JP5827163B2 - 車両用洗浄装置 - Google Patents

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    • B60S1/481Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means

Description

本発明は、車両用洗浄装置に関するものである。
従来、車両用洗浄装置としては、単一の電動ポンプによって第1及び第2ノズル(第1及び第2洗浄対象)のいずれかに択一的に洗浄液を給送するものがある(例えば、特許文献1参照)。この車両用洗浄装置は、電動ポンプに切替弁が連通されるとともにその切替弁に第1及び第2ノズルが連通され、該切替弁によって第1ノズルと第2ノズルのいずれかに択一的に洗浄液を給送することが可能となっており、第1及び第2洗浄対象のいずれかに択一的に洗浄液を噴射させることができる。
特開2004−182080号公報
しかしながら、上記車両用洗浄装置では、例えば、車両の加速時や減速時や旋回時、更には太陽光や車両エンジンの発熱等により洗浄液が暖められて体積が膨張した時等に、意図せず洗浄液が第1及び第2ノズルから漏れてしまうといった虞がある。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、単一の電動ポンプによって、第1及び第2洗浄対象のいずれかに択一的に洗浄液を噴射させることができるとともに、意図せず洗浄液が第1及び第2ノズルから漏れてしまうことを防止することができる車両用洗浄装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、タンクに貯留された洗浄液を給送するための電動ポンプと、前記洗浄液が導入される導入部が前記電動ポンプと共通配管を介して連通され、自身の非駆動時に前記導入部を第1導出部に連通し、自身の駆動時に前記導入部を第2導出部に連通する切替ジョイントと、前記第1導出部と第1分岐配管を介して連通され、給送された洗浄液を第1洗浄対象に噴射するための第1ノズルと、前記第2導出部と第2分岐配管を介して連通され、給送された洗浄液を第2洗浄対象に噴射するための第2ノズルと前記第1ノズルと前記切替ジョイントの流路間及び前記第2ノズルと前記切替ジョイントの流路間にそれぞれ設けられ、前記切替ジョイント側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブを備え、前記切替ジョイントは、非駆動時には付勢部材による付勢力にて弁体を前記第2導出部の内側開口に押圧接触させて該内側開口を閉塞するとともに前記第1導出部の内側開口を前記導入部に連通し、駆動時には前記弁体を前記付勢部材による付勢力に抗して駆動させ前記第1導出部の内側開口に押圧接触させて該内側開口を閉塞するとともに前記第2導出部の内側開口を前記導入部に連通するものであって、前記付勢部材は、前記予め設定された圧力よりも小さい圧力で前記第2ノズル側からの洗浄液の流れ込みを許容するように付勢力が設定されたことを要旨とする。
同構成によれば、切替ジョイントの非駆動時に電動ポンプを駆動すると第1導出部を介して第1ノズルに洗浄液を給送することができ、切替ジョイントの駆動時に電動ポンプを駆動すると第2導出部を介して第2ノズルに洗浄液を給送することができる。よって、単一のタンク及び電動ポンプによって、第1及び第2洗浄対象のいずれかに択一的に洗浄液を噴射させることができる。
又、第1ノズルと切替ジョイントの流路間及び第2ノズルと切替ジョイントの流路間には、切替ジョイント側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブがそれぞれ設けられるため、予め設定された圧力未満の洗浄液が第1及び第2ノズル側に通ることが防止される。よって、例えば、車両の加速時や減速時や旋回時等に、意図せず洗浄液が第1及び第2ノズルから漏れてしまうことを防止することができる。
