JP2582065Y2 - 陳列用トレイ - Google Patents

陳列用トレイ

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JP2582065Y2
JP2582065Y2 JP134993U JP134993U JP2582065Y2 JP 2582065 Y2 JP2582065 Y2 JP 2582065Y2 JP 134993 U JP134993 U JP 134993U JP 134993 U JP134993 U JP 134993U JP 2582065 Y2 JP2582065 Y2 JP 2582065Y2
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tray
wall
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plate
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弘 桑野
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、商品を載置して、陳
列台や陳列棚上に設置される陳列用トレイに関し、特に
商品の販売量に応じて必要な大きさに変化させることが
できる陳列用トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の陳列用トレーの一例としては、実
公昭61−6834号公報記載のものが知られており、
以下、図5及び図6に基づいて説明する。
【0003】図5及び図6に示すように、従来の陳列用
トレイは、段ボール等の板紙により形成された一対のト
レイ部材61a、61bと、連結部材62、及び上記各
トレイ部材61a、61bと連結部材62とに取付けら
れる一対の止具63とから成る。
【0004】上記各トレイ部材61a、61bは、図6
に示すように、底面壁64の前端に前端面壁65を、後
端に後端面壁66を、一側端に上記前端面壁65及び後
端面壁66を連結し、且つ上端縁が傾斜状をなした側面
壁67を立設して成る。
【0005】上記前端面壁65には係止片68が設けら
れ、上記後端面壁66には一対の長孔69が設けられて
いる。
【0006】上記連結部材62は、図6に示すように、
底板70の前端に前端板71を、後端には後端板72を
立設して成り、上記前端板71及び後端板72は、それ
ぞれ上端を内側に折り返して内部に空隙を有する二重構
造となっている。
【0007】上記前端板71の空隙内部には、互いに対
向する係止用突片73が設けられ、上記後端板72は、
上記前端板71より高く形成されると共に、上記長孔6
9に対応する一対の止具取付け孔74が設けられてい
る。
【0008】上記各トレイ部材61a、61bの底面壁
64を上記連結部材62の底板70に重ね合わせ、前端
面壁65を前端板71内に、後端面壁66を後端板72
内に挿入して、上記止具63を上記長孔69と上記止具
取付け孔74とを貫通して取付けると、図5に示す陳列
用トレイが組立てられる。
【0009】各トレイ部材61a、61bは、上記連結
部材62から離脱する前に、上記係止片68と係止用突
片73とが係合されると共に、上記止具63を介して各
トレイ部材61a、61bの挿入方向の移動が、上記長
孔69の長さの範囲内で規制される。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の陳列用トレイは、長孔69が後端面壁66にのみ形
成されており、前端面壁65には係止片68が形成され
て、連結部材62の前端板71の空隙内に形成された係
止用突片73とかみ合う構成となっている。
【0011】従って、上記トレイ部材61a、61bの
スライドを繰り返すことにより、係止片68と係止用突
片73とのかみ合わせが弱くなり、各前端面壁65が前
端板71内から離脱しやすくなるという問題を生じる。
【0012】上記の問題を解決する方法として、前端面
壁65にも長孔69を設け、前端板71に止具取付け孔
74を設けて、止具63を貫通して取付ける方法が考え
られる。しかしながら、この方法によると、トレイ部材
61a、61bの底面壁64上に載置された商品の荷重
を支えるべき両端面壁65、66の強度が弱くなり、そ
の結果、各トレイ部材61a、61bが連結部材62か
ら垂れ下がった状態で折れ曲がりやすくなる、という問
題を生じる。
【0013】そこで、この考案は、トレイ部材が連結部
材から離脱することなく、商品の荷重を支え得る強度を
保持することができる陳列用トレイを提供することを課
題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、底面壁の一側端に側面壁を、前後端
