JP3707928B2 - ヒンジ部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの部材を折り畳み自在に連結するヒンジ部材に関するものであり、特に、種々の物品の保管、輸送或いは搬送等に使用される折り畳みコンテナーに適用されるヒンジ部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下に、図6〜11を用いて、折り畳みコンテナーに適用された従来のヒンジ部材について説明する。
【0003】
折り畳みコンテナーは、一例として、図6に示されているように、上部フレーム1、側壁2及び底部3とから構成されており、そして、側壁2は相対する分割されていない側壁2a(以下、「はね上げ側壁」と称する。)及び相対する上下に分割された側壁2b、2c(以下、「分割側壁」と称する。)とから構成されている。上下に分割して構成された分割側壁2b、2cは、従来、後述するようなヒンジ部材4により連結されている。そして、図6に示されているように、箱型に組み立てられた状態から、図7に示されているように、はね上げ側壁2aを、上部フレーム1に配設された枢軸を中心に、上部フレーム1付近まで回動させ、次いで、分割側壁2b、2cをヒンジ部材4を軸として、折り畳みコンテナーの内側方向に屈曲させることにより、折り畳みコンテナーを折り畳むことができるように構成されている。
【0004】
次に、図8〜11を用いて、従来の折り畳みコンテナーのヒンジ部材4について説明する。
【0005】
上方に位置する分割側壁2bには、分割側壁2bの下側面側及び表面側が開放された凹部5aが形成されており、また、下方に位置する分割側壁2cには、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aに相対するように、下方に位置する分割側壁2cの上側面側及び表面側が開放された凹部5bが形成されている。そして、折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態において、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aと下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bとにより、正面形状が方形状で所定の深さを有するヒンジ部材用凹部5が形成されるように構成されている。また、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成する分割側壁2bの相対する垂直壁2b’には、それぞれ、後述するヒンジ部材4の軸部が挿入可能な透孔6aが穿設されている。同様に、下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成する分割側壁2cの相対する垂直壁2c’にも、それぞれ、ヒンジ部材4の軸部が挿入可能な透孔6bが穿設されている。
【0006】
ヒンジ部材4は、上述したヒンジ部材用凹部5の縦幅h1より狭い縦幅h2を有するとともに、ヒンジ部材用凹部5の横幅w1より狭い横幅w2を有し、且つ、ヒンジ部材用凹部5の深さd1と略同じ厚さd2を有する直方体状の本体部4aと、本体部4aの相対する垂直側壁4bから、それぞれ、水平状に平行に突設された軸部4c、4dとから構成されている。一方の垂直側壁4bから突設された一対の軸部4cの先端には、傾斜面4c’が形成されている。
【0007】
次に、上述したような構成を有するヒンジ部材4により、上方に位置する分割側壁2bと下方に位置する分割側壁2cとを連結する手段について説明する。
【0008】
先ず最初に、図9に示されているように、ヒンジ部材4の傾斜面4c’が形成されていない、一対の軸部4dを、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成する一方の垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成する一方の垂直壁2c’に形成された透孔6bに、軸部4dの根元付近まで挿通する。この時点では、もう一方の一対の軸部4cの先端に形成されている傾斜面4c’が、ヒンジ部材用凹部5を構成する分割側壁2bのもう一方の垂直壁2b’の角部2b”及び分割側壁2cのもう一方の垂直壁2c’の角部2c”に当接している。この状態から、ヒンジ部材4の軸部4c或いは軸部4c側の本体部4aを、ヒンジ部材用凹部5の深さ方向に押圧して、軸部4c、4dや本体部4aを変形させることにより、軸部4cを、ヒンジ部材用凹部5に押し込むとともに、図10に示されているように、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成する垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成する垂直壁2c’に形成された透孔6bに、ヒンジ部材4の軸部4dを挿通する。次いで、図11に示されているように、ヒンジ部材4を左方向に移動させて、傾斜面4c’が形成されている軸部4cを、より深く、分割側壁2bの垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び分割側壁2cの垂直壁2c’に形成された透孔6bに差し込むようにして、分割側壁2b、2cを、ヒンジ部材4により連結する。