更に、切替ジョイントは、非駆動時、即ち導入部が第1導出部に連通された状態でも、第2ノズル側からの洗浄液の流れ込みを許容するため、例えば、切替ジョイントとチェックバルブとの間の第2分岐配管内に残留した洗浄液が太陽光や車両エンジンの発熱等により暖められて体積が膨張しても、切替ジョイントを介してタンク側に戻すことができる。即ち、切替ジョイントが非駆動時に第2ノズル側からの洗浄液の流れ込みを完全に遮断する構成では、切替ジョイントとチェックバルブとの間の第2分岐配管内に残留した洗浄液が熱膨張すると、その圧力が前記予め設定された圧力に達して第2ノズルから漏れてしまう虞があるが、これを防止することができる。
同構成によれば、切替ジョイントは、非駆動時には付勢部材による付勢力にて弁体を第2導出部の内側開口に押圧接触させて該内側開口を閉塞するとともに第1導出部の内側開口を導入部に連通するが、チェックバルブの前記予め設定された圧力よりも小さい圧力で第2ノズル(第2導出部)側からの洗浄液の流れ込みが許容される。このようにすると、付勢部材の設定によって、簡単な構成で請求項1に記載の発明の効果を得ることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の車両用洗浄装置であって、前記タンク及び前記電動ポンプは車両の前部に配置され、前記第1及び第2ノズルは車両の後部に配置されるものであり、前記切替ジョイントは、車両の後部に配置されたことを要旨とする。
同構成によれば、タンク及び電動ポンプが車両の前部に配置され、第1及び第2ノズルが車両の後部に配置されるものにおいて、切替ジョイントが車両の後部に配置されるため、切替ジョイントを車両の前部に配置した場合に比べて、共通配管と第1及び第2分岐配管とを足した全配管の長さを短くすることができる。よって、材料費や、配管の配策作業コストを低く抑えることができる。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用洗浄装置であって、前記第1洗浄対象は、車両ウィンドであり、前記第1ノズルは、前記車両ウィンドに洗浄液を噴射するためのウィンド洗浄ノズルであり、前記第2洗浄対象は、車載カメラにおけるレンズを保護するための窓であり、前記第2ノズルは、前記に洗浄液を噴射するためのカメラ洗浄ノズルであることを要旨とする。
同構成によれば、第1ノズルは、車両ウィンドに洗浄液を噴射するためのウィンド洗浄ノズルであり、第2ノズルは、車載カメラのに洗浄液を噴射するためのカメラ洗浄ノズルであるため、切替ジョイントを駆動させない限り通常時には電動ポンプとウィンド洗浄ノズルとが連通された状態で維持されている。よって、例えば、車載カメラのに洗浄液を噴射するときよりも迅速に車両ウィンドに洗浄液を噴射させることができる。又、例えば、非駆動時に切替ジョイントの切替動作が不能となっても(故障したとしても)、車両ウィンドに洗浄液を噴射させることができる。
本発明によれば、単一の電動ポンプによって、第1及び第2洗浄対象のいずれかに択一的に洗浄液を噴射させることができるとともに、意図せず洗浄液が第1及び第2ノズルから漏れてしまうことを防止することができる車両用洗浄装置を提供することができる。
(a)本実施形態の車両用洗浄装置を備えた車両の概略構成図。(b)本実施形態の車両用洗浄装置の概略構成図。 本実施形態の切替ジョイントの断面図。
以下、本発明の車両用洗浄装置の一実施形態を図1及び図2に従って説明する。
図1(a)に示すように、車両1には、運転席の横に変速装置2のシフトレバー3が設けられ、同シフトレバー3を操作することによって車両1は変速する。シフトレバー3を1速位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を1速にシフトチェンジさせる。シフトレバー3を2速位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を2速にシフトチェンジさせる。また、シフトレバー3を中立位置に操作すると、変速装置2は車両1の変速比を中立にシフトチェンジさせる。
さらに、シフトレバー3を後進位置(リバース位置)に操作すると、変速装置2は車両1を後進させる(後進可能な後進状態とする)。この時、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)にシフトされている間、車両1の後部に設けられたバックランプBLが点灯されるようになっている。
また、車両1のコンソールパネルには、ナビゲーション装置において現在位置やその他地図表示等に利用される表示装置DSPが設置されている。
