JPS6125187B2

JPS6125187B2 -

Info

Publication number: JPS6125187B2
Application number: JP15452181A
Authority: JP
Inventors: Kyoshi Saito; Eiki Enoki
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1981-09-29
Filing date: 1981-09-29
Publication date: 1986-06-14
Also published as: JPS5856065A

Description

【発明の詳細な説明】本発明は取引自動選択処理方式に関し、特に
種々の形式の会員カードあるいはクレジツトカー
ドによる商品の購買あるいは取引の取引モードの
設定操作を簡略化した取引自動選択処理方式に関
するものである。

デパートの如き大型小売店では、商品を購買す
るとき、現金による商取引きの外に自社発行の会
員カードや他社発行のクレジツトカード等を使用
することができる。また大型小売店では、ポイン
トオブセールス（POS）端末装置を使用して、商
品の売上げ状態や商取引きのモード（現金販売、
自社のクレジツトカード、他社クレジツトカード
等）等をセンターのホストプロセツサで監視して
いる。そのためにPOS端末装置では、モードキイ
を設けて現金販売、自社クレジツトカード、他社
クレジツトカード、代金引替販売、予約販売とい
うようなモードを設定し、さらにコードにより株
主優待、フアミリー販売等のモード種別を入力
し、これらに応じたデータが演算されるように構
成されている。

しかしながら、これらカードによる、あるいは
現金販売によるデータを識別するために、オペレ
ータはPOS端末装置のキイボードを操作して、第
１図に示す如く、まずモードキイにより取引モー
ドを入力し、次にコードによりモード種別を入力
し、クレジツトカードを使用する場合にはその口
座番号を入力しなければならず、その操作が非常
に煩雑であつた。

本発明は上記の問題を解決するために、自社ク
レジツトカードについて読取るべきカード媒体中
に取引種別まで予め記録しておいて、カードにつ
いてその口座番号を読取ると共に取引種別が識別
されうるので、操作が著しく簡略化されると共
に、モード種別が誤つて入力されることも防止さ
れうるようにした取引自動選択処理方式を提供す
ることを目的としている。そしてこのために本発
明における取引自動選択処理方式では、取引種別
情報及び口座番号を入力するキーボードと、カー
ドに記録された口座番号及び取引種別情報を読取
るカード読取手段と、キーボード及びカード読取
手段から入力された取引種別情報を判定する判定
手段と、判定された取引種別を記憶するモードメ
モリと、キーボード及びカード読取手段から入力
された口座番号を記憶する口座メモリと、各々対
応する種類の取引を実行するための複数のプログ
ラムの内モードメモリに格納された取引種別に対
応したプログラムに従つて動作するプログラム処
理制御部とを備え、該プログラム処理制御部は、
キーボード又はカードリーダで入力された取引種
別に従つたプログラムにより、該口座メモリに格
納された口座番号に対して取引処理を行うことを
特徴とする。

本発明を一実施例にもとづき詳述するに先立
ち、その概略を第２図により説明する。

本発明では取引モードを通常使用頻度のもつと
も多い現金取引モードとしておき、このときに自
社クレジツトカード（フアミリ、株主優待、関連
企業サービス等）についてその磁気記録データを
自動読取り可能状態としておく。したがつて、第
２図においてキイボードKBからモードキイが操
作されて取引モードが入力されない限り、主制御
部Ｃは、入力起動制御部Ｉに対して磁気記録カー
ドより入力可能となるように媒体指定信号を出力
し、取引モード設定部Ｍに対しては現金取引モー
ドを通知している。

この状態で株主優待カードで買物が行なわれた
とき、オペレータはPOS端末装置にその株主優待
カードを挿入し、その磁気ストライプに記録され
ている口座番号を磁気カードリーダに読取らせ
る。これにより入力起動制御部Ｉはこの読取つた
口座番号より株主優待取引であることを識別し、
これを取引モード設定部Ｍを経由して主制御部Ｃ
に伝達する。次いでオペレータが販売金額をキイ
ボードKBより入力すれば、このデータは入力起
動制御部Ｉおよび取引モード設定部Ｍを経由して
主制御部Ｃに伝達されて、株主優待用の割引、例
えば10％割引の演算が行なわれ、この演算結果が
主メモリＳの株主優待取引種別の領域に記録され
る。しかし他社クレジツトカードの場合にはクレ
ジツトカードの記録フオーマツトが自社のものと
異なり読取れない場合が多いので、このような取
引モードに対しては従来の通りキイボードKBよ
りオペレータが入力することになる。

次に本発明による実施例を第３図にもとづき説
明する。

第３図は本発明による取引自動選択処理方式の
一実施例構成を示す。

第３図において１はカードリーダ、２はキイボ
ード、３は入力起動制御部であつて該入力起動制
御部は第１判定回路４、第２判定回路５、第１オ
ア回路６、および第２オア回路７で構成されてい
る。８は口座メモリで口座番号が記憶されてい
る。９は取引モード設定部であつて取引のモード
設定を行なうものであり、１０はモード・メモ
リ、１１は主制御部であつて該主制御部はイニシ
ヤル制御部１２と、切替回路１３、プログラム処
理制御部１４で構成されている。１５は主メモリ
であつて取引モードや取引種別、商品別等に関す
る販売データが記憶されるものであり、かつ各取
引種別に応じたプログラムが記憶されている。１
６は主制御部１１で処理された内容を表示するデ
イスプレイ、１７は前記内容あるいは主メモリ１
５に記憶されている販売データを印刷する印字装
置、１８はフリツプ・フロツプ（以下FFとい
う）、１９はアンドゲートである。