このような、ヒンジ部材4による分割側壁2b、2cの連結箇所は、複数、設けるように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、ヒンジ部材4が、直方体状の本体部4aと軸部4c、4dから構成されており、ヒンジ部材4により、分割側壁2b、2cを連結する際には、分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’に形成された透孔6a、6bに、一方の軸部4dの根元付近まで挿通して、ヒンジ部材4の本体部4aの垂直側壁4bを、分割側壁2b、2cの一方の垂直壁2b’、2c’に接近させて、もう一方の軸部4cの傾斜面4c’が、分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’の角部2b”、2c”に当接するようにし、その後、ヒンジ部材4を変形させることにより、軸部4cを、透孔6a、6bに挿入するように構成されているので、ヒンジ部材4の本体部4aの横幅w2を、ヒンジ部材用凹部5の横幅w1に近いものとすると、傾斜面4c’が形成されている軸部4cを短くしなければならず、さもないと、ヒンジ部材4の変形のみでは、軸部4cを、ヒンジ部材用凹部5に押し込むことができないし、また、ヒンジ部材用凹部5に押し込んだとしても、軸部4cの透孔6a、6bへの挿入量が少ないので、軸部4cが透孔6a、6bから抜け出やすくなるという問題があった。また、ヒンジ部材4を変形させることにより、ヒンジ部材用凹部5に押し込むために、ヒンジ部材4の軸4c、4dが曲がる等の損傷を受けるという問題があった。従って、図11に示されているように、ヒンジ部材4の本体部4aの垂直側壁4bと分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’との間には大きな隙間が生じ、折り畳みコンテナーの見た目が悪くなるとともに、ヒンジ部材4が左右に移動しやすく、ヒンジ部材4が一方に寄った場合には、一方の軸部4c、4dの透孔6a、6bへの挿入量が少なくなり、挿入量の少なくなった何方か一方の軸部4c、4dが透孔6a、6bから抜け易くなるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、上述した従来のヒンジ部材が有する課題を解決するとともに、分割側壁等の折り畳み自在な部材の連結作業の作業性が向上したヒンジ部材を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、第1には、ヒンジ部材の本体部の一方の相対する側壁に、それぞれ、長軸部と短軸部を突設するとともに、ボス孔を穿設し、且つ、上記本体部に連結された、ヒンジ部材用凹部の開口部と略同じ大きさを有するカバー部には、上記ボス孔に嵌合可能なフックを突設するとともに、前記長軸部が嵌合される係合凹部を有する係合壁が形成されたているものであり、第2には、上記ヒンジ部材を、折り畳みコンテナーを構成する各部材或いは折り畳みコンテナーと蓋とのヒンジ結合に適用したものである。
【0012】
【実施例】
以下に、図1〜5を用いて、本発明のヒンジ部材を、折り畳みコンテナーに適用した実施例について説明するが、本発明の趣旨を超えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0013】
10は、平面形状が略方形状のヒンジ部材Hの本体部であり、本体部10の縦幅h3は、ヒンジ部材用凹部5の縦幅h1より、若干、狭く形成されており、本体部10の横幅w3は、上述した従来のヒンジ部材4の横幅w2より狭い幅に形成されている。本体部10の一方の相対する側壁10a、10bには、該側壁10a、10bに対して垂直に、それぞれ、2本ずつ平行な軸部10c、10dが突設されており、図1及び図2等において、左側に位置する2本の平行な軸部10cは、右側に位置する2本の平行な軸部10dより長くなるように構成されている。なお、以下においては、説明の都合上、左側に位置する長い軸部10cを、長軸部と称し、右側に位置する短い軸部10dを短軸部と称する。
【0014】
本体部10の板状部10eには、長軸部10c及び短軸部10dが延在する方向に、所定の間隔を置いて2つのボス孔10fが穿設されている。また、板状部10eの上面の縁部に沿って周辺リブ10gが形成されており、短軸部10dが突設されている側に位置する周辺リブ10gの1辺の両端部には、所定の間隔を置いて、周辺リブ10gより高い垂直リブ10hが形成されている。また、板状部10eの裏面には、長軸部10c及び短軸部10dが突設された辺に沿って、端部リブ10i及び該端部リブ10iの中間に中間リブ10jが形成されている。
【0015】
11は、縦幅h4が、板状部10eの縦幅h3と略同じで、横幅w4が、本体部10の横幅w3より長く、ヒンジ部材用凹部5の横幅w1より、若干、狭い横幅w4を有する板状のカバー部であり、該カバー部11は、上述した周辺リブ10gの1辺の両端部に、所定の間隔を置いて形成された垂直リブ10hの高さと略同じ長さを有する薄肉片12により、本体部10の板状部10eの裏面に形成されたカバー部11側の端部リブ10iの下端角部と連結されており、上記の薄肉片12は、本体部10とカバー部11を連結するヒンジとしての機能を有する。
