JP2926119B2 - 物品投出機 - Google Patents

物品投出機

Info

Publication number
JP2926119B2
JP2926119B2 JP3190190A JP3190190A JP2926119B2 JP 2926119 B2 JP2926119 B2 JP 2926119B2 JP 3190190 A JP3190190 A JP 3190190A JP 3190190 A JP3190190 A JP 3190190A JP 2926119 B2 JP2926119 B2 JP 2926119B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
articles
stocker
extrusion
signals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3190190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03236878A (ja
Inventor
弥宏 岡本
裕造 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP3190190A priority Critical patent/JP2926119B2/ja
Publication of JPH03236878A publication Critical patent/JPH03236878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2926119B2 publication Critical patent/JP2926119B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、所定数の物品を投出する物品投出機に関す
る。
(従来の技術) 従来、例えばパチンコ店やスロットルマシン店等の遊
技店で使用されているパチンコ玉やメダルと交換される
景品等の物品を投出する物品交換機については、例えば
実開昭61−121878号公報に開示されているように、収納
箱内の昇降台上に複数の景品を重積収納し、パチンコ玉
やメダル等の計数量に応じてその昇降台を上昇させて所
定数の景品を押出台より上方に押上げると共に、その押
出台より上方に押上げられた所定数の景品を押出板によ
り押出して顧客に払出すようにした装置がある。
この装置では、景品の投出数量を制御するため、昇降
用モータにより昇降台が上昇されることによって押出台
の上方に押上げられる景品の押上げ分の数量を数量規制
アームにより計測している。この数量規制アームの他端
には数量読取板が取付けられ、この数量読取板には景品
の押上げ分の数量に対応した数量記号孔が設けてあり、
この数量読取板の数量記号孔を発光受光センサで読取る
ようにしている。つまり、投出数量分の景品が押出台よ
り上方に押上げられると、数量規制アームも同時に押上
げられるためにこの数量規制アームの他端に取付けてあ
る数量読取板が移動し、この数量読取板に設けられた数
量記号孔を発光受光センサが読み、所定の数量記号が読
取られたときに昇降用モータを停止させて景品の押上げ
を止める。そして、前記押出板によって押出台上に押上
げられた所定数の景品が押出された後、数量規制アーム
に取付けられたコイルばねによって数量規制アームは元
の位置に復帰するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記のような従来の装置では、景品の
種類を厚さの異なるものに変えて使用する場合、数量読
取板自体を交換しなければならず、景品の種類の変更に
対する対応が面倒で、不便であり、景品の種類に対して
汎用性がない問題があった。
本発明は、上述のような点に鑑み、物品の種類を厚さ
の異なるものに変更する場合であっても、新たな物品の
厚さを入力することにより容易に対応できる物品投出機
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、複数個の一定の厚さの物品を上下方向に推
積して収納する収納部と、この収納部より上方に設けら
れる押出台と、所定数の物品を投出する投出指令に基づ
いて、前記収納部に収納された物品を前記押出台より上
方に持上げるリフト機構と、このリフト機構によって前
記押出台より上方に持上げられた物品を押出台上に押出
す押出機構と、前記リフト機構によって物品が前記押出
台より上方に持上げられた際に、物品と同時に持上がる
検知レバー部と、この検知レバー部の移動に連動してこ
の検知レバー部が所定距離移動する毎に信号を発生する
信号発生手段と、この信号発生手段から物品投出数に対
応して発生すべき信号数を記憶する記憶手段とを備え、
前記リフト機構の動作中に前記投出指令の物品投出数に
対応する前記記憶手段に記憶された信号数が前記信号発
生手段から発生したときにリフト機構を停止させると共
に、前記押出台より上方に持上げられた物品を前記押出
機構により押出す物品投出機であって、前記物品の種類
を厚さの異なるものに変更する場合に、新たな物品の厚
さを設定入力する入力手段と、この入力手段により入力
された物品の厚さと、前記信号発生手段から発生する一
信号当りの検知レバー部の移動距離とにより、物品投出
数に対応して前記信号発生手段から発生すべき新たな信
号数を算出する算出手段と、この算出手段によリ算出さ
れた新たな信号数を前記記憶手段に記憶させる記憶制御
手段と、を具備したものである。
(作用) 本発明の物品投出機では、物品の種類を厚さの異なる
ものに変更する場合、新たな物品の厚さを入力手段によ
り入力する。そして、このように入力された新たな物品
の厚さと、信号発生手段から発生する一信号当りの検知
レバー部の移動距離とにより、算出手段が、例えば前記
厚さを一信号当りの移動距離で除することなどにより、
物品投出数に対応して信号発生手段から発生すべき新た
な信号数を算出すると共に、こうして算出された新たな
信号数が記憶制御手段により記憶手段に記憶される。
また、物品投出時には、所定数の物品を投出する投出
指令に基づいて、リフト機構によって物品が押出台より
上方に持上げられると、検知レバー部が同時に持上が
り、この検知レバー部が所定距離移動する毎に信号発生
手段から信号が発生するが、この信号発生手段から前記
投出指令の物品投出数に対応する記憶手段に記憶された
信号数が発生したときにリフト機構が停止するととも
に、押出機構によって押出台上に物品が押出されて投出
される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明
する。
第2図および第3図は物品投出機の平面図および正面
図を示しており、物品投出機は、機体1の左右両側部に
一対の物品投出ユニット2,3を備えていると共に、この
一対の物品投出ユニット2,3間にも物品投出ユニット4
を備えている。
前記物品投出ユニット2,3は、後述する複数のストッ
カ11、回転ドラム21およびドラム駆動手段31等からなる
ドラム式の収納部5と、リフト機構51および押出機構81
からなる投出手段6との同一または対称構造にてそれぞ
れ構成されており、まず、それらの構造について説明す
る。
前記ストッカ11は、回転ドラム21に対して着脱自在と
するカセット方式を採っており、第7図および第8図に
示すように、一対のストッカ枠12,13を有し、これらの
ストッカ枠12,13内に、複数個の一定の厚さの矩形状の
物品Aを重積状態で収納する矩形筒状の物品収納空間14
を形成している。そして、一方のストッカ枠12が他方の
ストッカ枠13に対してヒンジ15を介して開閉可能になっ
ており、このヒンジ15と反対側に位置して両ストッカ枠
12,13間に、物品Aの重積方向に沿うスリット16が形成
