JPS6343793B2 - - Google Patents

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JPS6343793B2
JPS6343793B2 JP10710282A JP10710282A JPS6343793B2 JP S6343793 B2 JPS6343793 B2 JP S6343793B2 JP 10710282 A JP10710282 A JP 10710282A JP 10710282 A JP10710282 A JP 10710282A JP S6343793 B2 JPS6343793 B2 JP S6343793B2
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JP
Japan
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product
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JP10710282A
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English (en)
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JPS58223892A (ja
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Takao Tanaka
Shigeharu Yanai
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Glory Ltd
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Glory Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58223892A publication Critical patent/JPS58223892A/ja
Publication of JPS6343793B2 publication Critical patent/JPS6343793B2/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は複数の収納コラムに同一価格、同一種
類の商品(以下同一の商品という)を収納して販
売する自動販売機に関する。
(従来の技術) 近年、自動販売機は非常に収納コラム数が増加
し、多種類の商品が収納できるようになつてい
る。反面、商品の種類によつて売行きが大きく異
なるため、売行きの良い種類の商品を複数の収納
コラムに収納し、1つの自動販売機への収納量を
他の商品より多くしている。
また近時、たとえば特開昭56−44992号公報に
記載されているように、貨幣の投入後希望する商
品の収納されている収納コラムに対応する選択釦
を操作したにもかかわらず、商品の詰りなどによ
りその商品が投出されない場合、他の収納コラム
に対応する選択釦を操作することにより、その収
納コラムから代替商品を投出する自動販売機が開
発されている。
そして、このような自動販売機を利用すると、
複数の収納コラムに同一の商品が収納されていれ
ば、詰りなどにより投出されない場合であつても
他の同一商品が収納されている収納コラムに対応
する選択釦を操作すれば同一商品が投出され、顧
客は希望する商品を入手することができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記特開昭56−44992号公報に
記載された自動販売機では、実際には1度選択釦
を操作したのに商品が投出されないと、顧客は希
望する商品は買えないものと早合点して、商品の
購入をやめ貨幣を返金したり、また早合点しない
場合であつても、別の選択釦の操作をしなければ
ならないため、操作が煩わしくなり、顧客に悪印
象を与えるという問題点がある。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、商
品の投出異常が生じた場合、顧客による操作を必
要とせず同一商品を投出する自動販売機を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の自動販売機は、複数の収納コラムと、
これら各収納コラム毎に設けられた商品投出手段
と、前記各収納コラムに対応してそれぞれ設けら
れ前記各収納コラムを選択指示する商品選択手段
と、前記収納コラムのうち互いに同一の商品が収
