JP2939591B2 - カード処理装置 - Google Patents

カード処理装置

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JP2939591B2 JP1285433A JP28543389A JP2939591B2 JP 2939591 B2 JP2939591 B2 JP 2939591B2 JP 1285433 A JP1285433 A JP 1285433A JP 28543389 A JP28543389 A JP 28543389A JP 2939591 B2 JP2939591 B2 JP 2939591B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カードに記憶されている情報を読み取る一
方、必要に応じてカードに新たな情報を書き込む等の各
種処理を行うカード処理装置に関し、特に、使用者たる
会員に対して発行されるカード(以下、使用カードと称
する)の処理に適したカード処理装置に関する。
従来の技術 近年、各種カード特に、プリペイドカードの普及は目
覚ましいが、テレフォンカードや交通機関で利用されて
いるカードのように所有者を特定せずに使用可能なもの
のほか、最近では、ホテル、スパーマーケット、レスト
ラン、ガソリンスタンドのような各種施設で、利用者の
特定人を会員とし、これら会員に対して発行され、発行
元である特定の施設のみで使用可能なプリペイドカード
が提供されている。
この種のプリペイドカードでは、自己の施設で発行し
た使用カードのみが使用可能であることが望まれるが、
従来のカード処理装置にあっては、使用された使用カー
ドがカード処理装置に適合する適正な使用カードであれ
ば正常な処理が行われてしまい、使用カードの発行元が
どの施設であるのか特定することはできなかった。
発明が解決しようとする課題 このため従来においては、同一のカード処理装置を使
用している他の施設で発行された同種の使用カードが使
用された場合に、その不正使用を発見できず、施設側が
不測の損害を被ってしまうという不都合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、各
種カード処置装置毎に対応付けられた識別コードによっ
て使用カードの発行元を確認でき、また有効性を判別で
きるとともに、この識別コードを秘匿性を有した状態で
装置に対して容易に再書き込みできるカード処理装置を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、記録された識別
コードにより使用カードの有効性を判別し、使用カード
に記憶されている取引情報を読み取る一方、必要に応じ
て使用カードに新たな取引情報を書き込む等の各種処理
を行うカード処理装置であって、前記使用カードに記録
された識別コードとの照合を行うために処置装置に所定
の識別コードが記憶される記憶部と、あらかじめ前記識
別コードが磁気的または電子的に書き込まれた前記使用
カードとは別の識別コード設定記録媒体、例えば磁気カ
ード、光カード、ICメモリ等から前記識別コードを読み
取る識別コード読み取り手段と、前記識別コード設定記
録媒体から読み取った前記識別コードを前記記憶部に書
き込む識別コード書き込み手段とを備えたものであり、
より具体的には、前記記憶部へ識別コードを書き込むた
めに、特定の機械的なキー及び/または特定の電子的な
パスワードを用いることによって、識別コード設定記録
媒体から読み取った識別コードの記憶部に対する書き込
みが可能となる識別コード書き込み手段を備えたもので
ある。
作用 カード処理装置の記憶部に記憶された所定の識別コー
ドと対応する識別コードを、使用カード発行時に各使用
カードに対して書き込む一方、使用カードが使用された
時にはこの書き込まれた識別コードを読み取ることによ
って、使用された使用カードの有効性を確認し、不正使
用か否かの判断が容易になしえる。
また、記憶部に記憶されていた識別コードが何らかの
理由、例えば、異常信号や異常電圧によりメモリーが異
常状態となって消去されてしまった場合には、例えば、
特定の機械的なキー及び/または特定の電子的なパスワ
ードを用いることによって、前記識別コードがあらかじ
め書き込まれた磁気カード、光カード、ICメモリ等の識
別コード設定記録媒体から読み取った前記識別コードを
前記記憶部に再度書き込むことができる。
実 施 例 以下、本発明をプリペイドカードに適用した場合の好
適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図はカード処理装置の制御系統の概略図、第2図
は装置の外観を示す斜視図、第3図〜第6図はそれぞれ
