JP6599607B2 - 抗酸化剤、皮膚化粧料及び毛髪化粧料 - Google Patents
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Description
また、上述の本発明に係る抗酸化剤を配合してなる皮膚化粧料又は毛髪化粧料である。
なお、本明細書において化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品までも含む広義で用いる。
本発明に係る発酵物を得るために用いる米としては、玄米、精米、発芽玄米、加工米等のいずれもが使用可能であり、特に制限はない。米の種類としては、粳米等のいずれも使用が可能である。又、加工米としては、抗アレルギー米、低蛋白米(例えば低グリテリン米)、強化米(例えばα−アミノ酪酸米)等があり、それらのいずれかを選択し、使用することも可能である。その他、黒米、紫米、赤米、緑米等の有色素米等を用いることもできる。
精白米10Kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(ラクトバチルス プランタラム[L. plantarum]、108個/mL)を水に分散させた液40Kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後、発酵米を水洗して乳酸を除き、これを気流粉砕機で粉砕した後、流動層乾燥機で水分13%以下に調整し、乳酸菌発酵米粉末を得た。
精白米10Kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(ラクトバチルス プランタラム[L. plantarum]、108個/mL)を水に分散させた液40Kgと共に発酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌発酵を行った。発酵終了後、殺菌、水洗を行ったのち乾燥をした。得られた発酵米に対して50%相当量の水を加え、90℃で蒸したのち、乾燥を行い、得られた乾燥物を粉砕して糊化した乳酸菌発酵米粉末8kgを得た。
上記製造例2において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ラクトバチルス カゼイ(L. casei)を用いるほかは製造例2と同様にして、乳酸菌発酵米粉末を得た。
上記製造例2において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)を用いるほかは製造例2と同様にして、乳酸菌発酵米粉末を得た。
上記製造例2において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ビフィドバクテリウム・ビフィダム(Bifidobacterium bifidum)、を用いるほかは製造例2と同様にして、乳酸菌発酵米粉末を得た。
上記製造例2において、ラクトバチルス プランタラム(L. plantarum)に代えて、ビフィドバクテリウム・ブレーベ(Bifidobacterium breve)を用いるほかは製造例2と同様にして、乳酸菌発酵米粉末を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 5.0
スクワラン 5.0
ホホバ油 5.0
ホホバワックス 3.0
ベヘニールアルコール 1.0
ステアリルアルコール 1.5
キャンデリラワックス 0.5
[B成分]
製造例1の発酵物(1) 2.0
水素添加レシチン 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
アルギン酸ナトリウム 0.2
海藻エキス 2.0
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
[D成分]
10%水酸化カリウム水溶液 pHが5.5〜6.0に調整のため適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却し、D成分にて液を中和し、均質なクリームを得た。
[A成分] 部
ホホバ油 1.5
スクワラン 2.0
ベヘニールアルコール 2.0
硬化パーム油 1.0
[B成分]
製造例1の発酵物(1) 2.0
カルボキシビニルポリマー 0.15
キサンタンガム 0.1
海藻エキス 2.0
グリセリン 2.0
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
[D成分]
10%水酸化カリウム水溶液 pHが5.5〜6.0に調整のため適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却し、D成分にて液を中和し、均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 0.5
スクワラン 0.5
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 1.0
エタノール 8.0
グリセリン 5.0
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.2
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(6500rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
ホホバ油 0.5
スクワラン 0.2
[B成分]
製造例2の発酵物(1) 1.0
グリセリン 4.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸の加水分解物 0.1
水溶性コラーゲン 1.0
ローカストビーンガム 0.2
エタノール 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.2
フェノキシエタノール 0.5
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(6500rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
処方例1のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例2の発酵物(2)2.0部を用いるほかは処方例1と同様にして均質なクリームを得た。
処方例2のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例2の発酵物(2)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例3の発酵物(3)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例4の発酵物(4)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例5の発酵物(5)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
処方例2のB成分中、製造例1の発酵物(1)2.0部に代えて、製造例6の発酵物(6)2.0部を用いるほかは処方例2と同様にして均質な乳液を得た。
[A成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.0
オクチルドデカノール 2.0
[B成分]
製造例2の発酵物(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
