JP4234762B1 - 自動二輪車用タイヤとその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】直進と旋回との移行時の過度特性を損なうことなく、諸性能に優れた自動二輪車用タイヤの提供にある。
【解決手段】タイヤ2は、トレッド4を備えている。このトレッド4は、(2N−1)分割されている(Nは4以上の自然数)。トレッド4は、センター領域に位置する第一領域20、センター領域からショルダー領域に向けて順に第二領域22から第N領域に分かれている。この第二領域22から第N領域まではタイヤの赤道面に対して対称な一対の領域である。この第一領域20から第N領域までの各領域がそれぞれ架橋されたゴム組成物からなっており、各領域の材質はそれぞれ異なっている。第一領域20から第N領域までの各領域では隣接するセンター側の領域のゴム硬度はショルダー側の領域のゴム硬度以上の大きさである。第一領域のゴム硬度は第N領域のゴム硬度より大きくされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車に装着される空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、タイヤのトレッドの改良に関する。
自動二輪車の旋回時には、この自動二輪車に遠心力が働く。旋回には、この遠心力につり合うコーナリングフォースが必要である。旋回時にライダーは、自動二輪車を内側へ傾斜させる。この傾斜によって生じるキャンバースラストにより、旋回が達成される。旋回の容易の目的で、自動二輪車用のタイヤは曲率半径の小さなトレッドを備えている。直進時には、トレッドのセンター領域が接地する。一方旋回時には、ショルダー領域が接地する。センター領域及びショルダー領域のそれぞれの役割が考慮されたタイヤは、特開2005−271760号公報、特開2007−131112号公報及び特開2007−168531号公報に記載されている。
特開2005−271760号公報 特開2007−131112号公報 特開2007−168531号公報
自動二輪車用のタイヤは、直進時にはセンター領域が主に接地し、旋回時にはショルダー領域が主に接地する。直進から旋回に移行する際には、タイヤのトレッドの接地面がセンター領域からショルダー領域に移行する。また、旋回から直進に移行する際には、トレッドの接地面がショルダー領域からセンター領域に移行する。センター領域とショルダー領域の材質が異なるタイヤは、旋回時にライダーが違和感を感じやすい。このようなタイヤは直進から旋回への移行時及び旋回から直進への移行時の過度特性に欠ける。
この直進と旋回との間の移行時の過度特性が損なわれないためには、センター領域とショルダー領域の材質は大きく異ならせることができない。直進安定性が求められるセンター領域の材質と旋回安定性が求められるショルダー領域の材質の選定には、この移行時の過度特性が制約となっていた。
本発明の目的は、直進と旋回との間の移行時の過度特性を損なうことなく、諸性能に優れた自動二輪車用タイヤの提供にある。
本発明に係る自動二輪車タイヤは、トレッドを備えている。このトレッドは、(2N−1)分割されている(Nは4以上の自然数)。このトレッドは、センターに位置する第一領域、第一領域からショルダー側に向けて順に第二領域から第N領域を備えている。この第二領域から第N領域まではタイヤの赤道面に対して対称な一対の領域である。この第一領域から第N領域までの各領域は、それぞれ架橋されたゴム組成物からなり、各領域の材質がそれぞれ異なっている。第一領域から第N領域までの各領域では、センター側の領域のゴム硬度は隣接するショルダー側の領域のゴム硬度以上の大きさである。第一領域のゴム硬度が第N領域のゴム硬度より大きい自動二輪車用タイヤ。
好ましくは、このタイヤでは、第一領域から第N領域までの各領域ではセンター側の領域の損失正接tanδは隣接するショルダー側の領域の損失正接tanδ以下の大きさである。第一領域の損失正接tanδは第N領域のtanδより小さい。
好ましくは、このタイヤのトレッドは9分割以下で分割されている。
好ましくは、トレッドが(2N−1)分割されているタイヤでは(Nは4以上の自然数)、第一領域のゴム硬度と第N領域のゴム硬度との差は3以上である。好ましくは、第一領域の損失正接tanδと第N領域の損失正接tanδとの差は0.05以上である。
好ましくは、このタイヤのトレッドが分割された領域の境界のトレッド分割角度が15°以上75°以下である。