登録モード、通常モード、集計モード、設定モードにお
ける動作を示すフローチャートである。
まず、第1図及び第2図に基づきカード処理装置の構
成の概略を説明する。
第1図に示すように、カード処置装置1は、入力手段
としてキーボード2を有している。また、使用にあたっ
て、カード使用時の通常の処理を行う通常モード、使用
カード14に関する各種の集計を行う集計モード、新規使
用カード14の発行登録や盗難届けを受けて行うブラック
リスト登録等の各種登録を行う登録モード、カード処理
装置1に固有の識別コード等があらかじめ書き込まれた
後述する識別コード設定記録体たる設定カード15から前
記識別コードを読み取って、同じく後述する記憶部たる
メモリー6に書き込む処理を行う設定モードの4つのモ
ード切り替えを行うためのキースイッチ3を有してい
る。
このキースイッチ3は、電源投入時には通常モードに
あり、所定のキー(図示せず、以下便宜上マスターキー
という)をキー穴に挿入して、通常モード位置3aから集
計モード位置3bあるいは登録モード位置3cに回動変位さ
せることにより、3つのモード切り替えができるほか、
通常モード位置3aの集計モード位置3bと反対側には、マ
スターキーの機能も包含する特別のキー(図示せず、以
下便宜上Zキーという)によってのみ切り替えが可能な
設定モード位置3dが設けられている。なお、前記マスタ
ーキー及びZキーのほか、集計モードへの切り替えのみ
については、一般キー(図示せず)によっても可能なよ
うに、構成されている。
前記設定モード位置3dは、カード処理装置1を使用す
る施設に納入する前に、あらかじめ各装置に固有の識別
コードを後述するメモリー6に入力するほか、登録モー
ドで使用する際に必要なパスワードの入力及び使用カー
ド14の有効期限、暗証番号、ブラックリストとの照合チ
ェック機能の有無、時計機能やカレンダー機能等を入力
するためのものである。上述したように、設定モードに
設定するためには、他の3つのモード切り替えを行うマ
スターキーでは不可能であって、Zキーが必要である
が、このZキーはカード処理装置1の販売元及び販売先
において1個ずつ保管される。
第1図に示すように、キーボード2あるいはキースイ
ッチ3による入力信号はROMを内蔵するCPU4に出力され
るとともに、ディスプレイ5に表示されるよう構成され
ている。また、前記CPU4は入力信号に応じた制御信号
を、あらかじめ装置固有の識別コードが記憶され、使用
カード14の新規登録発行時には会員コードが記憶され、
取引にあたっては使用カード14の残高が記憶される記憶
部たるメモリー6、使用カード14の新規発行登録の際に
その使用カード14に前記識別コードをはじめとする情報
を書き込む手段であるとともに、使用カード14に書き込
まれた前記識別コードをはじめとする情報を読み取る手
段でもあるカード読取書込装置7、ディスプレイ8、プ
リンタ9に対してそれぞれ出力する一方、この制御信号
の出力に応じた前記メモリー6と前記カード読取書込装
置7からの信号に基づいて各種制御を行うよう構成され
ている。
各カード処理装置1に固有な識別コードの入力は、原
始的には、販売元においてZキーを用いて設定モードに
切り替えたうえ、使用カード14と同種の磁気記録媒体で
構成される設定カード15によってカード処理装置1に書
き込まれるものであって、前記識別コードは例えば4桁
の数字で示されるものであり、この入力された識別コー
ドはCPU4の制御によって、メモリー6に記憶される。こ
のメモリー6に記憶された識別コードが何らかの理由で
消去されてしまった場合には、後述するように、販売先
においてZキーを用いて設定モードに切り替えたうえ、
設定カード15を用いて再書き込みが可能である。
第2図に示すように、装置筐体10の一面にカード挿入
口11が開口され、また、上面には前記プリンタ9の用紙
排出口12が開口されている。この装置筐体10には、その
内部に上述したCPU4、メモリー6、カード読取書込装置
7,プリンタ9が収納されるととともに、ディスプレイ8
の表示面が前記カード挿入口11の上部に配置されてい
る。また、上述したキーボード2、キースイッチ3は入
力筐体13に設けられ、この入力筐体13には、ディスプレ
イ5の表示面も設けられている。なお、使用カード14は
従来のこの種プリペイドカードと同様に、磁気ストライ
プ等による記憶部を有し、この記憶部に識別コードや暗
証番号等の情報が書き込まれるものである。また、設定
カード15は、同じく磁気ストライプ等による記憶部を有
し、この記憶部に識別コードがあらかじめ書き込まれて
いるものである。
続いて、上述のように構成したカード処理装置1の動
作を説明する。なお、この処理動作はCPU4の制御に基づ
いてなされるものである。
