JP6476532B1 - 二軸破砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】より効率的に廃棄物を所定の大きさ以下に破砕する。【解決手段】一対の回転軸7と、各々の回転軸7に取り付けられ、廃棄物の一次破砕を行う複数の回転刃8であって、一方の回転軸7aに取り付けられた回転刃8の回転軌跡の一部と、他方の回転軸7bに取り付けられた回転刃8の回転軌跡の一部とが重なっている複数の回転刃8と、各々の回転軸7に取り付けられた複数のスペーサ9と、スクリーン部4と、を有し、スクリーン部4は、軸線方向Daに延びる屋根部23と、屋根部23を下方から支持する屋根受台24と、屋根受台24に対して水平方向に間隔をあけて配置されたスクリーン刃受台25と、屋根受台24とスクリーン刃受台25とを接続し、隣接する連結部26間に開口が設けられる連結部26と、スクリーン刃受台25に取り付けられ、回転刃8との間で廃棄物の二次破砕を行うスクリーン刃29と、を備える二軸破砕機1を提供する。【選択図】図4

Description

本発明は、二軸破砕機に関する。
従来、木材(例えばバイオマス発電用木質材)、竹材、可燃・不燃性ごみ等の廃棄物を破砕処理する手段として二軸破砕機等の破砕機が用いられている。廃棄物処理設備(ごみ清掃工場等)では、破砕機を用いて廃棄物を所定の大きさ(粒度)以下に破砕した後、焼却炉等に投入して処理している。
二軸破砕機は、一対の回転軸と各々の回転軸に取り付けられた複数の回転刃を有している。回転刃は、周方向に間隔をあけて設けられた複数の破砕刃を有している。
二軸破砕機において、竹などの長尺物が破砕されずに一対の回転軸間をすり抜けることを防止する技術として、特許文献1には、着脱自在の複数の破砕刃を多数取り付ける技術が記載されている。
また、特許文献2には、回転刃の先端部を山状に形成するとともに、スクリーンを回転刃の回転軌跡に沿った谷状に形成して、廃棄物を所定の大きさ以下に破砕する技術が記載されている。
特開2017−963号公報 特開2004−249194号公報
ところで、特許文献1、及び特許文献2に記載されている技術は、いずれも長尺物のすり抜けが防止されるが、より効率的に廃棄物を破砕する方法が望まれている。
例えば、特許文献1に記載されている技術では、一対の回転軸間でのみ破砕が行われるので、所望の粒度になるとは限らない。一方、特許文献2に記載されている技術では、一対の回転軸間では破砕は行われず、二軸であることの優位性が発揮されていない。
この発明は、より効率的に廃棄物を所定の大きさ以下に破砕することができる二軸破砕機を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、二軸破砕機は、廃棄物を破砕する二軸破砕機であって、水平方向に間隔をあけて互いに平行に配置された一対の回転軸と、各々の前記回転軸に前記回転軸の軸線方向に間隔をあけて取り付けられ、前記廃棄物の一次破砕を行う複数の回転刃であって、前記軸線方向から見て前記一対の回転軸のうち一方の回転軸に取り付けられた前記回転刃の回転軌跡の一部と、他方の回転軸に取り付けられた前記回転刃の回転軌跡の一部とが重なっている複数の回転刃と、各々の前記回転軸に前記回転刃と前記軸線方向に交互に取り付けられた複数のスペーサと、前記一対の回転軸の下方に配置されたスクリーン部と、を有し、前記スクリーン部は、前記一対の回転軸の間に配置され、前記軸線方向に延びる屋根部と、前記屋根部を下方から支持し、かつ、前記軸線方向に延びる屋根受台と、前記屋根受台に対して前記水平方向に間隔をあけて、前記屋根受台の主面幅方向に平行にその主面が配置されたスクリーン刃受台と、前記屋根受台と前記スクリーン刃受台とを接続する複数の連結部であって、隣接する前記連結部間に開口が設けられる連結部と、前記スクリーン刃受台に前記幅方向から取り付けられ、上方で通過する前記回転刃との間で前記廃棄物の二次破砕を行うスクリーン刃と、を備え、前記屋根部は前記開口の一部を覆うように配置されることを特徴とする。
このような構成によれば、廃棄物に対して、一次破砕、及び二次破砕が行われることによって、所定の大きさまで廃棄物を効率良く破砕することができ、より早く廃棄物を所定の粒度まで破砕することができる。
上記二軸破砕機において、前記回転軸及び前記スクリーン部を収容するケーシングと、