この分割トレッドを備えた自動二輪車用タイヤの製造法は、インナーライナーにカーカスプライが巻かれる工程と、このカーカスプライにベルトプライが巻かれる工程と、このベルトプライにトレッドを形成する第Nストリップから第1ストリップまでが順に巻かれて(Nは4以上の自然数)、グリーンタイヤが得られる工程と、このグリーンタイヤを加圧及び加熱してタイヤが得られる工程とを含む。第Nストリップから第1ストリップまでのそれぞれの材質が異なっており、センター側の領域のストリップから架橋されて得られるゴム硬度が隣接するショルダー側の領域のストリップから架橋して得られるゴム硬度以上の大きさであり、第一領域のゴム硬度が第N領域のゴム硬度より大きくされている。このタイヤでは、第二領域から第N領域までがタイヤの赤道面に対して対称な一対の領域であり、(2Nー1)分割された分割トレッドを備えている。
自動二輪車用タイヤでは、直進から旋回に移行する際には、タイヤのトレッドの接地面がセンター領域からショルダー領域に徐々に移行する。本発明に係るタイヤは、センター領域とショルダー領域の材質が異なるタイヤでありながら、センター領域からショルダー領域へ徐々にその材質が変化している。このタイヤは旋回時にライダーに与える違和感が軽減されている。このタイヤは直進から旋回への移行時及び旋回から直進への移行時のいずれの過度特性においても優れる。このタイヤではライダーの違和感が軽減されているため、センター領域及びショルダー領域がそれぞれの役割に適した材質で構成されうる。このタイヤでは、優れた諸性能が達成されうる。このタイヤは、ストリップワインド工法により容易に製造できる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ2が示された断面図である。この図1において上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向である。このタイヤ2は、一点鎖線CLに対してほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線は、赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビート8、カーカス10、ベルト12、インナーライナー14及びチェーファー16を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプの空気入りタイヤである。このタイヤ2は、自動二輪車に装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面18を形成する。トレッド4は、(2N−1)分割されている(Nは4以上の自然数)。図1のトレッド4は、赤道面からショルダー端までのトレッド面18をほぼ均等に分割されている。トレッド4は、センター領域に位置する第一領域20、センター領域からショルダー領域に向けて順に第二領域22、第三領域24、第四領域26及び第五領域28に分かれている。この第二領域22から第五領域28まではタイヤ2の赤道面に対して対称な一対の領域である。この第一領域20から第五領域28までの各領域がそれぞれ架橋されたゴム組成物からなっており、各領域の材質はそれぞれ異なっている。
図1において、点P1で示されているのは、第一領域20と第二領域22との境界面がトレッド面18と交わる点である。点Q1で示されているのは、第一領域20と第二領域22との境界面がトレッド4の内側面と交わる点である。直線L1で示されているのは、点P1におけるトレッド面18の法線である。直線L2で示されているのは、点P1と点Q1を通る直線である。
角度θ1で示されているのは、直線L1と直線L2とのなす角度である。この角度θ1は、第一領域20と第二領域22とのトレッド分割角度である。角度θ1は図1において直線L1から時計回り向きを正とし、反時計回り向きを負として示されている。このタイヤ2は直線CLに対して対称形状である。図1に示されていない反対側の断面では、この角度θ1は反時計回り向きを正とし、時計回り向きを負として示される。図1の断面において第一領域20と第二領域22との界面は直線で示されている。この界面は必ずしも直線に限られない。界面が非直線であっても直線L1は点P1と点Q1とを通る直線として求められる。直線L1と直線L2とのなす角度θ1がトレッド分割角度である。直線L1、直線L2、角度θ1は、タイヤ2が切断されて得られるサンプルにおいて測定される。