まず、使用カード14の新規発行を含む登録モードでの
動作を第3図に基づいて説明する。
電源を投入し、マスターキーによって登録モードに切
り替えたうえ、あらかじめ設定されているパスワードを
キーボード2から入力する(ステップ101)と、CPU4に
よって照合され(ステップ102)、適正と判断されると
(ステップ103)、キーボード2により登録種別の選択
入力が可能となる(ステップ104)。なお、前記ステッ
プ103でパスワードが適合しないと判断されると、ステ
ップ104には進まず、ステップ101に戻る。
前記ステップ104でなされた入力が新規な使用カード1
4の発行だと判断される(ステップ105)と、使用カード
14がカード挿入口11から受入られ(ステップ106、第2
図参照)、キーボード2から会員コード、暗証番号、有
効期限等の情報が入力されると、これら各情報が前記使
用カード14の記憶部にカード読取書込装置7(第1図参
照)によって書き込まれるとともに、メモリー6にも記
憶され、また、前記メモリー6に記憶されていた装置の
識別コードも前記使用カード14の記憶部にカード読取書
込装置7によって書き込まれる(ステップ107)。そし
て、新規使用カード14の登録が終了したと判断されると
(ステップ108)、使用カード14の新規登録発行は終了
する。
一方、ステップ105で新規カードの発行ではないと判
断された場合はステップ109に進み、追加カード(追加
カードとは、既に所有している使用カード14の残高が支
払い金額に満たない場合に、新たに追加発行するカード
をいう)の発行か否かを判断する。ここで追加カードの
発行と判断された場合には残高不定の旧使用カード14が
カード挿入口11から受入られ(ステップ110、第2図参
照)、前記旧使用カード14から読み取られた残高及び会
員コード、暗証番号等の情報がメモリー6に記憶される
一方、前記旧使用カード14は残高0が書き込まれて、カ
ード挿入口11から排出される(ステップ110)。なお、
前記読み取り動作及び書き込み動作は、CPU4の制御によ
りカード読取書込装置7によってなされる。続いて、追
加カードである新規な使用カード14がカード挿入口11か
ら受入られ(ステップ112、第2図参照)、前記旧使用
カード14から読み取られた残高、暗証番号をはじめとす
る各情報及び装置の識別コードがメモリー6から呼び出
されて、前記新規な使用カード14にそれぞれ書き込ま
れ、この際残高については所定の初期設定金額に加られ
て書き込まれたうえ、カード挿入口11から排出され(ス
テップ113)、追加カードの発行が終了する。
また、上述のステップ109で追加カードの発行ではな
いと判断された場合には、ステップ114に進み、使用カ
ード14の返却か否かを判断し、返却と判断されると、使
用カード14がカード挿入口11から受入れられる(ステッ
プ115)。そして、前記使用カード14の残高をカード読
取書込装置7によって読み取ったうえメモリー6に記憶
させ、新たに残高0と書き込んで前記カード挿入口11か
ら排出する(ステップ116)。そして、前記メモリー6
に記憶された残高を呼び出し、その金額をプリンタ9で
受領証にプリントアウトし(ステップ117)、前記領収
証が用紙排出口12から排出されて、カード返却登録は終
了する。
さらに、上述のステップ114でカード返却ではないと
判断された場合は、ステップ118に進み、使用カード14
が盗難されたことを会員コードで登録するブラックリス
ト登録、あるいはそのブラックリスト登録の抹消がキー
ボード2からの入力によりなされる。
次に第4図に基づき、通常モードにおける動作を説明
する。
電源が投入されると通常モードとなり、使用カード14
がカード挿入口11から挿入される(ステップ201)と、
識別コードに基づくカード適正の読み取り及び残高の読
み取りを行う(ステップ202)。そして、読み取り結果
に基づき適正と判断される(ステップ203)と、ディス
プレイ8に使用カード14の残高が表示され(ステップ20
4)、続いてキーボード2から使用金額が入力される
(ステップ205)。そしてこの入力金額を残高から減算
し(ステップ206)、新たな残高をディスプレイ8に表
示する(ステップ207)一方、この残高が0より小さい
か否かを判断し(ステップ208)、大きい場合は0か否
かをさらに判断する(ステップ209)。ここで、0では
ないと判断されると、他の使用金額があるか否かを判断
し(ステップ210)、ある場合には前記ステップ205に戻
って、ステップ209に至る上述と同様の動作を繰り返
す。一方、ステップ210で他の使用金額がないと判断さ
れた場合及びステップ209で残高が0と判断された場合
には、ともに使用カード14及びメモリー6に残高を書き
