JP6457214B2 - 電子部品、接続体、接続体の製造方法及び電子部品の接続方法 - Google Patents

電子部品、接続体、接続体の製造方法及び電子部品の接続方法 Download PDF

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Description

本発明は、接着剤を介して回路基板上に接続される電子部品、回路基板上に電子部品が接続された接続体、接続体の製造方法及び電子部品の接続方法に関し、特に、回路基板への実装面に複数のバンプ電極が非対称に配置されている電子部品と、この電子部品が接続された接続体、接続体の製造方法及び電子部品の接続方法に関する。
従来、各種電子機器の回路基板にICチップやLSIチップ等の電子部品が接続された接続体が提供されている。近年、各種電子機器においては、ファインピッチ化、軽量薄型化等の観点から、電子部品として、実装面に突起状の電極であるバンプが配列されたICチップやLSIチップを用いて、これらICチップ等の電子部品を直接回路基板上に実装するいわゆるCOB(chip on board)や、COG(chip on glass)が採用されている。
COB接続やCOG接続においては、回路基板の端子部上に、異方性導電フィルムを介してICチップが熱圧着されている。異方性導電フィルムは、熱硬化型のバインダー樹脂に導電性粒子を混ぜ込んでフィルム状としたもので、2つの導体間で加熱圧着されることにより導電粒子で導体間の電気的導通がとられ、バインダー樹脂にて導体間の機械的接続が保持される。異方性導電フィルムを構成する接着剤としては、通常、信頼性の高い熱硬化性の接着剤を用いるようになっている。また一方で、光硬化性樹脂による接続や、熱硬化と光硬化を併用した接続方法も用いられているが、ツールにより加圧する場合において、熱硬化性接着剤と同様の問題を含むと想定される。
バンプ付きICチップ50は、例えば図6(A)に示すように、回路基板の実装面に、一方の側縁50aに沿って入力バンプ51が一列で配列された入力バンプ領域52が形成され、一方の側縁50aと対向する他方の側縁50bに沿って出力バンプ53が二列の千鳥状に配列された出力バンプ領域54が設けられている。バンプ配列はICチップの種類によって様々であるが、一般に、従来のバンプ付きICチップは、入力バンプ51の数よりも出力バンプ53の数が多く、入力バンプ領域52の面積よりも出力バンプ領域54の面積が広くなり、また入力バンプ51の形状が出力バンプ53の形状よりも大きく形成されている。
そして、COG実装では、例えば図6(B)に示すように、異方性導電フィルム55を介して回路基板56の電極端子57上にICチップ50が搭載された後、熱圧着ヘッド58によりICチップ50の上から加熱押圧する。この熱圧着ヘッド58による熱加圧によって、異方性導電フィルム55のバインダー樹脂が溶融して各入出力バンプ51,53と回路基板56の電極端子57との間から流動するとともに、各入出力バンプ51,53と回路基板56の電極端子57との間に導電性粒子が挟持され、この状態でバインダー樹脂が熱硬化する。これにより、ICチップ50は、回路基板56上に電気的、機械的に接続される。
特開2004−214373号公報
ここで、上述したように、バンプ付きICチップ50等の電子部品は、実装面に形成された入力バンプ51と出力バンプ53との各バンプ配列及び大きさが異なり、入力バンプ領域52と出力バンプ領域54とに面積差を有する。また、電子部品は、入力バンプ領域52と出力バンプ領域54とが実装面において非対称に配置されている。
そのため、従来のCOB接続やCOG接続においては、熱圧着ヘッド58による入力バンプ51と出力バンプ53に掛かる押圧力が不均一となり、例えば出力バンプ領域54においては、他方の側縁50b側に配列された出力バンプ53と、実装面の内側に配列された出力バンプ53とで、圧力差が生じ得る。
また、熱圧着ヘッド58による圧力が入力バンプ領域52と出力バンプ領域54との各内側縁に偏重することにより、出力バンプ領域54においては、他方の側縁50b側に配列された出力バンプ53への圧力が弱くなり、導電性粒子の押し込みが不足して導通不良を起こす恐れがある。
このような問題を解決するために、信号等の入出力には使用しないいわゆるダミーバンプを形成し、熱圧着ヘッドからICチップ全面にかかる応力を分散させ均一化させることがなされている。しかし、この手法でも応力の支点が増えることで、技術的難易度は高くなる。また、ダミーバンプを形成するためには、電子部品の製造工数が増加し、また、よけいに材料コストも必要となってしまうため、ダミーバンプを使用しない構成が望まれる。
そこで、本発明は、入力バンプ領域と出力バンプ領域とが面積差を有するとともに非対称に配置されている電子部品において、熱圧着ヘッドによる圧力差を解消し接続信頼性を向上することができる電子部品、接続体、接続体の製造方法及び接続方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電子部品は、第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在するものである。