第二領域22と第三領域24との境界における、点P2、点Q2、直線L3、直線L4及び角度θ2は、点P1、点Q1、直線L1、直線L2及び角度θ1と同様に決定される。第三領域24と第四領域26との境界における点P3、点Q3、直線L5、直線L6及び角度θ3も、点P1、点Q1、直線L1、直線L2及び角度θ1と同様に決定される。第四領域26と第五領域28との境界における点P4、点Q4、直線L7、直線L8及び角度θ4も、点P1、点Q1、直線L1、直線L2及び角度θ1と同様にして決定される。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋されたゴム組成物からなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6から半径方向略内向きに延びている。ビード8は、コア30と、このコア30から半径方向外向きに延びるエイペックス32とを備えている。エイペックス32は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス32は、架橋されたゴム組成物からなる。エイペックス32は、高硬度である。
カーカス10は、カーカスプライ34からなる。カーカスプライ34は、トレッド4及びサイドウォール6の内面に沿って延在している。カーカスプライ34は、コア30の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ34には主部36と折り返し部38とが形成されている。折り返し部38は、主部36の外面に積層されている。
図示されていないが、カーカスプライ34は、コードとトッピングゴムとからなる。コードが赤道面CLに対してなす角度の絶対値は、65°から90°である。換言すれば、このタイヤ2はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト12は、カーカス10とトレッド4との間に位置している。ベルト12は、ベルトプライ40からなる。このベルトプライ40は、図1には図示されていないが、コード42とトッピングゴム44とからなる。コード42は実質的に周方向に延びており、螺旋状に巻かれている。ベルト12は、いわゆるジョイントレス構造である。このベルト12は、キックバック及びシミーを抑制する。このベルト12を備えたタイヤ2は、外乱吸収性能に優れる。
ジョイントレス構造のベルト12のコード42の材質は、スチール又は有機繊維である。有機繊維の具体例としては、アラミド繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維及びポリエチレンナフタレート繊維が挙げられる。拘束力が大きく、従って高い剛性が得られるとの観点から、コード42の好ましい材質は、スチール又はアラミド繊維である。特に、スチールが好ましい。
インナーライナー14は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー14は、架橋ゴムからなる。インナーライナー14には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー14は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
タイヤ2では、直進時にはセンター領域が主として接地する。旋回時にはショルダー領域が主として接地する。センター領域は、直進安定性及び耐摩耗性が要求される。ショルダー領域は、旋回安定性及び旋回性能が要求される。図1のタイヤ2では9分割されている。このタイヤ2のトレッド4の第一領域20のゴム硬度は、第二領域22のゴム硬度以上の大きさである。第一領域20の損失正接tanδは第二領域22の損失正接tanδ以下の大きさである。第一領域20は、第二領域22より直進安定性及び耐摩耗性に優れている。一方で第二領域22は、第一領域20より旋回安定性及び旋回性能に優れている。
第二領域22のゴム硬度は第三領域24のゴム硬度以上の大きさであり、第二領域22の損失正接tanδは第三領域24の損失正接tanδ以下の大きさである。第二領域22は第三領域24より直進安定性及び耐摩耗性に優れている。第三領域24は、第二領域22より旋回安定性及び旋回性能に優れている。同様に第三領域24のゴム硬度は第四領域26のゴム硬度以上の大きさであり、第三領域24の損失正接tanδは第四領域26の損失正接tanδ以下の大きさである。第四領域26のゴム硬度は第五領域28のゴム硬度以上の大きさであり、第四領域26の損失正接tanδは第五領域28の損失正接tanδ以下の大きさである。このタイヤ2では、センター側の領域のゴム硬度が隣接するショルダー側のゴム硬度以上の大きさである。このタイヤ2では、センター側の領域の損失正接tanδが隣接するショルダー側の損失正接tanδ以下の大きさである。センター側の領域は隣接するショルダー側の領域より直進安定性及び耐摩耗性に優れている。ショルダー側の領域は、センター側の領域より旋回安定性及び旋回性能に優れている。