込んだうえ、カード挿入口11から排出し(ステップ21
1)、終了する。
一方、上述したステップ203で使用カード14が適正カ
ードではないと判断された場合には、ディスプレイ8に
エラー表示がなされ(ステップ212)、前記使用カード1
4がカード挿入口11から排出されて(ステップ211)、終
了する。
また、上述したステップ208で残高が0より小さいと
判断された場合には、キーボード2によって残高不足処
理の選択がなされ入力される(ステップ214)。この選
択は追加カードの発行、現金精算あるいは掛売精算のい
ずれか一つであり、追加カード発行が選択された場合
(ステップ215)は、ディスプレイ8にその旨表示され
(ステップ216)、さらに他の使用金額があると判断さ
れた場合(ステップ217)には上述したステップ205に戻
って、以下上述したと同様の動作を行う。前記ステップ
217で他の使用金額がないと判断された場合には、キー
ボード2の合計キーを押すことによってステップ211に
進み、残高が使用カード14及びメモリー6に記憶された
後、使用カード14がカード挿入口11から排出されて終了
する。
残高不足処理において現金精算が選択された場合(ス
テップ218)には、ディスプレイ8にその旨表示され
(ステップ219)、使用カード14及びメモリー6に残高
0が書き込まれてカード挿入口11から排出されるととも
に、プリンタ9によって印字された現金領収分の領収証
が用紙排出口12から発行されて(ステップ220)、終了
する。
また、残高不足処理において現金精算ではなく、掛売
精算が選択された場合(ステップ218)には、ディスプ
レイ8にその旨表示され(ステップ221)、使用カード1
4に残高0が書き込まれてカード挿入口11から排出され
るとともに、メモリー6には不足金額が記憶され、ま
た、プリンタ9によって印字された不足分の請求書が用
紙排出口12から発行されて(ステップ222)、終了す
る。
次に、第5図に基づき集計モードについて説明する。
電源を投入し、マスターキーまたは一般キーによって
集計モードに切り替えたうえ、キーボード2によって集
計種別の選択が入力される(ステップ301)。この集計
種別の選択は、1日の集計、1ケ月の集計、任意の月の
集計あるいは会員データの集計のいずれかからなされ
る。ここで1日(当日)の集計が選択された場合(ステ
ップ302)には、メモリー6から呼び出されて集計され
た、その日のカード利用金額、カード利用枚数、カード
発行金額、カード発行枚数が順次出力され、ディスプレ
イ8に表示され(ステップ303)、表示順にプリンタ9
によって印字されたうえ用紙排出口12からプリントアウ
トされる(ステップ304)。そして、前述の全事項が表
示され、プリントアウトされる(ステップ305)と終了
する。
また、1ケ月(当月)の集計が選択された場合(ステ
ップ306)には、メモリー6から呼び出されて集計され
たその月の一日から前日までのカード利用金額、カード
利用枚数、カード発行金額、カード発行枚数が順次出力
されて、ディスプレイ8に順次表示され(ステップ30
7)、表示順にプリンタ9によって印字され用紙排出口1
2からプリントアウトされる(ステップ308)。そして、
前述の全事項が表示され、プリントアウトされると(ス
テップ309)終了する。
任意の月の集計が選択された場合(ステップ310)に
は、メモリー6から呼び出されて集計されたその年月が
キーボード2から入力される(ステップ311)と、その
月の一日から前日までのカード利用金額、カード利用枚
数、カード発行金額、カード発行枚数が順次出力され
て、ディスプレイ8に順次表示され(ステップ312)、
表示順にプリンタ9によって印字されて用紙排出口12か
らプリントアウトされる(ステップ313)。そして、前
述の全事項が表示され、プリントアウトされると(ステ
ップ314)終了する。
さらに、会員データの集計が選択された場合には、会
員コードがキーボード2から入力されると(ステップ31
5)、メモリー6から呼び出されて集計されたカード利
用した最後の年月日、カードの残高、現在までに発行さ
れたカード枚数が順次出力されて、ディスプレイ8に順
次表示され(ステップ316)、表示順にプリンタ9によ
って印字され用紙排出口12からプリントアウトされる
(ステップ317)。そして、前述の全事項が表示され、
プリントアウトされると(ステップ318)終了する。
次に、第6図に基づき設定モードについて説明する。
電源を投入し、Zキーによって設定モードに切り替え
たうえ、キーボード2によって、設定種別の選択が入力
される(ステップ401)。この設定種別の選択は、設定
カード15を用いた識別コード等の再設定、メモリー6の
記憶内容を消去するメモリークリアあるいは時計設定の
