JP6525151B2 - 二輪自動車用タイヤ - Google Patents

二輪自動車用タイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP6525151B2
JP6525151B2 JP2015179002A JP2015179002A JP6525151B2 JP 6525151 B2 JP6525151 B2 JP 6525151B2 JP 2015179002 A JP2015179002 A JP 2015179002A JP 2015179002 A JP2015179002 A JP 2015179002A JP 6525151 B2 JP6525151 B2 JP 6525151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
carcass
belt
apex
equatorial plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015179002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017052451A (ja
Inventor
俊行 松並
俊行 松並
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2015179002A priority Critical patent/JP6525151B2/ja
Publication of JP2017052451A publication Critical patent/JP2017052451A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525151B2 publication Critical patent/JP6525151B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、二輪自動車用タイヤに関する。
二輪自動車が旋回する時には、ライダーは二輪自動車を内側へ傾斜させる。サーキット走行で車体を大きく傾斜させて走行すると、タイヤのサイド部には、強い横力が負荷される。サイド部には、この強い横力に耐えうる剛性が必要となる。良好な旋回性能を得るために、サイド部の剛性は大きくされる。一方、サイド部の剛性を大きくすることは、乗り心地の低下の要因となりうる。
高い旋回性能と良好な乗り心地との両立を図った二輪自動車用のタイヤが、特開2013−35540公報に開示されている。このタイヤでは、カーカスは、ビードの周りで折り返される第一カーカスプライと、この折返し部を持たない第二カーカスプライとを備えている。第一カーカスプライの折返し部の端と第二カーカスプライの端との位置、及びエイペックスの先端の位置が適正に調整されている。
特開2013−35540公報
二輪自動車の性能の向上に伴い、タイヤの旋回性能と乗り心地についても、さらなる向上が求められている。特開2013−35540公報のタイヤでは、カーカスが2枚のカーカスプライを備えているため、剛性が大きくなることが起こりうる。このタイヤの乗り心地は、改善の余地がある。さらに、このタイヤでは、カーカスの最大幅となる位置の近傍に、第二プライの内側端とエイペックスの先端とが位置することがある。このタイヤでは、カーカスの最大幅位置の近傍で応力が集中しやすい。これは、旋回時に大きな荷重が負荷されたとき、サイド部の座屈の要因となりうる。座屈は乗り心地及び旋回性能を悪化させる。
本発明の目的は、優れた旋回性能及び乗り心地が実現された二輪自動車用タイヤの提供にある。
本発明に係る二輪自動車用タイヤは、トレッドと、一対のビードと、この両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの外側に積層されたベルトと、このベルトの外側に積層されたバンドとを備えている。上記ビードは、コアとこのコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えている。上記カーカスは、1枚のカーカスプライより構成されている。上記カーカスプライは、上記コアの周りで軸方向内側から外側に向かって折り返されており、この折り返しにより、カーカスプライには主部と折返し部とが形成されている。上記カーカスの外側面上に位置し上記カーカスの軸方向幅が最大となる位置がPCとされたとき、上記ベルトの端は上記位置PCの半径方向外側に位置している。上記ベルトは、上記折返し部とは重なり部分を有していない。上記エイペックスは、位置PCの半径方向外側まで延びている。ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの半径方向高さは、ビードベースラインから上記トレッドの端までの半径方向高さの1.20倍以下である。半径方向において、上記エイペックスの先端の位置と上記折返し部の先端の位置とは同じではない。上記ベルトの外側面に沿って計測した赤道面から上記ベルトの端までの長さLBは、上記バンドの外側面に沿って計測した赤道面から上記バンドの端までの長さLD以上である。上記長さLDの、上記トレッド面に沿って計測した赤道面からトレッドの端までの長さLTに対する比(LD/LT)は、0.75以上0.95以下である。