にそれぞれ端面壁を備えた一対のトレイ部材と、底板の
前後端に上端で内側に折り返された二重構造の端板が立
設された連結部材とを有し、上記トレイ部材を左右に配
置し、上記底板の上に上記底面壁を重ね合わせ、二重構
造の端板に端面壁を挿入し、上記連結部材により一対の
トレイ部材を左右に摺動可能に連結して成る陳列用トレ
イにおいて、上記トレイ部材の各底面壁にそれぞれ第一
の貫孔を設け、上記連結部材の端板の内側下端にそれぞ
れ内底板を連設し、上記底板及び各内底板に上記第一の
貫孔と一致する第二の貫孔を設け、第一及び第二の貫孔
の少なくとも一方を横方向の長孔とし、両貫孔を貫通す
る止具により各トレイ部材を上記連結部材に摺動可能に
止着する構成を採用したのである。
【0015】
【作用】各トレイ部材を外側に引き出すと、該トレイ部
材が連結部材の底板と内底板との間を摺動し、横方向の
長孔に形成された第一又は第二の貫孔の先端が止具に当
接すると止まる。
【0016】各トレイ部材を内側に押し入れると、再び
該トレイ部材が連結材の底板と内底板との間を摺動し、
底面壁の側縁相互が突き合わされると止まる。
【0017】
【実施例】図1に示すように、この考案に係る陳列用ト
レイは、一対のトレイ部材21a、21bと、連結部材
1とを有し、図2に示すように、上記トレイ部材21
a、21bは、底面壁22の一側端に側面壁23を、一
端に後端面壁24を、他端に前端面壁25を立設して成
り、上記連結部材1は、底板2の一端に二重構造を有す
る後端板3を、他端に二重構造を有する前端板4を立設
して成る。
【0018】上記トレイ部材21aは、図3に示すブラ
ンク21Aを組立てて成る。なお、上記トレイ部材21
aと21bとは左右対称であり、トレイ部材21bはブ
ランク21Aと左右対称のブランクを組立てて成るが、
ここでは図示及びその説明を省略する。
【0019】図3に示すように、ブランク21Aは底面
壁22の一側端に折目線26を介して側面壁23が連設
され、各折り返し片23a及び23bが、各折目線2
7、27及び28、28を介して連設されている。上記
各折り返し片23a、23bの先端中央には耳片29が
それぞれ設けられ、この耳片29が差し込まれるスリッ
ト30が上記折目線26に設けられている。
【0020】上記底面壁22の一端には、後端面壁部材
24aが折目線31を介して連設され、端縁には二本の
折目線32、32を介して折り返し片24bが、一側端
には折目線33を介して挿入側面壁34が連設されてい
る。
【0021】上記底面壁22の他端には、前端面壁部材
25aが折目線35を介して連設され、端縁には二本の
折目線36、36を介して折り返し片25bが、一側端
には折目線37を介して挿入側面壁38が連設されてい
る。
【0022】上記底面壁22の両端部には、第一の貫孔
である横方向の長孔39が設けられている。
【0023】上記各折目線32、36を折り曲げて、折
り曲げ片24bを後端面壁部材24aに、折り曲げ片2
5bを前端面壁部材25aに重ね合わせ、上記折目線3
1、35を折り曲げて後端面壁部材24a及び前端面壁
部材25aを立ち上げて、図2に示すように、後端面壁
24及び前端面壁25を形成する。
【0024】上記各折目線33、37を折り曲げると共
に、上記折目線26を折り曲げて側面壁23を立ち上
げ、上記各折目線27、28を折り曲げて、上記挿入側
面壁34及び38を、上記側面壁23と各折り曲げ片2
3a、23bとの間に挟み込み、上記耳片29を上記ス
リット30に差し込む。このようにすると、図2に示す
トレイ部材21aが組立てられる。
【0025】上記連結部材1は、図3に示すブランク1
Aを組立てて成る。図3に示すように、底板2の一端
に、後端板部材3a、襠部3b及び折り返し片3cが、
各折目線5、6、7を介して連設され、上記折り返し片
3cの端縁に折目線8を介して内底板9が連設されてい
る。
【0026】上記底板2の他端には、前端板部材4a、
襠部4b及び折り返し片4cが、各折目線10、11、
12を介して連設され、上記折り返し片4cの端縁に折
目線13を介して内底板14が連設されている。
【0027】上記底板2の両端部及び上記各内底板9、
14の内端部に、上記長孔39と一致する第二の貫孔1
5がそれぞれ設けられている。
【0028】上記底板2上に、前述の如く組立てられた
各トレイ部材21a、21bの底面壁22を重ね合わ
せ、上記折目線5、6、7を同方向に折り曲げ、上記折
目線8を反対方向に折り曲げることにより、上記後端面
壁24を二重構造を有する後端板3内に挿入する。同様
に、上記折目線10、11、12を同方向に折り曲げ、
上記折目線13を反対方向に折り曲げることにより、上
記前端面壁25を二重構造を有する前端板4内に挿入す
