JP2005271760A - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐摩耗性能並びに旋回時のグリップ性能及び操縦安定性能に優れた自動二輪車用タイヤ2の提供。
【解決手段】タイヤ2のトレッド4は、ショルダー部20とクラウン部22とからなる。ショルダー部20は、内層24と外層26とからなる。内層24及びクラウン部22は、高硬度架橋ゴムからなる。外層26は、低硬度架橋ゴムからなる。クラウン部22及び内層24の硬度Haと外層26の硬度Hbとの差(Ha−Hb)は、3以上である。トレッド4の端点Eからタイヤ2の中心点Oまでの表面距離Laに対する、ショルダー部20の表面距離Lbの比(Lb/La)は、0.30以上0.60以下である。ショルダー部20の厚みに対する外層26の厚みの比は、0.30以上0.80以下である。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動二輪車に装着される空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、タイヤのトレッドの改良に関する。
自動二輪車は、旋回時にバンク角を伴う。旋回時には、タイヤのトレッドのショルダー部が主として接地する。このショルダー部と路面との摩擦力が遠心力とバランスされて、旋回が達成される。摩擦力は、タイヤのグリップ性能と相関する。自動二輪車用タイヤにとって、グリップ性能は極めて重要である。トレッドが低硬度な架橋ゴムから構成されることにより、優れたグリップ性能が得られうる。しかし、トレッドの硬度が過小であると、操縦安定性能が阻害される。
特開2001−187515公報には、低硬度な外層と高硬度な内層とが積層されてなるトレッドが開示されている。このトレッドでは、路面と直接に接触する外層がグリップ性能に寄与し、内層が操縦安定性能に寄与する。このタイヤでは、グリップ性能と操縦安定性能とが両立される。
低硬度な架橋ゴムは、耐摩耗性に劣る傾向がある。低硬度な外層を備えたタイヤでは、トレッドが早期に摩滅する。このタイヤの寿命は、短い。
クラウン部が高硬度な架橋ゴムからなりショルダー部が低硬度な架橋ゴムからなるタイヤも提案されている。このタイヤでは、直進走行時には高硬度なクラウン部が主として接地するので、摩耗が生じにくい。このタイヤでは、旋回時には低硬度なショルダー部が主として接地するので、大きな摩擦力が生じる。
特開2001−187515公報
低硬度なショルダー部を備えたタイヤでは、旋回時の剛性が不足する。このタイヤは、旋回時の操縦安定性能が不十分である。本発明の目的は、耐摩耗性能、グリップ性能及び操縦安定性能に優れた自動二輪車用タイヤの提供にある。
本発明に係る自動二輪車用空気入りタイヤは、左右のショルダー部とこれらショルダー部に挟まれたクラウン部とからなるトレッドを備える。このショルダー部では、高硬度架橋ゴムからなる内層と低硬度架橋ゴムからなる外層とが積層されている。このクラウン部は、高硬度架橋ゴムからなる。
好ましくは、高硬度架橋ゴムの100℃における硬度は35以上45以下であり、低硬度架橋ゴムの100℃における硬度は30以上40以下である。好ましくは、トレッドの端点からタイヤ中心点までの表面距離に対する、ショルダー部の表面距離の比は、0.30以上0.60以下である。好ましくは、ショルダー部の厚みに対する外層の厚みの比は、0.30以上0.80以下である。ショルダー部の軸方向内側端から軸方向外側端までの全てにわたり、ショルダー部の厚みに対する外層の厚みの比が実質的に一定であることが好ましい。
このタイヤでは、クラウン部が高硬度ゴムからなるので、直進走行時の摩耗が少ない。このタイヤでは、ショルダー部の外層が低硬度架橋ゴムからなるので、旋回時において優れたグリップ性能が発揮される。このタイヤでは、高硬度架橋ゴムからなる内層により、旋回時における十分な剛性が得られる。このタイヤは、旋回時の操縦安定性能にも優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車用タイヤ2の一部が示された断面図である。この図1において上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ブレーカー12、インナーライナー14及びチェーファー16を備えている。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、路面と接地するトレッド面18を形成する。トレッド4は、ショルダー部20とクラウン部22とからなる。図1には右側のショルダー部20のみが示されているが、タイヤ2は左側にも同様のショルダー部を備えている。クラウン部22は、左右のショルダー部20に挟まれている。ショルダー部20は、内層24と、この内層24の半径方向外側に位置する外層26とからなる。内層24と外層26とは、積層されている。クラウン部22は、単一の層からなる。クラウン部22の材質は、内層24の材質と同一である。クラウン部22は、内層24と一体的に形成されている。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
