JP6644055B2 - リテーナーリングをもつころ軸受組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、ころ軸受に関する。より詳細には、本発明は、総転動体ラジアルころ軸受との関連で使用するためのローラーリテーナーリングに関する。
図1に示すもののような総転動体ころ軸受10は、典型的に、まずストリップストックから環状金属スリーブを絞り形成して外側カップ12を作成することによって作られる。典型的に、スリーブの両端部を形成して、対応する複数のローラー18が軸方向及び径方向に変位するのを防止する一体のローラー保持部が設けられる。まず、軸方向に延在するリップ16をもつ、一体の径方向内方に延在するフランジ14を、環状スリーブの第1端部(通常、外側カップの「底部」と称する)に成形する。次に、一般にトラニオンと呼ばれる軸方向突起22を各端部に有するローラー18を、環状スリーブ内に設置する。ローラーのトラニオンは、(図1に示すような)複雑な円錐形状から単純な円錐形状まで形状に幅をもつことができる。各トラニオンローラー18の第1端部が、スリーブにより形成された外輪と、対応する軸方向に延在するリップ16との間に配置されて、各トラニオンローラー18の第1端部が、カップ付き端部内の径方向における定位置に保持される。
最後に、一体の、径方向内方に延在する湾曲フランジ15が、環状スリーブの反対側の端部に形成されて、トラニオンローラー18の第2端部上の軸方向突起22が、外輪と、フランジ15の内側周縁部上にある、対応する軸方向に延在するリップ17との間に配置される。このようにして、各トラニオンローラー18の両端部が径方向及び軸方向に保持される。
外側カップのフランジ14及び15並びにそれらに対応するリップ16及び17は、複数のトラニオンローラー18の端部のための軸方向スラスト面を形成する。ローラーの総転動体では、トラニオンローラーの端部がフランジと接触する面は、それらを摩耗から保護するために硬くする必要がある。典型的に、外側カップ12を製造するための環状スリーブは、低炭素鋼から作られ、硬化させるために熱処理され、それにより、外輪が設けられる。しかしながら、一旦環状スリーブが加熱により浸炭されると、フランジ15は亀裂が入ることなく湾曲させることが容易にできない。
対応するフランジ14及び15の端部にそれぞれ形成されたリップ16及び17を作る一手法は、熱処理する前にころ軸受の部品を外側カップ12内に組み付ける必要がある。部品を完全に組み付けた状態で、外側カップ12を硬化させる前に第2フランジ15及びリップ17を形成することができ、それにより亀裂を防止できる。その後、ころ軸受10全体を熱処理する。このプロセスのために、ローラー18に使用される材料は、熱処理を適用可能でなければならない。外側カップ12及びローラー18に異なる材料が使用される場合、組み立てられた軸受の熱処理の前に、ローラー18に熱処理を施すのが一般的であり、これはコストが増加する。同様に、熱処理中、外側カップ12内のローラー18の存在が、ローラーと接触しているカップの部分をブロックして、「柔軟な」スポットが作り出されカップの寿命が短くなってしまう場合がある。同様に、熱処理中、外側カップ12内のローラーの存在は、沈着する炭素を増大させて、軸受の清掃が必要となる場合がある。
代替案として、ローラー18の挿入前に、リップ16及び17を有するフランジ14及び15を形成することが知られている。その後、外側カップ12を熱処理した後、ローラー18を挿入する。熱処理した外側カップ12へのローラー18の組み付けは、複雑で幾分コストのかかるプロセスである。更に他のプロセスにおいて、上側フランジ15となる外側カップ12の部分の硬化を防止するために銅製マスクを使用することが知られている。外側カップ12への伝熱後、上側フランジ15を形成できるように、銅製マスクを化学溶液で除去する。このプロセスは、コストがかかり、環境的な悪影響も生じうる。
一解決手段は、図2に示すように、各ローラー40のためのローラーポケット38を画成するケージ36を含むころ軸受組立体30を製造することである。ケージによって、軸受の外側カップ32におけるフランジ34の内側周縁部上に軸方向に延在するリップを設ける必要がなくなる。しかしながら、ケージ36が、隣接するローラー40間に配置された軸方向に延在する部材38を含むため、総転動体軸受組立体10と比べてローラーの数を減らす必要があり、これは、軸受組立体30が耐えられる荷重が軸受組立体10のものよりも小さくなることを意味する。
