JP6253183B2 - 継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法 - Google Patents

継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法 Download PDF

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本発明は、継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法に関するものである。
一般に、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、什器として、商品を陳列する商品陳列棚が複数設置されている。この商品陳列棚としては、床面から延び幅方向に離間して配置された一対の支柱と、一対の支柱間にわたって配置された背面板と、一対の支柱間に配置され物品を載置可能な棚板とを備えるものが採用されている。
このような商品陳列棚において、例えば宣伝用のポスターを上方に設けたり、背面板をさらに上方に設けたりすることがある。この場合には、既存の筒状の各支柱の上部に継足柱を継ぎ足し、これら継足柱間にポスター等を配置している。
このような継足柱としては、鉄製の板で断面コ字形の一対の棒状部材と、これら一対の棒状部材の上部側を覆い、内面に棒状部材が溶接固定された中空状のカバー部材とを有し、継足柱の下部側が既存の中空状の支柱に挿入されるものが提案されている(下記特許文献1参照)。
特開平11−109860号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の継足柱では、棒状部材とカバー部材とは溶接により固着されているため、製造コストが嵩むという問題点がある。また、一対の棒状部材が互いに離間しないように、これらを連結する連結部を設ける場合には、この連結部と棒状部材との接合も溶接で行うこととなり、さらにコストが嵩んでしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、確実に接続することが可能であるとともに、容易に製造し、製造コストを抑えることが可能な継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る継手具は、筒状に形成された被接続部材同士を接続する継手具であって、互いに間隔を有して配され、それぞれ一方側が一方の前記被接続部材に挿入され、他方側が他方の前記被接続部材に挿入される一対の挿入部と、一対の前記挿入部の一方側の端部同士を連結する連結部と、一対の前記挿入部の間に配され、一対の前記挿入部を、互いの間隔を押し広げて前記被接続部材に押し付けるスペーサとを備え、一対の前記挿入部と前記連結部とは、コ字状に折り曲げられた一つの構成部材により構成され、前記スペーサは、前記挿入部の前記一方側の端部側に設けられていることを特徴とする。
このように構成された継手具では、連結部で連結された一対の挿入部をスペーサにより押し広げて被接続部材に押し付けることにより被接続部材と接続させ、これにより筒状の被接続部材同士を継手具を介して接続することができる。ここで、一対の挿入部と連結部とはコ字状に折り曲げられた一つの構成部材により構成されている。継手具は、当該構成部材における一対の挿入部を構成する互いに対向する部分の間にスペーサを配置する構造であることから、溶接などにより接合することなく、容易に製造することができ、また、容易に被接続部材同士を接続することができる。
また、本発明に係る継手具は、一対の前記挿入部は、それぞれ、前記スペーサと当接する板状の底壁部と、該底壁部の両縁から、一対の前記挿入部同士が互いに対向する方向に向けて突出する板状の一対の側壁部とを有した断面コ字状に形成され、前記連結部は、一対の前記挿入部の前記底壁部から連続する板状に形成されていることが好ましい。
このように構成された継手具では、一対の挿入部において、断面コ字状に形成された部分のうち板状の底壁部が、スペーサの押し付ける力を確実に受けることができる。また、板状の一対の側壁部が、スペーサの力が作用する底壁部の両縁から一対の挿入部同士が互いに対向する方向、すなわちスペーサの押し付ける力が作用する方向に突出することにより、スペーサから作用する力による変形を確実に防止することができる。このため、スペーサから作用する力を確実に被接続部材に伝達させて、被接続部材に一対の挿入部を押し付けて固定することができる。
また、本発明に係る継手具は、一対の前記側壁部は、それぞれ一対の前記挿入部同士が互いに対向する方向外側に向けて突出し、前記底壁部から突出した先端縁部が前記被接続部材に当接してもよい。
このように構成された継手具では、一対の側壁部において、底壁部から突出した線状となる先端縁部で被接続部材に当接することで、面状に当接するのと比較して当接する部分を限定することができる。よって、寸法誤差などの影響を受けることなく、確実に先端縁部分で被接続部材に当接し、被接続部材と固定するために係合する力を発揮させることができる。
また、本発明に係る継手具は、一対の前記挿入部は、互いに対向する方向外側に向けて突出し、前記被接続部材に当接する第一当接部を有していてもよい。
このように構成された継手具では、互いに対向する方向外側に向けて突出し、被接続部材に当接する第一当接部で被接続部材に当接することで、面状に当接するのと比較して当接する部分を限定することができる。よって、寸法誤差などの影響を受けることなく、確実に第一当接部で被接続部材に当接し、被接続部材と固定するために係合する力を発揮させることができる。
また、本発明に係る継手具は、一対の前記挿入部は、互いに対向する方向と直交する方向外側に向けて突出し、前記被接続部材に当接する第二当接部を有していてもよい。
このように構成された継手具では、一対の挿入部が互いに対向する方向、すなわちスペーサで一対の挿入部を押し広げて当接する方向と直交する方向に向けて突出し、被接続部材に突出する第二当接部が、被接続部材に当接する。よって、被接続部材と固定するために係合する力を発揮させることができる。
また、本発明に係る継手具は、一対の前記挿入部は、それぞれ前記スペーサと対応する位置に設けられた係止孔を有し、前記スペーサは、前記挿入部に当接する本体部と、前記本体部から突出し係止孔に挿入される係止部を有していてもよい。
このように構成された継手具では、一対の挿入部の係止孔にスペーサの係止部が挿入されることで、一対の挿入部に対してスペーサが脱落してしまうことを防止することができる。
また、本発明に係る継手具は、前記係止部は、複数設けられ、少なくとも一つが、前記本体部から突出し係止孔に挿入される基部と、該基部の先端から折り曲げられて突出し、前記挿入部に係合される係合部とを有し、前記基部と前記係合部とにより鍵状に形成されていてもよい。
