JPH1055471A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH1055471A
JPH1055471A JP21036196A JP21036196A JPH1055471A JP H1055471 A JPH1055471 A JP H1055471A JP 21036196 A JP21036196 A JP 21036196A JP 21036196 A JP21036196 A JP 21036196A JP H1055471 A JPH1055471 A JP H1055471A
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JP
Japan
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change
money
selection
product
amount
Prior art date
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Withdrawn
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JP21036196A
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English (en)
Inventor
Koji Koga
恒治 古賀
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】貨幣を投入する自販機で、釣銭不足の商品の販
売機会を逃さないようにする。 【解決手段】硬貨処理装置4に貨幣が投入されたとき、
CPU1は、商品売切れでなく、投入金額が売値以上
で、釣銭を貨幣で返却できるセレクションの販売可表示
ランプ8を点灯する。ここで、押ボタン7が押される
と、釣銭を貨幣で返却できないセレクションの販売可表
示ランプ8を追加点灯する。利用者が商品選択ボタン6
を押すと、商品を販売するとともに、その商品に対する
釣銭金額をカードリーダライタ5により書き込み釣銭と
して返却する。これにより、釣銭不足で販売できなかっ
た商品の販売機会を逃さないようにできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨などの釣銭
払出し機能をもつ自動販売機(以下、自販機)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の自販機では、利用者が自販機へ貨
幣を投入すると、投入金額が商品価格以上で売切れでな
い商品の販売可表示ランプが点灯し、商品販売後、釣銭
が返却される。あるいは、貨幣の代わりにプリペードカ
ードなどのカードを挿入し、商品販売後、釣銭金額分を
カードに書き込み返却する自販機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自販機には次の
問題がある。自販機に投入された貨幣金額に対し、釣銭
不足のため釣銭返却できない商品は、商品売切れでなく
ても販売不可としていた。このため、商品の販売機会を
逃すことがあった。
【0004】この原因は、釣銭を貨幣で返却していたた
めである。一方、上述したように、利用者が商品購入の
当初からプリペードカードなどで商品を購入する自販機
では、釣銭をカードへ返却するものがある。しかし、こ
の自販機は、カードを所持していない利用者には使えな
い。また、釣銭をカード返却する目的は、例えば小銭の
返却による煩雑さを避けるなどのことが多く、商品購入
時に始めから貨幣を投入する自販機に対し、釣銭不足に
よる商品販売の機会を逃さないなどの目的で積極的にカ
ードで釣銭を返却するものはない。さらに、釣銭の返却
方法を利用者が選択できるものはなかった。
【0005】この発明の課題は、貨幣を投入する自販機
で、釣銭不足の商品の販売機会を逃さないようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1による自販機は、
投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所定の釣銭を貨
幣で返却する貨幣処理手段と、各セレクションに対応す
る商品の販売可否を示す販売表示手段と、釣銭を貨幣で
返却できないセレクションの識別表示を指示する指示手
段と、販売表示手段が販売可を表示しているセレクショ
ンの中から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、
釣銭金額を記憶するカードと、カードに釣銭金額を書き
