JP6200832B2 - 二輪自動車用空気入りタイヤ - Google Patents
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図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された仕様を備えた実施例1の自動二輪車用空気入りタイヤを得た。このタイヤのサイズは、120/70ZR17とされた。このタイヤは、前輪用である。このタイヤでは、エイペックスの先端からトレッドの端までの半径方向距離Dは、0mmとされた。外層の硬度Hoは60とされた。中層の硬度Hmは、80とされた。内層の硬度Hiは、60とされた。この中層の幅Wは、2mmとされた。なお、この実施例1では、中層の硬度Hmと外層の硬度Hoとの差(Hm−Ho)は20であり、この中層の硬度Hmと内層の硬度Hiとの差(Hm−Hi)は20であった。
距離Dを下記の表1の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−6のタイヤを得た。
幅Wを下記の表2の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例7−9及び比較例2のタイヤを得た。
中層の硬度Hm、差(Hm−Ho)及び差(Hm−Hi)を下記の表3の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例10−11及び比較例3−4のタイヤを得た。
外層の硬度Ho、内層の硬度Hi、差(Hm−Ho)及び差(Hm−Hi)を下記の表4の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例12−15のタイヤを得た。
外層の硬度Ho、中層の硬度Hm、内層の硬度Hi、差(Hm−Ho)及び差(Hm−Hi)を下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、比較例5のタイヤを得た。
距離D、幅W、中層の硬度Hm、差(Hm−Ho)及び差(Hm−Hi)を下記の表5の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例16のタイヤを得た。
比較例1は、従来のタイヤである。このタイヤのエイペックスは、単一のゴム組成物からなる。このエイペックスの硬度は、70°とされた。距離Dは、15mmとされた。
排気量が1300ccである市販の二輪自動車(4ストローク)の前輪に、試作タイヤが装着された。リムはMT3.50×17、タイヤ空気内圧は250kPaとした。なお、この後輪には、市販されている従来のタイヤが装着されている。この後輪のタイヤの公称呼びサイズは、180/55ZR17である。リムはMT5.50×17、タイヤ空気内圧は290kPaとした。サーキットコースで、時速100km/hから時速150km/hにおける旋回走行と時速200km/hから車両最高速(約280km/h程度)における直進走行とが実施され、ライダーが10点を満点とした旋回力及び吸収性に関する官能評価を行った。この数値が大きいほど、良好であることが示される。この結果が、下記の表1から表5に示されている。
下記の条件にて、タイヤの横バネ定数及び縦バネ定数を測定した。
使用リム:MT3.50
内圧:250kPa
荷重:1.5kN
なお、縦バネ定数に関しては、荷重を0.8kNから1.8kNまで変えることにより、その荷重依存性(荷重変化に対する縦バネ定数の変化の割合)を測定した。この結果が、10点を満点とした指数値で、下記の表1から表5に示されている。横剛性に関しては、数値が高いほど横バネ定数が高いことが表されている。縦剛性に関しては、数値が高いほど変化の割合が小さいこと、言い換えれば、荷重依存性が小さいことが表されている。
タイヤ1本当たりのコストを計算した。その結果が、10点を満点とした指数値で、下記の表1から表5に示されている。数値が高いほど、低コストであることが表されている。
旋回力及び吸収性の平均値が総合点として下記の表1から表5に示されている。数値が高いほど、良好であることが示される。なお、この総合点が6.0以上である場合が合格とされる。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
14・・・バンド
22・・・端
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・カーカスプライ
30・・・ベルトプライ
32、32a、32b、32c・・・層
Claims (5)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えており、
このビードが、コアとこのコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
このエイペックスの先端が、上記トレッドの端の近傍に位置しており、
このエイペックスが、内層と、軸方向においてこの内層の外側に位置する中層と、軸方向においてこの中層のさらに外側に位置する外層とを備えており、
この中層の幅が、1mm以上3mm以下であり、
この中層の硬度が、70以上85以下であり、
この中層の硬度が、この内層及び外層の硬度よりも高い二輪自動車用空気入りタイヤ。 - 上記エイペックスの先端から上記トレッドの端までの半径方向距離が、5mm以下である請求項1に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
- 上記中層の外端が、上記エイペックスの先端である請求項1又は2に記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
- 上記内層の硬度が、60以下であり、
上記外層の硬度が、60以下である請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。 - 前輪用である請求項1から4のいずれかに記載の二輪自動車用空気入りタイヤ。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014035760A JP6200832B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 二輪自動車用空気入りタイヤ |
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- 2014-02-26 JP JP2014035760A patent/JP6200832B2/ja not_active Expired - Fee Related
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