このタイヤ2では分割された領域毎に材質が変えられている。センター側からショルダー側に向かって順に、直進から旋回に適した材質が選定されている。この構成により、センター領域とショルダー領域との間でトレッド面18の接地面が移行する際に、ライダーが受ける違和感が軽減されている。トレッド4の分割数を多くすることで分割された領域毎の材質の変化が小さくされている。これによりセンター側からショルダー側に向かって徐々に材質を変えることが可能となっている。この観点から、トレッド4の分割数は、7分割以上とされている。このトレッド4の分割数が数式(2N−1)で表されると、このトレッド4は、Nが4以上の自然数で分割されている。より好ましくはトレッド4の分割数は9分割以上である。言い換えれば、トレッド4の分割数が数式(2N−1)で表されると、このトレッド4はNが5以上の自然数で分割されていることが好ましい。
一方で生産性の観点からトレッド4の分割数は少ない方が好ましい。この観点から、トレッド4の分割数は、13分割以下が好ましい。トレッド4の分割数が数式(2N−1)で表されると、このトレッド4はNが7以下の自然数で分割されていることが好ましい。
図1の両矢印WTは、赤道面からショルダーの端までトレッド面18の表面に沿って測られた幅が示されている。両矢印W1は、赤道面から第一領域20のショルダー側の端までの表面に沿って測られた幅が示されている。このタイヤ2は、センター側の領域のゴム硬度がショルダー側の領域のゴム硬度より大きい。このタイヤ2では、直進時には高硬度のセンター領域が主に接地する。このタイヤ2は直進安定性能に優れる。好ましくは、直進時のタイヤ2のトレッド面18の接地面が第一領域20となるように第一領域20の領域を設ける。この観点から、第一領域20の幅W1がトレッド面18の幅WTに対する比(W1/WT)は、0.2以上とすることが好ましく、0.25以上とすることが更に好ましい。
旋回時には低硬度のショルダー領域が主に接地する。旋回時には旋回に適した第五領域28が接地する。第一領域20から第五領域28までゴムの材質は徐々に旋回に適した材質に変化させられている。この構成から、比(W1/WT)は0.35以下とすることが好ましく、0.3以下とすることが更に好ましい。ゴム硬度が低いショルダー領域はグリップ性能に優れている。このタイヤ2は、旋回安定性能に優れる。この観点から、好ましくは、第一領域20のゴム硬度と第五領域28とのゴム硬度との差は2以上であり、更に好ましくは3以上である。直進から旋回への移行時の過度特性の観点から、ゴム硬度の差は7以下が好ましく、6以下がより好ましい。このタイヤ2をリアタイヤに用いた自動二輪車は、直進安定性及び旋回安定性に優れる。
このタイヤ2は、第一領域20のゴム硬度と第五領域28のゴム硬度との差を2以上としてもトレッド面18の段差摩耗が生じにくい。このタイヤ2では、トレッド4が9分割されており、第一領域20のゴム硬度と第五領域28のゴム硬度との差の制限が小さい。第一領域20に耐摩耗性重視の材質が配置され、第五領域28にグリップ重視の材質が配置されうる。
直進安定性の観点から、第一領域のゴム硬度は63以上が好ましく、65以上がより好ましい。第一領域20のゴム硬度は85以下が好ましい。グリップ性能の観点から、第五領域28のゴム硬度は80以下が好ましく、75以下がより好ましい。第五領域28のゴム硬度は、60以上が好ましい。
このタイヤ2では、センター側の領域の損失正接tanδがショルダー側の領域の損失正接tanδより小さい。このタイヤ2では、旋回時に損失正接tanδが大きいショルダー領域が主に接地する。損失正接tanδが大きい接地面はグリップ性能に優れている。このタイヤ2は旋回性能に優れる。直進時には損失正接tanδが小さいセンター領域が主に接地する。損失正接tanδが小さい接地面はエネルギー損失が小さい。直進走行時の燃費が向上する。
この観点から、好ましくは、第一領域20の損失正接tanδと第五領域28の損失正接tanδとの差は0.05以上である。第一領域20の損失正接tanδと第五領域28の損失正接tanδとの差は、好ましくは0.07以上であり、更に好ましくは0.09以上である。直進から旋回への移行時安定性の観点から、損失正接tanδの差は0.20以下が好ましく、0.15以下がより好ましい。このタイヤ2では、トレッド4が9分割されており、第一領域20の損失正接tanδと第五領域28の損失正接tanδとの差の制限が小さい。第一領域20に燃費重視の材質が配置され、第五領域28にグリップ重視の材質が配置されうる。
このタイヤ2の角度θ1は、15°以上75°以下である。直進走行から旋回走行へ移行時にトレッド4は剪断力を受ける。角度θ1が0°未満のタイヤ2では、第一領域20と第二領域22との界面において第二領域22が剥離し易い方向に剪断力が働く。この角度θ1が15°以上のタイヤ2では、第一領域20と第二領域22との界面において、第一領域20が第二領域22の外面側に位置させられている。このタイヤ2は、直進走行と旋回走行と間の移行時にタイヤ2の特性が徐々に変わり、ライダーの違和感が軽減される。このタイヤ2は直進走行と旋回走行との間の移行時の過度特性に優れる。このタイヤ2では、トレッド4が分割され、分割領域毎に材質が変えられているので、ライダーの違和感は更に軽減される。このライダーの違和感の軽減により第一領域20と第五領域28のゴムの材質をそれぞれの役割に適した材質とすることができる。
このタイヤ2は、角度θ1が15°以上であり、第一領域20と第二領域22との材質を変えても、ライダーの受ける違和感は軽減されている。このタイヤ2では、直進走行と旋回走行との間の移行時に第二領域22が剥離しにくい。これらの観点から、好ましくは角度θ1は30°以上であり、更に好ましくは40°以上である。角度θ1が大きいタイヤ2は、その製造が難しくなる。この観点から、角度θ1は75°以下としている。好ましくはこの角度θ1は60°以下であり、更に好ましくは50°以下である。図1において、角度θ2、θ3,θ4についても角度θ1と同様に15°以上である。角度θ2、θ3,θ4は、好ましくは30°以上であり、更に好ましくは40°以上である。角度θ2、θ3,θ4についても角度θ1と同様に75°以下である。角度θ2、θ3,θ4についても好ましくは、60°以下であり更に好ましくは50°以下である。
トレッドのショルダー側ほどトレッド分割角度が、ライダーの違和感へ与える影響が大きい。この観点から、最もショルダー側の分割角度、具体的には図1では角度θ4は、15°以上、更には30°以上、更に40°以上とすることが好ましい。この観点から、ショルダー側のトレッド分割角度はその隣り合うセンター側のトレッド分割角度以上の大きさとし、最もショルダー側の分割角度を最もセンター側の分割角度より大きくすることが好ましい。具体的には図1のタイヤ2では角度θ4は角度θ3以上の大きさとする。角度θ3は角度θ2以上の大きさとする。角度θ2は角度θ1以上の大きさとする。角度θ4は角度θ1より大きくすることが好ましい。
この発明は、センター領域とショルダー領域との材質が異なる種々のタイヤ2に適用されうる。この発明は、センター領域の硬度がショルダー領域の硬度より大きいタイヤ2に適用しうる。この発明は、センター領域の損失正接tanδがショルダー領域の損失正接tanδより小さいタイヤ2に適用しうる。
ゴム硬度は、「JIS−K 6253」の規定に準拠して、23°Cの条件下でタイプAのデュロメータがタイヤ2に押しつけられて測定される。
損失正接tanδは、「JIS−K 6394」の規定に準拠して、下記に示される条件で、粘弾性スペクトロメーター(島津製作所社の商品名「VA−200」)によって測定される。
初期歪み:10%
振幅:±2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
図2は、本発明の他の実施形態に係るタイヤ2が示された断面図である。このタイヤ2のベルト12は、内側ベルトプライ46と外側ベルトプライ48とからなっている。図示されていないが、この内側ベルトプライ46と外側ベルトプライ48とは、コードとトッピングゴムとからなる。コードは周方向に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常10°以上35°以下である。内側ベルトプライ46のコードの周方向に対する角度は、外側ベルトプライ48のコードの周方向に対する角度とは逆である。ベルト12は、いわゆるカットベルト構造である。このコードは、アラミド繊維又はスチールである。他の構成は前述の一実施形態に係るタイヤ2と同じであり、その説明は省略する。この発明はジョイントレス構造のタイヤであってもカットベルト構造のタイヤであっても同様に実施できる。
図3は、図1のタイヤ2の製造工程が説明されるための断面図である。このタイヤ2の製造では、フォーマー(図示されず)にインナーライナー14、カーカスプライ34が順次巻かれる。このカーカスプライ34の上に、コード42とトッピングゴム44とからなるリボン50が螺旋状に巻かれ、ジョイントレス構造を有するベルトプライ40が形成される。このリボン50は、実質的に周方向に延在する。