されている。また、各ストッカ枠12,13の側面の下側
に、物品収納空間14の内方に突出して物品Aの両長辺縁
部を支持する支持板17,18が設けられている。さらに、
各ストッカ枠12,13の側面の上端近傍および下端近傍に
は、フック金具19,20が、一方のストッカ枠12の各フッ
ク金具19が他方のストッカ枠13の各フック金具20の取付
位置より上方にずらしてそれぞれ設けられている。
前記回転ドラム21は、第2図ないし第4図のように、
機体1内でその上下面間に回転自在に軸架された垂直な
回転軸22によって水平回転可能に支持されており、この
回転軸22の上部側にドラム本体23が設けられ、このドラ
ム本体23の周面に複数のストッカ取付枠24が取付けられ
ており、このストッカ取付枠24間に前記ストッカ11が着
脱自在に装着される複数のストッカ装着部25が形成され
ている。このストッカ取付枠24は、断面略L字状に形成
されているとともに、外端側の上部近傍および下部近傍
に各一対のフック26,27を有している。そして、各スト
ッカ装着部25に対して回転ドラム21の外径方向からスト
ッカ11を挿入し、このストッカ11の両側のフック金具1
9,20をそれぞれストッカ装着部25の両側のフック26,27
に引掛けることにより、ストッカ11を装着でき、また、
ストッカ11を持上げながら回転ドラム21の外径方向に引
くことにより、ストッカ11を取外すことができる。
前記回転ドラム21は、ドラム駆動手段31によって回転
および停止される。このドラム駆動手段31は、第9図お
よび第10図のように、ドラム本体23の上面の外径側に取
付けた環状の回転停止受体32を有し、この回転停止受体
32の外周面に駆動手段としてのモータ33によって回転さ
れる摩擦ローラ34が圧接し、そして、モータ33の駆動に
より、摩擦ローラ34と回転停止受体32との摩擦接触を介
して回転ドラム21が所定の一方向(第2図左側の回転ド
ラム21は反時計回り方向、右側の回転ドラム21は時計回
り方向)のみに回転駆動される。また、回転停止受体32
の内周側には、回転ドラム21の各ストッカ装着部25が前
記投出手段6の所定の投出位置で停止するように、回転
ドラム21の各ストッカ装着部25の位置に対応して所定ピ
ッチ毎に凹部35が設けられ、この凹部35の略L字状のロ
ック片36の一端が上方から嵌入して回転ドラム21の回転
が規制される。このロック片36は、機体1側に設けられ
た支軸37を支点として揺動可能になっているとともに、
他端にソレノイド38のプランジャ39が連結されている。
そして、このソレノイド38の励磁時にロック片36の一端
が凹部35から上方に逃げ、回転ドラム21の回転を許容
し、一方、非励磁時にプランジャ39のスプリング40の付
勢でロック片36の一端が凹部35に嵌入し、回転ドラム21
の回転を規制するようになっている。
また、ロック片36の近傍には略L字状の逆転防止部材
41が機体1側に設けられた支軸42を支点として揺動可能
に設けられ、この逆転防止部材41の先端部が常に自重に
よって下がり、この先端部が回転停止受体32の凹部35内
に嵌入した状態では、回転ドラム21の逆方向への回転を
規制し、一方、回転ドラム21が所定方向に回転するとき
には、凹部35の縁部が逆転防止部材41の先端部の傾斜面
43に当たって逆転防止部材41が上方へ揺動して凹部39か
ら外れ、回転ドラム21の回転を許容する。
また、前記ドラム本体23の内径側には、ストッカ装着
位置に対応して切欠部44を設けた検知板45が設けられ、
この検知板45の外径部の上方に臨んで機体1側に設けら
れた回転位置検知器46の検知子47の先端のローラ48が切
欠部44に落込むことにより、回転ドラム21の各ストッカ
装着部25の回転位置を検知するこができる。
前記投出手段6のリフト機構51は、各物品投出ユニッ
ト2,3の回転ドラム21,21が近接する位置よりも少し前方
位置で、各回転ドラム21,21の隣合う各2つのストッカ1
1,11に対応した回転ドラム21,21の周縁の各一対の投出
位置にそれぞれ一対ずつ設けられている。そして、この
各リフト機構51は、第4図および第6図のように、機体
1内の底面上に立設された断面略L字状のリフトフレー
ム52によってガイドロッド53が立設され、このガイドロ
ッド53に昇降体54が垂直方向にスライド可能に支持され
ている。この昇降体54は、前記回転ドラム21に装着され
たストッカ11のスリット16を通じて物品収納空間14に進
入可能となっており、この物品収納空間14内に位置する
上面に昇降台55を有している。また、リフトフレーム52
の上下部に回転自在に軸着されたプーリ56,56間にタイ
ミングベルト57が張設され、このタイミングベルト57に
ブラケット58を介して昇降体54が連結されている。そし
て、下部のプーリ56を駆動する昇降用駆動モータ60によ
ってタイミングベルト57が正逆回動されることにより、
昇降体54が昇降移動する。また、ブラケット58に回転自
在のベアリング61が設けられており、このベアリング61
がリフトフレーム52に垂直方向に沿って設けられたガイ
ド枠62に転動可能に嵌合し、昇降体54の水平方向の振れ
を防止する。さらに、ブラケット58から検知片63が突設
され、この検知片63をリフトフレーム52の上端近傍およ
び下端近傍に設けた最上昇位置検知センサ64および最下
降位置検知センサ65で検知することにより、ストッカ11
内の全ての物品Aを押上げ終えた最上昇位置および昇降
台55がストッカ11の下方に外れた最下降位置を検知する
ことができる。
ところで、機体1の上部中央域には円弧状の前端部を
機体1の前面から突出させて押出台66が設けられてお
り、この押出台66には各物品投出ユニット2,3の各一対
のリフト機構51によって各一対のストッカ11,11から押
上げられる物品A,Aが上昇通過可能とする各一対の押上
口67,67が開口されている。そして、この各押上口67の
下面開口縁部には押上げられる物品Aを押上口67内に導
く導入枠68が設けられている。
そして、第2図、第4図および第5図のように、各押
上口67に対応して、この各押上口67から押出第66の上方
に押上げられる物品Aの数を検知すると共に物品Aの有
無を検知する物品検知手段71が設けられている。この物
品検知手段71では、各押上口67の後側の押出台66上に立
設されたガイドフレーム72によってガイドロッド73が立
設され、このガイドロッド73にスライド部材74が垂直方
向にスライド可能に嵌合されている。このスライド部材
74は、先端側が押上口67の上方域に侵入するものである
が、反対側に垂直方向に長い摩擦板75が設けられてい
る。すなわち、スライド部材74および摩擦板75とで構成
される検知レバー部76が昇降自在となっている。なお、
この検知レバー部76は、押出台66に上方から当接するこ
とにより下方への移動が規制され、前記ガイドフレーム
72の上端に屈曲形成された制動片72aに下方から当接す
ることにより上方への移動が規制されるようになってい
る。すなわち、この制動片72aが、検知レバー部76を所
定位置以上持上がらないように停止させる停止手段にな
っている。
また、ガイドフレーム72には、摩擦板75に摩擦接触す
る摩擦ローラ77が回転自在に設けられていると共に、こ
の摩擦ローラ77の回転を検出するロータリーエンコーダ
78が設けられており、これら摩擦ローラ77とロータリー
エンコーダ78とにより、検知レバー部76の移動に連動し
てこの検知レバー部76が所定距離移動する毎に信号を発
生する信号発生手段79が構成されている。そして、通常
は自重によって検知レバー部76が押出台66の上面に接合
する位置まで下降しているが、リフト機構51によって押
上げられる物品Aで検知レバー部76が押上げられると
き、この検知レバー部76に伴って上昇する摩擦板75が摩
