JPH0547051Y2 - - Google Patents

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JPH0547051Y2
JPH0547051Y2 JP1990062042U JP6204290U JPH0547051Y2 JP H0547051 Y2 JPH0547051 Y2 JP H0547051Y2 JP 1990062042 U JP1990062042 U JP 1990062042U JP 6204290 U JP6204290 U JP 6204290U JP H0547051 Y2 JPH0547051 Y2 JP H0547051Y2
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engaging
protrusion
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JP1990062042U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばトマト等の野菜を包装する
のによく用いられている上面開口部に棧板等の上
面板を有する包装箱、特にその上面板の固定が確
実に行える包装箱に関する。
〔従来の技術と考案の課題〕 この種の包装箱としては、第8図に示すよう
に、上面板51の両端部に係合突起53を有する
突片52を連設し、二重側壁54の上端面に設け
られた長孔55および切目56に前記突片52を
差し込むことにより前記係合突起53を長孔55
に引掛け、上面板51およびそれに連なる端壁5
7を固定するようにしたものがある。
ところが、このような固定の仕方であれば、差
し込まれた突片52の係合突起53が必ず切目5
6以外の部分に引掛かるわけではないので、場合
によつては、差し込まれた切目56から再び外れ
てしまうことがある。
このため、上面板をもつてこの包装箱を移動さ
せたりすると、上面板が外れて中の野菜等を落と
してしまうという危険性がある。
そこで、この考案の課題は、上面板の固定手段
を改良することにより、組み立てが簡単でしかも
上面板の固定を確実に行うことのできる包装箱を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この考案は、矩形
の底壁11と、底壁11の左右の両側辺に設けら
れた側壁12と、底壁11の前後辺に設けられた
端壁13とを備え、側壁12の上端に内向きに端
面板12aを設け、端壁13の上端に内向きに端
面板12aの上面に折り重ねられる上面板14を
設け、上面板14の両側辺に折目線16を介して
差し込み片15を設け、この差し込み片15を差
し込む差し込み穴18を前記端面板12aに形成
した段ボール等の厚紙製の包装箱において、前記
差し込み片15の前後辺の少なくとも一方に係合
突片17を形成し、前記差し込み穴18の左右方
向の幅を前記差し込み片15の厚さよりも広く形
成し、前記差し込み穴18の前後辺の少なくとも
一方を傾斜させて前記係合突片17が引掛かかる
係合部19を形成し、少なくとも前記折目線16
の係合突片17側を前記係合部19が形成された
差し込み穴18の一側辺側にずらせて設ける構成
を採用したのである。
〔作用〕
以上のように構成された包装箱は、差し込み片
15を差し込み穴18に挿入すると、係合突片1
7が係合部19により箱の内側または外側に自然
に押されて若干変形すると共に側壁12がたわん
で差し込み片15が相対的に差し込み穴18の他
側辺側にスライドしながら入つていく。
そして、差し込み片15が、差し込み穴18の
他側辺側で折目線16部分まで挿入されると、係
合突片17が係合部19を形成した差し込み穴1
8の一側辺側に相対的に引き寄せられ、係合部1
9に引掛かかつてその状態が保持される。
〔実施例〕
以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図および第2図に示すように、この包装箱
は、底壁11の左右両側辺に設けられた側壁構成
板を折り曲げて上端に端面板12aを有する二重
構造の側壁12を形成し、底壁11の前後辺に設
けられた端壁13には上端に前記端面板12aの
上面に折り重ねられる上面板14を設けたもので
ある。
前記上面板14の両側辺には、折目線16を介
して差し込み片15が連設され、この差し込み片
15の前記上面板14の先端側には係合突片17
が形成されている。
また、前記端面板12aには、前記差し込み片
15を差し込むための差し込み穴18が形成され
ている。この差し込み穴18は、その左右方向の
幅が前記差し込み片15の厚さよりも広く形成さ
れ、箱の中央側の端辺18aが内側辺18cに向
つてそれぞれ端壁13側に傾斜して前記係合突片
17の係合部19を形成している。
前記折目線16は、係合突片17側が前記差し
込み穴18の内側辺18c側に、係合突片17の
反対側が前記差し込み穴18の外側辺18b側に
対応するように傾けて設けてある。
従つて、箱を組み立てる際に、前記差し込み片
15を差し込み穴18の外側辺18b側に差し込
むと、前記係合部19によつて係合突片17が外
側に自然に押されて若干変形すると共に側壁12
がたわんで差し込み片15が相対的に他側辺側に
スライドしながら入つていく。そして、差し込み
片15が差し込み穴18の他側辺側で折目線16
部分まで挿入されると、係合突片17が端面板1
2aの下側に位置し、第3図に示すように、差し
込み穴18の内側辺18c側に相対的に引き寄せ
られて係合部19に引掛かる。このとき、折目線
16が差し込み穴18の一側辺側から他側辺側に
傾斜しているため、係合部19と係合突片17と
