JP6493966B2 - 起動状態識別装置、制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1には、関連する技術として、制御部のリセットによる再起動がノイズによるものであるか否かを判定し、その判定結果を反映した信号を出力する技術が記載されている。
蓄電部403は、リセット判定部がリセット信号を出力した場合に、電気を充電する。なお、リセット信号は、制御部をリセット状態からリセット解除状態へ遷移させるためのLowレベルからHighレベルに遷移する信号である。リセット状態とは、制御部の記憶部をクリアしたり、プログラムを再読み込みするなどの初期化を行っている期間の制御部の状態であり、制御部としては通常動作を行わない状態のことである。また、リセット解除状態とは、制御部が初期化を完了した後の通常動作を行うことができる状態のことである。
まず、本発明の第一の実施形態による起動状態識別装置40を備える起動状態識別システム1について説明する。
本実施形態による起動状態識別システム1は、図2に示すように、電源10と、リセット判定部20と、CPU電源30と、起動状態識別装置40と、を備える。
リセット判定部20は、電源10がオフ状態からオン状態に遷移したと判定した場合に、CPU50のリセットに必要なパワーオンリセット期間が経過した後、電源10がオフ状態からオン状態に遷移したことを示すリセット信号を出力する。具体的には、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧と予め定めた起動判定しきい値電圧とを比較する。起動判定しきい値電圧は、電源10の出力電圧がこの値を超えた場合にオフ状態からオン状態になったと判定する電圧である。リセット判定部20は、比較結果に基づいて、電源10が起動したか否かを判定する。リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも高い場合、電源10が起動したと判定する。また、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも低いまたは同一である場合に電源10が起動していないと判定する。例えば、リセット判定部20は、リセットIC(Integrated Circuit)である。
CPU電源30は、後述する起動状態識別装置40が備えるCPU50(制御部)に電力を供給する。
記憶部410は、起動状態識別装置40が行う処理に必要な種々の情報を記憶する。
なお、蓄電部403の出力電圧は、電源10の初回の起動時刻t1以前は、ゼロボルトであり、電圧判定部404は、Lowレベルの電圧を出力しているものとする。
リセット判定部20は、比較結果に基づいて、電源10が起動したか否かを判定する(ステップS2)。起動判定しきい値電圧は、電源10の出力電圧がこの値を超えた場合にオフ状態からオン状態になったと判定する電圧である。リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも高い場合、電源10が起動したと判定する。また、リセット判定部20は、電源10から入力した電圧が起動判定しきい値電圧よりも低いまたは同一である場合に電源10が起動していないと判定する。
また、リセット判定部20は、電源10が起動したと判定した場合(ステップS2、YES)、図4(B)に示すように、リセット信号(LowレベルからHighレベルに遷移する信号)を充電源401、リセット処理部405、及び、起動状態判定部406に出力する(ステップS3)。なお、電源10がオフ状態からオン状態になる初回、すなわち、電源10の起動時には、リセット判定部20自身も起動するため、リセット処理部405は、図4(B)に示す時刻t1からパワーオンリセット期間が経過した後に、リセット信号をCPU50に出力する。CPU50は、リセット信号を入力すると、動作を開始する。
電圧判定部404は、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧がゼロボルトから上昇し始めた直後には、図4(E)に示すように、その電圧が電圧判定しきい値電圧よりも低いと判定し、Lowレベルの電圧を出力する。
したがって、電源10が起動し、CPU50が動作を開始する直後には、起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するLowレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも低いと判定し(ステップS4、「Low」)、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定する。起動状態判定部406は、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定した場合、CPU50のリセットが電源10の起動に伴うリセットであると判定する(ステップS5)。
このとき、電圧判定部404は、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも低いと判定し、Lowレベルの電圧を出力する。そして、電源10が起動するときに、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧がゼロから上昇する。