このように構成された継手具では、係止部の少なくとも一つが、係止孔に挿入される基部から係合部が折り曲げられて突出し挿入部に係合されることで、一対の挿入部の間隔が広がってスペーサが脱落してしまうことを防止することができる。
また、本発明に係る継手具は、前記係合部は、前記基部から、当該係合部が位置する前記他方の被接続部材に前記挿入部が挿入される方向に向けて折り曲げられて突出していてもよい。
このように構成された継手具では、スペーサが配置される側の被接続部材に、スペーサとともに一対の挿入部を挿入する際に、係止部において係合部の突出する方向を当該被接続部材に挿入する方向とすることができる。ここで、被接続部材に、スペーサとともに一対の挿入部を挿入する際には、一般的に被接続部材の開口を上向きとして一対の挿入部を上から下に向けて挿入する方が容易に挿入することができる。この際、係合部は基部から下向きに延びるため、一対の挿入部に対してスペーサが下側に脱落しようとしても、係止孔に挿入された基部が係止孔の下端で支持されつつ、係合部が係止孔の下側で挿入部に係合されることになるので、スペーサの脱落をより確実に防止することができる。
また、本発明に係る継ぎ足し部材は、上記のいずれか一に記載の継手具と、筒状に形成され、該継手具の一対の前記挿入部のそれぞれ一部が挿入されて前記スペーサにより一対の前記挿入部が押し付けられた本体部材とを備えることを特徴とする。
このように構成された継ぎ足し部材では、本体部材に固定された継手具において、本体部材から突出する挿入部の部分を相手側の被接続部材に挿入することで、当該被接続部材に対して本体部材を接続して継ぎ足すことができる。
また、本発明に係る接続体は、上記のいずれか一に記載の継手具と、該継手具で互いに接続された一対の被接続部材とを備えることを特徴とする。
このように構成された接続体では、一対の被接続部材を上記継手具で接続した構造とすることで、容易かつ低コストで複数の部材を接続した構成とすることができる。
また、本発明に係る什器は、上記に記載の接続体により構成されたことを特徴とする。
このように構成された什器では、容易かつ低コストで複数の部材を接続して構成することができる。
また、本発明に係る継手具の製造方法は、筒状に形成された被接続部材同士を接続する継手具の製造方法であって、一つの部材をコ字状に折り曲げて、互いに間隔を有して対向する部分を、それぞれ一方側を一方の前記被接続部材に挿入し、他方側を他方の前記被接続部材に挿入させる一対の挿入部として構成させる本体部分形成工程と、本体部分形成工程で形成された一対の前記挿入部の間に配されて一対の前記挿入部を押し拡げることが可能な形状のスペーサを形成するスペーサ形成工程とを備え、前記スペーサは、前記挿入部の一方側の端部側に設けられていることを特徴とする。
このように構成された継手具の製造方法では、本体部分形成工程で一つの部材をコ字状に折り曲げて、互いに間隔を有して対向する部分を一対の挿入部として構成させる。また、スペーサ形成工程でスペーサを形成する。そして、これら一対の挿入部とスペーサとにより、一つの部材で形成された一対の挿入部をスペーサにより押し広げて被接続部材に押し付けることにより被接続部材と接続させる。これにより、筒状の被接続部材同士を継手具を介して接続することができる。ここで、一対の挿入部は一つの部材から形成されており、このような一対の挿入部の間にスペーサを配置するだけであることから、溶接などにより接合することなく、容易に製造し、また、容易に被接続部材同士を接続することができる。
また、本発明に係る継手具の製造方法は、前記本体部分形成工程で折り曲げられる前記一つの部材が、中央の相対的に幅が狭く形成された幅狭部と、該幅狭部の両側に設けられ前記幅狭部よりも相対的に幅が広く形成された一対の幅広部とを有する板状の部材であり、前記本体部分形成工程では、前記幅広部における前記幅狭部よりも幅広に突出する部分を折り曲げて断面コ字状に形成して一対の前記挿入部を構成するとともに、前記幅狭部で折り曲げることで、一対の前記挿入部を間隔を有して対向させることが好ましい。
このように構成された継手具の製造方法では、本体部分形成工程では、幅広部における幅狭部よりも幅広に突出する部分を折り曲げて断面コ字状に形成して、一対の挿入部を構成する。これにより、一対の挿入部では、断面コ字状に形成された部分のうち、折り曲げた部分の間となる部分でスペーサの押し付ける力を確実に受けることができる。また、スペーサの力が作用する上記部分に対して、折り曲げた部分が一対の挿入部同士が互いに対向する方向、すなわちスペーサの押し付ける力が作用する方向に突出することにより、スペーサから作用する力による変形を確実に防止することができる。このため、スペーサから作用する力を確実に被接続部材に伝達させて被接続部材に一対の挿入部を押し付けて固定することができる。一方で、これら一対の挿入部となる幅広部の間を板状の幅狭部とすることで、容易に折り曲げてコ字状に形成して一対の挿入部となる幅広部同士を対向させることができる。
本発明に係る継手具、継ぎ足し部材、接続体、什器、及び継手具の製造方法によれば、確実に接続することが可能であるとともに、容易に製造し、製造コストを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る什器の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る什器から継ぎ足し部材等の部材を取り外した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る什器に取り付けられる継ぎ足し部材等の構成を示すための分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る継ぎ足し部材の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る継ぎ足し部材の分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る継手具の正面図である。 本発明の一実施形態に係る継手具からスペーサを取り外した状態の(a)正面図、(b)側面図である。 本発明の一実施形態に係るスペーサの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る他方の被接続部材(本体部材)の(a)正面図、(b)側面図、(c)平面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る一対の挿入部及び連結部が形成される前の一つの部材の平面図である。 本発明の一実施形態の変形例1に係る什器の分解斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例2に係る継手具の斜視図である。 本発明の一実施形態の変形例2に係る一対の挿入部及び連結部が形成される前の一つの部材の平面図である。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について説明する。