納されている収納コラムを記憶する記憶手段と、
前記商品投出手段による商品の投出時の異常を検
知する投出異常検知手段と、この投出異常検知手
段にて異常が検知されたときこの異常のあつた収
納コラムの商品と同一の商品が収納されている他
の収納コラムを前記記憶手段の記憶に基づき判別
する判別手段と、受付金額以下の商品が収納され
ている収納コラムが対応する商品選択手段により
選択されたとき選択された収納コラムに対応する
商品投出手段を動作させるとともに、投出異常が
あつたときは前記判別手段の出力に基づき同一の
商品が収納されている他の収納コラムに対応する
前記商品投出手段を動作させる制御手段とを備え
たものである。
(作用) 本発明は、商品選択手段で収納コラムを選択指
示する。そして、選択指示されたいずれかの収納
コラムの商品の投出時に、投出異常検知手段で異
常が検知されると、同一の商品が収納されている
他の収納コラムを記憶手段の記憶に基づき判別手
段で判別する。そうして、この判別手段の出力に
基づき、制御手段で商品投出手段を動作させ、顧
客に対して再操作を要求することなく自動的に商
品を投出するものである。
(実施例) 以下、本発明の自動販売機の一実施例を図面を
参照して説明する。
第2図は自動販売機を示す図である。この自動
販売機は、前面を開口した本体1と、この開放さ
れた前面を覆う扉体2とからなる。
本体1には仕切板3にて仕切られた第1から第
nまでの複数の収納コラム41,42……4oが並
設されており、この収納コラム41,42……4o
には、前面に、収納された商品5を保持する保持
杆6と、投出時に2個以上の商品5を投出するこ
とを規制する規制板7とが設けられている。ま
た、下端には商品5を投出する投出部材8が設け
られ、さらに、背面側には第3図に示すように売
切検知手段9が設けられている。この売切検知手
段9は、最下端に位置する商品5にて押圧されて
オンされるマイクロスイツチなどにて構成されて
いる。また、投出部材8はそれぞれコラム41
2……4oにそれぞれ対応して設けられたモータ
などを有する商品投出部101,102……10o
にて駆動されるもので、この投出部材8と商品投
出部101,102……10oにて商品投出手段を
構成している。
扉体2には、前面上部に顧客操作部11が、下
部には商品受部12に投出された商品5を取出す
ための取出口13が、内面には管理部14が設け
られている。
顧客操作部11には第4図に示すように、商品
5の売切時に点灯される売切ランプ151,152
……15oと、顧客の操作に応じて選択信号を出
力する商品選択手段としての選択釦161,162
……16oと、投入された金額に応じて購入でき
る場合に点灯される購入可能ランプ171,172
……17oとが設けられている。これらは各コラ
ム41,42……4oに対応しているとともにそれ
ぞれの間でも対応関係を有している。また、この
顧客操作部の近傍には後述する音声発生手段61
の出力部である音声発生装置62が設けられてい
る。
管理部14は第5図に示すように、7桁の表示
を行なえる内部表示部18と、管理操作部29
と、自動販売機の状態をモニターするためのモニ
ターランプ30とにて形成されている。そして管
理操作部29には、各種数値データを入力するテ
ンキー19、収納されている商品5の在庫数の表
示を指示する在庫キー20、収納する商品5の数
を指示する積込みキー21、同一の商品の収納さ
れている並行コラムのセツトを指示する並行キー
22、並行コラムのセツト終了を指示する終了キ
ー23、入力データをクリアするクリアキー24
およびその他通常の自動販売機に必要な売上集計
キー25、お札枚数キー26、価格設定キー2
7、テストキー28が設けられている。
第6図は自動販売機の各種部分をブロツクとし
て示すものである。66はマイクロコンピユータ
で、このマイクロコンピユータ66は販売制御の
プログラムなどを記憶するリード・オンリ・メモ
リ(以下ROMという)32と、中央処理装置
(以下CPUという)33と、ランダム・アクセ
ス・メモリ(以下RAMという)34で形成され
ている。また、このRAM34は収納コラムのう
ち互いに同一の商品が収納されている収納コラム
を記憶する記憶手段を構成し、さらに、これら
ROM32、CPU33およびRAM34からなる
マイクロコンピユータ66で異常のあつた収納コ
ラムの商品と同一の商品が収納されている他の収
納コラムを記憶手段の記憶に基づき判別する判別
手段および受付金額以下の商品が収納されている
収納コラム41,42……4oが対応する選択釦1
1,162……16oにより選択されたとき選択
