94を閉鎖する位
置にあった押出板96が後退移動し、そして、この押出板
96が押上口78,78の後方まで後退し、移動体110の検知片
114が後退位置検知センサ116で検知されると、モータ11
2が停止され、押出板96の後退が停止される。
ついで、リフト機構61のモータ70が駆動され、上昇され
る昇降台65によって物品Aが押上口78を通じて押出台77
の上方に押上げられる。この押出台77の上方に押上げら
れる物品Aで押上物品数量検知手段81の検知レバー85が
押上げられると、検知レバー85と一体的に押上げられる
摩擦板86との摩擦接触で摩擦ローラ87が回転し、この摩
擦ローラ87に連動して回転するロータリーエンコーダ88
の所定回転間隔毎に信号が出力され、このロータリーエ
ンコーダ88から出力される信号数に基づいて押上口78か
ら押出台77の上方に押上げられた物品Aの数量が検知さ
れる。そして、所定の数量の物品Aが押上げられたこと
が検知されると、モータ70が直ちに停止される。このと
き、慣性等によって物品Aが余分に押上げられた場合に
はモータ70がわずかに逆転されて物品押上位置が修正さ
れる。
ついで、前記押出機構95の押出板駆動装置105のモータ1
12が再度駆動され、カム軸108の螺旋溝107に沿って折返
される移動体110が今度は前方に向かって移動し、それ
に伴って前進する押出板96で押出台77上に押上げられて
いる物品Aを押出す。この押出される物品Aは、押上口
78の縁部に当たって規制される所定の数量の物品Aの下
側の物品A上を滑って押出台77上に乗移ると共にその押
出台77上を滑り、押出口94から物品投出部93に押出され
る。そして、この押出板96が押出口94を閉鎖する位置ま
で前進し、移動体110の検知片114が前進位置検知センサ
115で検知されると、モータ112が停止され、押出板96の
前進が停止される。
なお、セット時の物品Aの収納量が少なかったり、投出
動作の繰返しによって物品Aの収納量が少なくなり、昇
降体64が上昇して物品Aを押上げている途中で、昇降体
64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で検知される
と、たとえ所定の数量の物品Aが押上げられていなくて
も、モータ70が停止される。このとき、昇降台65上に載
っている全ての物品Aが押出台77の上方に押上げられて
おり、物品Aの不足分については後述する対応を行な
う。また、昇降体64の検知片74が最上昇位置検知センサ
75で検知されると、ストッカ装着部27のストッカ11内に
物品Aが無くなったと判断され、記憶手段152の記憶内
容が書替えられると共に、表示手段136の表示ランプ137
が点灯され、エンプティ表示をする。
このようにして、物品投出ユニット2から物品Aが押出
台77上の物品投出部93へ投出される。他の物品投出ユニ
ット3,4についても同様の物品投出動作で物品Aを投
出し、それら各物品投出ユニット2,3,4から同時に
物品Aを投出することも可能である。
また、各物品投出ユニット2,3は一対のリフト機構6
1,61を備えており、一対のストッカ装着部27,27に装着
されたストッカ11,11からそれぞれ10個ずつの物品Aを
押上げて同時に投出することが可能であるが、通常は、
回転ドラム21の回転方向側つまり中央の物品投出ユニッ
ト4側にある一方のストッカ11から優先的に物品Aが投
出される。例えば、その物品投出ユニット2,3からの
物品Aの投出量が10個以下であれば、その一方のストッ
カ11から物品Aが投出され、かつ、11個以上(20個以
下)の場合には、一方のストッカ11から10個の物品Aが
投出されると共にもう一方のストッカ11から残りの個数
の物品Aが同時に投出される。なお、20個以上の物品A
を投出する場合には、両ストッカ11,11から10個ずつ同
時に投出した後に、残りをもう一度投出する。
また、一方のストッカ11からの投出途中で、その一方の
ストッカ11の物品Aが無くなり、所定の数量の物品Aが
投出できない場合には、もう一方のストッカ11から不足
分の物品Aが同時に投出される。例えば8個の物品Aを
投出する場合に、一方のストッカ11から本来は8個の物
品Aを投出するのであるが、3個しか投出できなかった
