JP6338244B2 - 車両用洗浄装置 - Google Patents

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    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens

Description

本発明は、車両用洗浄装置に関するものである。
従来、車両のフロントウィンド及び前方センサを洗浄する車両用洗浄装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この車両用洗浄装置では、洗浄液を給送する電動ポンプとフロントウィンド洗浄ノズルとを接続するフロント配管と、フロント配管から分岐し、前方センサ洗浄ノズルに接続される前方センサ用分岐配管と、分岐部分に設けられ洗浄液の流路をフロントウィンド洗浄ノズルから前方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な切替装置(弁)とを備えている。この車両用洗浄装置では、切替装置(弁)によって、複数箇所に洗浄液を噴射させることができる。
特開2004−182080号公報
ところで、フロントウィンドは、一般的に他の洗浄対象に比べて洗浄頻度が高いと共に、安定して強い(流速の速い)洗浄液の噴射が必要となる。しかしながら、上記した車両用洗浄装置では、フロントウィンド洗浄ノズルに送給される洗浄液の流れが、分岐部分に設けられる切替装置(弁)により阻害される(洗浄液の送給圧に損失が生じる)といった虞があった。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、フロントウィンド及び前方センサを含む複数の洗浄対象に好適に洗浄液を噴射させることができる車両用洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用洗浄装置は、洗浄液を貯留するためのタンクと、前記タンクに貯留された洗浄液を給送する電動ポンプと、前記電動ポンプとフロントウィンド洗浄ノズルとを接続するフロント配管と、前記電動ポンプとリア洗浄対象ノズルとを接続するリア配管と、前記リア配管から分岐し、前方センサ洗浄ノズルに接続される前方センサ用分岐配管と、前記リア配管と前記前方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リア洗浄対象ノズルから前記前方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な前方切替装置とを備え、前記フロント配管と、前記リア配管及び前記前方センサ用分岐配管とは、接続されていない
同構成によれば、フロントウィンド洗浄ノズルにはフロント配管を介して洗浄液が送給され、リア洗浄対象ノズルにはリア配管及び前方切替装置を介して洗浄液が送給され、前方センサ洗浄ノズルにはリア配管、前方切替装置及び前方センサ用分岐配管を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド、リア洗浄対象、及び前方センサに洗浄液を噴射させることができる。そして、フロントウィンド洗浄ノズルはフロント配管を介して電動ポンプと接続され、リア配管及び前方センサ用分岐配管等を介して接続されるリア洗浄対象ノズル及び前方センサ洗浄ノズルとは接続されないため、フロントウィンド洗浄ノズルに損失を少なく洗浄液を送給することができ、フロントウィンドに好適に洗浄液を噴射することができる。
上記車両用洗浄装置において、前記リア洗浄対象ノズルは、リアウィンド洗浄ノズルであって、前記リア配管から分岐し、後方センサ洗浄ノズルに接続される後方センサ用分岐配管と、前記リア配管と前記後方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リアウィンド洗浄ノズルから前記後方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な後方切替装置とを備えることが好ましい。
同構成によれば、リアウィンド洗浄ノズルにはリア配管及び後方切替装置等を介して洗浄液が送給され、後方センサ洗浄ノズルにはリア配管、後方切替装置及び後方センサ用分岐配管等を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド、リアウィンド、前方センサ、及び後方センサに洗浄液を噴射させることができる。
上記車両用洗浄装置において、前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、前記前方切替装置及び前記後方切替装置のどちらを作動させるかを決定する制御部を備えることが好ましい。
同構成によれば、前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、制御部にて前方切替装置及び後方切替装置のどちらを作動させるかが決定される。よって、他のスイッチ操作等で前方切替装置及び後方切替装置のどちらを作動させるか決定する必要がなく、利便性が高くなる。
上記課題を解決する車両用洗浄装置は、洗浄液を貯留するためのタンクと、前記タンクに貯留された洗浄液を給送するための第1電動ポンプと、前記第1電動ポンプとフロントウィンド洗浄ノズルとを接続するフロント配管と、前記タンクに貯留された洗浄液を、正回転で第1出力部から給送し逆回転で第2出力部から送給する第2電動ポンプと、前記第2電動ポンプの第1出力部とリア洗浄対象ノズルとを接続するリア配管と、前記第2電動ポンプの第2出力部と前方センサ洗浄ノズルに接続される前方センサ用配管とを備える。