本発明は、先行技術の構造及び方法の問題を認識しそれらに取り組むものである。
本開示の一実施例は、第1端部、第2端部、それらの間に延在し外輪を画成する本体、本体の第1端部から径方向内方に延在する第1フランジ、及び、本体の第2端部から径方向内方に延在する第2フランジを有する外側カップと、複数のローラーであって、それぞれが、その第1端部からローラーの長手方向中心軸線に沿って外方に延在する第1突起を含むローラーと、基礎壁部、内側側壁部及び外側側壁部を有し、内側側壁部が基礎壁部の内側周縁部から外方に延在しており、外側側壁部が基礎壁部の外側周縁部から外方に延在している、第1リテーナーリングとを備えるころ軸受組立体を提供する。第1リテーナーリングの基礎壁部は、第1フランジの内側面に隣接して配置され、各ローラーの第1突起は、第1リテーナーリングの内側側壁部と外側側壁部との間に回転可能に配置される。
本開示の他の実施例は、第1端部、第2端部、それらの間に延在し外輪を画成する本体、本体の第1端部から径方向内方に延在する第1フランジ、及び、本体の第2端部から径方向内方に延在する第2フランジを有する外側カップと、複数のローラーであって、それぞれが、第1端面を有する第1端部、第2端面を有する第2端部、及び、それらの間に延在する本体を有するローラーと、外側面及び内側面を含む基礎壁部を有し、各ローラーの第1端面の第1部分を回転可能に受容するように構成された第1リテーナーリングとであって、第1リテーナーリングの基礎壁部の外側面が第1フランジの内側面に隣接して配置され、第1リテーナーリングの基礎壁部の内側面が凹状面であるものを含む、ころ軸受組立体を提供する。
本開示の更に他の実施例は、第1端部、第2端部、それらの間に延在し外輪を画成する本体、本体の第1端部から径方向内方に延在する第1フランジ、及び、本体の第2端部から径方向内方に延在する第2フランジを有する外側カップと、複数のローラーであって、それぞれが、その第1端部からローラーの長手方向中心軸線に沿って外方に延在する第1突起を含むローラーと、基礎壁部及び内側側壁部を有し、内側側壁部が基礎壁部の内側周縁部から軸方向に延在している、第1リテーナーリングとを備え、第1リテーナーリングの基礎壁部が第1フランジの内側面に隣接して配置され、各ローラーの第1突起が、第1リテーナーリングの内側側壁部と外側カップの外輪との間に回転可能に配置された、ころ軸受組立体を提供する。
本開示の他の実施例は、第1端部、第2端部、それらの間に延在し外輪を画成する本体、及び、本体の第1端部から径方向内方に延在する第1フランジを有する外側カップを設けることと、外側カップに熱処理を行うことと、外側カップの第2端部の一部分に焼戻しプロセスを行うことと、基礎壁部及び内側側壁部を有し、内側側壁部が基礎壁部の内側周縁部から軸方向に延在している第1リテーナーリングを設けることと、第1リテーナーリングを、第1フランジに隣接して外側カップ内部に位置付けることと、複数のローラーであって、それぞれが、その第1端部からローラーの長手方向中心軸線に沿って外方に延在している第1突起を含むローラーを設けることと、各ローラーの第1突起が外側カップの外輪と第1リテーナーリングの内側側壁部との間に配置されるように、複数のローラーを外側カップ内部に位置付けることと、外側カップの第2端部の焼戻しされた部分を内方に屈曲することによって、第2フランジを外側カップの第2端部に形成することとを含む、ころ軸受組立体を製造する方法を提供する。
本願に組み込まれその一部を構成する添付の図面は、本発明の1つ以上の実施例を例示し、本明細書と共に本発明の原理を説明するためのものである。
当該技術分野において通常の技能を有する者を対象とする、最良の形態を含む本発明の完全且つ実施可能な開示を、添付の図面を参照して本明細書において説明する。