ら、他方のストッカ11から5個の物品Aを同時に投出す
る。
そして、上述のように構成することにより、回転ドラム
21の周囲に装着された複数のストッカ11から順番に物品
を投出することができるため、各ストッカ11内に物品A
が少量ずつ残るようなことがなく、また、一方のストッ
カ11から投出中にそのストッカ11が空になって場合には
もう一方のストッカ11から不足分を投出するため、1回
の投出動作で所定の数量の物品Aを投出することができ
る。しかも、両ストッカ11,11から多量の物品を一度に
投出できる。
なお、各物品投出ユニット2,3,4から押出台77上に
物品Aを連続的に投出することが可能であり、この場
合、先に押出台77に投出されている物品Aを後から投出
される物品Aで押出台77の前側に押出して投出される。
このとき、同時に40個以上の物品Aが押出台77上に投出
された後、さらに物品Aを投出する場合には、物品Aが
押出台77から押出されて落ちたり、重積が崩れて受取り
にくくなることがあるため、一旦投出動作を停止し、押
出台77上の物品Aが取除かれたことが物品有無検知セン
サ131,132によって検知された後に、投出動作を再開し
て残りの物品Aを投出する。この際、押出台77上の物品
Aを一旦取除くように、かつ、まだ投出される物品Aが
あることを例えば音声や画面表示によって伝えるように
してもよい。
そして、前記物品投出ユニット2,3の投出手段6の投
出位置にある一方のストッカ11内に物品Aが無くなった
場合または一度に両方のストッカ11,11内に物品Aが無
くなった場合には、回転ドラム21が回転され、物品Aを
収納しているストッカ11が投出位置に配置される。すな
わち、まず、一対のリフト機構61の昇降体64が下降さ
れ、昇降台65がストッカ11から下方に退避した後、ドラ
ム駆動手段35によって回転ドラム21がストッカ装着部27
の1つ分または2つ分だけ回転され、そして、投出位置
に物品Aを収納しているストッカ11が配置された後、リ
フト機構61の昇降体64が上昇されて復帰する。なお、回
転ドラム21を回転させる際、隣側(回転によって投出位
置に来る側)のストッカ11に物品Aが収納されていなけ
れば、その空のストッカ11を通過させて物品Aの収納さ
れたストッカ11を投出位置に配置する。そして、この回
転ドラム21の回転に対応して、表示手段136の表示ラン
プ137,138の消灯または点灯の表示が順送りされる。
また、各物品投出ユニット2,3,4の各物品Aの収納
状況は表示手段136によって確認でき、エンプティを表
示する表示ランプ137,138の点灯数が多くなったり、表
示ランプ139が点灯した場合等には、機体1内の各物品
投出ユニット2,3,4から空のストッカ11を取出し、
物品Aが収納されたストッカ11をセットする。
次に、この物品投出機による物品投出態様を具体例を示
して説明する。
投出される物品Aとしては、例えばパチンコ店において
獲得したパチンコ玉やメダルと交換される景品とした場
合、100円景品、500円景品、1000円景品があるものと
し、物品投出ユニット2には100円の景品がセットさ
れ、物品投出ユニット4には500円景品がセットされ、
物品投出ユニット3には1000円の景品がセットされる。
そして、例えば9900円分の景品を投出する場合は、物品
投出ユニット3から1000円の景品が9個投出され、物品
投出ユニット4から、500円の景品が1個投出され、物
品投出ユニット2から100円の景品が4個投出される。
このとき、物品投出ユニット2,3では投出位置にある
一方のストッカ11から景品が投出されるが、その投出中
に一方のストッカ11が空になればもう一方のストッカ11
から不足分が同時に投出される。
また、例えば21000円分(1000円の景品を21個)以上で4
0000円分(1000円の景品を40個)以下の景品を投出する
場合、物品投出ユニット3においては、1000円の景品が
一度に20個投出された後に、もう一度、残りの景品が連
続して投出される。
なお、景品投出時に、物品投出ユニット3の1000円の景
品が途中で無くなった場合には、不足の代替分として物
品投出ユニット4で500円の景品を投出し、また、物品
投出ユニット3,4の1000円,500円の景品が途中で無
くなった場合には、不足の代替分として物品投出ユニッ