図1及び図2には、継手具で部材同士が接続されて構成された什器の一例として、物品を陳列するための物品陳列棚が示されている。
図1及び図2に示すように、物品陳列棚1は、既存の物品陳列棚(以下、既存棚と称する)2と、既存棚2の上部に取り付けられたテレスコープユニット3とを備えている。
ここで、物品陳列棚1において、物品を陳列し、また、陳列された物品を見るための利用者が対向する方向を前後方向(図1に示す左手前から右奥に向かう方向)とし、利用者が立つ側を前側、反対側を後側と称する。また、物品陳列棚1において、前後方向と直交する水平方向を左右方向(図1の左奥から右手前に向かう方向)と称する。
(既存棚)
まず、既存棚2について説明する。
図2に示すように、既存棚2は、床面Fに沿って延び、床面F上に左右方向に離間して互いに平行に設置される一対のベース脚11,11と、各ベース脚11上に設けられて上方に延びる一対の支柱(一方の被接続部材)12,12と、一対の支柱12,12の下部どうしを互いに連結する下部連結材13と、一対の支柱12,12の上部どうしを互いに連結する上部連結材14と、一対のベース脚11,11の前部どうしを互いに連結する前部連結材15とを備えている。
さらに、既存棚2は、下部連結材13から上部連結材14にわたって配置されたバックボード16と、下部連結材13に架設され物品を載置可能な下部棚17とを備えている。なお、ベース脚11、支柱12、下部連結材13、上部連結材14、前部連結材15及び下部棚17は、例えば鋼板100を折曲加工して形成されたものである。
ベース脚11は、断面視略矩形状の中空筒状部材であって、床面F上に左右方向に間隔をおいて配設された左右一対のものである。このベース脚11は、支柱12の下端から前方に向かって配置されている。
ベース脚11の前端の下端には、上下方向の高さ調整を可能とするアジャスター11Aが設けられている。また、ベース脚11の前端には、前方に向かって開口する開口部(不図示)を閉塞するキャップ11Kが嵌められている。
支柱12は、断面視略矩形状の中空筒状部材であって、ベース脚11の後端から上方に向かって延びている。支柱12の前面及び後面には、物品を載置する棚板部材(不図示)を係止するための複数の係止孔12B,12B…が形成されている。本実施形態では、係止孔12Bは、上下方向に離間して左右方向に2列に形成されている。
支柱12の上端には、上方に向かって開口する開口部(不図示)を閉塞するキャップ12Kが嵌められている。
下部連結材13は、左右方向に向かって延び、両端がそれぞれ一対の支柱12,12の下部に取り付けられている。上部連結材14は、左右方向に向かって延び、両端がそれぞれ一対の支柱12,12の上部に取り付けられている。前部連結材15は、左右方向に向かって延び、両端がそれぞれ一対のベース脚11,11の前部に取り付けられている。
バックボード16は、正面視略矩形状の板状部材であって、下部連結材13、上部連結材14及び一対の支柱12,12の間に取り付けられている。
下部棚17は、平面視略矩形状の部材であって、左右方向に離間する一対のベース脚11,11及び前部連結材15の間に取り付けられている。
(テレスコープユニット)
次に、テレスコープユニット3について説明する。
図3に示すように、テレスコープユニット3は、既存棚2の支柱12に挿嵌された一対のテレスコープ(継ぎ足し部材)4,4と、一対のテレスコープ4,4の上部を互いに連結するテレスコープ連結材5とを備えている。
さらに、テレスコープユニット3は、一対のテレスコープ4,4に設けられた一対の側サッシュ6,6と、既存棚2の上部連結材14に設けられた継ぎサッシュ7と、一対の側サッシュ6,6、継ぎサッシュ7及びテレスコープ連結材5との間に配置されたテレスコープ用バックボード8とを備えている。
(テレスコープ)
図3から図5に示すように、テレスコープ4は、支柱12の上部に挿嵌される差込金具(継手具)9と、中空筒状に形成され、差込金具9の上部が挿嵌されたテレスコープ本体(他方の被接続部材、本体部材)60とを備えている。
(差込金具)
図6に示すように、差込金具9は、支柱12(図3参照)の上部に挿嵌される折曲部材10と、折曲部材10の上部に設けられたスペーサ50とを有している。
(折曲部材)
図5及び図7に示すように、折曲部材10は、一部がテレスコープ本体60に挿入される第一脚部(挿入部)20及び第二脚部(挿入部)30と、これら第一脚部20と第二脚部30とを連結する連結部40とを有している。
第一脚部20は、スペーサ50と当接し、板状の略矩形状に形成された第一底壁部(底壁部)21と、該第一底壁部21の両縁から第一底壁部21と略直角に延びる一対の第一側壁部(側壁部)22,22とを有している。
第一底壁部21は、第二脚部30に対向するように、左右方向に沿って配置されている。この第一底壁部21には、スペーサ50と対応する位置に、上下方向に離間して一対の貫通孔である第一係止孔(係止孔)21B,21Bが形成されている。
第一側壁部22は、第一底壁部21の両縁から、第一脚部20と第二脚部30とが互いに対向する方向である前後方向に向けて突出し、板状の略矩形状に形成されている。このように、第一脚部20は、第一底壁部21と一対の第一側壁部22とによって、前方に向かって開口する断面視コ字状に形成されている。
また、第一側壁部22の端部における上部には、第二脚部30とは反対側に向かって突出する上突出部(第一当接部)22Cが設けられている。また、第一側壁部22の端部における上下方向中間部にも、第二脚部30とは反対側に向かって突出する中突出部(第一当接部)22Dが設けられている。さらに、第一側壁部22の端部における下部にも、第二脚部30とは反対側に向かって突出する下突出部(第一当接部)22Eが設けられている。
なお、上突出部22C及び中突出部22Dの第一側壁部22の先端から突出する高さ寸法は、下突出部22Eの第一側壁部22の先端から突出する高さ寸法はよりも大きい。
また、第一側壁部22の側面には、第一脚部20と第二脚部30とが対向する方向と直交する方向外側、つまり左右方向に向かって突出する第一凸部(第二当接部)22Fが、上下方向に離間して4個設けられている。
第二脚部30は、第一脚部20と同様に構成され、第一脚部20の後方に間隔を有して配置されている。すなわち、第二脚部30は、スペーサ50と当接し、板状の略矩形状に形成された第二底壁部(底壁部)31と、該第二底壁部31の左右両縁から第二底壁部31と略直角に延びる一対の第二側壁部(側壁部)32,32とを有している。