先行技術の総転動体ころ軸受の断面図である。 ケージを含む先行技術のころ軸受の代替の実施例の断面図である。 本開示に係るローラーリテーナーリングを含むころ軸受組立体の分解斜視図である。 図3に示すころ軸受組立体の断面図である。 図3に示すころ軸受組立体のローラーリテーナーリングの底面斜視図である。 図3に示すころ軸受組立体のローラーリテーナーリングの底面図である。 ローラーリテーナーリングの詳細を示すために拡大した、図4に示すころ軸受組立体の部分断面図である。 本開示に係るローラーリテーナーリングの代替の実施例の部分断面図である。 本開示に係るローラーリテーナーリングの代替の実施例の部分断面図である。 一端にシールを含む本開示に係るころ軸受組立体の断面図である。
本明細書及び図面における参照符号の使用の繰り返しは、本開示に係る発明における、同一の又は類似した特徴又は要素を表すことを意図している。
以下、現時点における本発明の好適な実施例について詳細に参照する。好適な実施例のうち1つ以上の例を、添付の図面に示す。各例は、本発明を限定するためではなく、本発明を説明するために提示するものである。実際、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、変更及び変形を本発明において行うことができることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、一実施例の一部として図示又は説明されている特徴を、他の実施例に使用して、更に他の実施例を作り出してもよい。従って本発明は、そのような変更及び変形を、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲に該当するものとして包含することを意図している。
以下、図面を参照し、図3及び4に示すように、本開示に係るころ軸受組立体100の実施例は、外側カップ110と、その内部に回転可能に受容された複数のトラニオンローラー130と、ローラー130の両端に配置され、ローラー130を外側カップ110内に保持するように構成された一対のリテーナーリング140a,140bとを含む。図示のように、外側カップ110は、その第1端部に配置された第1の、径方向内方に延在するフランジ112と、その第2端部に配置された第2の、径方向内方に延在するフランジ114と、それらの間に延在する本体116とを含み、本体116の内面が、軸受組立体の外輪118を画成している。
好ましくは、外側カップ110は、低炭素鋼の環状金属スリーブから形成された絞りカップである。軸受組立体100の部品を外側カップ110内に組み付ける前に、第1端部フランジ112を外側カップ110の一端に形成する。第1端部フランジ112の形成後、外側カップ110を熱処理して、外輪118の所望の特性を得る。以下により詳細に説明するように、軸受組立体の残りの部品、すなわち、ローラー130、リテーナーリング140、軸受シール160(図10)等を外側カップ110内に組み付けた後で初めて、第2端部フランジ114を形成する。しかしながら、第2端部フランジ114を後で形成するための準備において、第1端部フランジ112に対向する外側カップ110の一部分に、焼戻しプロセスを施す。焼戻しプロセスによって、外側カップのその部分が焼き鈍しされる。以下により詳細に説明するように、残りの軸受部品を組み付けた後、その部分を内方に屈曲することによって、第2端部フランジ114を形成する。
更に図5及び6を参照し、各リテーナーリング140a,140bは、基礎壁部142と、基礎壁部142の外側周縁部から延在する外側側壁部144と、基礎壁部142の内側周縁部から延在する内側側壁部146とを含むことにより、リテーナーリング140a,140bは、略U字状断面をもつ。軸受組立体を更に組み立てるために、基礎壁部142の外側面が第1端部フランジ112の内側面に隣接するように、第1リテーナーリング140aを、外側カップ110内に位置付ける。好ましくは、リテーナーリング140a,140bの外径は、リテーナーリング140a,140bがカップに対して回転可能となるように、外側カップ110の内径よりも僅かに小さい。これにより、リテーナーリング140a,140bが外側カップ110内に、押し込まれるのではなく「落ち込む」ようになるため、組み付けが容易になる。次に、各ローラー130の第1端部に配置された軸方向に延在する突起134を、第1リテーナーリング140aの外側側壁部144と内側側壁部146との間に回転可能に受容させる。各ローラー130の軸方向突起134を第1リテーナーリング140a内部に位置付けた後、第2リテーナーリング140bを、その外側側壁部144と内側側壁部146との間に各ローラー130の第2の軸方向に延在する突起134が受容されるように位置付ける。そのように位置付けられて、各ローラーの円筒状の本体132の外側面が、外側カップ110の外輪118と回転接触する。