込むカード処理手段とを備え、貨幣処理手段に貨幣が投
入されたとき、商品売切れでなく、投入金額が商品売値
以上で、かつ、釣銭を貨幣で返却できるセレクションに
対応する商品の販売表示手段に販売可を表示させ、指示
手段が操作されないときは、選択された商品に対する釣
銭を貨幣で返却するとともに、指示手段が操作されたと
きは、釣銭を貨幣で返却できないセレクションに対応す
る商品の販売表示手段に販売可を追加表示させ、選択さ
れた商品に対する釣銭金額をカードに書き込み釣銭とし
て返却する。
【0007】これにより、指示手段の操作により、釣銭
不足の商品に対しても、売切れでなければ販売可を表示
し、釣銭はカードで返却するので、釣銭不足の商品の販
売機会を逃さない。発明2による自販機は、投入貨幣の
金額と釣銭金額とを算出し、所定の釣銭を貨幣で返却す
る貨幣処理手段と、各セレクションに対応する商品の販
売可否を示す販売表示手段と、釣銭を貨幣で返却できな
いセレクションの識別表示を指示する指示手段と、販売
表示手段が販売可を表示しているセレクションの中か
ら、利用者が商品を選択する商品選択手段と、釣銭金額
を記憶するカードと、カードに釣銭金額を書き込むカー
ド処理手段とを備え、貨幣処理手段に貨幣が投入された
とき、商品売切れでなく、投入金額が商品売値以上で、
かつ、釣銭を貨幣で返却できるセレクションに対応する
商品の販売表示手段に販売可を表示させ、指示手段が操
作されたとき、釣銭を貨幣で返却できないセレクション
に対応する商品の販売表示手段に販売可を追加表示さ
せ、選択された商品のセレクションが釣銭を貨幣で返却
できるときは貨幣で返却し、貨幣で返却できないときは
釣銭金額をカードに書き込み釣銭として返却する。
【0008】これにより、指示手段の操作により、釣銭
不足の商品に対しても、売切れでなければ販売可を表示
し、釣銭不足でない商品に対しては釣銭を貨幣で返却す
るが、釣銭不足の商品に対してはカードで返却するの
で、釣銭不足の商品の販売機会を逃さない。発明3によ
る自販機は、投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所
定の釣銭を貨幣で返却する貨幣処理手段と、各セレクシ
ョンに対応する商品の販売可否を示す販売表示手段と、
販売表示手段が販売可を表示しているセレクションの中
から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、釣銭金
額を記憶するカードと、カードに釣銭金額を書き込むカ
ード処理手段とを備え、貨幣処理手段に貨幣が投入され
たとき、商品売切れでなく、投入金額が商品売値以上で
あるセレクションに対応する商品の販売表示手段に対
し、釣銭を貨幣で返却できるときは販売可かつ釣銭貨幣
返却可を表示させ、釣銭を貨幣で返却出来ないときは販
売可かつ釣銭貨幣返却不可を表示させ、選択された商品
のセレクションが、釣銭を貨幣で返却できるときは釣銭
を貨幣で返却し、釣銭を貨幣で返却できないときは釣銭
金額をカードに書き込み釣銭として返却する。
【0009】これにより、釣銭不足の商品に対しても釣
銭をカードで返却し、釣銭不足の商品の販売機会を逃さ
ないとともに、利用者による特別の操作なしに、選択す
る商品の釣銭返却方法が分かる。発明4による自販機
は、投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所定の釣銭
を貨幣で返却する貨幣処理手段と、各セレクションに対
応する商品の販売可否を示す販売表示手段と、販売表示
手段が販売可を表示しているセレクションの中から、利
用者が商品を選択する商品選択手段と、釣銭金額を記憶
するカードと、カードに釣銭金額を書き込むカード処理
手段と、販売表示手段とは別に設けた、釣銭を貨幣で返
却できないセレクションを識別表示する釣銭不足表示手
段とを備え、貨幣処理手段に貨幣が投入されたとき、商
品売切れでなく、投入金額が商品売値以上であるセレク
ションに対応する商品の販売表示手段に販売可を表示さ
せ、釣銭を貨幣で返却できないセレクションの釣銭不足
表示手段に釣銭不足を表示させ、選択された商品のセレ
クションが、釣銭不足でないときは釣銭を貨幣で返却
し、釣銭不足のときは釣銭金額をカードに書き込み釣銭
として返却する。
【0010】これにより、釣銭不足の商品に対しても釣
銭をカードで返却し、釣銭不足の商品の販売機会を逃さ
ないとともに、利用者による特別の操作なしに、選択す
る商品の釣銭返却方法が明確に識別できる。発明5によ
る自販機は、発明2、3または4のうちのいずれかの発
明の自販機において、選択された商品のセレクションが
釣銭を貨幣で返却できないときは、貨幣で返却できる最
大額を貨幣で返却し、残額分をカードに書き込み釣銭と