同構成によれば、フロントウィンド洗浄ノズルにはフロント配管を介して第1電動ポンプから洗浄液が送給され、リア洗浄対象ノズルにはリア配管を介して第2電動ポンプの第1出力部から洗浄液が送給され、前方センサ洗浄ノズルには前方センサ用配管を介して第2電動ポンプの第2出力部から洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド、リア洗浄対象、及び前方センサに洗浄液を噴射させることができる。そして、フロントウィンド洗浄ノズルはフロント配管を介して第1電動ポンプと接続され、リア配管及び前方センサ用配管等を介して接続されるリア洗浄対象ノズル及び前方センサ洗浄ノズルとは接続されないため、フロントウィンド洗浄ノズルに損失を少なく洗浄液を送給することができ、フロントウィンドに好適に洗浄液を噴射することができる。
上記車両用洗浄装置において、前記リア洗浄対象ノズルは、リアウィンド洗浄ノズルであって、前記リア配管から分岐し、後方センサ洗浄ノズルに接続される後方センサ用分岐配管と、前記リア配管と前記後方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リアウィンド洗浄ノズルから前記後方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な後方切替装置とを備えることが好ましい。
同構成によれば、リアウィンド洗浄ノズルにはリア配管及び後方切替装置等を介して洗浄液が送給され、後方センサ洗浄ノズルにはリア配管、後方切替装置及び後方センサ用分岐配管等を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド、リアウィンド、前方センサ、及び後方センサに洗浄液を噴射させることができる。
上記車両用洗浄装置において、前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、前記第2電動ポンプをどちらに回転させるか、及び前記後方切替装置を作動させるかを決定する制御部を備えることが好ましい。
同構成によれば、前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、制御部にて第2電動ポンプをどちらに回転させるか、及び後方切替装置を作動させるかが決定される。よって、他のスイッチ操作等で第2電動ポンプをどちらに回転させるか、及び後方切替装置を作動させるか決定する必要がなく、利便性が高くなる。
上記車両用洗浄装置において、前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから噴射される前記洗浄液と混合される空気を噴射するエアポンプを備えることが好ましい。
同構成によれば、前方センサ洗浄ノズル又は後方センサ洗浄ノズルから噴射される洗浄液と混合される空気を噴射するエアポンプを備えるため、前方センサ洗浄ノズル又は後方センサ洗浄ノズルから噴射される洗浄液の流速が早くなり、前方センサ、又は後方センサに好適に洗浄液を噴射することができる。
上記車両用洗浄装置において、前記エアポンプは、前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間中を含む時間は駆動されることが好ましい。
同構成によれば、エアポンプは、前方センサ洗浄ノズル又は後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間中を含む時間は駆動されるため、エアポンプが駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、例えば、洗浄液の無駄を無くすことができる。
上記車両用洗浄装置において、前記エアポンプは、前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間が経過した後も駆動されることが好ましい。
同構成によれば、エアポンプは、前方センサ洗浄ノズル又は後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間が経過した後も駆動されるため、前方センサ、又は後方センサに付着したままとなってしまった洗浄液を吹き飛ばすことができる。
上記車両用洗浄装置において、前記エアポンプは、前記後方センサ洗浄ノズルよりも前記前方センサ洗浄ノズルに高圧で空気を噴射するように設定されることが好ましい。
同構成によれば、エアポンプは、後方センサ洗浄ノズルよりも前方センサ洗浄ノズルに高圧で空気を噴射するように設定されるため、異物が付着し易い前方センサを良好に洗浄することができるとともに、後方センサの洗浄時には低い出力で低消費電力化を図ることができる。
本発明の車両用洗浄装置では、フロントウィンド及び前方センサを含む複数の洗浄対象に好適に洗浄液を噴射させることができる。
第1の実施形態の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。 第1の実施形態の車両用洗浄装置の動作を説明するためのタイムチャート。 別例の車両用洗浄装置の動作を説明するためのタイムチャート。 別例の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。 別例の車両用洗浄装置の動作を説明するためのタイムチャート。 第2の実施形態の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。 第2の実施形態の車両用洗浄装置の動作を説明するためのタイムチャート。 別例の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。 別例の車両用洗浄装置の動作を説明するためのタイムチャート。
(第1の実施形態)
以下、車両用洗浄装置の第1の実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、運転席の横に変速装置2のシフトレバー3が設けられ、同シフトレバー3を各ポジション(各位置)に操作することによって車両1は変速する。本実施形態の変速装置2は、オートマチックトランスミッションが採用されており、シフトレバー3は、パーキング位置(P)、リバース位置(R)、ニュートラル位置(N)、及びドライブ位置(D)等の位置に操作(配置)可能とされている。そして、例えば、シフトレバー3をリバース位置に操作すると、変速装置2は車両1を後進可能な後進状態とする。
