JP4499010B2 - 衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、正転又は逆転のローター回転で打撃板に過剰な衝撃力が加わっても、構成部材を損傷することなく未使用部分の打撃面とローターを保護し固定できるようにした衝撃式破砕機の打撃板固定装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、構成が簡素で複数の打撃面を有する打撃板の交換、所望の打撃面の打撃位置への位置決めを容易にし低コストに構成された衝撃式破砕機の打撃板固定装置を提供することにある。
本発明1の衝撃式破砕機の打撃板固定装置は、ケーシング内に配置されたローターの外周に打撃板を有し、投入される被破砕物を打撃して破砕し、かつ飛散した前記被破砕物を前記ケーシングに固定された反撥板で破砕する衝撃式破砕機において、前記ローターのローター本体の外周に設けられ2つの凸部を有し前記凸部間が前記打撃板の挿入のための凹部をなす打撃板押さえ部と、この打撃板押さえ部に着脱自在に取り付け可能で、中央部に貫通穴を有し、前記被破砕物を打撃して破砕する打撃面が複数形成されている打撃板と、前記打撃板押さえ部の中央部に設けられた押さえ部穴と、この押さえ部穴と前記打撃板押さえ部に挿入された前記打撃板の貫通穴とを一致させた状態で挿通されるピン体と、前記打撃板押さえ部の外側に各々設けられ前記打撃板を挟持して前記打撃板押さえ部に固定される一対の保護部材とからなり、所望の前記打撃面を、前記被破砕物を打撃して破砕する打撃位置に位置させて破砕動作を行えるようにしたことを特徴とする。
前記一対の保護部材は、前記ピン体の軸線方向の両端部で前記打撃板押さえ部を挟み前記打撃板を固定する構成になっていることを特徴とする。
前記一対の保護部材は、前記ローター本体に着脱自在に固定される構成であることを特徴とする。
前記打撃板は、前記ローター本体が正転方向及び逆転方向に回転したとき、前記打撃面を両側の面に有しているものであり、前記ローター本体の正転回転、逆転回転の両方向で打撃動作可能な構成になっていることを特徴とする。
前記打撃板は、所定の角度毎に前記打撃面が形成されているものであり、前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向の所定の角度位置に、位置決めするための位置決め手段を備えていることを特徴とする。
前記打撃板は、90度又は180度毎に前記打撃面が形成されているものであり、前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向に90度又は180度回転させて位置決めし打撃動作可能になっていることを特徴とする。
前記位置決め手段は、前記一対の保護部材の下端に設けられた下端凸部であり、前記一対の保護部材で前記打撃板を挟持したとき、前記打撃板の下面と前記下端凸部とが当接して、前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向に位置決めできることを特徴とする。
前記打撃板は、板状の直方体であり、前記貫通穴の中心線を横切る方向を中心として前記打撃面の向きを180度反転し、前記打撃板押さえ部に対し固定可能なものであることを特徴とする。
前記打撃板固定装置の設けられる衝撃式破砕機の前記反撥板は、前記ローター本体の回転軸の中心及び前記被破砕物が投入される投入口を含む平面に対して対称位置に配置されていることを特徴とする。
図1は、本発明の打撃板固定装置1を適用した衝撃式破砕機2の全体構成を示し、ローター3の軸線と直角方向に切断した断面図である。図2は、本発明の衝撃式破砕機の打撃板固定装置の固定状態を示す部分外観図である。図3は、衝撃式破砕機の打撃板固定装置の部品展開を示す部品分解図である。図4は、本発明の他の実施の形態を示す図であり、衝撃式破砕機の打撃板固定装置の部品展開を示す部品分解図、図5は、本発明の更に他の実施の形態を示す図であり、衝撃式破砕機の打撃板固定装置の部品展開を示す部品分解図である。
又、場合によっては、打撃板11を穴11aの中心線を横切る方向を中心にして180度反転させ、摩耗等していない打撃面を打撃位置に位置させて破砕動作を継続してもよい。
なお、打撃板の回り止め支持は、角状ピン体と、打撃板及び打撃板押さえ部の角状穴のみで行うもの等であってもよい。
図5に示すように、この形態では、ボルト27aの先端に係合部27bを形成し、打撃板21にボルト27aの係合部27bと係合するための係合穴29を設けている。そして、ボルト27aでローター保護ライナー17を締め付け固定すると、ボルト27aの係合部27bと、打撃板21の係合穴29とが係合するようになっている。すなわち、この係合で、打撃板21の穴21a(又は打撃板11の穴11a)の中心線を中心とする回転方向の回り止め支持を行っているのである。
2…衝撃式破砕機
3…ローター
4…ケーシング
7…反撥板
8…ライナー
11,21…打撃板
11a…貫通穴
21a…角状貫通穴
13…ローターディスク
15,25…打撃板押さえ部
15a…押さえ部穴
25a…角状押さえ部穴
17…ローター保護ライナー(保護部材)
18…ピン体
28…角状ピン体
Claims (9)
- ケーシング(4)内に配置されたローター(3)の外周に打撃板(11,21)を有し、投入される被破砕物を打撃して破砕し、かつ飛散した前記被破砕物を前記ケーシング(4)に固定された反撥板(7)で破砕する衝撃式破砕機(2)において、
前記ローター(3)のローター本体の外周に設けられ2つの凸部を有し前記凸部間が前記打撃板(11,21)の挿入のための凹部をなす打撃板押さえ部(15,25)と、
この打撃板押さえ部(15,25)に着脱自在に取り付け可能で、中央部に貫通穴(11a,21a)を有し、前記被破砕物を打撃して破砕する打撃面が複数形成されている打撃板(11,21)と、
前記打撃板押さえ部(15,25)の中央部に設けられた押さえ部穴(15a,25a)と、
この押さえ部穴(15a,25a)と前記打撃板押さえ部(15,25)に挿入された前記打撃板(11,21)の貫通穴(11a,21a)とを一致させた状態で挿通されるピン体(18,28)と、
前記打撃板押さえ部(15,25)の外側に各々設けられ前記打撃板(11,21)を挟持して前記打撃板押さえ部(15,25)に固定される一対の保護部材(17)とからなり、
所望の前記打撃面を、前記被破砕物を打撃して破砕する打撃位置に位置させて破砕動作を行えるようにした
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1に記載された衝撃式破砕機の打撃板固定装置において、
前記一対の保護部材は、前記ピン体の軸線方向の両端部で前記打撃板押さえ部を挟み前記打撃板を固定する構成になっている
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1に記載された衝撃式破砕機の打撃板固定装置において、
前記一対の保護部材は、前記ローター本体に着脱自在に固定される構成である
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1に記載された衝撃式破砕機の打撃板固定装置において、
前記打撃板は、前記ローター本体が正転方向及び逆転方向に回転したとき、前記打撃面を両側の面に有しているものであり、前記ローター本体の正転回転、逆転回転の両方向で打撃動作可能な構成になっている
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1に記載された衝撃式破砕機の打撃面固定装置において、
前記打撃板は、所定の角度毎に前記打撃面が形成されているものであり、
前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向の所定の角度位置に、位置決めするための位置決め手段を備えている
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項5に記載された衝撃式破砕機の打撃面固定装置において、
前記打撃板は、90度又は180度毎に前記打撃面が形成されているものであり、
前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向に90度又は180度回転させて位置決めし打撃動作可能になっている
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項5又は6に記載された衝撃式破砕機の打撃面固定装置において、
前記位置決め手段は、前記一対の保護部材の下端に設けられた下端凸部であり、
前記一対の保護部材で前記打撃板を挟持したとき、前記打撃板の下面と前記下端凸部とが当接して、前記打撃板を、前記貫通穴の中心線を中心とする回転方向に位置決めできる
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1に記載された衝撃式破砕機の打撃板固定装置において、
前記打撃板は、板状の直方体形状のものであり、前記貫通穴の中心線を横切る方向を中心として前記打撃面の向きを180度反転し、前記打撃板押さえ部に対し固定可能なものである
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載された衝撃式破砕機の打撃板固定装置において、
前記打撃板固定装置の設けられる衝撃式破砕機の前記反撥板は、前記ローター本体の回転軸の中心及び前記被破砕物が投入される投入口の中心を含む平面に対して対称位置に配置されている
ことを特徴とする衝撃式破砕機の打撃板固定装置。
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