車両1の後部中央位置であって車両ウィンドとしてのリアウィンド4の下側には、リアワイパ装置6が設けられている。リアワイパ装置6は、リアワイパモータM1が駆動されることによってワイパブレード7にてリアウィンド4の外側面を払拭する。尚、本実施形態のリアワイパ装置6(リアワイパモータM1)は、ウォッシャスイッチSW1の操作に基づいて(リアウィンド4への洗浄液の噴射とともに)連動するようになっている。
車両1の後部であってリアウィンド4の上側には、第1ノズル及びウィンド洗浄ノズルとしてのリアウィンド洗浄ノズルN1が設けられている。リアウィンド洗浄ノズルN1は、そのノズル口が下方のリアウィンド4に向けられ、給送されてきた洗浄液を第1洗浄対象としてのリアウィンド4に噴射するようになっている。
又、車両1の後部であって、本実施形態ではリアワイパ装置6よりもさらに後部位置には、バックモニタ用の車載カメラ10が設置されている。車載カメラ10は、後方視認用のリアビューカメラであって、車載カメラ10が撮像した画像は、画像データとして車両1のコンソールパネルに設けた表示装置DSPに出力される。表示装置DSPは、その画像データに基づいて車載カメラ10が撮像した画像を画面に表示するようになっている。
なお、車載カメラ10は、変速装置2のシフトレバー3を後進位置(リバース位置)に操作したとき、撮像動作を開始しその画像データを表示装置DSPに出力する。また、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)からそれ以外の位置にシフトされたとき、車載カメラ10は撮像動作を終了する。
車載カメラ10に隣接した位置であって、車載カメラ10の後方撮像視野角から外れた位置には、第2ノズル及びカメラ洗浄ノズルとしてのバックカメラ洗浄ノズルN2が設けられている。バックカメラ洗浄ノズルN2は、そのノズル口が車載カメラ10のレンズを泥、埃、塵等から保護するために設けられたガラス窓10a(撮像面)に向けられ、給送されてきた洗浄液を第2洗浄対象としての車載カメラ10のガラス窓10aに噴射するようになっている。
又、車両1の前部のエンジンルームにはタンクTと電動ポンプPが設けられている。電動ポンプPは、ポンプモータを有し、ウォッシャスイッチSW1の操作に基づいて駆動して、タンクTに貯留された洗浄液を給送する。この電動ポンプPには共通配管11を介して切替ジョイント12が連通され、更に切替ジョイント12には第1分岐配管13を介して前記リアウィンド洗浄ノズルN1が連通されるとともに、第2分岐配管14を介してバックカメラ洗浄ノズルN2が連通される。本実施形態の切替ジョイント12は、車両1の後部に配置されている。
図2に示すように、切替ジョイント12は、導入部12aと第1及び第2導出部12b,12cとを有するものである。そして、図1(b)に示すように、洗浄液が導入される導入部12aには前記共通配管11(電動ポンプP)が接続される。又、第1導出部12bには前記第1分岐配管13(リアウィンド洗浄ノズルN1)が接続され、第2導出部12cには前記第2分岐配管14(バックカメラ洗浄ノズルN2)が接続される。そして、切替ジョイント12は、自身の非駆動時(非励磁状態)には、導入部12aを第1導出部12bに連通し、自身の駆動時(励磁状態)には、導入部12aを第2導出部12cに連通する。
詳しくは、本実施形態の切替ジョイント12は、電磁切替バルブであって、ケース12d内に分岐室12eが形成され、該分岐室12e内において第1導出部12bの内側開口12fと第2導出部12cの内側開口12gが離間するとともに対向して配置されている。又、分岐室12eの側方には導入部12aの内側開口が設けられている。又、ケース12d内において、第1導出部12b側(図2中、上側)には、第1導出部12bの流路を囲うように励磁コイル12hが設けられ、その励磁コイル12hの内側(第1導出部12bの流路の外側)には、金属材料よりなるパイプ部材12iが前記内側開口12f,12gの対向方向(図2中、上下方向)に沿って移動可能に設けられている。このパイプ部材12iの一端(図2中、下端)であって、前記内側開口12f,12gの間には弁体12jが固定されている。又、パイプ部材12iの一端側には、周方向に複数の連通孔12kが形成されている。そして、パイプ部材12iは、弁体12jが第2導出部12cの内側開口12gに押圧接触されて該内側開口12gを閉塞するように付勢部材としての圧縮コイルばね12lにて付勢されている。