各ローラーの軸方向に延在する突起134と第1及び第2リテーナーリング140a及び140bの側壁部144及び146との相互作用によって、各ローラー130の径方向内方への移動が防止される。第2リテーナーリング140bを位置付けたら、第2端部フランジ114を径方向内方に屈曲させることによって、ローラー130を外側カップ110内部に軸方向に保持する。第2フランジ114は、好ましくは、スピンカーリング、パンチカーリング、オービットフォーミング及びラディアルフォーミングの1つにより形成される。前述したように、第2端部フランジ14となる、外側カップ110の部分には、軸受部品の組み付け前に焼戻しプロセスが施されて、金属の形成を容易にする。好ましくは、第2端部フランジ114は、部品が組み付けられた後の第2端部フランジ114の形成を容易にするよう、第1端部フランジ112よりも薄くなっている。そのようにして、径方向に延在するレッジ120が、外輪118から第2端部フランジ114の基部まで外方に延在している。リテーナーリング140a,140bが、外側カップ110内に、押し込まれるのではなく落ち込むため、リテーナーリング140a,140bは、レッジ120における第2端部フランジ114の異なる内径に基づく異なる大きさとは対照的に、互いに同一であってもよい。また、第1及び第2リテーナーリング140a及び140bは、好ましくは、リテーナーリングが各トラニオンローラー130の軸方向に延在する突起が着座するための堅い表面を設けるように、炭素鋼等の熱処理可能な材料で形成される。しかしながら、第1及び第2リテーナーリング140a,140bは、様々な用途において、プラスチック又は補強ポリマーで形成してもよい。
次に図8を参照して、本開示に係るころ軸受組立体101の代替の実施例を示す。軸受組立体101は、前述の実施例と、リテーナーリング145が外側側壁部を含まない点で主に異なる。それとは異なり、各リテーナーリング145は、基礎壁部142と、基礎壁部142の内側周縁部から延在する内側側壁部146とを含むことにより、リテーナーリング145は、略L字状断面をもつ。軸受組立体を組み立てるために、基礎壁部142の外側面が第1端部フランジ112の内側面と隣接するように、第1リテーナーリング145を、外側カップ110内に位置付ける。第1実施例の場合と同様、リテーナーリング144の外径は、リテーナーリング145が外側カップ110に対して回転可能となるように、外側カップ110の内径よりも僅かに小さい。次に、各ローラー130の第1端部に配置された軸方向に延在する突起134を、第1リテーナーリング145の内側側壁部146の径方向外側に回転可能に受容させる。次に、第2リテーナーリング145を、その内側側壁部146の径方向外側に各ローラー130の第2の軸方向に延在する突起134が受容されるように位置付ける。そのように位置付けられて、各ローラーの円筒状の本体132の外側面が、外側カップ110の外輪118と回転接触する。同様に、各ローラーの軸方向に延在する突起134と第1及び第2リテーナーリング145の内側側壁部146との相互作用によって、各ローラー130の径方向内方への移動が防止される。第2リテーナーリング145を位置付けたら、第2端部フランジ114を前述のように径方向内方に屈曲させる。
次に図9を参照し、本開示に係るころ軸受組立体102の代替の実施例を示す。軸受組立体102は、前述の実施例と、リテーナーリング141が内側側壁部及び外側側壁部を含まない点で主に異なる。それとは異なり、リテーナーリング141は、内側面及び外側面を有する基礎壁部143含み、ここで、内側面及び外側面の断面が、リテーナーリングの外側周縁部147から内側周縁部149まで延在する連続する曲線を形成している。図示のように、基礎壁部143の外側面は凸状面であり、基礎壁部143の内側面は対応して成形された凹状面である。従って、軸受組立体102の各ローラー130aは、そのローラーの各端部上に軸方向に延在する突起13aを含み、ここで、各軸方向突起134の断面は凸状である。好ましくは、各軸方向突起の断面の曲率半径は、対応するリテーナーリング141の内側面の曲率半径と略同じである。なお、更に他の実施例において、第1及び第2リテーナーリング140a及び140bは同様に、凸状外側面及び凹状内側面をもつ基礎壁部と、ローラー上の対応して成形された軸方向に延在する突起とを含むことができる。
