JPH02135594A - カード式自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、前払い及び後払いの両方のカードにて販売が
可能な自動販売機に関する。

（ロ）従来の技術 前払いカードによる販売形式の自動販売機はカード金額
に基づいて販売を行うために、通常の貨幣による販売と
同様にスタンドアローンで構成できるが、後払いカード
による販売形式の自動販売機は後にクレジット処理を行
う関係上、中央の売上管理装置と接続しなければならな
い。

このように販売形式が異なる２通りのカードを併用する
自動販売機としては特開昭６２−５２６９６号公報に開
示されている構成があり、これによれば、２通りのカー
ドの記録フォーマットの共通化を計ることで、伝送線及
び売上管理装置を追加することにより前払いカードシス
テムの自動販売機を後払いカードシステムの運用に切り
替えられるようにした構成が示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来技術においては、後払いカード
に適応するには売上管理装置と接続するためにシステム
が大型化し、また既存の前払いカード専用の°自動販売
機に後払いカードの販売機能を追加するには、大幅な変
更を必要とする。

したがって本発明は、自動販売機において売上情報をプ
リントアウトする機能を利用して、スタンドアローン形
式の自動販売機でもクレジット処理を可能にするもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために、本発明によるカード式自
動販売機は、投入されたカードの記録データから、カー
ドの有効性と、投入カードが前払いカードであるかまた
は後払いカードであるかの力・−ドの種類判別とを行う
カード判別手段と、前払いカードが投入されると、この
カードに記録されているカード金額に基づき販売を制御
して販売後の残額をカードに記録するとともに、販売情
報を記憶装置に書き込む第１処理手段と、後払いカード
が投入されるとクレジットによる販売を制御するととも
に、販売情報とこのカードに記録されているＩＤ情報と
を前記記憶装置に書き込む第２処理手段と、売上情報の
プリントを指示するための操作装置と、該操作装置の操
作にて前払いカードによる前記販売情報の総計と、クレ
ジット販売における１０情報別の前記販売情報の総計と
をプリントアウトするプリンタとを有している。

（ホ）作用 自動販売機にカードが投入されると、カード判別手段は
カードの記録データに基づきカードの有効性とその種別
を判定する。そして投入されたカードが前払いカードの
ときは第１処理手段が動作して、カード金額に基づき販
売を制御して販売後の残額を新たなカード金額としてこ
のカードに記録するとともに、このときの販売情報を記
憶装置に書き込む。またカードが後払いカードのときは
第２処理手段が動作して、クレジットによる販売を制御
するとともに、クレジットの販売情報とこのカードに記
録されているＩＤ情報とを記憶装置に書き込む。

そして操作装置が操作されると、プリンタは前払いカー
ドによる販売情報の総計と、クレジット販売におけるＩ
Ｄ情報別の販売情報の総計とをプリントアウトする。こ
のようなＩＤ情報別の販売累計はクレジットの請求に利
用できる。

（へ）実施例 第１図は本発明の一実施例の回路構成をブロックにて示
しており、１はＣＰＵ、２は販売情報を記憶するための
記憶装置、３は前払いカード及び後払いカー　ドの両方
が処理可能なカード処理装置である。このカード処理装
置３は、カードが投入されるとそこに記録されているカ
ードデータを読み取ってＣＰＵＩに出力し、またＣＰＵ
　１より導入されるデータをカードに書き込んで返却す
る。

ＣＰ　Ｕ　１は、カード処理装置３によるデータの読み
取り及び書き込みを制御するとともに、記憶装置２への
販売情報の書き込みを制御しており、本発明の第１２理
手段及び第２処理手段の機能を有している。

そして４はＣＰＵＩからの制御信号にて販売動作を行う
販売装置、５は記憶装置に記ｔはされている販売情報の
プリントアウトを指示したり、ＩＤカードの使用条件を
入力するための操作装置、６はプリンタ、７はＣＰＵＩ
に制御さｔしてカードに記録されている金額的価値やＩ
Ｄ番号を表示する表示装置である。