して返却する。
【0011】これにより、釣銭不足の商品に対しても釣
銭をカードで返却し、釣銭不足の商品の販売機会を逃さ
ないとともに、釣銭ができるだけ貨幣で返却される。発
明6による自販機は、発明3の自販機において、販売表
示手段は表示ランプであり、販売可かつ釣銭貨幣返却可
を表示するときはランプを点灯し、販売可かつ釣銭貨幣
返却不可を表示するときはランプを点滅する。
【0012】これにより、釣銭の返却方法が利用者に識
別しやすくなる。発明7による自販機は、発明1または
2の自販機において、指示手段を、押ボタンスイッチと
する。これにより、釣銭不足でも販売される商品の識別
表示が簡単に指示される。発明8による自販機は、発明
1から4までのうちのいずれかの発明の自販機におい
て、販売表示手段を、表示ランプとする。
【0013】これにより、従来の自販機の表示ランプが
流用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(1)発明1について 図1は発明1の一実施の形態を示す構成図である。1は
この装置全体を制御するCPUで、プログラムを格納す
るROM2、種々のデータを記憶するRAM3、および
次の機器が接続される。すなわち、投入硬貨の金額を判
定し釣銭を返却する硬貨処理装置4、磁気カードなどに
金額などのデータを書き込み/読み出すカードリーダラ
イタ5、利用者が商品を選ぶための商品選択ボタン6、
釣銭の返金方法を選ぶ後記する押ボタン7、および販売
可能な商品をランプの点灯や点滅で表示する販売可表示
ランプ8である。
【0015】図4は発明1の要部動作を示すフローチャ
ートである。図1を参照しながら動作を説明する。硬貨
処理装置4に硬貨が投入されると(ステップS40
0)、セレクションごとに順に次の動作が行われる(ス
テップS401からステップS407までのセレクショ
ンループ)。
【0016】CPU1は、そのセレクションの商品が売
切れかどうかを、売切れ信号(図示していない)により
判断し(ステップS402)、売切れのときは(分岐
Y)、売切れランプ(図示していない)を点灯し(ステ
ップS406)、次のセレクションに対する動作へ進
む。売切れでないときは(分岐N)、投入金額がそのセ
レクションの商品の売値以上かどうかを、硬貨処理装置
4からの情報に基づいて判断する(ステップS40
3)。売値未満のときは(分岐N)次のセレクションに
対する動作へ進み、売値以上のときは(分岐Y)、その
釣銭を硬貨で返却できるかどうかを判断する(ステップ
S404)。硬貨で返却できるときは(分岐Y)、その
セレクションの商品に対応する販売可表示ランプ8を点
灯し(ステップS405)、硬貨で返却できないときは
(分岐N)、そのまま次のセレクションに対する動作へ
進む。
【0017】このようにして、すべてのセレクションに
対し上記動作を終了するとセレクションループを抜け、
ステップS408へ進む。ステップS408では、押ボ
タン7が押されたかどうかをCPU1が判断し、押され
たときは(分岐Y)、投入金額は売値以上でも釣銭を硬
貨で返却できないセレクション(ステップS403,分
岐YからステップS404,分岐Nのセレクション)に
対応する販売可表示ランプ8を点灯する(ステップS4
09)。ここで利用者が商品選択ボタン6を押すと(ス
テップS410)、CPU1は、釣銭額相当の金額をカ
ードに書き込むようカードリーダライタ5に指令し、そ
のカードを釣銭として返却し(ステップS411)、一
連の動作を終了する。なお、このとき、釣銭を硬貨で返
却できるセレクションの商品選択ボタン6が押されて
も、釣銭はカードで返却される。
【0018】また、押ボタン7が押されないで(ステッ
プS408,分岐N)、商品選択ボタン6が押されたと
きは(ステップS412)、釣銭を硬貨で返却し(ステ
ップS413)、終了する。なお、この場合、利用者が
押すことのできる商品選択ボタン6は、釣銭を硬貨で返
却できるセレクション、つまりステップS405で販売
可表示ランプ8が点灯したセレクションに対応する商品
選択ボタンである。
【0019】なお、ステップS409とS410の動作
は、利用者が押ボタン7を押し続けているときだけ有効
になるようにすれば、釣銭が硬貨またはカードのいずれ
で返却されるかを利用者が販売可表示ランプ8の点灯有
無により確認できる。また、上述の釣銭返却の操作手順
などについては、説明文を表示するなどして利用者に知
らせることができる。
【0020】以上の動作により、従来は釣銭を硬貨で返
却できない商品は売切れとして販売できなかったのに対
し、釣銭をカードで返却することにより、販売機会を逃
すことが防止できる。 (2)発明2について 図1は発明1とともに、発明2の一実施の形態を示す構