このベルトプライ40の上に、ショルダー側から未架橋ゴムからなる第五ストリップ52が螺旋状に巻かれる。第五ストリップ52は、実質的に周方向に延在する。第五ストリップ52は、順次積層される。第五ストリップ52が巻き終わると、この第五ストリップ52に連続して、未架橋ゴムからなる第四ストリップ54が巻かれる。第四ストリップ54は、実質的に周方向に延在する。第四ストリップ54は、順次積層される。第四ストリップ54が巻き終わると、さらにこの第四ストリップ54に連続して図示されていない第三ストリップが巻かれる。同様にして、第三ストリップに連続して図示しない第二ストリップが巻かれる。両側の第五ストリップから第二ストリップまでが巻かれた後に、第二ストリップに連続してセンターに図示しない第一ストリップが巻かれる。こうして、グリーンタイヤが得られる。なお、第一ストリップから第五ストリップまでの巻き方及び各ストリップの巻く順番は、前述のトレッド分割角度によって、適宜調整されうる。
このグリーンタイヤがモールドに投入され、加圧及び加熱される。加熱によりゴムに架橋反応が起こり、タイヤ2が得られる。第五ストリップ52からは、第五領域28が得られる。第四ストリップ54からは、第四領域26が得られる。第三ストリップからは、第三領域24が得られる。第二ストリップからは、第二領域22が得られる。第一ストリップからは、第一領域20が得られる。このタイヤ2では、5種類のストリップが用いられるので、9分割領域からなるトレッド4が容易に成形される。このタイヤ2のトレッド4の製造は、ストリップワインド工法により容易である。
図1から3の実施形態ではリアタイヤについて説明したが、この発明はフロントタイヤにも同様に実施できる。
本発明では、特に言及がない限り、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1及び2]
図1に示された構造を備えた実施例1のリアタイヤを得た。このタイヤのトレッドは9分割されている。このタイヤは、センター領域が第一領域である。第一領域から両方のショルダー側に向かって順に第二領域、第三領域、第四領域及び第五領域を備えている。このタイヤでは、第一領域、第二領域、第三領域、第四領域及び第五領域それぞれの領域がトレッド面を均等に分割している。このタイヤの各領域のゴム硬度及び損失正接tanδは表1に示された通りである。このリアタイヤのサイズは、「180/55ZR17」である。実施例2は、トレッドのゴム材質を表1に示されたようにした他は実施例1のタイヤと同様である。
[比較例1]
比較例1は、単一のトレッドからなる他は実施例1と同じ構造を備えたタイヤである。比較例1は、市販のリアタイヤである。ゴム硬度及び損失正接tanδは表1に示された通りである。表1に示された他は、実施例1のタイヤと同様である。
[比較例2及び3]
比較例2及び3は、トレッドが3分割された他は実施例1と同じ構造を備えたタイヤである。このタイヤは、センター領域が第一領域であり、ショルダー領域が第二領域とされている。このタイヤでは、第一領域と第二領域がトレッド面をほぼ均等に分割している。各分割領域のゴム硬度及び損失正接tanδは表1に示された通りである。
[比較例4及び5]
比較例4及び5は、トレッドが5分割された他は実施例1と同じ構造を備えたタイヤである。このタイヤは、センター領域が第一領域である。第一領域から両方のショルダー側に向かって順に第二領域、第三領域を備えている。このタイヤでは、第一領域、第二領域及び第三領域それぞれの領域がトレッド面をほぼ均等に分割している。各分割領域のゴム硬度及び損失正接tanδは表1に示された通りである。
[実施例3及び4]
実施例3及び4は、トレッドが7分割された他は実施例1と同じ構造を備えたタイヤである。このタイヤは、センター領域が第一領域である。第一領域から両方のショルダー側に向かって順に第二領域、第三領域及び第四領域を備えている。このタイヤでは、第一領域、第二領域、第三領域及び第四領域それぞれの領域がトレッド面をほぼ均等に分割している。各分割領域のゴム硬度及び損失正接tanδは表1に示された通りである。
[旋回性能評価]
排気量が600ccである市販の自動二輪車の後輪に、試作タイヤが装着された。リム巾5.5インチ、タイヤ空気内圧は290kPaとした。なお、前輪のタイヤは市販の従来のタイヤをそのまま使用した。この自動二輪車を、速度80km/hでR40mの旋回走行させ、ライダーに官能評価させた。この結果が、下記の表1に示されている。この評価は数字が大きいほど評価が高い。
[過度特性]