の交叉角度が大きくなつて係合が解除されにく
い。
また、商品を入れる際に上面板14を開放した
い場合には、第4図に示すように、差し込み穴1
8の下側の側壁12部分を、箱の内側に押し込む
と、側壁12がたわんで係合突片17と差し込み
穴18との相対位置がずれて係合突片17が係合
部19から簡単に外れる。
なお、前記差し込み穴18における係合部19
の形成位置は、例示のように、差し込み穴18の
内側辺18c側に限定されず、第5図および第6
図に示すように、外側辺18b側に設けてもよい
し、左右の差し込み穴18で互いに逆の配置にす
ることもできる。
また、係合突片17は差し込み片15の前後両
辺に設けてもよいが、その場合は、係合部19を
差し込み穴18の前後に設けておく必要がある。
また、この種の箱を機械で組み立てる場合、差
し込み片15と差し込み穴18との位置合わせが
難かしく、装置自体の構造が複雑になつている。
このため、第7図に示すように、側壁12部分ま
で差し込み穴18を拡大しておくと、差し込み片
15を側方に押し付けるだけで簡単に位置合わせ
が行え、装置の簡略化を図ることができる。
〔効果〕 以上のように、この考案の包装箱は、係合部1
9を傾斜させ、折目線16の係合突片17側をそ
の係合部が形成された差し込み穴18の一側辺側
にずらせて設ける構成を採用したため、差し込み
片15を差し込み穴18に挿入すると、差し込み
片15が自然に差し込み穴18の他側辺側にスラ
イドし、差し込み穴18にスムーズに差し込まれ
る。また、差し込み片15が完全に挿入された状
態では係合突片17が差し込み穴18の一側辺側
に引き寄せられ、係合部19に引掛かつてその状
態が保持される。
このため、上面板をもつて包装箱を移動させた
場合でも上面板が外れて内容物を落してしまうと
いつた危険性はなく、箱の組み立て作業も従来同
様簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を要部を示す
斜視図、第2図は同上の全体を示す斜視図、第3
図は係合突片の係合状態を示す拡大平面図、第4
図は係合突片の係合を解除した状態を示す平面
図、第5図および第6図は変形例を示す平面図、
第7図は他の実施例の要部を示す斜視図、第8図
は従来例の要部を示す斜視図である。 11……底壁、12……側壁、12a……端面
板、13……端壁、14……上面板、15……差
し込み片、16……折目線、17……係合突片、
18……差し込み穴、18a……端辺、18b…
…外側辺、18c……内側辺、18d……切り欠
き、19……係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 矩形の底壁11と、底壁11の左右の両側辺に
    設けられた側壁12と、底壁11の前後辺に設け
    られた端壁13とを備え、側壁12の上端に内向
    きに端面板12aを設け、端壁13の上端に内向
    きに端面板12aの上面に折り重ねられる上面板
    14を設け、上面板14の両側辺に折目線16を
    介して差し込み片15を設け、この差し込み片1
    5を差し込む差し込み穴18を前記端面板12a
    に形成した段ボール等の厚紙製の包装箱におい
    て、前記差し込み片15の前後辺の少なくとも一
    方に係合突片17を形成し、前記差し込み穴18
    の左右方向の幅を前記差し込み片15の厚さより
    も広く形成し、前記差し込み穴18の前後辺の少
    なくとも一方を傾斜させて前記係合突片17が引
    掛かかる係合部19を形成し、少なくとも前記折
    目線16の係合突片17側を前記係合部19が形
    成された差し込み穴18の一側辺側にずらせて設
    けたことを特徴とする包装箱。
JP1990062042U 1990-06-11 1990-06-11 Expired - Lifetime JPH0547051Y2 (ja)

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JP1990062042U JPH0547051Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990062042U JPH0547051Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11

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Publication Number Publication Date
JPH0421419U JPH0421419U (ja) 1992-02-24
JPH0547051Y2 true JPH0547051Y2 (ja) 1993-12-10

Family

ID=31590835

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JP1990062042U Expired - Lifetime JPH0547051Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133140U (ja) * 1974-08-31 1976-03-11

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Publication number Publication date
JPH0421419U (ja) 1992-02-24

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