JPH077469B2 - 物品投出機 - Google Patents

物品投出機

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JPH077469B2
JPH077469B2 JP31987088A JP31987088A JPH077469B2 JP H077469 B2 JPH077469 B2 JP H077469B2 JP 31987088 A JP31987088 A JP 31987088A JP 31987088 A JP31987088 A JP 31987088A JP H077469 B2 JPH077469 B2 JP H077469B2
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一郎 岸田
博之 中川
敏幸 吉田
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グローリー工業株式会社
グローリー機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、例えばパチンコ店において獲得したパチンコ
玉やメダルと交換される景品等の物品を投出する物品投
出機に関する。
(従来の技術) 従来、重積収納された多数の物品を投出指令に基づいて
必要数投出する物品投出機としては、例えば実開昭61−
121878号公報に示される景品自動払出機がある。
この機械は、同一種類の景品を重積積置可能で上下方向
に昇降可能な昇降台と、この昇降台を昇降させるための
駆動源となるレバーシブルモータを含む昇降機構と、昇
降台の上昇終点付近に昇降方向に対して直角方向に伸び
ており景品払出の基準台となる押出台と、この押出台よ
り上方に押上げられた景品の数量を検知する景品数検知
手段と、押出台より上方に押上げられた景品を押出台上
を滑らせて機外まで押出す押出板およびこの押出板を押
出し方向に往復運動させるレバーシブルモータを含む押
出機構とで構成され、景品の払出指令が出されると、昇
降機構により景品が押出台より上方に押上げられ、景品
数検知手段が払出指令に等しい景品を検知すると、昇降
機構が停止し、次いで、押出機構によって押出台より上
方に押上げられた景品が押出台上を滑らされて機外まで
押出されるようになっていた。
これらの昇降機構、押出台、景品数検知手段、押出機構
でもって景品払出機の1ユニットとなっていた。そし
て、さらに多くの景品を収容する場合には、このユニッ
トを複数台並設するようになっていた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の景品払出機では、上述のように、昇降機構、押出
台、景品数検知手段、押出機構でもつて景品払出機の1
ユニットを構成し、さらに多くの景品を収容する場合に
はこのユニットを複数台並設するようになっていたため
に、多量の景品を収容する場合には、上述の昇降機構や
景品数検知手段、押出機構に使用されているレバーシブ
ルモータ等のコストの高い部品を同じように多数使用し
なければならず、従って、景品の収容量を増す場合には
コストが非常に高くなるという問題があった。
また、上述のように、景品払出機能を有するユニットを
複数台並設した場合には、1ユニット内の景品がなくな
る毎に順次、次のユニットから景品を払出していく方法
が採られるが、各ユニットの各機構がそのユニット内の
景品の払出時以外は全く稼動されないことになり、稼動
効率が非常に悪いという問題があった。
また、景品を昇降機構の昇降台上に直接重積して収容す
るようになっていたために、景品の収容時には各ユニッ
トの後方から昇降台上に景品を積上げていって、収納し
なければならず、収容中に景品崩れが生じたりして景品
の収容作業が非常にやりずらいという問題があった。
そこで、本発明は、上述のような点に鑑み、昇降機構、
景品検知手段、押出機構等のコストの高い機能を増すこ
となく、景品等の物品を多数収容できると共に、物品の
収容作業が容易に行なえる物品投出機を提供することを
目的とするものである。
〔発明の構成) (課題を解決するための手段〕
請求項1の発明は、多数の物品Aを重積収納すると共
に、投出指令に基づいて必要数の物品Aを投出する物品
投出機において、前記物品Aを重積状態に保持すると共
にその重積方向にスリット17が形成された複数のカセッ
ト11を備え、このカセット11を周縁に複数装着できる回
転ドラム21を、垂直方向の回転軸24で回転可能に設ける
と共に回転停止手段35によって回転および停止可能に設
け、そして、前記回転ドラム21の周縁所定位置に、前記
回転ドラム21に装着された前記カセット11内にスリット
17を通じて進入し重積状態に保持された物品Aを上下方
向に移動させるリフト機構61を設け、このリフト機構61
により押上げられた物品Aを水平方向に押出す押出手段
95を設けたものである。
請求項2の発明は、回転ドラム21を一対設け、お互いの
回転ドラム21が近接する位置よりも少し前方位置にそれ
ぞれのリフト機構61を設けたものである。
請求項3の発明は、一対の回転ドラム21の間に、1つの
カセット11、リフト機構61および押出手段95からなる物
品投出ユニット4を設けたものである。