第二底壁部31は、第一脚部20の第一底壁部21に対向するように、左右方向に沿って配置されている。この第二底壁部31には、スペーサ50と対応する位置に、上下方向に離間して一対の貫通孔である第二係止孔(係止孔)31B,31Bが形成されている。
第二側壁部32は、第二底壁部31の両縁から、前後方向に向けて突出し、板状の略矩形状に形成されている。このように、第二脚部30は、第二底壁部31と一対の第二側壁部32とによって、後方に向かって開口する断面視コ字状に形成されている。
また、第二側壁部32の端部における上部には、第一脚部20とは反対側に向かって突出する上突出部(第一当接部)32Cが設けられている。また、第二側壁部32の端部における上下方向中間部にも、第一脚部20とは反対側に向かって突出する中突出部(第一当接部)32Dが設けられている。さらに、第二側壁部32の端部における下部にも、第一脚部20とは反対側に向かって突出する下突出部(第一当接部)32Eが設けられている。
なお、上突出部22C及び中突出部22Dの第二側壁部32の先端から突出する高さ寸法は、下突出部22Eの第二側壁部32の先端から突出する高さ寸法はよりも大きい。
また、第二側壁部32の側面には、左右方向に向かって突出する第二凸部(第二当接部)32Fが、上下方向に離間して4個設けられている。
連結部40は、第一脚部20の第一底壁部21の上端(一方側の端部)と、第二脚部30の第二底壁部31の上端(一方側の端部)とを連結している。
この連結部40は、第一底壁部21の上端及び第二底壁部31の上端から折り曲げられて形成されている。つまり、第一脚部20、連結部40及び第二脚部30は、下方に向かって開口するコ字状に折り曲げられた一つの構成部材により構成されている。本実施形態では、一枚の鋼板を折り曲げて、第一底壁部21、連結部40及び第二底壁部31が、連続するようにして一体として形成されている。
具体的には、連結部40は、第一底壁部21の上端から第二脚部30側に向かって略60°に折り曲げられて形成された第一折曲壁部41と、第二底壁部31の上端から第一脚部20側に向かって60°に折り曲げられて形成された第二折曲壁部42とを有している。
換言すると、第二折曲壁部42は、第一折曲壁部41の上端から後方に向かって60°折り曲げられて形成されている。
図6に示すように、スペーサ50は、第一脚部20の第一底壁部21と第二脚部30の第二底壁部31との間に配置され、これら第一底壁部21と第二底壁部31とを互いの間隔を押し広げている。図6及び図8に示すように、スペーサ50は、第一底壁部21及び第二底壁部31に当接するスペーサ本体(本体部)51と、スペーサ本体51の両端部から第一脚部20側に向かって突出するように形成された第一係止部(係止部)52と、第二脚部30側に向かって突出するように形成された第二係止部(係止部)53とを有している。
スペーサ本体51は、第一底壁部21から第二底壁部31に向かう方向に沿った面を有している。このスペーサ50のスペーサ本体51の幅寸法は、第一底壁部21と第二底壁部31との離間距離寸法と略同一とされている。
第一係止部52は、スペーサ本体51の上部から第一脚部20側に向かって延びる上係止部52Aと、スペーサ本体51の上下方向中間部から第一脚部20側に向かって延びる下係止部52Bとを有している。
下係止部52Bは、スペーサ本体51から第一脚部20側に向かって延びる基部52Pと、基部52Pの先端から上方に向かって折り曲げられて突出する係合部52Qとを有している。このように、下係止部52Bは、基部52Pと係合部52Qとによって鍵状に形成されている。
第二係止部53は、第一係止部52と同様に、スペーサ本体51の上部から第二脚部30側に向かって延びる上係止部53Aと、スペーサ本体51の上下方向中間部から第二脚部30側に向かって延びる下係止部53Bとを有している。
下係止部53Bは、スペーサ本体51から第二脚部30側に向かって延びる基部53Pと、基部52Pの先端から上方に向かって折り曲げられて突出する係合部53Qとを有している。このように、下係止部53Bは、基部53Pと係合部53Qとによって鍵状に形成されている。
図6に示すように、このように構成されたスペーサ50は、折曲部材10に取り付けられている。具体的には、スペーサ50の第一係止部52の上係止部52Aが、第一脚部20の第一底壁部21に形成された上側の第一係止孔21Bに挿入され、第一係止孔21Bの上端に係止されている。
また、スペーサ50の第一係止部52の下係止部52Bの基部52Pが、第一底壁部21に形成された下側の第一係止孔21Bに挿入され、第一係止孔21Bの上端に係止されている。また、下係止部52Bの係合部52Qが、第一底壁部21に係合している。
スペーサ50の第二係止部53も第一係止部52と同様に、第二係止部53の上係止部53Aが、第二脚部30の第二底壁部31に形成された上側の第二係止孔31Bに挿入され、第二係止孔31Bの上端に係止されている。
また、第二係止部53側の下係止部52Bの基部53Pが、第二底壁部31に形成された下側の第二係止孔31Bに挿入され、第二係止孔31Bの上端に係止されている。また、下係止部53Bの係合部53Qが、第二底壁部31に係合している。
(テレスコープ本体)
図5及び図9に示すように、テレスコープ本体60は、断面視略矩形状の筒状に形成され、上下方向に延びるように配置されている。具体的には、テレスコープ本体60は、対向配置された一対の長壁部61,61と、一対の長壁部61,61を互いに連結するように対向配置された一対の短壁部62,62とを有している。図3に示すように、長壁部61は前後方向に沿って配置され、短壁部62は左右方向に沿って配置されている。
図9に示すように、長壁部61の上端には、下方に向かって切り欠かれた切欠き部61B,61Bが一対形成されている。また、長壁部61における一対の切欠き部61B,61Bの間には、螺合孔61Cが形成されている。これら切欠き部61B及び螺合孔61Cは、後述するテレスコープ連結材5を取り付けるために形成されている。
また、長壁部61における螺合孔61Cの下方には、後述する側サッシュ6を取り付けるために、上下方向に離間して貫通孔61D,61Dが一対形成されている。
また、長壁部61の内面には、内方に向かって突出する係合片61F,61Fが一対形成されている。係合片61Fは、下方に向かうにしたがって内方に向かうように、長壁部61に対して傾斜するように形成されている。
短壁部62には、棚板部材(不図示)を係止するための複数の係止孔62B,62B…が形成されている。本実施形態では、係止孔62Bは、上下方向に離間して左右方向に2列に形成されている。
図10及び図11に示すように、このように構成されたテレスコープ本体60の内部に、差込金具9の上部が挿嵌されている。
具体的には、差込金具9の第一側壁部22の上端及び第二側壁部32の上端が、テレスコープ本体60の内面に形成された係合片61Fの下端に当接するように、差込金具9の上部(他方側)はテレスコープ本体60の下方から挿入配置されている。