擦接触する摩擦ローラ77が回転し、この摩擦ローラ77に
連動して回転するロータリーエンコーダ78の所定回転間
隔毎にパルス波形または正弦波形の信号が出力され、こ
の信号数に基づいて押上口67が押出台66の上方に押上げ
られた物品Aの数量が検知できるようになっており、こ
の実施例では物品Aがリフト機構51(物品投出ユニット
2,3のみ)によって10個まで押上げられてそれを検知で
きるようにしている。さらに、このロータリーエンコー
ダ78は、検知レバー部76の上昇のみならず下降時にも信
号を出力するようになっており、正逆回転方向に対応し
て正信号または負信号としたり位相を変えたりして回転
方向をも検知できるようにしている。また、リフト機構
51により物品Aの押上げ動作中において、ロータリーエ
ンコーダ78から所定の信号数が得られれば、ストッカ11
内に物品Aが或ると判断でき、一方、ロータリーエンコ
ーダ78から所定の信号数が得られる前に昇降体54の検知
片63が最上昇位置検知センサ64で検知されれば、ストッ
カ11内に物品Aが無くなったと判断できる。なお、摩擦
板75の下端部との干渉を避けるために押出台66には逃げ
孔80が設けられている。
ところで、機体1の前記押出台66上には各物品投出ユ
ニット2,3(物品投出ユニット4も含む)の押上口67、
物品検知手段71、押出機構81等を覆うカバー枠体82が設
けられ、このカバー枠体82の前面に前記回転ドラム21の
円周の彎曲に対して逆向きに彎曲した略円弧状の押出口
枠板83が設けられ、この押出口枠板83の前方の押出台66
上に物品投出部84が形成されている。
そして、前記カバー枠体82の押出口枠板83の各物品投
出ユニット2,3の各一対の押上口67,67の前側に物品A,A
が幅方向に2列に並ぶと共に10個ずつ重積した状態でも
通過可能とする押出口85,85が形成され、この各押出口8
5,85に各物品投出ユニット2,3の各押出機構81,81の押出
板86,86が嵌合配置される。
前記押出機構81の押出板86は、後面左右両縁部にロー
ラ87,87が回転自在に取付けられ、押出口85の左右各縁
部から押上口67,67の両側部で平行に対設されたガイド
側板88,89のガイド溝90,91に各ローラ87,87が嵌合し、
押上口67,67の前方の押出口85に嵌合した前進位置と押
上口67,67の後方の後退位置との間で移動可能になって
いる。なお、この押出板86には、前記物品検知手段71,7
1の検知レバー部76,76のいずれの位置にあっても挿通可
能とするスリット92,92が設けられている。
前記押出機構81は押出板86を前後方向に移動させる押
出板駆動装置95を備えており、一方のガイド側板89の後
端の押出台66上に立設された支持板96と押出口枠板83と
の間に、外周面に螺旋溝97を無端状に形成したカム軸98
が回転可能に架設されていると共に、ガイド軸99が平行
に架設されている。このカム軸98の螺旋溝97は、右巻の
螺旋と左巻の螺旋とが両端部でつながって無端状とされ
ている。また、このカム軸98とガイド軸99とには移動体
100がスライド可能に嵌合すると共に、この移動体100の
図示しないピンがカム軸98の螺旋溝97に嵌合し、この移
動体100に略L字状の連動板101を介して押出板86が連結
されている。そして、支持板96に取付けられた押出用駆
動モータ102でベルトおよびプーリ等の駆動伝達手段103
(第2図に示す)を介してカム軸98を一方向に回転させ
ることにより、螺旋溝97の一方の巻方向の螺旋に沿って
移動体100が前方または後方に向かって移動し、前端ま
たは後端で螺旋溝97の他方の巻方向の螺旋に移ると、移
動体100の移動方向が反転して後方または前方に向かっ
て移動するようになっている。なお、移動体100には検
知片104が取付けられ、この検知片104を押出台66上の前
側および後側に設けた前進位置検知センサ105および後
退位置検知センサ106で検知することにより、押出板86
の押出口85に嵌合した最前進位置および押上口67,67の
後方の最後退位置を検知することができる。
また、第2図のように、回転ドラム21のストッカ装着
部25の後述する補給位置に対して回転ドラム21の回転方
向の1つ次の位置において、そのストッカ装着部25が装
着されるストッカ11に物品Aが収納されているか否かを
検知する物品有無検知センサ107が設けられ、このセン
サ107は、機体1の下面部の投光器107a(または受光器1
07a)と背面部の受光器107b(または投光器107b)との
間で検知光をストッカ11の内側に投光して物品Aの有無
を検知する。なお、このような透過型センサの他、反射
型センサを用いてもよい。
以上のように、各物品投出ユニット2,3は、複数のス
トッカ11、回転ドラム21、ドラム駆動手段31等からなる
収納部5と、リフト機構51、物品検知手段71および押出
機構81等からなる投出手段6との同一または対称構造に
てそれぞれ構成されている。
一方、前記物品投出ユニット4は、1つのストッカ1
1、このストッカ11が着脱可能に装着される機体1の内
部の図示しないストッカホルダ等からなる収納部5aと、
リフト機構51、物品検知手段71および押出機構81等から
なる投出手段6aとを備えている。そして、押出台66には
リフト機構51によって物品Aが押上げられる1つの押上
口67が設けられている。この実施例では、リフト機構51
によって押上げられる物品Aの数量が2〜4個程度とさ
れ、それを物品検知手段71で検知できるようにしてい
る。押上口67の前側のカバー枠体82の押出口枠板83には
物品Aが2〜4個重積状態で通過できる押出口111が設
けられている。この押出口111に対応した大きさに形成
された押出機構81の押出板112は、カバー枠体82の押出
口枠板83の彎曲と略同じ彎曲に形成され、物品検知手段
71の検知レバー部76がいずれの位置でも挿通可能とする
1つのスリット113が設けられ、略L字状のアーム114で
押出板駆動装置95の移動体100に直接支持されている。
なお、ストッカ11に物品Aが収納されているか否かは、
リフト機構51の昇降体54が最上昇位置に達していない場
合すなわち昇降体54の検知片63が最上昇位置検知センサ
64で検知されていなければ収納されていると判断でき
る。
また、第2図および第3図のように、前記物品投出部
84の押出台66上に押出された物品Aを検知する一対の物
品有無検知センサ121,122が設けられ、このセンサ121,1
22は、押出口111の左右両側に配置された投光器122a,12
1a(または受光器122a,121a)と各押出口85,85の外側に
配置された受光器121b,122b(または投光器121b,122b)
との間で、各検知光が交差するように投光すると共に押
出台66の上面に近接して投光し、押出口85,111,85のい
ずれから1つでも押出された物品Aを検知することがで
きる。なお、押出口枠板83には各センサ121,122の各検
知光が投受光される窓孔123が設けられている。
また、第2図に示すように、前記カバー枠体82の背面
には傾斜状の第1の表示操作面125が設けられ、その表
示操作面125にはエンプティ表示を行なう表示手段126が
設けられている。この表示手段126は、各物品投出ユニ
ット2,3の回転ドラム21,21の各ストッカ装着部25に対応
して複数の表示ランプ127,128を環状に並べて配置する
と共に、物品投出ユニット4に対応して1つの表示ラン
プ129を配置している。そして、物品投出ユニット2,3に
おいては、前記物品有無検知センサ107によって物品A
が有ると検知された回転ドラム21のストッカ装着部25に
対応する表示ランプ127,128を消灯させ、物品Aが無い
と検知されたストッカ装着部25に対応する表示ランプ12
7,128を点灯させると共に、リフト機構51で全ての物品
Aが押上げられて無くなった際にも対応する表示ランプ