また、車両1のコンソールパネルには、ナビゲーション装置における現在位置やその他地図、更には、後述する前方センサとしての前方カメラ4、及び後方センサとしての後方カメラ5からの撮像画像を切替えて表示する等の種々の情報を表示可能なディスプレイDSPが設けられている。尚、本実施形態のディスプレイDSPは、表示切替装置としてのタッチパネルスイッチTPを有し、タッチパネルスイッチTPを操作することにより、前方カメラ4が撮像した画像と後方カメラ5が撮像した画像のいずれかを択一的に表示させることが可能とされている。
又、車両1の前部であって、フロントウィンド7の下側には、送給された洗浄液をフロントウィンド7に向けて噴射する一対のフロントウィンド洗浄ノズル8が設けられている。フロントウィンド洗浄ノズル8は、車両1の前部エンジンルームに設けられたフロント用電動ポンプPfとフロント配管9を介して接続されている。フロント用電動ポンプPfは、運転席に設けられたウォッシャスイッチSWをフロント側に操作すると駆動する電動ポンプであって、エンジンルームに設けられたタンクTに貯留された洗浄液を、フロント配管9を介してフロントウィンド洗浄ノズル8に給送する電動ポンプである。
又、車両1の後部であって、リアウィンド10の上側には、送給された洗浄液をリアウィンド10に向けて噴射するリア洗浄対象ノズルとしてのリアウィンド洗浄ノズル11が設けられている。リアウィンド洗浄ノズル11は、車両1の前部エンジンルームに設けられたリア用電動ポンプPrとリア配管12a〜12cを介して接続されている。リア用電動ポンプPrは、ウォッシャスイッチSWをマルチ側に操作すると駆動する電動ポンプであって、通常時は、エンジンルームに設けられたタンクTに貯留された洗浄液を、リア配管12a〜12cを介してリアウィンド洗浄ノズル11に給送する電動ポンプである。
又、車両1の前部には、前方カメラ4が設置されている。前方カメラ4は、例えば、前記タッチパネルスイッチTPの操作(例えば「前方カメラ」の表示に触れること)に基づいて、画像を撮像するとともにその画像データを前記ディスプレイDSPに出力し、その撮像画像をディスプレイDSPに表示させる。
そして、前方カメラ4に隣接した位置には、送給された洗浄液を前方カメラ4の撮像面(ガラス窓)に向けて噴射する前方センサ洗浄ノズル13が設けられている。
又、車両1の後部であって、本実施形態ではリアウィンド10よりもさらに後部位置には、後方カメラ5が設置されている。後方カメラ5は、例えば、前記タッチパネルスイッチTPの操作(例えば「後方カメラ」の表示に触れること)に基づいて、又は、シフトレバー3のリバース位置(R)への操作に基づいて、画像を撮像するとともにその画像データを前記ディスプレイDSPに出力し、その撮像画像をディスプレイDSPに表示させる。
そして、後方カメラ5に隣接した位置には、送給された洗浄液を後方カメラ5の撮像面(ガラス窓)に向けて噴射する後方センサ洗浄ノズル14が設けられている。
又、前方センサ洗浄ノズル13は、リア配管12a〜12cから分岐した前方センサ用分岐配管15に接続されている。そして、リア配管12a〜12cと前方センサ用分岐配管15の分岐部分には、リア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路をリアウィンド洗浄ノズル11側から前方センサ洗浄ノズル13側に切り替え可能な前方切替装置16が設けられている。詳しくは、前方切替装置16は、例えば、電磁切替弁装置であって、非励磁状態でリア配管12aとリア配管12bとを接続し、制御部17からの励磁信号によって励磁状態となるとリア配管12aと前方センサ用分岐配管15とを接続する。
又、後方センサ洗浄ノズル14は、リア配管12a〜12cから分岐した後方センサ用分岐配管18に接続されている。そして、リア配管12a〜12cと後方センサ用分岐配管18の分岐部分には、リア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路をリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替え可能な後方切替装置19が設けられている。詳しくは、後方切替装置19は、例えば、電磁切替弁装置であって、非励磁状態でリア配管12bとリア配管12cとを接続し、制御部17からの励磁信号によって励磁状態となるとリア配管12bと後方センサ用分岐配管18とを接続する。
制御部17は、前方カメラ4が撮像した画像と後方カメラ5が撮像した画像のいずれかを択一的に表示させるタッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるかを決定し、本実施形態では決定後に直ちに作動させる。詳しくは、制御部17は、前方カメラ4が撮像した画像が選択されると、前方切替装置16を作動(オン)させてリア用電動ポンプPrを前方センサ洗浄ノズル13に接続し、後方カメラ5が撮像した画像が選択されると、後方切替装置19を作動(オン)させてリア用電動ポンプPrを後方センサ洗浄ノズル14に接続する。
又、本実施形態の車両1の前方には、前方センサ洗浄ノズル13から噴射される洗浄液と混合される空気を噴射する前方エアポンプ21が設けられ、車両1の後方には、後方センサ洗浄ノズル14から噴射される洗浄液と混合される空気を噴射する後方エアポンプ22が設けられている。