この状態で、スペーサ50が、第一底壁部21と第二底壁部31とを互いの間隔を押し広げているため、第一側壁部22及び第二側壁部32はそれぞれテレスコープ本体60の短壁部62の内面に押し付けられている。これにより、第一側壁部22及び第二側壁部32の先端縁部にそれぞれ設けられた上突出部22C及び中突出部22Dは、それぞれテレスコープ本体60の短壁部62の内面に当接している。
また、第一側壁部22に設けられた第一凸部22F、第二側壁部32に設けられた第二凸部32Fのうちテレスコープ本体60内に配置された上側の第一凸部22F及び第二凸部32Fは、それぞれテレスコープ本体60の長壁部61の内面に当接している。よって、差込金具9は、テレスコープ本体60内に、前後方向、左右方向及び上下方向の相対位置が位置決めされた状態で配置されている。また、差込金具9の下部は、テレスコープ本体60の下端から下方から延びている。
図3、図10及び図11に示すように、このように構成されたテレスコープ4のテレスコープ本体60の下端から延びている差込金具9(一方側)が、キャップ12K(図2参照)の取り外された支柱12の上端の開口部12Sに挿嵌されている。
具体的には、テレスコープ本体60の長壁部61の下端及び短壁部62の下端が、支柱12の上端に当接する位置まで、差込金具9は支柱12の上方から挿入されている。
この状態において、スペーサ50が、第一底壁部21と第二底壁部31とを互いの間隔を押し広げているため、第一側壁部22及び第二側壁部32はそれぞれ支柱12の内面に押し付けられている。これにより、第一側壁部22の先端縁部に設けられた下突出部22Eは支柱12の前側の内面に当接し、第二側壁部32の下突出部22Eは支柱12の後側の内面に当接している。
また、第一側壁部22の第一凸部22F及び第二側壁部32の第二凸部32Fのうち支柱12内に配置された下側の第一凸部22F及び第二凸部32Fは、それぞれ支柱12の左右側の内面に当接している。よって、差込金具9は、支柱12内に、前後方向、左右方向及び上下方向の相対位置が位置決めされた状態で配置されている。
また、テレスコープ4の上端には、キャップ4Kが嵌められている。
本実施形態では、支柱12と、テレスコープ4とが、接続体を構成している。
図3に示すように、テレスコープ連結材5は、左右方向に向かって延びている。このテレスコープ連結材5の左右両端における前側及び後側には、それぞれ外方に向かって突出する係止爪5C,5C…が形成されている。この係止爪5Cの下端には、上向きに切り欠かれた切欠き部5Dが形成されている。また、テレスコープ連結材5の左右両端には、螺合孔5Eが形成されている。
このテレスコープ連結材5の係止爪5Cの切欠き部5D内と、テレスコープ本体60の長壁部61の切欠き部61Bが配置され、両者は互いに係合している。また、テレスコープ本体60の螺合孔61Cと、テレスコープ連結材5の螺合孔5Eとは、螺子(不図示)にて螺合されている。これにより、テレスコープ連結材5は、一対のテレスコープ4,4を連結している。
側サッシュ6は、テレスコープ本体60の長壁部61に設けられている。例えば、側サッシュ6に形成された係合部6Cが、長壁部61に形成された貫通孔61Dに係合することで、側サッシュ6は、テレスコープ本体60の長壁部61に取り付けられている。また、継ぎサッシュ7は、既存棚2の上部連結材14に設けられている。
テレスコープ用バックボード8は、テレスコープ連結材5と、一対の側サッシュ6,6と継ぎサッシュ7との間に取り付けられている。
次に、上記のように構成された折曲部材10の製造方法について説明する。
まず、図12の二点鎖線で示すように、平面視矩形状に形成された鋼板100を用意する。
この鋼板100は、長手方向Xに向かって対向する一対の短辺部101,101と、長手方向Xと直交する短手方向Yに向かって対向する一対の長辺部102,102とを有している。
次に、凹部形成工程を実行する。
鋼板100の長辺部102の長手方向Xの略中央部から、短手方向Yに向かって凹部110を形成する。本実施形態で、凹部110は、長辺部102に対して傾斜し長手方向Xに離間して形成された一対の第一壁部111,111と、第一壁部111の端部から短手方向Yに向かって延びる一対の第二壁部112と、一対の第二壁部112,112の端部を互いに連結するとともに長手方向Xに向かって延びる第三壁部113とによって形成されている。
また、長辺部102に沿って、上突出部22C,32C、中突出部22D,32D及び下突出部22E,32Eを形成する。鋼板100の表裏面から突出するように第一凸部22F及び第二凸部32Fを形成する。また、鋼板100に貫通孔である第一係止孔21Bを穿設する。
このようにして、鋼板100から、長手方向Xに沿って、凹部110が形成されていない部分である第一鋼板部(幅広部)S1及び第二鋼板部(幅広部)S2と、凹部110が形成された部分である連結鋼板部(幅狭部)Rとが形成された加工鋼板(一つの部材)109を製造する。
この連結鋼板部Rは、長手方向Xの中央に形成され、相対的に短手方向Yの幅が狭い。また、第一鋼板部S1及び第二鋼板部S2は、長手方向Xにおける連結鋼板部Rの両側に設けられ、連結鋼板部Rよりも相対的に短手方向Yの幅が広い。
次に、第一折曲工程(本体部分形成工程)を実行する。
つまり、加工鋼板109の第一鋼板部S1及び第二鋼板部S2における連結鋼板部Rよりも幅広に突出する部分を、折り曲げて断面コ字状に形成する。
具体的には、加工鋼板109の第一鋼板部S1及び第二鋼板部S2において、長辺部102と平行な二本の仮想線P,Pに沿って、長辺部102,102どうしが互いに対向するように折り曲げる。本実施形態では、仮想線Pは、第三壁部113の延在方向の延長線上に位置している。この二本の仮想線P,Pに沿って谷折りして、第一鋼板部S1及び第二鋼板部S2がそれぞれ断面視コ字状になるようにする。
次に、第二折曲工程(本体部分形成工程)を実行する。
つまり、加工鋼板109の連結鋼板部Rで折り曲げることで、第一脚部20と第二脚部30とを間隔を有して対向配置させる。
具体的には、加工鋼板109の連結鋼板部Rにおいて、短辺部101と平行な複数の仮想線Q1,Q2に沿って、第一折曲工程の折り曲げ方向とは反対方向に折り曲げる。本実施形態では、仮想線Q1,Q1は第二壁部112の延在方向の延長線上に位置し、仮想線Q2は二本の仮想線Q1,Q1の長手方向Xの中間に位置している。これら三本の仮想線Q1,Q1,Q2に沿って山折りする。
第一鋼板部S1(第二鋼板部S2)に対して連結鋼板部Rが60°傾斜するように、仮想線Q1に沿って山折りする。また、連結鋼板部Rの裏面(図9に示す紙面裏面)どうしが120°で交差するように、仮想線Q2に沿って山折りする。