127,128を点灯させるようにし、回転ドラム21の回転時
には前記回転位置検知器46によって回転ドラム21の回転
位置を検知して表示ランプ127,128の点灯または消灯を
順送りする。一方、物品投出ユニット4においては、物
品検知手段71で物品Aが有るとされれば表示ランプ129
を消灯し、無いとされれば点灯する。なお、前記表示操
作面125には各回転ドラム21,21を手動回転させる図示し
ない回転指令釦が設けられている。
さらに、機体1内の適宜位置には、第11図のような第
2の表示操作面131が設けられている。そして、この表
示操作面131には、調整セット釦132と物品の厚さ入力釦
133とアップダウンキー134,135と表示部136,137,138と
が設けられている。調整セット釦132は、物品Aの投出
数と前記信号発生手段79から発生する信号数との関係を
調整するためのものである。また、物品の厚さ入力釦13
3は、物品Aの厚さの設定入力が受付けられる状態にす
るためのもので、一方、アップダウンキー134,135は、
物品Aの厚さの値を入力するためのものである。さら
に、表示部136,137,138は、前記検知レバー部76が押出
台66から制動片72aまであるいは逆に移動したとき信号
発生手段79が発生する信号数や、入力された物品Aの厚
さなどを表示するものである。
なお、第2図のように、機体1の背面には扉体141が
開閉可能に設けられ、この扉体141で開放される機体1
の背部の開口部142を通じて、物品投出ユニット2,3の回
転ドラム21,21の開口部142に臨んだ補給位置にあるスト
ッカ装着部25、物品投出ユニット4のストッカホルダに
対してストッカ11が着脱できるようになっている。
また、第1図には制御系を示している。CPU151が、イ
ンターフェース152を通じて昇降用駆動モータ制御部153
および押出用駆動モータ制御部154に制御指令を送り、
リフト機構51の昇降用駆動モータ制御部155を介して昇
降用駆動モータ60を駆動制御すると共に、押出機構81の
押出用駆動モータ制御部156を介して押出用駆動モータ1
02を駆動制御する。また、物品投出時に検知レバー部76
の昇降移動に連動して信号発生手段79から出力される信
号を計数部157で計数し、この信号数がインターフェー
ス158を通じて入力される。一方、CPU151は、インター
フェース159を通じてエラー報知部160に例えば音、音声
または画面による報知動作を行なわせ、また、例えばホ
ッパに投入されるパチンコ玉やメダルの投入数を計数す
る計数部161からインターフェース162を通じて計数値が
入力される。さらに、前記調整セット釦132、物品の厚
さ入力釦133およびアップダウンキー134,135などの入力
手段163からの出力がインターフェース164を通じてCPU1
51に入力される。また、前記CPU151はROM165およびRAM1
66を有し、ROM165は、検知レバー部76が押出台66と制動
片72aとの間で移動可能な一定距離と、物品投出数に対
応する信号発生手段79からの発生信号数と、物品投出数
に対応する昇降用駆動モータ60の駆動時間と、物品Aの
厚みと、ロータリーエンコーダ78のパルス間隔となどの
情報が記憶されていると共に、各部の制御方法や手順が
記憶されている。また、RAM166は、各部からの情報や、
演算結果の情報が適宜記憶され、必要に応じて読み出さ
れる。なお、RAM166の記憶内容は、バックアップされる
ようになっている。
そして、前記CPU151は、ソフトウェア上、第1の算出
手段、第2の算出手段および記憶制御手段の機能を有し
ている。第1の算出手段は、検知レバー部76が押出台66
と制動片72aとの間で移動可能な一定距離と、押出台66
と制動片72aとの間での検知レバー部76の移動の際に信
号発生手段79が発生する信号数とに基づいて、信号発生
手段79から発生する一信号当りの検知レバー部76の移動
距離を算出するものである。第2の算出手段は、第1の
算出手段による一信号当りの検知レバー部76の移動距離
の算出値と、例えば入力手段163により入力された物品
Aの厚さとから、物品投出数に対応して信号発生手段79
から発生すべき信号数を算出するものである。記憶制御
手段は、第2の算出手段による信号数の算出値を記憶手
段としてのRAM166に記憶させるものである。
次に、物品投出動作を説明する。
まず、機体1の扉体141を開放し、各物品投出ユニッ
ト2,3の各回転ドラム21,21の補給位置にある各ストッカ
装着部25,25に、対応する物品Aを収納したストッカ11
をそれぞれセットする。この各回転ドラム21にストッカ
11を装着するときには、補給位置のストッカ装着部25に
ストッカ11を装着し終えたなら、前記第1の表示操作面
125の回転指令釦を操作し、回転ドラム21の開いている
ストッカ装着部25を補給位置まで回転させ、ストッカ11
を順次装着する。同時に、物品投出ユニット4のストッ
カホルダに、対応する物品Aを収納したストッカ11をセ
ットする。なお、これらのストッカ11の装着時には、全
てのリフト機構51の昇降体54が、その昇降体54の検知片
63が最下降位置検知センサ65で検知されて停止された最
下降位置にあり、昇降台55がストッカ11の下方域に退避
されている。
そして、物品投出機の立上げ始動時には、物品投出ユ
ニット2,3の各回転ドラム21が自動的に1回転され、物
品有無検知センサ107によって回転ドラム21の各ストッ
カ装着部25の各ストッカ11内に物品Aが有るか否かが確
認され、その検知結果に基づいて物品Aが有るストッカ
装着部25に対応する表示手段126の表示ランプ127,128が
消灯され、物品Aが無いストッカ装着部25に対応する表
示手段126の表示ランプ127,128が点灯される。
また、各回転ドラム21が前述のように1回転されて各
ストッカ11における物品Aの有無が確認された後、一対
のリフト機構51の各投出位置に、物品Aの存在が確認さ
れたストッカ11がそれぞれ配置される。
さらに、各物品投出ユニット2,3,4の各リフト機構51
の各投出位置に配置されたストッカ11内の物品Aの最上
部位置の位置合わせが行なわれる。すなわち、リフト機
構51の昇降用駆動モータ60が駆動され、ストッカ11の下
方域に退避されていた昇降体54が上昇し、この昇降体54
の昇降台55がスリット16を通じてストッカ11の内側に侵
入し、この昇降台55上にストッカ11内に重積されている
物品Aを載せて押上げ、そして、最上部の物品Aが押上
口67を通じて押出台66の上面から突出し、物品検知手段
71の検知レバー部76が物品Aで押上げられて信号発生手
段79のロータリーエンコーダ78から信号が出力される
と、昇降用駆動モータ60が直ちに停止される。このと
き、慣性等によって物品Aが余分に押上げられた場合に
は昇降用駆動モータ60が逆転されるなどして物品押上位
置が修正される。また、物品投出ユニット4でも、同様
に、ストッカ11内の物品Aの最上部位置の位置合わせが
行なわれ、同時に、物品Aの有無が検知でき、すなわ
ち、物品Aが有れば、前記のようにロータリーエンコー
ダ78から信号が出力され、一方、物品Aが無ければ、ロ
ータリーエンコーダ78から信号が出力される前に昇降体
54の検知片63が最上昇位置検知センサ64で検知され、こ
の結果に基づいて前記表示手段126の表示ランプ129が消
灯または点灯される。なお、この物品Aの最上部位置の
位置合わせは、ストッカ装着直後に行なわなくても、後
述する物品投出動作後に結果的になされる。
そして、物品投出時には、まず、例えばホッパに投入
されたパチンコ玉やメダル等が計数部161によって計数
され、パチンコ玉やメダルの投入量に対応する物品Aの
投出数が決定される。すなわち、パチンコ玉やメダル等
の計数結果およびRAM166の記憶内容に基づき、物品Aの