前記ケーシングに固定され、前記回転軸の側方で前記軸線方向に延びるスクレーパであって、前記ケーシングと前記スペーサとの間を埋めるように前記スペーサに近接して配置された板状の第一スクレーパ片と、前記第一スクレーパ片と前記軸線方向に交互に重ねられ、前記ケーシングと前記回転刃との間を埋めるように前記回転刃に近接して配置された第二スクレーパ片と、を有するスクレーパと、前記第二スクレーパに取り付けられ、前記回転刃との間で前記廃棄物の三次破砕を行うスクレーパ刃と、を有してよい。
このような構成によれば、廃棄物に対して、一次破砕、及び二次破砕に加え、三次破砕が行われることによって、所定の大きさまで廃棄物を更に効率良く破砕することができる。
上記二軸破砕機において、前記回転刃は、前記軸線の周方向に間隔をあけて設けられ各々が前記周方向から見て一部が径方向外側に突出する凸部を有する複数の破砕刃を有し、前記スクリーン刃と前記スクレーパ刃との少なくとも一方は、前記凸部が通過する凹部を有してよい。
このような構成によれば、廃棄物を凸部と凹部との間で破砕することができる。
上記二軸破砕機において、前記スクリーン刃は、前記スペーサに向かって延び、かつ、前記スペーサに近接する延伸部をさらに備えてよい。
このような構成によれば、スペーサとスクリーン刃との間を廃棄物が破砕されずに通過することを防止することができる。
上記二軸破砕機において、前記ケーシングと前記スクリーン刃受台とを接続する複数の外側連結部であって、隣接する前記外側連結部間に第二開口が設けられる複数の外側連結部を有してよい。
このような構成によれば、ケーシングとスクリーン刃受台との間の空間をスクリーンとして機能させることができる。
上記二軸破砕機において、前記スクリーン刃と前記スクレーパ刃との少なくとも一方は、前記複数の回転刃の各々に対応して分割されてよい。
このような構成によれば、スクリーン刃、スクレーパ刃が摩耗等で破損した場合においても、容易に交換することができる。
本発明によれば、廃棄物に対して、一次破砕、及び二次破砕が行われることによって、所定の大きさまで廃棄物を効率良く破砕することができ、より早く廃棄物を所定の粒度まで破砕することができる。
本発明の実施形態の二軸破砕機の斜視図である。 本発明の実施形態の破砕機構、スクリーンユニット、及びスクレーパユニットの斜視図である。 本発明の実施形態の二軸破砕機の上面図である。 図3のIV−IV断面図である。 本発明の実施形態の破砕機構の刃部の断面図である。 本発明の実施形態の回転刃の分解斜視図である。 本発明の実施形態の二軸破砕機の幅方向に隣り合う回転刃、スペーサ、及びスクレーパの形状を説明する上面図である。 本発明の実施形態のスクリーンユニットの斜視図である。 本発明の実施形態のスクリーンユニットの上面図である。 本発明の実施形態のスクリーン刃の斜視図である。 本発明の実施形態の第一スクレーパ片の斜視図である。 本発明の実施形態の第二スクレーパ片の斜視図である。 本発明の実施形態のスクレーパ刃の軸線方向から見た断面図である。 図13のXIV矢視図である。 本発明の実施形態のスクレーパ刃の斜視図である。 本発明の実施形態の二軸破砕機の作用を説明する断面図である。 本発明の第一変形例のスクリーンユニットの上面図である。 本発明の第二変形例の破砕機構、スクリーンユニット、及びスクレーパユニットの斜視図である。 本発明の第三変形例のスクリーンユニットの上面図である。 本発明の第四変形例の二軸破砕機の幅方向に隣り合う回転刃、スペーサ、及びスクレーパの形状を説明する上面図である。 本発明の第五変形例のスクリーンユニットの上面図である。
以下、本発明の実施形態の二軸破砕機について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の二軸破砕機は、例えば木材、竹材、可燃・不燃性ごみ等の廃棄物を破砕して、所定の大きさ(長さ、粒度)以下の破砕物にする破砕機である。本実施形態の二軸破砕機は、特に、長尺状の廃棄物を多く含む木質材、竹材の破砕に最適である。
図1、図2、図3、及び図4に示すように、二軸破砕機1は、回転刃8を有する一対の破砕機構3と、一対の破砕機構3によって破砕された破砕物を受けるとともに所定の大きさ以下となった破砕物を下方に落下させるスクリーンユニット4(スクリーン部)と、一対のスクレーパユニット5と、破砕機構3、スクリーンユニット4、及びスクレーパユニット5を収容するケーシング2と、を備えている。図1では、破砕機構3を構成する駆動装置10の図示を省略し、図2では、ケーシング2の図示を省略している。
スクリーンユニット4には、破砕機構3の複数の回転刃8との間で廃棄物の破砕を行う複数のスクリーン刃29が設けられている。スクレーパユニット5には、破砕機構3の複数の回転刃8との間で廃棄物の破砕を行う複数のスクレーパ刃35が設けられている。