成図である。
【0021】発明1では、押ボタン7を押し商品選択ボ
タン6を押したときは、すべての商品に対し釣銭を貨幣
ではなくカードで返却しているこれに対し、発明2では
釣銭を、硬貨で返却できるときは硬貨で、硬貨で返却で
きないときはカードで返却するものである。図5は発明
2の要部動作を示すフローチャートである。図1を参照
しながら動作を説明する。
【0022】まず、ステップS500からS507まで
の動作は、発明1(図4)のステップS400からS4
07までの動作と同様である。次に、押ボタン7が押さ
れると(ステップS508,分岐Y)、発明1と同様
に、投入金額は売値以上でも釣銭を硬貨で返却できない
セレクション(ステップS503,分岐Yからステップ
S504,分岐Nのセレクション)に対応する販売可表
示ランプ8を点灯する(ステップS509)。
【0023】ここで利用者が商品選択ボタン6を押すと
(ステップS510)、その押された商品選択ボタン
が、釣銭を硬貨で返却できるセレクションがどうかを判
断する(ステップS511)。返却できるときは(分岐
Y)硬貨で返却し、返却出来ないときは(分岐N)、発
明1と同様にして、釣銭をカードで返却し(ステップS
512)、一連の動作を終了する。
【0024】以上の動作により、釣銭を硬貨で返却でき
る商品に対しては従来どおり硬貨で返却できるととも
に、硬貨で返却できない商品に対して販売機会を逃さな
いようにできる。 (3)発明3について 図2は発明3の一実施の形態を示す構成図である。
【0025】発明3の構成は、発明1または2の構成
(図1)に対し、押ボタン7を削除した構成である。図
6は発明3の要部動作を示すフローチャートである。図
2を参照しながら動作を説明する。発明1または発明2
では、利用者が押ボタン7を押すと釣銭を硬貨で返却で
きない商品を販売可表示ランプの点灯により識別する。
【0026】これに対し、発明3では、釣銭の状態を利
用者が押ボタン操作をしなくても、販売可表示ランプの
点灯状態によって識別できるようにしたものである。す
なわち、ステップS600からS605までの動作は、
発明2(図5)のステップS500から505までの動
作と同様である。次のステップS604で、釣銭を硬貨
で返却できるかどうかを判断したあと、返却できるとき
は、発明2と同様に販売可表示ランプ8を点灯する。し
かし、返却できないときは(分岐N)、発明2ではその
まま次のステップへ進んだが、発明3では販売可表示ラ
ンプ8を点滅させ(ステップS606)、ランプの点灯
状態の違いによって釣銭を硬貨で返却できるかどうかを
識別できるようにしている。
【0027】したがって、次のステップではすぐに商品
選択ボタン6が押されると(ステップS609)、販売
可表示ランプ8の状態が判定され(ステップS61
0)、ランプ点灯なら硬貨で(ステップS612)、点
滅ならカードで(ステップS611)、それぞれ釣銭を
返却し終了する。以上の動作により、釣銭を硬貨で返金
できるかどうかを利用者に簡単に識別できるようにする
とともに、商品販売の機会を逃さないようにできる。 (4)発明4について 図3はこの発明の一実施の形態を示す構成図である。
【0028】発明4の構成は、発明3の構成(図2)に
対し、釣銭を硬貨で返却できないセレクションを示すた
めに、販売可表示ランプ8とは別にその近くに釣銭不足
ランプ9を設置した構成である。図7は発明4の要部動
作を示すフローチャートである。図3を参照しながら動
作を説明する。
【0029】発明1,2,3では、利用者の押ボタン操
作や販売可表示ランプの点灯状態により、釣銭返却方法
を識別している。これに対し、発明4では、販売可表示
ランプとは別のランプによって識別するものである。す
なわち、ステップS700から703までの動作は、発
明3(図6)のステップS600から603までの動作
と同様である。
【0030】次のステップS704で、釣銭返却の方法
は別にして販売できるセレクションの販売可表示ランプ
8を点灯した後、釣銭を硬貨で返却できるかどうかを判
断し(ステップS705)、できないときは(分岐N)
釣銭不足ランプ9を点滅させる(ステップS706)。
そうして、商品選択ボタン6により商品が選択され(ス
テップS708)、選択された商品に対応する釣銭不足
ランプ9が点滅しているときは(ステップS709,分
岐)、釣銭をカードで返却し(ステップS710)、そ
れ以外は(分岐N)硬貨で返却する。
【0031】以上の動作により、販売可表示ランプ8と
は別に釣銭不足ランプが点滅するので、釣銭返却方法が
利用者にいっそう分かりやすくなる。 (5)発明5について 発明5は、上述した、発明2,発明3,または発明4の