【0016】
カバー部11の上面には、直径方向に割り溝13aを有する2つの円筒状フック13が、本体部10の板状部10eに穿設された2つボス孔10fの間隔と同じ間隔を有して突設されおり、円筒状フック13の上部には、係止突起13bが形成されている。14は、カバー部11の本体部10側と反対側に位置する辺に沿って、円筒状フック13と同じ側に突設された係合壁であり、係合壁14には、本体部10の2つの長軸部10cと同じ間隔で、長軸部10cの直径より小さい開口部14a’を有する、2つの略円形状の係合凹部14aが形成されている。
【0017】
ヒンジとしての機能を有する薄肉片12を介して、図1に示されている本体部10の上面上に、カバー部11の上面を重ねるように折り畳んだ際には、本体部10の板状部10eに穿設された2つボス孔10fに、カバー部11の上面に突設された2つの円筒状フック13が嵌入されて、円筒状フック13に形成された係止突起13bが、本体部10の板状部10eの裏面に係合されるとともに、本体部10の2つの長軸部10cに、カバー部11の係合壁14に形成された係合凹部14aが嵌合されて、図3に示されているように、本体部10とカバー部11とが重なり合うように結合されるように構成されている。15は、カバー部11の上面に、適宜必要に応じて形成された、係合壁14と平行及び垂直に延びる複数の補強リブであり、また、本体部10の長軸部10c側の周辺リブ10gの中央には、本体部10とカバー部11とを重ね合わせた際に、カバー部11に形成された補強リブ15の係合壁14側の水平部15aが挿入される溝部10kが形成されている。
【0018】
次に、上述した構成を有するヒンジ部材Hを用いて、上方に位置する分割側壁2bと下方に位置する分割側壁2cとを連結する手段について説明する。
【0019】
先ず最初に、図5(a)に示されているように、ヒンジとしての機能を有する薄肉片12を介して、本体部10とカバー部11とを屈曲させた状態にする。次いで、本体部10の2つの長軸部10cを、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成する一方の垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成する一方の垂直壁2c’に形成された透孔6bに、長軸部10cの根元付近まで挿通する。上記のように、上方に位置する分割側壁2bの垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cの垂直壁2c’に形成された透孔6bに、長軸部10cの根元付近までが挿通された際には、短軸部10dの先端の位置が、長軸部10cが挿通された透孔6a、6bが穿設された垂直壁2b’、2c’と反対側に位置する垂直壁2b’、2c’より、ヒンジ部材用凹部5側に接近して位置するように構成されている。従って、本体部10の2つの長軸部10cを、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成する一方の垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成する一方の垂直壁2c’に形成された透孔6bに、長軸部10cの根元付近まで挿通すると、短軸部10dは、ヒンジ部材用凹部5を構成する分割側壁2c、2bのもう一方の垂直壁2b’、2c’に当接することなく、本体部10及び短軸部10dが、ヒンジ部材用凹部5に挿入されることになる。
【0020】
次いで、図5(b)に示されているように、ヒンジ部材Hを右方向に移動させて、本体部10に突設された一対の短軸部10dを、上方に位置する分割側壁2bに形成された凹部5aを構成するもう一方の垂直壁2b’に穿設された透孔6a及び下方に位置する分割側壁2cに形成された凹部5bを構成するもう一方の垂直壁2c’に形成された透孔6bに挿通する。
【0021】
次いで、ヒンジとしての機能を有する薄肉片12を介して、本体部10の上面上にカバー部11の上面を重ねるように折り畳み、本体部10の板状部10eに穿設された2つボス孔10fに、カバー部11の上面に突設された2つの円筒状フック13を嵌入し、円筒状フック13に形成された係止突起13bを、本体部10の板状部10eの裏面に係合させるとともに、本体部10の2つの長軸部10cに、係合壁14に形成された係合凹部14aを嵌合させて、図5(c)に示されているように、本体部10とカバー部11とを重ね合わせる。
【0022】
本発明においては、上述したように、本体部10の縦幅h3及びカバー部11の縦幅h4が、ヒンジ部材用凹部5の縦幅h1より、若干、狭い程度に形成されているとともに、ヒンジ部材Hのカバー部11の横幅w4が、ヒンジ部材用凹部5の横幅w1より、若干、狭くなる程度に構成されているので、ヒンジ部材用凹部5に、ヒンジ部材Hを構成するカバー部11が略ぴったりと嵌合し、上述した従来の折り畳みコンテナーのように、ヒンジ部材4の本体部4aの垂直側壁4bと分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’との間には大きな隙間が生じ、折り畳みコンテナーの見た目が悪くなるというような課題が解決されるとともに、本体部10に突設された長軸部10c及び短軸部10dが、共に、分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’に形成された透孔6a、6bに十分な長さに亘たって挿入されるので、長軸部10c及び短軸部10dが、分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’に形成された透孔6a、6bから抜け出るようなことが防止できる。