好ましくは、上記エイペックスの中点における厚みがWAとされ、上記コアの最大幅がWBとされたとき、厚みWAの幅WBに対する比(WA/WB)は、0.30以上0.70以下である。
好ましくは、上記エイペックスの硬さは70以上85以下である。
好ましくは、上記カーカスプライは並列された多数のカーカスコードを備えている。それぞれのカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、65°以上75°以下である。
好ましくは、上記ベルトが並列された多数のベルトコードを備えている。それぞれのベルトコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は60°以上80°以下である。このベルトコードの赤道面CLに対する傾斜方向は、上記カーカスコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆である。
発明者らは、高い旋回性と良好な乗り心地を実現するためのサイド部の構造について検討をした。その結果、ベルトの端、バンドの端、カーカスプライの折返し部の端及びエイペックスの先端の位置を適正に調整することで、旋回性能及び乗り心地が向上できることを見出した。
このタイヤでは、半径方向において、ベルトの端はカーカスの最大幅位置PCの半径方向外側に位置している。このベルトは、上記折返し部とは重なり部分を有していない。このベルトの赤道面から端までの長さLBは、バンドの赤道面から端までの長さLD以上である。半径方向において、ベルトの端はバンドの端と同じ位置であるか、もしくはベルトの端はバンドの端より内側に位置している。すなわち、このサイド部は、カーカスの最大幅位置PCの半径方向外側において、ベルト、バンド及び折返し部のいずれも存在しない部分を有する。さらにこのタイヤのカーカスは、1枚のカーカスプライから構成されている。カーカスの最大幅位置PCの半径方向外側では、コードを有する層はカーカスプライ1枚だけである。この部分は、サイド部の柔軟な撓みに寄与する。このタイヤでは、乗り心地が向上されている。
このタイヤでは、エイペックスは、最大幅位置PCの半径方向外側まで延びている。ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの半径方向高さは、ビードベースラインから上記トレッドの端までの半径方向高さの1.20倍以下である。このエイペックスは、サイド部の剛性に寄与する。このサイド部は、良好な旋回性能を得るために十分な剛性を備える。さらに、このタイヤでは、半径方向において、エイペックスの先端の位置と折返し部の先端の位置とは同じではない。このため、応力の集中が抑制される。これは、サイド部での座屈を起こりにくくする。このタイヤでは、座屈による旋回性能及び乗り心地への影響が抑えられている。このタイヤは、旋回性能及び乗り心地に優れる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された空気入りタイヤ2は、トレッド4、一対のサイドウォール6、一対のビード8、カーカス10、インナーライナー12、ベルト14、及びバンド16を備えている。このタイヤ2のうち、トレッド4の端近辺から半径方向内側に延びる部分は、サイド部18と称される。サイドウォール6及びビード8は、サイド部18に位置している。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、二輪自動車に装着される。このタイヤ2は、特に二輪自動車の前輪に装着される。図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。
トレッド4は、架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面20を備えている。このトレッド面20は、路面と接地する。図示されないが、このトレッド面20に溝が刻まれることにより、トレッドパターンが形成されてもよい。
それぞれのサイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール6は、カーカス10の外傷を防止する。
それぞれのビード8は、サイドウォール6よりも軸方向略内側に位置している。ビード8は、コア22と、このコア22から半径方向外向きに延びるエイペックス24とを備えている。コア22は、リング状である。コア22は、非伸縮性ワイヤーが巻かれてなる。典型的には、コア22にスチール製ワイヤーが用いられる。エイペックス24は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス24は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ26を備える。このカーカス10は、1枚のカーカスプライ26から構成されている。カーカスプライ26は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。カーカスプライ26は、コア22の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ26には、主部28と折返し部30とが形成されている。
図示されないが、カーカスプライ26は、並列された多数のカーカスコードとトッピングゴムとからなる。この実施形態では、それぞれのカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値αは、65°以上75°以下である。カーカスコードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