即ち、切替ジョイント12は、前記励磁コイル12hが非励磁状態である非駆動時には圧縮コイルばね12lによる付勢力にて弁体12jを第2導出部12cの内側開口12gに押圧接触させて該内側開口12gを閉塞するとともに第1導出部12bの内側開口12fを(連通孔12kを介して)導入部12aに連通する。又、切替ジョイント12は、励磁コイル12hが励磁状態である駆動時にはパイプ部材12iと共に弁体12jを圧縮コイルばね12lによる付勢力に抗して(図2中、上方に)駆動させ第1導出部12bの内側開口12fに押圧接触させて該内側開口12fを閉塞するとともに第2導出部12cの内側開口12gを導入部12aに連通する。
又、本実施形態の切替ジョイント12は、変速装置2のシフトレバー3が後進位置(リバース位置)に操作されたことに基づいて励磁コイル12hが励磁され駆動するように回路が構成されている。即ち、切替ジョイント12は、変速装置2のシフトレバー3が後進位置(リバース位置)以外の位置に操作されているとき、第1導出部12bの内側開口12fを(連通孔12kを介して)導入部12aに連通し、前記シフトレバー3が後進位置(リバース位置)に操作されているとき、第2導出部12cの内側開口12gを導入部12aに連通する。又、本実施形態の切替ジョイント12は、後述する構成によって、非駆動時にもバックカメラ洗浄ノズルN2側(第2導出部12c側)からの洗浄液の流れ込みを許容するようになっている。
又、図1(a),(b)に示すように、リアウィンド洗浄ノズルN1と切替ジョイント12(第1導出部12b)の流路間であって前記第1分岐配管13のリアウィンド洗浄ノズルN1側端部には切替ジョイント12側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブ21が設けられている。又、バックカメラ洗浄ノズルN2と切替ジョイント12(第2導出部12c)の流路間であって前記第2分岐配管14のバックカメラ洗浄ノズルN2側端部には切替ジョイント12側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブ22が設けられている。
ここで、前記切替ジョイント12の圧縮コイルばね12lは、前記チェックバルブ22の予め設定された圧力よりも小さい圧力でバックカメラ洗浄ノズルN2側(第2導出部12c側)からの洗浄液の流れ込みを許容するように付勢力が設定されている。言い換えると、切替ジョイント12の圧縮コイルばね12lと前記チェックバルブ22が有するばねは、切替ジョイント12とチェックバルブ22との間の第2分岐配管14内に残留した洗浄液の体積が膨張した際、先に切替ジョイント12側の弁体12jが移動して洗浄液の流れ込みを許容するようにそれぞれの付勢力が設定されている。これにより切替ジョイント12は非駆動時にもバックカメラ洗浄ノズルN2側(第2導出部12c側)からの洗浄液の流れ込みを許容する構成とされている。
次に、上記のように構成された車両用洗浄装置の作用について説明する。
例えば、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)以外の位置にあると、切替ジョイント12は、励磁コイル12hが非励磁状態のままで非駆動の状態が保持され、第1導出部12bの内側開口12fが導入部12aに連通した状態で保持される。そして、この状態で、ウォッシャスイッチSW1が操作されると、電動ポンプPが駆動され、電動ポンプPから切替ジョイント12(第1導出部12b)及びチェックバルブ21を介してリアウィンド洗浄ノズルN1に洗浄液が給送され、リアウィンド4に洗浄液が噴射される。又、このとき、リアワイパ装置6(リアワイパモータM1)が連動してワイパブレード7にてリアウィンド4が払拭される。これにより、リアウィンド4が洗浄される。