また、本発明に係る接続体は、第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品と、前記回路部品が接着剤を介して接続された回路基板とを備えるものである。
また、本発明に係る接続体の製造方法は、第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品を、接着剤を介して回路基板上に配置し、加圧ツールで加圧することにより上記電子部品を上記回路基板上に接続するものである。
また、本発明に係る接続方法は、第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品を、接着剤を介して回路基板上に配置し、加圧ツールで加圧することにより上記電子部品を上記回路基板上に接続するものである。
本発明によれば、第1のバンプ領域の幅方向の外側と第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、第2の側縁側に存在するため、バンプ領域の幅方向に亘って形成されている圧力勾配が緩やかに均され、側縁側において熱圧着ヘッドによる押圧力が不足する事態を防止することができる。これにより、側縁側のバンプにおいても確実に導電性粒子を挟持することができ、優れた導通性を得ることができる。
図1は、本発明に係る電子部品の実装面を示す平面図である。 図2は、本発明に係る電子部品の幅方向の実装面を示す断面図である。 図3は、ダミーバンプを設けた本発明に係る電子部品の実装面を示す平面図である。 図4は、電子部品が接続された接続体を示す断面図である。 図5は、異方性導電フィルムを示す断面図である。 図6(A)は、従来の電子部品の実装面を示す平面図であり、図6(B)は、従来の接続体を示す断面図である。
以下、本発明が適用された電子部品、接続体、接続体の製造方法及び接続方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が可能であることは勿論である。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることがある。具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[電子部品、及び接続体]
本発明が適用された電子部品は、接着剤を介して回路基板上に配置され、熱圧着ヘッドで加圧されることにより回路基板上に接続される電子部品であり、例えばドライバICやシステムLSI等のパッケージ化された電子部品である。以下では、電子部品として、ICチップ1を例に説明する。
図1に示すように、ICチップ1の回路基板上に接続される実装面2は、略矩形状をなし、長さ方向となる相対向する一対の側縁2a,2bに沿って、出力バンプ3が配列された出力バンプ領域4及び入力バンプ5が配列された入力バンプ領域6が形成されている。ICチップ1は、出力バンプ領域4が実装面2の一方の側縁2a側に形成され、入力バンプ領域6が実装面2の他方の側縁2b側に形成されている。これにより、ICチップ1は、実装面2の幅方向に亘って出力バンプ領域4と入力バンプ領域6とが離間して形成されている。
出力バンプ領域4には、例えば同一形状に形成された複数の出力バンプ3が、実装面2の長手方向に沿って3列で千鳥状に配列されている。また、入力バンプ領域6には、例えば同一形状に形成された複数の入力バンプ5が、実装面2の長手方向に沿って1列で配列されている。なお、入力バンプ5は、出力バンプ3よりも大きく形成される。これにより、ICチップ1は、出力バンプ領域4と入力バンプ領域6とが面積差を有するとともに、実装面2において非対称に配置されている。なお、出力バンプ領域4に配列されている各出力バンプ3は、それぞれ同一の寸法で形成されることが好ましい。同様に、入力バンプ領域6に配列されている各入力バンプ5は、それぞれ同一の寸法で形成されることが好ましい。
図2は、図1に示す電子部品の幅方向の実装面を示す断面図である。図2に示すように、電子部品としてのICチップは、第1の側縁2aに沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域としての出力バンプ領域4と、第1の側縁2aに対向する第2の側縁2bに沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域としての入力バンプ領域6とを備える。
ここで、第1のバンプ領域の幅方向の距離αは、第2のバンプ領域の幅方向の距離βよりも大きい(α>β)。また、第1の側縁2aと第2の側縁2bとの距離(IC幅:W)に対する第1のバンプ領域の幅方向の距離αと第2のバンプ領域の幅方向の距離βとのバンプ領域幅差(α−β)の割合は、5%〜30%であることが好ましく、10%〜25%であることがより好ましい。バンプ領域幅差(α−β)が小さすぎる場合、バンプ領域外側間中点を移動させる必要性が低く、バンプ領域幅差(α−β)が大きすぎる場合、バンプ領域外側間中点の移動だけでは、熱圧着ヘッドによる圧力差を解消し接続信頼性を向上させることは困難となる。