投出数に対応して信号発生手段79のロータリーエンコー
ダ78から発生すべき信号数が決定される。
これとともに、投出指令が出され、例えば物品投出ユ
ニット2において、押出機構81の押出板駆動装置95の押
出用駆動モータ102が駆動され、カム軸98の螺旋溝97に
沿って移動体100が後方に移動すると共に、押出口85が
閉鎖する位置にあった押出板86が後退移動される。この
押出板86が押上口67,67の後方まで後退し、移動体100の
検知片104が後退位置検知センサ106で検知されると、押
出用駆動モータ102が停止され、押出板86の後退が停止
される。
ついで、リフト機構51の昇降用駆動モータ60が駆動さ
れ、上昇される昇降台55によって物品Aが押上口67を通
じて押出台66の上方に押上げられる。
この押出台66の上方に押上げられる物品Aで物品検知
手段71の検知レバー部76が押上げられると、この検知レ
バー部76と一体的に押上げられる摩擦板75との摩擦接触
で摩擦ローラ77が回転し、この摩擦ローラ77に連動して
回転するロータリーエンコーダ78の所定回転間隔毎に信
号が出力され、このロータリーエンコーダ78から出力さ
れる信号が計数部157で計数される。
そして、ロータリーエンコーダ78から前記投出指令の
物品投出数に対応するRAM166に記憶された信号数が発生
したときに、押上口67から押出台66の上方に所定数の物
品Aが押上げられたものとして、昇降用駆動モータ60が
直ちに停止される。
なお、セット時の物品Aの収納量が少なかったり、投
出動作の繰返しによって物品Aの収納量が少なくなり、
昇降体54が上昇して物品Aを押上げている途中で、昇降
体54の検知片63が最上昇位置検知センサ64で検知される
と、たとえ所定数量の物品Aが押上げられていなくて
も、昇降用駆動モータ60が停止される。このとき、昇降
台55上に載っている全ての物品Aが押出台66の上方に押
上げられており、物品Aの不足分については後述する対
応を行なう。また、このように、昇降体54の検知片63が
最上昇位置検知センサ64で検知されると、ストッカ装着
部25のストッカ11内に物品Aが無くなったと判断され、
表示手段126の表示ランプ127が点灯され、エンプティ表
示をする。
異常がなければ、ついで、前記押出機構81の押出板駆
動装置95の押出用駆動モータ102が再度駆動され、カム
軸98の螺旋溝97に沿って折返される移動体100が今度は
前方に向かって移動し、それに伴って前進する押出板86
で押出台66上に押上げられている物品Aを押出す。この
押出される物品Aは、押出上67の縁部に当たって規制さ
れる所定数量の物品Aの下側の物品A上を滑って押出台
66上に乗移ると共にその押出台66上を滑り、押出口85か
ら物品投出部84に押出される。そして、押出板86が押出
口85を閉鎖する位置まで前進し、移動体100の検知片104
が前進位置検知センサ105で検知されると、押出用駆動
モータ102が停止され、押出板86の前進が停止される。
また、押出機構81によって物品Aが押出されると、検
知レバー部76が自由落下して押出台66の上面に当接する
高さまで下降し初期状態に戻る。
このようにして、物品投出ユニット2から物品Aが押
出台66上の物品投出部84へ投出される。他の物品投出ユ
ニット3,4についても同様の物品投出動作で物品Aを投
出し、それら各物品投出ユニット2,3,4から同時に物品
Aを投出することも可能である。
また、各物品投出ユニット2,3は一対のリフト機構51,
51を備えており、一対のストッカ装着部25,25に装着さ
れたストッカ11,11からそれぞれ10個ずつの物品Aを押
上げて同時に投出することが可能であるが、通常は、回
転ドラム21の回転方向側つまり中央の物品投出ユニット
4側にある一方のストッカ11から優先的に物品Aが投出
される。例えば、その物品投出ユニット2,3からの物品
Aの投出量が10個以下であれば、その一方のストッカ11
から物品Aが投出され、かつ、11個以上(20個以下)の
場合には、一方のストッカ11から10個の物品Aが投出さ
れると共にもう一方のストッカ11から残りの個数の物品
Aが同時に投出される。なお、20個以上の物品Aを投出
する場合には、両ストッカ11,11から10個ずつ同時に投
出した後に、残りをもう一度投出する。
また、一方のストッカ11からの投出途中で、その一方
のストッカ11の物品Aが無くなり、所定数の物品Aが投
出できない場合には、もう一方のストッカ11から不足分
の物品Aが同時に投出される。例えば8個の物品Aを投
出する場合に、一方のストッカ11から本来は8個の物品
Aを投出するのであるが、3個しか投出できなかった
ら、他方のストッカ11から5個の物品Aを同時に投出す
る。
なお、各物品投出ユニット2,3,4から押出台66上に物
品Aを連続的に投出することが可能であり、この場合、
先に押出台66に投出されている物品Aを後から投出され
る物品Aで押出台66の前側に押出して投出される。この
とき、同時に40個以上の物品Aが押出台66上に投出され
た後、さらに物品Aを投出する場合には、物品Aが押出
台66から押出されて落ちたり、重積が崩れて受取りにく
くなることがあるため、一旦投出動作を停止し、押出台
66上の物品Aが取除かれたことが物品有無検知センサ12
1,122によって検知された後に、投出動作を再開して残
りの物品Aを投出する。この際、押出台66上の物品Aを
一旦取除くように、かつ、まだ投出される物品Aがある
ことを例えば音声や画面表示によって伝えるようにして
もよい。
また、前記物品投出ユニット2,3の投出手段6の投出
位置にある一方のストッカ11内に物品Aが無くなった場
合または一度に両方のストッカ11,11内に物品Aが無く
なった場合には、回転ドラム21が回転され、物品Aを収
納しているストッカ11が投出位置に配置される。すなわ
ち、まず、一対のリフト機構51の昇降体54が下降され、
昇降台55がストッカ11から下方に退避した後、ドラム駆
動手段31によって回転ドラム21がストッカ装着部25の1
つ分または2つ分だけ回転され、そして、投出位置に物
品Aを収納しているストッカ11が配置された後、リフト
機構51の昇降体54が上昇されて復帰する。なお、回転ド
ラム21を回転させる際、隣側(回転によって投出位置に
来る側)のストッカ11に物品Aが収納されていなけれ
ば、その空のストッカ11を通過させて物品Aの収納され
たストッカ11を投出位置に配置する。そして、この回転
ドラム21の回転に対応して、表示手段126の表示ランプ1
27,128の消灯または点灯の表示が順送りされる。
また、各物品投出ユニット2,3,4の各ストッカ11内の
物品Aの有無は表示手段126によって確認でき、エンプ
ティを表示する表示ランプ127,128の点灯数が多くな
り、表示ランプ129が点灯した場合等には、機体1の扉
体141を開放し、補給位置にある各物品投出ユニット2,
3,4から空のストッカ11を取出し、物品Aが収納された
ストッカ11をセットする。
そして、この補給を行なった後、回転ドラム21が自動
的に1回転され、物品有無検知センサ107によって回転
ドラム21の各ストッカ装着部25の各ストッカ11内に物品
Aが有るか否かが確認され、その検知結果に基づいて表
示手段126で物品Aの有無情報が表示される。
次に、この物品投出機による物品投出態様を具体例を
示して説明する。
投出される物品Aとしては、例えばパチンコ店におい
て獲得したパチンコ玉やメダルと交換される景品とした
場合、100円景品、500円景品、1000円景品があるものと
し、物品投出ユニット2には100円の景品がセットさ
れ、物品収納ユニット4には500円景品がセットされ、
物品収納ユニット3には1000円の景品がセットされる。
そして、例えば9900円分の景品を投出する場合は、物
品投出ユニット3から1000円の景品が9個投出され、物
