JP6512632B2 - 異方性接続構造体及び異方性接続構造体の製造方法 - Google Patents

異方性接続構造体及び異方性接続構造体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、異方性接続構造体に関する。
近年、液晶表示装置(Liquid Crystal Display)および有機電界発光表示装置(Organic ElectroLuminescence Display)などの半導体装置において、可撓性および柔軟性を有する基板および電子部品を用いて、装置をフレキシブル化することが検討されている。
例えば、下記の特許文献1〜3には、フレキシブル基板と、フレキシブルドライバIC(Integrated Circuit)とを異方性導電膜材料にて接続することで、装置全体の可撓性および柔軟性を向上させた表示装置が開示されている。
また、下記の特許文献4には、所定の複数の樹脂を含有することで硬化後のヤング率を比較的変形しやすい値に調整した異方性導電接着剤が開示されている。特許文献4に開示された異方性導電接着剤は、接着している基板の反りまたは屈曲に対しても、柔軟に弾性変形することができるため、該異方性導電接着剤を用いて製造された液晶表示装置では、基板のうねり等を抑制することができる。
特開2008−281635号公報 特開2008−281638号公報 特開2008−165219号公報 特開2003−337346号公報
しかし、上記の特許文献1〜4に開示された技術を用いた異方性接続構造体では、屈曲によって基板と電子部品(ドライバICなど)との電気的な接続(以下、異方性導電接続ともいう)が不安定になりやすかった。そのため、上記の特許文献1〜4に開示された異方性接続構造体では、屈曲によって異方性導電接続の導通抵抗が上昇してしまうという課題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、異方性導電接続の導通抵抗が屈曲によって上昇することを抑制することが可能な、新規かつ改良された異方性接続構造体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、屈曲可能なフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板上の電極と対向するバンプを有する電子部品と、前記電極と前記バンプとの間に挟持された異方性導電接着剤と、を備え、前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下である、異方性接続構造体が提供される。
前記バンプは、複数の凸部を備え、前記複数の凸部の各々にて、前記電極と電気的な接続を形成してもよい。
前記バンプの厚み方向の断面形状は、櫛形であってもよい。
前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/500以下であってもよい。
前記バンプは、前記電子部品に複数備えられ、それぞれ前記フレキシブル基板上の電極と対向してもよい。
前記フレキシブル基板および前記電子部品は、屈曲形状を保持していてもよい。
以上説明したように本発明によれば、電子部品のバンプの屈曲方向の長さを、フレキシブル基板の屈曲直径に基づく長さ以下とすることにより、屈曲時にバンプと電極との間に作用する応力を緩和することができる。これにより、異方性接続構造体において、屈曲によるフレキシブル基板と電子部品との間の導通抵抗の上昇を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る異方性接続構造体を上面から見た平面図である。 図1の異方性接続構造体をX方向に屈曲した際の側面図である。 図1の異方性接続構造体をX方向に屈曲した際の側面図である。 同実施形態に係る異方性接続構造体における異方性導電接続部分を厚み方向に切断した断面図である。 変形例に係る異方性接続構造体における異方性導電接続部分を厚み方向に切断した断面図である。 異方性接続構造体に対する屈曲試験を説明する説明図である。 異方性接続構造体に対する屈曲試験を説明する説明図である。 異方性接続構造体に対する屈曲試験を説明する説明図である。 X方向長さ/屈曲直径に対する抵抗値上昇率をプロットしたグラフ図である。 X方向長さ/屈曲直径に対する初期抵抗および屈曲後抵抗をプロットしたグラフ図である。 バンプ面積に対する初期抵抗および屈曲後抵抗をプロットしたグラフ図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.異方性接続構造体の構成>
[1.1.異方性接続構造体の概略]
まず、図1〜図2Bを参照して、本発明の一実施形態に係る異方性接続構造体の概略について説明する。図1は、本実施形態に係る異方性接続構造体1を上面から見た平面図である。また、図2Aおよび図2Bは、図1の異方性接続構造体1をX方向に屈曲した際の側面図である。