された収納コラム41,42……4oに対応する商
品投出部101,102……10oを動作させると
ともに投出異常があつたとき判別手段の出力に基
づき同一の商品が収納されている他の収納コラム
1,42……4oに対応する商品投出部101,1
2……10oを動作させる制御手段を構成してい
る。
このCPU33は、売切検知手段9、選択釦1
1,162……16o、管理操作部29、商品5
の詰りを検知するため投出部材8の定位置を検知
する第1図には図示しない定位置検知部35およ
び同じく第1図には図示しない投入された貨幣を
検出する投入貨幣検出部36から入力された信号
およびRAM34に記憶された記憶内容により、
ROM32に記憶されているプログラムに従つて
各種演算を行なう。そして、売切ランプ151
152……15o、購入可能ランプ171,172
…17o、商品投出部101,102……10o、第
1図には図示しない釣り銭などを返却する貨幣投
出部37、内部表示部18、外部表示部38およ
び第1、第2タイマー39,40および音声発生
手段61の動作を制御する。この音声発生手段6
1は、音声として出力する言葉を記憶する音声メ
モリ63、RAM34の音声フラグ65がセツト
されていると音声メモリ63から記憶されている
言葉を読出してアナログの音声信号に変換する音
声コントローラ64および音声コントローラ64
からの音声信号を入力して音声を出力する音声発
生装置62にて構成されている。また、マイクロ
コンピユータ66、第2タイマー40および定位
置検知部35とで投出異常検知手段が構成されて
いる。
RAM34は第7図に示すメモリ・エリアを有
する。
411,412……41oはコラム別価格メモリ
で、コラム41,42……4o別に管理部14のキ
ー操作により入力される商品5の価格を記憶す
る。
421,422……42oはコラム別在庫メモリ
で、コラム41,42……4o別に管理部14のキ
ー操作により入力された商品5の個数から販売さ
れた商品5の個数を減算して記憶する。431
432,433は並行コラムメモリで、並行販売の
行なえるコラム41,42……4oの番号をa,b
にそれぞれ1つずつ3組記憶する。44は受付金
額メモリで、顧客の投入した貨幣の金額値または
この金額値からすでに商品5の価格を減算した値
を記憶する。45は在庫一時メモリで、商品5を
各コラム41,42……4oに収納する際に管理部
14のキー操作により入力し、そのとき入力され
た個数を一時的に記憶する。
461,462……46oは商品選択フラグで、
選択釦161,162……16oが操作されたとき、
この操作に基づいてCPU33によつて選択され
たコラム41,42……4oに対応してセツトされ
る。471,472……47oは売切フラグで、売
切検知手段9によつてコラム41,42……4o
の商品5の売切が検知されるとセツトされる。
481,482……48oは詰りフラグで、投出
動作の開始から所定時間内に投出部材8が定位置
に復帰しない場合はこれにより商品投出時の詰り
が検知されるとセツトされる。491,492……
49oは購入可能フラグで、投入された貨幣の金
額または残額内でCPU33により購入可能な商
品が判別されるとセツトされる。511,512
…51oは定位置検知フラグで、商品投出部10
,102……10oの投出部材8が定位置にある
と、図示しない検知スイツチにてこれが検知さ
れ、これに基づいてセツトされる。50は返却フ
ラグで、図示しない返却スイツチが操作されると
セツトされる。52はカウントメモリで、並行販
売のセツトの際の計数値を記憶する。65は音声
フラグで、詰りフラグ481,482……48o
いずれかがセツトされるとセツトされる。
次にこの実施例の動作を説明する。
まず、並行販売を行なうために、並行コラムメ
モリ431,432,433にそれぞれ並行販売の
行なえるコラム番号をセツトする場合を第8図の
フローチヤートに従つて説明する。なお、コラム
番号はコラム41,42……4oに対応して1、2
……、nの番号が付されているものとし、また、
コラム別価格メモリ411,412……41oおよ
びコラム別在庫メモリ421,422……42o
それぞれの値はすでに設定されているものとす
る。
まず、管理部14の並行キー22が操作される
と、カウントメモリ52に記憶されている値n=
0に1を加算し、これをnとして新たに記憶し
(ステツプ101)nが4か否かを判断する(ス
テツプ102)これは並行販売のセツトは3組ま
でできるため、3組のセツトが完了したか否かを
判断するためである。
n=1であるため、並行コラムメモリ431
内容を内部表示部18に表示する(ステツプ10