品投出ユニット4から500円の景品が1個投出され、物
品投出ユニット2から100円の景品が4個投出される。
このとき、物品投出ユニット2,3では投出位置にある一
方のストッカ11から景品が投出されるが、その投出中に
一方のストッカ11が空になればもう一方のストッカ11か
ら不足分が同時に投出される。
また、例えば21000円分(1000円の景品を21個)以上
で40000円分(1000円の景品を40個)以下の景品を投出
する場合、物品投出ユニット3においては、1000の景品
が一度に20個投出された後に、もう一度、残りの景品が
連続して投出される。
なお、景品投出時に、物品投出ユニット3の1000円の
景品が途中で無くなった場合には、不足の代替分として
物品投出ユニット4で500円の景品を投出し、また、物
品投出ユニット3,4の1000円,500円の景品が途中で無く
なった場合には、不足の代替分として物品投出ユニット
2で100円の景品を投出する。このとき、不足の代替分
としてあまりに大量の500円または100円の景品を投出し
なければならないときには、投出動作を停止し、警報等
により係員に報知する。
また、前記のように、押出台66上に同時に40個以上の
景品が投出され、さらに景品を投出する場合には、一旦
投出動作を停止し、押出台66上の景品が取除かれたこと
が物品有無検知センサ121,122によって検知された後
に、投出動作を再開して残りの景品を投出する。この
際、押出台66上の景品を一旦取除くように、かつ、まだ
投出される景品があることを顧客に対して例えば音声や
画面表示によって伝える。
また、1人目の顧客の景品が押出台66上に取られずに
置いてある状態で次の顧客の景品が投出されると、混合
して区別がつかなくなるため、1人目の顧客の景品が押
出台66上から取除かれたことが物品有無検知センサ121,
122によって検知された後に、次の顧客の景品を投出す
るようにする。この際にも、音声または画面表示によっ
て顧客に景品を受取るように促してもよい。また、所定
時間経過しても押出台66の景品が取られない場合には、
ブザー等で報知するようにしてもよい。
ところで、組立上の誤差あるいは各部品の寸法のばら
つきなどにより、信号発生手段79のロータリーエンコー
ダ78から発生する一信号当りの昇降体54すなわち物品A
の押上げ量に誤差が生じるおそれがある。また、とくに
ローターリーエンコーダ78により構成された信号発生手
段79は、使用が重なるにつれ、その摩擦ローラ77の外周
の摩擦消耗、経年変化により、ロータリーエンコーダ78
の一信号当りの押上量が変化してしまうおそれがある。
しかしながら、以下に説明するような調整作業を予め行
なうことにより、前記組立上の誤差あるいは各部品の寸
法のばらつきなどを吸収できると共に、摩擦ローラ77の
磨耗などによるロータリーエンコーダ78の一信号当りの
押上げ量の変化を容易に矯正できる。
次に、この調整につき、第12図のフローチャートに基
づいて説明する。
最初は、物品Aの投出数1,…,nに対応して信号発生手
段79のロータリーエンコーダ78から発生すべき信号数
x1,…,xn、物品投出数1,…,nに対応する昇降体54の昇降
時間T1,…,Tnおよび物品Aの厚さaの初期値がROM165に
記憶されており、これらの初期値がIPL時にRAM166に記
憶される。なお、nは、一度に投出できる物品投出数の
最大値で、例えば10である。
そして、調整が必要な場合には、RAM166に記憶された
信号数x1,…,xnおよび昇降時間T1,…,Tnの書替えを行な
う。なお、RAM166の記憶内容はバックアップされてい
る。
CPU151は入力手段163の調整セット釦132からの入力を
待っている(ステップ)が、調整時には、調整セット
釦132を押下げた後、手動で検知レバー部76を制動片72a
に当接する最上部位置から押出台66に当接する最下部位
置まで落下させて移動させる(ステップ)。あるい
は、逆に検知レバー部76を押出台66から制動片72aまで
移動させてもよい。このように検知レバー部76が押出台
66と変動片72aとの間で移動可能な距離dは、一定の固
定された値であり、例えば80mmである。
そして、検知レバー部76の移動に連動して、この検知
レバー部76が所定距離移動する毎に信号発生手段79のロ
ータリーエンコーダ78がパルス信号を発生するが、この
信号数Pが計数部157により計数される(ステップ
)。この信号数Pは、検知レバー部76の上昇時の正パ
ルスの数P+と、検知レバー部76の下降時の負パルスの数
P-との差で与えられる。したがって、例えば検知レバー
部76を上げている途中で一旦下げてしまっても問題はな
い。このとき、調整セット釦132が押下げられたか否か
が判断され(ステップ)、調整セット釦132の押下げ
により計数が終了して、計数された信号数Pが表示部13
6,137,138に表示される(ステップ)。
次いで、この計数された信号数Pと、前記検知レバー
部76が押出台66と制動片72aとの間で移動可能な一定距
離dとに基づいて、第1の算出手段により、ロータリー
エンコーダ78から発生する一信号当りの検知レバー部76
の移動距離x0が算出される(ステップ)。このx0は、
前記一定距離dを信号数Pで除することにより得られ
る。なお、前記一定距離dは、実際に組上がった製品で
測定された値が予めROM165に記憶されている。
次に、こうして算出された一信号当りの検知レバー部
76の移動距離X0の算出値と物品Aの厚さaとから、第2
の算出手段により、物品投出数1,…,nに対応してロータ
リーエンコーダ78から発生すべき信号数x1,…,xnが算出
されると共に、物品投出数1,…,nに対応する昇降体54の
昇降時間T1,…,Tnが算出される(ステップ)。物品投
出数1,…,nに対応して発生すべき信号数x1,…,xnは、例
えば1枚の物品Aの厚さaに物品投出数1,…,nを乗じた
ものを一信号当りの検知レバー部76の移動距離x0で除す
ることなどによって得られる。また、昇降時間T1,…,Tn
は、例えば予め定まっている一信号当りの昇降体54の駆
動時間すなわち昇降用駆動モータ60の駆動時間に信号数
x1,…,xnを乗じることなどによって得られる。
さらに、こうして算出された信号数x1,…,xnおよび昇
降時間T1,…,Tnが、記憶制御手段により、記憶手段とし
てのRAM166に記憶される(ステップ)。
また、物品Aの種類を厚さaの異なるものに変えると
きにも、入力手段163により物品Aの厚さaを設定入力
するのみで、ROM165を交換するようなことなく、容易に
対応できる。
次に、物品Aの厚さaの入力につき、第13図のフロー
チャートに基づいて説明する。
CPU151は入力手段163の厚さ入力釦133からの入力を待
っている(ステップ)が、厚さaの変更時には、厚さ
入力釦133を押下げた後、入力手段163のアップダウンキ
ー134,135により物品Aの厚さaを入力する(ステップ
)。こうして入力された値は、表示部136,137,138に
表示される(ステップ)。このとき、厚さ入力釦133
が押下げられたかどうかが判断され(ステップ)、厚
さ入力釦133の押下げにより厚さaの入力が終了する。
その後、前述したようなステップ、の手続きによ
って、入力手段163により入力された物品Aの厚さa
と、信号発生手段79から発生する一信号当りの検知レバ
ー部76の移動距離x0とに基づいて、物品投出数1,…,nに
対応してロータリーエンコーダ78から発生すべき信号数
x1,…,xnと、物品投出数1,…,nに対応する昇降体54の昇
降時間T1,…,Tnが算出されると共に、RAM166に記憶され
る。
なお、説明上、第12図と第13図とでステップ、を
重複して記しているが、実際には、これらステップ、
は、信号発生手段79からの一信号当りの押上げ量x0
測定と物品Aの厚さaの入力との両方を行なう場合で
