JP4583891B2 - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents
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図1から図4に示された構造を備えた自動二輪車用タイヤを得た。このタイヤは、ショルダー近傍に高硬度ゴム層を備えている。この高硬度ゴム層は、90のA硬度と、2.0mmの厚みを備えている。この高硬度ゴム層は、タイヤの内周長Liの半分に対して20%の周長L1を備えている。高硬度ゴム層の下端P4の高さH1の、サイドウォールの高さHに対する比率は、75%である。このタイヤは、トレッド面の周長Ltに対して85%の周長Lbを有するベルトを備えている。このベルトはスチールコードを備えており、ジョイントレス構造である。このタイヤは、第一カーカスプライ及び第二カーカスプライを備えている。第一カーカスプライ及び第二カーカスプライはナイロン繊維からなるコードを備えており、ラジアル構造である。このタイヤのサイズは、「120/70ZR17 M/C(58W) D221F」である。
高硬度ゴム層の周長L1を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2、3、9及び10のタイヤを得た。
高硬度ゴム層の厚みTを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例4、5、7及び8のタイヤを得た。
高硬度ゴム層のA硬度Hsを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、比較例1及び実施例6のタイヤを得た。
高硬度ゴム層を設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
図5及び図6に示された構造を備えた自動二輪車用タイヤを得た。このタイヤは、サイドウォール近傍に高硬度ゴム層を備えている。この高硬度ゴム層は、90のA硬度と、2.0mmの厚みを備えている。この高硬度ゴム層は、サイドウォールの高さHに対する比率が80%である半径方向距離L2を備えている。高硬度ゴム層の上端P6の高さH2の、サイドウォールの高さHに対する比率は、70%である。このタイヤは、トレッド面の周長Ltに対して85%の周長Lbを有するベルトを備えている。このベルトはスチールコードを備えており、ジョイントレス構造である。このタイヤは、第一カーカスプライ及び第二カーカスプライを備えている。第一カーカスプライ及び第二カーカスプライはナイロン繊維からなるコードを備えており、ラジアル構造である。このタイヤのサイズは、「120/70ZR17 M/C(58W) D221F」である。
高硬度ゴム層の半径方向距離L2を下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例12、13、19及び20のタイヤを得た。
高硬度ゴム層の厚みTを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例14、15、17及び18のタイヤを得た。
高硬度ゴム層のA硬度Hsを下記の表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、比較例3及び実施例16のタイヤを得た。
タイヤを、「17×MT3.50M/C」のリムに組み込み、内圧が250kPaとなるように、タイヤに空気を充填した。このリムを排気量が1300cm3である自動二輪車に、前輪として装着した。この自動二輪車を、距離が5kmであるレース用サーキットコースにて走行させた。そして、ライダーに、旋回安定性と衝撃吸収性とをAからDの4ランクで格付けさせた。この結果が、下記の表1及び表2に示されている。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
14、52・・・高硬度ゴム層
16・・・ベルト
22・・・本体
24・・・ウイング
26・・・コア
28・・・エイペックス
30・・・第一カーカスプライ
32・・・第二カーカスプライ
34・・・ショルダー
36・・・ベルトプライ
Claims (4)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、コア及びエイペックスからなる一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスと上記トレッドとの間に配置されたベルトとを備えており、
このベルトが略周方向に螺旋巻きされたベルトコードを備えており、
上記カーカスが、第一カーカスプライ及び第二カーカスプライを有しており、
この第一カーカスプライと第二カーカスプライとの間に、A硬度Hsが80以上95以下である高硬度ゴム層をさらに備えており、
この高硬度ゴム層が、タイヤの内周長Liの半分に対して15%以上25%以下の周長L1を備えており、
ビードベースラインからの、サイドウォールの高さHに対する上記高硬度ゴム層の下端の高さH1の比率が50%以上85%以下であり、
上記内周長Liは、タイヤの子午線断面におけるタイヤの内周面に沿った長さであり、
上記周長L1は、タイヤの子午線断面における高硬度ゴム層に沿った長さであり、
この高硬度ゴム層の厚みTが1.0mm以上3.0mm以下である自動二輪車用タイヤ。 - その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、コア及びエイペックスからなる一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスと上記トレッドとの間に配置されたベルトとを備えており、
このベルトが略周方向に螺旋巻きされたベルトコードを備えており、
上記カーカスが、第一カーカスプライ及び第二カーカスプライを有しており、
この第一カーカスプライと第二カーカスプライとの間に、A硬度Hsが80以上95以下である高硬度ゴム層をさらに備えており、
ビードベースラインからのサイドウォールの高さHに対する、上記高硬度ゴム層の下端から上端までの半径方向の距離L2の比率が60%以上90%以下であり、
ビードベースラインからのサイドウォールの高さHに対する、上記高硬度ゴム層の上端のビードベースラインからの高さH2の比率が60%以上100%以下であり、
この高硬度ゴム層の厚みTが1.0mm以上3.0mm以下である自動二輪車用タイヤ。 - 上記ベルトの周長Lbが、トレッド面の周長Ltに対して70%以上100%以下であり、
上記トレッド面の周長Ltは、タイヤの子午線断面におけるトレッド面に沿った長さであり、
上記ベルトの周長Lbは、タイヤの子午線断面におけるベルトに沿った長さであり、
上記ベルトコードがスチール又はアラミド繊維からなり、
第一カーカスプライ及び第二カーカスプライが、ラジアル構造であって、ナイロン繊維、ポリエステル繊維又はレーヨン繊維からなるカーカスコードを備えており、
自動二輪車の前輪に装着される請求項1又は2に記載のタイヤ。 - 上記高硬度ゴム層のA硬度Hsが90以上95以下である請求項1から3のうちのいずれかに記載のタイヤ。
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