なお、以下において、X方向に屈曲するとは、例えば、図1において、フレキシブル基板100の短手方向を折り曲げ軸として、フレキシブル基板100の短辺同士を接触させるように屈曲させることを表す。
図1に示すように、本実施形態に係る異方性接続構造体1は、フレキシブル基板100と、フレキシブル基板100上に異方性導電接続された電子部品200とを備える。なお、本実施形態に係る異方性接続構造体1は、例えば、屈曲可能なフレキシブル表示装置に用いられる構造体である。
フレキシブル基板100は、可撓性および柔軟性が高い材料で形成された基板である。フレキシブル基板100上には、例えば、画像を表示するための画素が形成された表示部101が形成される。また、表示部101の周縁には、電子部品200から各画素への制御信号の入出力を行うための電極および配線等が形成される。
電子部品200は、例えば、表示部101に形成された画素等を制御するドライバICである。電子部品200は、研磨等により薄膜化されることで、または、可撓性および柔軟性が高い材料で形成されることで、フレキシブル基板100と同程度の可撓性および柔軟性を有していてもよい。また、電子部品200には、フレキシブル基板100との制御信号の入出力のために、外部入出力端子となる少なくとも1つ以上のバンプ210が設けられる。なお、電子部品200のY方向の長さ(図1におけるWの長さ)は、例えば、0.5mm〜3mm程度であり、X方向の長さ(図1におけるLの長さ)は、例えば、10mm〜50mm程度である。
また、フレキシブル基板100と、電子部品200とは、硬化性樹脂に微細な導電性粒子等を含有させた異方性導電接着剤にて接着されることで異方性導電接続されている。具体的には、フレキシブル基板100と、電子部品200とは、異方性導電接着剤中の硬化性樹脂によって接着され、かつ、フレキシブル基板100上の電極と、該電極等に対して対向する電子部品200のバンプ210とは、異方性導電接着剤中の導電性粒子によって電気的に接続されている。
ここで、本実施形態に係る異方性接続構造体1では、フレキシブル基板100および電子部品200が可撓性および柔軟性を有しているため、例えば、図2Aおよび図2Bに示すように、接続構造体全体を屈曲させることができる。具体的には、異方性接続構造体1は、図2Aに示すように、電子部品200が接着された面を外側にして屈曲することができる。また、異方性接続構造体1は、図2Bに示すように、電子部品200が接着された面を内側にして屈曲することができる。
ただし、図2Aまたは図2Bに示すように異方性接続構造体1を屈曲させた場合、フレキシブル基板100と電子部品200との接着界面には応力が作用するため、フレキシブル基板100と電子部品200との密着性が低下することがあった。
例えば、図2Aに示す屈曲を行った場合、電子部品200は、フレキシブル基板100よりも外側に位置するため、フレキシブル基板100に追随して屈曲することで、引張応力を受ける。また、図2Bに示す屈曲を行った場合、電子部品200は、フレキシブル基板100よりも内側に位置するため、フレキシブル基板100に追随して屈曲することで、圧縮応力を受ける。
このような応力は、フレキシブル基板100と電子部品200との接触界面において、密着性を低下させるように作用する。これにより、フレキシブル基板100と電子部品200との密着性が低下した場合、フレキシブル基板100上の電極と、電子部品200のバンプ210との間に挟持された異方性導電接着剤に含有される導電性粒子の接続が弱くなるため、導通抵抗が上昇してしまうことが懸念される。
本発明者らは、上記の問題点等を詳細に検討した結果、電子部品200のバンプ210の屈曲方向の長さを、フレキシブル基板100の屈曲直径に基づく長さ以下とすることにより、屈曲による導通抵抗の増加を抑制できることを見出した。
具体的には、端部が平行になるようにフレキシブル基板100を「U字」型に屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲方向の端部間距離(図2Aにおける距離D、すなわち屈曲直径)に対して、バンプ210の屈曲方向の長さは1/400以下である。なお、バンプ210の屈曲方向の長さとは、バンプ210において、実際にフレキシブル基板100上の電極と電気的接続を形成している面の屈曲方向の長さを表す。
このようにバンプ210の屈曲方向の長さを小さく形成することにより、異方性接続構造体1を屈曲した場合にフレキシブル基板100と電子部品200との接着界面に作用する応力を緩和することができる。これにより、本実施形態に係る異方性接続構造体1は、フレキシブル基板100と電子部品200との密着性を維持することができるため、屈曲によってフレキシブル基板100および電子部品200における導通抵抗が上昇することを抑制することができる。