インナーライナー12は、カーカス10の内側に位置している。インナーライナー12は、カーカス10の内面に接合されている。インナーライナー12は、架橋ゴムからなる。インナーライナー12には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー12の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー12は、タイヤ2の内圧を保持する。
ベルト14は、トレッド4の半径方向内側に位置している。ベルト14は、カーカス10と積層されている。ベルト14は、カーカス10を補強する。図示されないが、ベルト14は、並列された多数のベルトコードとトッピングゴムとからなる。ベルトコードは、赤道面に対して傾斜している。この実施形態では、傾斜角度の絶対値θは、60°以上80°以下である。このタイヤ2では、ベルトコードの材質は有機繊維である。好ましい有機繊維はアラミド繊維である。ベルトコードが、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維及びポリエチレンナフタレート繊維からなってもよい。また、ベルトコードの材質がスチールでもよい。
バンド16は、トレッド4の半径方向内側に位置している。バンド16は、ベルト14の半径方向外側に位置している。バンド16は、ベルト14に積層されている。図示されないが、バンド16は、バンドコードとトッピングゴムとからなる。バンドコードは、螺旋状に巻かれている。このバンド16は、いわゆるジョイントレス構造を有する。バンドコードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するバンドコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。バンド16は、タイヤ2の半径方向の剛性に寄与しうる。バンド16は、走行時に作用する遠心力の影響を抑制しうる。このタイヤ2は、高速安定性に優れる。バンドコードの好ましい材質は、スチールである。バンドコードに、有機繊維が用いられてもよい。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
図1において、両矢印LBは、ベルト14の外側面に沿って計測した赤道面からベルト14の端32までの長さである。両矢印LDは、バンド16の外側面に沿って計測した赤道面からバンド16の端34までの長さである。このタイヤ2では、長さLBは長さLD以上である。すなわち、ベルト14の長さは、バンド16の長さと同じであるか又はバンド16の長さより長い。半径方向において、ベルト14の端32はバンド16の端34と同じ位置であるか、もしくはベルト14の端32はバンド16の端34より内側に位置している。
図1において、両矢印LTは、トレッド面20に沿って計測した赤道面からトレッドの端36までの長さである。このタイヤ2では、長さLDの長さLTに対する比(LD/LT)は、0.75以上0.95以下である。
図2は、図1のタイヤ2のサイド部18が示された拡大断面図である。図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。図2において、実線BBLはビードベースラインである。ビードベースラインBBLは、リムRのリム径(JATMA参照)を規定する線である。このビードベースラインBBLは、軸方向に延びる。
図において、符号PCはカーカスプライ26の主部28の軸方向外側端である。カーカス10の最大幅は、主部28の一方の軸方向外側端と、もう一方の軸方向外側端との軸方向距離として定義される。換言すれば、外側端PCの位置で、カーカス10の幅は最大となっている。外側端PCは、カーカス10の最大幅位置とも称される。両矢印HCは、ビードベースラインBBLから最大幅位置PCまでの半径方向高さである。両矢印HBは、ビードベースラインBBLからベルト14の端32までの半径方向高さである。両矢印HRは、ビードベースラインBBLから折返し部30の端38までの半径方向高さである。
このタイヤ2では、ベルト14の端32はカーカス10の最大幅位置PCまで達していない。ベルト14の端32は、最大幅位置PCより半径方向外側に位置している。すなわち、高さHBは高さHCより大きい。このタイヤ2では、ベルト14は折返し部30と重なり部分を有していない。ベルト14の端32は、折返し部30の端38より半径方向外側に位置している。すなわち、高さHBは高さHRより大きい。前述のとおり、半径方向において、ベルト14の端32はバンド16の端34と同じ位置であるか、もしくはベルト14の端32はバンド16の端34より内側に位置している。バンド16と折返し部30とは重なりを有しない。このタイヤ2では、最大幅位置PCより半径方向外側において、ベルト14、バンド16及び折返し部30のいずれも存在しない部分を有している。
図2において、両矢印HAはビードベースラインBBLからエイペックス24の先端40までの半径方向高さである。両矢印HTはビードベースラインBBLからトレッド4の端までの半径方向高さである。