(作用) 請求項1の発明では、回転ドラム21の周縁に複数装着さ
れたカセット11のうちリフト機構61の位置にあるカセッ
ト11の内部に重積収納された物品Aを、そのリフト機構
61によって所定数押上げると共に、押出手段95によって
水平方向に押出して投出する。また、物品投出によって
リフト機構61の位置にあるカセット11内の物品Aが無く
なれば、回転停止手段35によって回転ドラム21を回転さ
せ、物品Aが重積収納されているカセット11をリフト機
構61の位置に順次移動させ、前記リフト機構61および押
出手段95によって物品Aの投出を継続して可能とする。
さらに、回転ドラム21から外した状態でカセット11に物
品Aを重積収納し、このカセット11を回転ドラム21の周
縁に複数装着でき、回転ドラム21に多数の物品Aが収容
される。
請求項2の発明では、一対の回転ドラム21,21にそれぞ
れ多数の物品A,Aが収容され、この各回転ドラム21,21の
2方向から投出される物品A,Aがまとまった位置に投出
される。
請求項3の発明では、一対の回転ドラム21,21およびこ
の回転ドラム21,21間の物品投出ユニット4の3方向か
ら投出される各物品Aがまとまった位置に投出され、し
かも、そのうちの一対の回転ドラム21,21にはそれぞれ
多数の物品Aが収容される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図は物品投出機の平面図および正面図
を示しており、物品投出機は、機体1の左右両側部に一
対の物品投出ユニット2,3を備えていると共に、この一
対の物品投出ユニット2,3間にも物品投出ユニット4を
備えている。
前記物品投出ユニット2,3は、後述する複数のカセット1
1、回転ドラム21、回転停止手段35、リフト機構61、押
出手段95等の同一または対称構造にてそれぞれ構成され
ており、まず、それらの構造について説明する。
前記カセット11は、第6図および第7図に示すように、
一対のカセット枠12,13を有し、これらのカセット枠12,
13の前面板12a,13a、側面板12b,13bおよび後面板12c,13
c間で、矩形状の物品Aを重積状態で収納する矩形筒状
の物品収納空間14を形成している。そして、一方のカセ
ット枠12が他方のカセット枠13に対して両後面板12c,13
cが連結されるヒンジ15を介して開閉可能とし、この両
カセット枠12,13の両側面板12b,13bの下端に物品収容空
間14の内方に突出して物品Aを両長辺縁部を支持する支
持板12d,13dが設けられ、この支持板12d,13d間にスリッ
ト16が形成されていると共に、前面板12a,13a間に物品
Aの重積方向に沿ってスリット17が形成されている。ま
た、各側面板12b,13bの上端近傍および下端近傍には、
フック溝穴18を有するフック金具19,20が、一方のカセ
ット枠12の各フック金具19が他方のカセット枠13の各フ
ック金具20の取付位置よりも上方にずらしてそれぞれ設
けられており、このフク溝穴18は後方に向かって開口す
る導入部18aと前側上部の引掛け部18bとからなる。
前記回転ドラム21は、第1図ないし第3図のように、機
体1の上面板1aおよび底面板1bにそれぞれ軸受22,23で
垂直方向に回転自在に設けられた回転軸24によって回転
可能に支持されており、この回転軸24の上部側にドラム
本体25が設けられ、このドラム本体25の周面に複数のカ
セット取付枠26が設けられ、このカセット取付枠26間に
前記カセット11が着脱自在に装着される複数のカセット
装着部27が形成されている。このカセット取付枠26は、
ドラム本体25の周面に取付けられる固定板28とドラム本
体25に対して放射方向に突出する取付板29とから断面略
L字状に形成され、この取付板29の外端側の上部近傍お
よび下部近傍に各一対のフック片30,31が設けられ、各
上部側のフック片3は固定板27のある一側に突出すると
共にその突出面にフック32が突設され、各下部側のフッ
ク片31は他側に突出すると共にその突出面にフック32が
突設され、各カセット装着部27における各上部側のフッ
ク片30と各下部側のフック片31とが略平行となる。そし
て、この各カセット装着部27に対して回転ドラム21の外
径方向からカセット11を挿入し、このカセット11の両側
のフック金具19,20をカセット装着部27の両側のフック
片30,31間に嵌合すると共に、そのフック金具19,20のフ
ック溝穴18,18をフック32,32に引掛けることにより、カ
セット11を装着でき、また、カセット11を持上げながら
回転ドラム21の外径方向に引くことにより、カセット11
を取外すことができる。
前記回転ドラム21は回転停止手段35によって回転および
停止される。この回転停止手段35は、第8図および第9
図のように、ドラム本体25の上板25aの外径側に取付け
た環状の回転停止受体36を有し、この回転停止受体36の
外周面にモータ37によって回転される摩擦ローラ38が圧
接し、そして、モータ37の駆動により、摩擦ローラ38と
回転停止受体36との摩擦接触を介して回転ドラム21が所
定の一方向(第1図左側の回転ドラム21は反時計回り方
向、右側の回転ドラム21は時計回り方向)のみに回転駆
動される。また、回転停止受体36の内周側には、回転ド
ラム21の各カセット装着部27が前記リフト機構61の所定
のリフト位置で停止するように、回転ドラム21の各カセ
ット装着部27の位置に対応して所定ピッチ毎に凹部39が
設けられ、この凹部39に略L字状のロック片40の一端の
ロック部41が上方から嵌入して回転ドラム21の回転が規
制される。このロック片40は機体1側に設けられた支軸
42を支点として揺動可能とし、ロック片40に一体的に設
けられたレバー43にソレノイド44のプランジャ45が連結
され、そして、このソレノイド44の励磁時にロック片40
のロック部41が凹部39から上方に逃げ、回転ドラム21の
回転を許容し、一方、非励磁時にプランジャ45のスプリ
ング46の付勢でロック部41が凹部39に嵌入し、回転ドラ
ム21の回転を規制するようになっている。
また、ロック片40近傍には略L字状の逆転防止部材47が
機体1側に設けられた支軸48を支点として揺動可能に設
けられ、先端の規制部49が常に自重によって下がり、そ
の規制部49が回転停止受体36の凹部39内に嵌入した状態
では、回転ドラム21の逆方向への回転を規制し、一方、
回転ドラム21が所定方向に回転するときには、凹部39の
縁部が規制部49の傾斜面49aに当たって規制部49が上方
へ揺動して凹部39から外れ、回転ドラム21の回転を許容
する。
また、前記ドラム本体25の内径側には、カセット装着位
置に対応して切欠部50を設けた検知板51が設けられ、こ
の検知板51の外径部の上方に臨んで機体1側に設けられ
た回転位置検知器52の検知子53の先端のローラ54が切欠
部50に落込むことにより、回転ドラム21の各カセット装
着部27の回転位置を検知することができる。
前記リフト機構61は、各物品投出ユニット2,3の回転ド
ラム21,21が近接する位置よりも少し前方位置で、各回
転ドラム21,21の隣合う各2つのカセット11,11に対応し
た回転ドラム21,21の周縁の各一対のリフト位置にそれ
ぞれ一対ずつ設けられている。そして、各リフト機構61
は、第3図および第5図のように、機体1の底面板1b上
に立設された断面略L字状のリフトフレーム62によって
ガイドロッド63が立設され、このガイドロッド63に昇降
体64が垂直方向にスライド可能に設けられている。この
昇降体64は、ガイドロッド63にスライド可能に嵌合する
スライド部材64aを有し、このスライド部材64aに前記回
転ドラム21に装着されたカセット11のスリット16,17を
通じて物品収納空間14に進入可能とする昇降台65が薄板
で略L字状に形成されたアーム板66によって取付けら
れ、また、リフトフレーム62の上下部に回転自在に軸着
されたプーリ67,67間にタイミングベルト68が張設さ
れ、このタイミングベルト68がスライド部材64aにブラ
ケット69を介して連結されている。そして、下部のプー
リ67を駆動するモータ70によってタイミングベルト68が
正逆回動されることにより、昇降体64が昇降移動する。
また、ブラケット69から先端にベアリング71を回転自在
に有するガイド軸72が突設され、このベアリング71がリ
フトフレーム62に垂直方向に沿って設けられたガイド枠
73に転動可能に嵌合し、昇降体64の水平方向の振れを防
止する。さらに、ブラケット69から検知片74が突設さ
れ、この検知片74をリフトフレーム62の上端近傍および
下端近傍に設けた最上昇位置検知センサ75および最下降
位置検知センサ76で検知することにより、カセット11内
の全ての物品Aを押上げ終えた最上昇位置および昇降台
65がカセット11の下方に外れた最下降位置を検知するこ
とができる。
ところで、機体1の上部中央域には円弧状の前端部を機
体1の前面から突出させて押出台77が設けられており、
この押出台77には各物品投出ユニット2,3の各一対のリ
フト機構61によって各一対のカセット11,11から押上げ
られる物品A,Aが上昇通過可能とする各一対の押上口78,
78が開口されている。そして、この各押上口78の下面開
口縁部には押上げられる物品Aを押上口78内に導く導入
枠79が設けられている。
そして、第1図、第3図および第4図のように、各押上
口78に対応して、この各押上口78から押出台77の上方に
押上げられる物品Aの数を検知する物品数検知手段81が
設けられている。この物品数検知手段81は、各押上口78
の後側の押出台77上に立設されたガイドフレーム82によ
ってガイドロッド83が立設され、このガイドロッド83に
スライド部材84が垂直方向にスライド可能に嵌合され、
このスライド部材84に、先端が押上口78の上方域に侵入
する検知レバー85が取付けられていると共に、垂直方向
に長い摩擦板86が設けられ、また、ガイドフレーム82
に、摩擦板86に摩擦接触する摩擦ローラ87が回転自在に
設けられていると共に、この摩擦ローラ87の回転を検出
するロータリーエンコーダ88が設けられている。そし
て、通常は自重によってスライド部材84が押出台77の上
面に接合する位置まで下降しており、リフト機構61によ
って押上げられる物品Aで検知レバー85が押上げられる
と、スライド部材84と共に摩擦板86が上昇し、この摩擦
板86に摩擦接触する摩擦ローラ87が回転し、この摩擦ロ
ーラ87の回転をロータリーエンコーダ88は検出し、この
ロータリーエンコーダ88からの出力信号に基づいて押上
口78から押出台77の上方に押上げられた物品Aの数量が
検知できるようになっており、この実施例では物品Aが
リフト機構61(物品投出ユニット2,3のみ)によって10
個まで押上げられてそれを検知できるようにしている。
なお、摩擦板86の下端部との干渉を避けるために押出台
77には逃げ孔89が設けられている。
ところで、機体1の前記押出台77上には各物品投出ユニ
ット2,3(物品投出ユニット4も含む)の押上口78、物
品数検知手段81、押出手段95等を覆うカバー枠体91が設
けられ、このカバー枠体91の前面に前記回転ドラム21の
円周の彎曲に対して逆向きに彎曲した略円弧状の押出口
枠板92が設けられ、この押出口枠板92の前方の押出台77
上に物品投出部93を形成している。
そして、前記カバー枠体91の押出口枠板92の各物品投出
ユニット2,3の各一対の押上口78,78の前側に物品A,Aが
幅方向に2列に並ぶと共に10個ずつ重積した状態でも通
過可能とする押出台94,94が形成され、この各押出口94,
94に各物品投出ユニット2,3の各押出手段95,95の押出板
96,96が嵌合配置される。
前記押出手段95の押出板96は、前面の外端側が直線面96
aが形成され、前面の内端面が前記回転ドラム21の円周
の彎曲に対して逆向きに彎曲した彎曲面96bに設けら
れ、後面左右両縁部に略L字状の金具97,97によってロ
ーラ98,98が回転自在に取付けられ、押出口94の左右各
縁部から押上口78,78の両側部で行に対設されたガイド
側板99,100のガイド溝101,102に各ローラ98,98が嵌合
し、押上口78,78の前方の押出口94に嵌合した前進位置
と押上口78,78の後方の後退位置との間で移動可能にな
っている。なお、この押出板96には、前記物品数検知手
段81,81の検知レバー85,85がいずれの位置にあっても挿
通可能とするスリット103,103が設けられている。
前記押出手段95は押出板96を前後方向に移動させる押出
機構105を備えており、一方のガイド側板100の後端の押
出台77上に立設された支持板106と押出口枠板92との間
に、外周面に螺旋溝107を無端状に形成したカム軸108が
回転可能に架設されていると共に、ガイド軸109が平行
に架設されている。このカム軸108の螺旋溝107は、右巻
の螺旋と左巻の螺旋とが両端部でつながって無端状とさ
れている。また、このカム軸108とガイド軸109とには移
動体110がスライド可能に嵌合すると共に、移動体110の
図示しないピンがカム軸108の螺旋溝107に嵌合し、この
移動体110に略L字状の連動板111を介して押出板96が連
結されている。そして、支持板106に取付けられたモー
タ112でベルトおよびプーリ等の駆動伝達手段113(第1
図に示す)を介してカム軸108を一方方向に回転させる
ことにより、螺旋溝107の一方の巻方向の螺旋に沿って
移動体110が前方または後方に向かって移動し、前端ま
たは後端で螺旋溝107の他方の巻方向の螺旋に移ると、
移動体110の移動方向が反転して後方または前方に向か
って移動するようになっている。なお、移動体110には
検知片114が取付けられ、この検知片114を押出台77上の
前側および後側に設けた前進位置検知センサ115および
後退位置検知センサ116で検知することにより、押出板9
6の押出口94に嵌合した最前進位置および押上口78,78の
後方の最後退位置を検知することができる。
また、第1図のように、前記回転ドラム21のカセット装
着部27にカセット11によって物品Aが収納されているか
否かを検知する物品有無検知センサ117が設けられ、こ
のセンサ117は、機体1の下面板1bの投光器117a(また
は受光器117a)と背面板1cの受光器117b(または投光器
117b)との間で検知光をカセット11の内側に投光して物
品Aの有無を検知する。
以上のように、各物品投出ユニット2,3は、複数のカセ
ット11、回転ドラム21、回転停止手段35、リフト機構6
1、物品数検知手段81、押出手段95等の同一または対称
構造にてそれぞれ構成されている。
一方、前記物品投出ユニット4は、1つのカセット11、
このカセット11が着脱可能に装着される機体1の内部の
図示しないカセットホルダ、リフト機構61、物品数検知
手段81、押出手段95を備えている。そして、押出台77に
はリフト機構61によって物品Aが押上げられる1つの押
上口78が設けられている。この実施例ではリフト機構61
によって押上げられる物品Aの数量が2〜4個程度とさ
れ、それを物品数検知手段81で検知できるようにしてい
る。押上口78の前側のカバー枠体91の押出口枠板92には
物品Aが2〜4個重積状態で通過できる押出口121が設
けられている。この押出口121に対応した大きさに形成
された押出手段95の押出板122は、カバー枠体91の押出
口枠板92の彎曲と略同じ彎曲に形成され、物品数検知手
段81の検知レバー85がいずれの位置でも挿通可能とする
1つのスリット123が設けられ、略L字状のアーム124で
押出機構105の移動体110に直接支持されている。なお、
カセット11に物品Aが収納されているか否かは、リフト
機構61の昇降体64が最上昇位置に達していない場合すな
わち昇降体64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で検
知されていなければ収納されていると判断できるが、別
に物品有無検知センサを設けてもよい。
また、第1図および第2図のように、前記物品投出部93
の押出台77上に押出された物品Aを検知する一対の物品
有無検知センサ131,132が設けられ、このセンサ131,132
は、押出口121の左右両側に配置された投光器132a,131a
(または受光器132a,131a)と各押出口94,94の外側に配
置された受光器131b,132b(または投光器131b,132b)と
の間で、各検知光が交差するように投光すると共に押出
台77の上面に近接して投光し、押出口94,121,94のいず
れから1つでも押出された物品Aを検知することができ
る。なお、押出口枠板92には各センサ131,132の各検知
光が投受光される窓孔133が設けられている。
また、前記カバー体91の背面には傾斜状の表示操作面13
5が設けられ、その表示操作面135にはエンプティ表示を
行なう表示手段136が設けられている。この表示手段136
は、各物品投出ユニット2,3の回転ドラム21,21の各カセ
ット装着部27に対応して複数の表示ランプ137,138を環
状に並べて配置すると共に、物品投出ユニット4に対応
して1つ表示ランプ139を配置している。そして、物品
投出ユニット2,3においては、前記物品有無検知センサ1
17によって物品Aが有ると検知された回転ドラム21のカ
セット装着部27に対応する表示ランプ137,138が消灯さ
せ、物品Aが無いと検知されたカセット装着部27に対応
する表示ランプ137,138を点灯させると共に、リフト機
構61で全ての物品Aが押上げられて無くなった際にも対
応する表示ランプ137,138を点灯させるようにし、回転
ドラム21の回転時には前記回転位置検知器52によって回
転ドラム21の回転位置を検知して表示ランプ137,138の
点灯または消灯を順送りする。一方、物品投出ユニット
4においては、物品数検知手段81でまだ物品Aが無くな
っていないと判断されれば、あるいは図示しない物品有
無検知手段によって物品Aが有ると検知されれば表示ラ
ンプ139を消灯し、無いとされれば点灯する。なお、こ
の表示操作面135には各回転ドラム21,21を手動回転させ
る回転指令釦等を有している。
また、機体1の背面には扉体145が開閉可能に設けら
れ、機体1の内部にカセット11の着脱が行なえるように
なっている。
次に、物品投出動作を説明する。
まず、機体1の扉体145を開放し、各物品投出ユニット
2,3の各回転ドラム21,21の各カセット装着部27,27に対
応する物品Aを収納したカセット11をそれぞれセットす
ると共に、物品投出ユニット4のカセットホルダに対応
する物品Aを収納したカセット11をセットする。この各
回転ドラム21にカセット11を装着するときには、前記表
示操作面135の図示しないドラム回転釦を操作し、回転
ドラム21の開いているカセット装着部27を扉体145の開
放された開口に臨むカセット装着位置まで回転させ、カ
セット11を順次装着する。なお、このカセット11の装着
時には、全てのリフト機構61の昇降体64が、その昇降体
64の検知片74が最下降位置検知センサ76で検知されて停
止された最下降位置にあり、昇降台65がカセット11の下
方域に退避されている。
そして、物品投出機の立上げ始動時には、物品投出ユニ
ット2,3各回転ドラム21が自動的に1回転され、物品有
無検知センサ117によって回転ドラム21の各カセット装
着部27に物品Aが有るか否かが確認され、物品Aが有る
カセット装着部27については表示手段136の表示ランプ1
37,138が消灯され、物品Aが無いカセット装着部27につ
いては表示手段136の表示ランプ137,138が点灯される。
また、物品投出ユニット4が物品有無検知センサを備え
ている場合に、物品Aが有ると確認されば表示ランプ13
9が消灯され、無ければ点灯される。
また、各回転ドラム21が前述のように1回転されて各カ
セット装着部27における物品Aの有無が確認された後、
一対のリフト機構61の各リフト位置に、物品Aの存在が
確認されたカセット装着部27がそれぞれ配置される。
さらに、各物品投出ユニット2,3,4の各リフト機構61の
各リフト位置に配置された物品Aの最上部位置の位置合
わせが行なわれる。すなわち、リフト機構61のモータ70
が駆動され、カセット11の下方域に退避されていた昇降
体64が上昇し、この昇降体64の昇降台65がスリット16,1
7を通じてカセット11の内側に侵入し、この昇降台65上
にカセット11内に重積されている物品Aを載せて押上
げ、そして、最上部の物品Aが押上口78を通じて押出台
77の上面から突出したことが物品数検知手段81のロータ
リーエンコーダ88の出力信号から検知されると、モータ
70が直ちに停止される。なお、この物品Aの最上部位置
の位置合わせは、カセット装着直後に行なわなくても、
後述する物品投出動作後に結果的になされる。また、物
品投出ユニット4では、物品有無検知センサを備えてい
ない場合、この物品Aの最上部位置の位置合わせによっ
て物品Aの有無が検知でき、すなわち、物品Aが有れ
ば、前記のように物品数検知手段81によって検知され、
物品Aが無ければ、物品数検知手段81によって検知され
る前に昇降体64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で
検知され、この結果に基づいて前記表示ランプ139が消
灯または点灯される。
そして、物品投出動作を第3図および第4図に示す物品
投出ユニット2において説明する。物品投出指令が出さ
れると、まず、押出機構105のモータ112が駆動され、カ
ム軸108の螺旋溝107に沿って移動体110が後方に移動す
ると共に、押出口94を閉鎖する位置にあった押出板96が
後退移動し、そして、この押出板96が押上口78,78の後
方まで後退し、移動体110の検知片114が後退位置検知セ
ンサ116で検知されると、モータ112が停止され、押出板
96の後退が停止される。
ついで、リフト機構61のモータ70が駆動され、上昇され
る昇降台65によって物品Aが押上口78を通じて押出台77
の上方に押上げられる。この押出台77の上方に押上げら
れる物品Aで物品数検知手段81の検知レバー85が押上げ
られると、検知レバー85と一体的に押上げられる摩擦板
86との摩擦接触で摩擦ローラ87が回転し、この摩擦ロー
ラ87の回転をロータリーエンコーダ88で検出し、このロ
ータリーエンコーダ88の出力信号に基づいて押上口78か
ら押出台77の上方に押上げられた物品Aの数量が検知さ
れる。そして、所定数量の物品Aが押上げられたことが
検知されると、モータ70が直ちに停止される。このと
き、慣性等によって物品Aが余分に押上げられた場合に
はモータ70がわずか逆転されて物品押上位置が修正され
る。
ついで、前記押出機構105のモータ112が再度駆動され、
カム軸108の螺旋溝107に沿って折返される移動体110が
今度は前方に向かって移動し、それに伴って前進する押
出板96で押出台77上に押上げられている物品Aを押出
す。この押出される物品Aは、押上口78の縁部に当たっ
て規制される所定数量の物品Aの下側の物品A上を滑っ
て押出台77上に乗移ると共にその押出台77上を滑り、押
出口94から物品投出部93に押出される。そして、この押
出板96が押出口94を閉鎖する位置まで前進し、移動体11
0の検知片114が前進位置検知センサ115で検知される
と、モータ112が停止され、押出板96の前進が停止され
る。
なお、セット時の物品Aの収納量が少なかったり、投出
動作の繰返しによって物品Aの収納量が少なくなり、昇
降体64が上昇して物品Aを押上げている途中で、昇降体
64の検知片74が最上昇位置検知センサ75で検知される
と、たとえ所定数量の物品Aが押上げられていなくて
も、モータ70が停止される。このとき、昇降台65上に載
っている全ての物品Aが押出台77の上方に押上げられて
おり、物品Aの不足分については後述する対応を行な
う。また、昇降体64の検知片74が最上昇位置検知センサ
75で検知されると、カセット装着部27のカセット11内に
物品Aが無くなったと判断され、表示手段136の表示ラ
ンプ137が点灯され、エンプティ表示する。
このようにして、物品投出ユニット2から物品Aが押出
台77上の物品投出部93へ投出される。他の物品投出ユニ
ット3,4についても同様の物品投出動作で物品Aを投出
し、それら各物品投出ユニット2,3,4から同時に物品A
を投出することも可能である。
また、各物品投出ユニット2,3は一対のリフト機構61,61
を備えており、一対のカセット装着部27,27に装着され
たカセット11,11からそれぞれ10個ずつの物品Aを押上
げて投出することが可能であるが、通常は、回転ドラム
21の回転方向側つまり中央の物品投出ユニット4側にあ
る一方のリフト機構61が優先的に使用される。例えば、
その各物品投出ユニット2,3からの物品Aの投出量が10
個以であれば、その一方のリフト機構61のみによって一
方のカセット装着部27のカセット11から物品Aが押上げ
られて投出され、かつ、11個以上(20個以下)の場合に
は、一方のリフト機構61によって一方のカセット装着部
27のカセット11から10個の物品Aが押上げられて投出さ
れると共にもう一方のリフト機構61によってもう一方の
カセット装着部27のカセット11から残りの個数の物品A
が押上げられて投出される。なお、20個以上の物品Aを
投出する場合には、両カセット11,11から10個ずつ同時
に放出した後に、残りをもう一度投出する。
また、一方のリフト機構61による投出途中で一方のカセ
ット11の物品Aが無くなり、所定数の物品Aが投出でき
なかった場合には、もう一方のリフト機構61よってもう
一方のカセット11から不足分の物品Aが投出される。例
えば15個の物品Aを投出する場合に、一方のカセット11
からは本来10個の物品Aを投出するのであるが、7個し
か投出できなかったら、他方のカセット11から8個の物
品Aを投出する。
ところで、物品投出ユニット2,3の各一対のリフト機構6
1,61で押上げられた物品A,Aを押出手段95の押出板96で
押出台77上の物品投出部93に押出す際、第10図に示すよ
うに、リフト機構61,61によって押上げられた状態では
各物品A,Aの中心線が回転ドラム21の放射方向に向いて
離反しているが、両物品A,Aの後端面に押出板96の前面
が当接することにより、両物品A,Aが平行に並んで押出
方向が一緒になり、かつ、一方の物品Aが押出板96の前
面の彎曲面96bによって他方の物品Aの方に寄せられ、
従って、両物品A,Aが平行に揃えられた状態に押出台77
上の物品投出部93に押出し投出される。
しかも、第10図のように、各物品投出ユニット2,3,4か
らの物品Aの投出位置が設定されていることにより、各
物品投出ユニット2,3,4から押出台77上に投出される各
物品Aは、互いに干渉することがなく、重積状態を崩す
ことなく投出でき、かつ、押出台77上に集中させること
ができ、その押出台77からの物品Aの受取りを容易にで
きる。
なお、各物品投出ユニット2,3,4から押出台77上に物品
Aを連続的に投出することが可能であり、この場合、先
に押出台77に投出されている物品Aを後から投出される
物品Aで押出台77の前側に押出して投出される。このと
き、同時に40個以上の物品Aが押出台77上に投出された
後、さらに物品Aを投出する場合には、物品Aが押出台
77から押出されて落ちたり、重積が崩れて受取りにくく
なることがあるため、一旦投出動作を停止し、押出台77
上の物品Aが取除かれたことが物品有無検知センサ131,
132によって検知された後に、投出動作を再開して残り
の物品Aを投出する。この際、押出台77上の物品Aを一
旦取除くように、かつ、まだ投出される物品Aがあるこ
とを例えば音声や画面表示によって伝えるようにしても
よい。
そして、前記物品投出ユニット2,3のリフト機構61のリ
フト位置にある一方のカセット装着部27のカセット11内
に物品Aが無くなった場合または一度に両方のカセット
装着部27のカセット11内に物品Aが無くなった場合に
は、回転ドラム21が回転され、物品Aを収納しているカ
セット装着部27がリフト位置に配置される。すなわち、
まず、一対のリフト機構61の昇降体64が下降され、昇降
台65がカセット11から下方に退避した後、回転停止手段
35によって回転ドラム21がカセット装着部27の1つ分ま
たは2つ分だけ回転され、そして、リフト位置に物品A
が収納しているカセット11が配置された後、リフト機構
61の昇降体64が上昇されて復帰する。なお、回転ドラム
21を回転させる際、隣側(回転によってリフト位置に来
る側)のカセット装着部27に物品Aが収納されていなけ
れば、その空のカセット装着部27を通過させて物品Aの
収納されたカセット装着部27をリフト位置に配置する。
そして、この回転ドラム21の回転に対応して、表示手段
136の表示ランプ137,138の消灯または点灯の表示が順送
りされる。
また、各物品投出ユニット2,3,4の各物品Aが収納状況
は表示手段136によって確認でき、エンプティを表示す
る表示ランプ137,138の点灯数が多くなったり、表示ラ
ンプ139が点灯した場合等には、機体1内の各物品投出
ユニット2,3,4から空のカセット11を取出し、物品Aが
収納されたカセット11をセットする。
次に、この物品投出機による物品投出態様を具体例を示
して説明する。
投出された物品Aとしては、例えばパチンコ店において
獲得したパチンコ玉やメダルと交換される景品とした場
合、100円景品、500円景品、1000円景品があるものと
し、物品投出ユニット2には100円の景品がセットさ
れ、物品収納ユニット4には500円景品がセットされ、
物品収納ユニット3には1000円の景品がセットされる。
そして、例えば9900円分の景品を投出する場合は、物品
投出ユニット3から1000円の景品が9個投出され、物品
投出ユニット4から、500円の景品が1個投出され、物
品投出ユニット2から100円の景品が4個投出される。
また、例えば21000円分(1000円の景品を21個)以上で4
0000円分(1000円の景品を40個)以下の景品を投出する
場合には、物品投出ユニット3から1000円の景品が一度
に20個投出された後に、もう一度、残りの景品が連続し
て投出される。このとき、第10図のように、先に押出台
77上に投出されている景品が次に投出される景品で押出
台77の前側に押出される。
なお、景品投出時に、物品投出ユニット3の1000円の景
品が途中で無くなった場合には、不足の代替分として物
品投出ユニット4で500円の景品を投出し、また、物品
投出ユニット3,4の1000円,500円の景品が途中で無くな
った場合には、不足の代替分として物品投出ユニット2
で100円の景品を投出する。このとき、不足の代替分と
してあまりに多量の500円または100円の景品を投出しな
ければならないときには、投出動作を停止し、警報等に
より係員に報知する。
また、前記のように、押出台77上に同時に40個以上の景
品が投出され、さらに景品を投出する場合には、一旦投
出動作を停止し、押出台77上の景品が取除かれたことが
物品有無検知センサ131,132によって検知された後に、
投出動作を再開して残りの景品を投出する。この際、押
出台77上の景品を一旦取除くように、かつ、まだ投出さ
れる景品があることを顧客に対して例えば音声や画面表
示によって伝える。
また、1人目の顧客の景品が押出台77上に取られずに置
いてある状態で次の顧客の景品が投出されると、混合し
て区別がつかなくなるため、1人目の顧客の景品が押出
台77上から取除かれたことが物品有無検知センサ131,13
2によって検知された後に、次の顧客の景品を投出する
ようにする。この際にも、音声または画面表示によって
顧客に景品を受取るように促してもよい。また、所定時
間経過しても押出台77の景品が取られない場合には、ブ
ザー等で報知するようにしてもよい。
なお、前記実施例では、各物品投出ユニット2,3におい
て、一対のリフト機構61,61で押上げられた物品A,Aを1
つの押出板96によって同時に押出すようにしていたが、
各リフト機構61,61に対応して別々に設けた押出板で同
時または別々に押出すようにしてもよい。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、回転ドラムの周縁に複数装着
されたカセットのうちリフト機構の位置にあるカセット
の内部に重積収納された物品を、そのリフト機構によっ
て所定数押上げると共に押出手段によって水平方向に押
出して投出し、かつ、物品投出によってリフト機構の位
置にあるカセット内の物品が無くなれば、回転ドラムを
回転させ、物品が重積収納されているカセットをリフト
機構の位置に順次移動させ、前記リフト機構および押出
手段によって物品の投出を継続して行なうことができる
ため、リフト機構や押出機構等のコストの高い機構を増
すことなく、景品等の物品を多数収容することができ、
しかも、回転ドラムから外した状態でカセットに物品を
重積収納し、このカセットを回転ドラムに装着するた
め、物品の収容作業が容易に行なえる。
請求項2の発明によれば、一対の回転ドラムにそれぞれ
多数の物品を収容でき、しかも、この各回転ドラムの2
方向から投出される物品をまとまった位置に投出するこ
とができ、物品の受取りを容易に行なえる。
請求項3の発明によれば、一対の回転ドラムおよびこの
回転ドラム間の物品投出ユニットの3方向から投出され
る物品をまとまった位置に投出することができ、物品の
受取りを容易にでき、しかも、そのうちの一対の回転ド
ラムにはそれぞれ多数の物品を収容することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の物品投出装置の一実施例を示す平面
図、第2図は正面図、第3図はリフト機構部分の断面
図、第4図は押出手段部分の斜視図、第5図はリフト機
構の平面図、第6図はカセットの平面図、第7図はカセ
ットの側面図、第8図および第9図は回転停止手段の断
面図、第10図は物品投出状態を示す平面図である。 4……物品投出ユニット、11……カセット、17……スリ
ット、21……回転ドラム、24……回転軸、35……回転停
止手段、61……リフト機構、95……押出手段、A……物
品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 敏幸 兵庫県姫路市下手野1丁目3番60号 グロ ーリー機器株式会社内 (56)参考文献 特開 昭47−33699(JP,A) 実開 昭48−3100(JP,U) 特公 昭40−9493(JP,B1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の物品を重積収納すると共に、投出指
    令に基づいて必要数の物品を投出する物品投出機におい
    て、 前記物品を重積状態に保持すると共にその重積方向にス
    リットが形成された複数のカセットと、 垂直方向の回転軸で回転可能に設けられ、周縁に前記カ
    セットを複数装着できる回転ドラムと、 この回転ドラムを回転および停止させる回転停止手段
    と、 前記回転ドラムの周縁所定位置に設けられ、回転ドラム
    に装着された前記カセット内にスリットを通じて進入
    し、重積状態に保持された物品を上下方向に移動させる
    リフト機構と、 このリフト機構により押上げられた物品を水平方向に押
    出す押出手段と、 を具備したことを特徴とする物品投出機。
  2. 【請求項2】回転ドラムを一対設け、お互いの回転ドラ
    ムが近接する位置よりも少し前方位置にそれぞれのリフ
    ト機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の物品投
    出機。
  3. 【請求項3】一対の回転ドラムの間に、1つのカセッ
    ト、リフト機構および押出手段からなる物品投出ユニッ
    トを設けたことを特徴とする請求項2記載の物品投出
    機。
JP31987088A 1988-12-19 1988-12-19 物品投出機 Expired - Lifetime JPH077469B2 (ja)

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JPH02165296A JPH02165296A (ja) 1990-06-26
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