【0023】
更に、ヒンジ部材用凹部5に、ヒンジ部材Hを構成するカバー部11が略ぴったりと嵌合しているので、ヒンジ部材Hが、左右に移動することがないので、ヒンジ部材Hが一方に寄った際に、従来の折り畳みコンテナーのヒンジ部材4のように、長軸部10c及び短軸部10dの何方の、分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’に形成された透孔6a、6bへの挿入量が少なくなるようなことがなく、従って、長軸部10c及び短軸部10dの何れかが分割側壁2b、2cの垂直壁2b’、2c’に形成された透孔6a、6bから抜け出るようなことが防止できる。
【0024】
更にまた、本発明においては、従来の折り畳みコンテナーのように、分割側壁2b、2cをヒンジ部材4を介して連結させる際に、ヒンジ部材4を、無理して、ヒンジ部材用凹部5に押し込むようなことがないために、ヒンジ部材4が変形し、損傷を受けるようなことが防止できるとともに、ヒンジ部材4を、無理して、ヒンジ部材用凹部5に押し込むようなことがないために、分割側壁2b、2cをヒンジ部材4を介して連結させる連結作業の作業性が向上する。
【0025】
上述したヒンジ部材Hは、本体部10やカバー部11等を別体に形成し、組み立てることもできるが、射出成形等により、合成樹脂で一体に成形されることが好ましい。また、折り畳みコンテナーの分割側壁2b、2cに、上述したヒンジ部材Hを適用した実施例を説明したが、折り畳みコンテナーに被蓋される蓋と上部フレーム1とのヒンジ結合或いは上部フレーム1とはね上げ側壁2aとのヒンジ結合等、折り畳みコンテナーを構成する各部材のヒンジ結合に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】
ヒンジ部材とヒンジ部材用凹部との間に、大きな隙間が形成されないので、ヒンジ部材が適用される折り畳みコンテナー等の見た目が向上する。
【0028】
本体部に突設された長軸部及び短軸部が、共に、ヒンジ部材により連結される分割側壁等の部材に形成された透孔に、十分な長さに亘たって挿入されるので、長軸部及び短軸部が、上記透孔から抜け出るようなことが防止できる。
【0029】
ヒンジ部材用凹部に、ヒンジ部材が略ぴったりと嵌合しているので、ヒンジ部材が、左右に移動することがない。
【0030】
従来のように、ヒンジ部材により連結される分割側壁等の部材を、ヒンジ部材を介して連結させる際に、ヒンジ部材を、無理して、ヒンジ部材用凹部に押し込むようなことがないために、ヒンジ部材が変形し、損傷を受けるようなことが防止できるとともに、ヒンジ部材を、無理して、ヒンジ部材用凹部に押し込むようなことがないために、ヒンジ部材を介して連結させる部材の連結作業の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒンジ部材の展開斜視図である。
【図2】本発明のヒンジ部材の展開平面図である。
【図3】本発明のヒンジ部材の斜視図である。
【図4】図2のI−I線に沿った垂直断面図である。
【図5】本発明のヒンジ部材の連結作業順序を説明するための図2と同様のヒンジ部材の垂直断面を含む連結される部材の正面図である。
【図6】ヒンジ部材が適用される一例としての折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図7】図6と同様のヒンジ部材が適用される一例としての折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図8】従来のヒンジ部材の斜視図である。
【図9】従来のヒンジ部材の連結作業を説明するためのヒンジ部材を含む連結される部材の正面図である。
【図10】従来のヒンジ部材の平面図である。
【図11】図11と同様の従来のヒンジ部材の平面図である。
【符号の説明】
H・・・・・・・・・ヒンジ部材
10・・・・・・・・本体部
10c・・・・・・・長軸部
10d・・・・・・・短軸部
10f・・・・・・・ボス孔
11・・・・・・・・カバー部
13・・・・・・・・フック
14・・・・・・・・係合壁
14a・・・・・・・係合凹部

Claims (2)

  1. 本体部の一方の相対する側壁に、それぞれ、長軸部と短軸部を突設するとともに、ボス孔を穿設し、且つ、上記本体部に連結された、ヒンジ部材用凹部の開口部と略同じ大きさを有するカバー部には、上記ボス孔に嵌合可能なフックを突設するとともに、前記長軸部が嵌合される係合凹部を有する係合壁が形成されたていることを特徴とするヒンジ部材。
  2. 折り畳みコンテナーを構成する各部材或いは折り畳みコンテナーと蓋とのヒンジ結合に適用されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ部材。
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