うちのいずれかの発明において、釣銭を貨幣で返却でき
ないためカードで返却する場合、できるだけ貨幣で釣銭
を返却し、それでも不足する残額をカードで返却するよ
うにしたものである。
【0032】すなわち、発明2のフローチャートのステ
ップS512(図5),発明3のフローチャートのステ
ップS611(図6),および発明4のフローチャート
のステップS710(図7)の動作「釣銭をカードで返
却」の代わりに、「釣銭をできるだけ硬貨で返却し、残
額をカードで返却する」という動作に置き換えたもので
ある。
【0033】以上の動作により、釣銭不足の商品の販売
機会を逃さないとともに、利用者にはカードでの釣銭返
却額を最少にすることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、従来は釣銭不足のと
き販売しなかった商品に対し、釣銭をカードで返却する
ようにしたので、釣銭不足時の商品販売の機会を逃さな
いようにできる。この場合、釣銭を貨幣またはカードで
返却する釣銭返却方法を識別ために、押ボタンなどの指
示手段により販売可表示ランプを追加点灯したり、販売
可表示ランプを点灯/点滅したり、あるいは販売表示ラ
ンプとは別に設けた釣銭不足表示手段で表示したりすれ
ば、利用者が容易に釣銭の返却方法が分かり、いっそう
商品販売の機会を逃さないようにできる。
【0035】さらに、カードで釣銭を返却する場合、全
額をカードで返却しないで、できるだけ貨幣で返却し、
残額分をカードで返却すれば、利用者の便宜が図れ、よ
り商品販売の機会を逃すのを防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明1,2の一実施の形態を示す構成ブロック
【図2】発明3の一実施の形態を示す構成ブロック図
【図3】発明4の一実施の形態を示す構成ブロック図
【図4】発明1の要部動作を示すフローチャート
【図5】発明2の要部動作を示すフローチャート
【図6】発明3の要部動作を示すフローチャート
【図7】発明4の要部動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…硬貨処理装
置、5…カードリーダライタ、6…商品選択ボタン、7
…押ボタン、8…販売可表示ランプ、9…釣銭不足ラン
プ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所
    定の釣銭を貨幣で返却する貨幣処理手段と、 各セレクションに対応する商品の販売可否を示す販売表
    示手段と、 釣銭を貨幣で返却できないセレクションの識別表示を指
    示する指示手段と、 販売表示手段が販売可を表示しているセレクションの中
    から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、 釣銭金額を記憶するカードと、 カードに釣銭金額を書き込むカード処理手段とを備え、 貨幣処理手段に貨幣が投入されたとき、商品売切れでな
    く、投入金額が商品売値以上で、かつ、釣銭を貨幣で返
    却できるセレクションに対応する商品の販売表示手段に
    販売可を表示させ、 指示手段が操作されないときは、選択された商品に対す
    る釣銭を貨幣で返却するとともに、指示手段が操作され
    たときは、釣銭を貨幣で返却できないセレクションに対
    応する商品の販売表示手段に販売可を追加表示させ、選
    択された商品に対する釣銭金額をカードに書き込み釣銭
    として返却することを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所
    定の釣銭を貨幣で返却する貨幣処理手段と、 各セレクションに対応する商品の販売可否を示す販売表
    示手段と、 釣銭を貨幣で返却できないセレクションの識別表示を指
    示する指示手段と、 販売表示手段が販売可を表示しているセレクションの中
    から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、 釣銭金額を記憶するカードと、 カードに釣銭金額を書き込むカード処理手段とを備え、 貨幣処理手段に貨幣が投入されたとき、商品売切れでな
    く、投入金額が商品売値以上で、かつ、釣銭を貨幣で返
    却できるセレクションに対応する商品の販売表示手段に
    販売可を表示させ、 指示手段が操作されたとき、釣銭を貨幣で返却できない
    セレクションに対応する商品の販売表示手段に販売可を
    追加表示させ、選択された商品のセレクションが釣銭を
    貨幣で返却できるときは貨幣で返却し、貨幣で返却でき
    ないときは釣銭金額をカードに書き込み釣銭として返却