前払いカード（ＤＢカード）および後払いカド（ＩＤカ
ード）の磁気記録部には３６キヤラクタ分のデータが記
録されており、それぞれのカードのデータ記録フォーマ
ットを第２Ａ図及び第２Ｂ図に示す。両カードとも、第
１キヤラクタはスタートギャラクタ、第２キヤラクタは
Ｄ　Ｂカードｈ’　Ｉ　Ｄカードかを区別するための識
別キャラクタであり、この識別キャラクタで、ｔはＤＢ
カードを表し、またＴはＩＤカードを表す。第３キヤラ
クタから第２３キヤラクタまでは、メーカーコート、オ
ペレーターコード、ロケ−シコンコード。

有効期限または発行日を表す月日コード、使用回数デー
タなどである。そしてＤＢカードの場合、第２４キヤラ
クタから第２８キヤラクタまでは前回の販売動作時にこ
のカードが有していた金額的価値（前回金額データ）で
あり、第２９キヤラクタから第３３キヤラクタまでは現
時点でこのカードが有している金額的価値（今回金額デ
ータ）である。またＩＤカードの場合、第２４キヤラク
タから第２８キヤラクタまではＩＤ情報であり、このＩ
Ｄ情報としては個人の識別コードや職場であれば部署コ
ードであったりする。そして両カードともだい３６キヤ
ラクタはエンドキャラクタである。

メーカーコードは、本例においては“Ｓ　Ｅ　Ｃ”の３
つのキャラクタであるが、ＤＢカードにおいてはこのメ
ーカーコードが“ＳｅＣ″に変化すると、カードが処理
中であることを示している。

ＩＤカードのＩＤ情報は本例では１から１１０まであり
、１００から１１０まではテストカードとしての登録が
可能で、登録されたＩＤ番号のカードが使用されると自
動販売機には販売情報としては残るが売上金額には集計
されない。ＩＤカードに事故が発生したときには、カー
ドの所有者の届は出により自動販売機には３０通りのＩ
Ｄ番号の無効登録を行うことができる。そして無効登録
されたＩＤ番号のカードが投入されると、自動販売機は
販売動作を行わず、あらかじめ設定されている内容にし
たがって返却成るいは取り込みを行う。更にＩＤカード
の場合には有効期限の登録が可能であり、自動販売機は
あらかじめ登録された年月以前のカードが投入されると
、販売動作を行わず設定に応じて返却成るいは取り込み
を行う。

第３図のフローチャートにて動作を説明する。

Ｓ１ステツプはＩＤカードの使用条件を入力するもので
、無効ＩＤ番号、テストカードのＩＤ番号、有効期限が
入力されると、ＣＰＵ　１はこれらデータを記憶する。

Ｓ２ステツプでは、ＣＰＵＩは操作装置５が操作されて
売上情報のプリントアウトが指示されたかを判別し、こ
の指示がないと次の８３ステツプに進む。

このＳ３ステツプでカードが投入されたことをカード処
理装置３からの信号にて判別すると、ＣＰＵＩの処理は
Ｓ４ステツプに進む。このステップではカード処理装置
３が読み取ったカード情報を記憶装置２に記憶する。

つぎのＳ５ステツプでＣＰＵＩは、投入カードの第３キ
ヤ゛ラクタがら第１２キヤラクタまでが適正なメーカー
コード、オペレーターコード、ロケーションコードを表
しているかを判別することでカードの適正を判定する。

特にＤＢカードの場合には、メーカーコードとしての“
ＳＥＣ”が“ＳｅＣ”となっていると、カードが適正で
あっても不正使用されたことのあるカードであるとして
非有効カードと判定する。ＣＰＵＩは投入カードが非適
正であると判別すると、Ｓ２２ステツプに進み、カード
処理装置３に制御信号を与えて投入カードの返却を制御
する。