このタイヤ2では、エイペックス24は位置PCの半径方向外側まで延びている。エイペックス24の先端40は、最大幅位置PCより半径方向外側に位置している。すなわち、高さHAは高さHCよりも大きい。このタイヤ2では、ビードベースラインから上記エイペックス24の先端40までの半径方向高さは、ビードベースラインから上記トレッド4の端までの半径方向高さの1.20倍以下である。すなわち、高さHAの高さHTに対する比(HA/HT)は、1.20以下である。
ここで、高さHBが高さHCより大きいとは、これらの比(HB/HC)が1.02以上であることを意味する。同様に、高さHBが高さHRより大きいとは、これらの比(HB/HR)が1.02以上であることを意味する。高さHAが高さHCより大きいとは、これらの比(HA/HC)が1.02以上であることを意味する。
このタイヤ2では、半径方向において、エイペックス24の先端40の位置は、折返し部30の端38の位置と同じではない。すなわち、高さHAは高さHRとは異なった値である。ここで、高さHAと高さHRが異なった値であるとは、これらの比(HA/HR)が0.98以下又は1.02以上であることを意味する。
以下、本発明の作用効果が説明される。
前述のとおり、このタイヤ2のサイド部18では、ベルト14の端32の高さHBは、カーカス10の最大幅位置高さHC及び折返し部30の端38の高さHRより大きい。このベルト14の長さLBはバンド16の長さLD以上である。半径方向において、ベルト14の端32はバンド16の端34と同じ位置であるか、もしくはベルト14の端32はバンド16の端34より内側に位置している。すなわち、カーカス10の最大幅位置の半径方向外側において、ベルト14、バンド16及び折返し部30のいずれも存在しない部分を有する。この部分は、サイド部18の柔軟な撓みに寄与する。高速旋回時のような高荷重がタイヤ2に負荷されていない、通常の走行時にもこのサイド部18は適度に撓みうる。このタイヤ2では、乗り心地が向上されている。
このタイヤ2では、カーカス10は1枚のカーカスプライ26で構成されている。2枚以上のカーカスプライ26で構成されたタイヤ2と比べて、サイド部18の剛性が抑えられている。さらに、上記のとおり、このタイヤ2はカーカス10の最大幅位置PCの半径方向外側において、ベルト14、バンド16及び折返し部30のいずれも存在しない部分を有する。この部分では、コードを有する層は1枚のカーカスプライ26だけである。このベルト14、バンド16及び折返し部30の位置関係とこのカーカス10との組み合わせにより、このサイド部18は、より柔軟に撓みうる。このタイヤ2では乗り心地が向上されている。さらにこの柔軟なサイド部18は、操舵を軽くしうる。このタイヤ2では、良好な操舵性が実現されている。
高さHBの高さHCに対する比(HB/HC)は、1.05以上が好ましい。比(HB/HC)を1.05以上とすることで、このサイド部18はより柔軟に撓みうる。この観点から比(HB/HC)は、1.10以上がより好ましい。比(HB/HC)は、1.40以下が好ましい。比(HB/HC)を1.40以下とすることで、このサイド部18の剛性は適切に維持される。このタイヤ2は、良好な旋回性能を備える。この観点から、比(HB/HC)は、1.35以下がより好ましい。
高さHBの高さHRに対する比(HB/HR)は、1.10以上が好ましい。比(HB/HR)を1.10以上とすることで、このサイド部18はより柔軟に撓みうる。この観点から比(HB/HR)は、1.15以上がより好ましい。比(HB/HR)は、1.60以下が好ましい。比(HB/HR)を1.60以下とすることで、このサイド部18の剛性は適切に維持される。このタイヤ2は、良好な旋回性能を備える。この観点から、比(HB/HR)は、1.55以下がより好ましい。
このタイヤ2では、エイペックス24は、最大幅位置PCを超えて半径方向外側に延びている。エイペックス24の先端40の高さHAは、上記高さHCより大きい。このエイペックス24は、最大幅位置PCの半径方向外側において、サイド部18を補強する。このエイペックス24は、サイド部18の剛性に寄与する。このタイヤ2は、高速旋回時においても、サイド部18に負荷される大きな荷重に耐えうる剛性を備える。このタイヤ2は、旋回性能に優れる。さらに、このエイペックス24は、大きな荷重が負荷された時に、タイヤ2の撓みが急に大きくなることを防止する。直進走行から旋回走行への移行時又は旋回走行から直進走行への移行時(過渡状態と称される)における、撓みの急変動が抑えられる。撓みの急変動による乗り心地の悪化が抑制される。このタイヤ2は、過渡状態での乗り心地に優れる。このタイヤ2は、良好な過渡特性を備える。
高さHAの高さHCに対する比(HA/HC)は、1.05以上が好ましい。比(HB/HC)を1.05以上とすることで、このエイペックス24は、サイド部18の剛性に効果的に寄与する。このタイヤ2は、旋回性能に優れる。さらに、このエイペックス24は、過渡状態における、撓みの急変動を効果的に防止する。このタイヤ2は、良好な過渡特性を備える。この観点から、比(HA/HC)は、1.10以上がより好ましい。
このタイヤ2では、高さHAの高さHTに対する比(HA/HT)は、1.20以下である。比(HA/HT)を1.20以下とすることで、このサイド部18の剛性は適切に維持されている。このサイド部18は柔軟に撓みうる。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。さらにこのタイヤ2では、サイド部18の剛性が大きくなることにより、操舵が重くなることが防止されている。このタイヤ2は操舵性に優れる。この観点から、比(HA/HT)は、1.10以下がより好ましい。