[1.2.異方性接続構造体の詳細構成]
次に、図3を参照して、本実施形態に係る異方性接続構造体1の詳細な構成を説明する。図3は、本実施形態に係る異方性接続構造体1における異方性導電接続部分を厚み方向に切断した断面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る異方性接続構造体1は、電極110が形成されたフレキシブル基板100と、電極110と対向するバンプ210が形成された電子部品200と、電極110およびバンプ210の間に挟持され、導電性粒子310を含有する異方性導電接着剤300とを備える。なお、図3では、異方性接続構造体1に備えられる電極110およびバンプ210は、1つずつであるが、本実施形態は、図3の例示に限定されない。電極110およびバンプ210は、必要に応じて、異方性接続構造体1に複数備えられていてもよく、複数備えられた電極110およびバンプ210の配置は、任意に設定することができる。
フレキシブル基板100は、例えば、可撓性および柔軟性が高い材料で形成された基板である。また、フレキシブル基板100上には、配線(図示せず)および電極110が形成される。フレキシブル基板100は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリイミド、およびアクリル樹脂などの樹脂で形成されてもよく、薄膜化された金属またはガラスなどで形成されてもよい。ただし、表示部101に表示される画像等の視認性を確保するためには、フレキシブル基板100は、可視光の透過率が高い透明樹脂で形成されることが好ましい。
フレキシブル基板100の厚みは、異方性接続構造体1の強度を維持しやすくするために、2μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましく、50μm以上がさらに好ましい。また、フレキシブル基板100の厚みは、異方性接続構造体1の可撓性が低下しすぎないようにするために、2000μm以下が好ましく、1000m以下がより好ましい。
電極110は、フレキシブル基板100上に形成され、電子部品200等からの制御信号等に対する入出力端子として機能する。電極110は、例えば、アルミニウム、銀、ニッケル、銅、および金などの金属、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化インジウム、導電性酸化スズ、アンチモンスズ酸化物(ATO)、および導電性酸化亜鉛などの導電性金属酸化物、ポリアニリン、ポリピロール、およびポリチオフェンなどの導電性高分子などにて形成することができる。ただし、電極110は、表示部101に表示される画像等の視認性を確保するためには、透明導電性物質(ITO、IZOなど)で形成されることが好ましい。なお、電極110の高さは、公知の電極110の高さを適宜用いることが可能である。
電子部品200は、例えば、画素等の駆動を制御するドライバICなどである。電子部品200は、公知の材料および構成にて形成することができるが、フレキシブル基板100と同様の可撓性および柔軟性を有することが好ましい。電子部品200の厚みは、例えば、100μm以下であることが好ましく、50μm以下であることがより好ましい。
バンプ210は、電子部品200からの制御信号を対向する電極110へ入出力する端子として機能する。バンプ210は、例えば、電極110と同様に、アルミニウム、銀、ニッケル、銅および金などの金属、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化インジウム、導電性酸化スズ、アンチモンスズ酸化物(ATO)および導電性酸化亜鉛などの導電性金属酸化物、ポリアニリン、ポリピロールおよびポリチオフェンなどの導電性高分子などにて形成することができる。なお、バンプ210の高さは、公知のバンプ210の高さを適宜用いることが可能である。
本実施形態に係る異方性接続構造体1において、バンプ210の屈曲方向の長さ(図3における長さB)は、異方性接続構造体1を屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲直径の1/400以下である。このようにバンプ210の屈曲方向の長さを狭くすることにより、屈曲時にバンプ210と電極110との間に作用する応力を緩和することができる。これにより、異方性接続構造体1は、屈曲時に電極110とバンプ210との電気的接続を維持することができるため、導通抵抗の上昇を抑制することができる。
また、本実施形態に係る異方性接続構造体1では、バンプ120の屈曲方向の長さがより狭くなるため、バンプ210の形成に使用する導電性物質の消費量を削減し、異方性接続構造体1の材料コストを低下させることができる。特に、良好な導電性を実現するために金などの貴金属にてバンプ210を形成する場合、異方性接続構造体1の材料コストをさらに低下させることができる。
