JP6473372B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、操縦安定性能を向上しながら、優れたノイズ性能を発揮し得る空気入りタイヤに関する。
従来、トレッド部のパターンを不規則に配置して、路面走行時のノイズ性能を改善させた空気入りタイヤが知られている。例えば、下記特許文献1は、トレッド部の模様単位がカオス的関数によって求められる順番に基づいて配列された空気入りタイヤを提案している。
特開平08−113012号公報
しかしながら、上記特許文献1のノイズ低減技術を適用した空気入りタイヤは、ノイズ性能を向上させると操縦安定性能が低下し、操縦安定性能とノイズ性能との両立が困難であった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、陸部ごとに模様単位の数を異ならせることを基本として、操縦安定性能を向上しながら、優れたノイズ性能を発揮し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部を備えた空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ周方向にのびる少なくとも2本の縦主溝によって区分された少なくとも3個の陸部を有し、前記各陸部には、タイヤ周方向のピッチ長さが異なる複数の模様単位が不規則に配列されており、前記陸部は、車両への装着時に車両外側に位置する外のショルダ陸部と、車両への装着時に車両内側に位置する内のショルダ陸部と、それらの間に位置するセンタ陸部とを含み、前記外のショルダ陸部に含まれる前記模様単位の数Neと、前記内のショルダ陸部に含まれる前記模様単位の数Niと、前記センタ陸部に含まれる前記模様単位の数Ncとは、Ne<Nc<Niの関係を満たしていることを特徴とする。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記各陸部は、複数の前記模様単位がカオス的関数によって求められる順番に基づいて配列されているのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記各陸部は、前記ピッチ長さが異なる少なくとも5種類の前記模様単位を含むのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部のランド比は、85%以上であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記各陸部の前記模様単位の数Ne、Ni及びNcは、52〜73個であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、タイヤ断面幅Wtが、タイヤ外径Dtの30%以下であるのが望ましい。
本発明の空気入りタイヤの各陸部には、タイヤ周方向のピッチ長さが異なる複数の模様単位が不規則に配列されている。このような空気入りタイヤは、タイヤが回転したときに模様単位が路面を叩いて生じる振動によるノイズ(以下、「インパクトノイズ」という。)の周波数の分散度合いが向上するので、路面走行時のノイズを低減し得る。
本発明では、外のショルダ陸部に含まれる模様単位の数Neと、内のショルダ陸部に含まれる模様単位の数Niと、センタ陸部に含まれる模様単位の数Ncとは、Ne<Nc<Niの関係を満たしている。
このため、外のショルダ陸部に含まれる模様単位のピッチ長さは大きくなり、その結果、車両外側のタイヤ剛性は向上し、優れた操縦安定性能が発揮され得る。また、内のショルダ陸部に含まれる模様単位のピッチ長さは小さくなり、その結果、内のショルダ陸部に含まれる模様単位に伴うインパクトノイズが低減され得る。更に、各模様単位のピッチ長さが異なるので、各陸部で発生するインパクトノイズの周波数帯は分散され、ノイズ性能がより向上され得る。
以上のように、本発明の空気入りタイヤは、操縦安定性能を向上しながら、優れたノイズ性能を発揮することができる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。 図1のトレッド部の展開図である。 不規則配列のパターンを示す図である。 実施例の不規則配列のパターンを示す図である。 比較例の不規則配列のパターンを示す図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ1の正規状態の断面図であり、図2は、この空気入りタイヤ1のトレッド部2の展開図である。図1は、図2のA−A線の断面図である。
前記「正規状態」とは、空気入りタイヤ1が、正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、空気入りタイヤ1の各部の寸法は、正規状態での値である。また、各溝の溝幅は、特に断りがない場合、その長手方向に直交する向きで測定される。