ビード8は、サイドウォール6から半径方向略内向きに延びている。ビード8は、コア28と、このコア28から半径方向外向きに延びるエーペックス30とを備えている。コア28はリング状であり、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エーペックス30は、半径方向外向きに先細りであるテーパ状であり、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ32からなる。カーカスプライ32は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ32は、コア28の周りを、軸方向内側から外側に向かって巻かれている。図示されていないが、カーカスプライ32は、カーカスコードとトッピングゴムとからなる。カーカスコードが周方向に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このタイヤ2はラジアルタイヤである。カーカスコードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、レーヨン繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ブレーカー12は、カーカス10の半径方向外側に位置している。ブレーカー12は、カーカス10と積層されている。ブレーカー12は、カーカス10を補強する。ブレーカー12は、内側ブレーカープライ34及び外側ブレーカープライ36からなる。図示されていないが、内側ブレーカープライ34及び外側ブレーカープライ36のそれぞれは、ブレーカーコードとトッピングゴムとからなる。ブレーカーコードは、周方向に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側ブレーカープライ34のブレーカーコードの周方向に対する角度は、外側ブレーカープライ36のブレーカーコードの周方向に対する角度とは逆である。ブレーカーコードの好ましい材質は、アラミド繊維及びスチールである。
インナーライナー14は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー14は、架橋ゴムからなる。インナーライナー14には、空気透過性の少ないゴムが用いられる。インナーライナー14は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
チェーファー16は、ビード8の近傍に位置している。タイヤ2がリムに組み込まれると、このチェーファー16がリムと当接する。この当接により、ビード8の近傍が保護される。チェーファー16は、通常は布とこの布に含浸したゴムとからなる。ゴム単体からなるチェーファー16が用いられてもよい。
このタイヤ2が装着された自動二輪車が直進走行する場合、主としてクラウン部22が接地する。このクラウン部22は、高硬度架橋ゴムからなる。このクラウン部22は、摩耗しにくい。このタイヤ2の寿命は長い。
自動二輪車が旋回する場合、主としてショルダー部20の外層26が接地する。この外層26は、低硬度架橋ゴムからなる。この外層26の路面との摩擦係数は、大きい。この外層26は、優れたグリップ性能をタイヤ2に付与する。
前述のように、内層24の材質はクラウン部22の材質と同一である。換言すれば、内層24は高硬度架橋ゴムからなる。旋回時には、この内層24に荷重がかかる。高硬度な内層24は、旋回時のタイヤ2の剛性に寄与する。このタイヤ2は、旋回時の操縦安定性能に優れる。
耐摩耗性能、グリップ性能及び操縦安定性能の観点から、クラウン部22及び内層24の硬度Haと外層26の硬度Hbとの差(Ha−Hb)は3以上が好ましく、5以上がより好ましい。差(Ha−Hb)は、20以下が好ましく、15以下がより好ましい。
耐摩耗性能及び旋回時の操縦安定性能の観点から、硬度Haは35以上が好ましく、40以上がより好ましい。硬度Haが過大であると、直進走行時の路面に対する追従性が不十分となることがある。この観点から、硬度Haは45以下が好ましい。
旋回時のグリップ性能の観点から、硬度Hbは40以下が好ましく、35以下がより好ましい。硬度Hbが過小であると、旋回時の操縦安定性が不十分となることがある。この観点から、硬度Hbは30以上が好ましい。
硬度Ha及び硬度Hbの測定には、JIS−Aタイプのスプリング式硬度計が用いられる。硬度Haは、この硬度計がクラウン部22に押しつけられることによって測定される。硬度Hbは、この硬度計が外層26に押しつけられることによって測定される。測定は、100℃の環境下で行われる。測定に先立ち、タイヤ2は100℃の環境下に2時間以上保管される。
図1において、符号Eで示されているのはトレッド4の端点であり、符号Pで示されているのはクラウン部22とショルダー部20との境界点であり、符号Oで示されているのはタイヤ2の中心点である。端点E、境界点P及び中心点Oは、いずれもトレッド面18の上の点である。端点Eは、ショルダー部20の軸方向外側端でもある。境界点Pは、ショルダー部20の軸方向内側端でもある。
図1において、符号Laで示されているのは端点Eから中心点Oまでの表面距離であり、符号Lbで示されているのは端点Eから境界点Pまでの表面距離である。表面距離Lbは、ショルダー部20の表面距離に相当する。表面距離La及び表面距離Lbは、トレッド面18の上において、トレッド面18に沿って測定される。トレッド面18に溝が存在する場合は、この溝がないと仮定されて得られる仮想面の上で、この仮想面に沿って、表面距離La及び表面距離Lbが測定される。
表面距離La及び表面距離Lbは、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるように空気が充填された状態で測定される。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
表面距離Laに対する表面距離Lbの比(Lb/La)は、0.30以上0.60以下が好ましい。比(Lb/La)が上記範囲未満であると、旋回時のグリップ性能が不十分となることがある。この観点から、比(Lb/La)は0.35以上がより好ましく、0.40以上が特に好ましい。比(Lb/La)が上記範囲を越えると、直進走行時の耐摩耗性能が不十分となることがある。この観点から、比(Lb/La)は0.50以下がより好ましい。表面距離Laは、100mm以上140mm以下がこのましい。
図2は、図1のタイヤ2の一部が示された拡大断面図である。この図2には、ショルダー部20が示されている。図2において、両矢印Tで示されているのはショルダー部20の厚みであり、両矢印tで示されているのは外層26の厚みである。厚みT及び厚みtは、軸を含む平面に沿ってタイヤ2が切断されたときの切断面において測定される。厚みT及び厚みtは、トレッド面18に垂直な方向において測定される。