これら前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13又は後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される噴射時間Tf,Tr(図2参照)中を含む時間は駆動される。又、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、更に噴射時間Tf,Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。又、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13又は後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って駆動される。具体的には、本実施形態では、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されてから先に前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22を駆動させ、時間Tx経過してからリア用電動ポンプPrを駆動することで、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22を先立って駆動する。尚、これらの制御は、前記制御部17によって行われる。即ち、本実施形態の制御部17は、前記ウォッシャスイッチSW、ディスプレイDSP(タッチパネルスイッチTP)、フロント用電動ポンプPf、リア用電動ポンプPr、前方切替装置16、後方切替装置19、前方エアポンプ21、及び後方エアポンプ22に電気的に接続されて(配線の一部は図示略)、上記した各制御を行う。
又、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、後方センサ洗浄ノズル14よりも前方センサ洗浄ノズル13に高圧で空気を噴射するように設定されている。具体的には、本実施形態では、前方エアポンプ21の方が後方エアポンプ22よりも高出力のエアポンプが用いられている。
次に、第1の実施形態の車両用洗浄装置の動作とその作用について説明する。
例えば、図2に示すように、まずディスプレイDSP(タッチパネルスイッチTP)がオフの状態で、ウォッシャスイッチSWがフロント側に操作されると、フロント用電動ポンプPfが駆動されて、フロントウィンド洗浄ノズル8から洗浄液が噴射される。
次に、ディスプレイDSP(タッチパネルスイッチTP)がオフの状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、リア用電動ポンプPrが駆動されて、リアウィンド洗浄ノズル11から洗浄液が噴射される。
次に、前方カメラ4が撮像した画像が表示されるように、タッチパネルスイッチTPが操作されると、前方切替装置16が作動(オン)してリア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から前方センサ洗浄ノズル13側に切り替えられる。そして、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、リア用電動ポンプPrが駆動されて、前方センサ洗浄ノズル13から洗浄液が噴射される。
このとき、本実施形態では、前方センサ洗浄ノズル13から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って前方エアポンプ21が駆動され、更に噴射時間Tfが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。これにより、前方エアポンプ21が駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、洗浄液に空気が混合されて、前方センサ洗浄ノズル13から噴射される洗浄液の流速は早くなる。又、前方カメラ4(その撮像面)に付着したままとなってしまった洗浄液は吹き飛ばされることになる。
次に、後方カメラ5が撮像した画像が表示されるように、タッチパネルスイッチTPが操作されると、後方切替装置19が作動(オン)してリア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられる。そして、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、リア用電動ポンプPrが駆動されて、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される。
このとき、本実施形態では、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って後方エアポンプ22が駆動され、更に噴射時間Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。これにより、後方エアポンプ22が駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、洗浄液に空気が混合されて、後方センサ洗浄ノズル14から噴射される洗浄液の流速は早くなる。又、後方カメラ5(その撮像面)に付着したままとなってしまった洗浄液は吹き飛ばされることになる。
次に、上記第1の実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)フロントウィンド洗浄ノズル8にはフロント配管9を介して洗浄液が送給され、リアウィンド洗浄ノズル11にはリア配管12a〜12c及び前方切替装置16等を介して洗浄液が送給され、前方センサ洗浄ノズル13にはリア配管12a、前方切替装置16及び前方センサ用分岐配管15を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド7、リアウィンド10、及び前方カメラ4に洗浄液を噴射させることができる。そして、フロントウィンド洗浄ノズル8はフロント配管9を介してフロント用電動ポンプPfと接続され、リア配管12a〜12c及び前方センサ用分岐配管15等を介して接続されるリアウィンド洗浄ノズル11及び前方センサ洗浄ノズル13とは接続されない。よって、フロントウィンド洗浄ノズル8に(送給圧の)損失を少なく洗浄液を送給することができ、フロントウィンド7に好適に洗浄液を噴射することができる。
