JP6369634B2 - Lcフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、インダクタ及びコンデンサを備えたLCフィルタに関する。
従来のLCフィルタに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のローパスフィルタが知られている。該ローパスフィルタは、積層体、コイル及びコンデンサを備えている。積層体は、複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている。コイルは、積層体に内蔵され、積層方向に平行な軸の周囲を周回する螺旋状をなしている。コンデンサは、積層体の底面とコイルとの間に設けられており、積層方向から見たときに、コイルと重なっている。
ところで、特許文献1に記載のローパスフィルタでは、Q値の低下が問題となる。より詳細には、コイルの周回の中心軸が積層方向に平行であるので、コイルが発生した磁束は積層方向に沿って延びる。そして、コンデンサは積層方向から見たときにコイルと重なっているので、磁束はコンデンサを貫通する。その結果、コンデンサにおいて渦電流が発生し、ローパスフィルタのQ値が低下する。
かかる問題を解決する方法としては、例えば、特許文献2に記載の積層帯域通過フィルタのように、インダクタが発生する磁束が積層方向(上下方向)に直交する方向に沿って延びるように、インダクタを構成することが考えられる。より詳細には、積層帯域通過フィルタのインダクタは、2本のビア電極とインダクタ電極とにより構成されたループ型インダクタである。インダクタ電極は、積層体の上面近傍に設けられている線状の導体である。2本のビア電極は、インダクタ電極の両端から下方に向かって延在している。このようなインダクタは、積層方向(上下方向)に直交する方向に沿って延びるように磁束を発生する。その結果、インダクタの下側に設けられているコンデンサを磁束が貫通することが抑制され、積層帯域通過フィルタのQ値の低下が抑制される。
しかしながら、特許文献2に記載の積層帯域通過フィルタでは、ループ型のインダクタが用いられているので、積層体の高さよりインダクタのインダクタンス値が決まる。したがって、大きなインダクタンス値を得るには、高さの高い積層体が必要になる。そのため、ループ型のインダクタを用いた場合には、素子の小型化とインダクタンス値の増大とを両立させることが困難である。
特開2013−21449号公報 国際公開第2009/041294号
そこで、本発明の目的は、大きなインダクタンス値を得ることができると共に、Q値を向上させることができるLCフィルタを提供することである。
本発明の一形態に係るLCフィルタは、複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている積層体であって、前記積層方向の一端に位置する底面と、前記積層方向の他端に位置する上面とを有する積層体と、前記積層方向に平行な軸の周囲を周回する渦巻状又は螺旋状をなすインダクタと、複数のコンデンサ導体が対向することにより構成されているコンデンサと、前記インダクタ及び前記コンデンサと電気的に接続され、かつ、前記底面に設けられている外部電極と、を備えており、前記積層方向から見たときに、前記インダクタと前記コンデンサとが重なっておらず、かつ、前記積層方向に直交する全ての方向から見たときに、該インダクタと該コンデンサとが重なっておらず、前記コンデンサは、前記インダクタよりも前記上面の近くに設けられており、前記インダクタと前記底面との間に設けられている複数の前記絶縁体層の内の連続して積層されている2層以上の前記絶縁体層には、前記積層方向に一直線に貫通するビアホール導体と該2層以上の絶縁体層同士の境界における該ビアホール導体の接続を中継するランド導体以外の導体が設けられていないこと、を特徴とする。
本発明によれば、大きなインダクタンス値を得ることができると共に、Q値を向上させることができる。
LCフィルタ10の等価回路図である。 LCフィルタ10の外観斜視図である。 LCフィルタ10の分解斜視図である。 LCフィルタ10を上側(積層方向)から透視した図である。 LCフィルタ10を前側から透視した図である。 LCフィルタ10を左側から透視した図である。 比較例に係るLCフィルタ100を前側から透視した図である。 比較例に係るLCフィルタ100を左側から透視した図である。 コンピュータシミュレーションの結果を示したグラフである。 LCフィルタ10aを左側から透視した概略図である。
(LCフィルタの構成)
本発明の一実施形態に係るLCフィルタ10の回路構成について図面を参照しながら説明する。図1は、LCフィルタ10の等価回路図である。
LCフィルタ10は、図1に示すように、インダクタL1〜L3、コンデンサC1〜C5及び外部電極14a〜14cを備えている。外部電極14a,14bは、高周波信号の入出力端子である。外部電極14cは、接地電位に接続されるグランド端子である。
インダクタL1とコンデンサC1とは、電気的に並列に接続されており、LC並列共振器LC1を構成している。インダクタL2とコンデンサC2とは、電気的に並列に接続されており、LC並列共振器LC2を構成している。LC並列共振器LC1とLC並列共振器LC2とは、外部電極14aと外部電極14bとの間においてこの順に電気的に直列に接続されている。また、インダクタL1とインダクタL2とは、電磁界結合している。
コンデンサC3の一方の電極は、LC並列共振器LC1とLC並列共振器LC2との間に接続されている。コンデンサC4の一方の電極は、外部電極14aに接続されている。コンデンサC5の一方の電極は、外部電極14bに接続されている。コンデンサC3〜C5の他方の電極は、インダクタL3の一端に接続されている。インダクタL3の他端は、外部電極14cに接続されている。これにより、インダクタL3とコンデンサC3とは、電気的に直列に接続されており、LC直列共振器LC3を構成している。
以上のように構成されたLCフィルタ10は、カットオフ周波数(本実施形態では1.575GHz)以下の周波数を有する高周波信号を外部電極14aと外部電極14bとの間で通過させるローパスフィルタとして機能する。以下に、外部電極14aから高周波信号が入力した場合を例に挙げて説明する。
LC並列共振器LC1,LC2は、カットオフ周波数よりもわずかに高い共振周波数(例えば、1.8GHz)を有している。そのため、LC並列共振器LC1,LC2の共振周波数を有する高周波信号は、外部電極14aから入力してもLC並列共振器LC1,LC2を通過することができないので、外部電極14bから出力しない。
また、LC直列共振器LC3は、カットオフ周波数よりも高い共振周波数(例えば、5GHz)を有している。そのため、LC直列共振器LC3の共振周波数を有する高周波信号は、外部電極14aから入力するとLC直列共振器LC3を介して外部電極14cから出力するので、外部電極14bから出力しない。
また、コンデンサC4,C5は、外部電極14aから入力したカットオフ周波数よりも高い周波数を有する高周波信号を外部電極14cへと導く。以上のような構成により、カットオフ周波数よりも低い周波数を有する高周波信号が外部電極14aと外部電極14bとの間を通過することができ、カットオフ周波数よりも高い周波数を有する高周波信号が外部電極14aと外部電極14bとの間を通過できない。
(LCフィルタの具体的構成)
次に、LCフィルタ10の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。図2は、LCフィルタ10の外観斜視図である。図3は、LCフィルタ10の分解斜視図である。図4Aは、LCフィルタ10を上側(積層方向)から透視した図である。図4Bは、LCフィルタ10を前側から透視した図である。図4Cは、LCフィルタ10を左側から透視した図である。LCフィルタ10において、積層体12の積層方向を上下方向と定義する。また、LCフィルタ10を上側から見たときに、LCフィルタ10の上面の長辺が延在する方向を左右方向と定義し、LCフィルタ10の上面の短辺が延在する方向を前後方向と定義する。
LCフィルタ10では、図2及び図3に示すように、具体的な構成として、積層体12、外部電極14a〜14c、インダクタ導体層18a〜18f,38a〜38f、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42、結合導体層28、接続導体層30,32,34a,34b,50及びビアホール導体v1〜v7,v11〜v14を備えている。
積層体12は、図2に示すように、直方体状をなしており、図3に示すように、絶縁体層16a〜16tが上側から下側へとこの順に積層されることにより構成されている。積層体12の上面は、積層体12の上端に位置する面である。積層体12の底面(絶縁体層16t)は、積層体12の下端に位置する面であり、LCフィルタ10が回路基板に実装される際に回路基板と対向する実装面である。
絶縁体層16a〜16tは、上側から見たときに、左右方向に延在する長辺を有する長方形状をなしており、例えば、セラミック等により作製されている。以下では、絶縁体層16a〜16tの上面を表面と呼び、絶縁体層16a〜16tの下面を裏面と呼ぶ。
外部電極14a〜14cは、積層体12の底面のみに設けられており、積層体12の前面、後面、右面及び左面には設けられていない。外部電極14a〜14cは、長方形状をなしている。外部電極14a,14c,14bは、積層体12の底面の左側から右側へとこの順に一列に並んでいる。外部電極14a〜14cは、例えば、銀等からなる下地電極上に、Niめっき及びSnめっきの順にめっきが施されること、又は、Niめっき及びAuめっきの順にめっきが施されることにより作製されている。積層体12のそれぞれの素子の説明については、図1に示す等価回路の容量、インダクタの数字が大きくなる順番で説明する。
インダクタL1は、インダクタ導体層18a〜18f及びビアホール導体v3,v4が接続されることにより構成されている。インダクタ導体層18a〜18fはそれぞれ、絶縁体層16g〜16lの表面の左半分の領域に設けられており、長方形状の環の一部が切り欠かれた形状をなしている。したがって、インダクタ導体層18a〜18fは、上下方向に平行な軸Ax1(図4A参照)の周囲を周回している。また、インダクタ導体層18a〜18fは、上側から見たときに、互いに重なり合って1つの長方形状の環を形成している。インダクタ導体層18a〜18fはそれぞれ、上側から見たときに、絶縁体層16g〜16lの前側の長辺から離れた位置に設けられている。これにより、図4Aに示すように、インダクタL1の前側にスペースSp1が形成されている。また、インダクタ導体層18aとインダクタ導体層18bとは同じ形状をなしており、インダクタ導体層18cとインダクタ導体層18dとは同じ形状をなしており、インダクタ導体層18eとインダクタ導体層18fとは同じ形状をなしている。以下では、インダクタ導体層18a〜18fの時計回り方向の上流側の端部を上流端と呼び、インダクタ導体層18a〜18fの時計回り方向の下流側の端部を下流端と呼ぶ。
ビアホール導体v4は、絶縁体層16i〜16kを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18e,18fの下流端とインダクタ導体層18c,18dの上流端とを接続している。ビアホール導体v3は、絶縁体層16g〜16iを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18c,18dの下流端とインダクタ導体層18a,18bの上流端とを接続している。以上のように構成されたインダクタL1は、上下方向に平行な軸Ax1(図4A参照)の周囲を時計回り方向に周回しながら、上側に向かって進行する螺旋状をなしている。
コンデンサC1は、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24bにより構成されている。コンデンサ導体層20a,20b,22はそれぞれ、絶縁体層16b,16d,16cの表面の左半分の領域に設けられており、絶縁体層16b,16d,16cの前側の長辺の左半分に沿って延在している線状をなしている。ただし、コンデンサ導体層20a,20bは、上側から見たときに、同じ形状をなしており、一致して重なっているのに対して、コンデンサ導体層22は、コンデンサ導体層20a,20bに対して右側にずれている。これにより、コンデンサ導体層20a,20bの右端とコンデンサ導体層22の左端とが対向している。
コンデンサ導体層24a,24bはそれぞれ、絶縁体層16b,16dの表面の中央に設けられており、絶縁体層16b,16dの前側の長辺の中央に沿って延在している線状をなしている。これにより、コンデンサ導体層22の右端とコンデンサ導体層24a,24bの左端とが対向している。
以上のように、コンデンサ導体層20a,20bの右端とコンデンサ導体層22の左端とが対向することにより形成された容量とコンデンサ導体層22の右端とコンデンサ導体層24a,24bの左端とが対向することにより形成された容量とがコンデンサ導体層22を介して直列に接続されることにより、図4Aの斜線部分に示すように、長方形状をなすコンデンサC1が形成されている。
インダクタL1とコンデンサC1とは、ビアホール導体v1,v2,v5及び接続導体層30,34a,34bを介して、電気的に並列に接続されている。より詳細には、接続導体層30は、絶縁体層16sの表面の左半分の領域に設けられているL字型の導体層である。ビアホール導体v2は、絶縁体層16s,16tを上下方向に貫通しており、接続導体層30の一端と外部電極14aとを接続している。ビアホール導体v1は、絶縁体層16b〜16rを上下方向に貫通しており、接続導体層30の他端とインダクタ導体層18e,18fの上流端とコンデンサ導体層20a,20bの左端とを接続している。
また、接続導体層34a,34bは、絶縁体層16b,16dの表面に設けられており、コンデンサ導体層24a,24bの左右方向の中央から後ろ側に向かって延在している線状をなしている。ビアホール導体v5は、絶縁体層16b〜16gを上下方向に貫通しており、接続導体層34a,34bの後端とインダクタ導体層18a,18bの下流端(インダクタ導体層38a、インダクタ導体層38bの上流端)とを接続している。
コンデンサC3は、コンデンサ導体層24b,26により構成されている。コンデンサ導体層26は、絶縁体層16fの表面に設けられており、絶縁体層16fの前側の長辺に沿って延在している線状をなしている。コンデンサ導体層24bとコンデンサ導体層26とが対向することにより、コンデンサC3が形成されている。
コンデンサC4は、コンデンサ導体層20b,26により構成されている。コンデンサ導体層20bの右端とコンデンサ導体層26の左端とが対向することにより、コンデンサC4が形成されている。
インダクタL3は、ビアホール導体v6により構成されている。ビアホール導体v6は、絶縁体層16f〜16rを上下方向に貫通している。ビアホール導体v6の上端は、コンデンサ導体層26の左右方向の中央に接続されている。これにより、インダクタL3は、コンデンサC3,C4と電気的に直列に接続されている。
また、インダクタL3は、接続導体層32及びビアホール導体v7を介して、外部電極14cに接続されている。接続導体層32は、絶縁体層16sの表面に設けられており、前後方向に延在する線状をなしている。ビアホール導体v6の下端は、接続導体層32の前端に接続されている。ビアホール導体v7は、絶縁体層16s,16tを上下方向に貫通しており、接続導体層32の後端と外部電極14cとを接続している。これにより、インダクタL3は、外部電極14cに接続されている。
ここで、LCフィルタ10は、以下に説明するように、上側から見たときに、面S1に関して面対象な構造を有している。面S1は、図4Aに示すように、積層体12の上面の中央(対角線の交点)を通過し、かつ、上下方向に平行な平面である。したがって、以下の(1)〜(4)の関係が成立する。
(1)インダクタL2を構成するインダクタ導体層38a〜38f及びビアホール導体v13,v14は、インダクタL1を構成するインダクタ導体層18a〜18f及びビアホール導体v3,v4と面S1に関して面対象な構造を有している。
(2)コンデンサC2を構成するコンデンサ導体層40a,40b,42,24a,24bは、コンデンサC1を構成するコンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24bと面S1に関して面対象な構造を有している。
(3)インダクタL2とコンデンサC2とを電気的に並列に接続するビアホール導体v11,v12,v5及び接続導体層50,34a,34bは、インダクタL1とコンデンサC1とを電気的に並列に接続するビアホール導体v1,v2,v5及び接続導体層30,34a,34bと面S1に関して面対象な構造を有している。
(4)コンデンサC5を構成するコンデンサ導体層40b,26は、コンデンサC4を構成するコンデンサ導体層20b,26と面S1に関して面対象な構造を有している。
なお、インダクタ導体層38a〜38f、コンデンサ導体層40a,40b,42、接続導体層50及びビアホール導体v11〜v14の詳細については説明を省略する。
結合導体層28は、絶縁体層16eの表面に設けられており、絶縁体層16eの後ろ側の長辺に沿って延在する線状をなしている。結合導体層28は、上側から見たときに、インダクタL1,L2と重なっている。これにより、インダクタL1,L2は、結合導体層28を介して電磁界結合している。
ビアホール導体v1,v5,v6,v11は、複数の絶縁体層を上下方向に貫通しており、貫通する際に線路電極と接続しない絶縁層が存在する。そのため、絶縁体層の積層ずれにより、ビアホール導体v1,v5,v6,v11に断線が発生することを防止するために、ランド導体層60(図3参照)が設けられている。ランド導体層60は、正方形状の導体層であり、ビアホール導体v1,v5,v6,v11の上下方向に垂直な断面積よりも少しだけ大きな面積を有している。このようなランド導体層60は、絶縁体層の表面においてビアホール導体v1,v5,v6,v11と重なるように設けられている。
従って、絶縁体層16m〜16rには、上下方向に一直線に貫通するビアホール導体v1,v6,v11、及び、絶縁体層16m〜16rの境界におけるビアホール導体v1,v6,v11の接続を中継するランド導体層60以外の導体が設けられていない。絶縁体層16m〜16rは、インダクタL1,L2と積層体12の底面との間に設けられている絶縁体層16m〜16tの内の連続して積層されている絶縁体層である。このように、不要な導体が設けられていない絶縁体層16m〜16rがインダクタL1,L2と積層体12の底面との間に設けられることにより、インダクタL1,L2と外部電極14a〜14cとの間の距離が大きくなる。
加えて、絶縁体層16b〜16eの比誘電率は、絶縁体層16a,16f〜16tの比誘電率よりも大きい。これにより、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42により上下方向から挟まれている絶縁体層16b〜16eの比誘電率は、インダクタL1,L2が設けられている絶縁体層16g〜16lの比誘電率よりも高くなっている。これにより、比誘電率を大きくすることで、単位当たりの容量値を大きくすることが可能となる。
LCフィルタ10は、Q値を向上させるため、コンデンサC1は、図4Aに示すように、上側から見たときに、スペースSp1に位置している。これにより、上側から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とは重なっていない。
更に、図4B及び図4Cに示すように、コンデンサC1は、インダクタL1よりも積層体12の上面の近くに設けられている。これにより、上側に直交する全ての方向(すなわち、前後方向及び左右方向)から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とが重なっていない。
また、LCフィルタ10では、インダクタL1の前後左右にはコンデンサが存在せず、インダクタL1の上下にもコンデンサが存在しない。すなわち、上側から見たときに、インダクタL1と重なるコンデンサが存在せず、かつ、上側に直交する全ての方向から見たときに、インダクタL1と重なるコンデンサが存在しない。
なお、コンデンサC2とインダクタL2との関係については、コンデンサC1とインダクタL1との関係と同じであるので説明を省略する。
(効果)
以上のように構成されたLCフィルタ10によれば、インダクタンス値を大きくすることができる。より詳細には、インダクタL1,L2は、上下方向に平行な軸Ax1,Ax2(図4A参照)の周囲を周回しながら、上側に向かって進行する螺旋状をなしている。このような螺旋状のインダクタL1,L2は、小さなエリアにおいて多くのターン数を形成しやすい構造を有しているので、ループ型のインダクタに比べて大きなインダクタンス値を得やすい。
また、LCフィルタ10によれば、Q値を向上させることができる。より詳細には、螺旋状のインダクタL1,L2はそれぞれ、図4B及び図4Cに示すように、上下方向に沿って延びる磁束φ1,φ2を発生する。そのため、インダクタL1,L2の上下にコンデンサが存在していると、磁束φ1,φ2がコンデンサを貫通して渦電流が発生する。このような渦電流は、LCフィルタ10のQ値を低下させる原因となる。
更に、螺旋状のインダクタL1,L2はそれぞれ、図4B及び図4Cに示すように、インダクタL1,L2の周囲を周回する磁束φ3,φ4を発生する。そのため、インダクタL1,L2の前後左右にコンデンサが存在していると、磁束φ3,φ4がコンデンサを貫通して渦電流が発生する。このような渦電流は、LCフィルタ10のQ値を低下させる原因となる。
そこで、LCフィルタ10では、上側から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とは重なっておらず、かつ、上下方向に直交する全ての方向から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とが重なっていない。これにより、インダクタL1が発生した磁束φ1,φ3がコンデンサC1を貫通することが抑制される。同様に、上側から見たときに、インダクタL2とコンデンサC2とは重なっておらず、かつ、上下方向に直交する全ての方向から見たときに、インダクタL2とコンデンサC2とが重なっていない。これにより、インダクタL2が発生した磁束φ2,φ4がコンデンサC2を貫通することが抑制される。その結果、コンデンサC1,C2における渦電流の発生が抑制され、LCフィルタ10のQ値が向上する。
また、LCフィルタ10では、インダクタL1,L2とコンデンサC1,C2との間に形成される容量が低減される。より詳細には、LCフィルタ10では、上側から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とは重なっておらず、かつ、上下方向に直交する全ての方向から見たときに、インダクタL1とコンデンサC1とが重なっていない。これにより、インダクタL1とコンデンサC1とが導体層の面同士で対向しなくなると共に、インダクタL1とコンデンサC1とが前後方向及び左右方向において近接することが抑制される。その結果、インダクタL1とコンデンサC1との間に形成される容量が低減される。同じ理由により、インダクタL2とコンデンサC2との間に形成される容量が低減される。
また、LCフィルタ10では、外部電極14a〜14cとインダクタL1,L2との間に形成される容量が低減される。より詳細には、外部電極14a〜14cが積層体12の底面のみに設けられている。すなわち、外部電極14a〜14cは、積層体12の前面、後面、右面及び左面に設けられていない。そのため、外部電極14a〜14cとインダクタL1,L2とが近接することが抑制され、これらの間に形成される容量が低減される。
また、LCフィルタ10では、不要な導体が設けられていない絶縁体層16m〜16rがインダクタL1,L2と積層体12の底面との間に設けられることにより、インダクタL1,L2と外部電極14a〜14cとの間の距離が大きくなる。これにより、外部電極14a〜14cを貫通する磁束φ1〜φ4が少なくなる。その結果、外部電極14a〜14cにおける渦電流の発生が抑制され、LCフィルタ10のQ値が向上する。更に、インダクタL1,L2と外部電極14a〜14cとの間に形成される容量が低減される。
また、LCフィルタ10では、以下の理由によっても、Q値を向上させることができる。より詳細には、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42により上下方向から挟まれている絶縁体層16b〜16eの比誘電率は、インダクタL1,L2が設けられている絶縁体層16g〜16lの比誘電率よりも高くなっている。そのため、コンデンサC1〜C5の容量値を大きくすることが容易である。換言すれば、コンデンサC1〜C5の容量値を維持しつつ、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42の面積を小さくすることができる。これにより、コンデンサ導体層20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42を貫通する磁束φ1〜φ4が少なくなり、LCフィルタ10のQ値が向上する。
また、コンデンサC1,C2が長方形状をなしているので、以下に説明するように、インダクタL1,L2が発生した磁束φ1〜φ4をより妨げないようにできると共に、コンデンサC1,C2の容量を大きくすることができる。より詳細には、上側から見たときに、インダクタL1,L2が形成されていない領域の形状は長方形状をなしている。そのため、コンデンサC1,C2とインダクタL1,L2とが、上側から見たときに重ならず、かつ、コンデンサC1,C2をできるだけ大きくしようとすると、コンデンサC1,C2の形状は長方形状となる。すなわち、コンデンサC1,C2が長方形状をなすことにより、インダクタL1,L2が発生した磁束φ1〜φ4をより妨げないようにできると共に、コンデンサC1,C2の容量を大きくすることができる。
ところで、本願発明者は、LCフィルタ10が奏する効果をより明確にするために、以下に説明するコンピュータシミュレーションを行った。図5Aは、比較例に係るLCフィルタ100を前側から透視した図である。図5Bは、比較例に係るLCフィルタ100を左側から透視した図である。
本願発明者は、実施例に相当する第1のモデルとしてLCフィルタ10を作成し、比較例に相当する第2のモデルとしてLCフィルタ100を作成した。LCフィルタ100は、上側から見たときに、インダクタL11とコンデンサC11とが重なっていると共に、インダクタL12とコンデンサC12とが重なっている。インダクタL11,L12はそれぞれインダクタL1,L2に対応し、コンデンサC11,C12はそれぞれコンデンサC1,C2に対応する。なお、LCフィルタ100の等価回路図は、LCフィルタ10の等価回路図と同じである。
図5Cは、コンピュータシミュレーションの結果を示したグラフである。縦軸は通過特性を示し、横軸は周波数を示す。また、表1は、コンピュータシミュレーションの結果を示した表である。
第2のモデルよりも第1のモデルの方が、Q値が良好である。その結果、図5Cに示すように、第2のモデルよりも第1のモデルの方が、カットオフ周波数(1.575GHz)よりも高い周波数における減衰量が大きくなっていることが分かる。具体的には、表1に示すように、第2のモデルよりも第1のモデルの方が、1.575GHz、1.805GHz及び5GHzに発生している減衰極における減衰量が大きくなっている。よって、第2のモデルよりも第1のモデルの方が、Q値が良好であるために、良好な通過特性が得られることが分かる。
また、第2のモデルよりも第1のモデルの方が、Q値が良好である。その結果、表1によれば、挿入損失(IL)が第2のモデルよりも第1のモデルの方が小さくなっていることが分かる。
(変形例)
以下に、変形例に係るLCフィルタ10aについて図面を参照しながら説明する。図6は、LCフィルタ10aを左側から透視した概略図である。
LCフィルタ10では、コンデンサC1,C2は、インダクタL1,L2よりも上側に設けられていた。一方、図6に示すように、LCフィルタ10aでは、コンデンサC1,C2は、インダクタL1,L2よりも下側に設けられている。
また、LCフィルタ10aでは、インダクタL1,L2よりも上側には、ビアホール導体や導体層が設けられていない複数の絶縁体層が連続して設けられることが好ましい。これにより、積層体12の上面の近傍に金属が配置されたとしても、金属とインダクタL1,L2とが離れているので、金属とインダクタL1,L2との間で容量が形成されることが抑制される。更に、金属によりインダクタL1,L2が発生した磁束が妨げられにくくなる。
(その他の実施形態)
本発明に係るLCフィルタは、LCフィルタ10,10aに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、LCフィルタ10の構成とLCフィルタ10aの構成とを任意に組み合わせてもよい。
なお、インダクタL1とコンデンサC1とは、LC並列共振器LC1を構成しているとしたが、LC直列共振器を構成してもよい。インダクタL2とコンデンサC2とは、LC並列共振器LC2を構成しているとしたが、LC直列共振器を構成してもよい。
なお、外部電極14a〜14cは、積層体12の底面のみに設けられているが、底面以外の部分に設けられていてもよい。
なお、ランド導体層60は必須ではなく存在しなくてもよい。
なお、インダクタL1,L2は、螺旋状をなしているとしたが、渦巻状であってもよい。
なお、絶縁体層16a〜16tの比誘電率は全て等しくてもよい。
なお、LCフィルタ10は、ローパスフィルタであるとしたが、ハイパスフィルタやバンドパスフィルタ等であってもよい。
以上のように、本発明は、LCフィルタに有用であり、特に、大きなインダクタンス値を得ることができると共に、Q値を向上させることができる点において優れている。
10,10a:LCフィルタ
12:積層体
14a〜14c:外部電極
16a〜16t:絶縁体層
18a〜18f,38a〜38f:インダクタ導体層
20a,20b,22,24a,24b,26,40a,40b,42:コンデンサ導体層
28:結合導体層
30,32,34a,34b,50:接続導体層
60:ランド導体層
C1〜C5,C11,C12:コンデンサ
L1〜L3,L11,L12:インダクタ
LC1,LC2:LC並列共振器
LC3:LC直列共振器
v1〜v7,v11〜v14:ビアホール導体

Claims (6)

  1. 複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている積層体であって、前記積層方向の一端に位置する底面と、前記積層方向の他端に位置する上面とを有する積層体と、
    前記積層方向に平行な軸の周囲を周回する渦巻状又は螺旋状をなすインダクタと、
    複数のコンデンサ導体が対向することにより構成されているコンデンサと、
    前記インダクタ及び前記コンデンサと電気的に接続され、かつ、前記底面に設けられている外部電極と、
    を備えており、
    前記積層方向から見たときに、前記インダクタと前記コンデンサとが重なっておらず、
    かつ、前記積層方向に直交する全ての方向から見たときに、該インダクタと該コンデンサとが重なっておらず、
    前記コンデンサは、前記インダクタよりも前記上面の近くに設けられており、
    前記インダクタと前記底面との間に設けられている複数の前記絶縁体層の内の連続して積層されている2層以上の前記絶縁体層には、前記積層方向に一直線に貫通するビアホール導体と該2層以上の絶縁体層同士の境界における該ビアホール導体の接続を中継するランド導体以外の導体が設けられていないこと、
    を特徴とするLCフィルタ。
  2. 前記インダクタと前記コンデンサは、LC共振器を構成していること、
    を特徴とする請求項1に記載のLCフィルタ。
  3. 前記外部電極は、前記底面のみに設けられていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のLCフィルタ。
  4. 前記インダクタは、前記絶縁体層上に設けられ、かつ、前記軸の周囲を周回している複数のインダクタ導体と、前記絶縁体層を貫通する1以上のビアホール導体と、が接続されて構成されていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のLCフィルタ。
  5. 前記複数のコンデンサ導体により前記積層方向から挟まれている前記絶縁体層の比誘電率は、前記インダクタが設けられている前記絶縁体層の比誘電率よりも高いこと、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のLCフィルタ。
  6. 前記複数のコンデンサは、長方形状をなしていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載のLCフィルタ。
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