以下の説明では、破砕機構3で行われる破砕を一次破砕と呼び、回転刃8とスクリーン刃29との間で行われる破砕を二次破砕と呼び、回転刃8とスクレーパ刃35との間で行われる破砕を三次破砕と呼ぶ。
各々の破砕機構3は、回転軸7と、回転軸7に取り付けられている複数の回転刃8と、回転軸7に取り付けられている複数のスペーサ9と、回転軸7を回転駆動させる電動機などの駆動装置10と、を有している。以下、一方の破砕機構3の回転軸7を第一回転軸7a、他方の破砕機構3の回転軸7を第二回転軸7bと呼ぶ。
一対の回転軸7は、ケーシング2の内部に、それぞれ水平方向に延在して互いに平行に、軸線A回りに回転自在に配置されている。
第一回転軸7aの軸線A1と、第二回転軸7bの軸線A2とは水平方向に間隔をあけて配置されている。以下、軸線Aに沿う方向を単に軸線方向Daと呼ぶ。軸線方向Daに直交する水平方向を幅方向Yと呼ぶ。
第一回転軸7a及び第二回転軸7bは、それぞれが駆動装置10によって駆動されている。第一回転軸7aは、図4のT1方向(右回り)、第二回転軸7bは、図4のT2方向(左回り)に回転するように設定されている。すなわち、第一回転軸7aと第二回転軸7bとの間を下方に向かって廃棄物が通過するよう設定されている。
第一回転軸7a及び第二回転軸7bは図4のT1方向、T2方向に限らず、逆方向にも回転可能である。例えば、破砕中において駆動装置10に大きな負荷がかかった場合等に、回転軸7を逆方向に回転させることができる。
駆動装置10は出力軸の回転数を任意に設定可能である。駆動装置10は回転軸7を所望の回転数で回転させることができる。
二軸破砕機1は、第一回転軸7aを高速で回転させ、第二回転軸7bを第一回転軸7aよりも低速で回転させる。第一回転軸7aの回転速度と第二回転軸7bの回転速度は異なり、第一回転軸7aの回転速度は、第二回転軸7bの回転速度よりも高い。
一つの駆動装置10と、この駆動装置10の駆動力を二つの回転軸7に伝達する歯車機構とを用いて、二つの回転軸7を駆動する構成としてもよい。即ち、単一の駆動装置10で一対の回転軸7を駆動させる構成としてもよい。
複数の回転刃8は、回転軸7の軸線方向Daに間隔をあけて取り付けられている。複数のスペーサ9は、軸線方向Daに隣り合う回転刃8同士の間に取り付けられている。回転刃8とスペーサ9とは、軸線方向Daに交互に配置されている。回転刃8の軸線方向Daの幅(厚さ)と、スペーサ9の軸線方向Daの幅とは、同一である。
図4に示すように、回転軸7の断面形状は、六角形である。回転軸7は、駆動装置10によって軸線A周りに回転する。回転軸7の断面形状は、断面多角形状であれば良く、例えば、四角形状としてもよい。回転軸7を断面円形とし、スペーサ9及び回転刃8を、キーを用いて固定してもよい。
回転刃8は、ディスク部11(刃受台)と、ディスク部11の外周に着脱可能に取り付けられ、軸線Aの周方向に複数並設される刃部12と、を有している。本実施形態の回転刃8は、軸線Aの周方向に間隔をあけて設けられた6つの刃部12(破砕刃14)を有している。刃部12はボルト19(図5参照)によってディスク部11に取り付けられている。
ディスク部11には、回転軸7の断面形状に対応した六角形状の中心孔11bが形成されている。ディスク部11の中心孔11bには、回転軸7が挿通されている。
ディスク部11は、軸線方向Daから見て、略六角形状をなしている。刃部12は、ディスク部11の径方向外側を向く6つの端面11aにそれぞれ取り付けられている。
図5に示すように、ディスク部11の径方向外側を向く6つの端面11aには、軸線Aの周方向を向く係合面11dを備えた段部11cが形成されている。ディスク部11の端面11aに当接する刃部12の当接面12aには、軸線Aの周方向を向く係合面12dを備えた段部12cが形成されている。
ディスク部11の段部11cと刃部12の段部12cとは、係合面11d、12d同士を面接触させて互いに係合する。
刃部12は、軸線Aの径方向外側に突出する破砕刃14を有している。破砕刃14は、回転方向Rの前方を向くすくい面14aと、破砕刃14の先端17と、回転方向Rで見て先端17から後方に延在する逃げ面14bとを有している。
刃部12の当接面12aとディスク部11の端面11aとは、刃部12の当接面12aに形成されているピン穴12eと、ディスク部11の端面11aに形成されているピン穴11eに、略同径の円柱状のピン15を嵌合させることによって位置合わせされている。