3)。このときn=2、3であれば並行コラムメ
モリ432,433の内容をそれぞれ表示する。こ
の表示は並行コラム431に並行販売できるコラ
ム41,42……4oがセツトされていないため、
第12図aに示すようになる。
aのコラム番号を示すテンキー19による入力
があつたか否かを判断する(ステツプ104)。
ここでテンキー19による入力がない場合は、次
に終了キー23が操作されたか否かを判断し(ス
テツプ105)、操作された場合は後述するステ
ツプ118以後の動作を行なう。これにより、並
行コラムメモリ431にコラム番号がセツトされ
ていればこれを確認できる。また、操作されてい
ない場合は、並行キー22が操作されたか否かを
判断し(ステツプ106)、さらに操作されてい
ない場合は、再度ステツプ104へもどり、操作
されている場合はステツプ101へもどる。
ステツプ104でテンキー9による入力たとえ
ば「01」があると、並行コラムメモリ431のa
に「01」を記憶し(ステツプ107)、また、内
部表示部18により第12図bに示す表示を行な
う(ステツプ108)。
次に、クリアキー24がオンされたか否かを判
断する(ステツプ109)。これは並行コラムメ
モリ431に記憶されるべきコラム番号の訂正を
必要とするか否かの判断であり、クリアキー24
がオンされていると、並行コラムメモリ431
記憶をリセツトし(ステツプ110)、カウント
メモリ52の計数値n=1から1を減算し(ステ
ツプ111)、ステツプ101へもどる。
ステツプ109でクリアキー24がオンされて
いない場合は、並行コラムを構成するbのコラム
番号がテンキー19により入力されたか否かを判
断し(ステツプ112)、入力されない場合はス
テツプ109へもどり、クリアキー24が操作さ
れるかテンキー19によるコラム番号の入力があ
るまで待つ。テンキー19によりコラム番号たと
えば「02」が入力されると、並行コラムメモリ4
1のbに「02」を記憶する(ステツプ113)。
この後、並行コラムメモリ431のa,bに記
憶された2つのコラム番号「01―02」に対応する
コラム別価格メモリ411,412の記憶が同一か
否かを判断する(ステツプ114)。そして、同
一でない場合は、ステツプ110へもどり、以後
前記説明の動作を行なう。同一の場合は、内部表
示部18により第12図cに示す表示を行なう
(ステツプ115)。
次に、前記と同様に訂正を必要とする場合のク
リアキー24が操作されたか否かを判断する(ス
テツプ116)。そして、操作されている場合は
ステツプ110へもどり、以後前記説明の動作を
行なう。また、操作されていない場合は、終了キ
ー23が操作されたか否かを判断し(ステツプ1
17)、操作された場合は、表示をオフし(ステ
ツプ118)並行コラムセツトの動作を終了す
る。
また、終了キー23が操作されていない場合
は、並行キー22が操作されたか否かを判断し
(ステツプ119)、操作されていない場合はステ
ツプ116へもどり、クリアキー24、終了キー
23または並行キー22が操作されるまでこれを
繰返す。
このようにして、並行コラムメモリ431,4
2,433にそれぞれ並行コラムを構成するコラ
ム番号たとえば「01―02」「03―04」「05―06」を
記憶する。
なお、前記説明ではRAM34にコラム別価格
メモリ411,412……41oのみを設け、コラ
ム41,42……4o内の商品5の価格のみを比較
し、並行コラムとできる構成としたが、RAM3
4に商品5の種類を記憶するメモリを新たに設
け、価格だけでなく商品5の種類も比較し並行コ
ラムを決定する構成とすることができる。
なお、前記実施例では並行コラムメモリ431
432,433は、2つのコラム番号を並行コラム
として記憶するもの3組からなる構成としたが、
これに限られるものではなく、並行コラムとして
2つ以上のコラム番号を記憶できる構成としても
よい。なお、この場合は後述する第9図に示す販
売動作のフローチヤートのステツプ146および
ステツプ157において並行販売可能か否かの判
断を行なう場合、並行コラムとして記憶できるす
べてのメモリを検索することが必要となる。
次に前記のようにセツトされた並行コラムに基
づく販売動作を第9図および第10図に示すフロ
ーチヤートに基づいて説明する。
まず、投入貨幣検出部36にて貨幣の投入が検
出されたか否かを判断する(ステツプ121)。
この判断は、真の貨幣が投入貨幣検出部36に投
入されたときに出力される投入貨幣の検出信号の
存否により行なわれる。なお、偽物または判別不
能の貨幣は、貨幣投出部37の動作により返却さ
れる。
ステツプ121で貨幣の投入が検出されていな
い場合は受付金額メモリ44に記憶されている金
額mが0か否かを判断する(ステツプ122)。
これは後述するように、投入された貨幣の金額が
商品5を購入できる金額になつていない場合や、
すでに商品5が購入できる金額になつていても商
品5の選択をせず、返却釦も操作しない場合、ま
たはすでに1つ以上の商品5を購入したが、まだ
残額で商品5が購入できる場合は、貨幣の投入が
行なわれなくても受付金額メモリ44に記憶され
ている金額mは0ではないためである。ここで、
0でない場合は後述するステツプ125へ移行
し、0の場合は、再度ステツプ121へもどり購
入動作が開始されるまで待機する。
ステツプ121で貨幣の投入が検出されると、
投入貨幣検出部36から出力された金種信号に基
づく金額を受付金額メモリ44に記憶されている
金額mに加算し、これを再度受付金額メモリ44
に記憶する(ステツプ123)。
次にこの記憶されている金額にていずれのコラ
ム41,42……4oに収納されている商品が購入
可能か否かを判断処理する(ステツプ124)。
この処理については後述する。この判断処理後、
購入可能フラグ491,492……49oの内1つ
でもセツトされているか否かを判断する(ステツ
プ125)。そして、1つもセツトされていない
場合は、返却釦の操作に基づく返却フラグ50が
セツトされているか否かを判断し(ステツプ12
6)、セツトされていない場合はステツプ121
へもどる。
また、セツトされている場合、音声フラグ65
がセツトされているか否かを判断する(ステツプ
127)。この音声フラグ65は、後述するよう
にステツプ130で詰りフラグ481,482……
48oのいずれかがセツトされている場合にセツ
トされる(ステツプ131)もので、貨幣投入開
始から1度も商品5の投出を行なつていない場合
は音声フラグ65がセツトされていることはな
く、この場合は直接ステツプ162へ移行する。
また、ここで音声フラグ65がセツトされている
場合は、これをリセツトした後(ステツプ12
8)、ステツプ162へ移行する。
また、ステツプ125で購入可能フラグ491
492……49oの内1つでもセツトされている場
合は、そのセツトされた購入可能フラグたとえば
491,492,497に対応する購入可能ランプ
171,172,177を点灯させる(ステツプ1
29)。
次に、詰りフラグ481,482……48oのい
ずれかがセツトされているか否かを判断する(ス
テツプ130)。この詰りフラグ481,482
…48oは、商品5の時に詰りなどの異常が生じ
て、商品5が投出されない場合に後述するステツ
プ144でセツトされるもので、貨幣の投入開始
から1度も商品5の投出を行なつていない場合は
セツトされることはなく、この場合は直接ステツ
プ133へ移行する。また、ここで詰りフラグ4
1,482……48oのいずれかがセツトされて
いる場合は、音声フラグ65をセツトし(ステツ
プ131)、ステツプ133へ移行する。なお、
音声フラグ65がセツトされるとフローとは独立
して「他の商品を買つて下さい。」または「購入
可能を示すランプの点灯しているコラムの商品を
買つて下さい。」というような音声による購入案
内が行なわれる(ステツプ132)。
次に、セツトされている購入可能フラグ491
492,497に対応する選択釦161,162,1
7のいずれかが操作されたか否かを商品選択フ
ラグ461,462,467を検索して判断する
(ステツプ133)。なお、この場合選択釦161
162,167が同時に操作されると商品選択フラ
グ461,462,467がすべてセツトされるこ
とになるが、検索の順序があるため、この順序が
たとえばコラム番号の小さい順であれば、商品選
択フラグ461が先に検索されることになり、こ
れがセツトされているため以後の検索は行なわれ
ず、このため商品選択フラグ461のみセツトさ
れた場合と同じになる。
ここで前記商品選択フラグ461,462,46
のいずれもセツトされていない場合は、第1タ
イマー39が計時を完了したか否かを判断する
(ステツプ134)。このタイマー39は、後述す
るようにすでに1つ以上の商品5を購入した顧客
が残りの金額で、またはこの金額にさらに金額を
加えて商品5を購入するか否か、または選択した
商品5が詰りにより購入できない顧客が他の商品
を購入するか否かを判断するためにステツプ15
0またはステツプ160でオンされるものであ
る。このため、まだ1つの商品5も購入していな
い場合は、第1タイマー39がオンされているこ
とはなく、当然所定時間の計時が完了することは
なく、この場合はステツプ134での判断は常に
否であるためステツプ126へ移行する。また、
すでに1つ以上の商品5を購入し、これによりス
テツプ134で第1タイマー39がオンされてい
る場合であつても、計時が完了していない場合は
ステツプ126へ移行する。また、すでに計時が
完了している場合はステツプ127へ移行する。
また、ステツプ133で前記いずれかの商品選
択フラグ例えば461がセツトされていれば、音
声フラグ65がセツトされているか否かを判断し
(ステツプ135)、セツトされていない場合は直
接ステツプ137へ移行し、セツトされている場
合はステツプ136でこの音声フラグ65をリセ
ツトした後ステツプ137へ移行する。
前記セツトされた商品選択フラグ461に対応
する購入可能フラグ491以外の購入可能フラグ、
今の場合は購入可能フラグ492,497をリセツ
トする(ステツプ137)。これにより購入可能
ランプ492,497も消灯される。
次に、セツトされている購入可能フラグ461
に対応する商品投出部101を動作させて投出部
材8によりコラム41内の商品5を1つ投出させ
る(ステツプ138)。このとき、商品投出部1
1の動作と同時に商品5の投出詰りを検出する
ための所定時間を計時する第2タイマー40をオ
ンする(ステツプ139)。
次に、投出部材8が待機位置に復帰したか否か
を定位置検知フラグ511を検索して判断する
(ステツプ140)。そして、復帰していない場合
は、第2タイマー40による計時が完了したか否
かを判断し(ステツプ141)、完了していない
場合は再度ステツプ140へもどり、これを投出
部材8が待機位置に復帰するまで、または計時が
完了するまで繰返す。
計時が完了したにもかかわらず投出部材8が待
機位置に復帰しない場合は、商品5が投出途中で
詰つたものと判断し、商品選択フラグ461およ
び購入可能フラグ491をリセツトし(ステツプ
142)、商品投出部101の動作を停止させる
(ステツプ143)。そして、詰りの生じたコラム
1に対応する詰りフラグ481をセツトする(ス
テツプ144)とともに、対応する売切ランプ1
1を点滅点灯させる(ステツプ145)。
その後、並行コラムメモリ431,432,43
を検索し(ステツプ146)、コラム番号「01」
が記憶されているか否か、すなわち並行販売可能
か否かを判断する。そして、並行コラムメモリ4
1,432,433にコラム番号「01」が記憶さ
れておらず並行販売が不可能な場合はステツプ1
50へ移行する。また、たとえば前記並行コラム
セツトのフローチヤートで説明したようにコラム
番号「01」が並行コラムメモリ431のaに記憶
されていれば、bに記憶されている並行販売の相
手のコラム番号たとえば「02」に対応する売切フ
ラグ472がセツトされているか否かを判断する
(ステツプ147)。ここで売切フラグ472がセ
ツトされていればステツプ150へ移行する。セ
ツトされていなければ並行販売の相手のコラム番
号「02」に対応する詰りフラグ482がセツトさ
れているか否かを判断する(ステツプ148)。
そして、セツトされていればステツプ150へ移
行し、セツトされていなければステツプ149で
並行販売の相手のコラム番号に対応する購入可能
フラグたとえば492をセツトした後、ステツプ
138へ移行する。
このように、詰りの生じたコラムたとえば41
に収納されている商品5と同一の商品5が並行販
売可能なコラムたとえば42に収納されており、
かつ投出可能であればステツプ138へもどり、
並行販売の相手のコラム42から同一の商品5を
投出する。また、並行販売の相手がない場合は、
相手はあつても商品5が売切れている場合および
相手のコラムも詰りが生じている場合はステツプ
150へ移行し、他の商品5の販売を続けるか否
かを判断するための第1タイマー39をオンし、
ステツプ124に戻る。
また、ステツプ140で所定時間以内に投出部
材8が待機位置に復帰し定位置検知フラグ511
がセツトされると、商品が正常に投出されたこと
を意味するので、ステツプ151で受付金額メモ
リ44に記憶されている金額mから投出した商品
5の価格、つまりセツトされている購入可能フラ
グ491に対応するコラム別価格メモリ411に記
憶されている金額m1を減算し、その結果をmと
して受付金額メモリ44に再度記憶する。コラム
別在庫メモリ421に記憶されている固数Zから
投出された商品の数1を減算し、結果を再度記憶
する(ステツプ152)。そして、商品選択フラ
グ461、購入可能フラグ491、定位置検知フラ
グ511をリセツトし(ステツプ153)、購入可
能ランプ171を消灯する。そうして商品投出部
101の作動を停止する(ステツプ154)。
次に、投出された商品5の収納されていたコラ
ム41に対応する売切フラグ471がセツトされて
いるか否かを判断し(ステツプ155)、セツト
されていなければmC5か否かを判断する(ス
テツプ156)。ここでmは受付金額メモリ44
に記憶されている金額、C5は売切フラグ471
472……47oのセツトされていないコラム41
2……4oに対応するコラム別価格メモリ411
412……41oに記憶されている最低金額であ
る。
また、ステツプ155で売切フラグ471がセ
ツトされている場合は、並行コラムメモリ431
432,433を検索し、コラム番号「01」が記憶
されているか否かすなわち並行販売可能か否かを
判断する(ステツプ157)。そして、たとえば
前記並行コラムセツトのフローチヤートで説明し
たようにコラム番号「01」が並行コラムメモリ4
1のaに記憶されていれば、bに記憶されてい
るコラム番号「02」に対応する売切フラグ472
がセツトされているか否かを判断する(ステツプ
158)。ここで売切フラグ472がセツトされて
いなければ直接ステツプ156へ移行し、売切フ
ラグ472がセツトされているかまたはステツプ
157で並行販売が不可能と判断された場合は、
売切ランプ151を点灯した後(ステツプ15
9)、ステツプ156へ移行する。
ステツプ156でmC5であれば、さらに商
品5の販売を続けるか否かの判断を行なうための
第1タイマー39をオンし(ステツプ160)、
ステツプ124へもどる。
また、mC5でなければ、受付金額メモリ4
4に記憶されている金額mが0か否かを判断し
(ステツプ161)、0の場合はこれで1回の販売
動作が終了し、また、0でない場合は、ステツプ
162で受付金額メモリ44に記憶されている金
額を釣り銭として貨幣投出部37により投出させ
た後、販売動作を終了する。
なお、投出異常を検知するには、前記実施例の
ように所定時間内に投出部材8が定位置に復帰す
るか否かにより検知するものだけではなく、商品
投出口に光電素子等を設け、商品5の投出時この
商品5が光を遮断すると、定位置検知フラグ51
,512……51oにかわつて設けた確認フラグ
をセツトして検知してもよい。また、コラム41
2……4oから投出された商品5をコラム41
2……4oに対応して設けたマイクロスイツチ等
により検知し、これにより前記確認フラグをセツ
トしてもよい。さらに、商品投出部101,102
……10oを構成するモータなどの負荷は商品5
の詰りにより増大するため、これを検知して前記
確認フラグをセツトしてもよい。
なお、商品投出口に光電素子等を設けた場合
は、そのときセツトされている購入可能フラグ4
1,492……49oに対応する確認フラグをセ
ツトするようにすれば、個々のコラム41,42
…4oに対応する詰りを検知できる。
また、投出異常としては詰りの他に商品投出部
101,102……10oを構成するモータなどの
故障も考えられるが、この場合でも前記手段にて
検知することができる。
なお、この実施例のフローチヤートでは販売時
に詰りが生じると、販売終了後もこの詰りフラグ
はセツトされた状態となるため、管理人が詰つた
商品を取り除かなければならないものである。
次に、ステツプ124の購入可能判断処理を第
11図のフローチヤートに基づいて説明する。
まず、受付金額メモリ44に記憶されている金
額をm、第1コラム41に対応するコラム別価格
メモリ411に記憶されている金額C1としたとき、
mC1か否かを判断し(ステツプ124―1)、
mC1でない場合は、なにもせず判断の対象を
第2コラム42に移す。
また、mC1の場合は、第1コラム41に対応
する詰りフラグ481がセツトされているか否か
を判断し(ステツプ124―2)、セツトされて
いる場合は、なにもせず判断の対象を第2コラム
2に移す。ここで、詰りフラグ481がセツトさ
れていない場合は、第1コラム41に対応する売
切フラグ471がセツトされているか否かを判断
し(ステツプ124―3)、セツトされている場
合は、並行販売可能か否か、すなわち並行コラム
メモリ431,432,433にコラム番号「01」
が記憶されているか否かを判断する(ステツプ1
24―4)。記憶されていなければ、なにもせず
判断の対象を第2コラム42に移す。
まず、コラム番号「01」が前記並行コラムセツ
トのフローチヤートで説明したようにたとえば並
行コラムメモリ431のaに記憶されていれば、
並行コラムの相手すなわち並行コラムメモリ43
のbに記憶されているコラム番号「02」が示す
第2コラム42に対応する売切フラグ472がセツ
トされているか否かを判断する(ステツプ124
―5)。
そして、売切フラグ472がセツトされていれ
ば、なにもせず判断の対象を第2コラム42に移
す。また、セツトされていなければ、第2コラム
2に対応する詰りフラグ482がセツトされてい
るか否かを判断し(ステツプ124―6)、セツ
トされていれば、なにもせず判断の対象を第2コ
ラム42に移す。また、ステツプ124―6で詰
りフラグ482がセツトされていない場合、また
はステツプ124―5で、売切フラグ472がセ
ツトされていない場合は、第1コラム41に対応
する購入可能フラグ491をセツトし(ステツプ
124―7)、判断の対象を第2コラム42に移
す。
以後同様にして第2、第3……第nコラムまで
の購入可能判断を行なう。
このように選択されたコラム41,42……4o
の商品5が投出途中で詰るなどの異常が生じた場
合であつても、並行販売の相手のコラム41,42
……4oから同一の商品5が投出可能な場合は、
顧客による操作を全く必要とせず他のコラムから
同一の商品5を投出することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、いずれかの収納コラムの商品
の投出時異常が生じ、その収納コラムからの商品
の投出が不可能となつた場合であつても、他の収
納コラムに同一価格、同一種類の商品が収納され
ていれば、この商品を顧客による操作を何ら必要
とせず投出できる。このため、顧客が数多い収納
コラムに対応する商品選択手段の中から希望する
商品と同一価格、同一種類の商品の収納されてい
る収納コラムを選択することのできる選択手段を
捜しこれを操作するという顧客にとつて煩わしい
商品を必要とせず、悪印象を与えることがないと
ともに、顧客の早合点による返金動作ということ
もなくなり便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロツク図、第2図は本
発明の自動販売機の一実施例を示す斜視図、第3
図は収納コラムを示す正面図、第4図は顧客操作
部を示す正面図、第5図は管理部を示す正面図、
第6図は自動販売機を示すブロツク図、第7図は
RAMのメモリエリアを示す説明図、第8図は並
行販売セツトのフローチヤート、第9図および第
10図は販売のフローチヤート、第11図は販売
可能判断処理のフローチヤート、第12図は内部
表示部による表示状態を示す説明図である。 41,42……4o…収納コラム、8…商品投出
手段を構成する投出部材、9…売切検知手段、1
1,102……10o…商品投出手段を構成する
商品投出部、161,162……16o…商品選択
手段としての選択釦、32…制御手段および判別
手段としてのROM、33…制御手段および判別
手段としてのCPU、34…制御手段、判別手段
および記憶手段としてのRAM、35…投出異常
検知手段としての定位置検知部、40…投出異常
検知手段としての第2タイマー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の収納コラムと、 これら各収納コラム毎に設けられた商品投出手
    段と、 前記各収納コラムに対応してそれぞれ設けられ
    前記各収納コラムを選択指示する商品選択手段
    と、 前記収納コラムのうち互いに同一の商品が収納
    されている収納コラムを記憶する記憶手段と、 前記商品投出手段による商品の投出時の異常を
    検知する投出異常検知手段と、 この投出異常検知手段にて異常が検知されたと
    きこの異常のあつた収納コラムの商品と同一の商
    品が収納されている他の収納コラムを前記記憶手
    段の記憶に基づき判別する判別手段と、 受付金額以下の商品が収納されている収納コラ
    ムが対応する商品選択手段により選択されたとき
    選択された収納コラムに対応する商品投出手段を
    動作させるとともに、投出異常があつたときは前
    記判別手段の出力に基づき同一の商品が収納され
    ている他の収納コラムに対応する前記商品投出手
    段を動作させる制御手段と を備えたことを特徴とする自動販売機。
JP10710282A 1982-06-22 1982-06-22 自動販売機 Granted JPS58223892A (ja)

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JPS6343793B2 true JPS6343793B2 (ja) 1988-09-01

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ID=14450505

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