(2)リアウィンド洗浄ノズル11にはリア配管12a〜12c及び後方切替装置19等を介して洗浄液が送給され、後方センサ洗浄ノズル14にはリア配管12a,12b、後方切替装置19及び後方センサ用分岐配管18等を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド7、リアウィンド10、及び前方カメラ4に加えて後方カメラ5にも洗浄液を噴射させることができる。
(3)前方カメラ4が撮像した画像と後方カメラ5が撮像した画像のいずれかを択一的に表示させるタッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、制御部17にて前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるかが決定される。よって、他のスイッチ操作等で前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるか決定する必要がなく、利便性が高くなる。
(4)前方センサ洗浄ノズル13及び後方センサ洗浄ノズル14から噴射される洗浄液と混合される空気を噴射する前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22を備えるため、前方センサ洗浄ノズル13及び後方センサ洗浄ノズル14から噴射される洗浄液の流速が早くなり、前方カメラ4及び後方カメラ5に好適に洗浄液を噴射することができる。
(5)前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13及び後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される噴射時間Tf,Tr中を含む時間は駆動されるため、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22が駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、例えば、洗浄液の無駄を無くすことができる。
(6)前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13及び後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される噴射時間Tf,Trが経過した後も予め設定された時間Tzは駆動されるため、前方カメラ4及び後方カメラ5に付着したままとなってしまった洗浄液を吹き飛ばすことができる。
(7)前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、後方センサ洗浄ノズル14よりも前方センサ洗浄ノズル13に高圧で空気を噴射するように設定されるため、異物が付着し易い前方カメラ4を良好に洗浄することができるとともに、後方カメラ5の洗浄時には低い出力で低消費電力化を図ることができる。
上記第1の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1の実施形態では、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13又は後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って駆動され、噴射時間Tf,Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動されるとしたが、これに限定されず、異なる制御を行ってもよい。
例えば、図3に示すように、変更してもよい。この例(図3参照)では、タッチパネルスイッチTPが操作されて前方切替装置16が作動(オン)してリア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から前方センサ洗浄ノズル13側に切り替えられている間、前方エアポンプ21が駆動される。これにより、流路が前方センサ洗浄ノズル13側に切り替えられている間のどこかでウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、上記実施形態と同様に、前方エアポンプ21は前方センサ洗浄ノズル13から洗浄液が噴射される前に先立って駆動され、噴射時間Tfが経過した後も駆動され、同様の効果を得ることができる。又、この例(図3参照)では、タッチパネルスイッチTPが操作されて後方切替装置19が作動(オン)してリア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられている間、後方エアポンプ22が駆動される。これにより、流路が後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられている間のどこかでウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、上記実施形態と同様に、後方エアポンプ22は後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に先立って駆動され、噴射時間Trが経過した後も駆動され、同様の効果を得ることができる。
又、例えば、前方エアポンプ21及び後方エアポンプ22は、前方センサ洗浄ノズル13又は後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される噴射時間Tf,Trのみ駆動されるようにしてもよい。