投入カードが適正であると、ＣＰＵＩの処理はＳ７ステ
ップに進み、このステップで投入カードがＩＤカードか
ＤＢカードがを判別し、それに応じてＳ８ステツプまた
はＳｌｌステップに進む。

投入カードがＤＢカードで８８ステツプの処理となると
、ＣＰＵＩは記憶装置２に記憶している汐−ド情報のう
ちメーカーコード“ＳＥＣ”を“ＳｅＣ”に変換する。

そしてＳ９ステツプではこのカード情報をカード処理装
置３へ出力してカードに書き込むが、これによりカード
には処理中データが記録されたことになる。このときカ
ードに記録される情報は、キャラクタのＥのみがｅに変
化しているだけで、オペレータコードや金額データ等の
他の情報には変化はない。このようにしてカード金額の
読み取られたカードが不正な手段にてカード処理装置３
から引き戻された場合、このカードには処理中であるこ
とを示す“ＳｅＣ″のキャラクタがセットされたままで
あるために、新たにカード処理装置３へ投入されてもＣ
ＰＵＩはＳ５ステツプでカードが非有効であることを判
別して返却することになる。

つぎの８１０ステツプでは、ＣＰＵ　１はカードの金額
データを表示装置７に出力して、このカードに記録され
ている今回金額データを表示する。

そしてＣＰＵＩは、つぎの５１４ステツプではこの金銭
的価値に基づき販売装置４による販売動作を制御して、
Ｓ１５ステツプに進む。このＳ１５ステツプでは投入カ
ードの種別を判別して、ＤＢカードであればＳ１６ステ
ツプに進む。この５１６ステツプ°でＣＰＵ　１は、販
売した商品の種類及びその価格を示す販売情報を記憶装
置２に出力する。

そしてＣＰＵＩはＳ１７ステツプでは、商品の販売によ
りカードに記録する情報を変更すべく、記憶装置３に記
憶しているカード情報のうち、今回金額データ、前回金
額データ、使用回数データを書き替える。したがってこ
のステップにおいてＣＰＵ　１は、カード情報のうち前
回金額データはカードが今まで今回データに記録してい
た金銭的価値に書き替え、今回金額データは、この金銭
的価値から販売した商品の価格を減算した後の残額に書
き替え、そして使用回数データはｌを加算したデータに
書き替える。つづいてＳ１８ステツプでは、記憶装置２
に記憶しているカード情報のうち“ＳｅＣ″を”ＳＥＣ
″に変換する。これによりカードが処理中であることを
示すデータがクリアされる。そして５２１ステツプでは
、記憶装置２のカード情報を読み出してきてカードに記
録し、つぎの５２２ステツプでカード処理装置３に制御
信号を与えてこのカードを返却し動作を終了する。

したがって販売動作の終了によりカード情報の記録が更
新されたカードには、正規のメーカーコードである“Ｓ
ＥＣ″が記録されて返却されるために、このカードは次
も自動販売機に投入して使用できる。

Ｓ７ステップで投入カードがＩＤカードであると判別し
たときの動作を説明する。

この場合、ＣＰＵＩの処理はＳｌｌステ７ブに進み、Ｉ
Ｄ番号とあらかじめ登録されている無効登録ＩＤ番号と
の照合を行って投入ＩＤカードが有効なカードであるか
を判別する。つぎの８１２ステツプでは投入ＩＤカード
があらかじめ登録された有効期限に合致しているかを判
別する。従ってＣＰＵ　１は、投入ＩＤカードが適正で
あることをＳ５　ステップで判別しても、Ｓｌｌステッ
プまたはＳ１２ステツプで非有効カードと判定すると５
２２ステツプに進み、カード処理装置３に制御信号を与
えて投入カードの返却を制御して動ｆヤを終了する。