後輪タイヤに試作タイヤを装着した自動二輪車を、速度80km/hで走行中に徐々に車体を傾けて行き、フルバンクまで傾けて走行させた。この時のライダーに官能評価させた。この結果が、下記の表1に示されている。この評価は数字が大きいほど評価が高い。
[耐摩耗性評価]
後輪タイヤに試作タイヤを装着した自動二輪車を、サーキットコースで速度200km/h、距離2000kmの条件で走行させた。走行後のトレッドの溝深さ1mm当たりの走行距離を指数化して評価した。市販品の比較例1のタイヤの評価結果を100として相対評価を実施した。この結果が、下記の表1に示されている。
Figure 0004234762
表1に示されるように、実施例は、直進走行から旋回走行への過度特性に優れている。実施例は、旋回性能とこの過度特性がバランスよく優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の自動二輪車に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るリアタイヤが示された断面図である。 図2は、本発明の他の実施形態に係るリアタイヤが示された断面図である。 図3は、図1のタイヤの製造工程が説明されるための断面図である。
符号の説明
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・トレッド面
20・・・第一領域
22・・・第二領域
24・・・第三領域
26・・・第四領域
28・・・第五領域
30・・・コア
32・・・エイペックス
34・・・カーカスプライ
36・・・主部
38・・・折り返し部
40・・・ベルトプライ
42・・・コード
44・・・トッピングゴム
46・・・内側ベルトプライ
48・・・外側ベルトプライ
50・・・リボン
52・・・第五ストリップ
54・・・第四ストリップ

Claims (7)

  1. トレッドを備えており、
    このトレッドが、(2N−1)分割されており(Nは4以上の自然数)、センターに位置する第一領域、第一領域からショルダー側に向けて順に第二領域から第N領域を備えており、
    この第二領域から第N領域までがタイヤの赤道面に対して対称な一対の領域であり、
    この第一領域から第N領域までの各領域がそれぞれ架橋されたゴム組成物からなり、各領域の材質がそれぞれ異なっており、
    第一領域から第N領域までの各領域ではセンター側の領域のゴム硬度が隣接するショルダー側の領域のゴム硬度以上の大きさであり、
    第一領域のゴム硬度が第N領域のゴム硬度より大きい自動二輪車用タイヤ。
  2. 第一領域から第N領域までの各領域ではセンター側の領域の損失正接tanδが隣接するショルダー側の領域の損失正接tanδ以下の大きさであり、
    第一領域の損失正接tanδが第N領域の損失正接tanδより小さい請求項1に記載のタイヤ。
  3. Nが5以上の自然数である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 第一領域のゴム硬度と第N領域のゴム硬度との差が3以上である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 第一領域の損失正接tanδと第N領域の損失正接tanδとの差が0.05以上である請求項2から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. トレッドが分割された領域の境界のトレッド分割角度が15°以上75°以下である請求項1から5のいずれかに記載のタイヤ。
  7. インナーライナーにカーカスプライが巻かれる工程と、
    このカーカスプライにベルトプライが巻かれる工程と、
    このベルトプライにトレッドを形成する第Nストリップから第1ストリップまでが順に巻かれて(Nは4以上の自然数)、グリーンタイヤが得られる工程と、
    このグリーンタイヤを加圧及び加熱してタイヤが得られる工程とを含み、
    第Nストリップから第1ストリップまでのそれぞれの材質が異なっており、
    センター側の領域のストリップから架橋されて得られるゴム硬度が隣接するショルダー側の領域のストリップから架橋して得られるゴム硬度以上の大きさであり、
    第一領域のゴム硬度が第N領域のゴム硬度より大きく、
    第二領域から第N領域までがタイヤの赤道面に対して対称な一対の領域であり、
    (2Nー1)分割された分割トレッドを備えた自動二輪車用タイヤの製造方法。
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