・上記第1の実施形態では、タッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、制御部17によって、前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるかが決定されるとしたが、これに限定されず、前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるかの条件は、変更してもよい。
例えば、図4に示すように、制御部17と変速装置2(シフトレバー3)とを電気的に接続し、図5に示すように、シフトレバー3の操作されている位置に基づいて、前方切替装置16及び後方切替装置19のどちらを作動させるかを決定するようにしてもよい。
具体的には、この例(図4及び図5参照)では、シフトレバー3がリバース位置(R)に操作されると、後方カメラ5が撮像した画像が表示されるとともに、後方切替装置19が作動(オン)してリア用電動ポンプPrからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられる。そして、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、リア用電動ポンプPrが駆動されて、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される。尚、このとき、この例においても、上記実施形態と同様に、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って後方エアポンプ22が駆動され、更に噴射時間Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。このようにしても、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
又、例えば、タッチパネルスイッチTPやシフトレバー3以外の独立した他の表示切替装置の操作に基づいて、同様の決定を行うようにしてもよい。
・上記第1の実施形態では、フロント用電動ポンプPfとリア用電動ポンプPrとを備えた構成としたが、それらを正回転で洗浄液を第1出力部から給送し逆回転で洗浄液を第2出力部から送給する単一の電動ポンプに変更してもよい。尚、この場合、例えば、第1出力部に前記フロント配管9を接続し、第2出力部にリア配管12aを接続する。
(第2の実施形態)
図6に示すように、第2の実施形態の車両用洗浄装置は、第1の実施形態の一部を変更した構成であるため、変更した部分についてのみ詳細に説明し、第1の実施形態と略同様の部分については同じ符号を付してその詳細な説明を一部省略する。
第1の実施形態のフロント用電動ポンプPfは、同様の構成の第1電動ポンプP1とされ、第1の実施形態のリア用電動ポンプPrは、タンクTに貯留された洗浄液を正回転で第1出力部Paから給送し逆回転で第2出力部Pbから送給する第2電動ポンプP2とされている。又、第1出力部Paには前記リア配管12bが接続され、第2出力部Pbには前方センサ洗浄ノズル13に接続される前方センサ用配管31が接続されている。
そして、制御部17は、前方カメラ4が撮像した画像と後方カメラ5が撮像した画像のいずれかを択一的に表示させるタッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるかを決定する。詳しくは、制御部17は、前方カメラ4が撮像した画像が選択されると、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作された際に第2電動ポンプP2を逆回転させることを決定し、後方カメラ5が撮像した画像が選択されると、後方切替装置19を作動させてリア用電動ポンプPrを後方センサ洗浄ノズル14に接続する。
次に、第2の実施形態の車両用洗浄装置の動作とその作用について説明する。
例えば、図7に示すように、まずディスプレイDSP(タッチパネルスイッチTP)がオフの状態で、ウォッシャスイッチSWがフロント側に操作されると、第1電動ポンプP1が駆動されて、フロントウィンド洗浄ノズル8から洗浄液が噴射される。
次に、ディスプレイDSP(タッチパネルスイッチTP)がオフの状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、第2電動ポンプP2が正回転に駆動されて、リアウィンド洗浄ノズル11から洗浄液が噴射される。
次に、前方カメラ4が撮像した画像が表示されるように、タッチパネルスイッチTPが操作され、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、第2電動ポンプP2が逆回転に駆動されて、前方センサ洗浄ノズル13から洗浄液が噴射される。
このとき、本実施形態では、前方センサ洗浄ノズル13から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って前方エアポンプ21が駆動され、更に噴射時間Tfが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。これにより、前方エアポンプ21が駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、洗浄液に空気が混合されて、前方センサ洗浄ノズル13から噴射される洗浄液の流速は早くなる。又、前方カメラ4(その撮像面)に付着したままとなってしまった洗浄液は吹き飛ばされることになる。
次に、後方カメラ5が撮像した画像が表示されるように、タッチパネルスイッチTPが操作されると、後方切替装置19が作動(オン)して第2電動ポンプP2の第1出力部Paからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられる。そして、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、第2電動ポンプP2が正回転に駆動されて、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される。