また、第1のバンプ領域の幅方向の外側と第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点(A+L2/2 or B+L2/2)は、第1の側縁2aと第2の側縁2bとの間の側縁間中点(W/2)より、第2の側縁2b側に存在する。すなわち、第1の側縁2aから第1のバンプ領域までの距離Aと、第2の側縁2bから第2のバンプ領域までの距離Bとの関係は、A>Bである。
これにより、ICチップ1は、図3に示すように熱圧着ヘッド17によって回路基板14上に加熱押圧された際に、押圧力が出力バンプ領域4の内側に偏在することを防止し、一方の側縁2a側に配列されている出力パンプ3に対しても適正な押圧力を掛けることができる。
また、側縁間中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2 or B+L2/2)までの距離(Δ)、すなわち(A−B)/2が大きいほど、出力バンプ領域4の幅方向に亘って形成される圧力勾配が緩やかに均される。具体的な距離(Δ)としては、第1の側縁2aと第2の側縁2bとの距離(W)の0.1%〜5.0%であることが好ましく、0.3%〜3.5%であることがより好ましい。これにより、図3に示すように熱圧着ヘッド17によって実装面2の全面に対して圧力を掛けた際に、一方の側縁2a側において熱圧着ヘッド17による押圧力が不足する事態を防止することができる。よって、ICチップ1は、当該一方の側縁2a側の出力バンプ3においても回路基板14に形成された電極端子15との間で確実に導電性粒子を挟持し、導通性を確保することができる。
なお、ICチップ1の実装面2の入出力バンプの構成は、適宜設計することができる。ICチップ1は、上述したように出力バンプ3を幅方向に複数配列することにより相対的に大面積化させた出力バンプ領域4を形成したが、反対に、入力バンプ5を幅方向に複数配列することにより相対的に入力バンプ領域6を大面積化させてもよい。
また、図4に示すように、ICチップ1は、出力バンプ領域4と入力バンプ領域6との間に、信号等の入出力には使用しないいわゆるダミーバンプ18が配列されたダミーバンプ領域19を適宜設けてもよい。
ICチップ1を回路基板14に接続する接着剤としては、異方性導電フィルム10(ACF:Anisotropic Conductive Film)を好適に用いることができる。異方性導電フィルム10は、図5に示すように、通常、基材となる剥離フィルム11上に導電性粒子12を含有するバインダー樹脂層(接着剤層)13が形成されたものである。異方性導電フィルム10は、図3に示すように、回路基板14に形成された電極端子15とICチップ1との間にバインダー樹脂層13を介在させることで、回路基板14とICチップ1とを接続し、導通させるために用いられる。
バインダー樹脂層13の接着剤組成物は、例えば膜形成樹脂、熱硬化性樹脂、潜在性硬化剤、シランカップリング剤等を含有する通常のバインダー成分からなる。
膜形成樹脂としては、平均分子量が10000〜80000程度の樹脂が好ましく、特にエポキシ樹脂、変形エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、フェノキシ樹脂等の各種の樹脂が挙げられる。中でも、膜形成状態、接続信頼性等の観点からフェノキシ樹脂が好ましい。
熱硬化性樹脂としては特に限定されず、例えば市販のエポキシ樹脂やアクリル樹脂等を用いることができる。
エポキシ樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、フェノールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、トリフェニルメタン型エポキシ樹脂等が挙げられる。これらは単独でも、2種以上の組み合わせであってもよい。
アクリル樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じてアクリル化合物、液状アクリレート等を適宜選択することができる。例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、イソブチルアクリレート、エポキシアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジメチロールトリシクロデカンジアクリレート、テトラメチレングリコールテトラアクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジアクリロキシプロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシメトキシ)フェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(アクリロキシエトキシ)フェニル]プロパン、ジシクロペンテニルアクリレート、トリシクロデカニルアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等を挙げることができる。なお、アクリレートをメタクリレートにしたものを用いることもできる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
