JP6128292B2 - ローパスフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、ローパスフィルタに関し、より特定的には、2つのLC並列共振器を備えたローパスフィルタに関する。
従来のローパスフィルタに関する発明として、特許文献1に記載のローパスフィルタが知られている。該ローパスフィルタは、第1のコンデンサないし第3のコンデンサ、第1のインダクタ及び第2のインダクタを備えている。第1のコンデンサ及び第1のインダクタは、第1のLC並列共振器を構成しており、第2のコンデンサ及び第2のインダクタは、第2のLC並列共振器を構成している。第1のLC並列共振器と第2のLC並列共振器とは、直列に接続されている。また、第3のコンデンサは、第1のLC並列共振器と第2の並列共振器との間の部分とグランドとの間に接続されている。
ところで、特許文献1に記載のローパスフィルタでは、2つの減衰極の間隔を調整することが困難である。図6は、特許文献1に記載のローパスフィルタと同等の構成を有する比較例に係るローパスフィルタの通過特性|S21|及び反射特性|S11|のシミュレーション結果を示したグラフである。縦軸は通過特性及び反射特性を示し、横軸は周波数を示す。
ローパスフィルタでは、図6に示すように、通過帯域よりも高い周波数において、2つの減衰極が形成される。そして、ローパスフィルタにおいて、これらの減衰極の間隔を調整することにより、所望の通過特性を得たいという要望が存在する。このような減衰極の間隔の調整方法としては、第1のインダクタ及び第2のインダクタの構造を変更して、第1のインダクタと第2のインダクタとの磁気結合の強さを調整することが挙げられる。
しかしながら、第1のインダクタ導体と第2のインダクタ導体との磁気結合を調整するには、これらの距離を物理的に離すことで改善することができるが、このような変更を行うと、フィルタ全体の特性が劣化する可能性もあり、微調整を行うには容易な方法ではない。加えて、構造を変更することで、Q値の劣化により、所望の減衰特性が得られない。
特開2013−21449号公報
そこで、本発明の目的は、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができるローパスフィルタを提供することである。
本発明の一形態に係るローパスフィルタは、複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている積層体と、前記積層方向の一方側の第1の端部及び該積層方向の他方側の第2の端部を有する第1のインダクタであって、複数の第1のインダクタ導体層と1以上の第2のビアホール導体とが接続されることにより該積層方向に進行しながら周回する螺旋状をなす第1のインダクタを含む第1のLC並列共振器と、前記積層方向の一方側の第3の端部及び該積層方向の他方側の第4の端部を有する第2のインダクタであって、複数の第2のインダクタ導体層と1以上の第3のビアホール導体とが接続されることにより該積層方向に進行しながら周回する螺旋状をなす第2のインダクタを含み、かつ、前記第1のLC並列共振器に対して直列に接続されている第2のLC並列共振器と、前記第1のインダクタの前記第1の端部及び前記第2のインダクタの前記第3の端部に接続されている第1のビアホール導体であって、該第1のインダクタの前記第2の端部及び該第2のインダクタの前記第4の端部よりも該積層方向の他方側まで延在している第1のビアホール導体と、前記第1のインダクタの少なくとも一部及び前記第2のインダクタの一部に対して並列に接続されている第1のコンデンサであって、第1のコンデンサ導体層を含む第1のコンデンサと、を備えており、前記第2の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第1のインダクタ導体層の端部であり、前記第4の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第2のインダクタ導体層の端部であること、を特徴とする。
本発明によれば、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができる。
第1の実施形態に係るローパスフィルタ10の等価回路図である。 ローパスフィルタ10の分解斜視図である。 ローパスフィルタ10の通過特性|S21|及び反射特性|S11|のシミュレーション結果を示したグラフである。 第2の実施形態に係るローパスフィルタ10aの等価回路図である。 ローパスフィルタ10aの分解斜視図である。 比較例に係るローパスフィルタの通過特性|S21|及び反射特性|S11|のシミュレーション結果を示したグラフである。