半径方向において、エイペックス24の先端40と折返し部30の端38の位置が同じになると、この部分で応力の集中が起こる。さらに、この部分の半径方向内側と外側とで、剛性差が大きくなる。旋回中に大きな荷重が負荷されたとき、この応力の集中及び剛性差はサイド部18の座屈を招来しうる。サイド部18の座屈は、旋回性能を損ねる。さらに座屈の前後でタイヤ2の縦バネ定数が変化するため、乗り心地が悪化する。
このタイヤ2では、半径方向において、エイペックス24の先端40の位置は、折返し部30の端38の位置と同じではない。高さHAが上記高さHRとは異なった値である。このタイヤ2では、エイペックス24の先端40と折返し部30の端38の位置が同じになることによる応力の集中が抑えられている。この部分の半径方向内側と外側とで、剛性差が大きくなることが防止されている。このタイヤ2では、サイド部18の座屈が抑えられている。このタイヤ2は旋回性能及び乗り心地に優れる。
高さHAの高さHRに対する比(HA/HR)は、1.05以上又は0.95以下が好ましい。比(HA/HR)を1.05以上又は0.95以下とすることで、応力の集中が効果的に抑えられている。この部分の半径方向内側と外側とで、剛性差が大きくなることが効果的に防止されている。このタイヤ2では、サイド部18の座屈が抑えられている。このタイヤ2は旋回性能及び乗り心地に優れる。
このタイヤ2では、赤道面からバンド16の端34までの長さLDに対する赤道面からトレッドの端36までの長さLTに対する比(LD/LT)は、0.75以上である。比(LD/LT)を0.75以上とすることで、フルバンク時においても、トレッド4の接地面の近傍にバンド16が存在する。このトレッド4は、フルバンク時の大きな荷重を支えるのに十分な剛性を備える。このタイヤ2は旋回性能に優れる。さらに、このタイヤ2では、過渡状態において、常に接地面の近傍にベルト14が存在する。これは、過渡状態においてトレッド4の剛性が大きく変化することを防止する。このタイヤ2は、過渡状態における乗り心地に優れる。このタイヤ2は過渡特性に優れる。この観点から、比(LD/LT)は、0.80以上がより好ましい。
このタイヤ2では、比(LD/LT)は0.95以下である。(LD/LT)を0.95以下とすることで、バンド16がサイド部18の剛性に与える影響を抑えることができる。このサイド部18は、適切な剛性が保たれている。このサイド部18は柔軟に撓みうる。このタイヤ2では、良好な乗り心地及び操舵性が実現されている。この観点から、比(LD/LT)は0.90以下がより好ましい。
図1において、直線VAは、エイペックス24の底の中点とエイペックス24の先端40とを結ぶ直線の、垂直二等分線である。点PAは、直線VAとエイペックス24の外側面との交点である。点PAは、このエイペックス24の中点と称される。図2において、直線LAは点PAにおける法線である。両矢印WAは、法線LAに沿って計測したエイペックス24の外側面と内側面との距離である。両矢印WAは、エイペックス24の中点PAにおける厚みである。両矢印WBは、コア22の最大幅である。
厚みWAの幅WBに対する比(WA/WB)は、0.30以上が好ましい。比(WA/WB)を0.30以上とすることで、このエイペックス24は、サイド部18の剛性に寄与する。このサイド部18は、旋回時の荷重に耐えうる剛性を備える。このタイヤ2は、旋回性能に優れる。この観点から、比(WA/WB)は、0.35以上がより好ましい。比(WA/WB)は、0.70以下が好ましい。比(WA/WB)を0.70以下とすることで、このサイド部18の剛性は適切に維持されている。このサイド部18は柔軟に撓みうる。このタイヤ2では、良好な乗り心地及び操舵性が実現されている。この観点から、比(WA/WB)は、0.65以下がより好ましい。
エイペックス24の硬さAhは70以上が好ましい。硬さAhを70以上とすることで、このエイペックス24は、サイド部18の剛性に寄与する。このサイド部18は、旋回時の荷重に耐えうる剛性を備える。このタイヤ2は、旋回性能に優れる。この観点から、硬さAhは、73以上がより好ましい。硬さAhは、85以下が好ましい。硬さAhを85以下とすることで、このサイド部18の剛性は適切に維持されている。このサイド部18は柔軟に撓みうる。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。この観点から、硬さAhは82以下がより好ましい。
本願において、エイペックス24の硬さAhは「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられて、硬さが測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
前述したとおり、このタイヤ2では、カーカスプライ26のカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値αは、75°以下が好ましい。絶対値αを75°以下とすることにより、このタイヤ2では十分なコーナリングフォースが発生されうる。特に二輪自動車の前輪用として、このタイヤ2は十分な旋回力を備える。このタイヤ2は、旋回安定性に優れる。絶対値αは、65°以上が好ましい。絶対値αを65°以上とすることで、このトレッド4の剛性は適正に保たれる。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。