例えば、本実施形態に係る異方性接続構造体1において、フレキシブル基板100の屈曲直径が10000μmである場合、バンプ210の屈曲方向の長さは、25μm以下である。ここで、バンプ210の屈曲方向の長さは、より詳細には、バンプ210において電極110と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さを表し、図3にて示す長さBに相当する。
また、バンプ210の屈曲方向の長さは、好ましくは、異方性接続構造体1を屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲直径の1/500以下である。このような場合、異方性接続構造体1は、屈曲時にバンプ210と電極110との間に作用する応力をさらに緩和することができるため、電極110とバンプ210との電気的接続の安定性をより向上させ、導通抵抗の上昇をさらに抑制することができる。
一方、バンプ210の屈曲方向の長さは、好ましくは、異方性接続構造体1を屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲直径の1/10000以上であり、より好ましくは、1/5000以上である。バンプ210の屈曲方向の長さが過剰に狭い場合、バンプ210と電極110との電気的接続が形成しにくくなり、非屈曲時からフレキシブル基板100と電子部品200との導通抵抗が高くなってしまうため、好ましくない。
また、バンプ210において、電極110と電気的な接続を形成している面の面積は、1000μm以上であることが好ましい。このような場合、バンプ210と電極110との電気的接続の安定性がより向上するため、非屈曲時からフレキシブル基板100と電子部品200との導通抵抗を低くすることができる。なお、バンプ210における電極110と電気的な接続を形成している面の面積とは、より詳細には、電極110の射影をバンプ210に投影した際に、電極110の射影とバンプ210とが重なり合った面積を表す。
異方性導電接着剤300は、例えば、硬化性樹脂に微細な導電性粒子310を含有させたものである。異方性導電接着剤300は、硬化性樹脂によりフレキシブル基板100と、電子部品200とを接着し、導電性粒子310により電極110とバンプ210とを電気的に接続する。
硬化性樹脂は、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、および脂環式エポキシ樹脂などのエポキシ樹脂、ならびにメチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、エポキシアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート、テトラメチレングリコールテトラアクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジアクリロキシプロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシメトキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシエトキシ)フェニル]プロパン、ジシクロペンテニルアクリレート、トリシクロデカニルアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアネレート、およびウレタンアクリレートなどのアクリル樹脂を用いることができる。
上述した硬化性樹脂は、硬化剤と併用されることにより、接着時に硬化し、フレキシブル基板100と電子部品200とを接着することができる。硬化剤としては、例えば、エポキシ樹脂を硬化させるアニオンまたはカチオン重合型硬化剤、およびアクリレート樹脂を硬化させるラジカル重合型硬化剤を適宜、最適なものを選択して用いることができる。
導電性粒子310は、例えば、金属粒子、および金属被覆樹脂粒子である。具体的には、導電性粒子310は、ニッケル、コバルト、銅、銀、金、またはパラジウムなどの金属粒子であってもよい。また、導電性粒子310は、スチレン−ジビニルベンゼン共重合体、ベンゾグアナミン樹脂、架橋ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、またはスチレン−シリカ複合樹脂などのコア樹脂粒子の表面を、ニッケル、銅、金、またはパラジウムなどの金属で被覆した粒子であってもよい。さらに、導電性粒子310の表面には、金もしくはパラジウム薄膜、または圧着時には破壊される程度に薄い絶縁樹脂薄膜などが形成されてもよい。
導電性粒子140の平均粒子径(粒子の直径の個数平均値)は、例えば、1μm以上20μm以下であってもよく、好ましくは2μm以上10μm以下であってもよい。なお、導電性粒子140の平均粒子径は、例えば、レーザー回折・散乱法などによって測定することが可能である。
なお、異方性導電接着剤300は、ペースト状の異方性導電ペーストであってもよく、膜形成樹脂をさらに含有することでフィルム状に形成された異方性導電フィルムであってもよい。また、異方性導電接着剤300は、シランカップリング剤、フィラーなどをさらに含有してもよい。
以上にて説明したように、本実施形態に係る異方性接続構造体1は、バンプ210の屈曲方向の長さをフレキシブル基板100の屈曲直径に基づく長さ以下とすることにより、バンプ210と電極110との間に作用する応力を緩和することができる。これにより、屈曲時のフレキシブル基板100と電子部品200との密着性が改善し、バンプ210と電極110との間の電気的接続の安定性が改善するため、屈曲による導通抵抗の増加を抑制することが可能である。
[1.3.異方性接続構造体の製造方法]
続いて、本実施形態に係る異方性接続構造体1の製造方法について説明する。本実施形態に係る異方性接続構造体1は、公知の方法によって製造することが可能であり、例えば、以下の方法にてフレキシブル基板100と、電子部品200とを異方性導電接続することにより製造することができる。
まず、フレキシブル基板100の電極110が形成された面上に、異方性導電接着剤300を塗布する。塗布の方法および条件は、公知の方法および条件を用いることができる。
次に、電子部品200のバンプ210が電極110と対向するように、異方性導電接着剤300上に電子部品200を載置し、仮固定する。仮固定の方法および条件は、公知の方法および条件を用いることができるが、例えば、異方性導電接着剤300が本硬化しない程度に加熱および加圧することで、フレキシブル基板100、異方性導電接着剤300、および電子部品200を仮固定してもよい。
続いて、仮固定されたフレキシブル基板100、異方性導電接着剤300、および電子部品200を加熱押圧部材にて加熱および押圧して熱圧着する。これにより、フレキシブル基板100の電極110と電子部品200のバンプ210とを導電性粒子310にて異方性導電接続し、異方性接続構造体を製造することができる。ここで、熱圧着の方法および条件は、公知の熱圧着装置を用いることができる。
[1.4.異方性接続構造体の変形例]
次に、図4を参照して、本実施形態の変形例に係る異方性接続構造体1Aについて説明する。図4は、本変形例に係る異方性接続構造体1Aにおける異方性導電接続部分を厚み方向に切断した断面図である。
本変形例に係る異方性接続構造体1Aは、バンプ210Aが複数の凸部211、212、213を有する形状(例えば、櫛形形状)にて形成されている点が、図3で示した異方性接続構造体1と異なる。
図4に示すように、本変形例に係る異方性接続構造体1Aは、複数の凸部211、212、213を有するバンプ210Aを備える。なお、バンプ210Aの形状以外の構成については、図3で示した異方性接続構造体1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
バンプ210Aは、複数の凸部211、212、213を備え、各凸部211、212、213にて電極110と電気的に接続している。ここで、バンプ210Aに形成される凸部211、212、213の数は、特に限定されず、任意の数であってもよい。また、凸部211、212、213の平面形状も特に限定されず、例えば、ストライプ形状、千鳥格子形状、またはジグザグ形状などであってもよい。ただし、バンプ210Aに対する複数の凸部211、212、213の形成の容易性を考慮すると、凸部211、212、213の平面形状は、ストライプ形状であることが好ましく、バンプ210Aの厚み方向の断面形状は、櫛形形状であることが好ましい。
上述したように、バンプ210Aの屈曲方向の長さは、異方性接続構造体1Aを屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲直径の1/400以下であり、好ましくは、1/500以下である。また、バンプ210Aの屈曲方向の長さは、好ましくは、異方性接続構造体1Aを屈曲させた場合におけるフレキシブル基板100の屈曲直径の1/10000以上であり、より好ましくは、1/5000以上である。
ここで、本変形例において、バンプ210の屈曲方向の長さは、より詳細には、バンプ210Aにおいて電極110と電気的な接続を形成している面の各々の屈曲方向の長さを表し、図4にて示す長さB、B、Bに相当する。
本変形例に係る異方性接続構造体1Aでは、凸部211、212、213の長さを屈曲時に導通抵抗が増加しない長さとしつつ、かつバンプ210A全体において電極110と電気的な接続を形成している面の面積を増加させることができる。すなわち、バンプ210Aは、凸部211、212、213にて電極110と電気的に接続しているため、異方性接続構造体1Aは、電極110と電気的な接続を形成している面の面積を凸部211、212、213の上面の合計面積とすることができる。これにより、本変形例に係る異方性接続構造体1Aでは、屈曲時の導通抵抗の上昇を抑制しつつ、非屈曲時のフレキシブル基板100と電子部品200との導通抵抗をさらに低くすることができる。