このとき、本実施形態では、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って後方エアポンプ22が駆動され、更に噴射時間Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。これにより、後方エアポンプ22が駆動されていない状態で洗浄液が弱く噴射されてしまうことがなく、洗浄液に空気が混合されて、後方センサ洗浄ノズル14から噴射される洗浄液の流速は早くなる。又、後方カメラ5(その撮像面)に付着したままとなってしまった洗浄液は吹き飛ばされることになる。
次に、上記第2の実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)フロントウィンド洗浄ノズル8にはフロント配管9を介して第1電動ポンプP1から洗浄液が送給される。又、リアウィンド洗浄ノズル11にはリア配管12b,12c等を介して第2電動ポンプP2の第1出力部Paから洗浄液が送給され、前方センサ洗浄ノズル13には前方センサ用配管31を介して第2電動ポンプP2の第2出力部Pbから洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド7、リアウィンド10、及び前方カメラ4に洗浄液を噴射させることができる。そして、フロントウィンド洗浄ノズル8はフロント配管9を介して第1電動ポンプP1と接続され、リア配管12b,12c及び前方センサ用配管31等を介して接続されるリアウィンド洗浄ノズル11及び前方センサ洗浄ノズル13とは接続されない。よって、フロントウィンド洗浄ノズル8に(送給圧の)損失を少なく洗浄液を送給することができ、フロントウィンド7に好適に洗浄液を噴射することができる。
(2)リアウィンド洗浄ノズル11にはリア配管12b,12c及び後方切替装置19等を介して洗浄液が送給され、後方センサ洗浄ノズル14にはリア配管12b、後方切替装置19及び後方センサ用分岐配管18等を介して洗浄液が送給される。よって、フロントウィンド7、リアウィンド10、及び前方カメラ4に加えて後方カメラ5にも洗浄液を噴射させることができる。
(3)前方カメラ4が撮像した画像と後方カメラ5が撮像した画像のいずれかを択一的に表示させるタッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、制御部17にて第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるかが決定される。よって、他のスイッチ操作等で第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるか決定する必要がなく、利便性が高くなる。
又、第1の実施形態の効果(4)〜(7)と同様の効果を得ることができる。
上記第2の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第2の実施形態では、タッチパネルスイッチTPの操作に基づいて、制御部17によって、第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるかが決定されるとしたが、これに限定されず、第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるかの条件は、変更してもよい。
例えば、図8に示すように、制御部17と変速装置2(シフトレバー3)とを電気的に接続し、図9に示すように、シフトレバー3の操作されている位置に基づいて、第2電動ポンプP2をどちらに回転させるか、及び後方切替装置19を作動させるかを決定するようにしてもよい。
具体的には、この例(図8及び図9参照)では、シフトレバー3がリバース位置(R)に操作されると、後方カメラ5が撮像した画像が表示されるとともに、後方切替装置19が作動(オン)して第2電動ポンプP2の第1出力部Paからの洗浄液の流路がリアウィンド洗浄ノズル11側から後方センサ洗浄ノズル14側に切り替えられる。そして、その状態で、ウォッシャスイッチSWがマルチ側に操作されると、第2電動ポンプP2が正回転に駆動されて、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される。尚、このとき、この例においても、上記実施形態と同様に、後方センサ洗浄ノズル14から洗浄液が噴射される前に予め設定された時間Tx分、先立って後方エアポンプ22が駆動され、更に噴射時間Trが経過した後も予め設定された時間Tzの間は駆動される。このようにしても、上記第2の実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
又、例えば、タッチパネルスイッチTPやシフトレバー3以外の独立した他の表示切替装置の操作に基づいて、同様の決定を行うようにしてもよい。
・上記各実施形態では、リア洗浄対象ノズルは、リアウィンド洗浄ノズル11であって、更に後方切替装置19や後方センサ洗浄ノズル14等を備える構成としたが、これに限定されず、例えば、後方切替装置19や後方センサ洗浄ノズル14等を備えていない構成としてもよい。又、例えば、リアウィンド洗浄ノズル11を備えずリア洗浄対象ノズルを後方センサ洗浄ノズル14としてもよい。
・上記各実施形態では、前方センサを前方カメラ4としたが、これに限定されず、他の前方センサに変更してもよく、例えば、前方の障害物や車両との距離を測定する前方センサに変更してもよい。又、上記各実施形態では、後方センサを後方カメラ5としたが、これに限定されず、他の後方センサに変更してもよく、例えば、後方の障害物や車両との距離を測定する後方センサに変更してもよい。