又、例えば、シフトレバー3が後進位置(リバース位置)に操作されると、切替ジョイント12は、励磁コイル12hが励磁状態とされて駆動され、第2導出部12cの内側開口12gが導入部12aに連通される。そして、この状態で、ウォッシャスイッチSW1が操作されると、電動ポンプPが駆動され、電動ポンプPから切替ジョイント12(第2導出部12c)及びチェックバルブ22を介してバックカメラ洗浄ノズルN2に洗浄液が給送され、車載カメラ10のガラス窓10aに洗浄液が噴射される。これにより、車載カメラ10のガラス窓10aが洗浄される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)切替ジョイント12の非駆動時に電動ポンプPを駆動すると第1導出部12bを介してリアウィンド洗浄ノズルN1に洗浄液を給送することができ、切替ジョイント12の駆動時に電動ポンプPを駆動すると第2導出部12cを介してバックカメラ洗浄ノズルN2に洗浄液を給送することができる。よって、単一のタンクT及び電動ポンプPによって、リアウィンド4及び車載カメラ10のガラス窓10aのいずれかに択一的に洗浄液を噴射させることができる。
又、リアウィンド洗浄ノズルN1と切替ジョイント12の流路間及びバックカメラ洗浄ノズルN2と切替ジョイント12の流路間には、切替ジョイント12側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブ21,22がそれぞれ設けられる。よって、予め設定された圧力未満の洗浄液がリアウィンド洗浄ノズルN1側及びバックカメラ洗浄ノズルN2側に通ることが防止される。よって、例えば、車両1の加速時や減速時や旋回時等に、意図せず洗浄液がリアウィンド洗浄ノズルN1及びバックカメラ洗浄ノズルN2から漏れてしまうことを防止することができる。
更に、切替ジョイント12は、非駆動時、即ち導入部12aが第1導出部12bに連通された状態でも、バックカメラ洗浄ノズルN2側からの洗浄液の流れ込みを許容する。よって、例えば、切替ジョイント12とチェックバルブ22との間の第2分岐配管14内に残留した洗浄液が太陽光や車両エンジンの発熱等により暖められて体積が膨張しても、切替ジョイント12を介してタンクT側に戻すことができる。即ち、切替ジョイント12が非駆動時にバックカメラ洗浄ノズルN2側からの洗浄液の流れ込みを完全に遮断する構成では、切替ジョイントとチェックバルブとの間の第2分岐配管内に残留した洗浄液が熱膨張すると、その圧力が前記予め設定された圧力に達してバックカメラ洗浄ノズルN2から漏れてしまう虞があるが、これを防止することができる。
(2)切替ジョイント12は、非駆動時には圧縮コイルばね12lによる付勢力にて弁体12jを第2導出部12cの内側開口12gに押圧接触させて該内側開口12gを閉塞するとともに第1導出部12bの内側開口12fを導入部12aに連通する。しかし、切替ジョイント12は、チェックバルブ22の予め設定された圧力よりも小さい圧力でバックカメラ洗浄ノズルN2(第2導出部12c)側からの洗浄液の流れ込みが許容される。このようにすると、圧縮コイルばね12lの設定によって、簡単な構成で上記(1)に記載の効果を得ることができる。
(3)タンクT及び電動ポンプPが車両1の前部に配置され、リアウィンド洗浄ノズルN1及びバックカメラ洗浄ノズルN2が車両1の後部に配置されるものにおいて、切替ジョイント12が車両1の後部に配置される。よって、切替ジョイント12を車両1の前部に配置した場合に比べて、共通配管11と第1及び第2分岐配管13,14とを足した全配管の長さを短くすることができる。よって、材料費や、配管の配策作業コストを低く抑えることができる。
(4)第1ノズルは、車両ウィンド(リアウィンド4)に洗浄液を噴射するためのウィンド洗浄ノズル(リアウィンド洗浄ノズルN1)であり、第2ノズルは、車載カメラ10のガラス窓10aに洗浄液を噴射するためのカメラ洗浄ノズル(バックカメラ洗浄ノズルN2)である。よって、切替ジョイント12を駆動させない限り通常時には電動ポンプPとウィンド洗浄ノズル(リアウィンド洗浄ノズルN1)とが連通された状態で維持されている。よって、例えば、車載カメラ10のガラス窓10aに洗浄液を噴射するときよりも迅速に車両ウィンド(リアウィンド4)に洗浄液を噴射させることができる。又、例えば、非駆動時に切替ジョイント12の切替動作が不能となっても(故障したとしても)、車両ウィンド(リアウィンド4)に洗浄液を噴射させることができる。