図4に示すように、第一回転軸7aに取り付けられている回転刃8の先端の回転軌跡L81の一部と、第二回転軸7bに取り付けられている回転刃8の先端の回転軌跡L82の一部とは、軸線A方向から見て重なっている。
換言すれば、図7に示すように、回転刃8の最大外径D8は、第一回転軸7aと第二回転軸7bの軸間距離DAよりも大きい。
第一回転軸7aに取り付けられている回転刃8と第二回転軸7bに取り付けられている回転刃8とは、軸線方向Daに互い違いとなるように配置されている。
第一回転軸7aに取り付けられている回転刃8の幅方向Yの隣には第二回転軸7bに取り付けられているスペーサ9が配置され、第一回転軸7aに取り付けられているスペーサ9の幅方向Yの隣には第二回転軸7bに取り付けられている回転刃8が配置されている。
図2及び図6に示すように、破砕刃14(回転刃8)は軸線Aの周方向から見て、一部が径方向外側に突出する破砕刃凸部16(凸部)を有している。本実施形態の破砕刃14の破砕刃凸部16は、軸線方向Daの中央部が先鋭(山状)となるように形成されている。破砕刃凸部16は、径方向外側に向かうに従って、漸次軸線方向Daの厚さが薄くなるように形成されている。
破砕刃凸部16は、周方向に延在する先端17と、先端17と破砕刃14の主面とを接続する一対の破砕刃斜面18とを有している。一対の破砕刃斜面18は、先端17で交差している。一対の破砕刃斜面18同士がなす角度は、例えば、80°から100°とすることができる。
図3及び図7に示すように、スペーサ9は、軸線Aの周方向から見て、軸線方向Daの中央部が径方向内側に凹むスペーサ凹部20を有している。スペーサ凹部20は、軸線方向Daの中央部に向かうに従って漸次縮径する一対のスペーサ斜面21によって形成されている。
図2、図4、図8、及び図9に示すように、スクリーンユニット4は、一対の回転軸7の下方で軸線方向Daに延び、一次破砕を経て一対の破砕機構3の間から落下する破砕物を受ける屋根部23と、屋根部23を下方から支持し、かつ、軸線方向Daに延びる屋根受台24と、屋根受台24と平行となるように配置された一対のスクリーン刃受台25と、屋根受台24とスクリーン刃受台25とを接続する複数の連結部26と、スクリーン刃受台25に取り付けられたスクリーン刃29と、を有している。
連結部26は、軸線方向Daの両端に配置される一対の第一連結部27と、一対の第一連結部27間に配置される複数の第二連結部28と、を有している。スクリーンユニット4は、一対の第一連結部27と一対のスクリーン刃受台25とによって形成された枠組30を有している。枠組30がケーシング2に固定されることによって、スクリーンユニット4はケーシング2に固定される。
屋根部23は、一対の破砕機構3の下方で、軸線方向Daに延びている。屋根部23は、上方から見て一対の回転軸7の中間に配置されている。屋根部23は、一対の破砕機構3によって破砕された破砕物が落下する位置に配置されている。
屋根部23は、切妻屋根の形状をなし、軸線方向Daに延在する稜線23aから幅方向Yの外側に向かうに従って下がるように傾斜する一対の斜面23bを有している。即ち、屋根部23の一対の斜面23bは、幅方向Yの外側が低くなるように傾斜している。
屋根受台24は、主面が幅方向Yを向く矩形の板状の部材である。屋根受台24の上端は、屋根部23の稜線23a近傍に接続されている。
スクリーン刃受台25は、屋根受台24と同様に、主面が幅方向Yを向く矩形の板状の部材である。スクリーン刃受台25は、屋根受台24に対して水平方向に間隔をあけて、屋根受台24と平行に配置されている。
第二連結部28は、主面が軸線方向Daを向き、屋根受台24及びスクリーン刃受台25の主面と交差するように配置されている板状の部材である。第二連結部28は、軸線方向Daに間隔をあけて配置されている。軸線方向Daに隣り合う第二連結部28間には、所定の大きさ以下となった破砕物が通過する開口31aが設けられる。開口31aは上方から見て矩形状をなしている。開口31aの大きさは、スクリーンユニット4から排出される破砕物の大きさ(粒度)に応じて適宜変更することができる。
屋根部23は、開口31aの一部を覆うように配置されている。屋根部23の幅方向Yの幅は、破砕物の性状や、屋根部23によって小さくなる開口31aの面積等に応じて変更することができる。
スクリーン刃29は、スクリーン刃受台25に固定されており、回転刃8と協働して、開口31aから落下することなくスクリーンユニット4の上方に留まった破砕物の二次破砕を行う。スクリーン刃29は、回転刃8に対応して複数に分割されている。スクリーン刃29は、主面が幅方向Yを向く板状の部材である。スクリーン刃29は、ボルト41等の締結部材によってスクリーン刃受台25の外面(幅方向Y外側を向く面)に固定されている。