4…前方カメラ(前方センサ)、5…後方カメラ(後方センサ)、8…フロントウィンド洗浄ノズル、9…フロント配管、11…リアウィンド洗浄ノズル(リア洗浄対象ノズル)、12a〜12c…リア配管、13…前方センサ洗浄ノズル、14…後方センサ洗浄ノズル、15…前方センサ用分岐配管、16…前方切替装置、17…制御部、18…後方センサ用分岐配管、19…後方切替装置、21…前方エアポンプ(エアポンプ)、22…後方エアポンプ(エアポンプ)、31…前方センサ用配管、T…タンク、Pf…フロント用電動ポンプ(電動ポンプ)、Pr…リア用電動ポンプ(電動ポンプ)、P1…第1電動ポンプ、P2…第2電動ポンプ、Pa…第1出力部、Pb…第2出力部、TP…タッチパネルスイッチ(表示切替装置)、Tf,Tr…噴射時間。

Claims (10)

  1. 洗浄液を貯留するためのタンクと、
    前記タンクに貯留された洗浄液を給送する電動ポンプと、
    前記電動ポンプとフロントウィンド洗浄ノズルとを接続するフロント配管と、
    前記電動ポンプとリア洗浄対象ノズルとを接続するリア配管と、
    前記リア配管から分岐し、前方センサ洗浄ノズルに接続される前方センサ用分岐配管と、
    前記リア配管と前記前方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リア洗浄対象ノズルから前記前方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な前方切替装置とを備え
    前記フロント配管と、前記リア配管及び前記前方センサ用分岐配管とは、接続されていないことを特徴とする車両用洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車両用洗浄装置において、
    前記リア洗浄対象ノズルは、リアウィンド洗浄ノズルであって、
    前記リア配管から分岐し、後方センサ洗浄ノズルに接続される後方センサ用分岐配管と、
    前記リア配管と前記後方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リアウィンド洗浄ノズルから前記後方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な後方切替装置と
    を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  3. 請求項2に記載の車両用洗浄装置において、
    前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、前記前方切替装置及び前記後方切替装置のどちらを作動させるかを決定する制御部を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  4. 洗浄液を貯留するためのタンクと、
    前記タンクに貯留された洗浄液を給送するための第1電動ポンプと、
    前記第1電動ポンプとフロントウィンド洗浄ノズルとを接続するフロント配管と、
    前記タンクに貯留された洗浄液を、正回転で第1出力部から給送し逆回転で第2出力部から送給する第2電動ポンプと、
    前記第2電動ポンプの第1出力部とリア洗浄対象ノズルとを接続するリア配管と、
    前記第2電動ポンプの第2出力部と前方センサ洗浄ノズルに接続される前方センサ用配管と
    を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  5. 請求項4に記載の車両用洗浄装置において、
    前記リア洗浄対象ノズルは、リアウィンド洗浄ノズルであって、
    前記リア配管から分岐し、後方センサ洗浄ノズルに接続される後方センサ用分岐配管と、
    前記リア配管と前記後方センサ用分岐配管の分岐部分に設けられ、前記洗浄液の流路を前記リアウィンド洗浄ノズルから前記後方センサ洗浄ノズルに切り替え可能な後方切替装置と
    を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  6. 請求項5に記載の車両用洗浄装置において、
    前方センサが撮像した画像と後方センサが撮像した画像のいずれかを択一的に表示させる表示切替装置の操作に基づいて、前記第2電動ポンプをどちらに回転させるか、及び前記後方切替装置を作動させるかを決定する制御部を備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  7. 請求項2、3、5及び6のいずれか1項に記載の車両用洗浄装置において、
    前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから噴射される前記洗浄液と混合される空気を噴射するエアポンプを備えたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  8. 請求項7に記載の車両用洗浄装置において、
    前記エアポンプは、前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間中を含む時間は駆動されることを特徴とする車両用洗浄装置。
  9. 請求項8に記載の車両用洗浄装置において、
    前記エアポンプは、前記前方センサ洗浄ノズル又は前記後方センサ洗浄ノズルから洗浄液が噴射される噴射時間が経過した後も駆動されることを特徴とする車両用洗浄装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の車両用洗浄装置において、
    前記エアポンプは、前記後方センサ洗浄ノズルよりも前記前方センサ洗浄ノズルに高圧で空気を噴射するように設定されたことを特徴とする車両用洗浄装置。
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