尚、車両ウィンド(リアウィンド4)の洗浄は、洗浄液を噴射させてワイパブレード7にて払拭することで完了することから、できるだけ早く洗浄液を噴射させたい要望がある。又、車載カメラ10のガラス窓10aの洗浄は、シフトレバー3を後進位置(リバース位置)に操作した後、表示装置DSPに表示された車載カメラ10の撮像画像を確認して洗浄すべきと判断したときにウォッシャスイッチSW1を操作して洗浄液を噴射するものである。よって、本実施形態のようにシフトレバー3が後進位置(リバース位置)に操作されたときに切替ジョイント12を駆動する構成であれば、ウォッシャスイッチSW1が操作させる前に電動ポンプPとカメラ洗浄ノズル(バックカメラ洗浄ノズルN2)とが連通された状態に切り替わっていることになる。よって、ウォッシャスイッチSW1の操作に対して車載カメラ10のガラス窓10aへの洗浄液の噴射が大きく遅れることはない。これらのことからも、通常時には電動ポンプPとウィンド洗浄ノズル(リアウィンド洗浄ノズルN1)とを連通させた状態で維持しておく本実施形態の構成は有利となる。
更に、第1ノズルは、リアウィンド4に洗浄液を噴射するためのリアウィンド洗浄ノズルN1であるため、第1ノズルをフロントウィンド洗浄ノズルとした場合に比べて、必要となる洗浄液の差でカメラ洗浄ノズル(バックカメラ洗浄ノズルN2)との相性がよく、単一の電動ポンプPによってそれぞれに良好に洗浄液を噴射させることができる。詳しくは、まず一般的にフロントウィンドに噴射する洗浄液の量はリアウィンド4に噴射する洗浄液の量よりも多く、車載カメラ10のガラス窓10aに噴射する洗浄液の量は、少量でよい。そして、第1ノズルをフロントウィンド洗浄ノズルとした場合では、それに伴い電動ポンプPの噴射量(噴射速度)を高めたものとすることになり、その電動ポンプPではバックカメラ洗浄ノズルN2に対して洗浄液が供給過多となり、例えば、バックカメラ洗浄ノズルN2から噴射される洗浄液が泡立ってしまう虞がある。これに対して、第1ノズルをリアウィンド洗浄ノズルN1とした場合では、単一の電動ポンプPを用いてもバックカメラ洗浄ノズルN2に対して洗浄液が供給過多となり難く、バックカメラ洗浄ノズルN2から噴射される洗浄液が泡立ち難くなる。よって、第1ノズルをフロントウィンド洗浄ノズルとした場合に比べて、それぞれの箇所に良好に洗浄液を噴射させることができる。尚、第1ノズルをフロントウィンド洗浄ノズルとした場合の前記泡立ちを抑えるべく、バックカメラ洗浄ノズルN2のノズル口までに洗浄液の流量を絞るための別部材を設けることも考えられるが、この場合、勿論、前記別部材が部品点数の増加及びコストアップを招くことになる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・上記実施形態では、切替ジョイント12の圧縮コイルばね12lの設定によって、バックカメラ洗浄ノズルN2側(第2導出部12c側)からの洗浄液の流れ込み(逆流)を許容する構成としたが、同様の機能を有すればよく、例えば、前記洗浄液の流れ込み(逆流)を許容するバイパス流路を設けて実現する等、他の構成に変更してもよい。
・上記実施形態では、タンクT及び電動ポンプPが車両1の前部に配置され、リアウィンド洗浄ノズルN1(第1ノズル)、バックカメラ洗浄ノズルN2(第2ノズル)及び切替ジョイント12が車両1の後部に配置されるとしたが、タンクT、電動ポンプP、第1ノズル、第2ノズル及び切替ジョイント12はそれぞれどの位置に配置してもよい。
・上記実施形態では、第1ノズルは、リアウィンド洗浄ノズルN1としたが、例えば、フロントウィンドに洗浄液を噴射するためのフロントウィンド洗浄ノズルとしてもよい。又、第2ノズルは、バックカメラ洗浄ノズルN2としたが、例えば、車両前方撮影用の車載カメラの撮像面に洗浄液を噴射するためのフロントカメラ洗浄ノズルや、車両側方撮影用の車載カメラの撮像面に洗浄液を噴射するためのサイドカメラ洗浄ノズルとしてもよい。又、第1及び第2ノズルは、ウィンドや車載カメラの撮像面に洗浄液を噴射するためのものでなくてもよく、例えば、サイドミラーやヘッドライト等に洗浄液を噴射するための他のノズルとしてもよい。