図10に示すように、スクリーン刃29には、回転刃8の破砕刃凸部16が通過するスクリーン刃凹部39が形成されている。スクリーン刃凹部39は、破砕刃凸部16の破砕刃斜面18に対応する一対のスクリーン刃斜面40を有している。スクリーン刃斜面40は、破砕刃斜面18の回転軌跡との間に僅かな隙間が設けられるように配置されている。
図2、図3、図4に示すように、スクレーパユニット5は、ケーシング2の側壁2aに固定され、回転軸7の側方で軸線方向Daに延び、回転刃8及びスペーサ9に向かって突出するスクレーパ32と、スクレーパ32に取り付けられているスクレーパ刃35と、を有している。
スクレーパ32は、廃棄物が回転刃8とケーシング2との間に落下するのを防止したり、回転刃8に挟まった廃棄物をかき取ったりする。
スクレーパ32は、板状をなし、スペーサ9に対応する複数の第一スクレーパ片33と、板状をなし、回転刃8に対応する複数の第二スクレーパ片34と、を有している。第一スクレーパ片33は、ケーシング2とスペーサ9との間を埋めるようにスペーサ9に近接して配置されている。第二スクレーパ片34は、ケーシング2と回転刃8との間を埋めるように回転刃8に近接して配置されている。スクレーパ32は、第一スクレーパ片33と第二スクレーパ片34とを、軸線方向Daに交互に重ねることで形成されている。
図11に示すように、第一スクレーパ片33は、上方を向き、ケーシング2の側壁2aから離間するに従って低くなる第一上面42と、下方を向き、ケーシング2の側壁2aから離間するに従って高くなる第一下面43と、を有している。第一上面42と第一下面43とは、スペーサ9の外周面の近傍まで延在している。
第一スクレーパ片33には、スペーサ9のスペーサ凹部20に対応するスクレーパ凸部46が設けられている。スクレーパ凸部46は、スペーサ9の外周面(スペーサ凹部20)に沿うように湾曲している。スクレーパ凸部46は、周方向に延在する先端47と、先端47と第一スクレーパ片33の主面とを接続する一対のスクレーパ凸部斜面48とを有している。
図12に示すように、第二スクレーパ片34は、上方を向き、ケーシング2の側壁2aから離間するに従って低くなる第二上面44と、下方を向き、ケーシング2の側壁2aから離間するに従って高くなる第二下面45と、を有している。第二上面44と第二下面45とは、回転刃8の破砕刃14の回転軌跡の近傍まで延在している。
第二スクレーパ片34には、回転刃8の破砕刃凸部16に対応するスクレーパ凹部49が設けられている。スクレーパ凹部49は、回転刃8の回転軌跡に沿うように湾曲している。スクレーパ凹部49は、軸線方向Daの中央部に向かうに従って漸次最も近い軸線Aから遠ざかる方向に延在する一対のスクレーパ凹部斜面50によって形成されている。
第一スクレーパ片33及び第二スクレーパ片34は、第一スクレーパ片33と第二スクレーパ片34とを、軸線方向Daに交互に重ねた際に、第一上面42と第二上面44とが同一平面上に配置されるとともに、第一下面43と第二下面45とが同一平面上に配置されるように形成されている。
図13及び図14に示すように、スクレーパ刃35は、第二スクレーパ片34の第二下面45に取り付けられており、回転刃8と協働して、廃棄物の三次破砕を行う。スクレーパ刃35は、回転刃8に対応して複数に分割されている。スクレーパ刃35は板状の部材で、ボルト41等の締結部材によって第二スクレーパ片34の第二下面45に固定されている。
図15に示すように、スクレーパ刃35には、回転刃8の破砕刃凸部16に対応するスクレーパ刃凹部51が形成されている。スクレーパ刃凹部51は、破砕刃凸部16の破砕刃斜面18に対応する一対のスクレーパ刃斜面52を有している。
図7に示すように、スペーサ9と回転刃8とは、スペーサ9のスペーサ凹部20に回転刃8の破砕刃凸部16が最も接近したときに、スペーサ斜面21と破砕刃斜面18との間に僅かな隙間Gが設けられるように形成されている。即ち、回転刃8の破砕刃凸部16の回転軌跡とスペーサ9のスペーサ凹部20とは、相補的な形状となっている。
スペーサ9と第一スクレーパ片33とは、スペーサ9のスペーサ斜面21と第一スクレーパ片33のスクレーパ凸部斜面48との間に僅かな隙間が設けられるように形成されている。即ち、スペーサ9のスペーサ凹部20と、第一スクレーパ片33のスクレーパ凸部46とは、相補的な形状となっている。