ト2で100円の景品を投出する。このとき、不足の代替
分としてあまりに多量の500円または100円の景品を投出
しなければならないときには、投出動作を停止し、警報
等により係員に報知する。
また、前記のように、押出台77上に同時に40個以上の景
品が投出され、さらに景品を投出する場合には、一旦投
出動作を停止し、押出台77上の景品が取除かれたことが
物品有無検知センサ131,132によって検知された後に、
投出動作を再開して残りの景品を投出する。この際、押
出台77上の景品を一旦取除くように、かつ、まだ投出さ
れる景品があることを顧客に対して例えば音声や画面表
示によって伝える。
また、1人目の顧客の景品が押出台77上に取られずに置
いてある状態で次の顧客の景品が投出されると、混合し
て区別がつかなくなるため、1人目の顧客の景品が押出
台77上から取除かれたことが物品有無検知センサ131,13
2によって検知された後に、次の顧客の景品を投出する
ようにする。この際にも、音声または画面表示によって
顧客に景品を受取るように促してもよい。また、所定時
間経過しても押出台77の景品が取られない場合には、ブ
ザー等で報知するようにしてもよい。
なお、前記収納部6は、前記実施例のようなドラム式の
構造に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、物品投出位置にある1つのストッカか
ら優先して物品を投出させ、該ストッカから投出する物
品の数量が所定の数量に満たないときは、物品投出位置
にある他のストッカから残りの数量の物品を合わせて一
度に投出するようにし、1回の投出動作で所定の数量の
物品を投出することができる。しかも、ストッカ内に物
品が少数ずつ残るようなことがなく、かつ、複数のスト
ッカから物品を同時に投出することにより一度に多量の
物品を投出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の物品投出機の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第2図は物品投出機の平面図、第3図は正面
図、第4図はリフト機構部分の断面図、第5図は押出機
構部分の斜視図、第6図はリフト機構の平面図、第7図
はストッカの平面図、第8図はストッカの側面図、第9
図および第10図はドラム駆動手段の断面図である。 5……収納部、11……ストッカ、61……リフト手段とし
てのリフト機構、77……押出台、81……押上物品数量検
知手段、85……検知レバー、88……ロータリーエンコー
ダ、95……押出手段としての押出機構、151……制御手
段、A……物品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物品を重積して収納した複数のスト
    ッカからなる収納部と、 予め定められた物品投出位置に設けられ、この物品投出
    位置に位置される前記収納部の少なくとも2つの各スト
    ッカから所定の数量の物品をそれぞれ押出台上に押上げ
    るリフト手段と、 このリフト手段で前記押出台上に押上げられた物品を押
    出台の前方に押出して投出する押出手段と、 前記リフト手段で前記押出台上に押上げられる物品の数
    量を、押出台上に押上げられる物品によって移動する検
    知レバーの移動量に応じたロータリーエンコーダのパル
    ス信号数から検知する押上物品数量検知手段と、 前記物品の投出指令があると通常は前記物品投出位置に
    ある1つのストッカから優先して物品を投出させ、前記
    リフト手段で該ストッカから物品を前記押出台上に押上
    げるに際しリフト手段を最上位置に上げたにもかかわら
    ず前記押上物品数量検知手段で物品の数量が所定の数量
    に満たないことが検知されたときは前記物品投出位置に
    ある他のストッカから残りの数量の物品を押出台上に押
    上げ、両ストッカから押出台上に押上げられた所定の数
    量の物品を前記押出手段によって一度に投出させる制御
    手段と を具備したことを特徴とする物品投出機。
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