潜在性硬化剤としては、特に限定されないが、加熱硬化型の硬化剤が挙げられる。潜在性硬化剤は、通常では反応せず、熱、光、加圧等の用途に応じて選択される各種のトリガにより活性化し、反応を開始する。熱活性型潜在性硬化剤の活性化方法には、加熱による解離反応などで活性種(カチオンやアニオン、ラジカル)を生成する方法、室温付近ではエポキシ樹脂中に安定に分散しており高温でエポキシ樹脂と相溶・溶解し、硬化反応を開始する方法、モレキュラーシーブ封入タイプの硬化剤を高温で溶出して硬化反応を開始する方法、マイクロカプセルによる溶出・硬化方法等が存在する。熱活性型潜在性硬化剤としては、イミダゾール系、ヒドラジド系、三フッ化ホウ素−アミン錯体、スルホニウム塩、アミンイミド、ポリアミン塩、ジシアンジアミド等や、これらの変性物があり、これらは単独でも、2種以上の混合体であってもよい。ラジカル重合開始剤としては、公知のものを使用することができ、中でも有機過酸化物を好ましく使用することができる。
シランカップリング剤としては、特に限定されないが、例えば、エポキシ系、アミノ系、メルカプト・スルフィド系、ウレイド系等を挙げることができる。シランカップリング剤を添加することにより、有機材料と無機材料との界面における接着性が向上される。
バインダー樹脂層13に含有される導電性粒子12としては、異方性導電フィルムにおいて使用されている公知の何れかの導電性粒子を挙げることができる。すなわち、導電性粒子としては、例えば、ニッケル、鉄、銅、アルミニウム、錫、鉛、クロム、コバルト、銀、金等の各種金属や金属合金の粒子、金属酸化物、カーボン、グラファイト、ガラス、セラミック、プラスチック等の粒子の表面に金属をコートしたもの、或いは、これらの粒子の表面に更に絶縁薄膜をコートしたもの等が挙げられる。樹脂粒子の表面に金属をコートしたものである場合、樹脂粒子としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル・スチレン(AS)樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ジビニルベンゼン系樹脂、スチレン系樹脂等の粒子を挙げることができる。
バインダー樹脂層13を構成する接着剤組成物は、このように膜形成樹脂、熱硬化性樹脂、潜在性硬化剤、シランカップリング剤等を含有する場合に限定されず、通常の異方性導電フィルムの接着剤組成物として用いられる何れの材料から構成されるようにしてもよい。
バインダー樹脂層13を支持する剥離フィルム11は、例えば、PET(Poly Ethylene Terephthalate)、OPP(Oriented Polypropylene)、PMP(Poly-4-methylpentene-1)、PTFE(Polytetrafluoroethylene)等にシリコーン等の剥離剤を塗布してなり、異方性導電フィルム10の乾燥を防ぐとともに、異方性導電フィルム10の形状を維持する。
異方性導電フィルム10は、何れの方法で作製するようにしてもよいが、例えば以下の方法によって作製することができる。膜形成樹脂、熱硬化性樹脂、潜在性硬化剤、シランカップリング剤、導電性粒子等を含有する接着剤組成物を調整する。調整した接着剤組成物をバーコーター、塗布装置等を用いて剥離フィルム11上に塗布し、オーブン等によって乾燥させることにより、剥離フィルム11にバインダー樹脂層13が支持された異方性導電フィルム10を得る。
また、上述の実施の形態では、接着剤として、バインダー樹脂層13に適宜導電性粒子12を含有した熱硬化性樹脂組成物をフィルム状に成形した接着フィルムを例に説明したが、本発明に係る接着剤は、これに限定されず、例えばバインダー樹脂層13のみからなる絶縁性接着フィルムでもよい。また、本発明に係る接着剤は、バインダー樹脂層13のみからなる絶縁性接着剤層と導電性粒子12を含有したバインダー樹脂層13からなる導電性粒子含有層とを積層した構成とすることができる。また、接着剤は、このようなフィルム成形されてなる接着フィルムに限定されず、バインダー樹脂組成物に導電性粒子12が分散された導電性接着ペースト、あるいはバインダー樹脂組成物のみからなる絶縁性接着ペーストとしてもよい。本発明に係る接着剤は、上述したいずれの形態をも包含するものである。
[接続体の製造方法、及び接続方法]