厚みTに対する厚みtの比(t/T)は、0.30以上0.80以下が好ましい。比(t/T)が上記範囲未満であると、旋回時のグリップ性能が不十分となることがある。この観点から、比(t/T)は0.40以上がより好ましく、0.50以上が特に好ましい。比(t/T)が上記範囲を越えると、旋回時の操縦安定性能が不十分となることがある。この観点から、比(t/T)は0.70以下がより好ましく、0.65以下が特に好ましい。厚みTは、5.0mm以上10.0mm以下が好ましい。
境界点Pから端点Eまでの全ての領域において、比(t/T)が0.30以上0.80以下であることが好ましい。境界点Pから端点Eまでの全ての領域において、比(t/T)が実質的に一定であることが好ましい。本発明において「実質的に一定」とは、比(t/T)の最大値が最小値の120%以下であることを意味する。比(t/T)が実質的に一定であることにより、旋回時のバンク角にかかわらず、均質な操縦安定性能が得られる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1及び図2に示された構造を備えた自動二輪車用タイヤを得た。このタイヤでは、クラウン部及び内層の硬度Haは40であり、外層の硬度は35である。このタイヤでは、比(Lb/La)は0.50であり、比(t/T)は0.50である。このタイヤのサイズは、195/65R420である。このタイヤは、レーヨン繊維からなるカーカスコードを含む1枚のカーカスプライを備えている。カーカスコードが周方向に対してなす角度は、90°である。このタイヤは、アラミド繊維からなるブレーカーコードを含む2枚のブレーカープライを備えている。ブレーカーコードが周方向に対してなす角度の絶対値は、20°である。
[実施例5から7]
外層の厚みtを下記の表1に示されるとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例5から7のタイヤを得た。
[実施例2、4及び8]
表面距離Lbを下記の表1に示されるとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例2、4及び8のタイヤを得た。
[比較例1]
クラウン部を設けず、トレッドの全体にわたって内層と外層との二層構造とした他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[実施例2、9、10及び11並びに比較例2]
硬度Ha及硬度Hbを下記の表1に示されるとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例2、9、10及び11並びに比較例2のタイヤを得た。
[比較例3]
トレッドを、硬度が30である単一のゴム層から形成した他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
[比較例4]
トレッドを、硬度が45である単一のゴム層から形成した他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。
[官能評価]
排気量が1000cmである自動二輪車に、タイヤを装着した。この自動二輪車を60km/hの速度で旋回走行させて、ライダーにグリップ性能及び操縦安定性能を評価させた。この結果が、下記の表1に示されている。表1における数値が大きいほど、評価が優れている。
[耐摩耗性能の評価定]
上記自動二輪車をサーキットコースで走行させた。そして、走行距離が120kmである時点での、摩耗量を測定した。この結果が、下記の表1に示されている。表1における数値が大きいほど、摩耗量が少ない。
Figure 2005271760
表1に示されるように、実施例のタイヤは全ての評価項目において優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の自動二輪車に装着されうる。このタイヤは、排気量が1000cm以上である自動二輪車に特に好適である。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
符号の説明
2・・・自動二輪車用タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ブレーカー
14・・・インナーライナー
16・・・チェーファー
18・・・トレッド面
20・・・ショルダー部
22・・・クラウン部
24・・・内層
26・・・外層
E・・・端点
P・・・境界点
O・・・中心点

Claims (5)

  1. 左右のショルダー部とこれらショルダー部に挟まれたクラウン部とからなるトレッドを備えており、
    このショルダー部において、高硬度架橋ゴムからなる内層と低硬度架橋ゴムからなる外層とが積層されており、
    このクラウン部が、高硬度架橋ゴムからなる自動二輪車用タイヤ。
  2. 上記高硬度架橋ゴムの100℃における硬度が35以上45以下であり、低硬度架橋ゴムの100℃における硬度が30以上40以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記トレッドの端点からタイヤ中心点までの表面距離に対する、ショルダー部の表面距離の比が0.30以上0.60以下である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記ショルダー部の厚みに対する外層の厚みの比が0.30以上0.80以下である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 上記ショルダー部の軸方向内側端から軸方向外側端までの全てにわたり、ショルダー部の厚みに対する外層の厚みの比が実質的に一定である請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
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