このように構成された本発明の装置の動作を次
に説明する。

本発明においては、現金による商品の取引きの
場合をホームポジシヨンにしておき、このときに
自社クレジツトカードの読取装置による読取りが
行なわれ、これによる処理が行ないうるようにな
つており、またホームポジシヨンの現金取引モー
ドプログラム制御部P₁からのセツト信号でFF１
８がセツトされて「１」を出力し、アンドゲート
１９はオン状態にある。

(1) このホームポジシヨンにあるとき、自社クレ
ジツトカードの一種である株主優待カードにも
とづく買物が行なわれたとき、POS端末装置の
オペレータはこの株主優待カードをカードリー
ダ１に挿入する。カードリーダ１はこの株主優
待カードの磁気ストライプを読取つてその口座
番号を、第２判定回路５および第１オア回路６
を経由して口座メモリ８にそれぞれ伝達し、口
座メモリ８でこの口座番号が保持される。また
この口座番号は第２判定回路５にて判定されて
株主優待モードであることがわかる。そしてこ
のモード種目信号が第２オア回路７、アンドゲ
ート１９を経由してモード・メモリ１０に保持
される。このモード種目信号はイニシヤル制御
部１２にも伝達されるので、モード・メモリ１
０に前記モード種目信号が保持された後にこの
イニシヤル制御部１２はFF１８をリセツト
し、アンドゲート１９をオフにする。そしてモ
ード・メモリ１０に保持されたモード種目信号
（この場合は株主優待モード）に応じて切替回
路１３はその株主優待制御部P₂を制御する。

(2) この株主優待カードにより購入された商品の
商品コード及び金額は、例えばキイボード２か
ら入力されて主制御部１１に伝達される。この
うち金額については、株主優待制御部P₂におい
て、例えば10％割引きされ、主メモリ１５内の
その商品コード領域に記入されるとともに、ま
た株主優待取引種別の領域にもこの売上金額が
記入されることになり、また口座メモリ８から
伝達された口座番号に対して前記のクレジツト
販売の行なわれたことを記入する。そしてこの
主メモリ１５に対する一連の記入が終了すると
株主優待制御部P₂はFF１８をセツトし、アン
ドゲート１９をオン状態にする。同時にホーム
ポジシヨンである現金取引モードに変わる。

(3) 次に他社クレジツトカードにもとづく買物が
行なわれる場合には、そのクレジツトカードの
口座番号がキイボード２より入力される。この
口座番号は第１オア回路６を経由して口座メモ
リ８に記入されるとともに第１判定回路４によ
り解読されて他社クレジツトカードによる取引
モードであることが判定され、このモード種目
信号が出力されてアンドゲート１９を経由して
モード・メモリ１０にこの他社クレジツトカー
ドによる取引を示すモード種目信号が保持され
る。このモード種目信号は、イニシヤル制御部
１２にも伝達され、イニシヤル制御部１２は
FF１８をリセツトする。そしてモード・メモ
リ１０に保持された前記他社クレジツトカード
による取引を示すモード種目信号により切替回
路１３は他社クレジツト制御部P₃を制御する。
そしてオペレータがキイボード２から販売され
た商品コードとその金額を入力すれば、主メモ
リ１５の他社クレジツト領域、当該商品コード
領域にそれぞれ売上金額や必要に応じ数量が記
入されるとともに、口座メモリ８から伝達され
ている口座番号に対する売上げのあつたことを
主メモリ１５に記入する。このようにして一連
の制御が終了したとき、再び現金取引モードに
変り、前記と同様にFF１８がセツトされ、ア
ンドゲート１９がオン状態となる。

以上説明の如く本発明によれば自社クレジツト
カードに対する処理が従来のものに比較して大幅
に効率的に処理されるとともに、現金取引や他社
クレジツトカード等による取引処理については従
来のものと同様に処理することができる。したが
つて操作の簡略化が行えるとともにモード種別等
の誤入力を大幅に減少することができる。

なお、上記の実施例において、クレジツトカー
ドなどを読取るカードリーダは磁気ストライプ式
のカードリーダのみならず、あるいは光学的読取
装置（OCR）などであつてよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の操作状態を示すフローチヤー
ト、第２図は本発明の概略図、第３図は本発明の
一実施例構成図である。図中、１はカードリーダ、２はキイボード、３
は入力起動制御部、４は第１判定回路、５は第２
判定回路、６は第１オア回路、７は第２オア回
路、８は口座メモリ、９は取引モード設定部、１
０はモード・メモリ、１１は主制御部、１２はイ
ニシヤル制御部、１３は切替回路、１４はプログ
ラム処理制御部、１５は主メモリ、１６はデイス
プレイ、１７は印字装置、１８はフリツプフロツ
プ、１９はアンドゲートをそれぞれ示す。

Claims

【特許請求の範囲】１取引種別情報及び口座番号を入力するキーボ
ードと、カードに記録された口座番号及び取引種別情報
を読取るカード読取手段と、キーボード及びカード読取手段から入力された
取引種別情報を判定する判定手段と、判定された取引種別を記憶するモードメモリ
と、キーボード及びカード読取手段から入力された
口座番号を記憶する口座メモリと、各々対応する種類の取引を実行するための複数
のプログラムの内モードメモリに格納された取引
種別に対応したプログラムに従つて動作するプロ
グラム処理制御部とを備え、該プログラム処理制御部は、キーボード又はカ
ードリーダで入力された取引種別に従つたプログ
ラムにより、該口座メモリに格納された口座番号
に対して取引処理を行うことを特徴とする取引自
動選択処理方式。