前述したとおり、このタイヤ2では、ベルト14のベルトコードが赤道面に対してなす角度の絶対値θは、80°以下が好ましい。絶対値θを80°以下とすることにより、このタイヤ2のトレッド4は、旋回時の横力に耐えうる十分な剛性を有する。このタイヤ2は十分な旋回力を備える。このタイヤ2は、旋回安定性に優れる。この観点から、絶対値θは77°以下がより好ましい。絶対値θは、60°以上が好ましい。絶対値θを60°以上とすることで、このトレッド4の剛性は適正に保たれる。このタイヤ2は、乗り心地に優れる。この観点から、絶対値θは70°以上がより好ましい。
ベルトコードの傾斜角度は、カーカスコードの傾斜角度とは異なっているのが好ましい。ベルトコードの赤道面CLに対する傾斜方向は、カーカスコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆であるのがさらに好ましい。ベルトコードの赤道面CLに対する傾斜方向をカーカスコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆にすることで、このベルト14はカーカス10を効果的に締め付ける。このタイヤ2のトレッド4は十分な剛性を有する。このタイヤ2は十分な旋回力を備える。このタイヤ2は、旋回安定性に優れる。
本発明では、タイヤ2及びタイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された構造を備えた、実施例1の二輪自動車用タイヤを得た。タイヤのサイズは、120/70ZR17とされた。下記表1にこのタイヤの諸元が示されている。表において、「カーカス」の「構造」の欄に記載されている数字のうち、前側の数字は、折返し部を有するカーカスプライの数を表す。後ろ側の数字は、折返し部を有さないカーカスプライの数を表す。実施例1の「1−0」は、このカーカスが、折返し部を有するカーカスプライ1枚で構成されていることを示す。
このタイヤでは、カーカスの最大幅位置の高さHCは、32mmである。高さHRは、高さHCに対する比(HR/HC)として表に示されている。高さHB及び高さHAについても同様である。このとき、このタイヤは条件(HA>HC)を満たしているため、「条件(HA>HC)」の欄に「Yes」と記載されている。条件(HB>HC)、条件(HR≠HC)、条件(HB>HR)及び条件(LB≧LD)についても同様である。なお、以下の実施例及び比較例において、この条件を満たしていないときは、この欄に「No」と記載されている。
このタイヤでは、カーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は72°である。ベルトコードの赤道面CLに対する傾斜方向は、カーカスコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆である。
このタイヤでは、カーカスコードの材質はレーヨン繊維である。このカーカスコードの構造は、1840dtex/2である。ベルトコードの材質はレーヨン繊維である。このベルトコードの構造は、1840dtex/2である。バンドコードの材質はスチールである。このバンドコードは、外径0.17mmの素線を3本撚りしたものを、さらに3本撚りした構造となっている。
[比較例1]
比較例1のタイヤでは、カーカスは、2枚の折返し部を備えるカーカスプライから構成されている。このことは、「カーカス」の「構造」の欄に、「2−0」として示されている。このタイヤは、ベルトを備えていない。これは、従来のタイヤである。
[比較例2]
比較例2のタイヤでは、カーカスは、1枚の折返し部を備えるカーカスプライと、1枚の折返し部を備えていないカーカスプライとから構成されている。このことは、「カーカス」の「構造」の欄に、「1−1」として示されている。このタイヤは、ベルトを備えていない。これは、従来のタイヤである。
[比較例3]
ベルトを備えていることの他は比較例2と同様にしたのが、比較例3のタイヤである。
[実施例2]
バンドの長さを変更し比(LD/LT)を表2のとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例2のタイヤを得た。
[実施例3、比較例4−5]
折返し部の端の位置を変更し比(HR/HC)を表2のとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例3及び比較例4−5のタイヤを得た。
[比較例6−7]
ベルトの長さを変更し比(LB/LT)を表2のとおりとした他は実施例1と同様にして、比較例6−7のタイヤを得た。ベルトの端の位置も変更されるため、比(HB/HC)も変更されている。
[比較例8−9]
ベルトの長さとバンドの長さとを変更し比(LB/LT)及び比(LD/LT)を表3のとおりとした他は実施例1と同様にして、比較例8−9のタイヤを得た。ベルトの端の位置も変更されるため、比(HB/HC)も変更されている。
[実施例4−6]
エイペックスの厚みを変更し比(WA/WB)を表3のとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例4−6のタイヤを得た。
[比較例10−11]