これにより、第一鋼板部S1において、各仮想線Pよりも端部側の部分が、第一脚部20の第一側壁部22となる。また、第一鋼板部S1において、仮想線P,Pで挟まれた部分が、第一脚部20の第一底壁部21となる。
第二鋼板部S2においても、同様に第二脚部30の第二側壁部32及び第二底壁部31が形成される。
また、連結鋼板部Rにおいて、仮想線Q1とQ2に挟まれた部分のうち第一鋼板部S1側の部分が、連結部40の第一折曲壁部41となる。また、連結鋼板部Rにおいて、仮想線Q1とQ2に挟まれた部分のうち第二鋼板部S2側の部分が、連結部40の第二折曲壁部42となる。
換言すると、加工鋼板109を、短辺部101側が開口するコ字状に折り曲げることで、第一脚部20と、連結部40と、第二脚部30とを有する折曲部材10が形成される。
次に、スペーサ形成工程を実行する。
つまり、本体部分形成工程で形成された第一脚部20と第二脚部30との間に配されて、これら第一脚部20と第二脚部30とを押し広げることが可能な形状のスペーサ50を形成する。
具体的には、コ字状に形成された折曲部材10の開口側を上向きにして、換言すると短辺部101が上方に位置し連結部40が下方に位置するようにして、折曲部材10を配置する。ここで、スペーサ50のスペーサ本体51の幅寸法は、第一底壁部21と第二底壁部31との離間距離寸法と略同一とされている。よって、第一底壁部21と第二底壁部31とを互いに離間する方向に少し広げた後に、これら折曲部材10の上方から下方に向けてスペーサ50を挿入する。
すると、第一係止部52は第一係止孔21Bに係止され、第二係止部53は第二係止孔31Bに係止される位置で、スペーサ50の折曲部材10に対する上下方向の相対位置が決まる。
詳細には、折曲部材の短辺部101側を上方に向けた状態で、上係止部52A,53Aが、第一係止孔21B、第二係止孔31Bの下端に係止されている。また、下係止部52B,53Bの基部52P,53Pが、第一係止孔21B、第二係止孔31Bの下端に係止されるとともに、係合部52Q,53Qが第一底壁部21、第二底壁部31に係合する。
また、第一底壁部21と第二底壁部31とは、もとの離間位置に戻る。これにより、スペーサ50が第一底壁部21と第二底壁部31との間隔を押し拡げようとし、スペーサ本体51の端面が第一底壁部21及び第二底壁部31に当接する。
このように構成された物品陳列棚1では、支柱12とテレスコープ本体60とを接続する差込金具9の第一脚部20、連結部40及び第二脚部30は、一枚の鋼板100を折り曲げることで形成されている。
ここで、例えば第一脚部20(第二脚部30)と連結部40とを溶接にて接合する場合や、第一脚部20(第二脚部30)を断面視コ字状になるように第一底壁部21(第二底壁部31)と第一側壁部22(第二側壁部32)とを互いに溶接して形成する場合には溶接コストが嵩む。
一方、本発明では、鋼板100を仮想線Pに沿って折り曲げることで、断面視コ字状の第一脚部20(第二脚部30)の第一底壁部21(第二底壁部31)と第一側壁部22(第二側壁部32)とを形成することができる。また、鋼板100を仮想線Q1,Q2に沿って折り曲げることで、第一脚部20、連結部40及び第二脚部30を形成することができる。よって、折曲部材10を容易且つコストを抑えて製造することができる。
また、スペーサ50の第一係止部52が第一脚部20の第一係止孔21Bに係止されるとともに、スペーサ50の第二係止部53が第二脚部30の第二係止孔31Bに係止されることで、スペーサ50は第一脚部20と第二脚部30との間に取り付けられている。よって、例えば、スペーサ50を第一脚部20及び第二脚部30に溶接で接合する場合には溶接コストが嵩むが、本発明は係止させるだけで差込金具9を形成することができるため、差込金具9を容易且つコストを抑えて製造することができる。
また、係合部52Q,53Qが、それぞれ第一係止孔21B,31Bに挿入される基部52P,53Pから折り曲げられて突出し、第一底壁部21及び第二底壁部31に係合されている。よって、第一脚部20と第二脚部30との間隔が広がってスペーサ50が脱落してしまうことを防止することができる。
また、差込金具9がテレスコープ本体60に挿嵌されることで、テレスコープ4が構成されている。よって、例えばテレスコープ本体60と差込金具9とを互いに溶接で接合する場合には溶接コストが嵩むが、本発明は挿嵌させるだけでテレスコープ4を形成することができるため、テレスコープ4を容易且つコストを抑えて製造することができる。
また、スペーサ50は、第一脚部20及び第二脚部30を、テレスコープ本体60の内面及び支柱12の内面に、押し付けている。ここで、板状に形成された第一底壁部21及び第二底壁部31は、スペーサ50の押し付ける力を確実に受けることができる。
また、板状に形成された一対の第一側壁部22及び第二側壁部32は、スペーサ50の力が作用する第一底壁部21及び第二底壁部31の両縁から第一脚部20と第二脚部30とが互いに対向する方向、すなわちスペーサ50の押し付ける力が作用する方向に突出している。よって、第一側壁部22及び第二側壁部32は、スペーサ50から作用する力による変形を確実に防止することができる。このため、スペーサ50から作用する力を確実にテレスコープ本体60及び支柱12に伝達させて、テレスコープ本体60及び支柱12に第一脚部20及び第二脚部30を押し付けて固定することができる。
また、差込金具9がテレスコープ本体60に挿嵌された状態において、第一脚部20及び第二脚部30の上突出部22C,32C及び中突出部22D,32Dがテレスコープ本体60の短壁部62の内面に当接している。また、下突出部22E,32Eが支柱の内面に当接している。よって、差込金具9の第一脚部20(第二脚部30)の第一側壁部22(第二側壁部32)の端部全体がテレスコープ本体60の短壁部62の内面及び支柱12の内面に面状に当接するのと比較して当接する部分を限定することができる。よって、寸法誤差などの影響を受けることなく、差込金具9をテレスコープ本体60内及び支柱12内に挿入しやすい。
また、差込金具9をテレスコープ本体60内に挿入した後には、上突出部22C,32C、中突出部22D,32D及び下突出部22E,32Eが確実にテレスコープ本体60の短壁部62の内面及び支柱12の内面に当接し、テレスコープ本体60及び支柱12と固定するために係合する力を発揮させることができる。
また、差込金具9がテレスコープ本体60に挿嵌された状態において、第一脚部20の第一凸部22F及び第二脚部30の第二凸部32Fがテレスコープ本体60の長壁部61の内面及び支柱12の内面に当接している。よって、差込金具9の第一脚部20(第二脚部30)の第一側壁部22(第二側壁部32)の側面全体がテレスコープ本体60の長壁部61の内面に当接している場合よりも、差込金具9をテレスコープ本体60内に挿入しやすい。
また、差込金具9をテレスコープ本体60内に挿入した後には、第一凸部22F及び第二凸部32Fが確実にテレスコープ本体60の長壁部61の内面及び支柱の内面に当接し、テレスコープ本体60及び支柱12と固定するために係合する力を発揮させることができる。
また、第一脚部20及び第二脚部30の下突出部22Eの高さ寸法は、上突出部22C及び中突出部22Dの高さ寸法よりも小さい。よって、差込金具9はテレスコープ本体60から容易に抜けることがないため、テレスコープ4が既存棚2の延長された支柱12として機能して、テレスコープ用バックボード8を確実に支持することができる。また、テレスコープ4は支柱12からの取り外しが容易にできるため、必要に応じてテレスコープユニット3を既存棚2に取り付けたり、取り外したりすることができる。
また、スペーサ形成工程において、コ字状に形成された折曲部材10の開口側を上向きにして、上方から下方に向けてスペーサ50を挿入する際には、係合部52Q,53Qは基部52P,53Pから下向きに延びている。よって、第一脚部20及び第二脚部30に対してスペーサ50が下側に脱落しようとしても、第一係止孔21B及び第二係止孔31Bに挿入された基部52P,53Pが第一係止孔21B及び第二係止孔31Bの下端で支持されつつ、係合部52Q,53Qが第一係止孔21B及び第二係止孔31Bの下側で第一底壁部21及び第二底壁部31に係合される。したがって、スペーサ50の脱落をより確実に防止することができる。
(変形例1)
図13に示すように、上記に示す実施形態の変形例1に係る物品陳列棚1Xは、既存棚2のベース脚11にテレスコープ4が取り付けられている。
物品陳列棚1Xでは、テレスコープ4のテレスコープ本体60の端部から延びている差込金具9が、キャップ11K(図2参照)の取り外されたベース脚11の前端の開口部11Sに挿嵌されている。
具体的には、テレスコープ本体60の長壁部61の端部及び短壁部62の端部が、ベース脚11の前端に当接する位置まで、差込金具9はベース脚11の前方から挿入されている。
この状態において、第一脚部20の下突出部22E及び第二脚部30の下突出部32Eは、それぞれベース脚11の上側の内面及び下側の内面に当接している。また、第一脚部20の第一凸部22F、第二脚部30の第二凸部32Fのうちベース脚11内に配置されるものは、それぞれベース脚11の左右側の内面に当接している。よって、差込金具9は、ベース脚11内において、前後方向、左右方向及び上下方向の相対位置が位置決めされた状態で、配置されている。
また、テレスコープ4の前端には、キャップ4Kが嵌められている。
本変形例では、ベース脚11と、テレスコープ4とが、接続体を構成している。
このように構成された物品陳列棚1Xでは、テレスコープ4がベース脚11と連結されることで、テレスコープ4が前方に延長されたベース脚11として機能することできる。よって、一対のベース脚11,11の上部に物品を陳列する棚(不図示)を、既存棚2の下部棚17に連続して設けることで、既存棚2より多くの物品を陳列することができる。
(変形例2)
図14及び図15に示すように、上記に示す実施形態の変形例2に係る差込金具9Yは、折曲部材10Yとスペーサ50Yとが一枚の鋼板100Yから、折り曲げられことで形成されている。
図14に示すように、折曲部材10Yは、第一脚部20と、第二脚部30と、第一脚部20と第二脚部30とを連結する連結部40とを有している。
連結部40は、第一脚部20の第一底壁部21の上端から第二脚部30側に向かって90°に折り曲げられているとともに、第二脚部30の第二底壁部31の上端から第一底壁部21側に向かって90°に折り曲げられて形成されている。
スペーサ50Yは、第一脚部20と第二脚部30との間に配置されている。このスペーサ50Yは、連結部40の両端から下方に向かってそれぞれ90°に折り曲げられている。
次に、上記のように構成された差込金具9Yの製造方法について説明する。
図14に示すように、鋼板100Yから、第一鋼板部S1と、第二鋼板部S2と、第一鋼板部S1と第二鋼板部S2との間に配置された連結鋼板部Tとを形成する。
具体的には、連結鋼板部Tと第一鋼板部S1との間には短辺部101に平行なスリット105が形成されている。また、連結鋼板部Tと第二鋼板部S2との間にも短辺部101に平行なスリットTが形成されている。換言すると、スリットは、長手方向X及び短手方向Yに離間して4本形成されている。
この鋼板100Yに対して、上記に示す実施形態と同様に、第一折曲工程を実行する。
次に、第二折曲工程として、連結鋼板部Tにおいて、短辺部101と平行な二本の仮想線Q1,Q2に沿って、90°に山折りする。仮想線Q1,Q2はスリット105の延在方向の延長線上に位置している。
次に、連結鋼板部Rにおいて、長手方向Xに離間する一対のスリット105,105の先端どうしを互いに連結し、長辺部102と平行な仮想線R1,R2に沿って、90°に山折りする。
これにより、連結鋼板部Rにおいて、仮想線R1,Q1,R2及びQ2で囲まれた部分が、折曲部材10Yの連結部40を形成している。また、仮想線R1,R2よりもそれぞれ外側の部分が、スペーサ50Yを形成している。
このように構成された差込金具9Yでは、折曲部材10Yとスペーサ50Yとが、一枚の鋼板100Yから折り曲げられることで形成されている。よって、折曲部材10Yとスペーサ50Yとを互いに溶接等で接合する必要がないため、差込金具9Yのコストを抑えることができる。また、一枚の鋼板100Yを所定の形状に切断して折り曲げるだけで、差込金具9Yが形成されるため、加工が容易である。
また、上述した実施の形態において示した動作手順、あるいは各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、スペーサ50は、差込金具9におけるテレスコープ本体60内に配置される部分に設けられ、既存棚2の支柱12内やベース脚11内に配置される部分には設けられていない。よって、差込金具9がテレスコープ本体60から抜けにくいとともに、支柱12やベース脚11からは所定の力を加えることで抜くことができる。
しかしながら、本発明はこれに限られず、スペーサ50が、差込金部における支柱12内やベース脚11内に配置される部分にも設けられていてもよい。この場合には、差込金具9が支柱12やベース脚11からも抜けにくい構成とすることができる。
また、上記に示す実施形態において、折曲部材10の第一脚部20及び第二脚部30は、互いに離間する方向に向かって開口する断面視コ字状に形成されているが、本発明にこれに限られない。例えば、第一脚部20及び第二脚部30は、互いに対向する方向に向かって開口するように断面視コ字状に形成されていてもよい。また、第一脚部20及び第二脚部30は、互いに離間する方向と交差する方向に向かって開口するように断面視コ字状に形成されていてもよい。