も、ステップ1からステップとステップからステッ
プとの実行後、1回行なえばよいものである。
次に、前記物品投出数1,…,nに対応してロータリーエ
ンコーダ78から発生すべき信号数x1,…,xnと、物品投出
数1,…,nに対応する昇降体54の昇降時間T1,…,Tnとに基
づいて、物品Aの投出がどのように制御されるかを第14
図のフローチャートを参照して説明する。
まず、先に説明したように、パチンコ玉やメダルの投
入量に対応して物品Aの投出数iが決定され、この物品
投出数iに対応して信号発生手段79のロータリーエンコ
ーダ78から発生すべき信号数xiがRAM166を参照してセッ
トされる(ステップ)と共に、物品投出数iに対応す
る昇降用駆動モータ60の駆動時間すなわち昇降体54の昇
降時間Tiがセットされる。次いで、昇降用駆動モータ60
が始動されて(ステップ)、昇降体54と共に物品Aが
上昇し始め、これと同時に、ロータリーエンコーダ78か
ら発生する信号数r1の計数(ステップ)と、昇降用駆
動モータ60の駆動時間tの計時(ステップ)とが始ま
る。
そして、昇降用駆動モータ60の駆動時間tと前記セッ
トされた昇降時間Tiにある正値αを加えたものとが比
較され(ステップ)、tがTi+αに一致していない
ならば、すなわち、まだtがTi+αに対していないな
らば、前記セットされた信号数xiと計数された信号数r1
との比較が行なわれる(ステップ)。ここで、r1がxi
に一致していないならば、すなわち、まだr1がxiに達し
ていないならば、ステップに戻り、r1がxiに達したな
らば、昇降用駆動モータ60が停止される(ステップ
)。また、ステップ25において、tがTi+αに達し
たならば、投出動作を停止すると共に、エラー報知部60
によりエラー報知が行なわれる(ステップ)。
ところで、このように物品Aの昇降時間tを投出数i
に対して監視しているのは、これにより、物品Aの持上
げに際しての詰りを早く発見できるためであり、また、
物品Aが持上げられている最中に物品Aが抜取られたと
きは昇降時間tが長くなることによって、抜取られたこ
とを発見できるためである。なお、αは例えば34.9ms
程度に設定されている。
そして、前記昇降用駆動モータ60が停止された後、も
う一度、セットされた信号数xiと計数された信号数r1
が一致しているか否かが判断される(ステップ)。こ
れは、慣性によって物品Aが余分に押上げられたり、ま
たは下降されることがあるためである。
もし、xiとr1とが一致せず物品押上げ量に誤差がある
と判断された場合には、xi−r1の信号数分だけ昇降用駆
動モータ60が再度作動される(ステップ)。具体的に
は、物品押上げ量に誤差があると判断された場合、物品
Aが余分に押上げられていたり、逆に下がっていたりし
ているため、xi−r1の信号数分だけ再作動され、すなわ
ち昇降用駆動モータ60が逆転または正転され、物品Aが
再度下降または上昇される。
その後、昇降用駆動モータ60の再作動が5回以内であ
るか否かが判断され(ステップ)、5回以内であれ
ば、さらに、ステップにおける昇降用駆動モータ60の
始動からの経過時間tと昇降時間Tiにある正値αを加
えたものとが比較され(ステップ)、tがTi+α
達していないならば、ステップに戻る。もし、昇降用
駆動モータ60の再作動が6回に達してしまうか、あるい
は、tがTi+αに達してしまったならば、投出動作を
停止すると共に、エラー報知部160によってエラー報知
する(ステップ、)。従って、物品Aの誤投出を防
止し、高精度で確実に必要な数の物品Aをストッカ11か
ら取出すことができる。
また、ステップにおいてxiとr1とが一致して物品押
上げ量の誤差がないと判断されれば、押出機構81により
物品Aが押出台66上に投出される(ステップ)と共
に、検知レバー部76が自由落下して初期状態に戻る(ス
テップ)。このときも、下降する摩擦板75との摩擦接
触で摩擦ローラ77が回転し、この摩擦ローラ77に連動し
て回転するロータリーエンコーダ78の所定回転間隔毎に
信号が出力され、このロータリーエンコーダ78から出力
される信号が計数部157で計数される。
そして、前記信号数xi(r1)と下降時に計数された信
号数r2が一致するか否かが判断される(ステップ)。
これは、検知レバー部76が初期状態に復帰したときに
は、前記物品押上げ時の信号数xi(r1)と下降時に発生
する信号数r2とが一致するはずであり、これにより、検
知レバー部76が確実に初期状態に戻ったか否かを確認で
きるからである。
xiとr2とが一致したならば、検知レバー部76が初期状
態に確実に戻ったとして、次の投出動作まで待機し、一
方、例えば検知レバー部76が下降途中で引掛かったりし
て一致しなかった場合には、エラー報知部160でエラー
報知する(ステップ)。従って、次回の物品Aの投出
時には検知レバー部76が確実に初期位置にあることにな
り、次回の物品Aの誤投出を予め防止することができ
る。
そして、前記構成によれば、物品Aの押上げ量を検知
レバー部76を介してロータリーエンコーダ78で読取り、
その読取った押上げ量に応じてリフト機構51を制御して
所定数の物品Aを押出台66の上方に押上げるため、物品
Aの押上げ停止後に物品Aが惰性移動したような場合で
も確実に補正することが可能で、そのための構造も簡単
にできる。
とくに、実際に組上がった製品において、検知レバー
部76を一定距離移動させ、この距離とそれに伴いロータ
リーエンコーダ78から実際に発生する信号数と物品Aの
厚さとに基づいて、物品投出数に対応して信号発生手段
79から発生すべき信号数を設定するので、組立上の誤差
あるいは各部品の寸法のばらつきがあって、ロータリー
エンコーダ78から発生する一信号当りの押上げ量に誤差
があったとしても、これを容易に矯正できる。また、長
期の使用に伴う摩擦ローラ77の磨耗などにより、一信号
当りの押上げ量が変化してしまっても、容易に再調整を
行なえる。従って、常に高精度で物品の投出数を制御で
き、物品の誤投出を確実に防止できる。
また、入力手段163の厚さ入力釦133およびアップダウ
ンキー134,135などを利用して、物品Aの厚さaを入力
できるので、物品Aの厚さaの違いに容易に対応でき
る。すなわち、物品Aの種類を厚さaの異なるものに変
えることが、単にその新しい物品Aの厚さaの入力のみ
により容易に行なえる。また、このように物品Aの種類
に対する汎用性が向上することに加えて、予定された物
品Aの厚さaの誤差に対する微調整なども容易に行なえ
る。
なお、前記実施例では、調整セット釦132を操作する
と共に、検知レバー部76を手動で移動させて、物品投出
数に対応して信号発生手段79から発生すべき信号数を設
定するようにしたが、検知レバー部76の駆動手段などを
設けて、電源投入時に、物品投出数に対応して信号発生
手段79から発生すべき信号数の設定を自動的に行なうよ
うにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、入力手段により入力された新たな物
品の厚さと、信号発生手段から発生する一信号当りの検
知レバー部の移動距離とにより、物品投出数に対応して
信号発生手段から発生すべき新たな信号数を算出し、そ
の新たな信号数を記憶制御手段によって記憶手段に記憶
させるので、物品の種類を厚さの異なるものに変更する
場合であっても、単にその新たな物品の厚さを入力する
ことのみにより容易に対応でき、物品の種類に対する汎
用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の物品投出機の一実施例の構成を示すブ
ロック図、第2図は物品投出機の平面図、第3図は正面
図、第4図はリフト機構部分の断面図、第5図は押出機
構部分の斜視図、第6図はリフト機構の平面図、第7図
はストッカの平面図、第8図はストッカの側面図、第9