次いで、回路基板14にICチップ1を接続する接続方法について説明する。先ず、回路基板14の電極端子15が形成された実装部上に異方性導電フィルム10を仮貼りする。次いで、この回路基板14を接続装置のステージ上に載置し、回路基板14の実装部上に異方性導電フィルム10を介してICチップ1を配置する。
次いで、バインダー樹脂層13を硬化させる所定の温度に加熱された熱圧着ヘッド17によって、所定の圧力、時間でICチップ1上から熱加圧する。これにより、異方性導電フィルム10のバインダー樹脂層13は流動性を示し、ICチップ1の実装面2と回路基板14の実装部の間から流出するとともに、バインダー樹脂層13中の導電性粒子12は、ICチップ1の出力バンプ3及び入力バンプ5と回路基板14の電極端子15との間に挟持されて押し潰される。
その結果、出力バンプ3及び入力バンプ5と回路基板14の電極端子15との間で導電性粒子12を挟持することにより電気的に接続され、この状態で熱圧着ヘッド17によって加熱されたバインダー樹脂が硬化する。したがって、ICチップ1は、当該一方の側縁2a側の出力バンプ3においても回路基板14に形成された電極端子15との間で確実に導通性を確保することができる。
出力バンプ3及び入力バンプ5と電極端子15との間にない導電性粒子12は、バインダー樹脂に分散されており、電気的に絶縁した状態を維持している。これにより、ICチップ1の出力バンプ3及び入力バンプ5と回路基板14の電極端子15との間のみで電気的導通が図られる。なお、バインダー樹脂として、ラジカル重合反応系の速硬化タイプのものを用いることで、短い加熱時間によってもバインダー樹脂を速硬化させることができる。また、異方性導電フィルム10としては、熱硬化型に限らず、加圧接続を行うものであれば、光硬化型もしくは光熱併用型の接着剤を用いてもよい。
次いで、本発明の実施例について説明する。本実施例では、第1のバンプ領域としても出力バンプ領域と、第2のバンプ領域としての入力バンプ領域とを有するICチップを用い、異方性導電フィルムを介して回路基板上に接続した接続体サンプルを製造した。実施例及び比較例に係るICチップは、IC幅及び実装面の一方の側縁2aから出力バンプ領域までの距離Aを異ならせ、それぞれ接続体サンプルにおける出力バンプ及び入力バンプの導通抵抗値を測定、評価した。
[ICチップ]
ICチップは、略矩形状の実装面2の長さ方向となる相対向する一対の側縁2a,2bに沿って、出力バンプ3が配列された出力バンプ領域4及び入力バンプ5が配列された入力バンプ領域6が形成されている。ICチップ1は、出力バンプ領域4が実装面2の一方の側縁2a側に形成され、入力バンプ領域6が実装面2の他方の側縁2b側に形成されている。これにより、ICチップ1は、実装面の幅方向に亘って出力バンプ領域4と入力バンプ領域6とが離間して形成されている(図1,2参照)。
出力バンプ領域4には、同一形状に形成された複数の出力バンプ3が、実装面2の長手方向に沿って3列で千鳥状に配列されている。出力バンプ領域4に形成されている出力バンプを列毎に分け、一方の側縁2a側から順に出力バンプ列3A、3B、3Cとする。
また、入力バンプ領域6には、同一形状に形成された複数の入力バンプ5が、実装面2の長手方向に沿って1列で配列されている。入力バンプ領域6に形成されている1列の入力バンプ列を、入力バンプ列5Aとする。
[導通抵抗の評価]
ICチップを、異方性導電フィルム(商品名CP36931‐18AJ:デクセリアルズ株式会社製)を介して回路基板に接続し、接続体サンプルを作製した。接続条件は、150℃、130MPa、5secとした。各接続体サンプルについて、4端子法を用いて、出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aにおける導通抵抗を測定した。測定の結果、全てのバンプ列の導通抵抗が1.0Ω以下の場合を「OK」とし、1以上のバンプ列が1.0Ωを超える場合をNGとした。
[実施例1]
表1に示すように、IC幅Wが1500μm、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aが60μm、出力バンプ領域4の幅αが385μm、入力バンプ領域6の他方の側縁2bからの距離Bが50μm、入力バンプ領域6の幅βが80μm、及びバンプ領域幅差のIC幅Wに対する割合が20.3%のICチップを準備した。
出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は925μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1390μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、5.0μmであり、IC幅(W)に対する割合は0.33%であった。
実施例1のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ1.0Ω、0.9Ω、0.4Ω、0.1Ωであり、OKの評価であった。
[実施例2]