エイペックスの先端の位置を変更し比(HA/HC)及び比(HA/HT)を表4のとおりとした他は実施例1と同様にして、比較例10−11のタイヤを得た。
[実施例7−8]
エイペックスの硬さを表4のとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例7−8のタイヤを得た。
[実施例9−10]
ベルトコードの角度の絶対値θを表4のとおりとした他は実施例1と同様にして、実施例9−10のタイヤを得た。
[旋回安定性、操舵性、過渡特性、乗り心地]
試作タイヤを標準リム(サイズ=MT3.50×17)に組み込み、排気量が1000ccである二輪自動車の前輪に装着した。このタイヤの内圧は250kPaとされた。後輪には、市販のタイヤ(サイズ:190/50ZR17)を装着し、その内圧が290kPaとなるように空気を充填した。この二輪自動車を、その路面がアスファルトであるサーキットコースで走行させて、ライダーによる官能評価を行った。評価項目は、旋回安定性、操舵性(操舵するときの重さ)、過渡特性(過渡状態での乗り心地)及び乗り心地(通常走行での乗り心地)である。この結果が、5点を満点として下記表1−4に示されている。値が大きいほど好ましい。
Figure 0006525151
Figure 0006525151
Figure 0006525151
Figure 0006525151
表1−4に示されるように、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、様々な二輪自動車にも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・インナーライナー
14・・・ベルト
16・・・バンド
18・・・サイド部
20・・・トレッド面
22・・・コア
24・・・エイペックス
26・・・カーカスプライ
28・・・主部
30・・・折返し部
32・・・ベルトの端
34・・・バンドの端
36・・・トレッドの端
38・・・折返し部の端
40・・・エイペックスの先端

Claims (5)

  1. トレッドと、一対のビードと、この両ビードの間に架け渡されたカーカスと、このカーカスの外側に積層されたベルトと、このベルトの外側に積層されたバンドとを備えており、
    上記ビードが、コアとこのコアから半径方向外向きに延びるエイペックスとを備えており、
    上記カーカスが1枚のカーカスプライより構成されており、
    上記カーカスプライが、上記コアの周りで軸方向内側から外側に向かって折り返されており、この折り返しにより、カーカスプライには主部と折返し部とが形成されており、
    上記カーカスの外側面上に位置し上記カーカスの軸方向幅が最大となる位置がPCとされたとき、
    上記ベルトの端が上記位置PCの半径方向外側に位置しており、
    上記ベルトが上記折返し部とは重なり部分を有しておらず、
    上記エイペックスが上記位置PCの半径方向外側まで延びており、
    ビードベースラインから上記エイペックスの先端までの半径方向高さが、ビードベースラインから上記トレッドの端までの半径方向高さの1.20倍以下であり、
    半径方向において、上記エイペックスの先端の位置と上記折返し部の端の位置とが同じではなく、
    上記ベルトの外側面に沿って計測した赤道面から上記ベルトの端までの長さLBが、上記バンドの外側面に沿って計測した赤道面から上記バンドの端までの長さLD以上であり、
    上記長さLDの、トレッド面に沿って計測した赤道面からトレッドの端までの長さLTに対する比(LD/LT)が、0.75以上0.95以下である二輪自動車用タイヤ。
  2. 上記エイペックスの中点における厚みがWAとされ、上記コアの最大幅がWBとされたとき、厚みWAの幅WBに対する比(WA/WB)が0.30以上0.70以下である請求項1に記載の二輪自動車用タイヤ。
  3. 上記エイペックスの硬さが70以上85以下である請求項1又は2に記載の二輪自動車用タイヤ。
  4. 上記カーカスプライが並列された多数のカーカスコードを備えており、
    それぞれのカーカスコードが赤道面に対してなす角度の絶対値が65°以上75°以下である請求項1から3のいずれかに記載の二輪自動車用タイヤ。
  5. 上記ベルトが並列された多数のベルトコードを備えており、
    それぞれのベルトコードが赤道面に対してなす角度の絶対値が60°以上80°以下であり、
    このベルトコードの赤道面CLに対する傾斜方向が、上記カーカスコードの赤道面CLに対する傾斜方向とは逆である請求項4に記載の二輪自動車用タイヤ。
JP2015179002A 2015-09-11 2015-09-11 二輪自動車用タイヤ Active JP6525151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179002A JP6525151B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 二輪自動車用タイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015179002A JP6525151B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 二輪自動車用タイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017052451A JP2017052451A (ja) 2017-03-16