図および第10図はドラム駆動手段の断面図、第11図は第
2の表示操作面の正面図、第12図および第13図は物品投
出数に対応して信号発生手段から発生すべき信号数の設
定の手続きを示すフローチャート、第14図は物品投出動
作を説明するフローチャートである。 5,5a……収納部、51……リフト機構、66……押出台、76
……検知レバー部、79……信号発生手段、81……押出機
構、151……算出手段および記憶制御手段としての機能
を有するCPU、163……入力手段、166……記憶手段とし
てのRAM、A……物品。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−163676(JP,A) 実開 昭61−121878(JP,U) 実開 昭53−15384(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02 G07F 11/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の一定の厚さの物品を上下方向に推
    積して収納する収納部と、 この収納部より上方に設けられる押出台と、 所定数の物品を投出する投出指令に基づいて、前記収納
    部に収納された物品を前記押出台より上方に持上げるリ
    フト機構と、 このリフト機構によって前記押出台より上方に持上げら
    れた物品を押出台上に押出す押出機構と、 前記リフト機構によって物品が前記押出台より上方に持
    上げられた際に、物品と同時に持上がる検知レバー部
    と、 この検知レバー部の移動に連動してこの検知レバー部が
    所定距離移動する毎に信号を発生する信号発生手段と、 この信号発生手段から物品投出数に対応して発生すべき
    信号数を記憶する記憶手段とを備え、 前記リフト機構の動作中に前記投出指令の物品投出数に
    対応する前記記憶手段に記憶された信号数が前記信号発
    生手段から発生したときにリフト機構を停止させると共
    に、前記押出台より上方に持上げられた物品を前記押出
    機構により押出す物品投出機であって、 前記物品の種類を厚さの異なるものに変更する場合に、
    新たな物品の厚さを設定入力する入力手段と、 この入力手段により入力された物品の厚さと、前記信号
    発生手段から発生する一信号当りの検知レバー部の移動
    距離とにより、物品投出数に対応して前記信号発生手段
    から発生すべき新たな信号数を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された新たな信号数を前記記憶
    手段に記憶させる記憶制御手段と、 を具備したことを特徴とする物品投出機。
JP3190190A 1990-02-13 1990-02-13 物品投出機 Expired - Fee Related JP2926119B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190190A JP2926119B2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 物品投出機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3190190A JP2926119B2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 物品投出機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03236878A JPH03236878A (ja) 1991-10-22
JP2926119B2 true JP2926119B2 (ja) 1999-07-28

Family

ID=12343909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3190190A Expired - Fee Related JP2926119B2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 物品投出機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2926119B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100262A (ja) * 1993-10-07 1995-04-18 Koji Takeda パチンコ景品払出機
US8253581B2 (en) 2002-04-17 2012-08-28 Restaurant Technology, Inc. Loading device with a moveable platform and a pivotal arm
JP2008295948A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Mars Engineering Corp 景品払出装置
JP5285406B2 (ja) * 2008-12-02 2013-09-11 グローリー株式会社 景品管理機および景品払出システム
CN113269296A (zh) * 2020-02-14 2021-08-17 艾利丹尼森零售信息服务公司 计数机器和对物品进行计数的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03236878A (ja) 1991-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4798558A (en) Coin dispensing apparatus with ejecting member
USRE37662E1 (en) Coin receiving and dispensing apparatus
KR19980018661A (ko) 상품 공급 장치 및 이것을 사용한 게임기
JP3874998B2 (ja) 包装硬貨投出装置
US4469245A (en) Bulk loaded change dispensing apparatus
JP2512270Y2 (ja) 物品投出機
JP2926119B2 (ja) 物品投出機
JP3456851B2 (ja) 棒金検知装置および棒金投出機
CA2435768C (en) Electronically-controlled rotary coin change dispenser
US4155437A (en) Transport device for game machine
JP2006255144A (ja) 遊技機用台間機
JPH02165296A (ja) 物品投出機
JPH0610461Y2 (ja) 物品投出機
JPH0610462Y2 (ja) 物品投出機
JPH0610463Y2 (ja) 物品投出機
JP3857001B2 (ja) 包装硬貨投出装置
JP5715170B2 (ja) 賞品払出装置
JPH0610468Y2 (ja) 物品投出機
JP2002109607A (ja) 包装硬貨投出装置
JP3242273B2 (ja) 硬貨入出金機
JP3299412B2 (ja) 硬貨入出金筒装置
JP3702075B2 (ja) 玉計数機の異物詰まり検知装置
CN217024005U (zh) 游艺机及其传送机构
JPH0755651Y2 (ja) 貨幣払出機
JPH0797419B2 (ja) 硬貨収納繰出装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080514

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees