JP2502387Y2 - 自動販売機の並行販売装置 - Google Patents
自動販売機の並行販売装置Info
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- JP2502387Y2 JP2502387Y2 JP11012489U JP11012489U JP2502387Y2 JP 2502387 Y2 JP2502387 Y2 JP 2502387Y2 JP 11012489 U JP11012489 U JP 11012489U JP 11012489 U JP11012489 U JP 11012489U JP 2502387 Y2 JP2502387 Y2 JP 2502387Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、複数の収納コラムと同一価格、同一種類の
商品(以下同一商品という)を収納して販売する自動販
売機の並行販売装置に関する。
商品(以下同一商品という)を収納して販売する自動販
売機の並行販売装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動販売機の並行販売に関しては、本願出願人
が先に出願した特開昭58−205290号公報および特開昭58
−223892号公報に記載の提案がある。
が先に出願した特開昭58−205290号公報および特開昭58
−223892号公報に記載の提案がある。
この特開昭58−205290号公報に記載された提案は、同
一商品が複数の収納コラムに収納されている場合に、そ
のいずれかの収納コラムの商品が売切れても、同一の商
品が他の収納コラムにある限りその売切れた収納コラム
に対応する売切表示を行なうことなく、この収納コラム
に対応する商品選択手段にて商品購入を可能としたもの
である。従って、他の収納コラムに同一商品が有る限
り、売切表示をしないために顧客が1つの売切表示だけ
を見て売切れと早合点して購入をやめたり、希望する商
品以外の商品を購入してしまうという不都合を防止する
ことができる利点があり、かつ、売切れ表示を少なくす
ることで、顧客に与える印象もよく、商売上好ましいと
いう利点がある。
一商品が複数の収納コラムに収納されている場合に、そ
のいずれかの収納コラムの商品が売切れても、同一の商
品が他の収納コラムにある限りその売切れた収納コラム
に対応する売切表示を行なうことなく、この収納コラム
に対応する商品選択手段にて商品購入を可能としたもの
である。従って、他の収納コラムに同一商品が有る限
り、売切表示をしないために顧客が1つの売切表示だけ
を見て売切れと早合点して購入をやめたり、希望する商
品以外の商品を購入してしまうという不都合を防止する
ことができる利点があり、かつ、売切れ表示を少なくす
ることで、顧客に与える印象もよく、商売上好ましいと
いう利点がある。
次に、特開昭58−223892号公報に記載された提案は、
同一商品が複数の収納コラムに収納されている場合に、
そのいずれかの収納コラムの商品投出手段について商品
投出異常が生じると、他の収納コラムに同一の商品が収
納されている場合には、その収納コラムの商品を投出
し、投出異常が生じた際の顧客の操作の便宜を図るもの
である。なお、商品投出異常の際には、特開昭58−2052
90号公報に示されるような売切れ表示についての技術に
ついては知られていない。
同一商品が複数の収納コラムに収納されている場合に、
そのいずれかの収納コラムの商品投出手段について商品
投出異常が生じると、他の収納コラムに同一の商品が収
納されている場合には、その収納コラムの商品を投出
し、投出異常が生じた際の顧客の操作の便宜を図るもの
である。なお、商品投出異常の際には、特開昭58−2052
90号公報に示されるような売切れ表示についての技術に
ついては知られていない。
(考案が解決しようとする課題) 上記の提案のように、自動販売機の並行販売装置につ
いて、売切れまたは商品投出異常が生じた際の対処方法
は存在するものの、その一方で特に特開昭58−205290号
公報に示されているように売切れである収納コラムであ
るのに売切れ表示をしないようにした技術構成では、係
員が売切れた収納コラムに商品を補充しようとする際
に、単に売切れ表示のみを見てどの収納コラムが売切れ
かを確実に知ることができなくなり、不便となる。すな
わち、係員が売切れ表示を見て、どの収納コラムが売切
れであるかを判別して商品を補充する場合に、並行販売
コラムで売切れの収納コラムがあるときには、その収納
コラムに補充し忘れてしまう問題がある。
いて、売切れまたは商品投出異常が生じた際の対処方法
は存在するものの、その一方で特に特開昭58−205290号
公報に示されているように売切れである収納コラムであ
るのに売切れ表示をしないようにした技術構成では、係
員が売切れた収納コラムに商品を補充しようとする際
に、単に売切れ表示のみを見てどの収納コラムが売切れ
かを確実に知ることができなくなり、不便となる。すな
わち、係員が売切れ表示を見て、どの収納コラムが売切
れであるかを判別して商品を補充する場合に、並行販売
コラムで売切れの収納コラムがあるときには、その収納
コラムに補充し忘れてしまう問題がある。
また、一般に、商品投出異常が生じて商品を投出でき
ない場合は、売切れ表示をして販売不能であることを示
すが、この際に、並行販売コラムで販売可能な収納コラ
ムがあるときには、特開昭58−205290号公報に示される
ような売切れ表示をしない技術構成を採用したときに
は、上記の場合と同様に係員が売切れ表示を見て判断す
ると、投出異常が生じているのに投出異常が生じていな
いと判断してしまう恐れがあり問題となる。
ない場合は、売切れ表示をして販売不能であることを示
すが、この際に、並行販売コラムで販売可能な収納コラ
ムがあるときには、特開昭58−205290号公報に示される
ような売切れ表示をしない技術構成を採用したときに
は、上記の場合と同様に係員が売切れ表示を見て判断す
ると、投出異常が生じているのに投出異常が生じていな
いと判断してしまう恐れがあり問題となる。
そこで、本考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たもので、通常の販売時においてはいずれかの収納コラ
ムが売切れまたは投出異常等の理由により販売不能とな
っても同一の商品が他の収納コラムにある限り、その販
売不能な収納コラムに対応する売切れ表示を行なうこと
なく、しかも、その一方で係員による補充または保守管
理等の際に扉体を開けたときには販売不能な収納コラム
に対応する売切れ表示を表示し、係員にその旨を知ら
せ、係員による補充、保守点検等の係員操作を容易かつ
確実に行なえるようにした自動販売機の並行販売装置を
提供するものである。
たもので、通常の販売時においてはいずれかの収納コラ
ムが売切れまたは投出異常等の理由により販売不能とな
っても同一の商品が他の収納コラムにある限り、その販
売不能な収納コラムに対応する売切れ表示を行なうこと
なく、しかも、その一方で係員による補充または保守管
理等の際に扉体を開けたときには販売不能な収納コラム
に対応する売切れ表示を表示し、係員にその旨を知ら
せ、係員による補充、保守点検等の係員操作を容易かつ
確実に行なえるようにした自動販売機の並行販売装置を
提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、少なくとも2つ以上の同一の商品を収納す
る複数の収納コラム41,42……4nと、これら複数の収納
コラム41,42……4nのうち互いに同一の商品が収納され
ている収納コラム(41,42……4n)を記憶する記憶手段
33と、前記各収納コラム41,42……4nの商品の投出をそ
れぞれ選択指示する商品選択手段161,162……16nと、
前記各収納コラム41,42……4nに収納された商品の有無
を収納コラム41,42……4n別に検知する売切検知手段9
と、この売切検知手段9にて前記収納コラム41,42……
4n内の商品の売切れが検知されるとこれを収納コラム
41,42……4n別に表示する売切表示手段151,152……15
nと、前記各収納コラム41,42……4nからの商品の投出
異常を検知する投出異常検知手段34と、係員により開閉
動作される扉体2の閉塞を検知する扉体閉塞検知手段36
と、この扉体閉塞検出手段36が扉体2の閉塞を検知して
いるときに前記売切検知手段9がいずれかの収納コラム
(41,42……4n)の売切れを検知しても前記記憶手段33
に記憶されている同一商品が収納されている収納コラム
(41,42……4n)の売切検知手段9が売切れを検知して
いない限り前記売切れの収納コラム(41,42……4n)に
対応する売切表示手段(151,152……15n)を非作動と
する売切表示阻止制御手段31aと、前記扉体閉塞検出手
段36が扉体2の閉塞を検知していないときには非作動と
した前記売切表示阻止制御手段31aを解除して前記売切
表示手段(151,152……15n)を点灯させるとともに、
前記投出異常検知手段34が異常を検知している収納コラ
ム(41,42……4n)に対応する売切表示手段(151,152
……15n)を点滅させる売切表示制御手段31bとを具備し
たものである。
る複数の収納コラム41,42……4nと、これら複数の収納
コラム41,42……4nのうち互いに同一の商品が収納され
ている収納コラム(41,42……4n)を記憶する記憶手段
33と、前記各収納コラム41,42……4nの商品の投出をそ
れぞれ選択指示する商品選択手段161,162……16nと、
前記各収納コラム41,42……4nに収納された商品の有無
を収納コラム41,42……4n別に検知する売切検知手段9
と、この売切検知手段9にて前記収納コラム41,42……
4n内の商品の売切れが検知されるとこれを収納コラム
41,42……4n別に表示する売切表示手段151,152……15
nと、前記各収納コラム41,42……4nからの商品の投出
異常を検知する投出異常検知手段34と、係員により開閉
動作される扉体2の閉塞を検知する扉体閉塞検知手段36
と、この扉体閉塞検出手段36が扉体2の閉塞を検知して
いるときに前記売切検知手段9がいずれかの収納コラム
(41,42……4n)の売切れを検知しても前記記憶手段33
に記憶されている同一商品が収納されている収納コラム
(41,42……4n)の売切検知手段9が売切れを検知して
いない限り前記売切れの収納コラム(41,42……4n)に
対応する売切表示手段(151,152……15n)を非作動と
する売切表示阻止制御手段31aと、前記扉体閉塞検出手
段36が扉体2の閉塞を検知していないときには非作動と
した前記売切表示阻止制御手段31aを解除して前記売切
表示手段(151,152……15n)を点灯させるとともに、
前記投出異常検知手段34が異常を検知している収納コラ
ム(41,42……4n)に対応する売切表示手段(151,152
……15n)を点滅させる売切表示制御手段31bとを具備し
たものである。
(作用) 本考案では、同一の商品が収納されている収納コラム
(41,42……4n)を並行販売可能コラムとして記憶手段
33で記憶しておき、この並行販売可能コラムに対応する
収納コラム(41,42……4n)で売切れまたは投出異常が
検知されたとしても、売切表示阻止制御手段31aによ
り、並行販売の他の収納コラム(41,42……4n)に商品
がある限り、売切れまたは投出異常の生じた収納コラム
(41,42……4n)の売切れ表示は行なわない。
(41,42……4n)を並行販売可能コラムとして記憶手段
33で記憶しておき、この並行販売可能コラムに対応する
収納コラム(41,42……4n)で売切れまたは投出異常が
検知されたとしても、売切表示阻止制御手段31aによ
り、並行販売の他の収納コラム(41,42……4n)に商品
がある限り、売切れまたは投出異常の生じた収納コラム
(41,42……4n)の売切れ表示は行なわない。
そして、係員が商品補充または保守管理などのために
扉体2を開け、扉体閉塞検知手段36によって扉体2の閉
塞が検知されなくなると、売切表示制御手段31bの機能
により、前記売切表示阻止制御手段31aの機能を解除
し、売切れの生じている全ての収納コラム(41,42……
4n)に対応する売切表示手段(151,152……15n)を点
灯させるとともに、投出異常の生じている全ての収納コ
ラム(41,42……4n)に対応する売切表示手段(151,1
52……15n)を点滅させる。そのため、係員は、点灯し
ている売切表示手段(151,152……15n)を見て、売切
れが生じている収納コラム(41,42……4n)を確認し、
対応する収納コラム(41,42……4n)への商品の補充を
行なえ、また、点滅している売切表示手段(151,152…
…15n)を見て、投出異常が生じている収納コラム
(41,42……4n)を確認し、対応する収納コラム(41,
42……4n)で詰った商品を取除くなどの処理を行なえ
る。
扉体2を開け、扉体閉塞検知手段36によって扉体2の閉
塞が検知されなくなると、売切表示制御手段31bの機能
により、前記売切表示阻止制御手段31aの機能を解除
し、売切れの生じている全ての収納コラム(41,42……
4n)に対応する売切表示手段(151,152……15n)を点
灯させるとともに、投出異常の生じている全ての収納コ
ラム(41,42……4n)に対応する売切表示手段(151,1
52……15n)を点滅させる。そのため、係員は、点灯し
ている売切表示手段(151,152……15n)を見て、売切
れが生じている収納コラム(41,42……4n)を確認し、
対応する収納コラム(41,42……4n)への商品の補充を
行なえ、また、点滅している売切表示手段(151,152…
…15n)を見て、投出異常が生じている収納コラム
(41,42……4n)を確認し、対応する収納コラム(41,
42……4n)で詰った商品を取除くなどの処理を行なえ
る。
(実施例) 次に、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明
する。
する。
まず、第2図は自動販売機の外観を示す図である。こ
の自動販売機は、前面を開口した本体1と、この本体1
の前面に開閉可能に設けられた扉体2とから構成されて
いる。
の自動販売機は、前面を開口した本体1と、この本体1
の前面に開閉可能に設けられた扉体2とから構成されて
いる。
前記本体1には、仕切板3にて仕切られた第1から第
nまでの複数の収納コラム41,42……4nが並設されてい
る。この収納コラム41,42……4nの前面には、収納され
た商品5を保持する保持杆6と、商品5の投出時に2個
以上の商品5の投出を規制する規制板7とが設けられて
いる。また、下端には商品5を投出する投出部材8が設
けられ、背面側には第3図に示すように売切検知手段9
が設けられている。この売切検知手段9は、最下端に位
置する商品5にて押圧されてオンされるマイクロスイッ
チなどにて構成されている。また、投出部材8はそれぞ
れ収納コラム41,42……4nに対応して設けられたモータ
などからなる商品投出部101,102……10nにて駆動され
るものである。
nまでの複数の収納コラム41,42……4nが並設されてい
る。この収納コラム41,42……4nの前面には、収納され
た商品5を保持する保持杆6と、商品5の投出時に2個
以上の商品5の投出を規制する規制板7とが設けられて
いる。また、下端には商品5を投出する投出部材8が設
けられ、背面側には第3図に示すように売切検知手段9
が設けられている。この売切検知手段9は、最下端に位
置する商品5にて押圧されてオンされるマイクロスイッ
チなどにて構成されている。また、投出部材8はそれぞ
れ収納コラム41,42……4nに対応して設けられたモータ
などからなる商品投出部101,102……10nにて駆動され
るものである。
前記扉体2には、前面上部に顧客操作部11が設けら
れ、下部には商品受部12に投出された商品5を取出すた
めの取出口13が設けられ、内面には管理部14が設けられ
ている。
れ、下部には商品受部12に投出された商品5を取出すた
めの取出口13が設けられ、内面には管理部14が設けられ
ている。
前記顧客操作部11の前面には、第4図に示すように、
商品5の売切時に点灯される売切表示手段としての売切
ランプ151,152……15nと、顧客の操作に応じて選択信
号を出力する商品選択手段としての選択釦161,162……
16nと、投入された金額に応じて購入できる場合は点灯
される購入可能ランプ171,172……17nとが設けられて
いる。これらは各収納コラム41,42……4nに対応してい
るとともにそれぞれの間でも対応関係を有している。
商品5の売切時に点灯される売切表示手段としての売切
ランプ151,152……15nと、顧客の操作に応じて選択信
号を出力する商品選択手段としての選択釦161,162……
16nと、投入された金額に応じて購入できる場合は点灯
される購入可能ランプ171,172……17nとが設けられて
いる。これらは各収納コラム41,42……4nに対応してい
るとともにそれぞれの間でも対応関係を有している。
前記管理部14は、第5図に示すように、7桁の表示を
行なえる内部表示部18、各種数値データを入力するテン
キー19、収納されている商品5の在庫数の表示を指示す
る在庫キー20、収納する商品5の数を指示する積込キー
21、同一の商品の収納されている並行コラムのセットを
指示する並行キー22、並行コラムのセット終了を指示す
る終了キー23、入力データをクリアするクリアキー24、
さらに、通常の自動販売機に必要な売上集計キー25、お
札枚数キー26、価格設定キー27、テストキー28を有する
管理操作部29、自動販売機の状態をモニタするためのモ
ニタランプ30にて構成されている。
行なえる内部表示部18、各種数値データを入力するテン
キー19、収納されている商品5の在庫数の表示を指示す
る在庫キー20、収納する商品5の数を指示する積込キー
21、同一の商品の収納されている並行コラムのセットを
指示する並行キー22、並行コラムのセット終了を指示す
る終了キー23、入力データをクリアするクリアキー24、
さらに、通常の自動販売機に必要な売上集計キー25、お
札枚数キー26、価格設定キー27、テストキー28を有する
管理操作部29、自動販売機の状態をモニタするためのモ
ニタランプ30にて構成されている。
次に、第1図は自動販売機の制御ブロック図を示し、
各種演算を行なうCPU31と、販売制御のプログラムなど
を記憶するROM32と、記憶手段としてのRAM33とからなる
制御装置を有している。
各種演算を行なうCPU31と、販売制御のプログラムなど
を記憶するROM32と、記憶手段としてのRAM33とからなる
制御装置を有している。
このCPU31は、売切検知手段9、選択釦161,162……1
6n、管理操作部29、商品5の投出詰りを検知する投出異
常検知手段34の一例として投出部材8の定位置を検知す
る定位置検知部35、扉体2の閉塞を検知する扉体閉塞検
知手段36、投入された貨幣を検出する投入貨幣検出部37
から入力された信号により、ROM32に記憶されているプ
ログラムに基づいて各種演算を行ない、商品投出部1
01,102……10n、売切ランプ151,152……15n、購入可
能ランプ171,172……17n、内部表示部18、釣銭などを
返却する貨幣投出部38、外部表示部39、第1、第2のタ
イマ40a,40bの動作を制御する。
6n、管理操作部29、商品5の投出詰りを検知する投出異
常検知手段34の一例として投出部材8の定位置を検知す
る定位置検知部35、扉体2の閉塞を検知する扉体閉塞検
知手段36、投入された貨幣を検出する投入貨幣検出部37
から入力された信号により、ROM32に記憶されているプ
ログラムに基づいて各種演算を行ない、商品投出部1
01,102……10n、売切ランプ151,152……15n、購入可
能ランプ171,172……17n、内部表示部18、釣銭などを
返却する貨幣投出部38、外部表示部39、第1、第2のタ
イマ40a,40bの動作を制御する。
また、このCPU31は、前記扉体閉塞検知手段36が扉体
2の閉塞を検知しているときに売切検知手段9または投
出異常検知手段34がいずれかの収納コラム41,42……4n
の売切れまたは投出異常を検知しても並行販売を行なえ
る収納コラム41,42……4nに収納された同一の商品5が
売切れていない限り前記売切れの収納コラム41,42……
4nに対応する売切ランプ151,152……15nを点灯または
点滅させないように制御する売切表示阻止制御手段31a
の機能と、扉体閉塞検知手段36が扉体2の閉塞を検知し
ていないときには売切表示阻止制御手段31aの働きを解
除して売切れの収納コラム41,42……4nに対応する売切
ランプ151,152……15nを点灯させるとともに、投出異
常検知手段34が異常を検知している収納コラム41,42…
…4nに対応する売切ランプ151,152……15nを点滅させ
る売切表示制御手段31bの機能を有している。
2の閉塞を検知しているときに売切検知手段9または投
出異常検知手段34がいずれかの収納コラム41,42……4n
の売切れまたは投出異常を検知しても並行販売を行なえ
る収納コラム41,42……4nに収納された同一の商品5が
売切れていない限り前記売切れの収納コラム41,42……
4nに対応する売切ランプ151,152……15nを点灯または
点滅させないように制御する売切表示阻止制御手段31a
の機能と、扉体閉塞検知手段36が扉体2の閉塞を検知し
ていないときには売切表示阻止制御手段31aの働きを解
除して売切れの収納コラム41,42……4nに対応する売切
ランプ151,152……15nを点灯させるとともに、投出異
常検知手段34が異常を検知している収納コラム41,42…
…4nに対応する売切ランプ151,152……15nを点滅させ
る売切表示制御手段31bの機能を有している。
前記RAM33は、第6図に示すメモリエリアを有する。
まず、411,412……41nはコラム別価格メモリで、収
納コラム41,42……4n別に管理部14のキー操作により入
力される商品5の価格を記憶する。421,422,……42n
はコラム別在庫メモリで、収納コラム41,42……4n別に
管理部14のキー操作により入力された商品5の個数から
販売された商品5の個数を減算して記憶する。431,4
32,433は並行コラムメモリで、並行販売の行なえる収
納コラム41,42……4nの番号を(a),(b)欄にそれ
ぞれ1つずつ3組記憶する。44は投入金額メモリで、顧
客の投入した貨幣の金額値を記憶する。45は在庫一時メ
モリで、商品5を各収納コラム41,42……4nに収納する
際に管理部14のキー操作により入力するが、そのとき入
力された個数を一時的に記憶する。
納コラム41,42……4n別に管理部14のキー操作により入
力される商品5の価格を記憶する。421,422,……42n
はコラム別在庫メモリで、収納コラム41,42……4n別に
管理部14のキー操作により入力された商品5の個数から
販売された商品5の個数を減算して記憶する。431,4
32,433は並行コラムメモリで、並行販売の行なえる収
納コラム41,42……4nの番号を(a),(b)欄にそれ
ぞれ1つずつ3組記憶する。44は投入金額メモリで、顧
客の投入した貨幣の金額値を記憶する。45は在庫一時メ
モリで、商品5を各収納コラム41,42……4nに収納する
際に管理部14のキー操作により入力するが、そのとき入
力された個数を一時的に記憶する。
また、461,462……46nは商品選択フラグで、選択釦1
61,162……16nが操作されたとき、この操作に基づいて
CPU31によって選択された収納コラム41,42……4nに対
応してセットされる。471,472……47nは売切フラグで
売切検知手段9によって収納コラム41,42……4n内の商
品5の売切が検知されるとセットされる。481,482……
48nは詰りフラグで、投出動作の開始から所定時間内に
投出部材8が定位置に復帰しない場合に投出異常検知手
段34の機能により投出詰まりが検知されるとセットされ
る。491,492……49nは購入可能フラグで、投入された
貨幣の金額または残額内でCPU31により購入可能な商品
が判別されるとセットされる。50は返却フラグで、図示
しない返却スイッチが操作されるとセットされる。5
11,512……51nは定位置検知フラグで、商品投出部1
01,102……10nの投出部材8が定位置にあるとセットさ
れる。52はカウントメモリで、並行販売のセットの際の
計数値を記憶する。53は扉体閉塞検知フラグで、扉体閉
塞検知手段36によって扉体2の閉塞が検知されるとセッ
トされる。
61,162……16nが操作されたとき、この操作に基づいて
CPU31によって選択された収納コラム41,42……4nに対
応してセットされる。471,472……47nは売切フラグで
売切検知手段9によって収納コラム41,42……4n内の商
品5の売切が検知されるとセットされる。481,482……
48nは詰りフラグで、投出動作の開始から所定時間内に
投出部材8が定位置に復帰しない場合に投出異常検知手
段34の機能により投出詰まりが検知されるとセットされ
る。491,492……49nは購入可能フラグで、投入された
貨幣の金額または残額内でCPU31により購入可能な商品
が判別されるとセットされる。50は返却フラグで、図示
しない返却スイッチが操作されるとセットされる。5
11,512……51nは定位置検知フラグで、商品投出部1
01,102……10nの投出部材8が定位置にあるとセットさ
れる。52はカウントメモリで、並行販売のセットの際の
計数値を記憶する。53は扉体閉塞検知フラグで、扉体閉
塞検知手段36によって扉体2の閉塞が検知されるとセッ
トされる。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、並行販売を行なうために、並行コラムメモリ43
1,432,433にそれぞれ並行販売の行なえるコラム番号
をセットする場合を第8図のフローチャートに従って説
明する。なお、コラム番号は収納コラム41,42……4nに
対して、1、2……nの番号が付されているものとし、
また、コラム別価格メモリ411,412……41nおよびコラ
ム別在庫メモリ421,422……42nのそれぞれの値は設定
されているものとする。
1,432,433にそれぞれ並行販売の行なえるコラム番号
をセットする場合を第8図のフローチャートに従って説
明する。なお、コラム番号は収納コラム41,42……4nに
対して、1、2……nの番号が付されているものとし、
また、コラム別価格メモリ411,412……41nおよびコラ
ム別在庫メモリ421,422……42nのそれぞれの値は設定
されているものとする。
まず、管理部14の並行キー22が操作されると、カウン
トメモリ52に記憶されている値n=0に1を加算し、こ
れをnとして新たに記憶する(ステップ)。この値n
が4か否かを判断する(ステップ)。これは並行販売
のセットは3組までできるため、3組のセットが完了し
たか否かを判断するためである。
トメモリ52に記憶されている値n=0に1を加算し、こ
れをnとして新たに記憶する(ステップ)。この値n
が4か否かを判断する(ステップ)。これは並行販売
のセットは3組までできるため、3組のセットが完了し
たか否かを判断するためである。
そして、上記セットによりn=1であるため、並行コ
ラムメモリ431の内容を内部表示部18に表示する(ステ
ップ)。このときn=2、3であれば並行コラムメモ
リ432,433の内容をそれぞれ表示する。この表示は、並
行コラムメモリ431に並行販売できる収納コラム41,42
……4nがまだセットされていないため、第7図(a)に
示すような表示となる。
ラムメモリ431の内容を内部表示部18に表示する(ステ
ップ)。このときn=2、3であれば並行コラムメモ
リ432,433の内容をそれぞれ表示する。この表示は、並
行コラムメモリ431に並行販売できる収納コラム41,42
……4nがまだセットされていないため、第7図(a)に
示すような表示となる。
ついで、並行コラムメモリ431の(a)にコラム番号
を示すテンキー19による入力があったか否かを判断する
(ステップ)。ここでテンキー19による入力がない場
合は、終了キー23が操作されたか否かを判断し(ステッ
プ)、操作された場合は後述するステップ以後の動
作を行ない、この動作により、並行コラムメモリ431に
コラム番号がセットされていればセットされている状態
を確認できる。また、終了キー23が操作されていない場
合は、並行キー22が操作されたか否かを判断し(ステッ
プ)、並行キー22も操作されていない場合は再度ステ
ップへ戻り、コラム番号の入力、終了キー23または並
行キー22の操作があるまで待ち、一方、並行キー22が操
作されている場合はステップへ戻り、次のn番号に対
応する並行コラムメモリ432に、さらには433について順
次移行する。
を示すテンキー19による入力があったか否かを判断する
(ステップ)。ここでテンキー19による入力がない場
合は、終了キー23が操作されたか否かを判断し(ステッ
プ)、操作された場合は後述するステップ以後の動
作を行ない、この動作により、並行コラムメモリ431に
コラム番号がセットされていればセットされている状態
を確認できる。また、終了キー23が操作されていない場
合は、並行キー22が操作されたか否かを判断し(ステッ
プ)、並行キー22も操作されていない場合は再度ステ
ップへ戻り、コラム番号の入力、終了キー23または並
行キー22の操作があるまで待ち、一方、並行キー22が操
作されている場合はステップへ戻り、次のn番号に対
応する並行コラムメモリ432に、さらには433について順
次移行する。
ステップでテンキー19による入力例えば「01」があ
ると、並行コラムメモリ431の(a)に「01」を記憶す
るとともに(ステップ)、内部表示部18により第7図
(a)に示すような表示を行なう(ステップ)。
ると、並行コラムメモリ431の(a)に「01」を記憶す
るとともに(ステップ)、内部表示部18により第7図
(a)に示すような表示を行なう(ステップ)。
ついで、クリアキー24が操作されたか否かを判断する
(ステップ)。これは並行コラムメモリ431に記憶さ
れるべきコラム番号の訂正を必要とするか否かの判断で
あり、クリアキー24が操作されると、並行コラムメモリ
431の記憶をリセットするとともに(ステップ)、カ
ウントメモリ52の計数値n=1から1を減算し(ステッ
プ)、ステップに戻る。
(ステップ)。これは並行コラムメモリ431に記憶さ
れるべきコラム番号の訂正を必要とするか否かの判断で
あり、クリアキー24が操作されると、並行コラムメモリ
431の記憶をリセットするとともに(ステップ)、カ
ウントメモリ52の計数値n=1から1を減算し(ステッ
プ)、ステップに戻る。
ステップでクリアキー24が操作されていない場合
は、並行コラムメモリ431の(b)のコラム番号を示す
テンキー19による入力があったか否かを判断し(ステッ
プ)、入力されていない場合はステップへ戻り、ク
リアキー24が操作されるかテンキー19によるコラム番号
の入力があるまで待つ。
は、並行コラムメモリ431の(b)のコラム番号を示す
テンキー19による入力があったか否かを判断し(ステッ
プ)、入力されていない場合はステップへ戻り、ク
リアキー24が操作されるかテンキー19によるコラム番号
の入力があるまで待つ。
ステップでテンキー19によるコラム番号の入力例え
ば「02」があると、並行コラムメモリ431の(b)に「0
2」を記憶し(ステップ)、並行コラムメモリ431の
(a)(b)に記憶された2つのコラム番号「01−02」
に対応するコラム別価格メモリ411,412の記憶すなわち
商品価格が同一か否かを判断する(ステップ)。そし
て、同一でない場合は、ステップに戻って以後前記説
明の動作を行ない、一方、同一の場合は、内部表示部18
により第7図(c)に示すような表示を行なう(ステッ
プ)。
ば「02」があると、並行コラムメモリ431の(b)に「0
2」を記憶し(ステップ)、並行コラムメモリ431の
(a)(b)に記憶された2つのコラム番号「01−02」
に対応するコラム別価格メモリ411,412の記憶すなわち
商品価格が同一か否かを判断する(ステップ)。そし
て、同一でない場合は、ステップに戻って以後前記説
明の動作を行ない、一方、同一の場合は、内部表示部18
により第7図(c)に示すような表示を行なう(ステッ
プ)。
ついで、前記と同様に訂正を必要とする場合のクリア
キー24が操作されたか否かを判断する(ステップ)。
そして、クリアキー24が操作されている場合はステップ
へ戻り、以後前記説明の動作を行なう。また、クリア
キー24が操作されていない場合は、終了キー23が操作さ
れたか否かを判断する(ステップ)。そして、操作さ
れた場合は、内部表示部18の表示をオフし(ステップ
)、並行コラムセットの動作を終了する。
キー24が操作されたか否かを判断する(ステップ)。
そして、クリアキー24が操作されている場合はステップ
へ戻り、以後前記説明の動作を行なう。また、クリア
キー24が操作されていない場合は、終了キー23が操作さ
れたか否かを判断する(ステップ)。そして、操作さ
れた場合は、内部表示部18の表示をオフし(ステップ
)、並行コラムセットの動作を終了する。
また、終了キー23が操作されていない場合は、並行キ
ー22が操作されたか否かを判断し(ステップ)、操作
されていない場合は、ステップへへ戻りクリアキー2
4、終了キー23または並行キー22のいずかが操作される
までこれを繰返す。操作されている場合はステップへ
戻り、以後前記動作を繰返す。
ー22が操作されたか否かを判断し(ステップ)、操作
されていない場合は、ステップへへ戻りクリアキー2
4、終了キー23または並行キー22のいずかが操作される
までこれを繰返す。操作されている場合はステップへ
戻り、以後前記動作を繰返す。
このようにして、並行コラムメモリ431,432,433に
それぞれ並行コラムを構成するコラム番号例えば「01−
02」「03−04」「05−06」を記憶する。
それぞれ並行コラムを構成するコラム番号例えば「01−
02」「03−04」「05−06」を記憶する。
なお、前記説明ではRAM33にコラム別価格メモリ411,
412……41nのみを設け、収納コラム41,42……4n内の商
品5の価格のみを比較して、並行コラムができる構成と
したが、RAM33に商品5の種類を記憶するメモリを新た
に設け、価格だけでなく商品5の種類も比較し並行コラ
ムを決定する構成とすることもできる。
412……41nのみを設け、収納コラム41,42……4n内の商
品5の価格のみを比較して、並行コラムができる構成と
したが、RAM33に商品5の種類を記憶するメモリを新た
に設け、価格だけでなく商品5の種類も比較し並行コラ
ムを決定する構成とすることもできる。
次に、前記のようにセットされた並行コラムに基づく
販売動作を第9図(a)(b)に示すフローチャートに
従って説明する。
販売動作を第9図(a)(b)に示すフローチャートに
従って説明する。
まず、投入貨幣検出部37にて貨幣の投入が検出された
か否かを判断する(ステップ)。この判断は、真の貨
幣が投入貨幣検出部37に投入されたときに出力される投
入貨幣の検出信号があるか否かにより行なわれる。な
お、偽物または判別不能の貨幣は貨幣投出部38の動作に
より返却される。
か否かを判断する(ステップ)。この判断は、真の貨
幣が投入貨幣検出部37に投入されたときに出力される投
入貨幣の検出信号があるか否かにより行なわれる。な
お、偽物または判別不能の貨幣は貨幣投出部38の動作に
より返却される。
ついで、貨幣の投入が検出されていない場合は、投入
金額メモリ44に記憶されている金額mが0か否かを判断
する(ステップ)。これは後述するように、投入され
た貨幣の金額が商品5を購入できる金額になっていない
場合や、既に商品5が購入できる金額になっていても商
品5の選択をせず、返却釦も操作しない場合、または既
に1つ以上の商品5を購入したが、まだ残額で商品5が
購入できる場合は、貨幣の投入が行なわれなくても投入
金額メモリ44に記憶されている金額mは0でないためで
ある。ここで、金額mが0でない場合は後述するステッ
プへ移行し、金額mが0の場合は、再度ステップへ
戻り購入動作が開始されるまで待機する。
金額メモリ44に記憶されている金額mが0か否かを判断
する(ステップ)。これは後述するように、投入され
た貨幣の金額が商品5を購入できる金額になっていない
場合や、既に商品5が購入できる金額になっていても商
品5の選択をせず、返却釦も操作しない場合、または既
に1つ以上の商品5を購入したが、まだ残額で商品5が
購入できる場合は、貨幣の投入が行なわれなくても投入
金額メモリ44に記憶されている金額mは0でないためで
ある。ここで、金額mが0でない場合は後述するステッ
プへ移行し、金額mが0の場合は、再度ステップへ
戻り購入動作が開始されるまで待機する。
そして、ステップで貨幣の投入が検出されると、投
入貨幣検出部37から出力された金種信号に基づく金額を
投入金額メモリ44に記憶されている金額mに加算し、こ
れを再度投入金額メモリ44に記憶する(ステップ)。
入貨幣検出部37から出力された金種信号に基づく金額を
投入金額メモリ44に記憶されている金額mに加算し、こ
れを再度投入金額メモリ44に記憶する(ステップ)。
ついで、投入金額メモリ44に記憶されている金額でい
ずれの収納コラム41,42……4nに収納されている商品が
購入可能か否かを判断して処理する(ステップ)。な
お、この処理については後述する。
ずれの収納コラム41,42……4nに収納されている商品が
購入可能か否かを判断して処理する(ステップ)。な
お、この処理については後述する。
購入可能判断処理後、購入可能フラグ491,492……49
nの内1つでもセットされているか否かを判断する(ス
テップ)。そして、1つもセットされていない場合
は、返却釦の操作に基づく返却フラグ50がセットされて
いるか否かを判断して(ステップ)、セットされてい
ない場合はステップへ戻り、また、購入可能フラグ49
1,492……49nの内1つでもセットされている場合は、
そのセットされた例えば購入可能フラグ491,492,497
に対応する購入可能ランプ171,172,177を点灯させる
(ステップ)。
nの内1つでもセットされているか否かを判断する(ス
テップ)。そして、1つもセットされていない場合
は、返却釦の操作に基づく返却フラグ50がセットされて
いるか否かを判断して(ステップ)、セットされてい
ない場合はステップへ戻り、また、購入可能フラグ49
1,492……49nの内1つでもセットされている場合は、
そのセットされた例えば購入可能フラグ491,492,497
に対応する購入可能ランプ171,172,177を点灯させる
(ステップ)。
ついで、セットされている購入可能フラグ491,492,
497に対応する商品選択手段としての選択釦161,162,1
67のいずれかが操作されたか否かを商品選択フラグ4
61,462,467を検索して判断する(ステップ)。な
お、この場合、選択釦161,162,167が同時に操作され
ると商品選択フラグ461,462,467がすべてセットされ
ることになるが、検索の順序があるため、この順序が例
えばコラム番号の小さい順であれば、商品選択フラグ46
1が先に検索されることになり、これがセットされてい
るため以後の検索は行なわれず、このため商品選択フラ
グ461のみセットされた場合と同じになる。
497に対応する商品選択手段としての選択釦161,162,1
67のいずれかが操作されたか否かを商品選択フラグ4
61,462,467を検索して判断する(ステップ)。な
お、この場合、選択釦161,162,167が同時に操作され
ると商品選択フラグ461,462,467がすべてセットされ
ることになるが、検索の順序があるため、この順序が例
えばコラム番号の小さい順であれば、商品選択フラグ46
1が先に検索されることになり、これがセットされてい
るため以後の検索は行なわれず、このため商品選択フラ
グ461のみセットされた場合と同じになる。
そして、前記商品選択フラグ461,462,467のいずれ
もセットされていない場合は、第1タイマ40aが計時を
完了したか否かを判断する(ステップ)。この第1タ
イマ40aは、後述するように既に1つ以上の商品5を購
入した顧客が残りの金額で、またはこの金額にさらに金
額を加えて商品5を購入するか否か、または選択した商
品5が詰りにより購入できない顧客が他の商品を購入す
るか否かを判断するためにステップまたはステップ
でオンされるものである。このため、まだ1つの商品5
も購入していない場合は、第1タイマ40aがオンされる
ことなく、所定時間の計時が完了することはなく、この
場合は常にステップでの判断は否であるためステップ
へ移行する。また、既に1つ以上の商品5を購入し、
これにより第1タイマ40aがオンされている場合であっ
ても、ステップで計時が完了していない場合はステッ
プへ移行する。また、既に計時が完了している場合は
後述するステップへ移行する。
もセットされていない場合は、第1タイマ40aが計時を
完了したか否かを判断する(ステップ)。この第1タ
イマ40aは、後述するように既に1つ以上の商品5を購
入した顧客が残りの金額で、またはこの金額にさらに金
額を加えて商品5を購入するか否か、または選択した商
品5が詰りにより購入できない顧客が他の商品を購入す
るか否かを判断するためにステップまたはステップ
でオンされるものである。このため、まだ1つの商品5
も購入していない場合は、第1タイマ40aがオンされる
ことなく、所定時間の計時が完了することはなく、この
場合は常にステップでの判断は否であるためステップ
へ移行する。また、既に1つ以上の商品5を購入し、
これにより第1タイマ40aがオンされている場合であっ
ても、ステップで計時が完了していない場合はステッ
プへ移行する。また、既に計時が完了している場合は
後述するステップへ移行する。
また、ステップで前記いずれかの商品選択フラグ例
えば461がセットされていれば、このセットされた商品
選択フラグ461に対応する購入可能フラグ491以外、この
場合は購入可能フラグ492,497はリセットする(ステッ
プ)。これにより購入可能ランプ171,177も消灯され
る。
えば461がセットされていれば、このセットされた商品
選択フラグ461に対応する購入可能フラグ491以外、この
場合は購入可能フラグ492,497はリセットする(ステッ
プ)。これにより購入可能ランプ171,177も消灯され
る。
ついで、セットされている購入可能フラグ491に対応
する商品投出部101を動作させて投出部材8により第1
の収納コラム41内の商品5を1つ投出させる(ステップ
)。このとき、投出異常検知手段34の機能によって商
品5の投出詰りを検出するために、所定時間を計時する
第2タイマ40bをオンする(ステップ)。
する商品投出部101を動作させて投出部材8により第1
の収納コラム41内の商品5を1つ投出させる(ステップ
)。このとき、投出異常検知手段34の機能によって商
品5の投出詰りを検出するために、所定時間を計時する
第2タイマ40bをオンする(ステップ)。
ついで、投出部材8が待機位置に復帰したか否かを定
位置検知フラグ511を検索して判断する(ステップ
)。そして、復帰していない場合は、第2タイマ40b
による計時が完了したか否かを判断し(ステップ)、
完了していない場合は再度ステップへ戻り、これを投
出部材8が待機位置に復帰するまで、または計時が完了
するまで繰返す。
位置検知フラグ511を検索して判断する(ステップ
)。そして、復帰していない場合は、第2タイマ40b
による計時が完了したか否かを判断し(ステップ)、
完了していない場合は再度ステップへ戻り、これを投
出部材8が待機位置に復帰するまで、または計時が完了
するまで繰返す。
計時が完了したにもかかわらず投出部材8が待機位置
に復帰しない場合は、商品5が投出途中で詰ったものと
判断し、商品選択フラグ461および購入可能フラグ491を
リセットし(ステップ)、商品投出部101の動作を停
止させる(ステップ)。そして、詰りの生じた第1の
収納コラム41に対応する詰りフラグ481をセットする
(ステップ)。
に復帰しない場合は、商品5が投出途中で詰ったものと
判断し、商品選択フラグ461および購入可能フラグ491を
リセットし(ステップ)、商品投出部101の動作を停
止させる(ステップ)。そして、詰りの生じた第1の
収納コラム41に対応する詰りフラグ481をセットする
(ステップ)。
その後、並行コラムメモリ431,432,433を検索し、
コラム番号「01」が記憶されているか否か、すなわち並
行販売可能か否かを判断する(ステップ)。そして、
並行コラムメモリ431,432,433にコラム番号「01」が
記憶されておらず、並行販売が不可能な場合には対応す
る売切ランプ151を点滅点灯させ(ステップ)、第1
タイマ40aをオンし(ステップ)、ステップへ戻
る。また、例えば前記並行コラムセットで説明したよう
にコラム番号「01」が並行コラムメモリ431の(a)に
記憶されていれば、並行コラムメモリ431の(b)に記
憶されている並行販売の相手のコラム番号例えば「02」
に対応する売切フラグ472がセットされているか否かを
判断する(ステップ)。ここで、セットされていれば
ステップへ移行する。また、セットされていなけれ
ば、並行販売の相手のコラム番号「02」に対応する詰り
フラグ482がセットされているか否かを判断する(ステ
ップ)。そして、セットされていれば、ステップへ
移行し、セットされていなければ、並行販売の相手のコ
ラム番号に対応する購入可能フラグ例えば492をセット
した後(ステップ)、ステップへ移行する。
コラム番号「01」が記憶されているか否か、すなわち並
行販売可能か否かを判断する(ステップ)。そして、
並行コラムメモリ431,432,433にコラム番号「01」が
記憶されておらず、並行販売が不可能な場合には対応す
る売切ランプ151を点滅点灯させ(ステップ)、第1
タイマ40aをオンし(ステップ)、ステップへ戻
る。また、例えば前記並行コラムセットで説明したよう
にコラム番号「01」が並行コラムメモリ431の(a)に
記憶されていれば、並行コラムメモリ431の(b)に記
憶されている並行販売の相手のコラム番号例えば「02」
に対応する売切フラグ472がセットされているか否かを
判断する(ステップ)。ここで、セットされていれば
ステップへ移行する。また、セットされていなけれ
ば、並行販売の相手のコラム番号「02」に対応する詰り
フラグ482がセットされているか否かを判断する(ステ
ップ)。そして、セットされていれば、ステップへ
移行し、セットされていなければ、並行販売の相手のコ
ラム番号に対応する購入可能フラグ例えば492をセット
した後(ステップ)、ステップへ移行する。
このように、詰りの生じた収納コラム41に収納されて
いる商品5と同一の商品5が並行販売可能な収納コラム
42に収納され、かつ、投出可能であれば、ステップに
戻り、並行販売の相手の収納コラム42から同一の商品5
を投出するようにしており、このとき、売切表示阻止制
御手段31aの機能により、売切ランプ151を点滅点灯させ
ないようにしている。また、並行販売の相手がない場
合、相手はあっても商品5が売切れている場合および相
手の収納コラム42も詰りが生じている場合は、売切ラン
プ151を点滅点灯させるとともに、他の商品5の販売を
続けるか否かを判断するための第1タイマ40aをオン
し、ステップに戻る。
いる商品5と同一の商品5が並行販売可能な収納コラム
42に収納され、かつ、投出可能であれば、ステップに
戻り、並行販売の相手の収納コラム42から同一の商品5
を投出するようにしており、このとき、売切表示阻止制
御手段31aの機能により、売切ランプ151を点滅点灯させ
ないようにしている。また、並行販売の相手がない場
合、相手はあっても商品5が売切れている場合および相
手の収納コラム42も詰りが生じている場合は、売切ラン
プ151を点滅点灯させるとともに、他の商品5の販売を
続けるか否かを判断するための第1タイマ40aをオン
し、ステップに戻る。
一方、ステップで所定時間以内に投出部材8が待機
位置に復帰し定位置検知フラグ511がセットされると、
商品が正常に投出されたことを意味するので、投入金額
メモリ44に記憶されている金額mから投出した商品の価
格、つまりセットされている購入可能フラグ491に対応
するコラム別価格メモリ411に記憶されている金額m1を
減算し、その結果をmとし投入金額メモリ44に再度記憶
する(ステップ)。また、コラム別在庫メモリ421に
記憶されている個数Zから投出された商品の数1を減算
し、結果を再度記憶する(ステップ)。そして、商品
選択フラグ461、購入可能フラグ491、定位置検知フラグ
511をリセットし(ステップ)、購入可能ランプ171を
消灯するとともに、商品投出部101の動作を停止する
(ステップ)。
位置に復帰し定位置検知フラグ511がセットされると、
商品が正常に投出されたことを意味するので、投入金額
メモリ44に記憶されている金額mから投出した商品の価
格、つまりセットされている購入可能フラグ491に対応
するコラム別価格メモリ411に記憶されている金額m1を
減算し、その結果をmとし投入金額メモリ44に再度記憶
する(ステップ)。また、コラム別在庫メモリ421に
記憶されている個数Zから投出された商品の数1を減算
し、結果を再度記憶する(ステップ)。そして、商品
選択フラグ461、購入可能フラグ491、定位置検知フラグ
511をリセットし(ステップ)、購入可能ランプ171を
消灯するとともに、商品投出部101の動作を停止する
(ステップ)。
ついで、投出された商品5の収納されていた第1の収
納コラム41に対応する売切フラグ471がセットされてい
るか否かを判断し(ステップ)、セットされていなけ
れば、投入金額メモリ44に記憶されている金額をmと
し、売切フラグ471,472……47nのセットされていない
収納コラム41,42……4nに対応するコラム別価格メモリ
411,412……41nに記憶されている最低金額をCSとした
場合、m≧CSか否かを判断する(ステップ)。
納コラム41に対応する売切フラグ471がセットされてい
るか否かを判断し(ステップ)、セットされていなけ
れば、投入金額メモリ44に記憶されている金額をmと
し、売切フラグ471,472……47nのセットされていない
収納コラム41,42……4nに対応するコラム別価格メモリ
411,412……41nに記憶されている最低金額をCSとした
場合、m≧CSか否かを判断する(ステップ)。
また、ステップで売切フラグ471がセットされてい
る場合は、並行コラムメモリ431,432,433を検索し、
コラム番号「01」が記憶されているか否かすなわち並行
販売可能か否かを判断する(ステップ)。そして、例
えば前記並行コラムセットで説明したようにコラム番号
「01」が並行コラムメモリ431の(a)に記憶されてい
れば、並行コラムメモリ431の(b)に記憶されている
コラム番号「02」に対応する売切フラグ472がセットさ
れているか否かを判断する(ステップ)。ここで、売
切フラグ472がセットされていなければ直接ステップ
へ移行し、売切フラグ472がセットされているかまたは
ステップで並行販売が不可能と判断された場合は、売
切表示手段としての売切ランプ151を点灯した後(ステ
ップ)、ステップへ移行する。
る場合は、並行コラムメモリ431,432,433を検索し、
コラム番号「01」が記憶されているか否かすなわち並行
販売可能か否かを判断する(ステップ)。そして、例
えば前記並行コラムセットで説明したようにコラム番号
「01」が並行コラムメモリ431の(a)に記憶されてい
れば、並行コラムメモリ431の(b)に記憶されている
コラム番号「02」に対応する売切フラグ472がセットさ
れているか否かを判断する(ステップ)。ここで、売
切フラグ472がセットされていなければ直接ステップ
へ移行し、売切フラグ472がセットされているかまたは
ステップで並行販売が不可能と判断された場合は、売
切表示手段としての売切ランプ151を点灯した後(ステ
ップ)、ステップへ移行する。
このように、売切れの生じた収納コラム41に収納され
ていた商品5と同一の商品5が並行販売可能な収納コラ
ム42に収納され、かつ、その収納コラム42も売切れてい
なければ、売切表示阻止制御手段31aの機能により、売
切ランプ151を点灯させないようにしている。
ていた商品5と同一の商品5が並行販売可能な収納コラ
ム42に収納され、かつ、その収納コラム42も売切れてい
なければ、売切表示阻止制御手段31aの機能により、売
切ランプ151を点灯させないようにしている。
そして、ステップで、m≧CSであれば、さらに商品
5の販売を続けるか否かの判断を行なうための第1タイ
マー40aをオンし(ステップ)、ステップへ戻る。
5の販売を続けるか否かの判断を行なうための第1タイ
マー40aをオンし(ステップ)、ステップへ戻る。
また、m≧CSでなければ、投入金額メモリ44に記憶さ
れている金額mが0か否かを判断し(ステップ)、0
の場合はこれで1回の販売動作が終了し、また、0でな
い場合は、投入金額メモリ44に記憶されている金額を釣
り銭として貨幣投出部38により投出させた後(ステップ
)、販売動作を終了する。
れている金額mが0か否かを判断し(ステップ)、0
の場合はこれで1回の販売動作が終了し、また、0でな
い場合は、投入金額メモリ44に記憶されている金額を釣
り銭として貨幣投出部38により投出させた後(ステップ
)、販売動作を終了する。
なお、投出異常検知手段34としては、前記実施例のよ
うに所定時間以内に投出部材8が定位置に復帰するか否
かにより検知するものだけではなく、商品投出口に光電
素子等を設け、商品5の投出時この商品5が光を遮断す
ると、定位置検知フラグ511,512……51nにかわって設
けた確認フラグをセットして検知してもよい。また、収
納コラム41,42……4nから投出された商品5を収納コラ
ム41,42……4nに対応して設けたマイクロスイッチ等に
より検知し、これにより前記確認フラグをセットしても
よい。さらに、商品投出部101,102……10nを構成する
モータなどの負荷は商品5の詰りにより増大するため、
これを検知して前記確認フラグをセットしてもよい。な
お、投出異常としては詰りの他に、商品投出部101,102
……10nは構成するモータなどの故障も考えられるが、
この場合でも前記手段によって検知することができる。
うに所定時間以内に投出部材8が定位置に復帰するか否
かにより検知するものだけではなく、商品投出口に光電
素子等を設け、商品5の投出時この商品5が光を遮断す
ると、定位置検知フラグ511,512……51nにかわって設
けた確認フラグをセットして検知してもよい。また、収
納コラム41,42……4nから投出された商品5を収納コラ
ム41,42……4nに対応して設けたマイクロスイッチ等に
より検知し、これにより前記確認フラグをセットしても
よい。さらに、商品投出部101,102……10nを構成する
モータなどの負荷は商品5の詰りにより増大するため、
これを検知して前記確認フラグをセットしてもよい。な
お、投出異常としては詰りの他に、商品投出部101,102
……10nは構成するモータなどの故障も考えられるが、
この場合でも前記手段によって検知することができる。
次に、前記ステップの購入可能判断処理を第10図の
フローチャートに従って説明する。
フローチャートに従って説明する。
まず、投入金額メモリ44に記憶されている金額をm、
第1の収納コラム41に対応するコラム別価格メモリ411
に記憶されている金額をC1としたとき、m≧C1か否かを
判断し(ステップ)、m≧C1でない場合は、なにもせ
ず判断の対象を第2の収納コラム42に移す(ステップ
)。
第1の収納コラム41に対応するコラム別価格メモリ411
に記憶されている金額をC1としたとき、m≧C1か否かを
判断し(ステップ)、m≧C1でない場合は、なにもせ
ず判断の対象を第2の収納コラム42に移す(ステップ
)。
また、m≧C1の場合は、第1の収納コラム41に対応す
る詰りフラグ481がセットされているか否かを判断し
(ステップ)、セットされている場合は、なにもせず
判断の対象を第2の収納コラム42に移す。ここで、詰り
フラグ481がセットされていない場合には、売切検知手
段9により第1の収納コラム41に対応する売切フラグ47
1がセットされているか否かを判断し(ステップ)、
セットされている場合は、並行販売可能か否か、すなわ
ち並行コラムメモリ431,432,433にコラム番号「01」
が記憶されているか否かを判断する(ステップ)。記
憶されていなければ、なにもせず判断の対象を第2の収
納コラム42に移す。
る詰りフラグ481がセットされているか否かを判断し
(ステップ)、セットされている場合は、なにもせず
判断の対象を第2の収納コラム42に移す。ここで、詰り
フラグ481がセットされていない場合には、売切検知手
段9により第1の収納コラム41に対応する売切フラグ47
1がセットされているか否かを判断し(ステップ)、
セットされている場合は、並行販売可能か否か、すなわ
ち並行コラムメモリ431,432,433にコラム番号「01」
が記憶されているか否かを判断する(ステップ)。記
憶されていなければ、なにもせず判断の対象を第2の収
納コラム42に移す。
また、コラム番号「01」が前記並行販売セットで説明
したように例えば並行コラムメモリ431の(a)に記憶
されていれば、並行コラムの相手すなわち並行コラムメ
モリ431の(b)に記憶されているコラム番号「02」が
示す第2の収納コラム42に対応する売切フラグ472がセ
ットされているか否かを判断する(ステップ)。
したように例えば並行コラムメモリ431の(a)に記憶
されていれば、並行コラムの相手すなわち並行コラムメ
モリ431の(b)に記憶されているコラム番号「02」が
示す第2の収納コラム42に対応する売切フラグ472がセ
ットされているか否かを判断する(ステップ)。
そして、売切フラグ472がセットされていれば、なに
もせず判断の対象を第2の収納コラム42に移し、また、
セットされていなければ、第2の収納コラム42に対応す
る詰りフラグ482がセットされているか否かを判断し
(ステップ)、セットされていれば、なにもせず判断
の対象を第2の収納コラム42に移す。また、ステップ
で、売切フラグ472がセットされてなく、かつ、ステッ
プで詰りフラグ482がセットされていない場合は、第
2の収納コラム42に対応する購入可能フラグ492をセッ
トし(ステップ)、判断の対象を第2の収納コラム42
に移す。
もせず判断の対象を第2の収納コラム42に移し、また、
セットされていなければ、第2の収納コラム42に対応す
る詰りフラグ482がセットされているか否かを判断し
(ステップ)、セットされていれば、なにもせず判断
の対象を第2の収納コラム42に移す。また、ステップ
で、売切フラグ472がセットされてなく、かつ、ステッ
プで詰りフラグ482がセットされていない場合は、第
2の収納コラム42に対応する購入可能フラグ492をセッ
トし(ステップ)、判断の対象を第2の収納コラム42
に移す。
以後同様にして第2、第3……第nの収納コラム42,
43……4nまでの購入可能判断を行なう。
43……4nまでの購入可能判断を行なう。
以上のように、いずれかの収納コラム41,42……4n、
例えば収納コラム41が売切れまたは投出異常により販売
不能となっても、同一価格、同一種類の商品5が並行販
売の収納コラム42にある限り、その売切れた収納コラム
41に対応する売切れ表示を行なうことなく、この収納コ
ラム41に対応する商品選択手段161にて他の収納コラム4
2に収納されている同一価格、同一種類の商品5を販売
可能としたため同一商品が他の収納コラムに収納されて
いるにもかかわらず、例えば顧客が1つの売切れ表示だ
けを見て売切れと早合点し、購入を中止したり、希望す
る商品以外の商品を購入してしまうという不都合をなく
すことができる。また、売切を表示することも少なくで
きるため、顧客に与える印象も良く、商売上も好ましく
できる。
例えば収納コラム41が売切れまたは投出異常により販売
不能となっても、同一価格、同一種類の商品5が並行販
売の収納コラム42にある限り、その売切れた収納コラム
41に対応する売切れ表示を行なうことなく、この収納コ
ラム41に対応する商品選択手段161にて他の収納コラム4
2に収納されている同一価格、同一種類の商品5を販売
可能としたため同一商品が他の収納コラムに収納されて
いるにもかかわらず、例えば顧客が1つの売切れ表示だ
けを見て売切れと早合点し、購入を中止したり、希望す
る商品以外の商品を購入してしまうという不都合をなく
すことができる。また、売切を表示することも少なくで
きるため、顧客に与える印象も良く、商売上も好ましく
できる。
次に、係員による商品の補充または保守管理の際の動
作を第11図に示すフローチャートに従って説明する。
作を第11図に示すフローチャートに従って説明する。
扉体2の閉塞を扉体閉塞検知手段36によって検知して
いる状態では(ステップ)、上述のような商品販売動
作が可能な状態にあり(ステップ)、売切れとなった
例えば収納コラム41、投出異常となった収納コラム43が
あっても、売切表示阻止制御手段31aの機能により並行
販売の各収納コラム42,44に商品がある限り、売切れ表
示は行なわれていない。従って、売切れ表示を見ただけ
では、どの収納コラム41,42……4nが売切れないのか、
またはどの収納コラム41,42……4nに投出異常が生じて
いるのかは判断できない。
いる状態では(ステップ)、上述のような商品販売動
作が可能な状態にあり(ステップ)、売切れとなった
例えば収納コラム41、投出異常となった収納コラム43が
あっても、売切表示阻止制御手段31aの機能により並行
販売の各収納コラム42,44に商品がある限り、売切れ表
示は行なわれていない。従って、売切れ表示を見ただけ
では、どの収納コラム41,42……4nが売切れないのか、
またはどの収納コラム41,42……4nに投出異常が生じて
いるのかは判断できない。
そして、係員が商品補充または保守管理などのために
扉体2を開け、扉体閉塞検知手段36によって扉体2の閉
塞が検知されなくなると、売切表示制御手段31bの機能
により前記売切表示阻止制御手段31aの機能を解除し、
売切フラグ471,472……47nがセットされている全ての
収納コラム、例えば売切フラグ471がセットされている
収納コラム41に対応する売切ランプ151を継続点灯させ
るとともに(ステップ)、詰りフラグ481,482……48
nがセットされている全ての収納コラム、例えば詰りフ
ラグ483がセットされている収納コラム43に対応する売
切ランプ153を点滅点灯させる(ステップ)。
扉体2を開け、扉体閉塞検知手段36によって扉体2の閉
塞が検知されなくなると、売切表示制御手段31bの機能
により前記売切表示阻止制御手段31aの機能を解除し、
売切フラグ471,472……47nがセットされている全ての
収納コラム、例えば売切フラグ471がセットされている
収納コラム41に対応する売切ランプ151を継続点灯させ
るとともに(ステップ)、詰りフラグ481,482……48
nがセットされている全ての収納コラム、例えば詰りフ
ラグ483がセットされている収納コラム43に対応する売
切ランプ153を点滅点灯させる(ステップ)。
そのため、係員は、継続点灯している売切ランプ151
を見て、売切れが生じているため収納コラム41を確認
し、対応する収納コラム41への商品の補充を行なえ、ま
た、点滅点灯している売切ランプ153を見て、投出異常
が生じている収納コラム43を確認し、対応する収納コラ
ム43で詰った商品を取除くなどの処理を行なえる(ステ
ップ)。
を見て、売切れが生じているため収納コラム41を確認
し、対応する収納コラム41への商品の補充を行なえ、ま
た、点滅点灯している売切ランプ153を見て、投出異常
が生じている収納コラム43を確認し、対応する収納コラ
ム43で詰った商品を取除くなどの処理を行なえる(ステ
ップ)。
本考案によれば、通常の販売時においては、いずれか
の収納コラムが商品の売切れまたは投出異常により販売
不能となっても、同一の商品が他の収納コラムにある限
り、その販売不能な収納コラムに対応する売切れ表示を
行なうことなく、しかも、その一方で、係員による商品
補充または保守管理などのために扉体を開けたときに
は、販売不能な全ての収納コラムに対応する売切れ表示
を行ない、係員による商品補充または保守点検等の係員
操作を容易かつ確実に行なえる。
の収納コラムが商品の売切れまたは投出異常により販売
不能となっても、同一の商品が他の収納コラムにある限
り、その販売不能な収納コラムに対応する売切れ表示を
行なうことなく、しかも、その一方で、係員による商品
補充または保守管理などのために扉体を開けたときに
は、販売不能な全ての収納コラムに対応する売切れ表示
を行ない、係員による商品補充または保守点検等の係員
操作を容易かつ確実に行なえる。
第1図は本考案の自動販売機の一実施例を示す制御ブロ
ック図、第2図は自動販売機の外観を示す斜視図、第3
図は収納コラムを示す正面図、第4図は顧客操作部を示
す正面図、第5図は管理部を示す正面図、第6図はRAM
のメモリエリアを示す説明図、第7図は内部表示部によ
る表示状態を示す説明図、第8図は並行販売セットのフ
ローチャート図、第9図(a)(b)は販売動作のフロ
ーチャート図、第10図は販売可能判断処理のフローチャ
ート図、第11図は係員操作時のフローチャート図であ
る。 2……扉体、41,42……4n……収納コラム、9……売切
検知手段、151,152……15n……売切表示手段としての
売切ランプ、161,162……16n……商品選択手段として
の選択釦、31a……売切表示阻止制御手段、31b……売切
表示制御手段、33……記憶手段としてのRAM、34……投
出異常検知手段、36……扉体閉塞検知手段。
ック図、第2図は自動販売機の外観を示す斜視図、第3
図は収納コラムを示す正面図、第4図は顧客操作部を示
す正面図、第5図は管理部を示す正面図、第6図はRAM
のメモリエリアを示す説明図、第7図は内部表示部によ
る表示状態を示す説明図、第8図は並行販売セットのフ
ローチャート図、第9図(a)(b)は販売動作のフロ
ーチャート図、第10図は販売可能判断処理のフローチャ
ート図、第11図は係員操作時のフローチャート図であ
る。 2……扉体、41,42……4n……収納コラム、9……売切
検知手段、151,152……15n……売切表示手段としての
売切ランプ、161,162……16n……商品選択手段として
の選択釦、31a……売切表示阻止制御手段、31b……売切
表示制御手段、33……記憶手段としてのRAM、34……投
出異常検知手段、36……扉体閉塞検知手段。
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも2つ以上の同一の商品を収納す
る複数の収納コラムと、 これら複数の収納コラムのうち互いに同一の商品が収納
されている収納コラムを記憶する記憶手段と、 前記各収納コラムの商品の投出をそれぞれ選択指示する
商品選択手段と、 前記各収納コラムに収納された商品の有無を収納コラム
別に検知する売切検知手段と、 この売切検知手段にて前記収納コラム内の商品の売切れ
が検知されるとこれを収納コラム別に表示する売切表示
手段と、 前記各収納コラムからの商品の投出異常を検知する投出
異常検知手段と、 係員により開閉動作される扉体の閉塞を検知する扉体閉
塞検知手段と、 この扉体閉塞検知手段が扉体の閉塞を検知しているとき
に前記売切検知手段がいずれかの収納コラムの売切れを
検知しても前記記憶手段に記憶されている同一商品が収
納されている収納コラムの売切検知手段が売切れを検知
していない限り前記売切れの収納コラムに対応する売切
表示手段を非作動とする売切表示阻止制御手段と、 前記扉体閉塞検知手段が扉体の閉塞を検知していないと
きには非作動とした前記売切表示阻止制御手段を解除し
て前記売切表示手段を点灯させるとともに、前記投出異
常検知手段が異常を検知している収納コラムに対応する
売切表示手段を点滅させる売切表示制御手段と を具備したことを特徴とする自動販売機の並行販売装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012489U JP2502387Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 自動販売機の並行販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11012489U JP2502387Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 自動販売機の並行販売装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350291U JPH0350291U (ja) | 1991-05-16 |
JP2502387Y2 true JP2502387Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31658676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11012489U Expired - Fee Related JP2502387Y2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 自動販売機の並行販売装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502387Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021091B2 (ja) * | 2010-09-07 | 2012-09-05 | 守 櫻井 | 植物栽培容器及びこれを用いた栽培方法 |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP11012489U patent/JP2502387Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0350291U (ja) | 1991-05-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |