JP6346492B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、二輪自動車に装着される空気入りタイヤに関する。
二輪自動車は、その車体を傾斜して旋回する。旋回容易の観点から、二輪自動車用のタイヤには、小さな曲率半径を有するトレッドが採用される。
このタイヤでは、直進走行時、トレッドの赤道面の部分(センター部)が接地する。旋回走行においては、このセンター部よりも軸方向外側の部分が接地する。ライダーは、たびたび二輪自動車を極限まで傾斜させて旋回させることがある。この状態は、「フルバンク」と称されている。このフルバンクにおいては、トレッドの端の部分(ショルダー部)が接地する。
二輪自動車の性能は、著しく向上している。このため、二輪自動車に装着されるタイヤについても、更なる性能向上が要求されている。
タイヤにおいて、操縦安定性及び乗り心地は重要な性能である。この性能の向上のために、ショルダー部からビードのコアに至るゾーン、すなわち、サイド部の構成を調整して、このサイド部の剛性を制御することが検討されている。この検討の一例が、特開2013−035540公報に開示されている。
特開2013−035540公報
従来のタイヤでは、ビードベースラインからエイペックスの外端までの半径方向高さで表されるエイペックスの高さは20〜30mmである。操縦安定性及び高速安定性の観点から、その高さが従来よりも大きくなるように構成したエイペックスを採用することがある。このエイペックスの外端は屈曲の起点となりやすい。例えば、エイペックスの外端がトレッド面の端よりも半径方向内側にあると、タイヤのサイド部はこの外端の部分において撓み始める。そしてこの部分が撓みきった後に、他の部分の撓みが始まる。このタイヤでは、サイド部は全体として撓まない。このような段階的なサイド部の撓みは、タイヤの乗り心地に影響する。この傾向は、車重が重いツーリング系の二輪自動車において顕著である。
カーカスの補強の観点から、トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層するように補強層を設けることがある。エイペックスがこの補強層と間隔をあけて配置されている場合には、この間隔がこの補強層とエイペックスとの境界部分の剛性に影響する。このため、前述されたエイペックスの外端以外に、この境界部分も屈曲の起点となることがある。エイペックスと補強層との間隔の大きさによっては、タイヤの乗り心地がさらに低下する恐れがある。
カーカスプライは通常、ビードのコアの周りにて折り返される。これにより、コアから半径方向外向きに延びる折り返し部がカーカスプライには形成される。この折り返し部の端は、サイド部の屈曲の起点になりやすい。折り返し部の端の位置も、タイヤの乗り心地に影響する。エイペックスの外端がトレッド面の端よりも半径方向内側にあり、半径方向において、折り返し部の端とエイペックスの外端とが一致する場合には、タイヤの乗り心地が著しく低下する恐れがある。
リムのフランジの近くでは、サイド部に大きな荷重が付与される。このため、フランジの近くに折り返し部の端がある場合には、このフランジに対する折り返し部の端の位置によっては、サイド部が全体として撓まず、乗り心地が損なわれる恐れがある。
本発明の目的は、乗り心地を損なうことなく、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成された二輪自動車用空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド、一対のビード、カーカス及び補強層を備えている。上記トレッドは、路面と接地するトレッド面を形成している。それぞれのビードは、上記トレッドよりも半径方向内側に位置している。上記カーカスは、一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されている。上記補強層は、上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されている。上記ビードはコアとエイペックスとを備えており、このエイペックスはこのコアから半径方向外向きに延びている。上記エイペックスの外端は、上記トレッド面の端よりも半径方向外側に位置している。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記エイペックスが上記補強層と重複しているか、このエイペックスがこの補強層と重複せずともこの補強層の端からの距離が5mm以内の地点にこのエイペックスの外端が位置している。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記エイペックスが上記補強層と重複している長さは10mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記カーカスは第一プライを備えている。この第一プライは、上記コアの周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、この第一プライには赤道面からこのコアに向かって延びる主部とこのコアから半径方向外向きに延びる折り返し部とが形成されている。上記折り返し部は、上記補強層と重複している。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記折り返し部が上記補強層と重複している長さは20mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記カーカスは第二プライをさらに備えている。この第二プライは、上記コアの周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、この第二プライには赤道面からこのコアに向かって延びる主部とこのコアから半径方向外向きに延びる折り返し部とが形成されている。このタイヤが嵌め合わされるリムのフランジの半径方向外側端から上記第二プライの折り返し部の端までの半径方向長さは、5mm以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、エイペックスの外端はトレッド面の端よりも半径方向外側に位置している。このエイペックスの外端は、屈曲の起点になりにくい。タイヤのサイド部が全体として撓むので、このタイヤは乗り心地に優れる。しかもこのエイペックスは大きな高さを有している。このエイペックスがタイヤの横剛性に効果的に寄与するので、このタイヤでは操縦安定性及び高速安定性の向上が達成される。本発明によれば、乗り心地を損なうことなく、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成された二輪自動車用空気入りタイヤが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。二点鎖線BLは、ビードベースラインを表している。このビードベースラインは、タイヤ2が装着されるリム4のリム径(JATMA参照)を規定する線である。このビードベースラインは、軸方向に延びる。
リム4は正規リムである。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
このタイヤ2は、トレッド6、一対のサイドウォール8、一対のビード10、カーカス12、補強層14、インナーライナー16及び一対のチェーファー18を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、二輪自動車に装着される。
トレッド6は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド6は、路面と接地するトレッド面20を形成する。トレッド6には、溝が刻まれていない。このトレッド6に溝が刻まれて、トレッドパターンが形成されてもよい。トレッド6は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
この図1において、符号TEはトレッド面20の端を表している。このタイヤ2では、直進走行時には、トレッド面20のうち、赤道面の部分(センター部)が主として接地する。旋回走行においては、このセンター部よりも軸方向外側の部分が主として接地する。特にフルバンクにおいては、トレッド面20の端TEの部分(ショルダー部)が主として接地する。
図1において、符号Peは赤道面とトレッド面20との交点である。この交点Peは、このタイヤ2の赤道とも称される。両矢印Hは、ビードベースラインから交点Peまでの半径方向高さを表している。この高さHは、このタイヤ2の断面高さである。両矢印Htは、ビードベースラインからトレッド面20の端TEまでの半径方向高さを表している。
このタイヤ2では、車体を傾けた旋回の容易の観点から、高さHtの高さHに対する比は0.6以下が好ましい。フルバンク時においてタイヤ2が車体を効果的に支持するとの観点から、この比は0.3以上が好ましい。
それぞれのサイドウォール8は、トレッド6の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール8は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。サイドウォール8は、カーカス12よりも軸方向外側に位置している。このサイドウォール8は、カーカス12の損傷を防止する。サイドウォール8は、リム4のフランジ22と当接する。
それぞれのビード10は、トレッド6よりも半径方向内側に位置している。ビード10は、サイドウォール8の軸方向内側に位置している。ビード10は、コア24と、このコア24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備えている。コア24はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス26は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス26は高硬度な架橋ゴムからなる。このタイヤ2では、エイペックス26の硬度は70以上95以下である。
エイペックス26の硬度は、「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられ、硬度が測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
カーカス12は、第一プライ28及び第二プライ30からなる。第一プライ28及び第二プライ30は、両側のビード10の間に架け渡されている。第一プライ28及び第二プライ30は、トレッド6及びサイドウォール8に沿っている。
図示されていないが、第一プライ28及び第二プライ30のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、65°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
このタイヤ2では、第一プライ28は、コア24の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第一プライ28には、主部32と一対の折り返し部34とが形成されている。主部32は、赤道面から左右のコア24それぞれに向かって延びている。それぞれの折り返し部34は、コア24から半径方向外向きに延びている。
このタイヤ2では、第二プライ30は、コア24の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、第二プライ30には、主部36と一対の折り返し部38とが形成されている。主部36は、第一プライ28の主部32の外側において、赤道面から左右のコア24それぞれに向かって延びている。それぞれの折り返し部38は、第一プライ28の折り返し部34の内側において、コア24から半径方向外向きに延びている。
このタイヤ2では、第一プライ28の折り返し部34の端40は、半径方向において、第二プライ30の折り返し部38の端42よりも外側に位置している。この第一プライ28の折り返し部34の端40が、半径方向において、この第二プライ30の折り返し部38の端42よりも側に位置してもよい。
このタイヤ2では、カーカス12は1枚のプライから形成されてもよい。このカーカス12が3枚以上のプライで形成されてもよい。このタイヤ2が装着される車輌が、大きな質量を有するツーリング系の車輌である場合には、十分な剛性の確保の観点から、このカーカス12は2枚以上のプライで形成されるのが好ましい。
補強層14は、トレッド6の半径方向内側に位置している。補強層14は、カーカス12と積層されている。補強層14は、カーカス12を補強する。
この図1において、符号BEは補強層14の端を表している。この補強層14の端BEは、トレッド面20の端TEの近くに位置している。
この図1において、両矢印LTはトレッド面20の長さを表している。この長さLTは、一方のトレッド面20の端TEから他方のトレッド面20の端TEまでの長さをトレッド面20に沿って計測することにより得られる。両矢印LBは補強層14の長さを表している。この長さLBは、一方の補強層14の端BEから他方の補強層14の端BEまでの長さを補強層14に沿って計測することにより得られる。
このタイヤ2では、補強層14による補強効果の観点から、長さLBの長さLTに対する比は、0.7以上が好ましい。サイドウォール8の部分において、補強層14の端BEによる剛性段差の形成が防止されるとの観点から、この比は1.0以下が好ましい。
図示されていないが、補強層14はコードとトッピングゴムとからなる。このタイヤ2では、補強層14のコードは螺旋状に巻かれている。この補強層14は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。この補強層14は、バンドとも称される。この補強層14は、タイヤ2の半径方向の剛性に寄与する。この補強層14は、走行時に作用する遠心力の影響を抑制する。このタイヤ2は、高速安定性に優れる。
このタイヤ2では、補強層14のコードの好ましい材質は、スチールである。軽量化の観点から、このコードに有機繊維が用いられてもよい。この場合、この有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
このタイヤ2では、補強層14が並列された多数のコードとトッピングゴムとからなるカットプライで構成されてもよい。この場合、それぞれのコードは赤道面に対して傾斜するように配置され、この傾斜角度の絶対値は10°以上35°以下に設定される。補強効果の観点から、この補強層14が半径方向に積層された2枚のカットプライで構成されてもよい。この場合、内側のカットプライのコードの赤道面に対する傾斜方向が外側のカットプライのコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆となるように、この補強層14は構成される。このような補強層14は、ベルトとも称される。なお、この補強層14が、このベルトと、前述されたバンドとから構成されてもよい。
インナーライナー16は、カーカス12の内側に位置している。インナーライナー16は、カーカス12の内面に接合されている。インナーライナー16は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー16の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー16は、タイヤ2の内圧を保持する。
それぞれのチェーファー18は、ビード10の近傍に位置している。タイヤ2がリム4に組み込まれると、このチェーファー18はリム4と当接する。この当接により、ビード10の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー18は布とこの布に含浸したゴムとからなる。
図2に示されているように、このタイヤ2では、エイペックス26は、ショルダー部からビード10のコア24に至るゾーン、すなわち、サイド部に位置している。このエイペックス26は、大きな高さを有する。このエイペックス26は、従来のエイペックスよりも高い。このタイヤ2では、エイペックス26がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与するので、良好なハンドリングが達成される。このタイヤ2は、操縦安定性及び高速安定性に優れる。
このタイヤ2では、エイペックス26の外端44はトレッド面20の端TEよりも半径方向外側に位置している。このタイヤ2では、エイペックス26の外端44は屈曲の起点になりにくい。このタイヤ2では、サイド部が全体として撓むので、良好な吸収性が達成される。このタイヤ2は乗り心地に優れる。しかも前述したように、大きな高さを有するエイペックス26により、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成される。本発明によれば、乗り心地を損なうことなく、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成された二輪自動車用空気入りタイヤ2が得られる。
図2において、符号Paはエイペックス26の外端44を通る補強層14の内面に対する法線と、この内面との交点である。本願においては、この交点Paはエイペックス26の外端44に対応する。両矢印Labは、補強層14の端BEからこの交点Paまでの長さを表している。この長さLabは、エイペックス26が補強層14と重複している長さである。この長さLabは、正の数で表される。なお、エイペックス26と補強層14とが離れている場合は、交点Paを決めることができない。この場合、図2に示されているように、折り返し部34が補強層14と重複していれば、この折り返し部34の外面を補強層14の仮想内面とし、この仮想内面に基づいて交点Paが決められ、長さLabが計測される。補強層14の仮想内面を規定できない場合には、補強層14の端BEからエイペックス26の外端44までの最短距離により、長さLabは表される。そして、このエイペックス26と補強層14とが離れている場合においては、長さLabは負の数で表される。さらに長さがLabが0mmである場合は、エイペックス26の外端44と補強層14の端BEとが一致していることを意味している。
このタイヤ2では、エイペックス26は補強層14と重複しているのが好ましい。図2に示されているように、このタイヤ2では、エイペックス26の外端44は補強層14の端BEよりも半径方向外側に位置している。詳細には、エイペックス26の外端44は、補強層14と第二プライ30の主部36との間に挟まれている。このタイヤ2では、エイペックス26の外端44はサイド部において特異でない。このタイヤ2では、エイペックス26の外端44は屈曲の起点になりにくい。このタイヤ2では、サイド部は全体として撓む。この補強層14に対するエイペックス26の配置は、タイヤ2の吸収性に寄与する。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。
このタイヤ2では、長さLabは10mm以下が好ましい。この長さLabが10mm以下に設定されることにより、エイペックス26と補強層14との重複部分による、タイヤ2の剛性への影響が効果的に抑えられる。このタイヤ2では、重複部分は特異でない。このタイヤ2では、直進から旋回、又は、旋回から直進への移行は滑らかである。このタイヤ2では、良好なハンドリングが達成される。このタイヤ2は、操縦安定性及び高速安定性に優れる。
このタイヤ2では、長さLabは−5mm以上が好ましい。言い換えれば、このタイヤ2では、エイペックス26と補強層14とが重複せずとも、この補強層14の端BEから5mm以内の地点にエイペックス26の外端44が位置していてもよい。このタイヤ2では、エイペックス26と補強層14との境界部分によるサイド部の剛性への影響が効果的に抑えられる。このタイヤ2では、境界部分は特異でない。このタイヤ2では、境界部分は屈曲の起点になりにくい。このタイヤ2では、サイド部は全体として撓む。このタイヤ2では、良好な吸収性が得られる。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。しかもエイペックス26がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与するので、良好なハンドリングが維持される。このタイヤ2は、操縦安定性及び高速安定性に優れる。
このタイヤ2では、第一プライ28の折り返し部34は補強層14と重複しているのが好ましい。図2に示されているように、このタイヤ2では、第一プライ28の折り返し部34の端40は補強層14の端BEよりも半径方向外側に位置している、詳細には、第一プライ28の折り返し部34の端40は補強層14と第二プライ30の主部36との間に挟まれている。このタイヤ2では、第一プライ28の折り返し部34の端40はサイド部において特異でない。このタイヤ2では、第一プライ28の折り返し部34の端40は屈曲の起点になりにくい。このタイヤ2では、サイド部は全体として撓む。この補強層14に対する第一プライ28の折り返し部34の配置は、タイヤ2の吸収性に寄与する。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。
図2において、両矢印Lpbは第一プライ28の折り返し部34が補強層14と重複している長さを表している。この長さLpbは、補強層14の端BEから第一プライ28の折り返し部34の端40までの長さを補強層14と第一プライ28の折り返し部34との境界に沿って計測することにより得られる。
このタイヤ2では、長さLpbは20mm以下が好ましい。この長さLpbが20mm以下に設定されることにより、第一プライ28の折り返し部34と補強層14との重複部分による、タイヤ2の剛性への影響が効果的に抑えられる。このタイヤ2では、重複部分は特異でない。このタイヤ2では、直進から旋回、又は、旋回から直進への移行は滑らかである。このタイヤ2では、良好なハンドリングが維持される。このタイヤ2は、操縦安定性及び高速安定性に優れる。この長さLpbは1mm以上が好ましい。これにより、第一プライ28の折り返し部34の端40がサイド部の撓みに影響することが防止される。このタイヤ2では、サイド部は全体として撓む。良好な吸収性が達成されるので、このタイヤ2は乗り心地に優れる。しかも第一プライ28の折り返し部34がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与するので、良好なハンドリングが達成される。このタイヤ2は、操縦安定性及び高速安定性に優れる。
このタイヤ2では、補強層14の一部が第一プライ28の折り返し部34の端40を覆っている。この補強層14は、第一プライ28の折り返し部34の端40を効果的に拘束する。補強層14による十分な拘束力が得られるとの観点から、補強層14としては、実質的に周方向に螺旋状に巻回されたコードを含むバンドで構成されるのが好ましい。
図2において、符号Pfはこのタイヤ2が嵌め合わされるリム4のフランジ22の外側端である。両矢印Lpfは、この外側端Pfから第二プライ30の折り返し部38の端42までの半径方向長さを表している。本願においては、第二プライ30の折り返し部38の端42が外側端Pfよりも半径方向外側に位置する場合、長さLpfは正の数で表される。第二プライ30の折り返し部38の端42が外側端Pfよりも半径方向内側に位置する場合、長さLpfは負の数で表される。なお、この長さLpfが0mmである場合は、第二プライ30の折り返し部38の端42と外側端Pfとが半径方向において一致していることを意味している。
このタイヤ2では、長さLpfは5mm以下が好ましい。この長さLpfが5mm以下に設定されることにより、第二プライ30の折り返し部38の端42がサイド部の撓みに影響することが防止される。このタイヤ2では、サイド部は全体として撓む。良好な吸収性が達成されるので、このタイヤ2は乗り心地に優れる。この長さLpfは−15mm以上が好ましい。この長さLpfが−15mm以上に設定されることにより、第二プライ30の折り返し部38がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与する。良好なハンドリングが達成されるので、このタイヤ2は操縦安定性及び高速安定性に優れる。
トレッド面20の端TEからフランジ22の外側端Pfまでのゾーンの剛性は、サイド部の撓みに影響する。このタイヤ2では、大きな高さを有するエイペックス26を採用するとともに、このエイペックス26の外端44、そして、第一プライ28の折り返し部34の端40及び第二プライ30の折り返し部38の端42が屈曲の起点になりにくい位置に配置されている。このタイヤ2では、サイド部は全体としてしなやかに撓む。しかもサイド部が、タイヤ2の横剛性に効果的に寄与する。このタイヤ2は、吸収性及びハンドリングに優れる。このタイヤ2では、乗り心地を損なうことなく、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成される。本発明のタイヤ2は、車両重量が300kg以上である、ツーリング系の二輪自動車において顕著な効果を発揮する。
図1において、両矢印Haはビードベースラインからエイペックス26の外端44までの半径方向高さを表している。両矢印H1は、ビードベースラインから第一プライ28の折り返し部34の端40までの半径方向高さを表している。両矢印H2は、ビードベースラインから第二プライ30の折り返し部38の端42までの半径方向高さを表している。両矢印Hfは、ビードベースラインから外側端Pfまでの半径方向高さを表している。この高さHfは、フランジ22の高さである。このタイヤ2では、高さH2と高さHfとの差(H2−Hf)は、前述された長さLpfに等しい。
このタイヤ2では、高さHaは33mm以上が好ましい。これにより、エイペックス26がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与するとともに、エイペックス26の外端44が屈曲の起点となりにくい位置に配置される。このタイヤ2では、乗り心地を損なうことなく、操縦安定性及び高速安定性の向上が達成される。この高さHaは、50mm以下が好ましい。これにより、エイペックス26による乗り心地及び質量への影響が効果的に抑えられる。
このタイヤ2では、高さH1は30mm以上が好ましい。これにより、第一プライ28の折り返し部34がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与する。この高さH1は、55mm以下が好ましい。これにより、第一プライ28の折り返し部34による乗り心地及び質量への影響が効果的に抑えられる。
このタイヤ2では、高さH2は5mm以上が好ましい。これにより、第二プライ30の折り返し部38がタイヤ2の横剛性に効果的に寄与する。この高さH2は、20mm以下が好ましい。これにより、この折り返し部による乗り心地及び質量への影響が効果的に抑えられる。
本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。
本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1−2に示されたタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、120/70ZR17である。エイペックスの外端はトレッド面の端TEよりも半径方向外側に位置している。このことが、表の「位置」の欄に「out」で表されている。エイペックスの高さHaは40mmであり、第一プライの折り返し部の高さH1は40mmであり、第二プライの折り返し部の高さH2は15mmである。補強層の端BEから第一プライの折り返し部の端までの長さLpbは4mmである。補強層の端BEからエイペックスの外端までの長さLabは4mmである。フランジの外側端Pfから第二プライの折り返し部の端までの半径方向長さLpfは1mmである。
[実施例2−5及び比較例2]
高さHaを調整して長さLabを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−5及び比較例2のタイヤを得た。比較例2では、エイペックスの外端はトレッド面の端TEよりも半径方向内側に位置していた。このことが、、表の「位置」の欄に「in」で表されている。
[比較例1]
比較例1は、従来のタイヤである。
[実施例6−11]
高さH1及び高さH2を調整して長さLpb及び長さLpfを下記の表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例6−11のタイヤを得た。
[実施例12−15]
高さH2を調整して長さLpfを下記の表3に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例12−15のタイヤを得た。
[ハンドリング]
試作タイヤを排気量が1300ccであるツーリング系の二輪自動車(4サイクル)の前輪に装着し、その内圧が250kPaとなるように空気を充填した。この二輪自動車の車両重量は、300kgであった。前輪のリムは、MT3.50とされた。後輪には、市販のタイヤ(サイズ=180/55ZR17)を装着し、その内圧が290kPaとなるように空気を充填した。後輪のリムは、MT5.50とされた。この二輪自動車を、その路面がアスファルトであるサーキットコースで走行させて、ライダーによる官能評価を行った。評価項目は、ハンドリングである。この結果が、実施例8を100とした指数値で下記の表1から表3に示されている。数値が大きいほど良好なハンドリングが達成され操縦安定性及び高速安定性に優れることを表している。
[吸収性]
前述の、試作タイヤを装着した二輪自動車を操作して、突起を乗り越えたときの吸収性に関する官能評価を行った。この結果が、実施例8を100とした指数値で下記の表1から表3に示されている。数値が大きいほど良好な吸収性が達成され乗り心地に優れることを表している。評価の対象とした突起は、下底/上底/高さが80mm/30mm/30mmとされた大突起、及び、この下底/上底/高さが50mm/30mm/10mmとされた小突起である。
[総合評価]
ハンドリング及び吸収性の合計点を算出した。この算出結果が、表の合計点の欄に示されている。この数値が大きいほど好ましい。
Figure 0006346492
Figure 0006346492
Figure 0006346492
表1から表3に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の二輪自動車にも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・リム
6・・・トレッド
8・・・サイドウォール
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・補強層
20・・・トレッド面
22・・・フランジ
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・第一プライ
30・・・第二プライ
32、36・・・主部
34、38・・・折り返し部
40・・・折り返し部34の端
42・・・折り返し部38の端
44・・・エイペックス26の外端

Claims (5)

  1. トレッド、一対のビード、カーカス及び補強層を備えており、
    上記トレッドが路面と接地するトレッド面を形成しており、
    それぞれのビードが上記トレッドよりも半径方向内側に位置しており、
    上記カーカスが、一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されており、
    上記補強層が上記トレッドの半径方向内側において上記カーカスと積層されており、
    上記ビードがコアとエイペックスとを備えており、このエイペックスがこのコアから半径方向外向きに延びており、
    上記エイペックスの外端が上記トレッド面の端よりも半径方向外側に位置し
    上記カーカスが第二プライを備えており、この第二プライが上記コアの周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返されており、この折り返しによりこの第二プライには赤道面からこのコアに向かって延びる主部とこのコアから半径方向外向きに延びる折り返し部とが形成されており、
    このタイヤが嵌め合わされるリムのフランジの半径方向外側端から上記第二プライの折り返し部の端までの半径方向長さが5mm以下である、二輪自動車用空気入りタイヤ。
  2. 上記エイペックスが上記補強層と重複しているか、このエイペックスがこの補強層と重複せずともこの補強層の端からの距離が5mm以内の地点にこのエイペックスの外端が位置している、請求項1に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  3. 上記エイペックスが上記補強層と重複している長さが10mm以下である、請求項2に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  4. 上記カーカスが第一プライを備えており、この第一プライが上記コアの周りにて軸方向内側から外側に向かって折り返されており、この折り返しによりこの第一プライには赤道面からこのコアに向かって延びる主部とこのコアから半径方向外向きに延びる折り返し部とが形成されており、
    上記折り返し部が上記補強層と重複している、請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
  5. 上記折り返し部が上記補強層と重複している長さが20mm以下である、請求項4に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ
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