回転刃8と第二スクレーパ片34とは、第二スクレーパ片34のスクレーパ凹部49に回転刃8の破砕刃凸部16が最も接近したときに、破砕刃斜面18とスクレーパ凹部斜面50との間に僅かな隙間が設けられるように形成されている。即ち、回転刃8が回転したときの破砕刃凸部16の回転軌跡と第二スクレーパ片34のスクレーパ凹部49とは、相補的な形状となっている。
図2のP部に示すように、回転刃8とスクリーン刃29とは、回転刃8の破砕刃凸部16とスクリーン刃29のスクリーン刃凹部39とが最も接近したときに、破砕刃斜面18とスクリーン刃斜面40との間に僅かな隙間が設けられるように形成されている。
同様に、回転刃8とスクレーパ刃35とは、回転刃8の破砕刃凸部16とスクレーパ刃35のスクレーパ刃凹部51とが最も接近したときに、破砕刃斜面18とスクレーパ刃斜面52との間に僅かな隙間が設けられるように形成されている。
回転刃8とスクリーン刃29との間の隙間及び回転刃8とスクレーパ刃35との間の隙間は、スペーサ9とスクレーパ32との間の隙間及び回転刃8とスクレーパ32との間の隙間より小さい。
図16に示すように、上記構成の二軸破砕機1では、ケーシング2内に廃棄物W1が投入されると、第一回転軸7aの回転刃8がT1方向に、かつ、第二回転軸7bの回転刃8がT1方向とは逆方向のT2方向に回転することにより、廃棄物W1の一次破砕が行われる。破砕物W2は、一対の回転軸7間の下方に排出されて、屋根部23上に落下する。
屋根部23上に落下した破砕物W2は、斜面23bによって幅方向Yのいずれか一方に導かれる。破砕物W2のうち、所定の大きさ以下となった破砕物W2は、スクリーンユニット4の開口31aを介して下方に落下する。即ち、所定の大きさ以下となった破砕物W2は、更なる破砕が行われることなく、二軸破砕機1から排出される。
一方、開口31aから落下することなく、スクリーンユニット4に留まった破砕物W2は、回転軸7の回転に伴い、スクリーン刃29と回転刃8との間に導入され、二次破砕される。即ち、本実施形態の二軸破砕機1では、一対の破砕機構3による破砕(一次破砕)を経た破砕物W2に対して、更なる破砕が行われる。
二次破砕を経て、スクリーンユニット4の外側に排出された破砕物W2は、スクリーンユニット4とケーシング2との間の開口31bを介して下方に落下する。ここで、スクリーンユニット4とケーシング2との間の開口31bから落下することなく、例えば、回転刃8の破砕刃14間に引っ掛かった破砕物W2は、スクレーパ刃35と回転刃8との間に導入され、三次破砕される。
上記構成によれば、廃棄物に対して、破砕機構3による一次破砕、及びスクリーン刃29による二次破砕が行われることによって、所定の大きさまで廃棄物を効率良く破砕することができ、より早く廃棄物を所定の粒度まで破砕することができる。
また、スクレーパ刃35による三次破砕が行われることによって、破砕の効率を向上させることができる。
即ち、回転刃8の破砕刃14に破砕刃凸部16が設けられ、スペーサ9及びスクレーパ32に破砕刃14に対応するスペーサ9刃とスクレーパ刃35が設けられていることによって、破砕物を更に破砕することができる。
また、スクリーン刃29及びスクレーパ刃35が回転刃8に対応して分割されていることによって、例えばスクリーン刃29又はスクレーパ刃35が摩耗した際に、必要な箇所のみ交換を行うことができる。即ち、二軸破砕機1の運用コストを低減することができる。
また、スクリーン刃29をスクリーン刃受台25の外側に固定する構造とすることによって、スクリーン刃29の取り付け、取り外しを容易に行うことができる。
なお、上記実施形態では、スクリーンユニット4にスクリーン刃29を設けて二次破砕を行うとともに、スクレーパユニット5にスクレーパ刃35を設けて三次破砕を行う構成としたが、これに限ることはない。例えば、スクレーパユニット5にスクレーパ刃35を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、スクリーン刃29にスクリーン刃凹部39を設けるとともに、スクレーパ刃35にスクレーパ刃凹部51を設ける構成としたが、これに限ることはない。スクリーン刃29とスクレーパ刃35との少なくとも一方を凹部の無い単純な形状としてもよい。
〔第一変形例〕
以下、本発明の第一変形例の破砕機について図面を参照して詳細に説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図17に示すように、本変形例のスクリーン刃29Bは、スクリーン刃凹部39に隣接し、スペーサ9に向かって延び、かつ、スペーサ9に近接するスクリーン刃凸部54(延伸部)を有している。スクリーン刃凸部54は、スペーサ9の外周面の近傍まで延びている。スクリーン刃凸部54は、先端55と、スペーサ斜面21との間に僅かな隙間が設けられるように形成された一対のスクリーン刃凸部斜面56とを有している。
上記変形例によれば、スペーサ9とスクリーン刃29との間を廃棄物が破砕されずに通過することを防止することができる。
〔第二変形例〕
以下、本発明の第二変形例の破砕機について図面を参照して詳細に説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図18に示すように、本変形例のスクリーン刃29Cは、一体に形成されている。即ち、本変形例のスクリーン刃29Cは、回転刃8に対応して分割されていない。
上記変形例によれば、スクリーン刃29Cの剛性を向上させることができ、ひいては、スクリーンユニット4の剛性を向上させることができる。また、スクリーン刃29Cをスクリーン刃受台25に固定するためのボルト41の本数を低減することができる。
なお、上記第一変形例のスクリーン刃29Bについても、第二変形例のスクリーン刃29Cと同様に、一体に形成することができる。
〔第三変形例〕
以下、本発明の第三変形例の破砕機について図面を参照して詳細に説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図19に示すように、本変形例のスクリーン刃29は、実施形態のスクリーン刃29が
スクリーン刃受台25の外側に固定されているのに対し、スクリーン刃受台25の内側に固定されている。即ち、本変形例のスクリーン刃29は、一対のスクリーン刃受台25の互いに向き合う面に固定されている。
上記変形例によれば、スクリーン刃29が回転刃8のトルクを受ける際に、スクリーン刃受台25(枠体)によってスクリーン刃29が支持される。これにより、回転刃8の回転トルクにより、スクリーン刃29が外れるのを防止することができ、ボルト41の本数を低減することができる。
なお、第一変形例のスクリーン刃29Bをスクリーン刃受台25の内側に固定してもよいし、スクリーン刃受台25の内側に固定するスクリーン刃29を一体に形成してもよい。
〔第四変形例〕
以下、本発明の第四変形例の破砕機について図面を参照して詳細に説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図20に示すように、本変形例の回転刃8の破砕刃14は、軸線Aの周方向から見た形状が矩形状の破砕刃凸部16Aを有している。
本変形例のスペーサ9は、破砕刃凸部16Aの回転軌跡に対応した矩形状のスペーサ凹部20Aを有している。同様に、本変形例の第二スクレーパ片34は、破砕刃凸部16Aの回転軌跡に対応した矩形状のスクレーパ凹部49Aを有しており、第一スクレーパ片33は、スペーサ凹部20Aに対応した矩形波状のスクレーパ凸部46Aを有している。
図示しないが、スクリーン刃29のスクリーン刃凹部39A、及びスクレーパ刃35のスクレーパ刃凹部51Aも、矩形状の破砕刃凸部16Aに対応して、矩形状をなしている。
上記変形例によれば、回転刃8とスクレーパ32との間で、積極的に、廃棄物の破砕を行うことができる。
〔第五変形例〕
以下、本発明の第五変形例の破砕機について図面を参照して詳細に説明する。なお、本変形例では、上述した実施形態との相違点を中心に述べ、同様の部分についてはその説明を省略する。
図21に示すように、本変形例は、スクリーン刃受台25とケーシング2の側壁2aとを、複数の外側連結部58で接続している。複数の外側連結部58を設けることによって、スクリーン刃受台25とケーシング2との間に、複数の第二開口31cが形成される。即ち、本変形例の二軸破砕機は、スクリーンユニット4とケーシング2との間にもスクリーンが設けられている。
外側連結部58は、主面が軸線方向Daを向き、スクリーン刃受台25及び側壁2aの主面と交差するように配置されている板状の部材である。外側連結部58は、軸線方向Daに間隔をあけて配置されている。軸線方向Daに隣り合う外側連結部58間には、所定の大きさ以下となった破砕物が通過する第二開口31cが設けられる。第二開口31cの大きさは、適宜変更することができる。
上記変形例によれば、ケーシングとスクリーン刃受台との間の空間をスクリーンとして機能させることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1 二軸破砕機
2 ケーシング
2a 側壁
3 破砕機構
4 スクリーンユニット(スクリーン部)
5 スクレーパユニット
7 回転軸
7a 第一回転軸