る。
【0029】上記長孔39と第二の貫孔15とを重ね合
わせ、止具部材51aと51bとを嵌め合わせると、図
1に示すように、陳列用トレイが完成する。
【0030】上記各トレイ部材21a、21bを外側に
引き出すと、該トレイ部材21a、21bが連結部材1
に対して摺動し、底面壁22の長孔39の内端が上記止
具51に当接すると、該トレイ部材21a、21bが引
き出された状態で止まる。
【0031】上記各トレイ部材21a、21bを内側に
押し入れると、該トレイ部材21a、21bが、再び連
結部材1の底板2と各内底板9、14との間を摺動し、
底面壁22の側縁相互が突き合わせられると止まる。
【0032】上記止具51について、止具部材51a、
51bを嵌め合わせる構成に代えて、割ピンを用いても
よい。
【0033】また、上記連結部材1の底板2の裏面に、
図4に示すように、トレイ固定片52を設け、商品陳列
台53の蓋54aと54bとの突き合わせ目に挿入して
保持する構成としてもよい。
【0034】さらに、上記トレイ部材21a、21bの
底面壁22に長孔39を設ける構成に代えて、あるいは
この構成と共に、上記連結部材1の底板2及び内底板
9、14に設けた第二の貫孔15を、同じく横方向の長
孔としてもよい。
【0035】加えて、上記連結部材1の内底板9、14
を重ね合わせて、この重なり部分に第二の貫孔を設ける
構成とすることもできる。
【0036】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る陳列用ト
レイは、各トレイ部材の底面壁に設けた第一の貫孔、あ
るいは連結部材の底板及び内底板に設けた第二の貫孔の
少なくともいずれか一方を横方向の長孔とし、両貫孔を
貫通する止具により両部材を一体化したことから、上記
長孔の長さの範囲内で上記各トレイ部材を摺動自在とす
ることができる。
【0037】従って、各トレイ部材の底面壁に商品の荷
重がかかっても、各端面壁がその荷重を支えることがで
き、各トレイ部材が連結部材から垂れ下がった状態で折
れ曲がることなく、該連結部材の底板と内底板との間に
確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】同上の一部展開図
【図4】同上の使用例を示す斜視図
【図5】従来例の斜視図
【図6】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1、62 連結部材 1A ブランク 2、70 底板 3 後端板 3a 後端板部材 3b 襠部 3c 折り返し片 4 前端板 4a 前端板部材 4b 襠部 4c 折り返し片 5、6、7、8 折目線 9、14 内底板 10、11、12、13 折目線 15 貫孔 21a、21b、61a、61b トレイ部材 21A ブランク 22、64 底面壁 23 側面壁 23a、23b 折り返し片 24 後端面壁 24a 後端面壁部材 24b 折り返し片 25 前端面壁 25a 前端面壁部材 25b 折り返し片 26、27、28 折目線 29 耳片 30 スリット 31、32、33 折目線 34、38 挿入側面壁 35、36、37 折目線 39、69 長孔 51 止具 51a、51b 止具部材 52 トレイ固定片 53 商品陳列台 54a、54b 蓋 65 前端面壁 66 後端面壁 67 側面壁 68 係止片 71 前端板 72 後端板 73 係止用突片 74 止具取付け孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面壁の一側端に側面壁を、前後端にそ
    れぞれ端面壁を備えた一対のトレイ部材と、底板の前後
    端に上端で内側に折り返された二重構造の端板が立設さ
    れた連結部材とを有し、上記トレイ部材を左右に配置
    し、上記底板の上に上記底面壁を重ね合わせ、二重構造
    の端板に端面壁を挿入し、上記連結部材により一対のト
    レイ部材を左右に摺動可能に連結して成る陳列用トレイ
    において、上記トレイ部材の各底面壁にそれぞれ第一の
    貫孔を設け、上記連結部材の端板の内側下端にそれぞれ
    内底板を連設し、上記底板及び各内底板に上記第一の貫
    孔と一致する第二の貫孔を設け、第一及び第二の貫孔の
    少なくとも一方を横方向の長孔とし、両貫孔を貫通する
    止具により各トレイ部材を上記連結部材に摺動可能に止
    着したことを特徴とする陳列用トレイ。
JP134993U 1993-01-22 1993-01-22 陳列用トレイ Expired - Lifetime JP2582065Y2 (ja)

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