表1に示すように、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aを75μmとした以外は、実施例1と同様のICチップを準備した。出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は910μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1375μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、12.5μmであり、IC幅(W)に対する割合は0.83%であった。
実施例2のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ0.9Ω、0.8Ω、0.4Ω、0.1Ωであり、OKの評価であった。
[実施例3]
表1に示すように、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aを150μmとした以外は、実施例1と同様のICチップを準備した。出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は835μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1300μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、50.0μmであり、IC幅(W)に対する割合は3.33%であった。
実施例3のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ0.9Ω、0.7Ω、0.5Ω、0.1Ωであり、OKの評価であった。
[実施例4]
表1に示すように、IC幅Wが2000μm、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aが63μm、出力バンプ領域4の幅αが385μm、入力バンプ領域6の他方の側縁2bからの距離Bが50μm、入力バンプ領域6の幅βが80μm、及びバンプ領域幅差のIC幅Wに対する割合が15.3%のICチップを準備した。
出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は1422μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1887μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、6.5μmであり、IC幅(W)に対する割合は0.33%であった。
実施例1のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ1.0Ω、0.9Ω、0.4Ω、0.1Ωであり、OKの評価であった。
[実施例5]
表1に示すように、IC幅Wが3000μm、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aが70μm、出力バンプ領域4の幅αが385μm、入力バンプ領域6の他方の側縁2bからの距離Bが50μm、入力バンプ領域6の幅βが80μm、及びバンプ領域幅差のIC幅Wに対する割合が10.2%のICチップを準備した。
出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は2415μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は2880μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、10.0μmであり、IC幅(W)に対する割合は0.33%であった。
実施例1のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ1.0Ω、0.9Ω、0.4Ω、0.1Ωであり、OKの評価であった。
[比較例1]
表1に示すように、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aを50μmとし、ダミーバンプ領域を設けた以外は、実施例1と同様のICチップを準備した。ダミーバンプ領域は、出力バンプ領域4と入力バンプ領域6との間に設けられ、ダミーバンプがICチップの長さ方向に1列に配列されている。なお、ダミーバンプ列は、入力バンプ列5と同様である。
出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は935μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1400μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、0μmであり、IC幅(W)に対する割合は0%であった。
比較例1のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ2.3Ω、1.2Ω、0.5Ω、0.1Ωであり、NGの評価であった。