また、上記に示す実施形態において、支柱12とテレスコープ本体60とを接続する継手具を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、支柱と支柱とを上下方向に接続する継手具であってもよいし、ベース脚とベース脚とを前後方向に接続する継手具であってもよい。
また、上記に示す実施形態において、テレスコープ4が取り付けられる什器として、既存の物品陳列棚を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、新品の物品陳列棚にも取付け可能である。
さらには、上記に示す実施形態において、什器として、物品陳列棚を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られず、デスクや、カート、ワゴン等の家具にも適用可能である。
1,1X…物品陳列棚(什器)
4…テレスコープ(継ぎ足し部材)
9,9Y…差込金具(継手具)
10,10Y…折曲部材
11…ベース脚(一方の被接続部材)
12…支柱(一方の被接続部材)
20…第一脚部(挿入部)
21…第一底壁部(底壁部)
22…第一側壁部(側壁部)
21B…第一係止孔(係止孔)
22C…上突出部(第一当接部)
22D…中突出部(第一当接部)
22E…下突出部(第一当接部)
22F…第一凸部(第二当接部)
30…第二脚部(挿入部)
31…第二底壁部(底壁部)
32…第二側壁部(側壁部)
31B…第二係止孔(係止孔)
32C…上突出部(第一当接部)
32D…中突出部(第一当接部)
22E…下突出部(第一当接部)
32F…第二凸部(第二当接部)
40…連結部
50,50Y…スペーサ
51…スペーサ本体(本体部)
52…第一係止部(係止部)
52P,53P…基部
52Q,53Q…係合部
53…第二係止部(係止部)
60…テレスコープ本体(他方の被接続部材、本体部材)
109…加工鋼板(一つの部材)

Claims (13)

  1. 筒状に形成された被接続部材同士を接続する継手具であって、
    互いに間隔を有して配され、それぞれ一方側が一方の前記被接続部材に挿入され、他方側が他方の前記被接続部材に挿入される一対の挿入部と、
    一対の前記挿入部の一方側の端部同士を連結する連結部と、
    一対の前記挿入部の間に配され、一対の前記挿入部を、互いの間隔を押し広げて前記被接続部材に押し付けるスペーサとを備え、
    一対の前記挿入部と前記連結部とは、コ字状に折り曲げられた一つの構成部材により構成され
    前記スペーサは、前記挿入部の前記一方側の端部側に設けられていることを特徴とする継手具。
  2. 請求項1に記載の継手具において、
    一対の前記挿入部は、それぞれ、前記スペーサと当接する板状の底壁部と、該底壁部の両縁から、一対の前記挿入部同士が互いに対向する方向に向けて突出する板状の一対の側壁部とを有した断面コ字状に形成され、
    前記連結部は、一対の前記挿入部の前記底壁部から連続する板状に形成されていることを特徴とする継手具。
  3. 請求項2に記載の継手具において、
    一対の前記側壁部は、それぞれ一対の前記挿入部同士が互いに対向する方向外側に向けて突出し、前記底壁部から突出した先端縁部が前記被接続部材に当接することを特徴とする継手具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の継手具において、
    一対の前記挿入部は、互いに対向する方向外側に向けて突出し、前記被接続部材に当接する第一当接部を有することを特徴とする継手具。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の継手具において、
    一対の前記挿入部は、互いに対向する方向と直交する方向外側に向けて突出し、前記被接続部材に当接する第二当接部を有することを特徴とする継手具。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の継手具において、
    一対の前記挿入部は、それぞれ前記スペーサと対応する位置に設けられた係止孔を有し、
    前記スペーサは、前記挿入部に当接する本体部と、前記本体部から突出し係止孔に挿入される係止部を有することを特徴とする継手具。
  7. 請求項6に記載の継手具において、
    前記係止部は、複数設けられ、少なくとも一つが、前記本体部から突出し係止孔に挿入される基部と、該基部の先端から折り曲げられて突出し、前記挿入部に係合される係合部とを有し、前記基部と前記係合部とにより鍵状に形成されていることを特徴とする継手具。
  8. 請求項7に記載の継手具において、
    前記係合部は、前記基部から、当該係合部が位置する前記他方の被接続部材に前記挿入部が挿入される方向に向けて折り曲げられて突出していることを特徴とする継手具。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の継手具と、
    筒状に形成され、該継手具の一対の前記挿入部のそれぞれ一部が挿入されて前記スペーサにより一対の前記挿入部が押し付けられた本体部材とを備えることを特徴とする継ぎ足し部材。
  10. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の継手具と、
    該継手具で互いに接続された一対の被接続部材とを備える接続体。
  11. 請求項10に記載の接続体により構成されたことを特徴とする什器。
  12. 筒状に形成された被接続部材同士を接続する継手具の製造方法であって、
    一つの部材をコ字状に折り曲げて、互いに間隔を有して対向する部分を、それぞれ一方側を一方の前記被接続部材に挿入し、他方側を他方の前記被接続部材に挿入させる一対の挿入部として構成させる本体部分形成工程と、
    本体部分形成工程で形成された一対の前記挿入部の間に配されて一対の前記挿入部を押し拡げることが可能な形状のスペーサを形成するスペーサ形成工程とを備え
    前記スペーサは、前記挿入部の一方側の端部側に設けられていることを特徴とする継手具の製造方法。
  13. 請求項12に記載の継手具の製造方法において、
    前記本体部分形成工程で折り曲げられる前記一つの部材が、中央の相対的に幅が狭く形成された幅狭部と、該幅狭部の両側に設けられ前記幅狭部よりも相対的に幅が広く形成された一対の幅広部とを有する板状の部材であり、
    前記本体部分形成工程では、前記幅広部における前記幅狭部よりも幅広に突出する部分を折り曲げて断面コ字状に形成して一対の前記挿入部を構成するとともに、前記幅狭部で折り曲げることで、一対の前記挿入部を間隔を有して対向させることを特徴とする継手具の製造方法。
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