JP6525151B2 true JP6525151B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=58320220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015179002A Active JP6525151B2 (ja) 2015-09-11 2015-09-11 二輪自動車用タイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6525151B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018153401A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63305007A (ja) * 1987-06-05 1988-12-13 Sumitomo Rubber Ind Ltd 自動二輪車用タイヤ
JPH0780402B2 (ja) * 1990-10-05 1995-08-30 住友ゴム工業株式会社 自動二輪車用ラジアルタイヤ
JP4675710B2 (ja) * 2005-08-05 2011-04-27 住友ゴム工業株式会社 自動二輪車用タイヤ
JP5541614B2 (ja) * 2008-07-29 2014-07-09 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
US9096102B2 (en) * 2011-07-08 2015-08-04 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Two-wheeled automotive vehicle tire
JP6249520B2 (ja) * 2014-01-28 2017-12-20 住友ゴム工業株式会社 二輪自動車用タイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017052451A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6278508B2 (ja) 不整地用モーターサイクルタイヤ
JP5138923B2 (ja) 自動二輪車用タイヤ
JP6249520B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP2009057022A (ja) 空気入りタイヤ
JP5399535B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP6816543B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6874416B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP6607045B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6018788B2 (ja) 自動二輪車用タイヤ
JP6525151B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP2012140068A (ja) 空気入りタイヤ
JP6859821B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP5350749B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ対
JP6051071B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5417000B2 (ja) 二輪自動車用空気入りタイヤ
JP5944700B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2009101719A (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
JP6790562B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP6747189B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP6442196B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP5281929B2 (ja) 二輪自動車用ラジアルタイヤ
JP6346813B2 (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP5449262B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2014231267A (ja) 二輪自動車用タイヤ
JP2012236478A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190423

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250