いずれかからなされる。ここで、識別コード等の再設定
が選択された場合(ステップ402)には、設定カード15
が挿入口11から受け入れられる(ステップ403)。そし
て、設定カード15に記録されている識別コード、パスワ
ードをはじめ、有効期限チェック、暗証番号チェック、
ブラックリストチェック等の照合チェック機能の有無等
がカード読取書込装置7により読み取られ(ステップ40
4)、メモリー6に書き込まれて蓄積されて(ステップ4
05)終了する。
また、メモリークリアが選択された場合(ステップ40
6)には、メモリー6の記憶内容が消去され(ステップ4
07)、その結果が前記メモリー6に蓄積されて(ステッ
プ405)終了する。そして、時計設定が選択された場合
(ステップ408)には、キーボード2から入力された
年、月、日、時、分のデータが図示していないクロック
部に設定されて(ステップ409)終了する。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでは
なく、例えば、設定カード15は1枚のみではなく複数枚
用意し、各カード毎に設定内容が相違するよう構成して
もよい。また、カード処理装置1が識別コードを記憶す
るための識別コード設定記録媒体は磁気記録されたカー
ドに限定されるものではなく、光カード、ICメモリ等の
電子的に記憶された媒体であってもよく、識別コード読
み取り手段についても、識別コード設定記録媒体に合わ
せて公知の読み取り装置を接続してもよいものである。
さらに、カード使用時のモードは3種類に限らず、ま
た、その選択手段もキーに限られない。さらにまた、カ
ード処理装置1に対して行う販売元あるいは販売先での
識別コード等を記憶部へ書き込むためのモード設定は、
Zキーでなされるほか、あらかじめ設定したパスワード
を利用してもよい。また、識別コードは各処理装置1毎
に固有なものとして設定するほか、同一施設内で使用さ
れる処理装置1について共通に設定することもできる。
さらに、本カード処理装置1は、プリペイドカード以外
のカードにも適用可能であることはもちろんである。
効果 以上説明したところで明らかなように、本発明によれ
ば、カード処理装置の記憶部に識別コードを記憶させる
動作を、識別コード設定記録媒体、例えば磁気的または
電子的に記録されたカード状の記録媒体によって行える
ので、販売元で原始的に設定した識別コードが何らの理
由で消去されてしまった場合でも、カード処理装置を使
用している販売先において容易に識別コードの再設定を
行うことができ、この識別コードと使用カードに書き込
んだ識別コードを照合して有効性の確認ができるから、
常に使用カードの不正使用を防ぐことができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の好適な実施例を示し、第1図はカード処理
装置の制御系統の概略図、第2図は装置外観を示す斜視
図、第3図は登録モードの動作を示すフローチャート、
第4図は通常モードの動作を示すフローチャート、第5
図は集計モードの動作を示すフローチャート、第6図は
設定モードの動作を示すフローチャートである。 1……カード処理装置、2……キーボード、3……キー
スイッチ、4……CPU、5,8……ディスプレイ、6……メ
モリー、7……カード読取書込装置、9……プリンタ、
14……使用カード、15……設定カード

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録された識別コードにより使用カードの
    有効性を判別し、使用カードに記憶されている取引情報
    を読み取る一方、必要に応じて使用カードに新たな取引
    情報を書き込む等の各種処理を行うカード処理装置であ
    って、前記使用カードに記録された識別コードとの照合
    を行うために処理装置に所定の識別コードが記憶される
    記憶部と、あらかじめ前記識別コードが磁気的または電
    子的に書き込まれた前記使用カードとは別の識別コード
    設定記録媒体から前記識別コードを読み取る識別コード
    読み取り手段と、前記識別コード設定記録媒体から読み
    取った前記識別コードを前記記憶部に書き込む識別コー
    ド書き込み手段とを備えたことを特徴とするカード処理
    装置。
  2. 【請求項2】特定の機械的なキー及び/または特定の電
    子的なパスワードを用いることによって、識別コード設
    定記録媒体から読み取った識別コードの記憶部に対する
    書き込みが可能となる識別コード書き込み手段を備えた
    請求項第1項記載のカード処理装置。
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