次に図10を参照し、軸受シール160が軸受の一端部に配置された軸受組立体100の実施例を示す。図1に示すように、対応する端部フランジ14及び15上に軸方向に延在するリップ16及び17を典型的に含む先行技術の総転動体軸受組立体10とは対照的に、リテーナーリング140a及び140bを使用することによって、先行技術のリップの必要性がなくなり、従って、軸受のいずれか又は両方の端部における軸受シールの使用が容易になる。
これまで本発明の1つ以上の好適な実施例を説明したが、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、本発明において様々な変更及び変形を行うことができることは、当業者にとって理解できよう。例えば、リテーナーリングの断面形状は、意図する目的に適切であると判明した任意の形状とすることができる。本発明は、そのような変更及び変形を、添付の請求項及びそれらの均等物の範囲及び精神に該当するものとして包含することを意図している。

Claims (7)

  1. 第1端部、第2端部、それらの間に延在し外輪を画成する本体、前記本体の前記第1端部から径方向内方に延在する第1フランジ、及び、前記本体の前記第2端部から径方向内方に延在する第2フランジを有する外側カップと、
    複数のローラーであって、それぞれが、その第1端部から前記ローラーの長手方向中心軸線に沿って外方に延在する第1突起を含むローラーと、
    基礎壁部、内側側壁部及び外側側壁部を有する第1リテーナーリングであって、前記第1リテーナーリングがU字状断面を有するように、前記内側側壁部が前記基礎壁部の内側周縁部から外方に延在しており、前記外側側壁部が、前記基礎壁部の外側周縁部から外方に延在している、第1リテーナーリングとを備え、
    前記第1リテーナーリングの前記基礎壁部が、前記第1フランジの内側面に隣接して配置され、
    各ローラーの前記第1突起が、前記第1リテーナーリングの前記内側側壁部と前記外側側壁部との間に回転可能に配置され、前記内側側壁部の先端縁部と前記外側側壁部の先端縁部とが連続的に第1径方向距離だけ離間し、前記第1リテーナーリングの前記基礎壁部の前記内側周縁部と前記外側周縁部とが第2径方向距離だけ離間し、前記第1径方向距離が前記第2径方向距離よりも大きい、ころ軸受組立体。
  2. 前記第1リテーナーリングが前記外側カップに対して回転可能である、請求項1に記載のころ軸受組立体。
  3. 前記第1リテーナーリングの前記基礎壁部が平坦状である、請求項1に記載のころ軸受組立体。
  4. 前記第1リテーナーリングの前記内側側壁部及び前記外側側壁部が同心状である、請求項1に記載のころ軸受組立体。
  5. 前記第1リテーナーリングの前記基礎壁部が、凸状外側面と凹状内側面とを有する、請求項1に記載のころ軸受組立体。
  6. 前記外輪から前記第1フランジの基端部まで外方に延在する第1の径方向に延在するレッジを更に備える、請求項1に記載のころ軸受組立体。
  7. 各ローラーの第2端部から各ローラーの前記長手方向中心軸線に沿って外方に延在する第2突起と、
    基礎壁部、内側側壁部及び外側側壁部を有する第2リテーナーリングであって、前記第2リテーナーリングがU字状断面を有するように、前記内側側壁部が前記基礎壁部の内側周縁部から外方に延在しており、前記外側側壁部が前記基礎壁部の外側周縁部から外方に延在している、第2リテーナーリングとを更に備え、
    前記第2リテーナーリングの前記基礎壁部が前記第2フランジの内側面に隣接して配置され、
    各ローラーの前記第2突起が、前記第2リテーナーリングの前記内側側壁部と前記外側側壁部との間に回転可能に配置された、請求項1に記載のころ軸受組立体。
JP2017505080A 2014-07-30 2014-07-30 リテーナーリングをもつころ軸受組立体 Expired - Fee Related JP6644055B2 (ja)

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