なお、上述したように、バンプ210Aにおいて、電極110と電気的な接続を形成している面の合計面積(すなわち、凸部211、212、213の上面の合計面積)は、1000μm以上であることが好ましい。このような場合、バンプ210Aと電極110との電気的接続の安定性がより向上するため、異方性接続構造体1Aは、非屈曲時からフレキシブル基板100と電子部品200との導通抵抗をより低くすることができる。
また、本変形例に係る異方性接続構造体1Aは、凸部211、212、213の間に凹部が形成されるため、バンプ210Aの形成に使用する導電性物質の消費量を削減し、異方性接続構造体1Aの材料コストを低下させることができる。特に、良好な導電性を実現するために金などの貴金属にてバンプ210Aを形成する場合、異方性接続構造体1Aの材料コストをより低下させることができる。
なお、このようなパターン化されたバンプ210Aは、例えば、バンプ210Aを形成する際のめっき工程を凸部211、212、213の下部を形成する工程と、凸部211、212、213を形成する工程とに分けて行うことにより、形成することができる。
<2.実施例>
以下では、実施例および比較例を参照しながら、本実施形態に係る異方性接続構造体について、より詳細に説明する。なお、以下に示す実施例は、本実施形態に係る異方性接続構造体の実施可能性および効果を示すための一例であり、本発明が以下の実施例に限定されるものではない。
[2.1.異方性接続構造体の製造]
以下に示す方法にて、本実施形態に係る異方性接続構造体を製造した。なお、以下の実施例において、X方向およびY方向の定義は、図1と同様とする。
(実施例1)
まず、高さ20μmのTi/Al電極(電極のレイアウトは、後述のICチップのバンプレイアウトと同様である)を形成した膜厚0.3mmのポリイミド基板(フレキシブル基板)を用意した。また、X方向に屈曲直径10000μmにて屈曲させることを想定し、X方向長さ25mm×Y方向長さ2mm、かつ厚み0.3mmであるICチップ(電子部品)を用意した。ここで、ICチップには、X方向長さ25μm×Y方向長さ50μm、かつ高さ20μmである金めっきバンプを形成した。
次に、ポリイミド基板のTi/Al電極が形成された面に対して、異方性導電接着剤として、異方性導電フィルム(デクセリアルズ社製CP6920F3、平均厚み25μm、導電性粒子の平均粒子径3μm)を貼り付けた。
続いて、金めっきバンプがポリイミド基板のTi/Al電極と対向するように、ICチップを異方性導電フィルム上に載置し、仮固定した。さらに、仮固定したポリイミド基板、異方性導電フィルム、およびICチップを熱圧着装置(東レエンジニアリング社製FC1000)により、190℃−60MPa−5秒間の条件で熱圧着し、実施例1に係る異方性接続構造体を製造した。
(実施例2)
X方向長さ20μm×Y方向長さ50μmである金めっきバンプを形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて実施例2に係る異方性接続構造体を製造した。
(実施例3)
X方向長さ20μm×Y方向長さ50μmの凸部を3つ有し、凸部のX方向間に長さ5μmの溝(深さ10μm)を有する金めっきバンプ(全体では、X方向長さ70μm×Y方向長さ50μm)を形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて実施例3に係る異方性接続構造体を製造した。
(比較例1)
X方向長さ100μm×Y方向長さ50μmである金めっきバンプを形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて比較例1に係る異方性接続構造体を製造した。
(比較例2)
X方向長さ50μm×Y方向長さ50μmである金めっきバンプを形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて比較例2に係る異方性接続構造体を製造した。
(比較例3)
X方向長さ33.3μm×Y方向長さ50μmである金めっきバンプを形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて比較例3に係る異方性接続構造体を製造した。
(比較例4)
X方向長さ70μm×Y方向長さ50μmである金めっきバンプを形成したICチップを用いたことを除いては、実施例1と同様の方法にて比較例4に係る異方性接続構造体を製造した。
[2.2.異方性接続構造体の評価]
以下に示す方法にて、実施例1〜3および比較例1〜4に係る異方性接続構造体を評価した。
まず、デジタルマルチメータ(横川電気社製)を用いて、ポリイミド基板とICチップとの間の抵抗値を測定することで、各異方性接続構造体の初期抵抗を評価した。
次に、各異方性接続構造体に対して、IEC(International Electrotechnical Commission)規格(IEC 62715)に準拠した屈曲試験を行った。以下では、当該屈曲試験について図5A〜図5Cを参照して具体的に説明する。ここで、図5A〜図5Cは、異方性接続構造体に対する屈曲試験を説明する説明図である。
まず、図5Aに示すように、フレキシブル基板100の両端部を固定具401、402にて固定し、電子部品(ICチップ)200が接着された面が外側を向き、かつ電子部品200が屈曲されるようにX方向に異方性接続構造体1を屈曲させた。さらに、フレキシブル基板100の両端部が平行である状態を維持しながら、フレキシブル基板100の屈曲直径dが想定した長さになるまで異方性接続構造体1を屈曲させた。
続いて、図5Aに示す状態から、フレキシブル基板100の屈曲直径dを維持しながら、固定具401を右方向に、固定具402を左方向に水平に直線運動させ、図5Bに示すように、電子部品200が屈曲されない位置に屈曲位置を変化させた。
さらに、図5Bに示す状態から、フレキシブル基板100の屈曲直径dを維持しながら、固定具401を左方向に、固定具402を右方向に水平に直線運動させ、図5Aに示すように、電子部品200が屈曲される位置に屈曲位置を変化させた。続いて、固定具401を左方向に、固定具402を右方向に水平に直線運動させ、図5Cに示すように、電子部品200が屈曲されない位置に屈曲位置を変化させた。
図5Bに示す状態から図5Cに示す状態への遷移、および図5Cに示す状態から図5Bに示す状態への遷移をそれぞれ1回とカウントして、電子部品200を合計10回屈曲させた。屈曲試験後、初期抵抗と同様の方法で屈曲試験後の抵抗値を測定し、屈曲後抵抗を評価した。
以上にて評価した結果を表1および図6〜8に示す。なお、表1において、「抵抗値上昇率」は、「屈折後抵抗」を「初期抵抗」で除算した値を百分率で表記したものである。また、「X方向長さ」の欄では、X方向長さ20μmの凸部を3つ有する実施例3は「20×3個」と表記した。
なお、図6は、表1の結果を横軸に「X方向長さ/屈曲直径」を採り、縦軸に「抵抗値上昇率」を採ってプロットしたグラフ図である。図7は、表1の結果を横軸に「X方向長さ/屈曲直径」を採り、縦軸に「初期抵抗」および「屈曲後抵抗」を採ってプロットしたグラフ図である。図8は、表1の結果を横軸に「バンプ面積」を採り、縦軸に「初期抵抗」および「屈曲後抵抗」を採ってプロットしたグラフ図である。なお、パラメータ同士の関係をより明確にするために、図6および7のグラフ図から実施例3の結果は除外している。
Figure 0006512632
表1および図6の結果を参照すると、屈曲直径に対するX方向のバンプ長さの割合が1/400または1/500である実施例1〜3は、比較例1〜4に対して抵抗値上昇率が低く、屈曲による導通抵抗の上昇が抑制されていることがわかる。特に、屈曲直径に対するX方向のバンプ長さの割合が1/500である実施例2は、実施例1に対してさらに抵抗値上昇率が低くなっており、より好ましいことがわかる。
また、表1および図7を参照すると、屈曲直径に対するX方向のバンプ長さの割合が増加するほど、初期抵抗に対して屈曲後抵抗が増加しており、電子部品のバンプとフレキシブル基板の電極との電気的接続が不安定になっていることがわかる。
さらに、表1および図8を参照すると、凸部を3つ有するバンプを用いた実施例3は、実施例2に対してバンプ面積が拡大しているため、初期抵抗が低下していることがわかる。したがって、実施例3は、バンプ面積を拡大することで初期抵抗を低下させつつ、屈曲直径に対する凸部の屈曲方向に対する長さを小さくすることで、屈曲後抵抗も小さくできることがわかる。
特に、表1を参照して、実施例3と比較例4とを比較すると、実施例3においてバンプに凸部を設けることが、抵抗値上昇率の抑制に効果的であることがわかる。
以上の結果からわかるように、本実施形態に係る異方性接続構造体は、電子部品のバンプの屈曲方向の長さを、フレキシブル基板の屈曲直径に基づく長さ以下とすることにより、フレキシブル基板と電子部品との密着性を維持することができる。そのため、本実施形態に係る異方性接続構造体は、屈曲により、フレキシブル基板と電子部品との間で導通抵抗が上昇することを抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1A 異方性接続構造体
100 フレキシブル基板
110 電極
200 電子部品
210、210A バンプ
300 異方性導電接着剤
310 導電性粒子

Claims (11)

  1. 屈曲可能なフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上の電極と対向するバンプを有する電子部品と、