    することを特徴とする自動販売機。
  3. 【請求項3】投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所
    定の釣銭を貨幣で返却する貨幣処理手段と、 各セレクションに対応する商品の販売可否を示す販売表
    示手段と、 販売表示手段が販売可を表示しているセレクションの中
    から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、 釣銭金額を記憶するカードと、 カードに釣銭金額を書き込むカード処理手段とを備え、 貨幣処理手段に貨幣が投入されたとき、商品売切れでな
    く、投入金額が商品売値以上であるセレクションに対応
    する商品の販売表示手段に対し、 釣銭を貨幣で返却できるときは販売可かつ釣銭貨幣返却
    可を表示させ、釣銭を貨幣で返却出来ないときは販売可
    かつ釣銭貨幣返却不可を表示させ、 選択された商品のセレクションが、釣銭を貨幣で返却で
    きるときは釣銭を貨幣で返却し、釣銭を貨幣で返却でき
    ないときは釣銭金額をカードに書き込み釣銭として返却
    することを特徴とする自動販売機。
  4. 【請求項4】投入貨幣の金額と釣銭金額とを算出し、所
    定の釣銭を貨幣で返却する貨幣処理手段と、 各セレクションに対応する商品の販売可否を示す販売表
    示手段と、 販売表示手段が販売可を表示しているセレクションの中
    から、利用者が商品を選択する商品選択手段と、 釣銭金額を記憶するカードと、 カードに釣銭金額を書き込むカード処理手段と、 販売表示手段とは別に設けた、釣銭を貨幣で返却できな
    いセレクションを識別表示する釣銭不足表示手段とを備
    え、 貨幣処理手段に貨幣が投入されたとき、商品売切れでな
    く、投入金額が商品売値以上であるセレクションに対応
    する商品の販売表示手段に販売可を表示させ、 釣銭を貨幣で返却できないセレクションの釣銭不足表示
    手段に釣銭不足を表示させ、 選択された商品のセレクションが、釣銭不足でないとき
    は釣銭を貨幣で返却し、釣銭不足のときは釣銭金額をカ
    ードに書き込み釣銭として返却することを特徴とする自
    動販売機。
  5. 【請求項5】請求項2、請求項3または請求項4のうち
    のいずれかの項に記載の自動販売機において、 選択された商品のセレクションが釣銭を貨幣で返却でき
    ないときは、貨幣で返却できる最大額を貨幣で返却し、
    残額分をカードに書き込み釣銭として返却することを特
    徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】請求項3記載の自動販売機において、 販売表示手段は表示ランプであり、販売可かつ釣銭貨幣
    返却可を表示するときはランプを点灯し、販売可かつ釣
    銭貨幣返却不可を表示するときはランプを点滅すること
    を特徴とする自動販売機。
  7. 【請求項7】請求項1または請求項2記載の自動販売機
    において、 指示手段は、押ボタンスイッチであることを特徴とする
    自動販売機。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項4までのうちのいずれ
    かの項に記載の自動販売機において、 販売表示手段は、表示ランプであることを特徴とする自
    動販売機。
JP21036196A 1996-08-09 1996-08-09 自動販売機 Withdrawn JPH1055471A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21036196A JPH1055471A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 自動販売機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002170158A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Koshin Shoji Kk 情報サービスシステム
JP2002190057A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機
WO2021149905A1 (ko) * 2020-01-22 2021-07-29 주식회사 우디 환전 키오스크에서 환전시 잔돈을 적립하는 방법

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