したがって、蓄電部403の電圧判定部404に出力する電圧が電圧判定しきい値電圧よりも高くなった後、電源10が再起動した場合、起動状態判定部406は、電圧判定部404の出力するLowレベルの電圧が異常判定しきい値電圧よりも低いと判定し、電圧判定部404が出力する出力電圧がLowレベルであると判定する。そして、起動状態判定部406は、CPU50のリセットが電源10の再起動に伴うリセットであると判定する。
こうすることで、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかを判定することができる。
こうすることで、ユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知することができる。
次に、本発明の第二の実施形態による起動状態識別装置40を備える起動状態識別システム1について説明する。
本実施形態による起動状態識別システム1は、図5に示すように、電源10と、リセット判定部20と、CPU電源30と、起動状態識別装置40と、を備える。
本実施形態による起動状態識別システム1の処理は、第一の実施形態による起動状態識別システム1と同様である。
こうすることで、電源10の起動に伴うCPU50のリセットであるか異常発生に伴うCPU50のリセットであるかを判定することができる。
こうすることで、ユーザに起動状態識別システム1における異常発生を報知することができる。
10・・・電源
20・・・リセット判定部
30・・・CPU電源
40・・・起動状態識別装置
50・・・CPU
401・・・充電源
402・・・電流制限素子
403・・・蓄電部
404・・・電圧判定部
406・・・起動状態判定部
407・・・報知制御部
408・・・報知部
409・・・放電素子
410・・・記憶部
Claims (8)
- 電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定部と、
前記リセット判定部が前記リセット信号を出力した場合に、電気を充電する蓄電部と、
前記蓄電部の充電した電気に基づいて出力される出力電圧が、予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定部と、
前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定部が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定部と、
を備え、
前記起動判定しきい値電圧は、前記リセット信号が、前記リセット判定部が前記電源を再起動するために出力した信号であるか否かを判定するためのしきい値電圧である、
起動状態識別装置。 - 前記起動状態判定部が異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定した場合に、当該異常発生を報知する報知部、
を備える請求項1に記載の起動状態識別装置。 - 前記蓄電部は、前記起動状態判定部が出力する電気を充電する、
請求項1または請求項2に記載の起動状態識別装置。 - 前記蓄電部は、前記リセット判定部が出力する電気を充電する、
請求項1または請求項2に記載の起動状態識別装置。 - 前記蓄電部に接続され、前記蓄電部が電気を充電する際に流す電流を制限する電流制限素子、
を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の起動状態識別装置。 - 前記蓄電部に接続され、前記電源から入力される電圧が所定の電圧低下になると前記蓄電部が充電している電気を放電する放電素子、
を備える請求項1から請求項5の何れか一項に記載の起動状態識別装置。 - 電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットし、
前記リセット信号を出力した場合に、電気を充電し、
予め定めた起動判定しきい値電圧は、前記リセット信号が、前記電源を再起動するために出力した信号であるか否かを判定するためのしきい値電圧であって、充電した電気に基づいて出力される出力電圧が、前記起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力し、
前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する、制御方法。 - コンピュータを、
電源から入力される電圧に基づいてリセット信号をオンオフすることにより制御部をリセットするリセット判定手段、
前記リセット判定手段が前記リセット信号を出力した場合に、蓄電部の充電した電気に基づいて出力される出力電圧が、予め定めた起動判定しきい値電圧を超えたか否かを判定し、判定結果を出力する電圧判定手段、
前記電圧判定手段が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えないと判定した場合に、前記電源の起動に伴う前記制御部のリセットであると判定し、前記電圧判定手段が前記出力電圧が前記起動判定しきい値電圧を超えたと判定した場合に、異常発生に伴う前記制御部のリセットであると判定する起動状態判定手段、
として機能させ、
前記起動判定しきい値電圧は、前記リセット信号が、前記電源を再起動するために出力した信号であるか否かを判定するためのしきい値電圧である、
プログラム。
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