しかして゛投入カードが有効カードであることを判別す
ると、ＣＰＵ　１の処理はＳ１３ステツプに進み、この
カードに記録されているＩＤ番号を表示装置７に表示す
る。そしてＣＰＵＩは、５１４ステツプでこの投入カー
ドによる販売を行うと、つぎの８１５ステツプでＩＤカ
ードかの判別を行った後Ｓ１９ステツプに進む。このＳ
１９ステツプでＣＰＵ　１は、このＩＤカードに記録さ
れているＩＤ番号と販売した商品の種類及びその価格を
示す販売情報を記憶装置２に書き込む。

そしてＳ２０ステツプでＣＰＵＩは、記憶装置３に記憶
しているカード情報のうち使用回数データはｌを加算し
たデータに書き替える。そしてＳ２１ステツプでは、記
憶装置２のカード情報を読み出してきてカードに記録し
、つぎのＳ２２ステツプでカード処理装置３に制御信号
を与えてこのカードを返却して動作を終了する。

ＣＰＵＩはＳ２ステツプにおいて、操作装置５が操作さ
れて売上情報のプリントアウトが指示されたことを検出
すると、つぎの８６ステツプに進む。このステップにお
いてＣＰＵＩは、ＤＢカードとＩＤカードによる各販売
の販売情報を記憶装置２から読み出してきて集計し、こ
の集計データをプリンタ６に出力してプリントアウトす
る。第４図はプリントアウトの例を示すもので、ＤＢカ
ードによる販売の集計データは商品単価毎に売上個数と
売上金額を集計し、ＩＤカードによる販売の集計データ
はＩＤ番号毎に各商品単価について売上個数と売上金額
を集計している。このようにＩＤカードによる売上は、
ＩＤ番号毎に集計するために、プリントアウトした用紙
にて売上を請求できる。

またＣＰＵＩは、ＩＤカードによる販売でもそれがあら
かじめ登録されたテストカードであると集計データに加
算しないために、このカードは自動販売機の販売テスト
や職場における接待用に使用できる。

（ト）発明の効果 本発明の自動販売機によると、前払い及び後払いのいず
れのカードにても販売動作を行うことができるため゛に
販売効率が向上する。そしてスタンドアローン形式にて
後払いカードによる販売が可能となるために、簡単な構
成で両方のカード販売形式を備えた自動販売機が提供さ
れるばかりか、既存の前払いカード専用の自動販売機に
後払いカー　ドの販売機能を容易に追加することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカード式自動販売機の制御回路図
、第２Ａ図はＩＤカードの記録フォーマットを模式的に
示す図、第２Ｂ図はＤＢカードの記録フォーマットを模
式的に示す図、第３図は動作を説明するためのフローチ
ャート、第４図は売上情報のプリントアウトの例を示す
図である。 １・・・ＣＰＵ　（第１処理手段、第２処理手段）、２
・・・記憶装置、３・・・カード処理装置、４・・・販
売装置、 ５・・・操作装置、 ６・・・プリンタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、前払い及び後払いの両方のカードにて販売が可能な
   自動販売機において、 投入されたカードの記録データから、カードの有効性と
   、投入カードが前払いカードであるかまたは後払いカー
   ドであるかのカードの種類判別とを行うカード判別手段
   と、前払いカードが投入されると、このカードに記録さ
   れているカード金額に基づき販売を制御して販売後の残
   額をカードに記録するとともに、販売情報を記憶装置に
   書き込む第１処理手段と、後払いカードが投入されると
   クレジットによる販売を制御するとともに、販売情報と
   このカードに記録されているＩＤ情報とを前記記憶装置
   に書き込む第２処理手段と、売上情報のプリントを指示
   するための操作装置と、該操作装置の操作にて前払いカ
   ードによる前記販売情報の総計と、クレジット販売にお
   けるＩＤ情報別の前記販売情報の総計とをプリントアウ
   トするプリンタとから成るカード式自動販売機。