    前記電極と前記バンプとの間に挟持された異方性導電接着剤と、
    を備え、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下であり、前記電極と電気的な接続を形成している面の面積は、1000μm 以上である、異方性接続構造体。
  2. 屈曲可能なフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上の電極と対向するバンプを有し、厚みが100μm以下である電子部品と、
    前記電極と前記バンプとの間に挟持された異方性導電接着剤と、
    を備え、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下である、異方性接続構造体。
  3. 屈曲可能なフレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上の電極と対向するバンプし、厚みが100μm以下である電子部品と、
    前記電極と前記バンプとの間に挟持された異方性導電接着剤と、
    を備え、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下であり、前記電極と電気的な接続を形成している面の面積は、1000μm 以上である、異方性接続構造体。
  4. 前記バンプは、複数の凸部を備え、
    前記複数の凸部の各々にて、前記電極と電気的な接続を形成する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の異方性接続構造体。
  5. 前記バンプの厚み方向の断面形状は、櫛形である、請求項4に記載の異方性接続構造体。
  6. 前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成している面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/500以下である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の異方性接続構造体。
  7. 前記バンプは、前記電子部品に複数備えられ、それぞれ前記フレキシブル基板上の電極と対向する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の異方性接続構造体。
  8. 前記フレキシブル基板および前記電子部品は、屈曲形状を保持している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の異方性接続構造体。
  9. 屈曲可能なフレキシブル基板と、電子部品とを、前記フレキシブル基板上の電極と、前記電子部品のバンプとが対向し、前記電極と前記バンプとの間に異方性導電接着剤が挟持されるように配置するステップと、
    熱圧着によって、前記フレキシブル基板と、前記電子部品とを電気的に接続するステップと、
    を含み、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成する面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下であり、前記電極と電気的な接続を形成する面の面積は、1000μm 以上である、異方性接続構造体の製造方法。
  10. 屈曲可能なフレキシブル基板と、厚みが100μm以下である電子部品とを、前記フレキシブル基板上の電極と、前記電子部品のバンプとが対向し、前記電極と前記バンプとの間に異方性導電接着剤が挟持されるように配置するステップと、
    熱圧着によって、前記フレキシブル基板と、前記電子部品とを電気的に接続するステップと、
    を含み、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成する面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下である、異方性接続構造体の製造方法。
  11. 屈曲可能なフレキシブル基板と、厚みが100μm以下である電子部品とを、前記フレキシブル基板上の電極と、前記電子部品のバンプとが対向し、前記電極と前記バンプとの間に異方性導電接着剤が挟持されるように配置するステップと、
    熱圧着によって、前記フレキシブル基板と、前記電子部品とを電気的に接続するステップと、
    を含み、
    前記バンプにおいて、前記電極と電気的な接続を形成する面の屈曲方向の長さは、前記フレキシブル基板の屈曲直径の1/400以下であり、前記電極と電気的な接続を形成する面の面積は、1000μm 以上である、異方性接続構造体の製造方法。
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