加水分解コラーゲン末 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(8000rpm)で3分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
スクワラン 15.0
ワセリン 15.0
ミツロウ 2.0
メチルパラベン 適 量
[B成分]
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
キサンタンガム 0.1
製造例2の発酵物(2) 0.5
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温溶解後、両成分を合してヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを攪拌しながら冷却し、50℃でC成分を加えてさらに30℃まで冷却した。
[A成分] 部
酸化染料 3.5
オレイン酸 20.0
ステアリン酸ジエタノールアミド 3.0
ポリオキシエチレン(50)オレイルエーテル 1.0
[B成分]
製造例1の発酵物(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
イソプロパノール 10.0
アンモニア水(28%) 10.0
亜硫酸ナトリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の発酵物(1) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
プロパンジオール 0.5
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 0.7
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の発酵物(1) 1.0
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
オタネニンジン抽出物 1.0
紅参抽出物 1.0
加水分解コラーゲン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸ナトリウム 0.3
ヒアルロン酸の加水分解物 0.3
水溶性コラーゲン 1.0
オタネニンジン発酵物 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
処方例17のB成分中、製造例1の発酵物(1)1.0部に代えて製造例2の発酵物(2)1.0部を用いるほかは処方例17と同様にしてクリームを得た。
処方例18のB成分中、製造例1の発酵物(1)1.0部に代えて製造例2の発酵物(2)1.0部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
処方例18のB成分中、製造例1の発酵物(1)1.0部に代えて製造例3の発酵物(3)1.0部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
処方例18のB成分中、製造例1の発酵物(1)1.0部に代えて製造例4の発酵物(4)0.5部を用いるほかは処方例18と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ローカストビーンガム 0.2
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 2.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
アスコルビン酸 2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 1.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
アスコルビン酸 2−グルコシド 2.0
アルブチン 3.0
水酸化カリウム 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
処方例25のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてコウジ酸を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム3.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン3.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてトラネキサム酸2.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
処方例25のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてニコチン酸アミド3.0部を用いるほかは処方例25と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例2の発酵物(2) 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
処方例33.育毛料
[成分] 部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
モノニトログアヤコールナトリウム 0.02
塩酸ピリドキシン 0.03
l−メントール 0.8
タマサキツヅラフジ根エキス 0.5
褐藻エキス 0.5
オタネニンジン抽出物 0.5
ゲンチアナエキス 2.0
製造例2の発酵物(2) 3.5
トリメチルグリシン 0.5
乳酸 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
フェノキシエタノール 0.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4
L−アルギニン 適量
エタノール 20
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を十分攪拌混合して育毛料を得た。
[試料調製]
まず、製造例2の発酵物の終濃度が1.0%及び2.0%となるように精製水に溶解した。この溶解液を遠心分離(15000rpm、10分)し、上清を試料溶液とした。
[評価試験]
0.5Mリノール酸エタノール1.0mL、0.2Mリン酸緩衝液(pH7.0)10mLおよびエタノール9.0mLを混合し、充分撹拌した。この混合液に上述のように調製した製造例2の発酵物溶液5.0mLを加えて充分撹拌した。また、比較のため、コントロールとして精製水2.0%添加したものも調製し、また、陽性対照として、40μMのα-トコフェロール溶液を調製した。以上のように試料溶液の調製直後のものと、40℃の恒温槽中てさらに1日間、4日間、6日間放置したものに対して、それぞれ0.1mLを秤量し、それらに、75%エタノール4.7mL、30%チオシアン酸アンモニウム溶液0.1mL、及び0.02M塩化第一鉄の3.5%塩酸溶液0.1mLを加えて充分に混合撹拌したのち、3分後の波長500nmにおける吸光度を測定した。そして、本試験系での各過酸化脂質生成量は、1日間、4日間、6日間の各測定値から調製直後の測定値を差し引いた波長500nmにおける吸光度の増加量を、コントロールを100としたときの相対比で算出した。
[表1]
Claims (3)
- 米を乳酸菌で発酵して得られる乳酸菌発酵米を有効成分として含む抗酸化剤であって、前記乳酸菌発酵米に含まれる澱粉質が糊化されていることを特徴とする抗酸化剤。
- 請求項1に記載の抗酸化剤を配合した抗酸化用皮膚化粧料。
- 請求項1に記載の抗酸化剤を配合した育毛料。
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