前記「正規リム」とは、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
前記「正規内圧」とは、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とする。
図1に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6を備えている。本実施形態の空気入りタイヤ1は、カーカス6のタイヤ半径方向外側に配されるベルト層7と、このベルト層7のタイヤ半径方向外側に配されるバンド層9とを更に備えており、例えば、乗用車用空気入りタイヤとして好適に利用される。
本実施形態の空気入りタイヤ1は、例えば、タイヤ断面幅Wtが、タイヤ外径Dtの30%以下の、いわゆる、幅狭・大径タイヤであるのが望ましい。このような空気入りタイヤ1は、トレッド部2におけるエネルギー損失量の低減、タイヤ質量の低減、及び、空気抵抗の低減等により、車両の燃費が大幅に改善され得る。
図2に示されるように、本実施形態のトレッド部2は、車両への装着の向きが指定された非対称のパターンが形成されている。車両への装着の向きは、例えば、サイドウォール部3(図1に示す)に、文字等で表示される。
トレッド部2は、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Teoと、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Teiとを有している。この外側トレッド端Teoと内側トレッド端Teiとの間のタイヤ軸方向の距離がトレッド接地幅TWとして定められる。
ここで、前記「外側トレッド端」Teoは、正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの接地面において、車両外側でのタイヤ軸方向の最外端である。また、前記「内側トレッド端」Teiは、正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの接地面において、車両内側でのタイヤ軸方向の最外端である。
前記「正規荷重」とは、空気入りタイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
トレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる少なくとも2本、本実施形態では2本の縦主溝が設けられている。このような縦主溝は、例えば、外側縦主溝10及び内側縦主溝11を含んでいる。外側縦主溝10及び内側縦主溝11は、トレッド部2の排水性を向上させる機能を有している。
トレッド部2は、上述の縦主溝によって区分された、少なくとも3つ、本実施形態では3つの陸部を有している。陸部は、車両への装着時に車両外側に位置する外のショルダ陸部12と、車両への装着時に車両内側に位置する内のショルダ陸部13と、それらの間に位置するセンタ陸部14とを含んでいる。
本実施形態では、外のショルダ陸部12は、外側トレッド端Teoを含んでおり、内のショルダ陸部13は、内側トレッド端Teiを含んでいる。また、センタ陸部14は、タイヤ赤道Cを含むのが望ましい。
外のショルダ陸部12には、例えば、外側トレッド端Teoからタイヤ軸方向内側にのび、外のショルダ陸部12内で終端する複数の外側ラグ溝15が設けられている。外のショルダ陸部12には、更に、隣り合う外側ラグ溝15間に、タイヤ軸方向にのびる、例えば1本の外側サイプ17が設けられているのが望ましい。外側サイプ17は、例えば、タイヤ軸方向の両端部が外のショルダ陸部12内で終端している。外側サイプ17は、隣り合う外側ラグ溝15間に、複数本設けられていてもよい。
内のショルダ陸部13には、例えば、内側トレッド端Teiからタイヤ軸方向内側にのび、内のショルダ陸部13内で終端する複数の内側ラグ溝16が設けられている。内のショルダ陸部13には、更に、内側ラグ溝16のタイヤ軸方向の内端から内側縦主溝11までタイヤ軸方向にのびる第1内側サイプ18と、隣り合う内側ラグ溝16間をタイヤ軸方向にのびる、例えば2本の第2内側サイプ19とが設けられるのが望ましい。第2内側サイプ19は、例えば、タイヤ軸方向の両端部が内のショルダ陸部13内で終端している。第2内側サイプ19は、隣り合う外側ラグ溝15間に、1本のみ設けられていてもよいし、3本以上設けられていてもよい。
センタ陸部14には、例えば、外側縦主溝10から内側縦主溝11までのびる複数のセンタサイプ20が設けられている。センタサイプ20は、タイヤ軸方向に対し、同じ方向に傾斜しているのが望ましい。
本実施形態の外のショルダ陸部12は、Ne個の外の模様単位21が、タイヤ周方向に連続して配列されている。各外の模様単位21は、例えば、1本の外側ラグ溝15と、1本の外側サイプ17とを含んで構成されている。外のショルダ陸部12には、例えば、タイヤ周方向のピッチ長さP21が異なる少なくとも5種類、本実施形態では5種類の外の模様単位21が含まれている。
本実施形態の内のショルダ陸部13は、Ni個の内の模様単位22が、タイヤ周方向に連続して配列されている。各内の模様単位22は、例えば、1本の内側ラグ溝16と、1本の第1内側サイプ18と、2本の第2内側サイプ19とを含んで構成されている。内のショルダ陸部13には、例えば、タイヤ周方向のピッチ長さP22が異なる少なくとも5種類、本実施形態では5種類の内の模様単位22が含まれている。
本実施形態のセンタ陸部14は、Nc個のセンタ模様単位23が、タイヤ周方向に連続して配列されている。各センタ模様単位23は、例えば、1本のセンタサイプ20を含んで構成されている。センタ陸部14には、例えば、タイヤ周方向のピッチ長さP23が異なる少なくとも5種類、本実施形態では5種類のセンタ模様単位23が含まれている。
本実施形態の外のショルダ陸部12の外の模様単位21の数Neと、内のショルダ陸部13の内の模様単位22の数Niと、センタ陸部14のセンタ模様単位23の数Ncとは、Ne<Nc<Niの関係を満たしている。
外の模様単位21の数Neが少ないので、外の模様単位21のピッチ長さP21は、大きくすることができる。このため、車両が旋回する際に大きな力が生じる外のショルダ陸部12の剛性を高くすることができ、空気入りタイヤ1は、大きなコーナリングパワーを発生させ得る。その結果、空気入りタイヤ1は、良好な操縦安定性能を確保することができる。
内の模様単位22の数Niが多いので、内の模様単位22のピッチ長さP22は、小さくすることができる。その結果、路面走行時のノイズ性能に大きく影響する周波数領域、例えば、200〜400Hz付近の音圧レベルを低下させることができる。また、各内の模様単位22が小さく、かつ、軽く形成できるので、インパクトノイズが車両内側で低減され、空気入りタイヤ1のノイズ性能は、改善され得る。
更に、各模様単位の数Ne,Ni及びNcが異なるので、外のショルダ陸部12、内のショルダ陸部13及びセンタ陸部14の各模様単位に伴うインパクトノイズの発生周波数帯は、それぞれ異なるものとなり得る。その結果、空気入りタイヤ1は、インパクトノイズの周波数の分散度合いが向上するので、路面走行時のノイズを低減し得る。
各陸部の模様単位の数Ne、Ni及びNcは、好ましくは、52〜73個の範囲から選択され得る。上述のNe<Nc<Niの関係から、外のショルダ陸部12の外の模様単位21の数Neは、52〜71個が好ましく、内のショルダ陸部13の内の模様単位22の数Niは、54〜73個が好ましい。また、センタ陸部14のセンタ模様単位23の数Ncは、53〜72個が好ましい。模様単位の数Ne、Ni及びNcが、51個以下である場合、ノイズ性能が向上しないおそれがあり、74個以上である場合、操縦安定性能が向上しないおそれがある。
各陸部は、ピッチ長さが異なる複数の模様単位が、例えばカオス的関数によって求められる順番に基づいて、不規則に配列されている。前記カオス的関数の求め方は、例えば、上記特許文献1に詳細に記載されているので、本明細書では省略される。なお、模様単位の配列は、不規則であればよく、例えば、確率論等に基づいて求められてもよい。
図3には、カオス的関数によって求められる不規則配列の一例が示されている。図3は、5種類のピッチ長さを有する模様単位であって、タイヤ周方向の模様単位の数が68個の場合の一例である。図3の横軸は、タイヤの周方向距離であって、図3の範囲がタイヤ1周分に相当する。図3の縦軸は、5種類のピッチ長さであって、短い方から、SS、S、M、L、LLで示されている。各ピッチ長さは、例えば、SSがMより10%小さく、SがMより5%小さく、LがMより5%大きく、LLがMより10%大きい。
このような不規則に配列された複数の模様単位は、各模様単位に伴うインパクトノイズの発生周波数帯が分散され得る。その結果、空気入りタイヤ1は、インパクトノイズの周波数の分散度合いがより向上するので、路面走行時のノイズを更に低減し得る。
図2に示されるように、トレッド部2のランド比は、外側縦主溝10及び内側縦主溝11の溝幅、並びに、外側ラグ溝15及び内側ラグ溝16の溝長さ、溝幅及び数等を調整することにより、85%以上に設定されているのが望ましい。なお、「ランド比」とは、外側トレッド端Teoと内側トレッド端Teiとの間において、各溝全てを埋めた仮想接地面の全面積に対する、実際の接地面積の割合を意味している。
ここで、幅狭・大径タイヤでは、タイヤ断面幅Wtとともにトレッド接地幅TWも狭くなるため、通常のタイヤに比して排水性が優れている。そのため、本実施形態の空気入りタイヤ1は、通常のタイヤと同レベルのウエット性能を確保しながら、従来よりも高いランド比、即ち85%以上のランド比を採用することが可能となる。このような空気入りタイヤ1は、横剛性が高く、大きなコーナリングパワーを発生させることができる。その結果、空気入りタイヤ1の操縦安定性能は、更に向上され得る。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1の基本構造を有し、図2の基本トレッドパターンを有するサイズ165/65R19の幅狭・大径タイヤである空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき、ランド比を85%に調整されて試作された。このときの各模様単位の不規則配列のパターンは、図3、図4及び図5に示される配列パターンが採用された。それぞれ模様単位のピッチ長さは、短い方から、SS、S、M、L、LLで示されている。
図3には、上述のように、模様単位の数が68個の場合の配列パターンが示されている。同様に、図4(a)は、模様単位の数が52個の場合の配列パターンが示されており、図4(b)は、模様単位の数が72個の場合の配列パターンが示されている。また、図5(a)は、模様単位の数が42個の場合の配列パターンが示されており、図5(b)は、模様単位の数が100個の場合の配列パターンが示されている。図4及び図5の配列パターンは、それぞれ、図3と同様に、カオス的関数に基づいて求められた。
この試供タイヤを用いて、ノイズ性能及び操縦安定性能が評価された。
テスト方法は、以下の通りである。
<ノイズ性能>
試供タイヤのトレッドパターンに基づいて、ノイズシミュレーションが実施され、時速50km/hにおける各周波数に対するパワースペクトル密度が計算された。更に、各試供タイヤ毎にパワースペクトル密度の大きい5つの周波数が選択され、それらのパワースペクトル密度の平均値が求められた。結果は、平均値の逆数を指数化しており、比較例2を100として、数値が大きい程、ノイズ性能が優れていることを示す。
<操縦安定性能>
試供タイヤが、一般乗用車の前後輪に装着され、前後輪の空気圧が310kPaに調整された。上記車両が、舗装路のテストコースの周回路に持ち込まれ、ステアリングの手応え、応答性、横方向のグリップに関する特性が、ドライバーの官能により評価された。結果は、比較例2を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性能が優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0006473372
表1から明らかなように、実施例の空気入りタイヤは、比較例に対し、操縦安定性能を向上しながら、優れたノイズ性能を発揮することが確認された。
2 トレッド部
10 外側縦主溝
11 内側縦主溝
12 外のショルダ陸部
13 内のショルダ陸部
14 センタ陸部
21 外の模様単位
22 内の模様単位
23 センタ模様単位

Claims (5)

  1. 車両への装着の向きが指定されたトレッド部を備えた空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ周方向にのびる少なくとも2本の縦主溝によって区分された少なくとも3つの陸部を有し、
    前記各陸部には、タイヤ周方向のピッチ長さが異なる複数の模様単位が不規則に配列されており、
    前記陸部は、車両への装着時に車両外側に位置する外のショルダ陸部と、車両への装着時に車両内側に位置する内のショルダ陸部と、それらの間に位置するセンタ陸部とを含み、
    前記外のショルダ陸部に含まれる前記模様単位の数Neと、前記内のショルダ陸部に含まれる前記模様単位の数Niと、前記センタ陸部に含まれる前記模様単位の数Ncとは、Ne<Nc<Niの関係を満たし
    前記各陸部の前記模様単位の数Ne、Ni及びNcは、52〜73個であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記各陸部は、複数の前記模様単位がカオス的関数によって求められる順番に基づいて配列されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記各陸部は、前記ピッチ長さが異なる少なくとも5種類の前記模様単位を含む請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部のランド比は、85%以上である請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. タイヤ断面幅Wtが、タイヤ外径Dtの30%以下である請求項1乃至のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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