7b 第二回転軸
8 回転刃
9 スペーサ
10 駆動装置
11 ディスク部
11a 端面
11b 中心孔
11c 段部
11d 係合面
12 刃部
12a 当接面
12c 段部
12d 係合面
14 破砕刃
14a すくい面
14b 逃げ面
15 ピン
16 破砕刃凸部
17 先端
18 破砕刃斜面
19 ボルト
20 スペーサ凹部
21 スペーサ斜面
23 屋根部
23a 稜線
23b 斜面
24 屋根受台
25 スクリーン刃受台
26 連結部
27 第一連結部
28 第二連結部
29 スクリーン刃
29B スクリーン刃
29C スクリーン刃
30 枠組
31a、31b 開口
31c 第二開口
32 スクレーパ
33 第一スクレーパ片
34 第二スクレーパ片
35 スクレーパ刃
39 スクリーン刃凹部
40 スクリーン刃斜面
41 ボルト
42 第一上面
43 第一下面
44 第二上面
45 第二下面
46 スクレーパ凸部
47 先端
48 スクレーパ凸部斜面
49 スクレーパ凹部
50 スクレーパ凹部斜面
51 スクレーパ刃凹部
52 スクレーパ刃斜面
54 スクリーン刃凸部
55 先端
56 スクリーン刃凸部斜面
58 外側連結部
A(A1、A2) 軸線
Da 軸線方向
G 隙間
Y 幅方向

Claims (6)

  1. 廃棄物を破砕する二軸破砕機であって、
    水平方向に間隔をあけて互いに平行に配置された一対の回転軸と、
    各々の前記回転軸に前記回転軸の軸線方向に間隔をあけて取り付けられ、前記廃棄物の一次破砕を行う複数の回転刃であって、前記軸線方向から見て前記一対の回転軸のうち一方の回転軸に取り付けられた前記回転刃の回転軌跡の一部と、他方の回転軸に取り付けられた前記回転刃の回転軌跡の一部とが重なっている複数の回転刃と、
    各々の前記回転軸に前記回転刃と前記軸線方向に交互に取り付けられた複数のスペーサと、
    前記一対の回転軸の下方に配置されたスクリーン部と、を有し、
    前記スクリーン部は、
    前記一対の回転軸の間に配置され、前記軸線方向に延びる屋根部と、
    前記屋根部を下方から支持し、かつ、前記軸線方向に延びる屋根受台と、
    前記屋根受台に対して前記水平方向に間隔をあけて、前記屋根受台の主面幅方向に平行にその主面が配置されたスクリーン刃受台と、
    前記屋根受台と前記スクリーン刃受台とを接続する複数の連結部であって、隣接する前記連結部間に開口が設けられる連結部と、
    前記スクリーン刃受台に前記幅方向から取り付けられ、上方で通過する前記回転刃との間で前記廃棄物の二次破砕を行うスクリーン刃と、を備え
    前記屋根部は前記開口の一部を覆うように配置されることを特徴とする二軸破砕機。
  2. 前記回転軸及び前記スクリーン部を収容するケーシングと、
    前記ケーシングに固定され、前記回転軸の側方で前記軸線方向に延びるスクレーパであって、前記ケーシングと前記スペーサとの間を埋めるように前記スペーサに近接して配置された板状の第一スクレーパ片と、前記第一スクレーパ片と前記軸線方向に交互に重ねられ、前記ケーシングと前記回転刃との間を埋めるように前記回転刃に近接して配置された第二スクレーパ片と、を有するスクレーパと、
    前記第二スクレーパ片に取り付けられ、前記回転刃との間で前記廃棄物の三次破砕を行うスクレーパ刃と、を有する請求項1に記載の二軸破砕機。
  3. 前記回転刃は、前記軸線の周方向に間隔をあけて設けられ各々が前記周方向から見て一部が径方向外側に突出する凸部を有する複数の破砕刃を有し、
    前記スクリーン刃と前記スクレーパ刃との少なくとも一方は、前記凸部が通過する凹部を有する請求項2に記載の二軸破砕機。
  4. 前記スクリーン刃は、前記スペーサに向かって延び、かつ、前記スペーサに近接する延伸部をさらに備える請求項3に記載の二軸破砕機。
  5. 前記ケーシングと前記スクリーン刃受台とを接続する複数の外側連結部であって、隣接する前記外側連結部間に第二開口が設けられる複数の外側連結部を有する請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の二軸破砕機。
  6. 前記スクリーン刃と前記スクレーパ刃との少なくとも一方は、前記複数の回転刃の各々に対応して分割されている請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の二軸破砕機。
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