[比較例2]
表1に示すように、出力バンプ領域4の一方の側縁2aからの距離Aを50μmとした以外は、実施例1と同様のICチップを準備した。出力バンプ領域4の幅方向の内側と入力バンプ領域6の幅方向の内側との間のバンプ領域内側間距離(L1)は935μmであった。出力バンプ領域4の幅方向の外側と入力バンプ領域6の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間距離(L2)は1400μmであった。IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)は、0μmであり、IC幅(W)に対する割合は0%であった。
比較例1のICチップを接続した接続体サンプルにおける出力バンプ列3A、3B、3C、入力バンプ列5Aの導通抵抗の測定結果は、それぞれ3.0Ω、1.7Ω、0.4Ω、0.1Ωであり、NGの評価であった。
Figure 0006457214
比較例1のようにダミーバンプを設けた場合、出力バンプ列3A、3Bにおける導通抵抗が高く、外側のバンプ列における導通性を改善するほどの圧力勾配を得ることは困難であった。また、比較例2のようにダミーバンプを設けなかった場合、出力バンプ列3A、3Bにおける導通抵抗が比較例1よりも高くなってしまった。
一方、実施例1〜5のように、IC幅中点(W/2)からバンプ領域外側間中点(A+L2/2)までの距離(Δ)をIC幅Wの0.3%〜3.5%とした場合、出力バンプ列3A、3B、3C及び入力バンプ列5Aの全てにおいて導通抵抗が1.0Ω以下となった。これは、出力バンプ領域4の幅方向に亘る圧力勾配が均され、出力バンプ列3Aの各出力バンプ3においても十分な押圧力で押し込むことができたからである。
1 ICチップ、2 実装面、2a 一方の側縁、2b 他方の側縁、3 出力バンプ、4 出力バンプ領域、5 入力バンプ、6 入力バンプ領域、10 異方性導電フィルム、11 剥離フィルム、12 導電性粒子、13 バインダー樹脂層、14 回路基板、15 電極端子、17 熱圧着ヘッド

Claims (8)

  1. 第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、
    前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、
    前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、
    前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品。
  2. 前記側縁間中点から前記バンプ領域外側間中点までの距離が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との距離の0.1%〜5.0%である請求項1記載の電子部品。
  3. 前記第1の側縁と前記第2の側縁との距離に対する前記第1のバンプ領域の幅方向の距離と前記第2のバンプ領域の幅方向の距離とのバンプ領域幅差の割合が、5%〜30%である請求項1又は2記載の電子部品。
  4. 上記電子部品には、上記第1のバンプ領域及び上記第2のバンプ領域の間に、ダミーバンプが形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品。
  5. 上記電子部品は、ICチップである請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品。
  6. 第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品と、
    前記電子部品が接着剤を介して接続された回路基板と
    を備える接続体。
  7. 第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品を、接着剤を介して回路基板上に配置し、
    加圧ツールで加圧することにより上記電子部品を上記回路基板上に接続する接続体の製造方法。
  8. 第1の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第1のバンプ領域と、前記第1の側縁に対向する第2の側縁に沿ってバンプ列が形成された矩形状の第2のバンプ領域とを備え、前記第1のバンプ領域の幅方向の距離が、前記第2のバンプ領域の幅方向の距離よりも大きく、前記第1のバンプ領域の幅方向の外側と前記第2のバンプ領域の幅方向の外側との間のバンプ領域外側間中点が、前記第1の側縁と前記第2の側縁との間の側縁間中点より、前記第2の側縁側に存在する電子部品を、接着剤を介して回路基板上に配置し、
    加圧ツールで加圧することにより上記電子部品を上記回路基板上に接続する電子部品の接続方法。
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