・上記実施形態では、チェックバルブ21は、切替ジョイント12とリアウィンド洗浄ノズルN1との流路間に設けられるとしたが、厳密には切替ジョイント12とリアウィンド洗浄ノズルN1のノズル口との流路間に設けられていればよく、リアウィンド洗浄ノズルN1にチェックバルブが内蔵された構成としてもよい。又、勿論、チェックバルブ22についても、同様にバックカメラ洗浄ノズルN2に内蔵されたものとしてもよい。
上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)前記ウィンド洗浄ノズルは、前記第1洗浄対象としてのリアウィンドに洗浄液を噴射するためのリアウィンド洗浄ノズルであり、前記カメラ洗浄ノズルは、前記第2洗浄対象としてのバックモニタ用の車載カメラの撮像面に洗浄液を噴射するためのバックカメラ洗浄ノズルであることを特徴とする。
同構成によれば、切替ジョイントを駆動させない限り通常時には電動ポンプとリアウィンド洗浄ノズルとが連通された状態で維持されている。よって、例えば、バックモニタ用の車載カメラの撮像面に洗浄液を噴射するときよりも迅速にリアウィンドに洗浄液を噴射させることができる。又、例えば、非駆動時に切替ジョイントの切替動作が不能となっても(故障したとしても)、リアウィンドに洗浄液を噴射させることができる。
1…車両、4…リアウィンド(第1洗浄対象及び車両ウィンド)、10…車載カメラ、10a…ガラス窓(第2洗浄対象及び撮像面)、11…共通配管、12…切替ジョイント、12a…導入部、12b…第1導出部、12c…第2導出部、12f…第1導出部の内側開口、12g…第2導出部の内側開口、12j…弁体、12l…圧縮コイルばね(付勢部材)、13…第1分岐配管、14…第2分岐配管、21,22…チェックバルブ、P…電動ポンプ、T…タンク、N1…リアウィンド洗浄ノズル(第1ノズル及びウィンド洗浄ノズル)、N2…バックカメラ洗浄ノズル(第2ノズル及びカメラ洗浄ノズル)。

Claims (3)

  1. タンクに貯留された洗浄液を給送するための電動ポンプと、
    前記洗浄液が導入される導入部が前記電動ポンプと共通配管を介して連通され、自身の非駆動時に前記導入部を第1導出部に連通し、自身の駆動時に前記導入部を第2導出部に連通する切替ジョイントと、
    前記第1導出部と第1分岐配管を介して連通され、給送された洗浄液を第1洗浄対象に噴射するための第1ノズルと、
    前記第2導出部と第2分岐配管を介して連通され、給送された洗浄液を第2洗浄対象に噴射するための第2ノズルと
    前記第1ノズルと前記切替ジョイントの流路間及び前記第2ノズルと前記切替ジョイントの流路間にそれぞれ設けられ、前記切替ジョイント側から給送された洗浄液が予め設定された圧力以上となると洗浄液を通すチェックバルブを備え、
    前記切替ジョイントは、非駆動時には付勢部材による付勢力にて弁体を前記第2導出部の内側開口に押圧接触させて該内側開口を閉塞するとともに前記第1導出部の内側開口を前記導入部に連通し、駆動時には前記弁体を前記付勢部材による付勢力に抗して駆動させ前記第1導出部の内側開口に押圧接触させて該内側開口を閉塞するとともに前記第2導出部の内側開口を前記導入部に連通するものであって、
    前記付勢部材は、前記予め設定された圧力よりも小さい圧力で前記第2ノズル側からの洗浄液の流れ込みを許容するように付勢力が設定されたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の車両用洗浄装置であって、
    前記タンク及び前記電動ポンプは車両の前部に配置され、
    前記第1及び第2ノズルは車両の後部に配置されるものであり、
    前記切替ジョイントは、車両の後部に配置されたことを特徴とする車両用洗浄装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用洗浄装置であって、
    前記第1洗浄対象は、車両ウィンドであり、
    前記第1ノズルは、前記車両ウィンドに洗浄液を噴射するためのウィンド洗浄ノズルであり、
    前記第2洗浄対象は、車載カメラにおけるレンズを保護するための窓であり、
    前記第2ノズルは、前記に洗浄液を噴射するためのカメラ洗浄ノズルであることを特徴とする車両用洗浄装置。
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