以下に、本発明の実施形態に係るローパスフィルタについて図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
(ローパスフィルタの構成)
以下、本発明の第1の実施形態に係るローパスフィルタの構成について図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係るローパスフィルタ10の等価回路図である。
ローパスフィルタ10は、図1に示すように、LC並列共振器LC1,LC2、インダクタL3,L4及びコンデンサC3〜C6及び外部電極14a〜14cを備えている。外部電極14a,14bは、入出力端子であり、外部電極14cは、接地端子である。
LC並列共振器LC1,LC2(第1のLC並列共振器及び第2のLC並列共振器の一例)は、外部電極14aと外部電極14bとの間においてこの順に直列に接続されている。LC並列共振器LC1は、インダクタL1(第1のインダクタの一例)及びコンデンサC1(第3のコンデンサの一例)を含んでいる。インダクタL1とコンデンサC1とは互いに並列に接続されている。LC並列共振器LC2は、インダクタL2(第2のインダクタの一例)及びコンデンサC2を含んでいる。インダクタL2とコンデンサC2とは互いに並列に接続されている。
インダクタL3の一端は、インダクタL1とインダクタL2との間の部分に接続され、インダクタL3の他端は、コンデンサC1とコンデンサC2との間の部分に接続されている。
インダクタL4の一端は、外部電極14cに接続されている。コンデンサC3の一方の電極は、外部電極14aに接続され、コンデンサC3の他方の電極は、インダクタL4の他端に接続されている。コンデンサC4の一方の電極は、外部電極14bに接続され、コンデンサC4の他方の電極は、インダクタL4の他端に接続されている。
コンデンサC5(第2のコンデンサの一例)の一方の電極は、コンデンサC1とコンデンサC2との間の部分に接続され、コンデンサC5の他方の電極は、インダクタL4の他端に接続されている。
コンデンサC6(第1のコンデンサの一例)は、インダクタL1及びインダクタL2の一部に対して並列に接続されている。
次に、ローパスフィルタ10の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。図2は、ローパスフィルタ10の分解斜視図である。以下では、ローパスフィルタ10の積層方向を上下方向と定義し、上側から平面視したときに、ローパスフィルタ10の長辺が延在している方向を左右方向と定義し、上側から平面視したときのローパスフィルタ10の短辺が延在している方向を前後方向と定義する。上下方向、左右方向及び前後方向は直交している。
ローパスフィルタ10は、図2に示すように、積層体12、外部電極14a〜14c、インダクタ導体層18a〜18h,20a〜20h,40、コンデンサ導体層22a,22b,24a,24b,26,30,32,34、グランド導体層28(28a〜28c)、接続導体層31,36,38及びビアホール導体v1〜v9,v11〜v16を備えている。
積層体12は、図2に示すように、絶縁体層16a〜16p(複数の絶縁体層の一例)が上側から下側に向かってこの順に並ぶように積層されて構成され、直方体状をなしている。絶縁体層16は、長方形状の誘電体層である。以下では、絶縁体層16の上側の主面を表面と呼び、絶縁体層16の下側の主面を裏面と呼ぶ。
外部電極14a,14c,14bは、長方形状をなしており、積層体12の下面において左側から右側へとこの順に並ぶように設けられている。外部電極14a〜14cは、積層体12の下面のみに設けられており、積層体12の前面、後面、左面及び右面には設けられていない。外部電極14a〜14cは、銀又は銅からなる下地電極上にNiめっき及びSnめっきもしくはAuめっきが施されることにより作製される。
インダクタ導体層18a〜18hはそれぞれ、絶縁体層16b〜16iの表面の左半分の領域に設けられており、長方形状の環状の一部が切り欠かれた線状の導体層である。インダクタ導体層18a〜18hは、上側から平面視したときに、互いに重なり合って長方形状の環状の軌道を形成している。以下では、インダクタ導体層18a〜18hの時計回り方向の上流側の端部を上流端と呼び、インダクタ導体層18a〜18hの時計回り方向の下流側の端部を下流端と呼ぶ。
インダクタ導体層18aとインダクタ導体層18bとは同じ形状をなしており、上側から平面視したときに、一致した状態で重なっている。インダクタ導体層18cとインダクタ導体層18dとは同じ形状をなしており、上側から平面視したときに、一致した状態で重なっている。インダクタ導体層18eとインダクタ導体層18fとは同じ形状をなしており、上側から平面視したときに、一致した状態で重なっている。インダクタ導体層18gとインダクタ導体層18hとは同じ形状をなしており、上側から平面視したときに、一致した状態で重なっている。
ビアホール導体v1は、絶縁体層16b〜16dを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18a,18bの上流端とインダクタ導体層18c,18dの下流端とを接続している。ビアホール導体v2は、絶縁体層16d〜16fを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18c,18dの上流端とインダクタ導体層18e,18fの下流端とを接続している。ビアホール導体v3は、絶縁体層16f〜16hを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18e,18fの上流端とインダクタ導体層18g,18hの下流端とを接続している。これにより、インダクタ導体層18aとインダクタ導体層18bとが並列に接続され、インダクタ導体層18cとインダクタ導体層18dとが並列に接続され、インダクタ導体層18eとインダクタ導体層18fとが並列に接続され、インダクタ導体層18gとインダクタ導体層18hとが並列に接続されている。
以上のようなインダクタ導体層18a〜18及びビアホール導体v1〜v3は、インダクタL1に含まれている。インダクタL1は、上側から平面視したときに、時計回り方向に周回しながら下側から上側へと進行する螺旋状をなしている。
コンデンサ導体層22a,22bは、絶縁体層16l,16nの表面の左半分の領域に設けられている長方形状の導体層である。コンデンサ導体層22a,22bは、同じ形状をなしており、上側から平面視したときに、一致した状態で重なっている。
グランド導体層28(第1のグランド導体層の一例)は、絶縁体層16mの表面に設けられており、十字型の導体層である。グランド導体層28は、絶縁体層16mの中央に設けられている長方形状の本体28aと、本体から左右方向のそれぞれに突出する帯状の突出部28b,28cとを含んでいる。コンデンサ導体層22aと突出部28bとは、絶縁体層16lを介して対向しており、コンデンサ導体層22bと突出部28bとは、絶縁体層16mを介して対向している。以上のようなコンデンサ導体層22a,22b及びグランド導体層28は、コンデンサC3に含まれている。コンデンサC3は、インダクタL1,L2よりも下側に設けられている。
接続導体層36は、絶縁体層16oの表面の左半分の領域に設けられており、前後方向に延在する線状をなしている。
ビアホール導体v5は、絶縁体層16nを上下方向に貫通しており、コンデンサ導体層22bと接続導体層36の後端とを接続している。ビアホール導体v6は、絶縁体層16o,16pを上下方向に貫通しており、接続導体層36の前端と外部電極14aとを接続している。これにより、コンデンサC3の一方の電極(コンデンサ導体層22a,22b)は、外部電極14aに接続されている。
ビアホール導体v4は、絶縁体層16h〜16mを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18g,18hの上流端とコンデンサ導体層22a,22bとを接続している。これにより、インダクタL1は、外部電極14aに接続されている。
インダクタ導体層40は、絶縁体層16oの表面の中央近傍に設けられており、長方形の1辺が切り欠かれた形状をなしている。インダクタ導体層40の反時計回り方向の上流側の端部を上流端と呼び、インダクタ導体層40の反時計回り方向の下流側の端部を下流端と呼ぶ。インダクタ導体層40は、インダクタL4に含まれている。
ビアホール導体v8は、絶縁体層16m,16nを上下方向に貫通しており、グランド導体層28とインダクタ導体層40の上流端とを接続している。これにより、コンデンサC3の他方の電極(グランド導体層28)は、インダクタL4に接続されている。
ビアホール導体v9は、絶縁体層16o,16pを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層40の下流端と外部電極14cとを接続している。これにより、インダクタL4は、外部電極14cに接続されている。よって、グランド導体層28は、ビアホール導体v8,v9及びインダクタ導体層40を介して、外部電極14cと電気的に接続されている。
コンデンサ導体層26(第2のコンデンサ導体層の一例)は、絶縁体層16lの表面の中央に設けられている長方形状の導体層である。グランド導体層28の本体28aとコンデンサ導体層26とは、上側から平面視したときに、絶縁体層16lを介して対向している。これにより、コンデンサ導体層26及びグランド導体層28は、コンデンサC5に含まれている。また、コンデンサC5は、インダクタL1,L2よりも下側に設けられている。
コンデンサ導体層30は、絶縁体層16kの表面の左半分の領域に設けられている長方形状の導体層である。コンデンサ導体層22aとコンデンサ導体層30とは、上側から平面視したときに、絶縁体層16kを介して、対向している。これにより、コンデンサ導体層22a,30は、コンデンサC1に含まれている。コンデンサC1は、インダクタL1,L2よりも下側に設けられている。
インダクタ導体層20a〜20h、コンデンサ導体層24a,24b,32、接続導体層38及びビアホール導体v11〜v16はそれぞれ、インダクタ導体層18a〜18h、コンデンサ導体層22a,22b,30、接続導体層36及びビアホール導体v1〜v6と絶縁体層16a〜16oの中央(対角線の交点)に関して点対称な関係にある。したがって、インダクタ導体層20a〜20h、コンデンサ導体層24a,24b,32、接続導体層38及びビアホール導体v11〜v16の詳細な説明については省略する。なお、インダクタ導体層18aの下流端とインダクタ導体層20aの上流端とは接続されており、インダクタ導体層18bの下流端とインダクタ導体層20bの上流端とは接続されている。すなわち、インダクタL1の上端とインダクタL2の上端とは接続されている。これにより、インダクタL1とインダクタL2とが直列に接続されている。
インダクタ導体層20a〜20及びビアホール導体v11〜v13は、インダクタL2に含まれている。コンデンサ導体層24a,24b及びグランド導体層28は、コンデンサC4に含まれている。コンデンサ導体層24a,32は、コンデンサC2に含まれている。
ビアホール導体v7(第1のビアホール導体の一例)は、絶縁体層16b〜16kを上下方向に貫通しており、インダクタ導体層18a,18bの下流端(すなわち、インダクタL1の上端・第1の端部の一例)及びインダクタ導体層20a,20bの上流端(すなわち、インダクタL2の上端・第3の端部の一例)とコンデンサ導体層26とを接続している。したがって、ビアホール導体v7は、インダクタL1の下端(第2の端部の一例)及びインダクタL2の下端(第4の端部の一例)よりも下側まで延在している。ビアホール導体v7は、インダクタL3に含まれている。これにより、インダクタL3の一端は、インダクタL1とインダクタL2との間の部分に接続されている。
接続導体層31は、絶縁体層16kの表面に設けられており、左右方向に延在する線状の導体層である。接続導体層31は、コンデンサ導体層30とコンデンサ導体層32とを接続している。これにより、コンデンサC1とコンデンサC2とが直列に接続されている。
また、接続導体層31は、ビアホール導体v7に接続されている。これにより、インダクタL3の他端は、コンデンサC1とコンデンサC2との間の部分に接続されている。更に、コンデンサC1がインダクタL1に並列に接続されると共に、コンデンサC2がインダクタL2に並列に接続される。
コンデンサ導体層34(第1のコンデンサ導体層の一例)は、絶縁体層16jの表面に設けられており、左右方向に延在する線状の導体層である。コンデンサ導体層34の左端は、ビアホール導体v4に接続されている。すなわち、コンデンサ導体層34の左端は、インダクタL1とコンデンサC1との間の部分に接続されている。コンデンサ導体層34の右端は、上側から平面視したときに、インダクタL2(すなわち、インダクタ導体層20e,20f)と重なっている。コンデンサ導体層34は、コンデンサC6に含まれている。これにより、コンデンサC6は、インダクタL1及びインダクタL2の一部に対して並列に接続されている。すなわち、コンデンサC6は、コンデンサ導体層34により形成されている。
インダクタ導体層18a〜18h,20a〜20h,40、コンデンサ導体層22a,22b,24a,24b,26,30,32,34、グランド導体層28、接続導体層31,36,38及びビアホール導体v1〜v9,v11〜v16は、例えば、Cu等の導電性材料により作製されている。
(効果)
本実施形態に係るローパスフィルタ10によれば、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができる。図3は、ローパスフィルタ10の通過特性|S21|及び反射特性|S11|のシミュレーション結果を示したグラフである。縦軸は通過特性及び反射特性を示し、横軸は周波数を示す。なお、図6は、比較例に係るローパスフィルタの通過特性|S21|及び反射特性|S11|のシミュレーション結果を示したグラフである。比較例に係るローパスフィルタは、コンデンサ導体層34が設けられていない点においてローパスフィルタ10と相違する。比較例に係るローパスフィルタの各構成の参照符号については、ローパスフィルタ10の各構成の参照符号と同じものを用いて説明する。
比較例に係るローパスフィルタでは、ビアホール導体v7は、インダクタL1の上端及びインダクタL2の上端に接続されており、インダクタL1の下端及びインダクタL2の下端よりも下側まで延在している。ビアホール導体v7は、上下方向に長いために大きなインダクタンス値を有し、インダクタL3を構成している。したがって、インダクタL3は、インダクタL1とインダクタL2とを強く磁気結合させる。インダクタL1とインダクタL2とが強く磁気結合すると、図6に示すように、LC並列共振器LC1とLC並列共振器LC2とにより形成される2つの減衰極の間隔が近くなってしまう。
そこで、ローパスフィルタ10では、コンデンサ導体層34が設けられることにより、インダクタL1及びインダクタL2の一部に対してコンデンサC6が並列に接続されている。これにより、ローパスフィルタ10では比較例に係るローパスフィルタに比べて、インダクタL1とインダクタL2との間における容量結合の度合いが大きくなるので、相対的にインダクタL1とインダクタL2との間における誘導結合の度合いが小さくなる。そのため、ローパスフィルタ10では比較例に係るローパスフィルタに比べて、インダクタL1とインダクタL2との磁気結合が小さくなる。その結果、図3及び図6に示すように、ローパスフィルタ10では比較例に係るローパスフィルタに比べて、LC並列共振器LC1とLC並列共振器LC2とにより形成される2つの減衰極の間隔が離れる。そして、コンデンサC6の容量値を調整することにより、2つの減衰極の間隔を調整することができる。具体的には、コンデンサC6の容量値が大きくなるにしたがって、2つの減衰極の間隔が大きくなる。よって、ローパスフィルタ10では、インダクタL1,L2の構造を変更することなく、2つの減衰極の間隔を調整することができる。以上より、ローパスフィルタ10では、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係るローパスフィルタの構成について図面を参照しながら説明する。図4は、第2の実施形態に係るローパスフィルタ10aの等価回路図である。図5は、ローパスフィルタ10aの分解斜視図である。
ローパスフィルタ10aの回路構成は、コンデンサC6の接続部分においてローパスフィルタ10の回路構成と相違する。より詳細には、ローパスフィルタ10aでは、コンデンサC6は、インダクタL1の一部及びインダクタL2の一部に対して並列に接続されている。ローパスフィルタ10aのその他の回路構成は、ローパスフィルタ10の回路構成と同じであるので説明を省略する。
ローパスフィルタ10aの具体的構成は、コンデンサ導体層34の構造においてローパスフィルタ10の具体的構成と相違する。より詳細には、ローパスフィルタ10aでは、コンデンサ導体層34は、ビアホール導体v4に接続されておらず、他の導体と接続されていない。その代わりに、コンデンサ導体層34の左端は、上側から平面視したときに、インダクタL1(すなわち、インダクタ導体層18e,18f)と重なっている。コンデンサ導体層34の右端は、上側から平面視したときに、インダクタL2(すなわち、インダクタ導体層20e,20f)と重なっている。コンデンサ導体層34は、コンデンサC6に含まれている。これにより、コンデンサC6は、インダクタL1の一部及びインダクタL2の一部に対して並列に接続されている。
ローパスフィルタ10aによれば、ローパスフィルタ10と同様に、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができる。
また、ローパスフィルタ10aでは、コンデンサC6は、インダクタL1とコンデンサ導体層34との間に形成されたコンデンサと、コンデンサ導体層34とインダクタL2との間に形成されたコンデンサとが直列に接続されて構成されている。したがって、ローパスフィルタ10aのコンデンサC6の容量値は、ローパスフィルタ10のコンデンサC6の容量値の半分である。このように、コンデンサ導体層34の接続のさせ方により、コンデンサC6の容量値を調整することができる。よって、減衰極の間隔の調整を行うことができる。
(その他の実施形態)
本発明に係るローパスフィルタは、ローパスフィルタ10,10aに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、ローパスフィルタ10の構成とローパスフィルタ10aの構成とを任意に組み合わせてもよい。
また、コンデンサC6は、インダクタL1(第2のインダクタの一例)の一部とインダクタL2(第1のインダクタの一例)とに対して並列に接続されていてもよい。
また、ローパスフィルタ10において、コンデンサ導体層34は、インダクタL1(すなわち、インダクタ導体層18a〜18h及びビアホール導体v1〜v3)に直接に接続されていてもよい。
なお、ローパスフィルタ10,10aは、LC並列共振器LC1,LC2に加えて、更なるLC並列共振器を備えていてもよい。
以上のように、本発明は、ローパスフィルタに有用であり、特に、減衰極の間隔の調整を容易に行うことができる点において優れている。
10,10a:ローパスフィルタ
12:積層体
14a〜14c:外部電極
16a〜16p:絶縁体層
18a〜18h,20a〜20h,40:インダクタ導体層
22a,22b,24a,24b,26,30,32,34:コンデンサ導体層
28:グランド導体層
C1〜C6:コンデンサ
L1〜L4:インダクタ
LC1,LC2:LC並列共振器
v1〜v9,v11〜v16:ビアホール導体

Claims (6)

  1. 複数の絶縁体層が積層方向に積層されて構成されている積層体と、
    前記積層方向の一方側の第1の端部及び該積層方向の他方側の第2の端部を有する第1のインダクタであって、複数の第1のインダクタ導体層と1以上の第2のビアホール導体とが接続されることにより該積層方向に進行しながら周回する螺旋状をなす第1のインダクタを含む第1のLC並列共振器と、
    前記積層方向の一方側の第3の端部及び該積層方向の他方側の第4の端部を有する第2のインダクタであって、複数の第2のインダクタ導体層と1以上の第3のビアホール導体とが接続されることにより該積層方向に進行しながら周回する螺旋状をなす第2のインダクタを含み、かつ、前記第1のLC並列共振器に対して直列に接続されている第2のLC並列共振器と、
    前記第1のインダクタの前記第1の端部及び前記第2のインダクタの前記第3の端部に接続されている第1のビアホール導体であって、該第1のインダクタの前記第2の端部及び該第2のインダクタの前記第4の端部よりも該積層方向の他方側まで延在している第1のビアホール導体と、
    前記第1のインダクタの少なくとも一部及び前記第2のインダクタの一部に対して並列に接続されている第1のコンデンサであって、第1のコンデンサ導体層を含む第1のコンデンサと、
    を備えており、
    前記第2の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第1のインダクタ導体層の端部であり、
    前記第4の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第2のインダクタ導体層の端部であること、
    を特徴とするローパスフィルタ。
  2. 前記第1のインダクタ及び前記第2のインダクタよりも前記積層方向の他方側に設けられ、かつ、互いに対向する第2のコンデンサ導体層及び第1のグランド導体層を有する第2のコンデンサを、
    更に備えており、
    前記第1のビアホール導体は、前記第2のコンデンサ導体層に接続されていること、
    を特徴とする請求項1に記載のローパスフィルタ。
  3. 前記積層体の前記積層方向の他方側の面に設けられている外部電極を、
    更に備えており、
    前記外部電極と前記第1のグランド導体層とは電気的に接続されていること、
    を特徴とする請求項2に記載のローパスフィルタ。
  4. 前記第1のLC並列共振器は、前記第1のインダクタに並列に接続されている第3のコンデンサを更に含んでおり、
    前記第1のコンデンサ導体層は、前記第1のインダクタの前記第2の端部と前記第3のコンデンサとの間、又は、該第1のインダクタに接続されていると共に、前記積層方向から平面視したときに、前記第2のインダクタと重なっていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のローパスフィルタ。
  5. 前記第1のコンデンサ導体層は、前記積層方向から平面視したときに、前記第1のインダクタ及び前記第2のインダクタと重なっていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のローパスフィルタ。
  6. 前記第1のインダクタは、所定方向に周回しながら前記積層方向の他方側から一方側へと進行する螺旋状をなし、
    前記第2のインダクタは、所定方向に周回しながら前記積層方向の一方側から他方側へと進行する螺旋状をなし、
    前記第2の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第1のインダクタ導体層における前記所定方向の上流側の端部であり、
    前記第4の端部は、前記積層方向において最も他方側に位置する前記第2のインダクタ導体層における前記所定方向の下流側の端部であること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のローパスフィルタ。
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